山本美月と玉城ティナが出演し、日本を代表する2大ホラーキャラクターが共演&対決する話題作『貞子vs伽椰子』。いよいよ公開間近となったが、本日1日(水)、北海道・札幌ドームにて行われた、北海道日本ハムファイターズ×東京ヤクルトスワローズ戦にて、貞子、伽椰子、俊雄が登場し、始球式イベントを行った。高校野球において毎年のように囁かれる言葉、「甲子園には魔物が棲んでいる」。しかし魔物ならまだマシ。この日、ペナントを巡って白熱するプロ野球のグラウンドに、魔物よりも恐ろしい日本最恐の怨霊たちが降り立った。ホームチームであるファイターズを鼓舞するファイターズガールのダンスに場内が沸く中、突如、バックスクリーンのオーロラビジョンに異変が。ノイズが発生し徐々に映像は消え、やがて砂嵐状態に。怯えたファイターズガールがグランドから去り、異常事態に観衆がザワつき始めると、ビジョンには画面から這い出てくる貞子の姿が!慄く場内、そして泣き出す子どもたち。その刹那、実体としてグランドに登場した貞子がなぜかグローブとボールを携えマウンドへ。さらに出現したのは本作で貞子と衝突する伽椰子。伽椰子もまた、なぜか金属バットを片手にバッターボックスに向かっていく。その傍には俊雄の姿が。場内DJにより、「ファーストピッチセレモニー(試合や始球式の前に行われるセレモニー)」として“野球対決”する旨が告げられると、観衆のボルテージは一気に沸点を超え、もはや異様な盛り上がりになっていた。登場した貞子は日本人メジャーリーガー・前田健太ばりのマエケン体操を見せつけ伽椰子を挑発。ファイターズの人気選手・中田翔の尻振りルーティンを炸裂させて貞子に対抗する伽椰子。それをじっと体育座りで見つめる俊雄…。日本プロ野球始まって以来のカオスすぎる光景に、観衆のテンションは最高潮!そしてついに、貞子が大きくふりかぶった見事なフォームから、渾身の魔球を放つ!しかもまさかの豪速球!それに負けじと豪快にフルスイングする伽椰子。そのバッドは見事にボールを捉え、三遊間を抜けるクリーンヒット! ビジョンに表示されたスピードガンの数値は、時速96kmを記録していた。すぐさま一塁に走ろうとする伽椰子だったがわずか数歩でグランドにへたり込んでしまう。そう、彼女は本来立って歩けないキャラクターなのだ…。しかし次の瞬間、伽椰子の背後から白い影が。それは母親の代わりに一塁へ向かおうと全力疾走する俊雄だった。彼のTシャツには「 I (LOVE) 伽椰子」の文字。札幌ドームに炸裂する怨霊の親子愛が垣間見られる一面も。そんな俊雄の姿を呆然と見やりながら、敗戦のショックでマウンド上にパタリと倒れこむ貞子。俊雄は一塁を踏むと、すぐに踵を返して母の元へ駆け寄り、親子水入らずで歴史的な大勝利を喜び合った。衝撃の連続にどよめきの止まらない観衆をよそに、ファイターズのマスコットキャラクター「B・B」に肩を借りながら、貞子が退場し大盛況のうちに幕を閉じた。偶然手にしたビデオデッキを再生した女子大生・有里(山本美月)。そこには、観るもおぞましい映像があった。観た者は、貞子から電話がかかってきて2日後に必ず死ぬという「呪いのビデオ」。そのときから奇妙な現象が始まるのだった。一方、親の転勤で引っ越してきたばかりの女子高生・鈴花(玉城ティナ)は、向かいの空き家が気になっていた。入ったら行方不明になるという噂の「呪いの家」。とある事件から家に足を踏み入れてしまったのを機に、彼女の身と家族に不可解な出来事が起き始める…。「呪いのビデオ」と「呪いの家」、2つの呪いを解くため立ち上がった、霊媒師・経蔵(安藤政信)。彼が企てる秘策…、それは拮抗した力を持つ貞子と伽椰子を激突させ、同時に2つの呪い滅ぼすという驚くべき計画だった――!『貞子vs伽椰子』は6月18日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月01日7月16日公開の『HiGH&LOW THE MOVIE』の特典付きムビチケカードが、6月4日(土)より全国上映劇場にて販売されることがこのほど決定。特典には、10種から選べるクリアファイルが数量限定でついてくるようだ。「SWORD」地区――。「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」5つのチームが拮抗していることから頭文字をとってそう呼ばれていた。その地区に伝説の男が戻ってくるところから物語は始まる。とある事件を機に表舞台から姿を消していた、チーム「ムゲン」の総長・琥珀(AKIRA)である。SWORD地区の支配を目論む李(V.I)と手を組んだ琥珀は、湾岸地区のチーム「MIGHTY WARRIORS」、TOWN地区の「DOUBT」を引き連れ急襲、日常は脆くも崩れ去る。かつて自らが慕った琥珀、そして琥珀率いる総勢500人の大群を前に、山王連合会のコブラ(岩田剛典)、ヤマト(鈴木伸之)は立ち上がる。SWORD各チームもそれに呼応、そこに琥珀と並び最強と称された雅貴(TAKAHIRO)、広斗(登坂広臣)ら雨宮兄弟も参戦、過去から未来へ、いまSWORD地区は未曾有の事態へと突入する…。EXILE HIROが企画プロデュースを担当し、本映画を軸に、ドラマ、漫画、ライブツアーなど、様々なメディアコンテンツを展開するプロジェクト「HiGH&LOW」。キャストには「EXILE」をはじめ、「劇団EXILE」、「三代目J Soul Brothers」、「GENERATIONS」、「E-girls」といった「EXILE TRIBE」のメンバーが総出演するほか、YOU、小泉今日子、ゴールデンボンバー、「BIGBANG」のV.Iなど、様々な出演者が集結している。5月7日(土)より“2週間限定”で公開したドラマシーズン1総集編『ROAD TO HiGH&LOW』は、「何回観ても感動する。泣ける」「最高すぎた」などと大反響を呼び、同月21日(土)からも公開延長が決定。引き続き人気を博しており、本作公開に向けてますます期待が高まっている。そして今月4日(土)より販売開始される本作の特典付きムビチケカードの特典は、『ROAD TO HiGH&LOW』にて好評だった、チーム別クリアファイルからビジュアルを全て一新し、新たなチームビジュアルやキャストの組み合わせから構成された、“選べる全10種類”の特製クリアファイルだ。また同日、「EXILE TRIBE STATION TOKYO・OSAKA」でもムビチケカードを販売し、EXILE TRIBE STATIONでの購入者には、限定特典として雨宮兄弟(TAKAHIRO・登坂広臣)の限定ビジュアルクリアファイルをプレゼントするという。いずれも数量限定のプレゼントとなっており、ファンはぜひともゲットしておきたいひとつとなっている。『HiGH&LOW THE MOVIE』7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月01日公開後、SNSでは賞賛の声が並び、「ぴあ」満足度ランキングで1位を獲得するなど注目を集める鈴木亮平主演『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』。このほど、やけにクールなアニメーション映像を含む、初公開シーン満載の本作のエンディング映像が、公式YouTubeにて解禁となった。12館スタートの小規模公開の映画ながら動員数13万人、興行収入2億円のスマッシュヒットを記録した前作から約3年。すっかり売れっ子俳優となった鈴木さんほか、清水富美加、ムロツヨシら前作からのキャストに、柳楽優弥もまさかの参戦を果たした本作。パンティを被った興奮の力で悪を倒すヒーロー“変態仮面”を再び演じた鈴木さんは、世界標準のボディを目指し、前作よりもひと回り大きく体をつくり、福田雄一監督からのリクエストで社交ダンスに通うなど、今までにないアクションを実現。初日舞台挨拶では鈴木さんが「本物のヒーローを観たいなら、これを見ろ!」と宣言した通り、数々の海外のヒーローものを凌駕するほど(?)スケールアップした続編は、すでに4か国の映画祭に参加が決定、欧米も含め20か国以上から公開オファーが届くなど、海外からも熱い視線を送られている。そんな中、本作の禁断のエンディング映像(クレジットなし)が公開に。LED覆面ユニット「CTS」と南波志帆による主題歌「WAVINESS feat.南波志帆」をバックに、鈴木さん、清水さん、柳楽さん、ムロさん、さらに片瀬那奈、池田成志、安田顕らをシンボリックなシルエットで紹介。変態仮面のフライングアクションと怪物・ダイナソンのシルエット映像も展開されていく。もちろん、本編の見どころも凝縮。清水さん演じる愛子ちゃんがパンティを脱ぐシーンや、ダイナソン役の柳楽さんが「しっかり味わいました」と語った変態仮面の“おいなりさん”を食らうシーン、大金玉男の新しい体ができ上がる前の姿、そしてブラシャーを被った変態仙人が初公開!また、後半には、初のカラーアニメーションで変態仮面が登場。パンティが舞う中、華麗なアクションでダイナソンとの戦いが繰り広げられている。その姿はまるで、海外のあのヒーローも真っ青になるほど、やけにクール!?変態仮面愛とリスペクトを感じずにはいられない映像となっている。『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月01日妻夫木聡&満島ひかりが“兄妹”役で共演し、ミステリー作家・貫井徳郎による直木賞候補作を映画化する『愚行録』。このほど、第二弾キャストとして、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、中村倫也ら豪華8名が明らかとなった。エリートサラリーマン、その妻、そして1人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人は不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から一年。週刊誌の記者をしている田中(妻夫木聡)は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始。だが、関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは、理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像だった。そして次第に浮かび上がってくる事件の真相とは…。デビュー作「慟哭」で脚光を浴び、「乱反射」で第63回日本推理作家協会賞、「後悔と真実の色」で第23回山本周五郎賞を受賞した作家・貫井氏の傑作ミステリーを、『殿、利息でござる!』がヒット中の妻夫木さんと、現在NHK「トットてれび」で黒柳徹子を好演する満島さんという実力派で描き出す本作。発表された第二弾キャストには、今年いじめをテーマにした『十字架』で主演を務めた小出さん、『色即ぜねれいしょん』『鈴木先生』の臼田さん、『海を感じる時』で熱演を見せた市川さん、『GONIN サーガ』『無伴奏』の松本若菜。さらに、『星ガ丘ワンダーランド』『日本で一番悪い奴ら』と出演作が続く中村さんに、「僕のヤバイ妻」などドラマ・映画・舞台に幅広く活躍する眞島秀和、「重版出来!」『団地』の濱田マリ、『悼む人』『キツツキと雨』の平田満と、若手からベテランまで気になる俳優たちが集結。それぞれのキャストの配役はまだ明らかになっていないが、人間関係の裏側に秘められた羨望、嫉妬や駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の“愚行”が複雑に絡み合う戦慄の群像劇を、いっそう盛り上げてくれるに違いない。『愚行録』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月01日満島ひかり、濱田岳、北大路欣也、古田新太らゴージャスな俳優陣のゲスト出演で話題を呼ぶ映画『ONE PIECE FILM GOLD』。この度、新たに豪華実力派“声優陣”の出演が決定。人気声優・櫻井孝宏をはじめ、高木渉、坂本千夏、渡辺菜生子、檜山修之、魏涼子の名前が明らかになった。“海賊王”を目指して新世界を旅するルフィたち麦わらの一味が訪れたのは、政府公認の独立国家、グラン・テゾーロ。世界中の名立たる海賊、海兵、大富豪たちが集うその世界最大のエンターテインメントシティは、世界政府すら手を出すことのできない“絶対聖域”だった。そこでルフィたちの前に現れたのは、その国の支配者である黄金帝ギルド・テゾーロ。海賊、海軍、そして世界政府ですら容易く金の力で動かすテゾーロの底知れぬ野望が動き出し、いま、新世界の勢力図が塗り替えられようとしていた――。3年半ぶりとなるファン待望の劇場版シリーズ最新作となる本作。前作に続き原作者・尾田栄一郎が再び総合プロデューサーに就任し、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』『ONE PIECE FILM Z』を超える衝撃と興奮を与える“究極のエンターテインメント大作”を生み出す。ゲスト声優には満島さんをはじめ、『ヒメアノ~ル』の濱田さんや、7月期月9ドラマ「好きな人がいること」に出演が決定した菜々緒ら豪華俳優陣と、そのほかケンドーコバヤシ、コロッケ、「コロコロチキチキペッパーズ」のナダルらお笑い芸人が集結。また、映画の前日譚として放送される夏スペシャル「ワンピース ハートオブ ゴールド」には俳優の小栗旬が声優として参加するなど、「ONE PIECE」の世界を“声”で盛り上げる豪華ラインナップが実現した。そして今回、実力派“声優陣”の出演が発表。グラン・テゾーロで働く“リッカ”役には、『となりのトトロ』のメイ役や、「デジモン」シリーズのアグモンなどの代表作を持ち、外画吹き替えとしても活躍する坂本千夏。リッカの妹“テンポ”役に「ドラゴンボールZ」のチチ&プーアル役や「ちびまる子ちゃん」のたまちゃん役などで有名な渡辺菜生子。グラン・テゾーロで麦わらの一味と遭遇する“ロングロング海賊団 船長”役に「名探偵コナン」の小嶋元太&高木刑事役や、近年では大河ドラマ「真田丸」に真田氏の家臣・小山田茂誠しても出演したことが話題となった高木渉。ロングロング海賊団の船員“ナルシー”役に「幽☆遊☆白書」の飛影役で知られ、「坂本ですが?」「SHIROBAKO」「BLEACH」など数多くの作品で活躍する檜山修之。そして本作の敵キャラである“ギルド・テゾーロ”には、山路和弘が演じることは既に解禁済みだが、そのテゾーロの若かりし頃を、櫻井孝宏が演じる。櫻井さんは「ダイヤのA」御幸一也役、「PSYCHO-PASS」の槙島聖護役、「FINAL FANTASY VII」シリーズのクラウド・ストライフ役など数多くのイケメンの声をこなし、最近では「おそ松さん」の長男・松野おそ松役としても大人気を博した超人気声優のひとりだ。さらに、物語のカギを握る謎の女性を、俳優としても活躍し、チャン・ツィイーの吹き替えを担当ほか数々の洋画吹き替えを務める魏涼子が配役。豪華俳優陣と、実力派声優陣が総出演する本作に期待は高まるばかりだ。『ONE PIECE FILM GOLD』は7月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日「EXILE/三代目J Soul Brothers」のパフォーマー・岩田剛典と、朝ドラ「とと姉ちゃん」でも話題の高畑充希がW主演で贈る『植物図鑑運命の恋、ひろいました』。このほど、岩田さん演じる“植物系王子様”の優しさに胸キュン必至となる本作から、“萌える”恋のシチュエーションを7つピックアップ、場面写真とともに考察してみた。物語は、何のとりえもないごく普通の女の子・さやか(高畑さん)が、ある夜帰宅すると、マンションの前で生き倒れているひとりの青年・樹(岩田さん)を発見するところから始まる。なぜか樹は、さやかの家に「半年間」いつくことになり、2人の奇妙な同居生活がスタート。でも、樹は意外にも料理上手で、さやかの知らなかった「野草」の世界を優しく教えてくれるのだが…。料理姿も披露しながら、謎多き一面もあり、女性にとってあこがれの“王子様”を、“岩(がん)ちゃん”こと岩田さんがハマリ役で演じる本作。今回、本作の場面写真とともに、女性なら必ず共感する(?)胸キュン必至の恋のシチュエーション7つに迫った。(1)紳士的エスコート足場の悪いところでは、「ほら、つかまって!」とさりげなく手を差し伸べてくれる紳士ぶり。つなげた手からドキドキが伝わってしまいそうだけど、いつまでも「離したくない」のが本音!?(2)爽やか料理男子料理が作れる男性がポイント高いことはもはや常識!シャツの袖をまくり、フライパンをもつ上腕の筋にもキュンとしちゃうこと間違いなし。(3)駅までお迎え帰りが遅くなった日、女性ひとりでは夜道はあぶないからと、最寄りの駅まで迎えに来てくれる。「私のこと、そんなに心配してくれてるんだ」という“特別感”に胸キュン!(4)後ろハグ好きな人に抱きしめられると、やっぱりドキドキ。中でも後ろから抱きしめられるのは、「守られてる!」という安心感もあって、さらにキュンキュンしちゃう。(5)お姫様かんむり川岸に咲いている春の野の花で、花かんむりをササッと作れちゃう男子…。普通に考えたらちょっと引きそうだけど(?)、その花かんむりをそっと頭にのせてくれたらお姫様みたい!(6)ひざポンひざの上に丸めた手をポンとおいて、子犬みたいな笑顔で甘えてくる男子。たまには甘えられるのも、母性本能くすぐられてキュンとしちゃう!(7)“N・H・K”「二の腕をひっぱってキス」のこと。自分の胸に強引に彼女を引き寄せ、耳元で甘い言葉をささやいて…キス!ふだんは癒やしの植物系でも「大事なところでは男らしく決めてほしい!」という、すべての女性の願いを叶える胸キュンの“王道”名シーンとなっている。『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』は6月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日「のぼうの城」で脚光を浴びた和田竜・原作「忍びの国」が、現在『殿、利息でござる!』がヒット上映中の中村義洋監督の手で実写映画化されることが決定。主演を、本作が時代劇映画“初主演”となる「嵐」大野智が務めることが分かった。時は戦国。織田信長は諸国を次々と滅ぼし、天下統一に向けひた走っていた。しかし、ただ一国だけ手出しすることを禁じた国があった。あの魔王・信長が最も恐れた族ども。伊賀・忍び軍団――。彼らは己の超人的能力を駆使し、戦場では金のためだけに人を殺める戦闘兵器。人を人とも思わぬ人でなし。虎狼の族(ころうのやから)と呼ばれていた。そんな忍びのひとり、無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に嫁ぎのなさを詰め寄られる日々を過ごしていた。天正七年九月、信長の次男・織田信雄は、父の命に背き、伊賀に攻め込む決意をした。かつての主君を裏切り信雄の家臣になった日置大膳、無門に弟を殺され伊賀への復讐を誓う忍びの下山平兵衛。対する伊賀十二評定の重鎮・百地三太夫と下山甲斐、そして忍びたち…。様々な人間たちの思惑が入り乱れ、知略謀略が張り巡らされた末、織田軍と伊賀忍び軍団は、壮絶な大合戦に突き進んでいく――。原作は、オリジナル脚本「忍ぶの城」で脚本家の登竜門と言われる城戸賞を受賞し、同作の小説化作品「のぼうの城」が200万部を超えるベストセラー、さらにその後2011年に映画化された際には脚本も担当した和田氏による、発行部数50万部の「忍びの国」。その圧倒的なスケールで読者を戦国の世界へ誘う和田氏の作品を映像化するのは、『予告犯』『残穢-住んではいけない部屋-』と立て続けに話題作を生み出す中村監督だ。そして主人公・無門を演じるのは、『映画 怪物くん』で中村監督とタッグを組んだ大野さん。ドラマ、舞台、映画、アートと様々なステージで唯一無二の存在感を発揮し活躍の場を広げる大野さんが、本作では、普段は“金の亡者”で“無類の怠け者”だが、いざとなったら超人的な力を発揮する振り幅の広いキャラクターを演じる。天正伊賀の乱を題材に織田軍と伊賀忍びとの合戦をダイナックに描く本作では、本格的なアクションにも初挑戦するが、「史上最強と呼ばれるほどの忍者の役なので、アクションや格闘のシーンがたくさん出てきますが、久しぶりにご一緒する中村監督の描く世界観に応えられるよう、精一杯頑張りたいと思います!」とやる気十分の様子。また、現在放送中のドラマ「世界一難しい恋」(日本テレビ)では恋愛ドラマに初挑戦し、新たな一面を見せているが、「いま演じている社長役から、次は忍者役へ、役柄は全く違いますが、新しい自分を出せるようチャレンジしてみます!」とさらなる新境地へ意欲を語った。中村監督は、大野さんと主人公・無門が「予想外、規格外なところ、何を考えているのか分からない面白さが、似ている」と話し、「大野くんの、役に入ったときの得体の知れなさみたいなものをすごく感じていて、ぴったりなんじゃないか」と大いに期待!さらに物語の見どころでもある合戦のシーンについては「見たことのないものになると思います。いままでと全然違うと思います。(アクションは)吹き替えはあまり考えていません。忍術とは本当はどんなだったんだろうな、というのをやる。妖術にはしません」と意気込みを述べた。『忍びの国』は2017年夏、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日野村周平と賀来賢人という注目若手俳優が初タッグ、W主演で贈る『森山中教習所』。2人がひょんなことがきっかけで教習所に通うことになったひと夏を描く本作から、『森山中教習所』的“交通ルール講座”の特別映像が解禁となった。マイペースでテキトーな大学生・清高(野村さん)と、ポーカーフェイスでクールなヤクザの組員・轟木(賀来さん)は高校の同級生。ある日とんでもない再会をし、一風変わった教習所に通うこととなる。境遇も性格も全く違う2人がひと夏を過ごすのは、へんてこな教習所。清高は教官・サキ(麻生久美子)に恋心を抱き始め、楽しくて甘酸っぱい夏休みが平穏にすぎていくと思っていたが…。野村さんが子どものように天真爛漫でフリーダムな大学生、賀来さんがヤクザの道へと足を踏み入れたかつての同級生を演じるという、異色の取り合わせで早くも話題の本作。奇妙な教習所が舞台となるだけに、今回到着したのは、野村さんと賀来さんら主人公たちが贈る、“交通ルール講座”だ。交通ルール<その1>では、「仮免許練習中!」と書かれた厚紙を車体に貼って教習中のご一行に向けて、「練習中の表記はキチンと!」というポイントを紹介。劇中の賑やかなドライブシーンの映像や音楽も相まって楽しい特別映像となっている。また、<その2>では、野村さん演じる清高が、賀来さん演じる轟木の運転する車に轢かれるという危険なシーンが到着!人に接触したら…「トランクに詰め込んではダメ!」と2人の衝撃の再会シーンを紹介している。<その3>「危険運転は禁止!」では、教習所の美人講師である麻生久美子演じるサキに、清高が男らしい姿を見せつけようと「S字バック」を披露するシーンを紹介。野村さん自身が実際にハンドルを握りS字バックに挑戦したというから、見逃せない。さらに、本作公式サイトで公開されるという<その4>「つもり運転で帰ろう!」、<その5>「標識で人を殴らない!」ももちろん、一風変わったエピソードとなる模様。2人が森山中教習所でどんなひと夏の思い出を作ったのか、思いを馳せることができる(?)シュールな世界観を楽しんでみて。『森山中教習所』は7月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日本木雅弘が『おくりびと』以来7年ぶりの映画主演として、妻を亡くした作家役に挑む『永い言い訳』。『ゆれる』『夢売るふたり』の西川美和監督自らによる小説の映画化で話題を呼ぶ本作から、手嶌葵の歌声に彩られた、切なく歯がゆい予告映像が初解禁された。人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(本木雅弘)は、旅行に出かけていた妻・夏子(深津絵里)が、事故で、親友とともに亡くなったという知らせを受ける。まさにそのとき、不倫相手と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。そんなある日、妻の親友の遺族である一家、トラック運転手の夫・陽一(竹原ピストル)とその子どもたちに出会う。ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出たことで、子どもを持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝きだすのだが…。『日本のいちばん長い日』『天空の蜂』での演技が高い評価を得て、昨年度「日本アカデミー賞」最優秀助演男優賞など各賞を受賞した本木さんは、国内外の映画賞を総なめにした『おくりびと』以来7年ぶりとなる映画主演。共演者として、ミュージシャンの竹原ピストル、池松壮亮、黒木華、山田真歩、堀内敬子、深津絵里など、日本映画界屈指の実力派俳優が脇を固めている作品としても注目を集めている。このほど解禁された予告編は、神妙な表情で遺骨を抱く幸夫に「妻が死んだ。これっぽっちも泣けなかった」という言葉と、軽快な音楽が重なる驚きの展開からはじまる。幸夫とは対照的に、遺族として“悲劇”のさなかにいる陽一とその子どもたちとの交流、不倫相手と諍いなどを重ねて描き、小説家として、夫としての幸夫の葛藤や苦悩を垣間見ることのできる、濃密な映像となっている。苦しみ、もがき、鬱屈した感情を爆発させる幸夫を包み込むかのように流れる挿入歌は、先の月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の主題歌「明日への手紙」で大きな話題を読んだ手嶌葵が歌う、ヘンデルのオペラ楽曲「オンブラ・マイ・フ」。穏やかで、包容力にあふれる手嶌さんの歌声は、本作の世界観を余すことなく表現していると、西川監督も太鼓判を押している。<以下、コメント>■手嶌葵(挿入歌)西川監督の素敵な映画の挿入歌を歌わせていただき、とても光栄に思っております。ご依頼をいただいたときは、まさかオペラの曲だなんて! と正直驚きましたが、私なりに大切に歌わせていただきました。たくさんの方にご覧になっていただきたいなと思います。■西川美和(原作・脚本・監督)原作を書いていたころから、この作品はヘンデルの「調子の良い鍛冶屋」に始まり、「調子の良い鍛冶屋」で終わる、と決めていました。それを軸にして、全ての音楽を考えて行こうと思ったとき、音楽の伊藤秀紀さんから「クライマックスを飾る曲に」と同じヘンデル作曲の歌曲「オンブラ・マイ・フ」を提案されました。初めに聴いたのはダイナミックで圧倒的なキャスリーン・バトル版でしたが、本作のために欲しかったのは、声楽家による王道的なアプローチではなく、「こんな風に『オンブラ・マイ・フ』を歌う人は世界中に一人もみつからないだろう」と思えるタイプの声でした。東洋人の声質にしかないきめの細かさ、純粋さ、やさしさを持つ、唯一無二の歌い手を、とお願いすると、吉田拓郎さんの名曲「流星」の手嶌葵さんによるカバーを聴かされました。初めの数秒を聴いて、この映画はこの声に救ってもらえる、と確信しました。冬の夜の澄み切った空気のような手嶌版「オンブラ・マイ・フ」は、すべてを洗い流し、主人公を再出発に導いてくれる見事な“最終兵器”となってくれたと感じています。自分の作った映画なのに、手嶌さんの声が聴こえ始めるとあやうく涙腺が緩みそうになるので、たいへん危険です。人を愛することの“素晴らしさと歯がゆさ”を描ききった。観る者すべての感情をかきみだす、かつてないラブストーリーとなる本作。まずはその世界観を、こちらの映像からじっくりと堪能してみて。『永い言い訳』は10月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日川口春奈と山崎賢人のW主演で贈る来年2月公開予定の映画『一週間フレンズ。』。先月、「超特急」の7号車・タカシこと松尾太陽の初・単独映画出演も発表となり、ますます注目を集めているが、今回新たに上杉柊平、戸次重幸ら主要キャストが一斉に解禁された。本作は、1週間で友達の記憶を失くしてしまう高校生・藤宮香織(川口春奈)と、そんな彼女をひたむきに想い続ける同級生・長谷祐樹(山崎賢人)の2人が織りなす、切ないピュア・ラブストーリー。原作は、月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)にて連載された同名漫画。シリーズ累計は130万部を突破し、TVアニメ化、 舞台化もされるなど、大人気を博している。そして、すでに明らかにされた祐樹の親友・桐生将吾役の松尾さんに続き、今回発表されたのは、香織・祐樹の友人と、物語の重要な展開を担うキャラクターたち。まず、香織の過去を知る転入生・九条一役には、「ホテルコンシェルジュ」 や現在公開中の話題の映画『シマウマ』などに出演し、いま大注目のイケメン俳優・上杉さん。そして、祐樹の幼なじみ・山岸沙希役には、映画『俺物語!!』などに出演する高橋春織。原作でも非常に人気が高い両キャラクターに、フレッシュな2人が大抜擢された。2人は、「撮影現場では、終始、川口春奈さんや山崎賢人くんにいじられていた気がします。でも、そんな主演2人の明るさが、現場全体の、そして僕にとっても支えになっていました」(上杉さん)、「撮影の初めは緊張していましたが、主演のお2人含め共演者のみなさんとも次第に打ち解けることができて、本当に楽しかったです」(高橋さん)と、充実した撮影期間だったと明かしている。さらに、雑誌「Seventeen」の専属モデルで、4月からは「Going!Sports&News」のお天気キャスターとしても活動する古畑星夏が、香織の中学時代の友人・近藤まゆ役として登場。原作コミックには登場しないまゆ。映画オリジナルのキャラクターに挑戦する古畑さんは、「一緒に共演した山崎くんと、はるなちゃんの2人の掛け合いがとっても面白くて、現場はいつも明るくてとっても楽しかったです。夏祭りのシーンは極寒の冬で撮影したので、それもいい思い出です(笑)。色んな人に見てもらえたら嬉しいです!」と撮影をふり返っていた。また、そんなフレッシュなメンバーたちに加え、香織と祐樹の担任教師・井上役として戸次さん、香織の母・藤宮志穂役に国生さゆり、香織の父親・隆之役に甲本雅裕が出演し、実力派が脇を固めている。『一週間フレンズ。』は2017年2月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年05月31日池松壮亮と菅田将暉が放課後の河原で“喋る”だけの青春を描く、クスッと笑えてクセになる『セトウツミ』。このほど、2人の笑顔はじける、仲睦まじきプロレスごっこの第3弾ビジュアルが解禁となった。塾通いのインテリ眼鏡、内海(池松さん)と元サッカー部のお調子者、瀬戸(菅田さん)が関西弁で織りなす、“放課後無駄話”を全力で描く本作。ヒロインの女子高生、樫村さんには、注目の若手女優・中条あやみが扮している。今回到着した本作の第3弾ビジュアルは、これまでのゆる~い雰囲気と2人の絶妙な距離感が印象的だったビジュアルとはひと味違うもの。クールな内海を演じる池松さんが、お調子者の瀬戸を演じる菅田さんに、アントニオ猪木も得意としたプロレス技・コブラツイストをかけてじゃれ合っているシーンを切り取っている。2人とも満面の笑みを浮かべ、ガッツポーズを決めている本画像は、とっても仲睦まじげ。そんな2人の間には、「おしゃべり、ひとやすみ。たまにはこんな放課後も。」と、瀬戸と内海が過ごした時間をイメージされてくれるようなキャッチコピーが加わり、河原でひまを潰すだけの青春がキラキラと輝いて見える仕上がりとなっている。本ビジュアルのチラシには、著名人から本作への絶賛コメントも収録しているというから、劇場でチェックしてみて。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月30日“2週間限定”で公開した『ROAD TO HiGH&LOW』が、大反響を呼び公開が延長するなど、7月の映画『HiGH&LOW THE MOVIE』公開に向けてますます期待が高まっている世界初の総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」。この度、20週連続で公開されているスペシャルトレーラーの第13弾が解禁された。「SWORD」地区――。「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」5つのチームが拮抗していることから頭文字をとってそう呼ばれていた。その地区に伝説の男が戻ってくるところから物語は始まる。とある事件を機に表舞台から姿を消していた、チーム「ムゲン」の総長・琥珀(AKIRA)である。SWORD地区の支配を目論む李(V.I)と手を組んだ琥珀は、湾岸地区のチーム「MIGHTY WARRIORS」、TOWN地区の「DOUBT」を引き連れ急襲、日常は脆くも崩れ去る。かつて自らが慕った琥珀、そして琥珀率いる総勢500人の大群を前に、山王連合会のコブラ(岩田剛典)、ヤマト(鈴木伸之)は立ち上がる。SWORD各チームもそれに呼応、そこに琥珀と並び最強と称された雅貴(TAKAHIRO)、広斗(登坂広臣)ら雨宮兄弟も参戦、過去から未来へ、いまSWORD地区は未曾有の事態へと突入する…。7月の映画公開まで、20週連続で新曲(一部既存曲)にドラマや映画の本編映像をのせたスペシャルトレーラーを解禁している本作。3月に解禁された第4弾「RUDE BOYS」のテーマ曲「GENERATIONS from EXILE TRIBE/RUN THIS TOWN」は、すでにYouTube再生回数110万回以上を記録しており、驚異的な注目を集めている。そして今回の第13弾は、ムゲン「九十九」のテーマ曲。青柳翔「Maria」に本編をのせたスペシャルトレーラーで、現在公開中の『ROAD TO HiGH&LOW』の劇中歌としても、絶大な人気を放っている楽曲だ。青柳さん扮する「九十九」は、AKIRA演じる琥珀の右腕にして、元ムゲンの副ヘッド的存在。心に空虚を抱え刹那的な人生を送っていたが、琥珀との出会いによって生きる意味を見出す。そんな九十九にフィーチャーした待望のスペシャルトレーラーとなっている。「琥珀さん、思い出さないですかあのときのことを」と九十九が話し出すところから始まる本映像。続けて琥珀との出会いのバトルシーンや、迫力のバイクレースアクションなどなど、見どころ満載!作詞・作曲・コーラスは、「EXILE」ボーカル・ATSUSHIが担当し、青柳さんが歌手デビューを果たした楽曲も話題沸騰中。『HiGH&LOW THE MOVIE』は7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月30日土屋太鳳と山崎賢人がタッグを組み、興行収入32億円超の大ヒットを記録した『orange-オレンジ-』。切ない恋愛模様を描いた本作のBlu-ray&DVD発売が6月15日(水)に決定し、竜星涼、山崎紘菜、桜田通、清水くるみも加わった、まるで同窓会のようなビジュアルコメンタリー収録の様子が一部公開された。高校2年生の春、菜穂(土屋太鳳)に届いた手紙、それは10年後の自分からのものだった。書かれていたのは、転校生の翔(山崎賢人)を好きになること、翔が1年後には死んでしまっているということ。そしてその未来を変えるためにやるべきこと。初めはイタズラかと思ったが、書かれていることが次々と起こっていく。なぜ翔を失ってしまったのか?26歳の自分と同じ後悔を繰り返さないためには、どうすればいいのか?動き出す、未来を知った菜穂の運命を変えていく日々。その先にある結末とは――。土屋さん、山崎さんという、朝ドラ「まれ」コンビの映画初共演でも話題となり、興行収入32億円を超える大ヒットを記録した本作。第39 回日本アカデミー賞にて、2人そろって新人俳優賞を受賞したことも記憶に新しい。また、2人を支える同級生役として登場するのが、竜星さん、山崎紘菜さん、桜田さん、清水さんといった、フレッシュな魅力に満ちた若手実力派俳優たち。今回は、土屋さん、山崎賢人さんにこの4名が加わり、撮影から数か月ぶりに6人が集結。豪華版ディスクに収められるシーンセレクション・ビジュアルコメンタリー収録が行われた。撮影時から仲の良かった6人は、映画の冒頭から「懐かしい~」と大盛り上がり!美しい映像が印象的な本作の、土屋さん演じる菜穂が桜を眺めるシーンや、広い空がオレンジに染まる夕焼けのシーン、 教室の外に見えるアルプス山脈など、映像を見ながら「これはホンモノ?」「これはCG?」とスタッフに尋ね、「本当に景色が美しかったから、合成していてもホンモノかCGか分からないね」と、一同で感心した様子。6人はほとんどのシーンで、そのシーンに出番がなくても現場にいたそうで、その日の天気や気温、どうやってこのシーンを撮影したかなどを思い出し、「そうそう!」と、次々と裏話を披露。まるで同窓会のように話が弾み、撮影当時のチームワークの良さを思わせる盛り上がりを見せていた。また、劇中で、面倒見の良い少し大人っぽい貴子役を演じた山崎紘菜さんは、時折土屋さんに「このとき、どんな気持ちだったの?」「菜穂になるために意識していたことはどんなこと?」などと質問し、役さながらにまとめ役を買って出て進行をサポート。切ないシーンも多いため、キャスト陣は「あ~ここ本当に切ない!」「あ、ダメだ、このシーン泣いちゃう」など、映画を観て感じたこともそのまま言葉にしたり、感動するシーンでは、声をそろえて「きたー!」と観客目線で盛り上がる一幕も。キャストと共感できる瞬間も楽しめる特典映像となっている。そして最後には、山崎賢人さんが「この6人で過ごした時間にはウソがない。だから楽しくて、みんなが愛おしくて、今日こうやって6人で観られて嬉しかった。DVDを観てくれる人たちにも、(作品を)大切に思ってもらって何回も観てもらえたら嬉しい」と作品に対する想いを語り、土屋さんも「このメンバーで(この作品が)出来たことがほんとうに嬉しいし、本当に良かったなと思う。この 6人が本当に素晴らしいし、絆を感じる。(この作品には)その役を生きた時間がしっかり残っているから、“愛情”とか“命”のバトンが、このDVDを通していろんな人たちに届いたらいいなと思います」と感慨深くコメント。豪華版には、このほかにも、未公開シーンやメイキング映像など貴重な特典映像が収録されるほか、オリジナルのレターセットや豪華ブックレットも封入。切なく不思議な青春群像劇『orange‐オレンジ‐』に再び会える日を、楽しみにしていて。『orange‐オレンジ‐』Blu-ray&DVDは6月15日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:orange 2015年12月12日より全国東宝系にて公開(C) 2015「orange」製作委員会 (C) 高野苺/双葉社
2016年05月30日脚本&監督を宮藤官九郎が務める“超絶地獄コメディ”、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』。この度本作に登場する長瀬智也、神木隆之介、桐谷健太、清野菜名が組む地獄専属バンド “地獄図(ヘルズ)”が6月、「ミュージックステーション」に登場することが明らかになった。同級生のひろ美ちゃん(森川葵)に思いを寄せる平凡な高校生・大助(神木隆之介)は、修学旅行中のある日、不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは深紅に染まった空と炎、ドクロが転がり、人々が責め苦を受ける“地獄”だった!「なんで俺だけ!?まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!!」…慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬智也)。キラーKによると、なんと、えんま様の裁きにより現世に転生するチャンスがあるというのだ。キラーKの“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた、大助の地獄めぐりが幕を明ける――!本作は、日本のエンタテインメント界を牽引する宮藤監督の完全オリジナル作品。キャストには、“地獄図”のボーカル&ギターで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK役の長瀬さんをはじめ、17歳という若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイトへ会いたい一心でキラーKと生き返りを目指す高校生・大助役の神木さん、さらに、尾野真千子、森川葵、桐谷さん、清野さん、古舘寛治、皆川猿時、古田新太、宮沢りえら豪華俳優陣が出演している。そしてこの度、「ミュージックステーション」へ出演することとなったのは、キラーKの長瀬さん、ギター・関大助役神木さん、ドラム・COZY役桐谷さん、ベース・邪子役清野さんと、本作品でしかありえない豪華メンバーが劇中から人間界の人気音楽番組に出演!先日、野外ロックフェス「TOKYO METROPOLITAN ROCK FES TIVAL」(通称「METROCK」)にオープニングアクトとして出演し、メインステージである会場約1万人の観客の前でパフォーマンスした彼ら。それをうけてWeb上ではファンの間から「Mステに出演して欲しい!」「今度はテレビで演奏して!」との声が集まり、「Mステ」の6月中の放送回にて一夜限りの出演が決定した。一度見たら忘れられないド迫力なビジュアル、そして一度聴いたら病み付きになる”地獄ロック”な楽曲とパフォーマンスでメトロックを盛り上げた”地獄図”。今度は”地上波”の大舞台で大いに盛り上げてくれること間違いなしだ。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月27日7月より公開される“片想い”がテーマの映画『全員、片想い』。この度、伊藤沙莉、中川大志、千葉雄大らが登壇する本作の完成披露上映会の舞台挨拶の模様を、「AbemaTV FRESH!」にて生放送されることが決定した。本作は、“片想い”をテーマにした8つの物語を1本の映画として公開するもの。本企画は、「アンフェア」シリーズなどで知られる俳優・加藤雅也が、FMヨコハマ「BANG!BANG!BANG!」という自身の番組で“片想い”をテーマにしたトークをはじめたことをきっかけに、そこから小説投稿サイト「E★エブリスタ」とFMヨコハマが共同企画を設立。“片想い”をテーマにした小説を募集し、その中から選出された電子小説4本と映画オリジナルストーリー4本を映画化することとなった。そんな8作のプロジェクトには、伊藤さんと中川さん出演の『MY NICKNAME is BUTATCHI』をはじめ、森絵梨香と桜田通の『僕のサボテン』、広瀬アリスと斎藤工が初共演で贈る『サムシング ブルー』、知英が男装する『片想いスパイラル』、新川優愛と志尊淳主演の『嘘つきの恋』、清水富美加と千葉さん共演の『あさはんのゆげ』、横浜流星と橋本マナミ共演の『イブの贈り物』、さらに加藤さんが主演の『ラジオパーソナリティー』が決定している。今回生中継が決定したのは、東京・丸の内TOEI1にて行われる完成披露上映会の舞台挨拶の模様。主演キャストから、伊藤さん、中川さん、桜田さん、広瀬さん、知英さん、新川さん、清水さん、千葉さん、横浜さん、加藤さんが登壇することとあって、プレリザーブのチケット競争率はなんと、およそ10倍!一般販売も即日完売された。さらに今回、追加キャストとして志尊さんの登壇も決定しているという。本中継が放送される「AbemaTV FRESH!」は、株式会社「AbemaTV」が運営する無料で楽しめる映像配信プラットフォーム。当日の舞台挨拶の放送だけでなく、楽屋裏インタビューの独占生放送も予定されており、ここだけでしか見ることのできないキャストたちのスペシャルトークも必見となっている。「『全員、片想い』完成披露舞台挨拶&楽屋生中継!」は5月31日(火)18時~「AbemaTV FRESH! 公式ch」にて放送。『全員、片想い』は7月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月27日柳楽優弥が野獣のようにストリート・ファイトを繰り返す若者をカリスマ性たっぷりに怪演するほか、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎ら若手実力派俳優たちが、それぞれ驚愕の進化を見せる問題作『ディストラクション・ベイビーズ』。5月21日(土)より全国18館で公開され、大ヒットスタートを切った本作から、鑑賞者の間で話題を呼んでいる柳楽さんの異様さが引き立つ“坊主カット”が解禁となった。愛媛県・松山を舞台に、欲望のおもむくままに喧嘩に明け暮れる若者・泰良と、その狂気に魅せられた退屈な高校生、2人の“危険な遊び”に巻き込まれてしまうキャバ嬢、姿を消した兄を探すたった1人の肉親である弟の姿を描く本作。5月21日(土)より全国18館で公開されるや、メイン館となるテアトル新宿では、初日レイトショー含む5回上映すべて、立ち見まで売り切れる全回満席札止めとなる大ヒットスタートを切った。その勢いは日曜日も続き、6回上映がすべて満席に。公開前日の新聞各紙では大枠での映画評や監督インタビューが多数露出、公開前より業界内外から「衝撃作」として熱い注目を集めていたこともあり、キャスト陣や作品への高い期待度、意欲度がそのまま成績へと繋がる結果となった。また、テアトル新宿の大ヒットを受け、急遽シネ・リーブル池袋で6月4日(土)より拡大公開されるほか、全国30館以上の劇場で公開が決定。劇場側からの問い合わせも多く、この勢いはますます加速していきそうだ。今回の大ヒットに合わせ、早くも一部で話題沸騰となっていた、柳楽さんの“坊主カット”が解禁。闇に紛れるように佇む“泰良”の姿からは、不穏かつ妖しげな、ギラギラした存在感がにじみ出ている。「ずっと喧嘩しているから、気持ちが常に高揚していた」と語る柳楽さんは、このシーンで自ら髪を切ることを提案。自身の生まれ月でもあるラッキーナンバーにちなんで3mmのバリカンを当て、決意表明の坊主姿となったという。喧嘩に明け暮れ、“場数”を踏むたびに強さを増していくという人物を演じる過酷な撮影下でも、モノづくりを“遊ぶ”姿勢には、まるで泰良が憑依しているかのような大胆さが垣間見える。いまの日本を代表する若き才能たちがエネルギーを発露させ、今期ナンバーワンの衝撃と忘れがたい記憶を刻み付ける本作を、スクリーンで確かめてみて。『ディストラクション・ベイビーズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日尾田栄一郎原作の大人気シリーズ「ワンピース」の劇場版最新作『ONE PIECE FILM GOLD』の公開を記念して、劇場版作品全11作が映像配信サービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」、「dTV」、「ゲオチャンネル」、「GYAO!」、「Hulu」にて、それぞれ6月1日(水)より配信されることがこのほど決定した。週刊「少年ジャンプ」での連載開始から19年を迎える「ONE PIECE」。1999年からはアニメ放送が開始され、今日まで日本のみならず世界中から熱狂的な支持を集めてきた。前作『ONE PIECE FILM Z』では、シリーズ歴代最高の興行収入68億円を超える大ヒットを記録しており、最新作にかかる期待もひとしおだ。前作から3年半の沈黙を破りこの夏放たれる最新作は、尾田氏自らが再び総合プロデューサーを務め、過去作を超える“究極のエンターテインメント大作”に作り上げた。本作は、お馴染みのキャストのほかに、ゲスト声優として、満島ひかり、濱田岳、菜々緒、北大路欣也らが参加することでも大きな注目を集めている。この度配信が決定したのは、記念すべき劇場版第1作目の『劇場版 ワンピース』(’00)から、『ワンピース ねじまき島の冒険』(’01)『ワンピース 珍獣島のチョッパー王国』(’02)『ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険』(’03)『ワンピース 呪われた聖剣』(’04)『ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』(’05)『ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』(’06)『ワンピース エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』(’07)『ワンピース THE MOVIE エピソードオブチョッパー』(’08)、そして尾田氏が初めて製作総指揮を務めた『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』(’09)までの10作が6月1日(水)より。さらに、7月1日(金)からは『ONE PIECE FILM Z』の配信が開始され、全11作を見ることができる。公開の度にアニメの枠を超えて映画業界に大きな嵐を巻き起こしてきた劇場版シリーズをおさらいしながら、本作の公開を待ちたい。『ONE PIECE FILM GOLD』は7月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月27日池松壮亮と菅田将暉という、いま最も多忙な若手実力派俳優を迎え、シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了する傑作コミックを映画化した『セトウツミ』。このほど、池松さん、菅田さんとスタッフたちが全力で作り上げた、“放課後無駄話”の舞台裏に迫るメイキング画像が到着した。本作のタイトル『セトウツミ』は、菅田さん演じる元サッカー部の“天然系”・瀬戸(せと)と、池松さん演じる塾通いの“クール系”・内海(うつみ)の名前を組み合わせたもの。ヒロインの女子高生、樫村さん役には人気急上昇中の中条あやみを迎え、人気・実力派若手キャストが集結しているものの、“壁ドン”も“ケンカ”もない、ただ喋るだけの青春が繰り広げられていく。今回到着したのは、メインの舞台となる河原での撮影風景を収めたメイキング画像4点。夏の白シャツ姿の内海と瀬戸が会話を繰り広げるリハーサル風景や、ピエロの恰好をした胡散臭い大道芸人(宇野祥平)が、風船で作った被り物を後ろに隠して瀬戸に近づくシーン、ラフな私服に身を包んだ内海と瀬戸の夜の花火シーンといった舞台裏とともに、“いい年した”監督とスタッフが地べたに座り込んで入念に段取りを確認する姿をとらえている。『まほろ駅前』シリーズで瑛太演じる多田、松田龍平演じる行天を名コンビへと導いた大森立嗣監督が、引っ張りだこの実力派若手俳優の池松さんと菅田さんを迎えて新たなコンビ映画に挑戦した本作。撮影は、10月上旬のたった10日間という短い期間だったが、原作と同様、ゆったりとした時間が流れる雰囲気を作り上げる必要があった。そのため、主演の2人が現場に馴染むために、撮影前には大森監督の計らいで舞台の河原で2人でしばらく過ごす時間が設けられたそう。そして段取りが終わり、いざ本番前になると、大森監督から2人に「漫才にしないでガチで芝居をしてほしい」という言葉が向けられたという。この言葉は現場で“ここぞ”というときに繰り返され、本作の世界観を形づくるキーワードとなった。「台本はあるけれど、そのときそのときで相手が何を言っているのかを聞いて、その都度考えてリアクションするように」と説く大森監督の狙いが功を奏し、先にも解禁された数々の映像のような、2人の絶妙な芝居が作り上げられていくことになった。クールな内海を演じた池松さんは、「そんなに急いで撮った感じでもないけど、終わってみたらあっという間でしたね。瀬戸と内海が過ごした時間もこんな感覚だったのかなと思いました」とふり返り、充実した撮影であったことを明かしている。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日「週刊少年マガジン」にて連載され、数々の賞に輝いた大今良時の同名漫画を映像化する『映画 聲の形』。この度、本作の声優を入野自由と早見沙織が担当することが決定!併せて第2弾ビジュアルも到着した。“退屈すること”を何よりも嫌う少年、石田将也。ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。やがて5年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。“ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語――。原作は、「このマンガがすごい! 2015」オトコ編第1位、「マンガ大賞2015」3位、「第19回手塚治虫文化賞」新生賞など様々な賞を獲得し、累計250万部を突破する同名ベストセラーコミック。「日本アカデミー賞」優秀賞受賞の『映画 けいおん!』など、多くの作品を輩出し続けている京都アニメーションにより制作された本作は、『たまこラブストーリー』にて「文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門」新人賞を獲得した、京都アニメーションに所属の山田尚子が監督を務め、「ガールズ&パンツァー」など大ヒットシリーズを手掛ける吉田玲子が脚本を担当している。さらに、キャラクターデザインは「氷菓」「Free!」、『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』の西屋太志が手がける。そしてこのほど明らかとなったのは、メインキャストの2人。小学生の頃はガキ大将、しかし硝子とのある出来事以来周囲から孤立してしまう石田将也役には、『千と千尋の神隠し』ハク役や、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「ハイキュー!!」「おそ松さん」など様々な話題作に出演する大人気声優・入野さん。そして、先天性の聴覚障害を持つ少女・西宮硝子役には「バクマン。」「響け! ユーフォニアム」の早見さんが決定。また音楽は、ソロユニット「agraph(アグラフ)」としての活動する牛尾憲輔が担当。これまでに、石野卓球や「電気グルーヴ」など様々なアーティストをテクニカルエンジニア、プロダクションアシスタントとして支え、アニメ「ピンポン」の劇伴を手掛けるなど多岐にわたる活動を行ってきたが、映画作品の音楽を全面的に担当するのは今回が自身初となる。併せて到着したビジュアルでは、「大嫌いだった。もう一度、会うまでは。」というコピーと共に、将也が硝子を呼び止めているような一枚。桜が印象的な第1弾ビジュアルとはまた違った仕上がりとなっている。『映画 聲の形』は9月17日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月27日リリー・フランキーが15年ぶりの単独主演作で盲目の貝類学者を好演したファンタジー映画『シェル・コレクター』のBlu-ray&DVD発売日が9月2日(金)に決定したことを受け、主演のリリー・フランキーと、同作の坪田義史監督による最新のコメントが解禁となった。アメリカ文学会の寵児アンソニー・ドーアの原作を映像化した坪田監督は、「盲目の貝類学者が自然の中に身を委ね、見えないからこそ自然の本質を感知し、手探りで一筋の光を探すような、寓話と現実の境界なき世界観を表現したいと思いました」と沖縄を舞台にした作品を説明。そして「盲目の学者の深層心理のような異世界を描けた」とアピールする。リリーさんは、「物語で感動を届けることよりも、観る人に映像の断片を“感じて”もらえるようなアー卜・フィルムの実現を目指す。そんな監督の気概に打たれて出演を決めました」と出演理由を告白。そして「劇場でご覧になれなかった方にも、DVD&Blu-rayでこの作品に触れ、1つの映像や、一行でも良い台詞に出合って頂ければ幸いです」とコメント。“雄大な自然の前でちっぽけな人間はどう生きていくのか?”という問いを、主演のリリーさんをはじめ、池松壮亮、橋本愛、寺島しのぶという個性派豪華キャストたちの共演で描いた未体験の“艶麗劇薬”ファンタジー。メイキングやイベント映像集、キャストが語り合うインタビューを収録した充実の映像特典集とともに、作品世界に浸ってみては?『シェル・コレクター』は9月2日(金)よりブルーレイ&DVD発売開始。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日森田剛の圧倒的な狂気の演技が絶賛を受けている、5月28日(土)公開の『ヒメアノ~ル』。このほど、「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」の人気漫画家・古谷実による原作とは違う映画のラストに、涙する人が続出していることが分かった。平凡な毎日に焦りを感じながら、ビル清掃会社のパートタイマーとして働いている青年・岡田(濱田岳)。ある日、同僚の先輩である安藤(ムロツヨシ)から、密かに思いを寄せるカフェ店員・ユカとの恋のキューピッド役を頼まれた彼は、ユカのカフェで高校時代の同級生・森田と再会する。その後、ユカの口から、彼女が森田らしき人物からストーキングされていることを知らされ、不穏な気持ちを抱き始める岡田。やがて物語は、岡田と安藤とユカの三角関係から、現在では快楽殺人者となった森田によって、変化のなかった日常が狂気に満ちていく――。蜷川幸雄、宮本亜門、いのうえひでのりなど、錚々たる演出家の舞台作品で培い、演技力を高く評価されている森田さんが、人間をターゲット(餌)としか思わない連続殺人犯・森田を怪演し、マスコミ関係者や先行上映でいち早く本作をみた観客の間では、「森田剛が恐すぎる!」と、とにかく話題となっている本作。だが、そんな声に反して、SNSでは「怖いよりも感動で泣いてしまった」「手のひらの中で手汗拭くために握られたハンドタオルが、まさか涙を拭くためのタオルになるとは」といった感想もあがっているという。もちろん「森田剛が恐すぎて泣いた」という声もあるが、その“泣き”の真相は、原作とは違うラストにあることが明らかになった。原作のラストといえば、森田が警察官に声をかけられるシーンで終わる。だが、本作の脚本も手掛けた吉田恵輔監督は、「クライマックスなど、個人的には映画には何かしらエンターテインメントな要素を入れなきゃいけない」と自論を述べ、「だから、原作のシュールな終わり方も好きだったのですが、あえて原作にはなかった森田と岡田が対峙するクライマックスを作ることにしました」と、大胆に脚色した理由を語る。さらに、「原作では森田の内面部分をかなり描いているのですが、それは映画的ではないと思ったし、それを中途半端に語ってしまうと、殺人犯を擁護してしまうものになってしまう恐れもある。分からないものは分からないし、共感できないものは共感できない。つまり、原作との大きな違いは、森田を突き放して、ある程度の距離感をとったこと」とも明かしている。そんな監督の見事な脚色と演出は、どうやら功をなしたようだ。「見終わってみたら、とっても切なく悲しいなと思った。まさか泣ける映画だとは思ってなかった」「狂気で意味不明でこんな奴、絶対許せない!って思ってたのに、最後自分の中に森田が入ってきた感じがしたぐらい、森田の気持ちが伝わってきた。最後、涙止まらなかった!」と、それまでの恐怖に反して、森田に心を寄り添わずにはいられないラストに心を動かされる人が続出。『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』「山田孝之の東京都北区赤羽」などを手がけるドキュメンタリー監督の松江哲明も、「笑いと恐怖を交差する原作とは異なり、初々しい恋愛と凄惨な殺人とを分割する演出に驚愕。しかも、地獄の果てに感動が待っているとは。マジでビビった」とコメントを寄せている。『ヒメアノ~ル』は5月28日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日生田斗真、岡田将生、松坂桃李ら豪華な俳優陣を迎えた、大河ドラマ「龍馬伝」や『ハゲタカ』、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督の最新作『秘密THE TOP SECRET』。このほど、“脳内の記憶を映像化する”という前代未聞のシーンをスクリーンに結実させた本作から、それぞれが鬼気迫る表情を見せる場面写真が一挙に解禁となった。本作の主人公は、生田斗真が演じる天才・薪剛。彼が室長を務める特殊脳内捜査チーム「第九」が行う“脳内捜査”とは、死んだ人間の脳に残された記憶を映像化し、それを元に事件を解明する新しい捜査手法。この“脳内捜査”は、迷宮入り事件の真相を暴き、犯罪捜査を革新的に進化させるものだったが、一方で捜査官の脳を媒介に、被害者や死んだ凶悪犯の脳にコンタクトするため、相手の感情が自分に移行してしまう危険があり、ダークサイドに引きずり込まれるという大きなリスクを持っていた――。今回解禁となった場面写真は、岡田さん演じる薪の部下で「第九」新人捜査官・青木一行が、死刑囚・露口浩一(椎名桔平)の脳の記憶を脳内捜査で映像化し、行方不明の長女・絹子(織田梨沙)を探し出す、というシーン。装置を装着し、露口の記憶を覗き見る彼の表情は、恐怖とも苦痛とも、驚きともつかぬもの。露口の記憶には、いったい何が映し出されているのか…。まさに記憶に隠された“秘密”が気になる一枚となっている。また、併せて届いた場面写真は、薪と共に「第九」を立ち上げ、最大の理解者でもあった松坂さん演じる捜査官・鈴木克洋の姿も。鬼気迫る表情で、こめかみに銃口を向ける緊迫の写真からは、対峙する薪との間に何があったのか、気にならずにはいられない異様な雰囲気が漂っている。さらに、脳内捜査に嫌悪感を抱きながらも「第九」と共に捜査をする、叩き上げの刑事・眞鍋駿介(大森南朋)の緊迫の表情、鈴木の生前の恋人で、薪とは古くからの友人でもある監察医・三好雪子(栗山千明)の意味深な表情などが一挙に公開されている。やがて、行方不明の絹子を捜索していくうちに、つながるはずのない事件が次々と連鎖し、「第九」捜査官たちの前に最大の謎が立ちはだかることに。その謎に足を踏み入れていくにつれ、明かされる登場人物たちそれぞれの“秘密”は、観る者を蒼然とさせるに違いない。『秘密 THE TOP SECRET』は8月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日原作漫画「ディアスポリス -異邦警察-」で最も人気のあるエピソードの1つ、“ダーティイエローボーイズ編”を描く松田翔太主演映画『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』。この度、先日発表された須賀健太らキャストに加え、新たに安藤サクラが本作に加わる事が明らかにされた。東京在住の密入国異邦人たちが自らを守るために作った秘密組織、裏都庁には日本の官庁が関与しない銀行や病院、警察組織「ディアスポリス」がある。久保塚早紀(松田翔太)は異邦警察の警察官として日々奮闘していた。そんなある日、裏都民のマリアの誘拐事件が発生。久保塚は相棒の鈴木(浜野謙太)と共に捜査に乗り出し、監禁先を突き止めるもひと足遅く、マリアは殺されてしまう。マリアの殺害現場から逃げた若者たちは、留学生崩れのアジア人犯罪組織「ダーティイエローボーイズ」の周(須賀健太)と林(NOZOMU)だった。その情報を久保塚にもたらしたのは、黒金組の若頭である伊佐久。さらに、日本国内に点在する地下教会の存在が周と林を追う唯一の手掛かりだと知る。周と林の足取りを辿り、西へ西へと移動する久保塚、鈴木。そこに付きまとう伊佐久らヤクザたち。周と林が西へ向かう目的とは? 伊佐久の思惑とは? 異邦人誘拐事件は、いつしか壮絶な三つ巴戦となり――。原作は、漫画家・すぎむらしんいちと、リチャード・ウー脚本による「ディアスポリス -異邦警察-」。東京に密入国をしている外国人だけの秘密の自治社会があるというアンダーグランドな舞台設定と、その自治社会で弱き者を助ける裏警察官・久保塚早紀の個性的なキャラクターで人気を博し、漫画ファンの間では傑作と呼び名も高い作品。現在TBS系にてドラマ「ディアスポリス -異邦警察-」も放送されており、いま最も注目されている新進気鋭の監督、冨永昌敬、茂木克仁、真利子哲也、熊切和嘉が各回の演出を務めているとあって、一般視聴者のみならず各界から絶賛の声を集めている。キャストには、ドラマに引き続き、主人公の複数言語を操る国籍不明の裏の警察・久保塚早紀役には、松田さんが好演。そして、留学生崩れのアジア人犯罪組織「ダーティイエローボーイズ」に属する中国人・周役に須賀さん、周と同郷の林役に、オーディションから大抜擢された逸材、NOZOMUが出演。そのほか、浜野謙太、柳沢慎吾、康芳夫らも続投する。そんなバラエティ豊かなキャストたちに加え、今回新たに出演が明らかになった安藤さんが演じるのは、松田さん演じる異邦警察が行方を追う、アジア人犯罪組織ダーティ・イエロー・ボーイズの関西支部長・ロドリゴ(宇野祥平)の女役。殺害を繰り返しながら西へ進むダーティ・イエロー・ボーイズの目的をいち早く察知する、物語のカギを握る女性という役どころだ。主演作『百円の恋』で「第39回日本アカデミー賞」最優秀女優賞を受賞し、さらに、現在放送中の「ゆとりですがなにか」ではヒロインを演じるなど、その演技に注目が集まる安藤さん。今回は、金髪レインボーカラーというヘアスタイルにし、本作に挑むという。コミカルかつクールな役柄を演じ演技の幅を広げる松田さんと、インパクトあるビジュアルで挑む安藤さんが、本作でどういった共演を果たすのだろうか。『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』は9月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月27日土屋太鳳を主演に迎え、初々しさ満点の胸キュン青春ストーリーを描く『青空エール』。この度、志田未来、上野樹里らキャストたちも勢揃いの新ビジュアルが到着した。ブラスバンドの応援に憧れる小野つばさ(土屋太鳳)は、吹奏楽部の名門・白翔高校に入学する。だが、トランペット初心者のつばさ。レベルの高い猛練習についていけず、何度も挫折しそうになる。そんなつばさを勇気づけてくれたのが、クラスメートで野球部員の山田大介(竹内涼真)。お互い夢に向かって励まし合うふたりは、ある「約束」をかわす。それは、いつか甲子園に大介が出場し、アルプススタンドでつばさがトランペットで応援すること。いつの間にかつばさには、大介へのほのかな想いが芽生えていた。1年生の夏、地区予選の決勝まで勝ち進んだ野球部を、吹奏楽部が応援することに。ところが途中出場した大介のミスで惜しくも敗退。グラウンドで立ち尽くす大介のために、つばさは1人でトランペットを吹いてしまう。謹慎処分となったつばさを心配して訪ねて来た大介。ふくらむ気持ちを抑えきれずに、つばさは大介に「好き、って言ったら困る?」と告白してしまう…。原作は、これまで「高校デビュー」「俺物語!!」などの原作も手がけてきた河原和音による同名コミック。2008年の連載開始から昨年の連載終了まで、常に人気を博し続け、累計発行部数340万部突破を記録している。監督には、『アオハライド』『僕等がいた 前篇/後篇』など、少女漫画原作の映画を次々と大ヒットに導いた三木孝浩孝が務め、その繊細で美しい表現で、リアル世代はもちろん、かつて青春を経験した大人たちの心にも響く作品に仕上げた。キャストには、主人公・つばさ役の土屋さんをはじめ、つばさと惹かれ合い、応援し合いながら夢に向かって進む野球部員・大介役に竹内涼真、吹奏楽部のメンバーに葉山奨之、志田さん、そして上野さんが顧問兼識者の杉村容子役に。そのほか、堀井新太、小島藤子、松井愛莉、平祐奈、山田裕貴といったフレッシュな若手俳優が集結している。先日、土屋さん演じるつばさと竹内さん演じる大介、そして入道雲の浮かぶ空が印象的な初ビジュアルが公開され、話題を集めたが、このほど解禁されたのは、そんな2人が向かい合い、続々と発表になったキャスト陣も勢揃いした新ビジュアル。「いつだってきみの声がきこえてた。気づいた時には もう好きになってた。」という胸キュンコピーも添えられ、さらに左下には、抱き合う2人の姿もあり、爽やかながら切なさも漂うビジュアルに仕上がっている。なお本ビジュアルは、5月28日(土)より全国の映画館にてポスターとして掲出される予定だという。『青空エール』は8月20日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月26日現在公開中の『ヒーローマニア-生活-』ではヘタレなフリーターを演じている東出昌大が、初めての刑事役に挑戦する6月18日(土)公開の『クリーピー 偽りの隣人』。先日、双子のパパになったことでも話題を呼んだ、東出さんのイケメンで頼もしい刑事姿の場面写真が到着した。第66回ベルリン国際映画祭に正式出品され、第40回香港国際映画祭では日本映画初となるクロージング上映が実現し、早くも世界から注目を集めている本作。描かれるのは、6年前に起きた未解決の一家失踪事件の分析をする犯罪心理学者・高倉(西島秀俊)と、その奇妙な隣人・西野(香川照之)一家との不可解な関係。一見、何の関わりもない2つの繋がりに高倉が気付いたとき、妻・康子(竹内結子)の身に“深い闇”が迫っていく…。本作では、西島秀俊演じる主人公・高倉の元同僚刑事・野上を熱演する東出さん。先日も女優で妻の杏との間に、双子の女児が誕生したことが話題になったばかり。主演作『ヒーローマニア-生活-』や『デスノート Light up the NEW world』など、話題作への出演も絶えず、俳優としても、1人の男性としても、ますます注目を浴びる存在となっている。今回到着した場面写真では、未解決の一家失踪事件を解決するため、高倉と共に奮闘する正義感あふれる刑事姿を披露!剣道3段の腕前で硬派なイメージがあるものの、意外にも今回が初めての刑事役。高倉と事件の真相を探るため調査に出る場面、拳銃を握りしめ睨みをきかせる場面と、どちらも凛々しく、カッコイイ東出さんの姿に、「こんなイケメン刑事に守られたい!」女子が続出しそうだ。『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日俳優・陣内孝則が監督を務める最新作『幸福のアリバイ~Picture~』が今秋公開されることが決定! 日本人には欠かせない人生の大イベントであり分岐点でもある「冠婚葬祭」をテーマに描き、キャストには、中井貴一、柳葉敏郎、木村多江、木南晴夏、佐藤二朗ら豪華キャストが集結していることも明らかになった。ヤクザの葬式とは知らずに会をとりなす葬儀屋と、故人の残した遺書の内容で揉める親族・知人・息子。婚期を迎え、好条件の見合いに目がくらむ女と、運悪く浮気が発覚する男。成人式というハレの日に、スーツではなく特攻服で行こうとする息子と、それを必死に止める両親。出来ちゃった結婚をし、出産を控えた妻の元へ向かう夫と、あからさまに八つ当たりをする義父。ひとりの女性をめぐり、超一流のプロ野球選手に無謀な野球勝負を挑む、うだつのあがらないフリーター男…。一種風変りな登場人物たちは、どこか共感できる悩みを抱いた普通の人々ばかり。そんな悩める人々が惑う様子をコミカルに描ききった、泣き笑いのヒューマンコメディ。ドラマ・舞台・映画と活躍の場を広げ、コメディからヒューマンまで幅広く演じる実力派俳優として活躍する陣内さん。監督としては、2003年の『ROCKERS』で自身のバンド活動を描き、長編映画監督デビュー。そして長編2作目は『スマイル 聖夜の奇跡』が公開された。そこから実に9年ぶりにメガホンをとったのが本作だ。また、脚本を手掛けたのは、『桐島、部活やめるってよ』『ディストラクション・ベイビーズ』などを手掛ける、いま注目される脚本家のひとり、喜安浩平。誰もが経験する人生の節目を軸に、人間模様の表裏を巧みに描いたヒューマンドラマとして、誰もが共感できる極上のコメディとして昇華させているという。キャストには、卓越した演技力でシリアスな作品からコミカルな作品まで幅広い演技をみせてくれる中井さんや木村さん。どの作品においても独自の世界観を放ち続ける柳葉さん。存在感で見るものを魅了する大地康雄、佐藤さん。どこか可笑しみと親しみを感じさせる名バイプレイヤー山崎樹範。そして若手実力派からは、『20世紀少年』シリーズや『君が踊る、夏』の木南さんをはじめ、浅利陽介、渡辺大、入山法子。『雨女』『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』など出演作の公開が控え、いま注目度急上昇中の清野菜名、『ライチ☆光クラブ』『黒崎くんの言いなりになんてならない』の柾木玲弥らが集結している。陣内監督は、「5年程前、喜安君という才能溢れる脚本家と知り合い、写真という形に残された『幸福のアリバイ』が巻き起こす喜劇と、指し示す幸せの在りかを映画にしたいと思いました」と製作に至った経緯を説明。また、「大地さんの名演技、中井さんの大人の色気、柳葉さんの愛情、佐藤二朗君と山崎樹範君のユーモアとペーソス…。盟友の名演技に救われ、支えられ、魅せられる映画です!」とキャストについて熱く語った。30年以上にわたり、日本の第一線を走り続けてきた俳優・陣内さん。信頼の厚い陣内さんの9年ぶりの監督作とあって、ベテランから注目の若手まで幅広い豪華キャストが揃った今回。一体、誰がどんな配役となるのだろうか。『幸福のアリバイ~Picture~』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年05月25日門脇麦、長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキーといった豪華キャストが競演する『二重生活』。この度、本作で菅田さんが演じるゲームデザイナー・卓也の場面写真が到着した。大学院の哲学科に通う珠(門脇麦)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。こうして珠の「尾行する日々」が始まった――。本作は、 NHK「ラジオ」(文化庁・芸術祭大賞受賞、国際エミー賞にノミネート)など多くの記憶に残るドラマを手掛けた映像作家・岸善幸が、『無伴奏』など数々の作品が映像化される直木賞作家・小池真理子の同名小説を、大胆に脚色し映画化に挑んだ作品。キャストには、本作で単独初主演に挑んだ珠役の門脇さんをはじめ、尾行される男・石坂役の長谷川さん、珠の恋人・卓也役に菅田さん、尾行を勧める謎多き教授にリリーさんなど、多彩なキャストが集結している。現在公開中の『ディストラクション・ベイビーズ』や放送中の「ラヴソング」、そして『セトウツミ』『何者』『デスノート Light up the NEW world』の公開も控え、また『溺れるナイフ』では小松菜奈と共にW主演が決定しているなど、いまノリに乗っている人気俳優の菅田さん。これまで個性的な役柄をこなしてきたが、本作では一転、主人公・珠と同棲中の恋人・卓也を演じ、ナチュラルな魅力を振りまいている。このほど解禁された写真では、美少女キャラのイラストに囲まれた、ちょっとオタクな仕事場で腕を組む卓也の姿が切り取られている。劇中では、ゲームデザイナーとしてコツコツ働き、珠が尾行をしている最中も、仕事のために机に向かうという役どころ。そんな卓也について菅田さんは、「絵の才能がすごくあるわけではないけれど、まったく関係ないことを仕事にするのも嫌だし、と最初は嫌々はじめたところもあったと思うんです。でも頑張っていたら、評価されはじめたという過程があって。男としては、その過程を一番見て、褒めてほしいんですよ」と熱く語る。「大好きなものを、違う形で仕事にするつらさ。でもそれを乗り越えて、その道で評価をされるってすごいことだと思いますから」と続けてコメントした。『二重生活』は6月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月25日児童文学の金字塔、北杜夫の同名児童書を原作に、松田龍平主演で贈る『ぼくのおじさん』。この度、本作の共演者に、戸次重幸、寺島しのぶ、宮藤官九郎、戸田恵梨香ら、豪華キャスト陣が集結していることが明らかになった。学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男(大西利空)。「自分のまわりにいる大人について」というのがテーマ。公務員の父(宮藤官九郎)と専業主婦の母(寺島しのぶ)では面白いものが書けそうにない。居候しているぼくの“おじさん”(松田龍平)は、大人のくせに万年床に寝転がってマンガばかり読み、時には僕をダシにお母さんからお小遣いをもらうこともある大人。雪男は、そんなおじさんを題材に作文を書くことにする。そんなある日、おじさんにお見合い話が持ち上がった。乗り気でないおじさんだったが、目の前に現れたお見合い相手はハワイの日系四世で絶世の美女・稲葉エリー(真木よう子)。ぼくの心配をよそにおじさんはエリーに一目惚れ。だが、エリーは祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイへ帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、あの手、この手を駆使してハワイへ行く策を練るおじさんだが、ことごとく失敗。だが奇跡が訪れ、ハワイに行けることに。おじさんと雪男はエリーを追いかけてハワイへ行くが、なぜか和菓子屋の御曹司、青木(戸次重幸)もやってきて――!?原作は、「夜と霧の隅で」「揄家の人びと」など、日本純文学を代表する作品を発表する一方で、マンボウシリーズなどの児童エッセイ・小説で絶大な人気を誇る北氏が、ユーモアセンスを遺憾なく発揮し、和田誠のイラストも併せて、いまなお幅広い世代に愛され続ける同名作。メガホンを取るのは、『苦役列車』『味園ユニバース』などの話題作を手掛けた山下敦弘監督だ。松田さん演じる、親戚の家に居候し万年床で暮らす”おじさん”をはじめ、おじさんと同居し、見守る甥っ子・雪男役の大西利空、おじさんが一目惚れするヒロインとして真木よう子の出演が明かされていたが、今回新たに共演者が発表された。雪男の担任・みのり先生役には、『デスノート Light up the NEW world』にて続投が決定した戸田さん。おじさんと同居している雪男の父・定男役に脚本家・作詞家・監督・などなど幅広く活躍する宮藤さん。母・節子役に、映画やテレビだけでなく舞台でも活躍する寺島さん。ひょんなことからおじさん、雪男と知り合う創業200年の老舗和菓子屋の御曹司・青木役に、現在放送中のドラマ「昼のセント酒」で主演を務める戸次さんが配役。撮影を終え、「結局僕の演じた青木っていいやつ」と語ったのは戸次さん。松田さん演じる“おじさん”については、「おじさん役が松田龍平くんか?」と最初は驚いたと言いながら、「利空くんとペアルックで並んでいる姿を見たら、妙な説得力があって、おじさんぷりがしっくりきていて驚きました」と見事なハマリっぷりだったと話す。一方の宮藤さんは「おじさんは、自分に近いというか、ああゆう生き方ができたらいいですよね」とうらやましそうに話していた。今回、先生役初挑戦となる戸田さんは「こうゆう雰囲気の衣装自体、いままで着ていなかったので、とても新鮮でした。逆に女の子ぽくて、こっぱずかしい感じ」と照れた様子。また寺島さんは撮影をふり返り、「龍平くんに『何、いつも笑ってんですか?』と言われました。自分では意識していませんでしたが、ギスギスしていない精神が健全でいられる役だったので、いつも朗らかな気分で現場に居られました」と現場も和やかに進んでいたようだ。この4人に加えて、雪男の親戚でおせっかいな智子おばさん役をキムラ緑子、エリーの母・稲葉キャシー役に銀粉蝶ら、実力派豪華キャストが脇を固める。『ぼくのおじさん』は11月3日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月25日二階堂ふみと山崎賢人のW主演で贈る、八田鮎子原作の人気少女コミックの映画化『オオカミ少女と黒王子』。全国の女の子たちに胸キュンを呼び起こす本作の公開を今週末5月28日(土)に控え、メイキングや貴重なインタビュー映像など、超盛りだくさんな16分の公開直前スペシャル映像が解禁となった。嘘つき少女とドS王子の“ドキドキ・ラブコメ”を、最旬キャストで描く本作。メガホンを取ったのは、『ストロボ・エッジ』『娚の一生』などで知られるヒットメーカー、廣木隆一監督。二階堂さん、山崎さんを盛り上げるキャストには、鈴木伸之、門脇麦、横浜流星、池田エライザ、玉城ティナ、吉沢亮、菜々緒と注目のフレッシュな面々が集結する。今回解禁となった16分もの映像では、原作を知らなくてもストーリーを追える簡単な紹介映像に加え、二階堂さん&山崎さんが撮影裏で息ぴったりなところを見せるメイキング映像や、2人のインタビューを目にすることができる。10代でドラマ「熱海の捜査官」で共演したという、二階堂さんと山崎さん。約6年ぶりに本作で再共演、今年9月に揃って22歳の誕生日を迎えるという同年代の2人は、撮影現場でお互いに約6年の間に経験した仕事の話や、本作について“近い距離”で話すことができたと語り、「2人の距離感が映画にも反映している」とコメント。また、現場ではヒロイン・エリカを演じた二階堂さんがいつも周囲のスタッフを明るくしたそうで、撮影の合間に山崎さんと仲良く歌ったり、踊ったりしてじゃれ合っている場面や、つまみ食いをしている可愛らしいオフの映像も収められている。一方、山崎さんは二階堂さんの熱意に関心したそうで、廣木監督と真剣に演技について話し合う、そんな“女優・二階堂ふみ”としての一面もしっかり収められている。さらに、風邪をひいた恭也の看病をするシーンは、エリカと恭也の距離がぐっと縮まる場面だが、2人のアイディアで、立ったまま演技をするシーンから座って演技をするというシーンに変更したという。本映像では、2人が監督と真剣に演技について語り合う様子も収められており、それぞれ役に対する熱い想いが伝わってくる必見の場面となっている。そのほか、先日画像でも解禁となった、恭也の姉役を演じた菜々緒さんに“ガチ”ビンタされるシーンのメイキングも収録。まさに予習にぴったりな、見どころたっぷりの映像となっている。『オオカミ少女と黒王子』は5月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日公開中の『ディストラクション・ベイビーズ』でも共演する小松菜奈と菅田将暉をW主演に、いま最注目の若手女性監督・山戸結希のもと、ジョージ朝倉の伝説的コミックを実写化する『溺れるナイフ』。このほど、破裂しそうな10代の恋と衝動に観る者も震えずにはいられない、“キス寸止め”シーンを含む特報と2人のキラキラが眩しいティザーポスターが解禁となった。東京から転校してきた美少女モデルの夏芽は、強烈なオーラを放つ地元の少年コウに出会い一瞬にして惹かれていく。コウも夏芽の美しさに同類の力を感じ、ぶつかり合いながらも付き合うことに。しかし、火祭りの夜にある悲劇が2人を襲い、深く傷つきコウと別れてしまった夏芽。孤独な彼女を救ったのは同級生の大友だった。彼の優しさに癒されながらも、コウに急接近する幼なじみのカナに心を乱され、行き場を失う夏芽。そんなある日、芸能界復帰のチャンスが訪れる――。原作は講談社「別冊フレンド」にて連載されていた、ジョージ朝倉による伝説的少女コミック。『ディストラクション・ベイビーズ』では強烈なシーンを演じている小松さんと菅田さんに、『殿、利息でござる!』にも出演の重岡大毅(ジャニーズWEST)、『ちはやふる』の上白石萌音といった最旬キャストを迎え、独自の映像美あふれる青春映画を生み出してきた山戸監督によって、鮮烈にスクリーンに描き出す。本作初の映像となる今回の特報では、ロケ地である和歌山県の大自然を舞台に、甘酸っぱくも切なく、激しい恋愛模様が映し出されていく。まず、照り付ける陽射しの中、顔をくしゃくしゃにして笑いながら、海岸沿いをバイクで疾走していく夏芽(小松さん)とコウ(菅田さん)。2人のキラキラした表情が、まわりの情景ともピッタリ合い、眩しいほど。だが、初めての出会いで強烈に惹かれあう2人の場面から一転、「もう俺に関わらんで」と突き放すように言うコウ。傷ついた夏芽に寄り添う同級生の大友と、コウに憧れを抱く幼なじみのカナが2人を見守る。そして、コウが夏芽にキスをしようと顔を寄せるところで終わってしまう、寸止めの胸キュン映像となっている。また、新たに、元・ロックバンド「毛皮のマリーズ」の志磨遼平(ドレスコーズ)、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチスといった追加キャストも発表。若い才能とベテランや個性派が一堂に会した、10代特有の“全能感”の謳歌と挫折、そして再生を、本映像からも感じてみて。『溺れるナイフ』は11月、TOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日