映画『日々ロック』のオーディション。野村周平は「脱ぎます」と宣言し服に手をかけたが、一瞬、思案した。脱ぐこと自体をためらったわけではない。主人公・日々沼拓郎が服を脱ぐのは原作漫画でも“お約束”のこと。むしろ、そこに抗いたかった。「『こいつ、原作を読んでマネしてるだけだな』と思われたくない」。そんな思いで、彼が瞬時に選択したのはTシャツとパンツを残して、それ以外は全て脱ぐという何とも珍妙な格好。「それから近くにあった傘を手に『リンダリンダ』(ザ・ブルーハーツ)を熱唱しました。歌詞もバラバラだったんですが…(苦笑)」。話は続く。オーディション開始時から「全然、こっちを見ないし、ひと言も話してくれず、初対面なのに嫌われてるのかと思った」という入江悠監督が、その姿を見て、初めて口を開いた。「じゃあ、お芝居の方もやってみようか」。結果、Tシャツにパンツ一丁という出で立ちのまま、芝居のテストを行なうことに…。「まさか受かるとは思わなかったです」としみじみと笑う。パンツのタイプがトランクスだったのか?ボクサータイプだったのかは聞き忘れた…が、なぜか勝手に白ブリーフ姿で歌う姿が目に浮かんでくる。ヘタレでありながらも魂はロックンローラーな日々沼拓郎と仲間たちが、ロックの高みを目指していく姿を描いた『日々ロック』。撮影以前のオーディション段階のエピソードからすでに熱さが伝わってくる。最初に原作を読んだ時には「ここに描かれている日々沼拓郎を実写で表現しなくちゃいけないのか?」と戸惑いを覚えたという。「普段はサエないけど、楽器を持ったら豹変するところをどう見せたらいいのか?考え抜きました。日々沼はヘタレのように見えて、『ロックのために死ねる』という覚悟を持って音楽に取り組み、人の心に自分の思いを届けたいという一心の真面目な少年。漫画の実写化という点に関しては、僕自身、好きな漫画が実写化されるとき、似ても似つかないのはイヤなんです。だから、まずはビジュアルからとアフロにして、そこから少しずつ日々沼に入り込んでいきました」。うまく周囲とコミュニケーションが取れない日々沼だが、唸るような声や表情、そして音楽で感情を伝えていく。「演じる上では、動物のように目に入るもの全てに反応することを軸として持ち続けました。臆病な男だから『あれは何だろう?』って全部にリアクションしちゃう(笑)。正直、演じている最中は『難しい』とか考える余裕もないままに、自分でもよく分からないままにあんな変な顔をしたり、唸ったりしてました。スケジュールもタイトで、終わっては家に帰って寝て、起きてまた演じて、終わったら寝ての繰り返しで、ずっと日々沼のままでいたので、苦しいとかいう思いもなかったです。自分では撮影が終われば役が抜けているものだと思ってるんですが、家に帰って寝たら撮影現場の夢を見たり…。自分で思ってる以上に意外と追い込まれていたのかもしれません(苦笑)」。やはり日々沼拓郎、そして映画『日々ロック』を語る上で、避けて通れないのがライヴシーン。「黒猫チェルシー」に「忘れらんねえよ」など、多くのミュージシャンが本作のために楽曲を提供し、さらに岡本啓佑(黒猫チェルシー)、古舘佑太郎(The SALOVERS)などが俳優としても本作に参加している。その中で、野村さんの役目はプロのミュージシャンが作った楽曲を、自分のものとして歌い上げること。肉体的、精神的に容易な挑戦ではなかった。「終わって改めて思うのは、ミュージシャンは偉大だということ。ミュージシャンは俳優になれるけど、その逆は難しい――それでも『負けるか!』という気持ちにもなったし、やっぱり中途半端に出来るもんじゃないって思い知らされたし…。正直、命を賭けて音楽をやってる人の前で自分みたいな人間が歌うのは恥ずかしいって思いもありました。それでも自分がやらなきゃいけない状況で、思い切って、声を出して叫んでました」。つい先頃、21歳の誕生日を迎えたばかり。以前、20歳を目前にした時期に映画『江ノ島プリズム』で話を聞いた時は冗談交じりに「(二十歳になるのは)もうちょっと待ってほしい(笑)」などと語っていたが、そこから1年ちょっとの期間で大きな飛躍を遂げた。『男子高校生の日常』に『クジラのいた夏』と2本の主演映画が公開され、今年の夏クール放送の「若者たち2014」でも強い存在感を放ち、脚光を浴びた。さて、こうした“飛躍”を踏まえ、現在の心境を尋ねると「この1年は結構、怒濤でしたね…」という感想と共に意外やネガティブな言葉が並ぶ。「1月からドラマ(『僕のいた時間』)をやって、その間にこの映画のためにギターを練習して4月中旬から(本作の)撮影があり、それが終わったら『若者たち』に入って…あぁ、もう一年終わるのかって気持ちかな。すごい人たちとやれた1年でもあり、ちょっとずつ自信を失って『自分がこの仕事をしてていいのか?』とも考えるようにもなって…(苦笑)。この映画も含め、作品には絶対的な自信を持ってるんですけど、僕自身の自信は…。不安だし、怖いし『役者に向いてるのかな?』と思うこともあるし、でも周りのみなさんに相談すると『あぁ、役者なんて自信をなくす仕事だよ』と。じゃあ、これでいいのかなとも思いつつ…って感じですね(笑)」。自信を持てずとも“負けず嫌いな自分”は十二分に自覚している。二十代のこの時期は特に同世代の俳優との共演も多い。「僕の周りには僕よりもすごい同世代の俳優がいっぱいいる。どうしよう?と思いつつもやっぱり負けてられないし、彼らよりも一歩でも二歩でも前に出たい気持ちはある。売れなきゃ意味がないとも思ってる」とも。だからこそ、この映画に懸ける思いは強い。「『日々ロック』で名を上げたい」――スマートで一見、クールな見た目とは裏腹に、戦国時代を生きる男のような強い思いが口をついて出る。「繰り返しになりますが、作品に対してはそれだけの自信を持ってるし、中途半端ではなく今の自分の全てを注いだと思ってます。“野村と言えば『日々ロック』”と言われる作品になってほしいし、そうならなきゃいけない」。この世代の俳優陣を取り巻く状況に関して先に挙げた“戦国時代”という言葉は決して大げさではないかもしれない。その中で、この男の名を耳にする機会がこの先、まだまだ増えそうな気がする。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年11月20日俳優の野村周平が11月9日(日)、東京・渋谷のライヴハウスで行われた主演作『日々ロック』のヒット祈願イベントに出席。もうすぐ21歳を迎える野村さんは、共演者からサプライズで一足早い誕生日祝いをされ「すげえ嬉しい!最高の誕生日です」と感激していた。本作は榎屋克優の同名コミックを原作に、高校卒業後に上京し、伝説のライヴハウスに住み込みで働き、活動を続ける拓郎らバンドメンバーが、デジタル系トップアイドルの宇田川咲に翻弄されながら、才能を開花させる姿を描いた青春ロックムービー。イベントにはギター兼ボーカルの主人公・日々沼拓郎を演じる野村さんを始め、劇中バンド「ザ・ロックンロールブラザーズ」のメンバーを演じる前野朋哉と岡本啓佑(黒猫チェルシー)、共演するアイドル役の二階堂ふみが出席。特製のバースデイケーキが登場すると、前野さん&岡本さんが野村さんの口元に“ア~ン”してあげる場面もあり、和気あいあいとした雰囲気だった。野村さん演じる日々沼は、演奏中に興奮すると“全裸”になってしまうという設定。「しんどいこともたくさんありましたが、裸も苦にはならず、興奮さえ覚えるようになった。最後まで楽しい撮影でした。撮影は3週間ほどで、プライベートでも素に戻る暇もなく、自然と日々沼でいられた」とふり返っていた。この日はライヴハウスでのヒット祈願イベントに始まり、「HMV record shop 渋谷」で野村さんらキャスト陣によるトークイベント、「爆弾ジョニー」「細身のシャイボーイ」「The SALOVERS」ら楽曲提供アーティストによるライヴを開催。さらに本作を上映する渋谷・シネクイントの表明訪問、TOKYO FM渋谷スペイン坂スタジオでのスペシャル番組生放送など、怒涛のプロモーション展開で映画『日々ロック』が渋谷をジャックした。『日々ロック』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年11月10日野村アセットマネジメントはこのたび、ヘッジ・ファンドのインキュベーション事業(資産運用業務における起業支援のこと。ファンド・マネージャーを志す候補者を発掘して資金を提供し、優れた運用実績を残した候補者に対してファンドの立ち上げを支援する)を行うBridge Capital Asset Management(以下BC社)との間で業務提携を進めるべく、アライアンス基本契約書を締結したと発表した。このたびの契約により、同社は30億円を上限としてBC社が運用するインキュベーション・ファンドに投資するとともに、将来BC社への出資を可能とする出資オプションを取得する。BC社との提携を通じて、同社はヘッジ・ファンドのプロダクト・ラインナップを拡充し、商品開発をさらに加速させていく。○BC社の概要商号:Bridge Capital Asset Management株式会社、金融商品取引業者関東財務局長(金商)第159号代表者:代表取締役籔内太嘉司所在地:東京都千代田区九段南2丁目5番1号設立:2004年7月資本金:9990万円
2014年08月08日ドラマ「若者たち2014」などで今年活躍著しい野村周平と、『私の男』を始め、話題作出演が続く二階堂ふみが出演する、映画『日々ロック』。このほど、野村さん演じる、つい全裸になってしまう主人公・日々沼拓郎のヘタレっぷりが確認できる劇中ビジュアルがどこよりも早くシネマカフェに到着した。『SR サイタマノラッパー』シリーズで映画界の話題をさらった新鋭鬼才・入江悠監督が、「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の榎屋克優原作の同名人気ロックコミックを、爆音ロックエンターテイメントとして映画化した本作。これまで映画・アニメ問わず、過去さまざまな “ヘタレ”キャラが生み出されてきたが、本作でイケメン俳優、野村さんが挑んだ主人公・日々沼拓郎は、また別格だ。今回解禁されたのは、大好きなロックを演奏していると自分を解放しすぎて “全裸”になってしまう…というクセ(?)を持つ拓郎のヘタレ満載のビジュアル。ロックスターを目指し、バンド「ザ・ロックンロールブラザーズ」のボーカルとして、ベースの草壁(前野朋哉)、ドラムの依田(岡本啓佑)と共に上京してきた拓郎。ライブハウス・モンスターGOGOで住み込みで働きながら、鬼のように怖い店長(竹中直人)に蹴り飛ばされ、踏まれ、罵倒されながらもパフォーマンスする日々を送っている。だが、全裸でギターを抱え、魂を奮い立たせて歌い続けるものの、肝心のライブは数える程の客しかいないうえ、毎回空回り気味。ある晩、いつものように全裸でライブをしていた拓郎の前に、酔っぱらった女子が乱入!その女子こそ、カリスマ的な人気を誇るトップアイドル・宇田川咲(二階堂ふみ)。そして「ザ・ロックンロールブラザーズ」のステージへ上がった咲は、拓郎の頭に向かって、いきなりビール瓶を振り下ろす!「お前、童貞だろ?生の女抱いてからロックしな!」と吐き捨てた咲は、ギターを奪い、拓郎を蹴り落とす。咲に蹴られた瞬間、彼の急所はライブ機材の角へと直撃!全裸で悶える拓郎…。しかし、そんなダサく、情けない拓郎の姿にも、「お前らダセーけど、けっこー良かったぞ!」と笑顔で去っていく咲。“ロックを愛する気持ちは誰にも負けない”と、体中からあふれんばかりに自分たちの音楽を突き進んでいく「ザ・ロックンロールブラザーズ」の歌は、トップアイドルとして活躍する咲の“ロック魂”に火をつけ、熱い想いを呼び起こさせるのだ。史上最低のロックバカ・拓郎の熱い“ロック”な叫びが、咲を始め、みんなの心を突き動かしていくことになる本作。まずは、野村さん演じるヘタレキャラぶりをこちらから確かめてみて。映画『日々ロック』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年08月08日学会が贈る「E-ライン・ビューティフル大賞」を受賞女優としてCM・ドラマ・映画と、活躍を続ける剛力彩芽。最近ではCDデビューも果たし、さらに活動の場を拡大している。そんな剛力が23日、もっとも横顔の美しい女性に贈られる「2013年度 E-ライン・ビューティフル大賞」を受賞し、東京都内で行われた授賞式に登壇した。この「E-ライン・ビューティフル大賞」は、特定非営利活動法人の日本成人矯正歯科学会(JAAO)が、広く一般に矯正歯科治療に関する知識をもってもらうことなどを目的に、対外的アピールの一環として設け、1990年から授与している賞で、第1回はピンクレディーで知られる歌手のMIEが受賞している。ショートヘアですっきり横顔美人際立つ?!賞の選考には同学会を中心とした選考委員会があたり、歯並びの良い横顔の美しい日本女性であること、心身ともに健全で総合的なプロポーションもバランスがとれていること、幅広く活躍する著名人であることといった条件に該当する女性の中から、大賞を選出しているという。ちなみに、「E-ライン」とは、美しい横顔の基準としてアメリカの矯正歯科医、Dr.リケッツが提唱したもので、鼻の先端とあごの先端を結んだ線を指し、このラインからの唇の後退・突出の程度が横顔の美しさを決めるとされている。日本人女性の場合、上下の口唇がややE-ラインより内側にあるのが、理想的な美しさにみえるポイントという。今では、ショートカットスタイルがおなじみの剛力彩芽だが、かつては髪も長かった。転機は3年ほど前のドラマの撮影だったそうで、作品のためにばっさり切ったところ、横もすっきりよく見えるようになり、横顔がキレイとほめられることも多くなったという。過去には、彼女の事務所の先輩にあたる米倉涼子も受賞しているということもあって、この賞は欲しかった念願のものだったとか。剛力は自信につながると喜びを語り、いくつになってもナチュラルな横顔でいられるようにしたいとコメントした。【参考リンク】▼日本成人矯正歯科学会▼E-ライン・ビューティフル大賞▼剛力彩芽オフィシャルサイト超絶美肌の持ち主!韓国女優”チェ・ジウ”も虜のエイジングケアサプリとは?(6月16日)えっっ!!すべての酵素がダイエットに効くわけじゃない!?(6月15日)元の記事を読む
2013年06月25日高視聴率を集めているドラマ「ガリレオ」のヒロインを務める吉高由里子さん。誰とも似ていないキャラクターで男性から人気を集めています。今回は、吉高由里子がお手本!不思議キャラでモテる方法をご紹介したいと思います。■1.好き嫌いがはっきりしているので分かりやすい不思議キャラの人は、自分の世界観を持っており、ブレない芯を持っている点が男性からみると好印象にうつります。また、好き嫌いがはっきりしているので、一緒にいて男性を疲れさせることもありません。一方で、自分がなく、ふわふわしていて、いつもまわりに流されているような人は、「簡単に手に入る」というイメージがあるので、本命にされにくいでしょう。■2.突飛なトークで男性を惹きつける不思議キャラの人は、会話で男性を惹きつけます。とつぜんぶっ飛んだことを言うので、一見「天然キャラを演じてるのか?」と思われがちですが、実際のところはそうではありません。包み隠さずに自分の考えを話しながら、自然と男性に「この子、面白い子だな」と思わせて、心の中に入り込みます。無難な会話で男性の機嫌を伺う女性よりも、会話で男性をたのしませる女性のほうがモテるということです。■3.意外と聞き上手不思議キャラの人はおしゃべりなタイプというよりも、じっくりと人の話を聞いてから、ポロっと自分の切り口で話し始めます。聞き上手な人が多いので、一緒にいていて疲れることはありません。男性は、受け身で話題を提供されるのを待っているような女性に飽き飽きしているので、会話のキャッチボールができる女性は好かれます。■4.かまってちゃんではないのでラク不思議キャラの人は、個性があり、ひとり時間の使い方を知っているため、男性からみると「放っておいても大丈夫そう」と安心感を抱きます。男性は基本的にわがままな生き物なので、「かまってくれないと寂しいからイヤなの」と義務的な要求をされると気持ちが冷めてしまいます。そのため、自由で気ままな不思議キャラの女性とは相性がいいのです。■5.少数派だから注目を集める不思議キャラは、どこに行ってもレアキャラになれます。レアキャラになるというのは、簡単に言えば特別な存在としてみられるようにすることであり、これはモテるための常套手段です。友達やグループで話していて目立てるのは、少数派の人。すこし変わった意見を持っている人の話は、聞きたくなります。そこで注目を集められる不思議キャラは、場を盛り上げる特別な存在です。そうなると男性はその人のことが気になって仕方がなくなるのです。■おわりにいかがでしたでしょうか?不思議キャラは、わざとらしく演じる必要はありません。あくまで、人と違う一面を持っていたらナチュラルにアピールしてください。そうすることで、気になる個性を持った女性としてあなたの魅力にひかれた男性が近づいてきますよ!(白武ときお/ハウコレ)
2013年06月11日今やテレビで見ない日はない女優の剛力彩芽さん。2013年6月には歌手デビューを予定しており、勢いはとどまるところを知りません。その勢いを可能にしているのは、なんといってもポジティブオーラ。いつ見ても明るく笑顔を絶やさないのが彼女の魅力です。今回は、「剛力彩芽さんに学ぶ!ポジティブオーラでモテる方法」をご紹介していきたいと思います。■1.可愛いと信じこむ剛力彩芽さんの名言の一つに「家族や身近な人が「彩芽は可愛いね」って言ってくれるから、誰がなんと言おうと可愛いはず」というものがあります。自分の信頼している人が、褒めてくれている。可愛いと言ってくれているなら、それを信じよう。彼女はそうやって、自分の可愛さに自信を持っているのです。■2.笑顔が一番の武器「常に笑っているので、毎日がベストスマイルです」と語る剛力彩芽さん。女性の一番の武器は色仕掛けでも涙でもありません。笑顔です。自分の笑顔の可愛さに絶対の自信を持つことが大事。そうすることで、顔がくしゃくしゃになっても気にせず、花が咲くような笑顔が生まれるのです。笑っている人は、話しかけやすいですし、笑うことで自分も周りもハッピーになります。顔をクシャクシャにして笑い、ハッピーオーラを撒き散らしている剛力彩芽さんは、さすがベストスマイルオブザイヤー2012に選ばれるだけあります。周りをハッピーにする人がモテないわけありません。■3.プレッシャーを楽しむいきなり芸能界トップクラスの活躍を任されている剛力彩芽さん。そんなプレッシャーに耐えられるのは、やはり彼女がポジティブだからです。「大きな勝負を控えている皆さんにも、私はあえてこう言いたい。『勝負を楽しんじゃえ!』って」と語っていることから、剛力さんがなにごともポジティブに捉えていることがわかります。彼女に学び、つらいときは「このプレッシャーを味わえるのは、今だけ!」と気持ちを切り替えて、苦難を乗り越えましょう。■4.まわりを巻き込むただ自分がポジティブでいるだけではなく、自分の周りもポジティブな人で固めるのが大事です。ネガティブなことを吹き込んでくるやものはなるべく自分から遠ざけましょう。自分から積極的に冗談を言って、明るい雰囲気を作り上げたり、周囲が煮詰まっているときにさりげなくお茶やお菓子を用意するなど、自分自身が「ポジティブのもと」になる努力も大切に。■5.批判を受け入れる批判されるたびに落ち込んでいては、ネガティブオーラに包まれてしまいます。何を言われてもポジティブにいるためには、適度に批判を受け入れ、プラスに活かしていくことが大切。自分を信じ、たまに人の意見に耳を傾けながら、批判に対してはプラスに、改善する姿勢であたりましょう。応援してもらえる人柄を持つことが、あなたの成長を加速させますよ。■6.ショートカットのススメ剛力彩芽さんのブレイクの要因に「ショートカット」というのがあります。笑顔が髪に隠れることもなく、とても健康的で、快活に見え爽やかです。ポジティブを目指している人は、ショートカットにすると自然に気持ちが上向いてくるでしょう。■おわりにいかがでしたでしょうか?自分が変われば周りが変わり、周りが変われば自分に返ってくる。ポジティブオーラで、自分も周りもハッピーにさせちゃいましょう。(白武ときお/ハウコレ)
2013年05月07日今、話題の剛力彩芽さん。CM出演本数がとても多く、見かけない日はないのではないでしょうか?さらさらロングもすてきだけど、ショートカットだって男子に根強い人気があります。今回は、ショートカット女子の魅力をご紹介したいと思います。この春は思い切ってイメチェンしてみましょう!1.清潔感があるショートカットの女性は、清潔感があります。性格もさっぱりしていそうだし、飾らない潔さのようなものを感じます。スタイリングではなく、自分そのもので勝負している感じが、とてもラフで好印象です。2.うなじや耳がみえる男性は、普段見えないものが見えている状態が大好きです。耳とうなじは大好物です。女性の耳は、普段は髪で隠れていて見えません。ショートカットにすることで、耳が見え隠れするので、男性はドキドキしてしまいます。また、うなじは男性イチコロです。後ろからでも存在感を出せるので、オススメです。3.他の女性との差別化断言しますが剛力彩芽さんにインパクトがあるのは、ショートカットだからです。ショートカットでなかったら、ここまで世間をにぎわせていないはずです。なぜかというと、独特なショートカットにすることで他の芸能人との差別化ができているからです。あなたの周りに、ショートカットの女性がいない場合は、大チャンス。差別化を図って、目立つ存在になりましょう。話題をさらうことが大事です。4.洗練されている印象ショートカットは、洗練された印象を与えます。色々な髪型を経て、たどり着いたオシャレ上級者のような、ブランディングをしましょう。また、キャリアウーマンなど、仕事ができる印象も与えられます。心機一転、仕事、恋活などやる気のあらわれを髪型で表現してみてはいかがでしょう。5.笑顔がかわいくみえる一番大事なのは、笑顔です。ショートカットは、髪で顔が隠れる事がありません。無邪気な笑顔をあますところなく見せれるので、好感を持たれやすいです。顔がしっかり見える事で、男性はあなたのリアクションをよりはっきりと捉える事ができます。ショートカットにした影響で、あなたの性格も明るくなるはずですよ。おわりにいかがでしたでしょうか?ショートカットを好きな男性は、とことん好きです。気になる彼が、Perfumeだとのっち、AKBだと篠田麻里子、ももクロだとしおりん推しだった場合、ショートカット好き男性に間違いなし!さっそく美容院へ行きましょう!(白武ときお/ハウコレ)
2013年03月09日かわいすぎる!と注目の2世美少女が本格デビュータレントとして活躍する野々村真と俊恵夫妻の長女である香音(かのん)が、本格的に歌手デビューすることが決定した。まだ11歳というあどけなさも残る彼女だが、その愛らしさは、テレビの親子番組などで出演して以来、ネットでも話題となっており、「かわいすぎる」2世美少女として注目されてきている。その愛らしさとは裏腹に、ドラムの英才教育をしっかりと受けてきたロックンロール少女なのだそうで、デビューは2月9日リリースの「花粉デビルをやっつけろ!」における歌手活動からとなっている。また、香音本人が実演モデルを務めた書籍「花粉キラー『元気ボール体操』で脳内リセット」(SDP)も発売される。将来はドラムや歌もできるアンジェリーナ・ジョリー?!デビュー曲のPVは、東京都内にある野々村の自宅で撮影されたそうで、夫妻や弟の侑隼(ゆうと)君も参加しているという。香音は得意のドラムも披露しているそうだ。楽曲は、「マル・マル・モリ・モリ!」の大ヒットを生み出した宮下浩司氏が作詞・作曲を担当し、花粉症対策と結び付けたユニークな作品となっている。今後はダンスや演技にも力を入れていきたいと考えているそうで、本人はアクションが大好きなのだとか。将来女優としてはアンジェリーナ・ジョリーのようになりたいと、憧れを語っている。アイドルルックスで、モデルや女優、歌を含む音楽活動と活躍が期待される場は幅広い。すでに9歳で舞台デビューを果たしており、今後のさらなる活躍がはやくも期待されている。元の記事を読む
2013年02月09日「芸能界という戦場にもたらされたリーサルウェポン」か、はたまた「理不尽と不条理が生んだゴッドチャイルド」か。剛力彩芽。全国の新弟子さんが選ぶ“四股名にしたい苗字”ナンバーワン(※西澤調べ)、東京タワーのマスコット“ノッポン”を思わせるひょろりバディ、天下のオスカープロモーションが社運を上手投げで押しまくる若手女優さんであります。剛力さんと言えば、“MOTTAINAI”に続く奥深き日本語文化“GORIOSHI”を世界標準語にまで押し上げた功労者。数々のドラマ、CMにゴーリーに出演、2011年は日本ウェディングベストドレッサー賞、2012年は日本メガネベストドレッサー賞特別賞(今後メガネをかけて欲しい部門)、ベストレザーニスト、ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー、今年あたりはモンドセレクション金賞にも選ばれそうな勢いです。もちろん、このインターネットたけなわの現代人たちが「業界におけるあからさまなパワーゲーム」に黙っているはずもございません。「剛力」と検索すれば、ここに書くことをはばかられるような罵詈雑言の数々に出会うことでしょう。ニセ剛力ツイッターは現れるわ、“剛力の不快なCMで打順”は組まれるわ(※ちなみに一番ショート「ヤクルト ジョア」が俊足生かして出塁、2番レフト「GREE」が送って3番「花王エマール」で繋いで、主砲サード「ヤマザキランチパック」で踊りながら走者一掃という流れ)。西武黄金時代を彷彿とさせる最強のラインナップに、ネットの皆さんの剛力さんに対する熱過ぎる思いが垣間見えるではないですか。キライキライもスキの内か……そんな剛力バッシングは「ビブリア古書堂」のドラマ化によりピークを迎えます。ロングの黒髪に透き通るような白肌、隠れ巨乳の人見知り美人。「んなヤツおるかいな」の栞子さんを剛力さんが演じるとあって、案の定原作ファンたちは激昂のち慟哭。 >>続きを読む
2013年02月04日「たかの友梨ビューティクリニック」CM出演決まるドラマにCMにとひっぱりだこで、今最も旬な存在となっている、ファッションモデルで女優、タレントの剛力彩芽。彼女が新たに、大手エステティック「たかの友梨ビューティクリニック」のCMイメージキャラクターモデルとなることが分かった。彼女が出演するCM作品は、全国で28日よりオンエア開始となる予定で、それを前にして21日には、東京都内会場でCM発表記者会見を実施。超ミニ丈の鮮やかなピンクが輝くドレスをまとって登場した。クールに、大胆に、美しく普段は可愛らしい天真爛漫な笑顔が特長の剛力だが、今回は20歳、大人の魅力をみせるコンセプトのCMということもあり、大胆なミニドレスで、さすがモデルと思わせるスタイル抜群の美脚ぶりを披露。クールな表情で、一味違う凛とした美しさをみせた。CMは、大人の女性への階段をのぼりはじめた彼女の、新たなクールビューティーさを引き出したものになっているそうで、足元のみのショットながら、ドレスを脱ぎ去る大胆なシーンもあるという。「たかの友梨ビューティクリニック」は、今年創業35周年を迎え、アニバーサリーイヤーとなっており、このスペシャルなCMが特別な年の幕開けとなる。剛力は、同性からもカッコいいと憧れられるような美しい女性になりたいそうで、今回のCM出演を通し、これからもっともっと女を磨こうとあらためて感じたという。CMの出来については、新しい自分を表現できたのではないかと自信もみせている。オンエアが今から楽しみだ。元の記事を読む
2013年01月23日映画製作発表記者会見で初披露数々のドラマ・CM出演などで、いまや引っ張りだこの存在となっている、ファッションモデルで人気女優の剛力彩芽が20日、映画「清須会議」の制作発表記者会見で、初の引眉姿を披露した。この映画「清須会議」は、三谷幸喜監督の最新作で、監督自身の書き下ろし小説が原作。織田信長が明智光秀に討たれた本能寺の変ののち、尾張の清須城で実際に行われたといわれる領地分配を議題とする会議をモチーフにしたもので、三谷ワールドならではの人間喜劇が繰り広げられる、新感覚の時代劇映画となっている。剛力はこの作品の中で、織田信忠の妻・松姫役を演じている。古の雰囲気を感じさせるやわらか和美人引眉とは、奈良時代から江戸時代にかけて行われた化粧法で、眉を剃ったり抜いたりして、もとの眉位置よりもかなり高い位置に、墨などで薄く特有の長円形に眉を描くもののこと。時代劇には欠かせないスタイルのひとつでもある。眉が変わると印象はがらっと変わりやすいものだが、やはり普段の剛力とはまったく異なった魅力のある姿。別人のようで、新鮮な印象をうける。あまり時代劇の経験はないという彼女だが、引眉に豪華な時代衣装という姿は、違和感なくはまっていて、やわらかな古の和美人といったところだ。この映画「清須会議」には、剛力彩芽の他、役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香、妻夫木聡、中谷美紀、浅野忠信、伊勢谷友介、寺島進ら豪華キャストが出演している。公開は2013年11月、全国東宝系にて行われる予定だ。元の記事を読む
2012年12月21日人気ミステリー「ビブリア古書堂の事件手帖」原作ファッションモデルでタレント、近年は注目の女優として、CMにドラマにとひっぱりだこの存在になっている剛力彩芽が、初の月9主演の座を射止めた。ベストレザーニスト、ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー、メガネベストドレッサー賞の特別賞など、今年は様々な賞も受賞した彼女が、たてつづけに続く連続ドラマ出演で、さらなる新たな役どころへと挑戦する。剛力が主演するのは、2013年1月スタートのフジテレビ系月9ドラマ。累計310万超を記録する人気ミステリーの「ビブリア古書堂の事件手帖」が原作となる。この原作は、三上延によるもので、現在3巻が刊行されている。本屋大賞にもノミネートされた人気作品で、そうした人気作のドラマ化という点でも注目度は高い。人見知り美女という意外な役どころに挑戦剛力は中学の卒業式で、母親に手紙で「いつか月9ドラマに出るから」と書いたこともあるほど、この枠でのドラマ出演は、自身の長年の夢であり憧れであったという。それだけに本作にかける意気込みは強い。彼女が演じる、作品の主人公・篠川栞子は、剛力のイメージとは対照的とも思える人物で、鎌倉の片隅でひっそりと古本屋を営業している。古本屋には似合わないほどの、若くて美人な女性だが、初対面の人とは口もきけない極度の人見知りで、接客業として心配されるほど。しかし、古書の知識は並大抵ではなく、本について語り始めればとても雄弁になるという特徴のあるキャラクターとなっている。ストーリーは、この古本屋「ビブリア古書堂」を舞台に、本にまつわる謎を解き明かしていくミステリーだ。いつも天真爛漫な笑顔、明るくて活発なイメージのある剛力だが、プロデューサーは、これまでの作品中でも、ふとした瞬間に見せる彼女のアンニュイな表情や、物思いにふける雰囲気など、こうした対象的なキャラクターを演じるにもぴったりと思われる魅力ある美しさを放っていたので、作品に良い息吹を吹き込んでくれるものと期待しているという。原作のミステリーと人間ドラマに加え、恋愛ドラマ的な要素も盛り込んだ内容となって、ドラマ化されるそうだ。人見知り美女となって、新たな顔をみせる剛力の演技に注目したい。元の記事を読む
2012年11月22日「『職業は?』と聞かれたら『野村萬斎』と答えたい」。そう言って浮かべた笑みは“優しい”と言うべきか、“いたずらっぽい”と表現すべきか…何とも形容しがたい。掴みどころがないという意味では、今回演じた“のぼう様”こと成田長親と似たものを感じさせるが「長親は無自覚だけど、僕は確信を持ってやってますよ」と自らが積み重ねてきたものへの矜持を覗かせる。狂言師として伝統芸能を守り受け継いでいくだけにとどまらず、現代劇からギリシャ悲劇、さらには子ども向け番組への出演まで幅広い分野で活躍し、新たな道を切り拓いていく野村萬斎。実に9年ぶりの映画出演作となる『のぼうの城』では、たった500名で2万の大軍に立ち向かう忍城の城代(=指揮官)を魅力的に演じている。冒頭の“職業=野村萬斎”という発言を証明するかのように、萬斎さんが演じているからこその魅力が詰まった本作。どのような思いでカメラの前に立ったのか?映画公開を前に話を聞いた。激しい殺陣による合戦シーンあり、城を丸ごと水に沈める壮大な水攻めシーンありと、これまでの日本映画にないスケールで展開する本作だが、欠かすことのできない魅力の一つが萬斎さん演じる、でくのぼうの“のぼう”こと長親のキャラクターだ。あの時代(=戦国末期)の時代考証にただ忠実に演じるのではなく、時に現代的な受け答えや、あえて芝居がかったリアクションを取り入れることで、長親を何とも親しみやすい人物に仕上げている。萬斎さんは「ある種、“道化”のような立ち位置で予測できない演技を心がけた」と役へのアプローチを明かす。「監督からは『常に白い衣裳を着せたい』というイメージで、ひとりだけ浮いてて、目立ってもいいということですよね。目立つためにはみんなと違わなくてはいけない。テンポ感や空気を変えて、周りは猛者が多くて低く『おうっ!』と唸るような中で、僕だけ『ハイっ!』と甲高い声を上げたり、常に天邪鬼(あまのじゃく)でいることを意識してました。庶民の目線を持ちつつも、人間の本質的な部分を追求したい。人として正直と言うところを含め、狂言で言うところの太郎冠者(たろうかじゃ)に近いと言えるし、道化と言えばピエロやジョーカーですよね。絵札よりも強いのか?それとも単なるババなのか?確かにそういう掴みどころのなさはありますね」。いまでは笑ってふり返るが、撮影に入る前はこの“掴みどころのなさ”に大いに悩まされたという。そこで「惚れた相手に聞くのが一番」とヒロイン・甲斐姫を演じる榮倉奈々に、初対面でいきなり「どうして甲斐姫はのぼうが好きなの?」と聞いたとか。戸惑いつつも榮倉さんから返ってきた答えは、長親が持つ「将器」だった。萬斎さんは改めて、本作で描かれる奇妙なリーダー像についてこんな思いも。「昔、『乱』(’85/黒澤明監督)という映画に出演したとき、根津甚八さんから“ダメージアップ”という造語を教わったんですが、頼りなくて隙がある人物ほどダメージを与えられるといったら変ですが、みんなを安心させられるんですね。専制君主的ないかにもなエリートが上から物を言うのではなく、隙のある人間が実は本質をきちんと見抜いていて、しかもそこに信念がある。それが長親の良いところですね。とっつきやすくて下から持ち上げられるリーダー像があって、そこに才能のある人が寄ってくるというお話。(敵方の大将の)石田三成も含め、リーダーとは何ぞや?というところに興味を持っていただけたら嬉しいです」。9年という時間を置いての映画出演となったが、萬斎さんにとって映画やドラマといった映像作品に出演することの楽しさは?「狂言というのは2~3人で演じるもので、(表現の)省略も多く、見る側の想像力に訴えるところが多いのですが、映画はこれだけの人数が集まってリアルに具体的に作れるところが魅力ですね。僕としては無いものねだりって感じがするわけです(笑)。また、狂言は一つ一つの演技を映像用に残すことはほとんどしません。僕らの芸はその場の一代限りのもので、弟子や息子に芸のDNAを残すことで存在していく。だから、映像として形に残る仕事をしたいという思いはあります」。さらに、狂言以外の場での表現が“狂言師・野村萬斎”に与える新たな発見や影響についてはこう語る。「狂言では僕らは“型”を習い、プログラミングされるがごとく表現技術を習得していくわけで、それはスイッチひとつで心がなくても『泣け』と言われれば泣けるし、『笑え』と言われれば笑えるということ。では、そこに感情が全くなくてもいいのか?と言われればそうじゃない。感情だけではダメだけど、型にもやはり一滴の感情が必要です。であるなら、こういう作品で本当にその気持ちになる――映画では本当にそういう気持ちにならなければ嘘になってしまいますから――それが狂言に入ってくることで、どんなに省略された表現の中にも人間味が増していくのかなと思います。何より僕らもまた、型から入りつつも最終的には型から脱しなくてはいけないわけです。様式や型に囚われない世界に入るためには、リアルな実戦で気持ちを作ったり涙を流すことは、いますぐではないにしろ、活きてくると思ってます」。“改革”ばかりが声高に叫ばれ喝采を受けるのが昨今の風潮だが、萬斎さんが目指すのは単なる伝統の改革ではない。自らの試みを「挑戦的な活動」と認めつつ、常に「伝統を守る」という意識を持ち続ける。「伝統芸能の技をもって『ここまではいける』という確信は常に持っています。そこは確信犯的にやらないと単に狂言師が『新しいことをやります』と言っても、メチャクチャな変なものになってしまうので難しいですよ。伝統という枠の中で、じゃあどうやって発信したらいいのか?発信しなければ単なる古い文化財になってしまいます。古典の本質を掴みつつ『ここを現代的にアレンジしよう』、『ここをアピールしよう』という狙いがないといけないと思います。その点、“のぼう”は無責任に見えるかもしれませんね(笑)。でも、ズレているように見えて、本質はちゃんと見えているんです。自由に、楽しみながらやらせていただきました(笑)」。全てを冷静に計算し、そのくせ計算外の出来事が起こることを誰よりも楽しみに待ち望んでいる道化。日本が誇る稀代のジョーカーの名演に泣いて、笑って、突っ込んで、翻弄されつつ壮大な歴史活劇をお楽しみあれ!(photo/text:Naoki Kurozu)stylist:Nakakawahara Hiroshi(CaNN)Hairmake: Shinji Okuyama (ing)■関連作品:のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年10月31日野村萬斎が7年ぶりの映画主演を果たした歴史スペクタクル『のぼうの城』のジャパンプレミアが20日に東京・六本木ヒルズアリーナで開催され、野村をはじめ、榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充、上地雄輔、山田孝之、佐藤浩市ら豪華キャストが本作の“出陣”に雄叫びを上げた。舞台上には滝をイメージした水のカーテン。前方では炎が上がるという本作の世界観を再現するド派手な演出に、キャスト陣は汗だくだった。その他の写真発行部数130万部を突破した和田竜のベストセラーを『ゼロの焦点』の犬童一心監督と『ローレライ』の樋口真嗣監督が共同でメガホンを執り映画化。家臣から“のぼう様”と呼ばれる忍城(おしじょう)の城代・成田長親(野村)が、外見からは想像もできない才能と人望によって、天下統一を目指す豊臣秀吉の2万の大軍を相手に、たった500名の兵で圧倒的な戦いを見せる様を描く。昨年9月に公開される予定だった本作。しかし、東日本大震災を受け、映画のクライマックスである“水攻め”の表現が、時節柄ふさわしくない描写であるとの判断で、公開が延期されていた。念願の公開決定に、野村は「とにかく嬉しい」と喜びを爆発させ「泣いて笑って、ビックリしてズッコケて……。ぜひ映画から活力をもらって、家に帰ってもらえれば」と“のぼう様”顔負けの熱弁でアピールした。一方、佐藤は「なんで監督がふたりだったの?」と今更ながら、素朴な疑問。「面白い作品が作れるという確信があって、樋口を誘った」(犬童監督)、「マネする人が増えると困るから、大きな声では言えないが、監督が2人いるのは大変良かった。演出が“当社比2倍”ですから、ツインターボを搭載しているようなもの」(樋口監督)と経緯を説明し、さらに「面白くって、つい5回も観ちゃった」(犬童監督)と並々ならぬ自信だ。「ロマンスの要素もあるので、女性にも楽しんでもらえる」(榮倉)、「壮大な時代劇であり、同時に人間ドラマ」(成宮)、「家族三代で楽しめる作品」(山田)、「僕の衣装は“そで”が無いので、ぜひ二の腕フェチの皆さんには注目してほしい」(山口)。上地は先月、本作のプレミア上映が行われた第36回モントリオール世界映画祭に参戦し「現地のみなさんのリアクションがとても大きかった」と手応えを感じていた。『のぼうの城』11月2日(金) ロードショー
2012年09月20日野村アセットマネジメントは、東日本大震災の被災地の復興支援を目的の一つとした投資信託「東日本復興支援債券ファンド1105」の第2期決算における寄付金を、野村證券などと合意の上決定した。寄付額は、第2期に受け取った信託報酬のうち、ファンドの日々の純資産総額の0.2%(年率)に相当する4752万4781円に、第1期からの繰越分を加えた合計金額は5158万8730円となった。このうち4900万円を東日本大震災からの復興支援の目的で寄付する。寄付先は青森県、岩手県、宮城県、福島県の5県および仙台市に「寄付金」として、震災孤児などの生活や学業を支援する目的で「いわての学び希望基金」、「東日本大震災みやぎこども育英募金」、「東日本大震災ふくしまこども寄付金」で、各地方公共団体への手続きが整い次第、寄付を行うとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日野村證券は2月27日、ノムラFX(店頭FX)を全面的にリニューアルしたと発表した。「ノムラFX(店頭FX)」は、同社が昨年10月に開始した新しい非対面取引サービス「野村ネット&コール」で提供されている(取引手数料無料)。今回のリニューアルでは、取引画面が刷新されるとともに、リニューアルに先立って実施したアンケートの中で要望の多かった「取り扱い通貨ペアの拡充」、「高機能取引ツール・多機能チャートの導入」、そして「取引単位・呼び値の変更」などを中心に、サービス・機能が追加された。同社は2月27日より4月27日まで、リニューアルを記念して『米ドル/円スプレッド原則「0.8銭」キャンペーン』を実施する。このキャンペーンは、対象期間の午前9時から午後5時までの時間帯において、ノムラFXの米ドル/円スプレッドを原則「0.8銭」固定にて提供するものである。同社は今後も、顧客の利便性と安心感を高めたサービスを提供していく。キャンペーン対象期間2月27日7:10から4月27日まで為替スプレッド*米ドル/円スプレッドを原則「0.8銭」固定にて提供【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月07日野村総合研究所(以下、NRI)は20日、インターネットバンキングサービス「Value Direct/投信」をみなと銀行に提供し、6日から運用を開始したと発表した。同サービスは、同社が提供する共同運用型インターネットバンキングサービス「ValueDirect」の1つで、みなと銀行が初のユーザー。インターネットを通じて、利用者が投資信託取引を行う上で必要となる「投資情報」や「注文」などの機能を、包括的に提供するという。主な特長として、直感的で使いやすい操作性を備えたほか、同社の投信情報サービスを活用した商品情報を提供する。また、NRIの投信窓販システム「BESTWAY」とのデータ連携や、勘定系システムとの資金決済データ連携の実現による、導入負荷の軽減と業務効率の向上や、電子信書公布サービス「POSTUB」との連携による投信の取引報告書など各種書類の電子交付の実現も可能となっている。今回の導入にあたり、みなと銀行常務執行役員個人業務部長の梶谷静也氏は「『24時間365日の利用』『帳票の電子閲覧』を顧客にアピールしつつ、本サービスの利用を広めていくとともに、これからも顧客の視点に立ったサービスと利便性の向上に努めていく」と話しているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月21日『悪人』や『パレード』など映画化作品の多い作家・吉田修一の小説『横道世之介(よこみちよのすけ)』が、高良健吾と吉高由里子をキャストに迎えて映画化されることが決定した。その他の写真『横道世之介』は、1980年代を舞台に、大学進学のために長崎から上京したばかりのお人よしで嫌みのない世之介(高良)と、ガールフレンドの祥子(吉高)や周りを取り囲む若者たちがおくる青春の日々とその後を描いた作品。原作は、毎日新聞の夕刊で2008年から約1年にわたり連載され、単行本が昨年の本屋大賞3位、第23回柴田錬三郎賞を受賞している。お人よしの青年・世之介を演じる高良は脚本を読んで「とにかく面白い! 世之介が大好きになりましたし、なにがなんでも世之介役をやりたいと思いました」とコメント。吉高とは『蛇にピアス』で共演しているが「久しぶりに会う友達みたいに再会できたらうれしいです。吉高さん自身がコメディ映画のように面白い方ですし、しっかりしているので、現場をひっぱってくれると思います」と早くも撮影現場での再会を楽しみにしているようだ。また、吉高も高良との共演に「共演という形で再会するのはとてもうれしく思います。信頼しあえるような関係性を作っていい作品を残したいです」と意気込みを語っている。本作の脚本と監督を務めるのは、『南極料理人』『キツツキと雨』など、独特のユーモアと確かな演出力で定評のある沖田修一氏。沖田監督は「世之介を表現するには色んな言葉があると思うのですが、どれもあっているようでどれも違うようで、形容詞をうまくもてなくて、なかなか説明できない」とコメント。そんな世之介を演じる高良とは前2作に続いてのタッグとなるが「本人の感じが世之介に近いなと思っています。これまで一緒に仕事をしているしていないに関らず、高良君がいいいと思っていました」と言い、沖田作品初出演の吉高については「魅力的な女優さんだし、(彼女が演じる)祥子もそんな風に魅力的な人物になったらいいなと思います。まだお会いしていないんで会うのを楽しみにしています」と期待を寄せている。3月下旬から都内や長崎でロケを行い、5月上旬にクランクアップ。2013年の公開を予定している。『横道世之介』2013年、全国ロードショー
2012年02月09日