タレント・中山秀征の妻で元宝塚歌劇団・星組トップ娘役の白城あやかが22日に自身のアメブロを更新。中山やヴァイオリニストの高嶋ちさ子らとディナーを堪能したことを報告した。この日、白城は「昨日は何度か行っている私の大好きなお店でディナー」と報告し、高嶋やタレントの穴井夕子も同席したことを説明。中山も交えた集合ショットを公開した。続けて、高嶋と穴井について「子供達が同じ学校で幼稚園からの長~いお付き合い」と明かす一方で「今は違う学校に通う子供は置いといて、の会」と説明。「終始笑いっぱなしでした」と満喫した様子でつづった。また「何食べてもホント美味しいのですが、私はキノコ鍋の大ファンです」と述べ「色とりどりのキノコたっぷり」と料理の写真とともにコメント。さらに「出汁にはスッポンや生姜がたっぷり」と述べ「この雑炊の美味しいこと~体にイイ」と絶賛した。最後に「夕子ちゃん曰く海鮮鍋もオススメと!次回は是非」と心待ちにしている様子でつづり、ブログを締めくくった。
2022年04月22日4月14日、フジテレビの情報バラエティ番組『ポップUP!』に高嶋政宏(56)が出演。木曜日のパーソナリティを務める高嶋だが、スケジュールの都合でスタジオに登場したのは14日の放送が初めて。しかしその際の、高嶋の発言が物議を醸している。この日、日替わりでゲストが登場する企画「スター☆ニュース速報」に女優の松本若菜(38)が出演。松本は下積み時代、オーディションを受けるかたわら飲食店でアルバイトしていたことを明かした。寿司屋や鰻屋でアルバイトしていた経験を松本が話すと、高嶋は「お寿司屋さんでバイトしてたとき、『お客さんから“あーんプレイ”やってもらっていいですか』とか(ありましたか?)」と発言。松本は苦笑しながら否定し、木曜レギュラーのアルコ&ピース・平子祐希(43)も「どんなお店ですか」と高嶋をたしなめる事態に。それでも高嶋の勢いが止まることはなかった。松本が鰻屋でのアルバイト後に、タレの匂いが体に付いたままオーディション会場に行ったエピソードを話すと高嶋は、「監督とかが寄ってきて匂い嗅がれまくったり?」「俺だったらかぎたいですもん」と続けていた。たしなめられても、松本への発言を止めなかった高嶋。ネット上では「セクハラでは?」と厳しい声があがっている。《高嶋政宏セクハラばっかで見てて、しんどい松本若菜さんも困ってるやんけ〜》《高嶋政宏、降板求む。こんな下品な人、使わないでほしい》放送開始から2週目で早くも波紋を呼んでいる高嶋。しかし、実は初めてではないようで……。あるテレビウォッチャーはこう指摘する。「先週は舞台のため、『高嶋政宏の食の細道』という企画コーナーのVTRのみの出演だった高嶋さんですが、そこでも問題発言が。VTRでは佐久間みなみアナウンサー(24)とともに和食店を訪問し、佐久間アナが『お店にうかがうにあたって、手ぶらでは行けないということで』と手土産を説明しようとしました。すると高嶋さんは、自分の両胸に手を当てて『手ブラ?』と繰り返し発言。視聴者からは“不快”と声があがっていました」(芸能関係者)番組冒頭では、MCの佐野瑞樹アナウンサー(50)から「高嶋さん、ただ生放送ですから。言っちゃうとそのまま流れますから」と発言には注意するよう指摘されていた高嶋。平子も「各ディレクターから『平子さん、お願いします』って言われるんです」と、高嶋のカバーをするよう言われたと明かしていた。SM趣味を明かし、“変態キャラ”としても知られる高嶋。TPOをわきまえる必要がありそうだ。
2022年04月15日2月15日、シンガポール在住のモデル・美元(42)が娘と一緒に嬉しそうにウォーキングする動画をアップした。だが、’12年11月に離婚した元夫・高嶋政伸(55)との結婚生活を回顧する内容を綴っており、波紋を呼んでいる。冒頭から《週刊誌の見出しに大きく書かれた》と切り出し、“ストッキングまで高級ブランド”だと書かれた当時を振り返り、《今から思えば気に留める必要も無い記事》としながらも《当時は傷ついた》と告白。そして《「浪費妻」なんかじゃなかった事実無根だと否定して真実を伝えれば良いだけのことがあの当時は、本当に難しかった》などと綴り、政伸と過ごした夫婦生活について、次のように記したのだ。《1度目の結婚で、ハイブランド物を買ってもらったことは一度も無い》《生活費だけでなくコンビニでも支払いは別々家の中でも別のWi-Fiを契約するように言われていたもちろん自分で支払っていた》「政伸さんと美元さんは当時、1年9カ月に及ぶ泥沼裁判の末に離婚しました。ですがそれももう10年前のことで、現在はそれぞれ再婚し子供もいます。美元さんはシンガポールで充実した生活を送っているようですし、今になって元夫との結婚生活を一方的に明かすとなると、政伸さんも困惑するのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)現在は、ブログやSNSからも家族との充実した暮らしぶりが伺える美元。しかし政伸への“10年越しの反論”に、ネット上では困惑の声が上がっている。《今幸せなら蒸し返さなくてもいいんじゃないの?》《離婚からすでに十年も経ちお互い再婚して子供もいるのですから今更過去のことを公にする必要はないと思いますね》《いまさら。もう二人とも別々の家庭があるんだから過去のことは蒸し返さない方が良いのでは》ブログの最後には、高級ブランドのクリスマスプレゼントを贈ってくれた今の夫へのメッセージで締めくくった美元。“10年越しの反論”を元夫・高嶋はどう感じているのだろうか。
2022年02月16日“ザワつくトリオ”高嶋ちさ子、長嶋一茂、石原良純、そしてバランサーのサバンナの高橋茂雄(高嶋ちさ子の写真は公式HPより)『ザワつく』が、とにかく強い。『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系・金曜よる6時50分)。長嶋一茂、石原良純、高嶋ちさ子の、“怖いもの知らず”系の3人が、世間をザワつかせる事柄に関するトークを繰り広げる「スカッと爽快、毒舌トークが大爆発!(番組HPより)」番組だが、3人の暴言スレスレ言いたい放題の毒舌と、それぞれに対する舌戦がウケ、毎週高視聴率を記録している。昨年の大晦日に特番として放送された『ザワつく!大晦日』は、視聴率が同日の民放ゴールデン・プライムのトップを記録したことも話題となった。■罵り合いもウケている「3人の暴走トークでの掛け合い、ときにはお互いをディスり合うこともあり、そのやりとりがウケています。言うまでもなく『ザワつく』の3人は、いずれも一流の家系で育ち、自身もそれぞれの世界で確固たる地位を築いている面々。そんな彼らの、ときにはみっともなくすらみえる罵り合いは、大の仲よしであるがバトルトークを繰り広げる、中尾彬さんと江守徹さんのやりとりを彷彿させますね」とあるスポーツ紙記者。番組がスタートしたのは2018年のこと。当初は深夜0時台の放送だったが、’19年の春からゴールデンに移動。安定した人気を保ってきたが、ここにきてさらに人気の幅を広げている理由はどこにあるのだろうか。あるテレビ関係者は、「基本的には3人が好きなことを言う番組なのですが、そこに共感が集まっている」といい、“愛ある毒舌”で人気を得ている、有吉弘行やマツコ・デラックスと比較して分析する。「ハッキリした物言いの毒舌というと、マツコさんや有吉さんなどが以前から人気ですが、ふたりはどちらかというとド正論で、ぐうの音も出ないこともあります。『ザワつく』の3人は言いたい放題のメチャクチャな会話なので隙がありまくるんですが、その隙が面白がられているんです。マツコさんや有吉さんは、下からの目線で物を言うことが多いですが、ザワつくトリオは真逆で対照的な立ち位置になるところも面白いですね」最近では「ご当地ポテトチップス」や「ご当地カップ麺」のどれが一番好きなのかを決めたり、工場で何を作っているか当てるクイズを行ったり、ちょっとした話題や注目の人物にスポットを当てる企画などが人気を集めている。高視聴率を叩き出す要因として、3人のトークだけでなく扱うネタにも注目されている。「身近な話題に対して、リラックスしながらホンネを言うところもウケています。“深く考えなくても楽しい”という今のお笑いの空気に似ているかもしれません。コロナでの閉塞感や情報過多の世の中で、何も考えずにただ見ていて楽しいコンテンツは貴重だと思いますよ」(バラエティーを手がける放送作家)とはいえ“言いたい放題”には炎上のリスクが伴う。しかしザワつくトリオは、これだけ好き放題言っても、炎上することがないのはなぜだろうか。前出のテレビ関係者は「炎上好きには楽しくない存在なのかもしれない」と言い、こう続ける。■“究極のバランサー”サバンナ高橋の存在「それぞれが好き勝手なことを言っているだけなので、この人たちに文句を言ったり炎上させようとしたところで、ダメージもなければ、反応もないと思うんです。あの石原家の人、長嶋茂雄さんの息子、日本を代表するバイオリニストと、それぞれが文句のつけようがないセレブですし、多くの視聴者にとってはそもそもの世界が違う人たち。このレベルの人たちが何かを自慢したところで、一般の人たちが鼻につくような次元ではないんですよね。そこを突いたところで誰も便乗しないでしょう」番組では、暴走ぎみの3人の手綱を引くような存在として、進行役のサバンナ・高橋茂雄が出演しているが、この高橋の存在も重要な役割を果たしていると、前出の放送作家は指摘する。「高橋さんは、“究極のバランサー”のような芸人さん。どんな辛いものでもまろやかにしてくれ、ざるで濾すようになめらかにしてくれる存在。3人が暴走したときに高橋さんがいい感じにストップをかけてくれ、さらにイジってもくれる。3人だけでなく高橋さんがいるからこそ、な部分もあります」3人プラス1という奇跡のバランスが『ザワつく』人気のもとのようだ。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2022年01月28日関内ホール主催、『高嶋英輔 solo LIVE ~Spiral Strings~』が2022年5月6日 (金)に関内ホール小ホール(神奈川県横浜市)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて2月19日(土)より発売開始です。カンフェティにて2月19日(土)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ Twitter 時にアツく、時に切なく、時に楽しく。感情は音と同化し、渦巻き、共鳴が広がっていく。その音は凪、その音は畝、その音は塊。人気インストユニット「style-3!」のメンバー高嶋英輔のソロライブ。作曲家・編曲家・ヴァイオリニストの顔を併せ持つ躍動感あふれるサウンドを第一線で活躍するミュージシャンと共にお送りします。プロフィール高嶋英輔(Eisuke Takahashi)神奈川県在住人気ポップ・インスト・ユニット”style-3!”のバイオリニスト。オリジナル楽曲は250曲。全ての作曲を手掛けている。ラテン、ポップス、クラシック、バラード、ロックなど様々なジャンルを取り入れた個性的な楽曲とジャンプやブリッジを行いながら演奏するなど、独特のパフォーマンスと躍動感あふれるステージで老若男女問わず多くの人の心を虜にしています。オフィシャルウェブサイト: 公演概要『高嶋英輔 solo LIVE ~Spiral Strings~』開催期間:2022年5月6日 (金)18:00開場/18:30開演会場:関内ホール小ホール(神奈川県横浜市中区住吉町4丁目42-1)■出演者高嶋英輔(Vn) / 西村奈央(Pf) / 加賀谷綾太郎(Vn) / 西浦詩織(Vn) / 島田光理(Va) / 清川水鳥(Vc) / 山下あすか(Per)■スタッフtvkコミュニケーションズ■チケット料金全席指定:4,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月28日映画『コンフィデンスマンJP英雄編』、『劇場版ラジエーションハウス』など2022年も大作の公開が控える高嶋政宏(56・高ははしごだか)だが、かつて著書の『変態紳士』(ぶんか社)で多彩にして濃すぎる趣味の数々を披露したことはご存じだろうか。世の中の変化が激しい昨今だが、変わらず“我が道“をゆく高嶋氏に、食事をしながらインタビューを行った。先行きの見えない時代の処方箋ともなりうるのではないだろうか。――私服で来てくださったんですよね。高嶋さんの着ているTシャツ、今日もかなり個性的です。令和の北斎とも言われる東學(あずま・がく)さんのオリジナルTシャツなんですよ。東さんは最近、女性の肌に直接墨でアートを描く『肌絵』で話題にもなりました。僕は前から東さんのInstagramをフォローしていましたし、変態イベントで一緒になったこともありました。東さんは普段は大阪を拠点にしているようですが、東京の神泉で個展をやっていた時に、このTシャツを買ったんですよ。――高嶋さんはSM、アート、音楽、エンタメに食など、幅広い分野に興味をお持ちですが、コロナ禍に始めた趣味などはありますか?実は今、ハーレーダビッドソンの三輪車『トライク』に乗れるよう、練習しているんです。バンドのステッペンウルフやZZ Topも好きなので、もともとハーレーのいかついバイクには憧れていたのですが、2輪の免許は持っていないんですよ。映画『HiGH&LOW』シリーズやドラマ『ラジエーションハウスII』などで(芸能事務所の)LDHの人たちと共演して仲良くなり、TAKAHIROさんに「ツーリング、行きましょうよ」と誘われてもいました。2輪の免許を今からとるのは難しいけれど、3輪なら普通免許で乗れるし、もし乗れるようになったら番組もできるかも?と思い立って始めたんです。トライクはクラッチの操作が微妙な力加減で難しいんです。ハンドルを離していいタイミングでも、怖いのでずっと手に力が入りっぱなし。すると、特に左手がパンパンになるんです(涙)。今はエンストしないようになりましたが、とにかく難しいんですよね。――どちらで練習しているんですか?トライクはリースして、見通しのいい信号の無い道路で練習させてもらっています。実は(妻の)シルビアには内緒にしていたんです。驚かせようと思っていたのですが、シルビアが車検の資料を探していたときに、トライクの資料を見つけられてしまいまして……。「なにこれ。ハーレーダビッドソンって何?」と聞かれて、バレちゃいましたね。サプライズしたかったと説明したら、今では「早く乗せてよ」と急かされています。■セブンイレブンへのお願いと天一、ココイチでのマイ・カスタマイズ――高嶋さんは食にも強いこだわりがおありですが、コロナ禍で外食できずにストレスがたまったのではないですか?京都でドラマ『わげもん~長崎通訳異問~』(NHK)の撮影をしていたときは、夕食はほとんどコンビニでした。撮影が終わってからだと、時短営業で店が閉まっているんです。ですから、『セブンイレブン』には死ぬほど行きました。いろいろな商品を食べましたが、最終的にざるそばが◎。とろろぶっかけそばもおいしいですね。あと、サンドイッチのクオリティが高いです。たまごサンド、ハムとたまごのサンド、最近発売された濃厚ショコラサンドもおいしかったです。マリトッツォのピスタチオ味もなかなかよかったです。新商品は気になるので、いつもチェックするようにしています。残念なのが、SDGsに配慮した経費削減なのか、容器の蓋がプラスチックではなく、ビニールになったこと。一度はがすと、例えばサラダでドレッシングを入れてシェイクできなかったりします。個人的にはまた蓋に戻してほしいですね。――コンビニ飯に詳しいのですね!意外な一面でした。予約の取れない名店ばかりに行っているわけではないんです。ですから、グルメだと言われると、気恥ずかしい。チェーン店の飲食店もよく行きます。ファミレスの『サイゼリヤ』も行きますし、『スシロー』、『くら寿司』、『はま寿司』など安い回転すし店にも行きますよ。こってりスープで有名なラーメンの『天下一品』も好きなのですが、最近週3で食べたら、さすがに少し太りました……。基本はチャーシューメン、こってり、スー大(スープ増量の意)です。ココイチ(『CoCo壱番屋』)も死ぬほど好きです。いつも“マイ・カスタマイズ”しますね。以前はビーフ5辛だったのですが、今はビーフ4辛に+αトッピング。野菜、ガーリック、旨辛にんにく、らっきょう2人前はマストで、クリームコロッケ(カニ入り)かチキン煮込み。トッピングのチーズは絶対頼みません。チーズで無駄なカロリーをとりたくないんですよ。――ところで、個性的で“我が道を行く”のが高嶋さんらしいのですが、ネットでエゴサーチなどをすることはありますか?つい最近のことですが、あるドラマに出演したときに、世間の評価はどうなんだろうと気になって、初めてエゴサーチをしてみました。そしたら、良くも悪くもいろんな意見が出てきましたね。視聴者の意見ももちろん参考にしないといけない部分はありますが、気にしすぎては身動きが取れなくなってしまいます。ですから、それ以来エゴサーチはしないようにしています。僕のような俳優業を生業にしている人たちは、とにかく目の前のことを一生懸命やっていくしかないですからね。あまり世間の評価を気にしすぎてはいけないと思っています。
2021年12月27日名バイプレーヤーとして2022年も映画や舞台の予定がみっちり入っているという俳優・高嶋政宏(56・高ははしごだか)。1月8日からはNHK総合「土曜ドラマ」枠『わげもん~長崎通訳異問~』が放送。3月からは劇団☆新感線の舞台『神州無頼街』に出演するため、稽古も始まる。コロナ禍の2年間では“おこもり”を余儀なくされた期間も長かったというが、おしどり夫婦で知られる妻・シルビア・グラブさん(47)との生活に変化はあったのだろうか。また、気になる高嶋家の近況は。高嶋氏が予約した都内の焼肉店にて話を聞いた。――最近は高嶋さんの従弟のバイオリニスト・高嶋ちさ子さん(53)がバラエティなどで活躍されていますが、先日、政宏さんのInstagramを拝見したら、政宏さんの投稿にちさ子さんがコメントしていましたね。日清食品の「カップヌードル 50周年コンプリートセット」を購入したら、4種類の「カップヌードル ソーダ」がついてきたんですよ。珍しかったので、その写真をアップしたら、即座にちさ子は「えーーーー???なにこれ???」(原文ママ)とコメントしてくれていましたね(笑)。――ちさ子さんとの交流もあるのですか?そんなに頻繁ではありませんが、先日も連絡が来ましたね。たわいもない話ですが、お互い食べることが大好きなので、「いろいろな店に食べに行くけれど、やっぱり結局は老舗に戻るよね」というような話をしていました。本人は「65歳になったら、バイオリニストは引退する」などとも言っていましたけど、まぁ元気ですよね。バラエティ番組などに出ても、遠慮なくボロクソ言ってるので、ストレスはないんじゃないかなぁ(笑)。――2019年にお父様の忠夫さん(享年88歳)がお亡くなりになりました。お母様の寿美花代さん(89)はいかがお過ごしですか?母も来年は卒寿(90歳)を迎えます。母はずっと自宅にいて、介護スタッフの方に助けてもらいながら生活をしています。食欲はありますし、気持ち的にも元気なのですが、高齢になると足腰が弱くなりますよね。このご時世なので、僕もなかなか気軽に会いに行くことはできません。電話などでは連絡を取っていますよ。――コロナ禍だったこの2年間、同じ俳優業のシルビア・グラブさんとは、以前に比べても一緒にいる時間が増えたのではないですか。そうですね。シルビアは夜型なので、昼過ぎに起床することがほとんど。ですから、昼と夜は一緒に食べています。■夫婦でメンタル不調を乗り越え新たなチャレンジへ――ご夫婦で新しく始めたことなどはありますか?舞台で歌う機会をコロナに奪われてから、ある時シルビアが「声が出なくなってきた」と言い出したんです。ですから、トレーニングを兼ねてYouTubeを見ながら発声練習と筋トレをするようになりました。最初は2人でMarina Takewakiさんの宅トレをやっていました。今はシルビアは美人の外国人トレーナーがやっているチャンネルで筋トレをしていますが、僕がオススメするのは、シルクドソレイユの人がやっている「アクトレブログ」というチャンネル。イージー、ノーマル、ハードと筋トレの負荷別になっているんですよ。――夫婦で共通の趣味があるって素敵ですね!体を動かすのはやっぱりいいですよね。コロナ禍になってから、シルビアは「私はマイナス思考だ」と言うんです。コロナ前にはそんなことを言ったこともなかったし、僕もマイナス思考だと感じることもなかったのに。確かに、シルビアは舞台でずっと生きてきた俳優なので、舞台が中止になるごとにショックを受けていました。しかも、僕は収録や撮影などで仕事があって外に出ていたので、「夫は仕事があるのに、私は仕事がなくなった」と落ち込んでいたんです。僕なんか舞台が中止になったら、「今、舞台をやってもたくさんのお客さんに見てもらえない。だったら、事態が落ち着いて万全の状態になってから見に来てほしい」と思っちゃうのですが。――シルビアさんは舞台がなくなると、活動する場が失われてしまいますものね。英語の曲を歌うインスタライブをアップしたりもしていたのですが、やはり舞台に出たいのだと思います。一度、シルビアが「においがしない」と言い出したことがあって、すぐにPCR検査を受けさせたら陰性でした。その後も喉が痛くなって、またPCR検査を受けさせたら、また陰性。ストレスだったようです。俳優業はメンタルが関わる仕事なので、大変です。――シルビアさんのストレスもたまっていたのでしょうね。2人で食事をしていると、何の脈絡もなく突然「本当に、あなたは変態だからね」と言うんです。えっ、急に何?隠しカメラでも仕掛けられてるのか?って思いました(笑)。一点を見つめて「私はずっと待っているからね……」とつぶやかれたこともありました。ずっと一緒にいるじゃない、何を言ってるんだって思ったんですよ。――緊急事態宣言も開けたので、また何かチャレンジできるといいですね。そういえば、シルビアに「2人で舞台がやりたい」と言われたんですよ。結婚前は舞台で共演などもしていましたが、結婚してからはシルビアと仕事をしたことがないんですよね。シルビアがやる気なら、僕もぜひ舞台で共演したいと思っています。コロナが落ち着いたら、実現できたらいいですね。
2021年12月25日棋士の羽生善治九段、バイオリニストの高嶋ちさ子が、26日より放送されるサントリーウエルネス「DHA&EPA+セサミンEX」の新CM「細胞積木」編で初共演する。新CMでは、羽生九段と高嶋が精緻なCGで作られた細胞のモチーフを一つひとつ丁寧に積み上げていき、健康の土台を作っていく様子を表現。そして最後は、羽生九段がまるで将棋の王手のように細胞を積み上げる。また24日には、羽生九段と高嶋のインタビュームービーが、サントリー「DHAセサミン」ブランドサイトにて公開。「生きる」とは何かという問いに、羽生九段は「前の自分よりもさらに進歩していること」と回答。タイトルをさらにもう一つ獲得したいという思いも語っている。一方、高嶋は「大統領のように働き、王様のように遊ぶ」という座右の銘を回答。がむしゃらに働いて、休みの時はスケジュールを目一杯入れて徹底的に遊ぶと明かしている。■羽生善治九段コメント健康は急には変わりません。日々の積み重ねが大事だと思っています。将棋で言えば「端歩の一手」のようにいつか必ず役に立つ、「DHA セサミン」という健康対策を始めていただきたいですね。■高嶋ちさ子コメント気合だけでは長い人生は乗り切れない。今のうちから健康の土台を固めなきゃ! 人生100年時代、65歳までは現役で後の35年は優雅に過ごしたい。ご自身の健康のためにも、出来ることは続けていただきたいです。
2021年06月24日ちいさな美術館をめぐって、作品から思いを馳せて物語を綴るこちらの連載。第2回⽬の舞台は、緑豊かな「府中の森公園」の中に佇む〈府中市美術館〉。今月末まで開催中の企画展『メイド・イン・フチュウ 公開制作の20年』を覗いてまいりました。美術館の細胞。『Blue Moment / Made in Fuchu.V(池田光宏)』〈府中市美術館〉を訪れるのは 2 度⽬。以前来た時、いろんな⽅の膨⼤な点数の作品が⼀堂に並んでいるのを⾒て、「なんとも頭を使う美術館だ」と圧倒されたのを覚えています。再びお邪魔して思ったのは、「⽣まれ変わりだ」です。作者もスタイルもさまざまな作品が並ぶことで、お互いが影響しあって、きっとひとつでは⾒えなかった、新たな⾊が⾒えるような気がしたのです。観客のその⽇の服の⾊さえ作⽤して、細胞みたいに毎⽇⽣まれ変わっているんじゃないか、そんな⾵に感じました。----------------------------------------------------------------⽣まれ変わりのお祭りだ。『万物の眠り、大地の⾎管(⼤⼩島真⽊)』ぶら下がってる 真っ⾚な林檎万有引⼒の 法則で真っ⾚な紅へ 落ちていく⾻に砕かれ 胃に溶けて気づけば真っ⾚な ヘモグロビン⽣まれ変わりのお祭りだ⾻に包まれ ⽔槽で真っ⾚な尾びれが たゆたって⾦⿂さながら 泳いでる⽣まれ変わりのお祭りだ⼿のひらを 太陽に透かしてみると ⾒えるのは真っ⾚に流れる 僕の⾎潮⾒える管が ⻘くても透かしてみれば 真っ⾚な⾎潮⽣まれ変わりのお祭りだ『からっぽに満たされる(高嶋英男)』⾚の他⼈に 腹を⽴てどこからともなく 集まって時々真っ⾚な ⻤になる⽣まれ変わりのお祭りだ真っ⾚な炎に 包まれてそこで私が 終わってもそれでもあなたは 肋⾻はうっとりしちゃう その⾻であなたのままで いるわけね⽣まれ変わりのお祭りだ『府中の森のアニマル・ルーム(三沢厚彦)』お墓で眠って 輪廻は転⽣ヒトってほんと 贅沢ねところで私は 誰ですかそうだわ私は しがない林檎真っ⾚な嘘は ⼤好物来世は猫に ⽣まれてやるわ⽣まれ変わりのお祭りだ----------------------------------------------------------------今回訪れたのは…『メイド・イン・フチュウ 公開制作の20年』『メイド・イン・フチュウ 公開制作の20年』は、館内常設の「公開制作室」で生まれた作品を一堂に会した展覧会。約40名の美術家さんによる個性的な作品もさることながら、20年もの間、ひとつのテーマをコツコツと積み上げてきた〈府中市美術館〉の⼼意気を感じ取れるのも魅力です。開館20年の節目にふさわしい、美術家たちの記録と記憶を集結させた企画展。企画展⽰室には、さまざまな作品がひしめき合っています。『メイド・イン・フチュウ 公開制作の20年』東京都府中市浅間町1-3 府中市美術館 2F 企画展示室050-5541-860010:00〜17:00月休(2月12日(金)、24日(水)は臨時休業)入館料700円※普段は撮影禁止です。photo : Yumi Hosomi
2021年02月03日(左から)前田敦子、工藤静香、高嶋ちさ子、北斗晶『知ってるワイフ』(フジテレビ系)での広瀬アリスの“鬼嫁”演技が話題に。そこでドラマさながらにキレていそうな“芸能界の妻”をリサーチ。主婦2000人が持つ「鬼嫁イメージなタレント」をランキング形式で発表します。■鬼嫁の代名詞・北斗晶、でも好印象40歳以上のベテラン主婦2000人が選んだ『芸能界の鬼嫁ランキング』。2位に200票以上の差をつけてぶっちぎりの1位となったのは、元プロレスラーでタレントの北斗晶。アンケートでは、「夫の佐々木健介さんを尻に敷いていそう」(45歳)「旦那をあごで指示してそう」(64歳)「夫が怖がっている」(48歳)と、テレビでの鬼嫁ぶりがお茶の間にしっかり浸透。「鬼嫁といえば、この人以外に思いつかない」(53歳)などの意見も。もはや北斗が“鬼嫁キャラ”を独占状態ともいえる。「彼女は、鬼嫁の代名詞。自身の公式ブログのタイトルも『そこのけそこのけ鬼嫁が通る』ですからね(笑)」(スポーツ紙記者)とあるテレビ番組で、北斗は『鬼嫁』を商標登録していることを告白。「“お酒の商品名だけは先に取られていたので、私には『鬼嫁』というお酒やワインなどは一切販売する権利がない”とも語っていました。抜け目がないというか、デキる妻ですよね!」(同)さらには、「夫の教育がしっかりできている。うらやましい」(59歳)「カッコいい」(44歳)など、鬼嫁・北斗に憧れるような声も上がっていた。「北斗さんは、過去に“良妻だと思う女性有名人”ランキングで1位になったことも。“鬼嫁なのに良妻賢母”というイメージは、彼女にしかつくれないのでは?」(同)■厳しすぎるけど、スカッともする高嶋ちさ子2位にランクインしたのは、“ビジネス鬼嫁”の次なる成功者、バイオリニストの高嶋ちさ子だ。現在放送中のドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)では広瀬アリスが夫を罵倒する姿が話題になったが、高嶋はここ数年、バラエティー番組などで暴言を連発。「自分のことを名前で呼ぶ女子に対して“気持ち悪いこと言ってんじゃねーよ!”と発言したり、子育ての大変さを“(息子は)ハズレくじと(娘は)アタリくじ”と表現したり……。彼女の発言による炎上は日常茶飯事です」(テレビ誌ライター)読者からも引きぎみな声が多く、「すべて怖い」(42歳)「性格が悪すぎる」(47歳)「口が悪すぎる」(58歳)シニア世代からは、厳しい意見も目立った。「夫や子どもが傷つくことを平気で言う」(72歳)「態度が傲慢な感じ」(68歳)「人の気持ちを考慮していない」(76歳)「ご主人に対して言葉遣いが汚いし、態度も最悪だと思った」(76歳)一方で、彼女の鬼嫁ぶりを擁護する意見も。「高嶋さんの理想が高いから、家族を含めた周囲にも厳しい」(48歳)「彼女には生活全般において厳しい基準があって、それを家族にも強要しているだけ」(43歳)芸能プロ関係者はこう話す。「彼女の歯に衣着せぬ発言って40代50代にとってはスカッとしても、シニア世代には“言いすぎ”と思われる。世代によって、彼女に対する印象は大きく違います」とはいえ、令和の毒舌女王が出演する番組は、軒並み高視聴率!テレビで高嶋の暴言はまだまだ見ることができそうだ──。■夫のパワハラ騒動でイメージ総崩れ続いて北斗同様、鬼嫁キャラでブレイクしたジャガー横田が3位に入った。「言葉だけでなく、手が出そう」(58歳)「いつも夫に暴言を吐きタジタジにさせている」(45歳)テレビで夫の木下博勝医師を幾度となくビンタしてきたジャガー。「2人での出演が多く、日本テレビ系の『スッキリ』では夫婦二人三脚で息子の中学受験を応援する姿を見せていました」(前出・テレビ誌ライター)だが、木下医師の恐妻家キャラの根本を揺るがす騒動が起きてしまう。「一昨年末、夫の木下さんは助手を務めていた准看護師の男性にパワハラをしていたと週刊誌に告発されたんです。彼らの生々しいやりとりの音声も公表されました」(前出・スポーツ紙記者)木下医師はパワハラではなく“教育の一環だった”と反論していたが、「新たな音声なども出てきたことで、木下さんは“行きすぎた表現もあった”とパワハラの一部を認めました」(同)これによって、木下医師の恐妻家キャラは崩壊……。「夫婦セットでの需要がほとんどだったジャガーさんは最近、テレビでとんと見なくなりましたよね……」(同)ジャガーが鬼嫁ぶりを披露する機会はもうないかも!?■ベテラン鬼嫁と本性が見えてきたゆうこりん4位には、“鬼嫁の重鎮”ともいえる泉ピン子が入った。「気が強そう」(57歳)「鬼嫁そのもの」(56歳)「言葉がキツイ!」(70歳)「年がら年中、怒っている気がする」(55歳)「言わずもがな……」(70歳)と、数十年前から世間に持たれているイメージをずっとキープしている。「TBS系のドラマ『渡る世間は鬼ばかり』で長年、息子役を演じているえなりかずきさんから“共演NG”を出されているという報道もありました。彼はピン子さんと同じ現場だと発疹が出るとか……。盤石のキャラづくりですね(笑)」(芸能記者)ヒールを貫くピン子がランク外になることはなさそうだ。5位は、ここ数年で世間のイメージが逆転してしまった小倉優子。「毎年、オリコンが発表する『好きなママタレントランキング』。小倉さんは’19年まではトップ争いの常連でした。でも昨年は10位にも入れず圏外でした」(前出・スポーツ紙記者)昨年3月に報じられた再婚したパートナーとの別居&離婚危機でイメージが急落したといわれている。アンケートの声も、この報道が大きく影響していて、「自己チューそう」(52歳)「したたかそう」(48歳)「実は性格がキツそう」(41歳)「あざとそう」(49歳)と厳しめ。別居の理由が、専業主婦になることを迫った夫に、小倉が“人間が小さい”と罵ったことが引き金になったとも報じられたが、「夫にモラハラしてそう」(43歳)「夫に言った言葉がキツすぎる」(69歳)「旦那さんが子どもを手放したくなるほどのことをしたのでは?」(44歳)と辛辣な意見が多かった。イメージだだ下がりの小倉に起死回生の一手はあるのか。「本当の性格がバレてしまった今、それを隠すとまた叩かれてしまう。開き直って“鬼嫁キャラ”を邁進するのが唯一の活路かもしれません」(前出・芸能記者)田中みな実は“あざとさ”という本性を売りにして大ブレイクを果たしている。夫に罵詈雑言を浴びせる小倉の姿を見られる日も近い?6位には最近、ふたりの娘が次々と芸能界デビューした工藤静香がランクイン。「工藤さんのゴリ押しでKoki,さんは一流ファッション誌の表紙でモデルデビューできたと報じられるなど、行きすぎたステージママっぷりも話題になりました」(前出・スポーツ紙記者)アンケートでも、工藤の暗躍ぶりが鬼嫁のイメージと重なるようで……。「家族のプロデュースが限度を超えている」(76歳)「娘が思いどおりに動かされていてかわいそう」(49歳)夫の木村拓哉との関係でも、「天下の木村拓哉をうまく操縦している」(51歳)「キムタクが完全に尻に敷かれている」(60歳)との声も。「SMAP解散後、ダウンした木村さんの好感度を爆上げしたのも工藤さんの力と言われています。最近もアイドルではタブーとされてきた家族の写真をあえてアップするなど敏腕プロデューサーぶりが目立っています」(同)木村の好感度が上がるほど、工藤の鬼嫁っぷりが注目されてしまうようだ。先日、裁判で川崎麻世との離婚が成立したタレントのカイヤが7位に。「’93年に川崎さんと斉藤由貴さんの不倫報道があり、謝罪会見ではカイヤさんが仁王立ちで睨みをきかせていました」(前出・芸能記者)その後、彼らは幾度となくテレビで夫婦ゲンカを披露。「“麻世~!”と叫びながら彼を追いかけるカイヤさんの姿がよく見られました」(同)アンケートでも、そのイメージが色濃く残っていて、「怖いイメージしかない」(51歳)「トラブルメーカーの印象しかない」(65歳)「いつも叫んでいる」(46歳)だが以前、週刊女性がカイヤを取材すると、「“キレる鬼嫁”は麻世が作り出したキャラクターだ。あの会見も、すべて麻世が仕組んだこと」と告白。会見から20年以上たった今でも、カイヤの“鬼嫁”キャラが生き続けているとは──。川崎のプロデュース力は、工藤静香並みといっても過言ではない。■タピオカが尾を引くユッキーナや元AKBも!?8位は、芸能界を引退した木下優樹菜。「脅されそう」(47歳)「わがままそう」(55歳)「すぐケンカしそう」(60歳)と、彼女が起こしたタピオカ店恫喝騒動の影響が色濃く出ている。「ヤンキーだから」という身もふたもない意見も多かった。9位以下は野々村俊恵や和田アキ子などおなじみのメンバーが顔を連ねる中、12位には前田敦子。’18年、俳優の勝地涼と交際4か月でスピード結婚。翌年には男児にも恵まれたが、すぐに勝地とは別居状態になったと報じられた。「週刊誌に、前田さんが路上で勝地さんに激怒している写真も載りました」(前出・スポーツ紙記者)アンケートでは、「自己チューっぽいイメージ」(48歳)「思いやりがなく、自分が一番って感じ」(41歳)「怒ると怖そう」(50歳)「性格がキツそう」(44歳)とネガティブな声が並んでいた。一方、13位の仲里依紗には「夫で俳優の中尾明慶さんをちゃんとハンドリングできている」などほめる声ばかり。仲や北斗のように鬼嫁キャラが好感度につながるレアなケースもあるようだ。ともあれ、ここまで登場した妻たちが“鬼嫁”になったのは、夫の責任とも言える。彼らがしっかりしていれば彼女たちが“鬼嫁”扱いされることもなかったのかも。
2021年02月02日左上から時計回りに、高嶋ちさ子、飯島愛さん、上沼恵美子、河北麻友子、野村沙知代さん、田中眞紀子かつての芸能界において、毒舌は男の役目だった。1970年代あたりまでは、ラジオなどでも女性のパーソナリティーは癒し系やお色気系と決まっていたものだ。しかし『毒舌第1世代』ともいうべき、のちに世の中を席巻する女性たちのエネルギーはマグマのように煮えたぎっていた。上沼恵美子は姉との漫才コンビ『海原千里・万里』として頭角を現し、和田アキ子は『うわさのチャンネル!!』、泉ピン子は『ウィークエンダー』(ともに日本テレビ系)でそれぞれバラエティータレントとしての異能を発揮。デヴィ夫人が帰国してヌードを披露したかと思えば、野村沙知代さんはダブル不倫からの略奪婚で勇名を馳せていた。彼女たちは「戦後、強くなったのは女と靴下」という社会変化をまさに象徴する世代だったのだ。■松田聖子がムカつくただ、女性が毒を吐いてもいい風潮に火をつけたのはもっと若い世代である。1980年、漫才ブームのなかでひと組の漫才コンビが世に出た。『春やすこ・けいこ』だ。彼女たちは、この年にデビューして一躍スターになった松田聖子のことを「しっかし、あの子、むかつくな」とネタにすることでブレイク。そのきっかけについて、やすこはこう回想している。「ある日『ヤングレディ』って女性誌を見てたら、芸能人の悪口だらけ(笑)。『人生幸朗・生恵幸子』さんが“ぼやき漫才”なら“悪口漫才”があってもいいだろうって」(アサ芸プラス)そこで、聖子の「ぶりっこ」や「うそ泣き」を面白おかしくネタにしたわけだが、本人に会った際「ネタにさしてもろうてます~」とあいさつしたところ「むしろニコニコされましたよ」と言う。この聖子のほうが怖い(笑)。そう、女性の毒舌に市民権を与えたのは、空前の漫才ブームと不世出の打たれ強いタレント・聖子の登場という奇跡のシンクロだったのだ。そんな漫才コンビが第2世代だとしたら、第3世代は1980年代後半に現れたバラドルたちだろう。いわば、アイドルブームゆえの供給過多状態により居場所を得られなかった人たちによる苦し紛れの生き残り策。その先駆者のひとり・井森美幸は世界的芸術家・岡本太郎ですら平気でいじった。「このおっさん、アブないです」若くてそこそこ可愛い女性なら、大物の男性をいじっても許される、というのは今も昔も変わらないものの、それをテレビで堂々とやれるようになったのは、このあたりからなのである。そしてもうひとつ、ミュージシャンの本音トークというものも人気を博した。中島みゆきは深夜ラジオの『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)で皮肉の効いたしゃべりを披露。ライバルの松任谷由実も自分のラジオ番組を持ち、独自のセンスで時代や恋愛を語った。このツートップもまた、女性が自由にトークする楽しさを世に伝えたのだ。とはいえ女性の毒舌はこのあと、いったん下火になる。バブル景気が絶頂に達し、日本人、特に若い女性は歴史上最も裕福な時代を迎えたのだ。アッシー、メッシー、ミツグ君のおかげで満ち足りていたのか、この時期、女性の毒舌はあまり聞かれず、求められてもいなかった。「金持ちケンカせず」とはこのことだろう。しかし、バブルは1991年に崩壊。しばらくはその余熱が残ったが、しだいに世の中は閉塞していき、毒舌がまたウケるようになった。というより、黄金時代が訪れる。その担い手が前出の第1世代だ。1997年には『快傑熟女!心配ご無用』(TBS系)という人生相談番組がスタート。和田アキ子が司会で、野村沙知代さんら海千山千の熟女タレントたちがレギュラーに顔をそろえた。特にサッチーは「男性にモテない」と悩む一般女性に対し「あなた、ワキガ?」と聞くなど、やりたい放題だったが、衆院選に担ぎ出されるほどの人気を得た。そんな毒舌界の女帝というべきサッチーに、果敢と立ち向かった若手もいた。神田うのだ。1998年には、サッチーがうのをビンタするという騒動も勃発。不仲だったふたりを共通の知人である美川憲一がとりなし、仲直りさせようとしたところ、「あんた、ちょっと叩かせなさいよ」と言って、頬を叩いたのだという。ちなみに、不仲となった原因は、サッチーの夫・野村克也さんが監督を務めるヤクルトのエース・石井一久(現・楽天GM兼任監督)と、うのが交際していたこと。サッチーはそれをよく思わなかったのだ。プロ野球が絡んだことで世の男性の関心も集め、このバトルはワイドショーやスポーツ紙をにぎわせた。結局、石井投手とは2年半で破局となったが、うのはそのさい、「目の上のタンコブがいなくなって、彼女的にはよかったんじゃないですか?」と、サッチーを皮肉った。■ギャルに説教した鈴木その子さんこのふたりの関係はある意味、嫁姑の構図にも通じるもの。数年後には、第1世代の毒舌女性と若手による現実の嫁姑バトルも注目された。和泉節子と羽野晶紀だ。また、熟女と若手といえば“美白の女王”鈴木その子さんがガングロギャルを説教するというテレビの企画でブレイク。これらの騒動はいずれも、年配女性たちのたくましさを強く印象づけた。さらに第1世代には、政界で人気者になった人もいる。田中眞紀子だ。1998年には自民党総裁選に立候補した小渕恵三、梶山静六、小泉純一郎の3人を「凡人、軍人、変人」と形容して、話題に。こうした芸風(?)がウケて、のちに女性初の外務大臣にまで上り詰めた。ただ、彼女の毒舌はまさに諸刃の剣であり、首相になった小渕が重病に倒れたときには「オブチさんがお陀仏になっちゃった」と発言して、ひんしゅくを買ったりした。最終的には人気を失い、2012年に落選して今では「ただの人」である。2000年、1冊のベストセラーが生まれた。飯島愛さんの『プラトニック・セックス』だ。彼女はそこに、中学時代の非行や家出、同棲、性病感染、妊娠中絶、AV出演などの過去を綴り、その半生は映画やドラマにもなった。この告白本の成功により、カリスマ性を高め、ご意見番的なポジションを獲得する。もっとも、それ以前からトーク、それも毒舌には定評があった。むしろ、毒舌でブレイクしたといえるほどだ。出世作『ギルガメッシュナイト』(テレビ東京系)にはお色気要員として起用され、Tバック姿で出演。しかし、若手芸人に「あんた、だから伸びないのよ」とダメ出ししたり、ときにはメイン司会の岩本恭生にすら「スケベオヤジ」呼ばわりしたりするのが面白がられ、サブ司会に昇格した。その岩本は、彼女の毒舌について「捨て身」なものを感じたという。「そんな愛ちゃんの一生懸命さは、僕には好感の持てるものでした。(略)芸能界って、意外とフランクではなくて、上下関係が厳しく、周囲が許すか許さないかで、その人のキャラクターがずいぶん違ってくるものなんです」(『独りぼっち飯島愛36年の軌跡』豊田正義)文字どおり、裸一貫で芸能界に飛び込んだ彼女の毒舌はまさに生きるためのもの。しかも、彼女は必ず、収録後に「言いすぎちゃってごめんなさい」と謝ったという。それゆえ、誰からも許され、むしろ愛されたのだろう。■名子役から毒舌キャラへ同じころ『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)などで飯島さんとも共演して、やはり毒舌でブレイクしたのが杉田かおるだ。こちらは、かつての名子役。ただ、ブレイクへの過程には似たものがあった。10代半ばから酒やケンカに明け暮れ、借金を背負い、病気の薬で副作用にも見舞われ、自殺も考えたほど。親は離婚し、仕事も干されたりした。30代に入ると、結婚詐欺にも遭い、そこからヘアヌード写真集で巻き返そうとする。そんな過去を自伝『すれっからし』(1999年)で告白し、そのあたりから毒舌女優として再び脚光を浴び始めるのだ。『すれっからし』には、昔を知る演出家の和田勉から「亡霊」「全然別の人」と呼ばれたことで、子役時代の栄光を捨てられたことも書かれている。《わたしは死んだ。そう思うと身体中の力が抜けていくかのように、気が楽になった。(略)新しいわたしが生きればいいのだ。自由に生きればいいのだ、と自分にいいきかせた》もともと彼女は毒舌系で、子役時代には女優に挑戦したキャシー中島に対し「おねえさん、だめね。女優に向いていないわね」と言って、落ち込ませたという。妹からも「トーク番組とか、素顔でしゃべる番組に出ちゃだめ。性格が悪いのがすぐにわかるから」と釘をさされるほどだったが、その「素顔」がウケることになるのだから、人生はわからない。性格が悪いのではなく、正直なだけだったのだろう。飯島さんと杉田、第4世代というべきふたりの登場で“毒舌黄金時代”はひと区切り。これが落ち着くと「エンタ芸人」のブームがやってきた。『エンタの神様』(日本テレビ系)で人気に火がついた青木さやかはさしずめ第5世代。かつて、春やすこ・けいこは聖子をネタにしたが、青木の矛先は女子アナだった。もてはやされる女子への嫉妬もまた、毒舌の源泉なのだ。2010年代になると、いよいよあの人が登場する。いまや「ご意見番」とまで呼ばれ始めた高嶋ちさ子だ。本業はバイオリニストだが、勉強とゲームについての約束を破った息子に対する「ゲーム機バキバキ」事件で時の人に。長嶋一茂や石原良純のような年上の有名セレブ相手にも物怖じせずにずけずけ言う姿がウケて、3人でトーク番組『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)を持つまでになった。そこには自分もまた、いっぱしの者だという自信がプラスに働いているのだろう。本業での成功に加え、それなりの美人だし、父はビートルズを日本に紹介したことで知られる音楽ディレクター。夫も名家の出身で、高嶋政宏・高嶋政伸兄弟はいとこにあたる。それゆえ、毒舌を吐かなくても生きていけるということか、今年の元日には「他人、身内への八つ当たりを減らしたいと思います」と、インスタグラムで宣言。ただ、そのイメージは揺るがないだろう。というのも、最近の彼女は『ザワつく!金曜日』でもそんなに毒舌を発しない。一茂や良純にしゃべらせるだけしゃべらせておき、無言でにらみをきかすことにより笑いをとっている。昔の剣豪が構えだけで相手を威圧したように、もはや名人の域なのだ。まさに、唯一無二の第6世代である。ちなみに、ちさ子は50代だが、少し下の年代にも小池栄子のような「ご意見番」候補がいる。宮迫博之が不倫騒動を起こしたときには、本人を前に、「しょうもないコメントをしてるなと思いながら見てましたよ。だって期待するじゃないですか、どういう弁明するんだろうって」と切り捨て、話題になった。■毒舌界の“第7世代”が台頭さらに最近、目立つのは、もっと若い芸能人の毒舌ぶり。そのタイプもさまざまだ。大野智の年齢(当時34歳)について「もうちょっと上だと思ってた。40歳くらい?」と口走り、嵐ファンを怒らせた広瀬すずのような天然系に、テレビ朝日の弘中綾香アナのようなあざと可愛い系、ファーストサマーウイカのようなネオヤンキー系、そしてハーフや帰国子女といった「日本人ばなれ系」など、いわば第7世代である。彼女たちは上の世代とはうまくやっているし、可愛がられてもいる。例えば先日、結婚で話題になった河北麻友子はデヴィ夫人のお気に入りだ。アメリカ育ちの帰国子女で本音丸出しなところが、海外生活の経験豊富な夫人にとって親しみが持てるのかもしれない。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)では、河北に対し「爪ようじ」「ぺチャパイ」などの昭和っぽい体形いじりをしつつも「あなた、最高の秘書になれるわ」と絶賛。アメとムチを使い分けながら、うまく手なずけている。思えば、第1世代の夫人が何度となく舌禍騒動を起こしながらもここまで生き残れているのは、こうしたバランス感覚の賜物でもある。毒舌こそ、バランスが大事なのだ。それゆえ、毒舌の世界は深い。
2021年01月29日セクシー女優・高嶋めいみさんの整形ビフォーアフター最近、あっけらかんと整形を告白する有名人が急増中。セクシー女優の高嶋さんもそのひとりだ。「自分で決意して、自分でお金を貯めて努力をした結果」。そう微笑む高嶋さん。整形後のよかったこともつらかったことも洗いざらい語ってもらった――。メディアに出てくる「整形美女」。顔に大胆にメスを入れることにより「なりたい自分になれた人たち」。「どうしてそこまで……」と思う反面、正直なところ「ちょっとうらやましい」と思ったことはないだろうか?自伝『メイド喫茶で働いてお金貯めて整形してコスプレイヤーになってホス狂いしてAV女優になった話』(主婦の友社)が話題のAV女優・高嶋めいみさん。整形費用は総額700万円を超えるという彼女に、自身の美容整形について語ってもらった。◆◆◆「もともと自分の顔が嫌いだったとか、ブスでいじめられてたとか、そういう幼少期のトラウマは一切ないんです。上京してから他人と比較される環境に身を置いて、コンプレックスがグングン育っていった感じでしたね。顔に手を加えることに対して、親にゴメンナサイとかもいっさい思いませんでした。DNAガチャではずれたから課金しただけなんで」最初の整形は、大学進学をきっかけに上京し、メイド喫茶で働いている際に受けた二重埋没法だった。「メイド喫茶の同僚が、2万円でできたよ〜と教えてくれたので、私もすぐ病院に行きました。結局、病院で説明を受けて12万円のやつにしましたが。そのとき、美しさってお金で買えるんだなーって実感しましたね」学費と家賃は親からの仕送りを受けていたが、そのほかのお金はすべてメイド喫茶やキャバクラでバイトしたお金から捻出していた。大学卒業後は就職し、趣味のコスプレを続ける傍ら、美容整形について検索する日々を送っていたという。「可愛い女の子とおんなじくらいかわいくなって、みんなで可愛い写真を撮りたい。でも、ひとりでもブスが交じってたら台無しになるじゃないですか(笑)。それが私でありたくないんです!」憧れの顔は中国出身のハリウッド女優、アンジェラ・ベイビーや、韓国アイドルのギョルギョンといった浮世離れした「超美人」。「身近に感じる可愛さには興味がない」という。■大規模整形手術を決断あるとき、ネットで見つけた情報から、ついに大規模な手術を決心する。「口元にコンプレックスがあったんですね。ネットを見ていたら、口元を画期的に直す手術を考案した韓国のすごい先生が来日していると知って。話を聞くために会いに行って、そのまま手術の予約までしちゃいました(笑)。でも、その時点では、手術料金が全然足りなかったんですけど」そこで、勤めていた会社を辞め、高級ソープランド店に面接に行き即、採用。約3か月間集中して働き、資金を貯めて韓国へ飛んだ。受けた手術は、両あごのエラ切りとミニVライン(あご先の骨を切ってあごを細くする手術)、目尻切開、二重埋没、人中(鼻の下)短縮。「今にしてみればそこまで高くないですかね〜。何千万円もかけている人も多いんで、私は安くすんでよかったなって思っています。じっくりやるのはお金も時間も無駄だなと思ってたんで、さっさと終わらせたかったんですよね」1度に手術を受けるメリットは、全体のバランスを考えたうえで計画ができること。少しずつ行うことが多い日本の美容整形とは違い、なりたい顔に一気に近づくことができるうえ、時間とお金のコストも抑えることができる。「それに『バレないように少しずつ』って意味ないですよ!バレたくないならむしろやらないほうがいいと思います。手術はトータル8時間以上かかりました。受ける前は怖すぎて、死ぬかも……とかネガティブなことをいろいろ考えていたんですが、全身麻酔をしたら一瞬で終わっていて、あっけなさすぎてびっくり」3日間の入院の後、約1か月、韓国のゲストハウスに滞在し、通院をしていたが、その間の苦しみは想像を絶するものだった。「手術中は痛みなどまったくないですが、終わった後は顔はボコボコに殴られたみたいに腫れて息もできないし、口も閉じてるのか開いてるのか……何が何だかわからない状態でした」口を大きく開けることができないため食事を満足にとれず、常に貧血状態。日本から持ってきたゼリー飲料などで命をつないだ。帰国後もダウンタイムは約1年間に及んだ。口が大きく開けられないため、以前のソープランドに勤めることもできず、できる仕事を探し、最終的には友人の会社で雑用をして日々の糧を得ていた。そんな文字どおり血のにじむような我慢のかいあって、結果は大成功!その後も鼻の手術や歯列矯正などを行い、理想の美貌を手に入れることができた。■世間の反応に戸惑った整形後その後は再びソープランドに勤めつつ、憧れの服装やメイク、やりたいけど恥ずかしいからできなかったというバンドやアイドル活動などの夢を次々に叶えていった。「ほんとに人前に出ることに抵抗がなくなりました。反面、仕事面では男性のあまりの態度の違いに人間不信になりました(笑)」しかし、世間の反応はいいほうにばかり変わるわけではなかった。「人生でいちばん頑張ったことが整形だから、隠したくない」そう思ってツイッター上で整形のビフォーアフターを公開したことから、火の粉をかぶることになる。「1000人だったフォロワーが一気に2万人くらいまで増えて、ちょっとした恐怖でした」毎日ネットで知らない人に褒められたり、けなされたりすることは、想像以上のダメージだった。「勤めているお店をバラされたり、悪口を書かれたり、実家のことまで書かれて……。家から出られなくなり、ベッドの上で1日中、過ごしてました。自殺の方法をネットで検索したりとか。いま思い出しても泣けてくる……。そんなときに親身になってなぐさめてくれたのが、初めて連れて行ってもらったホストクラブのホストだったんです。色恋というより、精神安定剤みたいなものでした」人にいろいろ言われたとしても、彼女はまじめに自分の努力で美貌を勝ち取った。そして、その自信があった。「整形が悪って思ってる人はまだまだ多いんですよね。でも、血反吐吐いて整形費用貯めて頑張ってきたんだから、これ努力じゃなかったらなんなの?って思います。ズルいって言う人もいるけど、天然美人のほうがズルいじゃないですか。それに、私が整形しようがしまいが、そういう人たちの人生には1ミリも関係ないんで!」「他人は関係ない」という信念は、美容整形にも現れている。男性の目線を気にするような手術……例えば豊胸などは、彼女にとっては必要のないものだという。「よく男性からは『モテたいから整形したんでしょ』とか言われるんですよ。あと『どうして胸は大きくしないの?』とかって。私は自分が可愛くなりたいから整形したのであって、胸なんか大きくしたら着たい洋服が着られなくなる。お前らのためにやってんじゃない!って思いますね(笑)」家から一歩も出られなかった時期を乗り越え、AV女優としてもデビューし、自伝を出版するまでに至った彼女。勝ち取った美貌で月に数百万円を稼ぎ、大好きな美容とお洋服、そしてホストクラブにつぎ込むインパクト抜群の生活を続けている。「もう遊びに行くとかじゃなくて、まともに飲みもしないでお金を置いてくる、って感じになっちゃってますね。(担当のホストの)売り上げを負けさせたくないので」現在は二重の修正と、顔面への脂肪移植を考えているそうだ。「30歳になったら、また違う顔を目指したいなって思っています。整形は……死にたいくらい容姿に悩んでる子にならひとつの解決策としてすすめるかも。誰にでもやりなよ〜、とは言いません。でも、女性がきれいになるのに年齢は関係ない!自分の人生を他人にとやかく言われる筋合いはないから、やりたいことをとにかく諦めないで自由に生きていきましょうよ♪私の生き方を見て、どうか安心してください(笑)」話題の整形美女は、覚悟の人であり、超・努力型の「全力投球でなりたい自分になれた人」だったのだ。PROFILE●高嶋めいみ(たかしま・めいみ)●AV女優。コスプレーヤー。2020年12月に発売された『東京整形白書 あと1mm』(藤原亜姫著・主婦の友社)にも登場する。(取材・文/高松孟晋)
2021年01月28日車に乗って出てきた高嶋ちさ子(’19年3月)バイオリニストでタレントの高嶋ちさ子が、またまた世間をざわつかせた。1月6日放送の『1周回って知らない話+今夜くらべてみました 合体! 初告白連発4時間SP』(日本テレビ系)でのこと。男児と女児とで子育ての大変さが違うとして、「(息子は)ハズレくじと(娘は)アタリくじ」と表現。自身は男児ふたりを育てていることから「うちは、ハズレ、ハズレ」と言って笑わせた。■高嶋ちさ子の毒親発言!?これに対し、視聴者からは「息子さんたちがかわいそう」などの声があがったが、彼女のこうした言動は今に始まったことではない。昨年5月には『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で、中学生の長男について「変な臭いがしてきました」、小学生の次男についても「(iPadに)女の子のおっぱいばっかり映ってる映像とか出てきて」などと語り「子供たちが学校でからかわれるのでは」と、視聴者をハラハラさせた。そんな型破りの「伝説」の始まりは、2014年。ツイッターでのこの書き込みだ。《昨日キレて破った子供の日記と宿題。私が破いたから、私に修復の義務があるのか、破く気持ちにさせた息子が修復すべきか…。》さらに、この2年後には「ゲーム機バキバキ」事件が広く知られることに。これは「平日に任天堂DSで遊ぶのは禁止」という約束を破られたことに怒り、子供のゲーム機2台を壊したというものだ。この話を『東京新聞』のコラムに書いたところ「やりすぎ」「毒親では?」と批判された。とはいえ、こういうキャラや子育てを面白がる人もいる。翌年には『題名のない音楽会』(テレビ朝日系)でこんな場面が見られた。中国人男性ピアニストのラン・ランに対し、子供をピアノの練習に集中させる方法を彼女が質問。すると、「私の父はひどかったです。母は味方してくれたが、真面目に練習しないことに激怒し、おもちゃを全部窓から投げ捨ててしまった」という答えが返ってきた。自分の「ゲーム機バキバキ」事件を思わせるエピソードに、さすがの彼女も苦笑い。視聴者から「これって台本?」という声があがったほどで、スタッフがわざと狙ったようにも感じられた。また、その翌年には、ソフトバンクのCMにモンスターペアレント役で出演。次男は「ママが怖い人みたいになっててやだ」と嘆いたが、長男は「ママがやれる役ってそれ以外何があるんだよ」と納得していたという。では、ちさ子はいかにしてこういう親になったのだろうか。じつは幼いときから気が強く、大人をいたずらで困らせるため、母から「悪魔」というあだ名をつけられたほど。そんなあだ名をつける母もなかなかのものだ。ちなみに、最近出版された著書『ダーリンの進化論~わが家の仁義ある戦い~』(小学館)にはこんな一節が。《父も、母方の祖母に「ごくつぶし」ってよく言われて「この性悪女」って返していました。そういうやりとりを、言葉遊びとしてとらえるような家族だったんでしょう。良くも悪くも、常に暴言が飛び交っていた家でした》あの気性は、そんな祖母や母から受け継いだとも考えられるが――。どうやら、それだけではない。■絶縁状態の高嶋一家レコード会社の音楽ディレクターとして、ビートルズを日本に紹介した人物でもある彼女の父は、今は亡き大物芸能人・高島忠夫さんの弟にあたる。すなわち、その息子である高嶋政宏(※1)・高嶋政伸とはいとこ関係だ。そして、このファミリーを束ねてきたのが寿美花代。元・宝塚歌劇団の男役トップスターで、女優としても活躍し、息子たちを一流俳優に育てあげた。また、夫が晩年に病で倒れると『「うつ」への復讐~絶望からの復活~』(日本テレビ系)というドキュメントタッチのスペシャルドラマに全面協力して、その巻き返しに尽力したりした。(※1、高は正しくは「はしご高」)ちさ子の一家も、かつてはこの芸能ファミリーと懇意にしていたため、子供時代には高級肉のすきやきをご馳走になったりしていたという。しかし『女性セブン』の報道(2013年)によれば、その後、絶縁状態に。そのきっかけとなったのが、ちさ子がバイオリンを習い始めたころ、寿美が放った「お金がかかるのに大丈夫なの?」というおせっかいなひとことだったというのだ。むろん、それだけが絶縁の原因というわけでもなかろうが、ちさ子もあの気性だ。自分の家族よりも格上なファミリーを仕切る、義理の伯母に対し、格下に見られがちな一家を代表する有名人として、特別な意識が生じても不思議はない。ともに宝塚やバイオリンという厳しい世界で成功し、息子たちを育てているところも似ている。それゆえの対抗心めいたものが、彼女の言動をますます激しくさせたのかもしれない。さらにいえば『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)では、長嶋一茂、石原良純という日本有数のセレブ有名人と共演中。2年連続で大晦日特番にもなった。あの番組での彼女がやたらと生き生きして見えるのも、自分だって一流なのだという意識のあらわれだとしてもおかしくない。1月1日、彼女はインスタグラムにこんな抱負を投稿。「今年は適度に頑張って適度に遊ぶ、余裕のある生活を送り、他人、身内への八つ当たりを減らしたいと思いますので、仕事激減するかもですが、よろしくお願いします」毒舌を控えるつもりなので、仕事が「激減」するかもというわけだ。とはいえ、あの性格が急に変わるとも思えない。ちさ子の「怪」進撃はまだまだ続くことだろう。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年01月13日仲里依紗、高畑淳子、高嶋政伸が、武井咲ドラマ復帰作「黒革の手帖~拐帯行~」に出演することが分かった。連続ドラマでも強烈な存在感を放った彼らが、3年の時を経て再集結、再び元子ママに襲いかかる。今回のスペシャルドラマでは、連続ドラマのラストで逮捕され、ついに銀座の頂点から転落した“稀代の悪女”・原口元子が、3年の刑期を終えて出所し、心機一転、古都・金沢で新たな人生を歩み始めるところからスタートする。仲里依紗「ムカつきますよね(笑)」仲さんが演じた山田波子は、最初は元子と東林銀行世田谷北支店で同僚だった派遣社員。誘われるがまま、夜の世界へ足を踏み入れ、やがて元子の強力なライバルへと急成長。異常なまでに元子を敵視し、彼女を蹴落とすためあらゆる手段を講じて営業を妨害した。今作でもそんな敵対心は健在。再出発した元子に“ある嫌がらせ”をするため、東京からやってくる!「久しぶりの『黒革の手帖』、久しぶりの波子、とても懐かしい気持ちで演じました」と撮影をふり返った仲さんは「3年経っても波ちゃんは変わってなかったですね。わざわざ元子に嫌がらせをするためだけに、東京から金沢まで出かけていく――冷静に考えると、その行為のほうがムカつきますよね(笑)。だって、カッとなってさっと行けるような距離じゃないですよ、金沢って。向かっている途中で『やだ、私ったら恥ずかしい』ってならなかったのかしら…。でもそれくらい積もり積もった恨みと執念はさすがだな、と思いました」とびっくり。そして「わざわざ金沢まで元子にケンカを売りに行く相変わらずな波ちゃんですが、普段はどんなお店でママをしているのかな、とか、またランボルギーニねだってるのかな、とかそんなことにも思いを馳せながら楽しんでいただけたらうれしいです」と視聴者へ呼びかけた。高畑淳子の登場で序盤から目が離せない!高畑さんが演じたのは、「楢林クリニック」の看護師長であり、院長の愛人でもあった中岡市子。元子によって利用され、一度は全てを失ったが、ラストでは元子から“黒革の手帖”を奪い、彼女に警察の手が伸びるよう仕向けた張本人。そんな市子は今回、物語冒頭で登場。出所してきた元子が働き始めたスーパーで偶然出会い、声をかける。市子の登場は、元子の決断に大きな影響を…。高畑さんは「『黒革の手帖』は大好きな作品なので、またスペシャルドラマがあることがとてもうれしかったですし、ドラマの幕開けに出演させていただき、ありがたいです」と出演決定にコメントしている。高嶋政伸、武井咲“元子”を再び夜の世界へそして、高嶋さんが演じたのが、上星ゼミナールの理事長で、元子とは浅からぬ縁のある橋田常雄。金と元子には恐ろしいほどの執着を見せ、その粘着質な語り口と元子に迫る表情は、多くの視聴者を震え上がらせた。今回は、金沢で思いがけず元子と再会。彼女を神代グループCEO・神代周吾(渡部篤郎)に紹介し、再び夜の世界へと復帰させる。そしてこの行動が、のちに思いもよらぬ運命をたぐり寄せることに…。「今作も台本がとても面白くて、作品と役に取り組みやすかった気がします」とふり返った高嶋さんは、「連ドラに続いて、またも元子と橋田の“組んず解れつ”なシーンがあるので、ケガにだけは注意をし、“安心感の中のお化け屋敷”のような感覚で表現できれば」と明かし、「金への執着と元子への征服欲にまみれた橋田は、自分の欲を達成するためには他人がどうなろうと知ったこっちゃないという男。そんな男が今回どんな動きを見せ、そしてどんな運命を辿ることになるのか、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います」と語った。ドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行~」は2021年1月7日(木)20時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2020年12月16日2020年10月14日、バイオリニストの高嶋ちさ子さんがInstagramを更新。自身のYouTubeチャンネルに寄せられている誹謗中傷について、注意を呼びかけました。高嶋ちさ子「本人じゃなくてもショック受けるかも」同日、カジキマグロを釣りに行った際の動画をYouTubeに投稿したことを知らせた、高嶋さん。その動画の一部とともにつづられた内容に、注目が集まっています。YouTube見ていただきたいですが、コメント覧の私への誹謗中傷が凄すぎて、本人じゃなくてもショック受けるかもです。お気をつけください。留学中の長男が読んでしまったらしく「ひどいね」って一言。最初からの流れを知ってるだけに、私以上に悔しいのかもです。ま、これも勉強。次男の警護は引き続きお願いしなきゃです。母は打たれ強く生きます!chisakotakashimaーより引用※動画は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Chisako Takashima (@chisakotakashima) on Oct 13, 2020 at 6:25pm PDT「コメント欄の誹謗中傷がひどすぎて、本人じゃなくてもショックを受けるかも。お気を付けください」とファンを気遣った、高嶋さん。実際YouTubeの動画には、ファンからの温かいコメントや感想以外に、今回の内容とは関係のない批判や心ない言葉が連なっていました。高島さんは、留学中の長男が誹謗中傷のコメントを読んでしまったことを明かしつつ、「次男の警護は引き続きお願いしなければ」と、子供たちへ被害がいかないよう気を引き締めている様子。最後に「母は打たれ強く生きます!」と、誹謗中傷に負けないという強い意思をつづっています。誹謗中傷について、ファンからは心配や応援の声が寄せられました。・批判する人はコメントを書くことが多く、応援する人は『いいね』だけで済ませる人が多いですけど、ファンはしっかりと応援していますよ!・私はいつも高嶋さんの元気な姿に勇気づけられています。味方はいっぱいいるので、どうかそのままの高嶋さんでいてください。・高嶋さんも息子さんたちも、穏やかに過ごせることを祈っています。誹謗中傷なんて気にしないで!SNSの普及により、私たちは気軽に他人とやり取りができるようになりました。しかし、コミュニケーションの幅が広がる一方で、芸能人など表舞台に立つ人が不特定多数から誹謗中傷を受ける被害が増えているのも事実です。言葉は使い方を誤ると、時に人の心を深く傷付けてしまう可能性があります。「顔が見えないから、特定されないから」と軽はずみな発言をする前に、いわれた側の気持ちを今一度考えることが大切です。[文・構成/grape編集部]
2020年10月14日2020年8月24日、コロナ禍で52歳の誕生日を迎えた高嶋ちさ子さん。いよいよ、YouTube『高嶋ちさ子 公式YouTubeチャンネル』で本格的に始動することにしたようです。高嶋さんといえば、本業はヴァイオリニストですが、歯に衣着せないキャラの立ったトークがお茶の間でも人気となり、昨今ではバラエティ番組にも多数出演しています。新型コロナウイルス感染症の影響で、テレビで見かけることは少なくなったような気もしますが、「おとなしくしているようでは女が廃る」とばかり、YouTubeにも登場するように。これまでは、岸谷香さんや木佐彩子さんをはじめとし、いろいろな人たちと共演したテレワーク演奏などを配信していましたが、今後、本格始動するにあたって高嶋さんが何をやりたいのかというと…。まずは、動画をご覧ください。ちなみに、企画の第1弾は、「スナック怒りん坊」、その次は、スナックでモノを売る営業マンをやり、第3弾は、オンラインによる小学生のヴァイオリン教室なんだそうです。このほか、身体改造計画という名のダイエット計画や、マズイもんはマズイ企画などなど、高嶋さんらしい企画が満載のようです。52歳を迎えた高嶋さんですが、この動画では、まるで夢見る少年のように瞳をキラキラさせながら話している姿が印象的でした![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年09月15日現在公開中の竜星涼×犬飼貴丈主演映画『ぐらんぶる』より、高嶋政宏の全力ダンスを切り取った本編映像が到着した。高嶋さんが本作で演じているのは、主人公・伊織(竜星さん)のおじで、ダイビングショップ「グラン・ブルー」のオーナー兼ピーカブーのOB古手川登志夫。離島にある大学への進学に伴い、「グラン・ブルー」に居候をすることになった伊織。しかしそこは、ダイビングと酒をこよなく愛するマッチョな先輩たちが集うサークル“ピーカブー”の根城でもあり、同じく巻き込まれた耕平(犬飼さん)と共に、夜な夜な繰り広げられるマッチョたちとの飲み会で、夢見たキャンパスライフはおろか、授業もままならない2人。今回到着した映像は、脱走を決意するものの、唯一の脱出ルートである港で見つかり、飲み会恒例のバモスダンスで迫られ、さらに登志夫も登場し全力ダンス!伊織と耕平は、最初は救世主の登場に思わず笑みがこぼれるも、服を脱ぎ捨て一緒に踊り始める登志夫に、頭を抱え絶叫…。そんな高嶋さんの全力脱衣系演技に英勉監督も「高嶋さんこそが新しい地平線に連れて行ってくれる本物です。中学とか高校くらいの時に出会っていたら“アニキ”と呼んでいただろうな、というくらいです」とコメントしている。『ぐらんぶる』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ぐらんぶる 2020年8月7日より全国にて公開©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会
2020年08月17日新型コロナウイルス感染症により、音楽分野では、コンサートやライブの中止・延期が続いています。そんな中、やっぱり頼りになるのは、高嶋ちさ子さん。6歳からヴァイオリンを始め、桐朋学園大学、イェール大学音楽学部大学院を卒業後、ニュー・ワールド・シンフォニーに入団しました。クラシック界でヴァイオリニストというと、敷居が高いイメージですが…。アメリカから拠点を日本に移してからは『めざましクラシックス』や『12人のヴァイオリニスト』など、クラシックにとらわれず、さまざまなジャンルで活躍。お茶の間でも、せっかちな性格を隠そうともせず、竹を割ったような性格がうかがえる楽しいトークは、音楽をより身近なものに感じさせています。テレワークでコラボ!高嶋さんは「コンサートができないなら、テレワークをやってみよう」と手を挙げます。テレワーク演奏における信念はスピード。音楽を極めようと頑張る人の多いクラシック界で、テレワークによる演奏は、ライブ感を出すためにも一発勝負がよいそうです。そんな高嶋さんが、今回チャレンジしたのは、普段から交流のある元『プリンセスプリンセス』の岸谷香さんとのコラボ。『プリプリ』の略称で親しまれ、主に1980~1990年代にガールズバンドのパイオニアといわれた女性ロックバンドです。今では、高嶋さんも岸谷(旧姓:奥居)さんもワーキングマザー。テレビやラジオなどのメディアでは、育児経験など家庭での面白エピソードを披露してくれています。今回のコラボでは、この2人をメインに、共通の友だちの木佐彩子さんやチェリストの松本光太郎さん、高嶋さんの家族もゲスト出演しています。動画では、高嶋さんは、第一・第二ヴァイオリンとヴィオラの3役、岸谷さんは、ピアノ、ヴォーカル、ギター、パーカッションを担当。まるで「ママの毎日」のように目まぐるしく、楽しそう。ぜひYoutubeでご覧ください![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年05月27日バイオリニストでタレントの高嶋ちさ子さんが、2020年3月30日にYouTubeチャンネルを開設。演奏家仲間とコラボで『テレワーク演奏会』を開催し、話題になっています。同年4月4日には、音楽バンド『ZARD』の名曲、『負けないで』を演奏した動画をアップしました。この動画では、自身がプロデュースする『12人のヴァイオリニスト』のメンバーをはじめ、24名の演奏家が参加。それぞれがちょっとした『演出』をしており、何度も見返して楽しめる内容になっているそうです。中には同年3月29日に新型コロナウイルス感染症による肺炎で亡くなった、志村けんさんを偲ぶ言葉を腕に書いたメンバーもいました。豪華な演奏に、ファンは大喜び。ネット上でもコメントが多数寄せられています。・素敵です!涙が出ました。・何回も見ています。コロナになんか負けずに頑張りましょう。・すごい!感動しました。・豪華で素敵な演奏動画、元気になります。ありがとうございます。高嶋さんの心意気に、たくさんの人が励まされたようです。[文・構成/grape編集部]
2020年04月07日高嶋は交際開始6日後にプロポーズ、愛を誓ったが……2008年に結婚した、俳優の高嶋政伸と美元(みをん)。お互いの愛おしさがダダ漏れで、頬にキスし合う姿が記憶に残っている。あまりのベタ惚れ、熱愛っぷりに「あら、まあ、ごちそうさま!」と、みなが祝福したものだ。■「25年の俳優生活をなげうってでも離婚したい」ところが3年後。愛は憎しみの塊と化していた。すでにふたりは別居生活で、離婚調停中であることが報じられ、お互いの私生活暴露合戦はワイドショーの格好の餌食に。美元の浪費癖やDV疑惑が報じられると、政伸が「ブス、死ね」などと叫ぶ罵詈雑言(ばりぞうごん)の音声が流出。「愛は3年で冷める」説をものの見事に体現し、立証したのだ。2012年、離婚調停から裁判へ。テレビは久々に勃発した芸能人の“泥沼離婚騒動”に沸いた。各局が異様な盛り上がりだったと思う。というのも、東日本大震災もあり、テレビでは、茶の間が無責任に盛り上がれる芸能ネタが枯渇していた。もちろん騒動はあちこちで勃発しているのだが、事務所が全力で阻止、そこに忖度(そんたく)するテレビ局という構図もあった。そんな矢先に、華やかな芸能一家の息子・政伸が「妻のゴミ出しにいちいち文句をつける」という、かぐわしいネタが浮上。そりゃあみんな盛り上がるよね、ワイドショーは。しかも「25年の俳優生活をなげうってでも離婚したい」という政伸の強烈なパワーワードもあいまって、美元への風当たりは相当強かった。特に彼女の出自が取り沙汰(ざた)され、レイシストからの攻撃も重なり、ネット上ではひどい言葉を浴びせられ続けた。風当たりというか八つ当たりレベル。昨年バラエティー番組に出演し、当時の地獄を振り返ったが、夫婦の不和に起因しない誹謗(ひぼう)中傷にも苦しめられたようだ。さて、原点に戻ろう。このふたりの離婚騒動は、不倫が発端ではない。お互いの性格や生活信条に大きな隔たりがあり、それがわずか数年でわかっただけのこと。むしろ早く気づいてよかった。よくある性格の不一致ってやつだ。たまたま、スキャンダル系のネタ不足だったテレビ局と茶の間にとっては垂涎(すいぜん)。タイミング的に脚光を浴びてしまった、という騒動でもあった。金遣いが荒くてパーティー大好きパリピな女のすべてが悪妻とは限らないし、神経質で完璧主義な男のすべてがモラハラ夫とは限らない。あの泥仕合は“夫婦の幻想”を見事に打ち砕いてくれた。言葉にすればわかり合えると思ったら大間違い。憎悪と意地の倍々ゲームに発展するのだと教えてくれた気もする。現在はふたりとも一般人と再婚し、子どももいる。幸せそうで何よりだ。あの地獄を踏み台にステップアップした感もある。いつか騒動を振り返って笑顔で握手、とは決してならないだろうけれど。つまり、「バカな恋愛って、誰もが経験あるよねぇ」っつう話ではある。(文/吉田潮)吉田潮◎コラムニスト、イラストレーター、テレビ評論家として週刊新潮で『TVふうーん録』を連載中。『幸せな離婚』(生活文化出版)、『親の介護をしないとダメですか?』(KKベストセラーズ)など著書多数
2020年04月03日バイオリニストの高嶋ちさ子(51)が3月5日、自身のインスタグラムを更新。新型コロナウイルスの影響により公演が延期になったことを受け、「マスクしてデパート行って爆買いして経済回して良いですか?」とつづり、称賛を集めている。高嶋は、自宅の食品棚と思われる写真とともに「友達に脅されて、食料あるかなとストック見たら、めちゃくちゃあった。殆ど頂き物だけど、ありがたいです」と投稿。「しかし、このご時世くだらない写真載せても怒られそうだし、難しいね」と新型コロナウイルス感染拡大による混乱を嘆いた。つづけて「コンサート延期は本当に残念だけど、延期した月は、元々あるコンサート+延期物だから大忙しだなぁ。大忙しが懐かしい…」と心境を吐露。ストレスを感じているようで「マスクしてデパート行って爆買いして経済回して良いですか?」とストレートに問いかけた。フォロワーからは《経済ぶん回してきて下さい》《大賛成!》《そういう前向きなとこ好きです》《かっこいい》と称賛のコメントが殺到している。かつては歯に衣着せぬ物言いで“炎上キャラ”だった高嶋だが、最近では、その飾らない発言で好感度が上昇。’19年10月31日には、キャラ弁について「朝からこんな面倒くさいことできるか!最近は、楽屋から盗んだまい泉のカツサンドを冷凍にし、お弁当袋に箱ごと突っ込むだけ。息子も大喜び、何が悪い?」と投稿。子どもを持つママファンたちから《その考え方、大好きです》《親近感湧くー!》と共感を集め、絶賛されていた。敏感になりやすい時期だからこそ、高嶋の痛快なツッコミに救われる人も多いようだ。
2020年03月05日高嶋ちさ子「歯に衣着せぬ発言で、お茶の間から高い支持を受けている高嶋ちさ子さんが出演する番組は、軒並み高視聴率を獲得するんです。テレビ各局はこぞって“うちにも出てほしい!”と、オファーをかけるほどなのですが、唯一、数字がふるわない番組があって……」(制作会社関係者)高嶋といえば、肩書はバイオリニストになるものの、現在は“新・視聴率女王”の呼び声も高く、テレビ番組に引っ張りだこだ。「’18年からスタートしたテレビ朝日系のトークバラエティー番組『ザワつく!一茂良純ちさ子の会』の視聴率は10%超えが当たり前。スペシャル回になると15%を超えることもあります。ほかの番組でも“高嶋さんが出演した回は視聴率が上がる”と有名で、キャスティングの会議では名前があがる筆頭なんですよ」(民放キー局関係者)破局した女性タレントに対して“男で失敗する女の法則”を説いたり、“妻から見た夫の存在”について共演男性に力説したりと、スカッとしたコメントで、女性の共感を得ているようだ。■ブログで仕事セーブ宣言したにも関わらず……「しかし、昨年3月に“息子のために仕事をセーブする”とブログで宣言したのです。本業のバイオリニスト活動と、テレビ番組の出演で多忙になった高嶋さんが、子どもとの時間を大切にしたいというのが理由でした」(スポーツ紙記者)そんな多忙の合間を縫って出演する、とある彼女の冠番組が、苦境に立たされているそうで……。「昨年4月から、月に1、2回のペースでレギュラー放送されている、TBS系のバラエティー『有田哲平と高嶋ちさ子の人生イロイロ超会議』の視聴率が“低空飛行”を続けているんです。昨年10月以降の視聴率は5~6%、12月17日放送の2時間スぺシャルでは5%を切ってしまい、打ち切りの“危険水域”に入っています」(前出・制作会社関係者、以下同)レギュラー番組にもかかわらず、毎週放送されないことも視聴率がふるわない原因なのかもしれない。「毎週月曜日の夜8時からの1時間が本来の放送枠なのに、隔週になったり、2時間の特番になることがほとんどで、視聴者が定着していない印象です。現場でも“視聴率がよくないんだな”というのは感じますね。残念ながら、長くは続かない気がしますが、今のところ打ち切りの話は聞いていません」それもそのはず、番組側も高嶋へ熱烈オファーを出した手前、簡単に打ち切ることはできないのだという。「仕事をセーブすると宣言した高嶋さんに対し、番組側は“どうしても出てほしい”と頼み込んでMCを引き受けてもらった経緯があるのです。番組としてもテコ入れを図ろうとしていますが、なかなかうまくいかない。ひと肌脱いだ形で出演を決めた高嶋さんとしては、視聴率や評判の悪い企画内容に納得できず、不満爆発の寸前だそうですよ」そんな高嶋のために、スタッフ総出で“イロイロと会議”してほしい!
2020年01月24日台風の影響で延期となった「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」の振替公演が2020年2月6日(木)18:30よりフェニーチェ堺にて開催決定。「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」チケット情報ヴァイオリニスト高嶋ちさ子が、2006年に立ち上げた“観ても、聴いても、美しく、楽しい”ヴァイオリン・アンサンブル。コンサートでは、クラシックの名曲のみならず、様々なレパートリーを12本のヴァイオリン・アレンジで演奏する。チケットは12月8日(日)12:00よりチケットぴあにて発売開始! また、フェスティバルホール公演のチケットはソールドアウトにつき、15:00公演のみ機材席解放に伴い追加販売が決定!チケットは12月2日(月)18:00より発売。完売確実の人気公演。チケット購入はお早めに。
2019年12月02日高嶋政伸26年ぶりの映画主演作『アパレル・デザイナー』より、予告編とポスタービジュアルが到着した。「黒革の手帖」「TWO WEEKS」など、TVドラマや映画で個性的なキャラクターを演じている高嶋さんが、1993年に映画初主演した『修羅場の人間学』以来、26年ぶりに主演を務める本作は、かつては人気ある老舗アパレルメーカーだったものの、現在では経営が危ぶまれている会社「HIRAKATA」が舞台。起死回生をかけて新ブランドを立ち上げるにあたり、かつて同社で人気デザイナーだった高嶋さん演じる藤村雄二に白羽の矢が立ち、若者たちと新しい服を作り上げていくヒューマンドラマだ。今回到着した予告編では、初のファッションデザイナー役に挑戦した高嶋さんや、新しい服を作ろうと、彼とぶつかりながら奮闘していくチームの若者たちの姿が映し出されていく。ヒロインとなる新人パタンナー役に堀田茜、アシスタントに飯島寛騎らチームの若者たちに加え、主人公を会社に呼び戻した専務役を前川泰之、ファッション誌編集長役を生田智子、「HIRAKATA」のプレス担当役を高島礼子、このプロジェクトに反対する社長役を西村まさ彦と、ベテラン俳優勢が脇を固めている。また、予告編と同時に到着したポスタービジュアルでは、ボディ・トルソーをはさみ立つ高嶋さんと堀田さんをメインに、主要キャストたちも登場。予告編にも登場する黒猫は、劇中で藤村に拾われて飼われている猫で、癒しの存在として登場しているという。『アパレル・デザイナー』は2020年1月10日(金)よりユナイテッドシネマ アクアシティお台場ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年11月23日出演者が“常識力”対決を繰り広げる「ネプリーグ」の7月29日(月)放送回に、三浦春馬、芳根京子、高嶋政伸らドラマ「TWO WEEKS」キャスト陣が参戦。人気芸人コンビの「霜降り明星」や長嶋一茂ら「売れっ子芸能人チーム」と対戦する。『銀魂2 掟は破るためにこそある』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』などの映画や「わたしを離さないで」「オトナ高校」といったドラマの映像作品はもちろん、ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」日本版での主演など舞台でも活躍。先日放送された「FNSうたの夏まつり」でみせたアーティストとしてのパフォーマンスもSNSで大きな反響を呼んだ三浦さん。『累 -かさね-』『散り椿』では日本アカデミー賞新人俳優賞に輝き、今年に入っても『居眠り磐音』『今日も嫌がらせ弁当』と公開作がいずれも話題を呼んだ芳根さん。「カインとアベル」ではエリート主義の父親、「黒革の手帖」では悪徳予備校理事長、「先に生まれただけの僕」では主人公を敵視する商社マンと、様々な悪役を演じ分け独自の個性を放つ高嶋さん。今回はこの3人が名倉潤、堀内健を助っ人に加え「TWO WEEKS」チームとして参戦。「霜降り明星」のせいや、粗品と長嶋一茂に原田泰造、林修を加えた「売れっ子芸能人チーム」と様々な“常識力”クイズで対決。「勢いとひらめきでいければ」という三浦さんに、「テキパキどんどんいきたい」と意欲充分の芳根さん。高嶋さんは長嶋さんとの共通点を探ってなぜかケンカに!?今回も見逃せない戦いが繰り広げられる。三浦さん、芳根さん、高嶋さんらが出演中のドラマ「TWO WEEKS」は、三浦さん演じる結城大地が白血病の娘の命を救うために“2週間の逃亡劇”を繰り広げるタイムリミットサスペンス。三浦さんが犯人として捕まった事件がきっかけで父親を亡くし、検事となり事件の黒幕に復讐しようとする月島楓に芳根さん。結城に自らの犯罪の尻拭いをさせてきた柴崎コーポレーション社長の柴崎要に高嶋さん。そのほか比嘉愛未、三浦貴大、黒木瞳らも出演する。「TWO WEEKS」は毎週火曜21時~フジテレビ系で放送中。「ネプリーグ」は7月29日(月)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年07月29日これが日本初演となる二人芝居に、草刈民代と高嶋政宏が挑む。『死と乙女』『谷間の女たち』などで世界的に知られるチリの劇作家アリエル・ドーフマンによる『プルガトリオ─あなたと私のいる部屋─』がそれである。殺風景な部屋で、男が女を、そして女が男を尋問するなか、やがて衝撃的なふたりの関係があぶり出される。草刈が自ら戯曲を選び、高嶋に声をかけたという渾身の企画。どう立ち上げようとしているのか、草刈と高嶋に聞いた。【チケット情報はこちら】発端は、イギリスのアーツ・カウンシル・ロンドンの総監督を10年、王立演劇アカデミーの校長を15年務めたニコラス・バーターと草刈が出会ったことだった。この2年、彼のワークショップを受けていた草刈が、「演劇のことを知り尽くしているバーター先生と一緒に作れたら、さらに新しいものを引出してくださるかもしれない」と戯曲探しを始めたのだ。そのなかで「成熟した俳優でなければ演ずることができない作品である」こと、「二人芝居なら志しを共有して創っていけるのではないかと思った」ことが、今作の決め手となった。そしてその相手にと思った高嶋とは、映画『舞妓はレディ』で共演。「挑戦的な仕事の取り組み方など、自分の姿勢に近いものを感じた」と草刈は言う。その草刈の誘いを即答で受けた高嶋。「僕は舞台の仕事は事前に調べずに感覚で決めるんですけど、調べてみたら、いやー面白い作品でした。プルガトリオは煉獄という意味ですけど、煉獄のようなところで、下手すると殺し合いになりそうな緊張感のなか、ずっとふたりで向き合って、自分が何をしてきたのか、どう思っているのかということを探っていく。また、人間の醜い部分もさらけ出しているので笑えるんですよ。しかも、周防正行監督が脚色されていますから、セリフが実に自然なんです」。草刈もそこには腐心していると語る。「いわゆる会話の応酬の舞台ですから、日本語のセリフとしても元の戯曲のその魅力がきちんと出せるように、まだここからさらに推敲を重ねていくつもりです」「作品を理解したうえで演劇という形に立ち上げていきたい」と稽古に入る前にワークショップも行う予定で、「そんなふうに丁寧に試行錯誤しながら取り組んだときに、自分がどう広がるかが楽しみなんです」と草刈。俳優自身が信念を持って手作りしていく舞台である。男と女のスリリングな心理劇の迫力は、かつてないほど実感を伴って客席に響くのではないだろうか。取材・文:大内弓子
2019年07月19日「新聞社やテレビ局など、多くのメディアが高嶋ちさ子に追悼コメントの取材を申し込んだのですが、所属事務所が応じることはありませんでした」と語るのは、ある芸能関係者。6月28日に高島忠夫さん(享年88)の逝去が公表された。遺族や多くの著名人が忠夫さんを悼む談話を発表するなか、姪でバイオリニストの高嶋ちさ子(50)は、自身の公式ツイッターなどでも、伯父との別れについていっさいふれることはなかった。高島家の知人は次のように語る。「実は忠夫さんの実弟で音楽ディレクターの高嶋弘之さん(85)も、その次女のちさ子さんも、密葬に参列していませんし、弔問にも訪れていないのです」忠夫さんの自宅と弘之さんの自宅は東京都の同じ区内にあり、自動車なら10分もかからない距離。かつては両家で頻繁に行き来もあったという。ちさ子自身は、かつて週刊誌のインタビューで次のように語っている。《家が近所だということで、小さいころは、しょっちゅう遊びに行ってました。政宏君や政伸君ともよく遊んだなぁ》(『アサヒ芸能』’98年1月15日号)ちさ子が『チョコレート・ファッション』というユニットでCDデビューしたのは’95年。当初は“高島忠夫の姪”“政宏・政伸兄弟のいとこ”などと紹介されることも多かった。「しかし、ある時期から、ちさ子も、政宏・政伸も、お互いのことを公の場でいっさい話さないようになったのです」(前出・芸能関係者)はたして確執の原因は何だったのか?ちさ子の父・高嶋弘之さんを本誌は直撃取材した。「確かに昔は家も近かったですし、頻繁に行き来をしていました。兄貴と花代さんは夫婦で『ごちそうさま』の司会を務めていたでしょ。番組の収録が地方であったりすると、政宏と政伸の兄弟をうちで預かったりしていました」子供たちが仲よく遊んでいた当時を思い出したのか、微笑を浮かべる弘之さん。しかし記者の質問に表情が引き締まった。――それほど仲が良かった両家に距離が生じたのには、何かきっかけがあったのでしょうか?「……きっかけといえば、母の介護問題かな。兵庫県で暮らしていた母が、うつ病になったので、’98年に東京の医療施設に入れたんです。でもこのとき母の介護方針を巡って兄とひどい口論になってしまって……。兄貴は昔から穏やかだったから、兄弟げんかなんかもしたことがなかったのにね」’98年といえば、忠夫さん自身が不眠とアルコール依存により、重度のうつ病を発症した時期でもある。「振り返ってみて、彼も病気のせいで感情のコントロールができなかっただけなんだと理解できました。でも兄の病気のことを知ると、今度は“治療の邪魔になってもいけないなぁ”なんて考えて、連絡もとれないし、訪ねていくこともできないし。お互いの家族も行き来しなくなって、そうこうしているうちに、気がついてみたら20年以上もたってしまったんですね」2年前の’17年には、弘之さんの妻が逝去した。「うちも、ちさ子夫妻や家族だけで葬儀を営んで、向こう(高島忠夫一家)には連絡しませんでした。今回は逆にこちらが葬儀にも参列しなかったし、弔問とかにも行かなかったということです。“疎遠”とか“絶縁”というと、世間から変な一族だと思われるでしょうけど、いまとなるとこれが“高嶋家のスタイル”という感じもしますね」21年もの空白があるにもかかわらず、弘之さんの兄に対する思いは薄れたわけではないようだ。「家族のおかげで兄貴は、いい人生を全うできたと思います。特に花代さんは、ずっと兄を看病してくれて、頑張ってくれていたそうですから、いまは落ち込んでいるでしょうね」実は忠夫さんの逝去をきっかけに、両家の歩み寄りのきざしも見えているという。「政宏から、うちのちさ子に連絡があったそうなんです。『父のことが落ち着いたら、叔父さんのところへもご挨拶に行きますから』なんて、言ってくれていたと聞いています」両家の和解を誰よりも望んでいるのは、天国の忠夫さんに違いない。
2019年07月09日俳優の高島忠夫さんが26日に老衰で亡くなったことを受け、次男で俳優の高嶋政宏、三男で俳優の高嶋政伸が28日、所属事務所を通じてコメントを発表した。忠夫さんは26日の13時1分、自宅にて息を引き取った。88歳だった。通夜・葬儀告別式については、妻で女優・寿美花代の「最期は家族で見守りたい」という希望により、27日に家族のみで密葬を執り行った。お別れ会などの予定はないという。■高嶋政宏病院からの、あと5分後にご家族集まってください!のエマージェンシーコールが頻繁にあるようになったのが2年前。その度に全身が総毛立つような感じにはなりましたが、ここ数カ月、寝たきりの状態が多くなり、呼吸も弱まり、母曰く最後は眠るように旅立っていった、のがせめてもの救いです。マスコミそして父のファンであった皆様、報告が遅くなりましたことお許しください。ありがとうございました。■高嶋政伸父は、最後まで明るく良く通る声で笑ったり、話したりしながら、大好きだったフリオの歌声に包まれて、本当に穏やかに旅立ちました。このような穏やかな最期を迎えられましたのも、長きにわたり父、高島忠夫を応援して下さった皆様のおかげだと思います。心より感謝を申し上げます。
2019年06月28日俳優の高嶋政伸が、27日(19:30~20:30)に放送される文化放送のラジオ番組『文化放送ライオンズナイタースペシャル 高嶋政伸の話が長くて申し訳ございません』で自身初のラジオパーソナリティに挑戦する。このほど行われた収録で、今回のラジオ出演に至った経緯を聞かれると、「やりたかった理由は1つ、やりたかったから(笑)。ただ、きっかけのようなものがあるとすれば、中学生の頃に『アメリカン・グラフィティ』という映画を観て、ウルフマン・ジャックというラジオDJに憧れたんです。リスナーとの電話のやりとりも面白くて、ラジオってカッコいいなと思ったのが最初の出会いですね」と明かした。そして、「構成というものができないんだろうね、生まれたときから」と笑い、「なんで話が長くなるのか。頭の中にいろんな人格があるのかな」と番組スタッフに相談する一幕も。また、選曲に対するこだわりについては、「『HOTEL』の共演者の人たちで作ったLINEグループがあるんですよ。そこで1日1曲、おすすめの曲を紹介してたら、ちょっと好評で。DJをやっているマイケル富岡さんからも『DJの才能あるよ。やったほうがいいんじゃない?』と。だんだん調子に乗るようになって、最終的には一晩に10曲ぐらい送ってしまい、さすがにひんしゅくを買いました(笑)」と語った。このほか番組では、「おもてなし」「苦悩」「若手俳優」などのキーワードに基づいたさまざまなトークを展開した。収録について、高嶋は「いままでの思い出を追体験しているような感じというか、その当時の光景がありありと浮かんできて、しゃべっていて楽しかったです」と振り返っていた。
2019年06月19日「最近、高嶋政宏さん(53)と高嶋政伸さん(52)との関係がうまくいっていないのです。以前は共演もありましたが、いまでは“兄弟で”という出演オファーがあっても、2人とも頑として受け付けません。また2人は同じ芸能事務所に所属していますが、仕事関係者たちも事務所やテレビ局などでニアミスしないよう細心の配慮を払っている状態です」(政宏を昔から知る芸能関係者)政宏・政伸兄弟が共演に応じていたのは6年前の’13年までだった。テレビ局関係者はこう語る。「’13年1月には『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に兄弟で出演しています。さらに6月放映のスペシャル番組『カスぺ!独占密着真実の高島ファミリー』(同局)では、父・高島忠夫さん(88)を母・寿美花代さん(87)が“老老介護”する様子なども公開。息子たち2人は実家を訪れ、歓談していました。しかしそれ以来、兄弟の共演はプッツリと途絶えました」『カスぺ!』以降、忠夫も寿美も公の場に姿を見せていない。夫婦は東京都内にある閑静な住宅地で生活しているが、2人の姿はまったくといっていいほど目撃されておらず、定期的に医師が、そしてヘルパーたちが交代で家を出入りするばかりだという。「この数年ほど政伸さんのインタビューでは兄・政宏さんに関する質問がNG、また逆に政宏さんの取材では弟・政伸さんの話題がNGとなっています。そのように兄弟間に“断層”が生じたのはご両親の体調が悪化し、姿を見せなくなった時期とも一致しています。2人ともすでに80代、老親の介護問題が兄弟間の距離を広げたのでしょうか……」(前出・テレビ局関係者)当人たちは、この家族問題をどうとらえているのか?まず5月上旬、帰宅してきた政伸を直撃した。――お忙しいところ申し訳ございません。お兄様の政宏さんと確執があって、いまはご兄弟での共演がNGという状態が続いていると聞いていますが?「(兄弟確執に関しては)僕はそんなことはないと思いますよ」――ご両親の介護問題で意見の食い違いがあったりはしないのでしょうか?「介護については家族間で話し合っています。兄の意見にはすべて従って、分担しています」――この6年ほどは、ご兄弟での共演はありませんよね?「それは(私の意向ではなく)単純に事務所の方針だと思います」兄弟間の確執は否定したものの、共演NG状態にあることは認めた政伸。“兄は外交的だが、弟は内向的”“豪快な兄に対して、弟は繊細”など、高島家の兄弟は真逆のキャラクターでも知られている。本誌の直撃に対して驚くほど淡々と応じた弟に対し、兄・政宏は“苦悩”を隠さなかった。「政伸と確執?いやぁ、そんなことはないのですけどねぇ……。共演がないことについてですか?確かに昔は(共演も)ありましたよ。でも兄弟って本当にいろいろ難しい。ぶっちゃけ兄弟では共演とかもやりにくいですよ。事務所の方針というよりは、身内はやりにくいということだと思います」政宏は、すでに弟が本誌の直撃を受けたことを知っていた。だが、そのやりとりを政伸から直接聞いたわけではないようだった。「政伸は(取材に)『介護方針はすべて兄に任せています』なんてお答えしたようですが、なんで僕が全部決めているみたいなことを言ったのか……。両親の介護なんて、僕ら兄弟にとっても生まれて初めてのことなんです。だから方針を決めるも何も、アワアワしながらやっているような感じなんです」――政伸さんとはどのくらいのペースで連絡を取り合っているのでしょうか?「(政伸の)奥さんとはよく取っています。でも僕も政伸も2人とも忙しいので、(兄弟では)あまり……。両親の体調ですか?父は寝る時間が長くなっていますけれど、母はまだ動けていますね」反応は著しく異なるものの、“取材に対しては真摯”という点では共通していた政宏・政伸兄弟。最後に2人の所属事務所の担当者を取材すると、次のような回答が。「兄弟でもキャラクターが異なりますので、共演をさせないというのは事務所の方針です。兄弟仲が悪いから、ということではありません」確かに両親の介護に支障が生じているわけではないようだが、2人きりの兄弟なのだから、なぜ直接連絡をとって話し合わないのか、と考えるのは“余計なお世話”なのだろうか。高島家といえば、家族そろっての仲睦まじい“イエーイ!”ポーズが定番だったころもあった。はたして政宏&政伸が2人でイエーイ!を見せてくれる日は再び訪れるのか。
2019年06月04日