~若者が魅せる創意工夫は素晴らしい〜おもしろい時代になりました。若者の価値観が、高い車や服飾などのブランド品を身に着けることが憧れではなく、「こんないい物をこんなに安く買った!」に変わってきているんです。なにも不景気でお金がないから安い物を買うだけではない、むしろ昔からのお金持ちの余裕のある連中の健全な暮らし方に近い価値観があります。成金主義ではなく高級ブランド品にも価値を置かず、安くても、それを自分なりに創意工夫して自分ブランドに仕立てて着こなす、身に着けるなどした洗練された本物志向になっています。いつの世も「今の若いやつらは…」という風潮があり、草食系男子、覇気がない若者など様々な批判や非難がありますが、むしろ現代は「今の年配のヤツらは…」の時代です。年配の人間のどうしようもない倫理観喪失がこのような社会にしたのです。それを若者は創意工夫で乗り切って行こうと立ち向かっています。若者を信じ、大いに期待しましょう。突撃、進め!!
2018年04月01日〜過去の災難をバネにする力がある〜日本は依然厳しい状況下にあります。しかし、覚えておいてください。日本人には過去の災難をバネにする力があるのです。特に災害大国で生き抜いてきた日本人は世界のどこよりもその力は強い。過去の辛い災難を何度も経験していると「あの時も乗り越えて、今も尚生き抜いているんだから大丈夫」という強い気持ちと具体的方法論で、もの凄いパワーが湧いてくるのです。私も戦争、原爆の後遺症のひどさなど様々なことがありましたが、「災難も含め、経験すべてが私の力になってくれている」と実感しております。大丈夫なんです!被爆した広島/長崎や、焦土の国土を立ち直らせ、阪神大震災では30年かかると云われていた復興を15年で、震災前以上の街に再生させた日本人です。必ず、元の美しい東北地方に戻ります!日本は信じられるのです。
2018年03月28日~最近のお墓事情〜お彼岸には、出来れば家族揃ってお墓まいりをしましょうねといつもお話ししておりますが、この頃はお墓に関する考え方やシステムがずいぶん変わってきているようです。遠方へのお墓参りが難しくなってきたことからお墓の引越しをしたり、あるいは、自分の子孫にお墓の管理をさせるのが気の毒だからと墓じまいをしたり、テレビのCMでも、ボタン一つで自動的にお参りできるシステム化されたお墓をご覧になったことがあるでしょう。お墓の形態が多種多様にどんどん変わってきていますから、昔風なお墓参りができなくなる人も徐々に増えて来ているのではないでしょうか。でも、お墓がないから何もしなくてもよいというわけではありません。お墓や仏壇がなくても、せめてお彼岸にはおうちのどこかにお花を飾り、お水や牡丹餅も備えたりして、ご先祖様に手を合わせ、感謝の言葉を唱えましょう。それでも供養の心は届きます。時代が変われば、お墓や拝み方の作法も変わる、そんなご時世ですが、ご先祖様を大切に思う心まで、変わってしまってはいけませんよ。
2018年03月25日女優の高橋ひとみが24日、東京・日比谷のHMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEで書籍『高橋ひとみのスタイルブック Hitomi Bon!』(発売中 1,512円税込 主婦の友インフォス刊)の発売記念イベントを行った。書籍『高橋ひとみのスタイルブック Hitomi Bon!』の発売記念イベントを行った高橋ひとみ同書は、女優として活躍している高橋ひとみの初めてとなるスタイルブック。128ページにわたり、高橋のリアルな私服やセルフコーディネートの写真が散りばめられており、高橋の魅力を徹底的に紹介している。同書を作りにあたって「グチャグチャのクローゼットを整理して、編集部に持っていきました。量にしたら2トントラックにダンボール40箱とスーツケースに目一杯。運び出した時は、近所で『とうとう離婚したんだ』と言われるぐらい心配されました(笑)」と苦笑いの高橋だが、初めてのスタイルブックには「本当に自分の? と思うぐらいの出来過ぎで、『毎日こんなの着ているのかしら?』と思うぐらい格好良く撮っていただいたし、昔の寺山修司さんの写真も掲載されていて泣きそうになりましたね。大満足です」と胸を張った。さらに「誰でも真似しやすい感じのお洋服でシンプルなものばかり。皆さんに気軽に着れるものばかりですから、身近に感じてもらえると思います」とアピールした。高橋は2013年11月に一般男性と結婚して、今年で結婚生活5年目を迎える。「なるべく一緒に歩いて見せつけています、仲良く手もつなぎますよ」とラブラブな様子だが、「今は禁酒しなさいと言われていて、この前も3杯飲んで怒られました。飲む人の気持ちが分からないんですよ。お誘いが少なくなっちゃいました」と夫への不満を吐露。「お酒を飲みながら世間の方とお話がしたいじゃないえすか。夫婦だけの会話だけだと狭くなりますし、お誘いがあったら『行っておいで!』と言ってくれたらパーフェクトなんですけどね」と夫に理解を求めていた。
2018年03月25日~恋のヒケツ〜バレンタインデーから一ヶ月がたちました。皆さんの恋のゆくえは、いかがでしょうか?今日は、お付き合いのコツをお話しましょう。人を好きになって、運よく付き合うことになって、気持ちが盛り上がっている間は、毎日会いたいと思うでしょうし、朝から晩までずっと一緒にいたいと思うでしょう。でも、一緒にいる時間が長ければ長いほど、お腹いっぱいになり、うんざりして自分の欠点もすぐにばれて、相手の短所にも気付いてしまいます。デートは「チョットだけよ」と適当に切り上げて、もうちょっと一緒にいたいと相手に思わせること。そして、自分のすべてを全開してさらけ出さないことです。初対面なのに、聞いていないことまでくどくど話されてうんざりした、という経験はありませんか?恋愛も同じです。人は、謎めいたミステリアスな存在にひかれるものです。会うたびに少しずつ違う面を相手に見せられれば、「おや、こんなステキな面もあるのか」と、相手は驚いて、会うたびにますますあなたの術中にはまり惹かれていくのです。つまり、自分の魅力を隠し少しづつ小出しに見せながら付き合うことこそが、恋を長続きさせるコツなのです。恋は駆け引きで育ててゆくものなんです。
2018年03月21日〜冬のファッション〜いつもこの季節は、街を歩いている人たちを見ると、陰惨な暗い単調な色の洋服の方が多いですね。特に女性は、黒いコート、黒いタイツ、黒いブーツで、全身黒づくめの魔王の手下のような人も見かけます。せめて、マフラーやストール、帽子、手袋などの小物類ぐらい、明るい色のものを身につけることをぜひおすすめします。暗い色の中に、赤やピンク、白、水色、黄色などの明るい色は、美しさが際立ちます。寒い季節は、着ているものが重いせいか、気持ちまで重くなるような気がしますが、ファッションはどんな季節でも工夫次第で明るく軽やかに楽しくなります。ぜひ華やかな明るい色を取り入れて、暗く重苦しい冬をおしゃれの力で吹き飛ばしましょう。季節は刻一刻と春へ向かっています。ファッションの力で、春の女神を呼び込んで、軽やかな人生を過ごして参りましょう。
2018年02月26日~愚かな風潮に染まってはなりません〜恋愛に限らずあらゆる面で言えることですが、「自分に正直に生きる」「自分にウソをつかない」といった言葉で、何でも全て自分の都合よくやるのが正義だとする愚かな風潮に染まってはなりません。近年は若い子からお年寄りまでこの小ずるい風潮に染まった人々が多くなりました。欲望のままに突っ走るのはケダモノです。また、欲をかけば必ず最後にツケが回ってくるのもこの世の法則です。まっとうな人間は、自分の欲望に関して、理性や良心である程度ブレーキを掛ける。そのブレーキの元となるものが人としてのたしなみ、自制心常識です。それで、規制・束縛・制限するからこそ、何とかしようと人は工夫したり考えたり試行錯誤して、欲望や様々な壁を征服する、その達成感が自信や実力になり人は成長するのです。好き勝手にやるより、自分をコントロール出来る楽しさを知った方が人生は何十倍も充実、楽しいものになります。
2018年02月22日〜真の理解者とは?2〜なぜ人は、自分を理解してくれる人が欲しいと思うのでしょうか。それはつまり、誰かに頼りきっていたいからなのです。自分で自分の面倒が見切れなくて、家族や友人に、「私をわかって!」と、どさっと寄りかかるようなものですから、寄りかかられたほうはとんだ迷惑です。自分を理解してほしいと思う前に、自分は自分を理解しているのか、自己分析して、自分を知ることが大切です。たとえば、自分はがんばっているのに、上司から正当な評価を受けられないとします。おそらく多くは、意地悪な上司のせいだと思い込み、それを誰かにぐちって、なぐさめてほしいと思うでしょう。誰かに泣きつく前に、本当にがんばっているのかどうか、上司や同僚の目線で自分自身を分析することが必要です。他の同僚が自分よりも高い評価を得ているのであれば、何かそれなりの学ぶべき理由があるはずなのです。そこをきちんと分析しなければ、恨むだけではいつまでたっても評価されません。冷静に自己分析し、自分を理解する、そこにすべてヒントが隠されているものなのです。そうすれば、誰かに頼ることもなくなりますし、はた迷惑な重い人と思われることもなくなるのです。
2018年02月14日今年も高橋一生から目が離せない。最新版の広辞苑にも「朝ドラ」という言葉が掲載されたが、その朝ドラことNHK連続テレビ小説『わろてんか』にも出演中、当初から、ヒロインをはさんだ三角関係における、噛ませ犬的役割を担ってきたが、折り返し地点を過ぎ、いよいよワンチャンの可能性も見えてきたような、見えてこないような状況で、高橋は、映画づくりに燃えながら、何かにつけヒロインを支えてしまう男(伊能栞)を、情感込めて演じている。この栞のモチーフになっている実在の人物のひとりが、『嘘を愛する女』を配給している東宝の創始者・小林一三である。そして、『嘘を愛する女』でも高橋は、またまた、ヒロイン(長澤まさみ)を助けてしまう男(役名:小出桔平)として登場する。キャリアウーマン(プレスシートにはこう書いてある)の川原由加利は、困っているときに手を差し伸べてくれた小出桔平と、あるとき、偶然再会。彼を家に住まわせるようになる。仕事が忙しい彼女のために、桔平はご飯を作るなど、何かとお世話する。いわゆる、"慰めて抱きしめる"ビューネくん(化粧品のCM)みたいな癒やしキャラで、そのうえ、金縁・丸メガネでお医者さん(研究医なのでまだそれほど収入がない)。わたしのうちにもこんな高橋一生がいてほしい~と思って見ていたら、彼が突如、くも膜下出血で意識不明になってしまう。そのせいで、名前も経歴もすべて「嘘」だったことがバレてしまう。小出桔平はいったい何者なのか? 由加利は、桔平の残したヒントに導かれるように、瀬戸内の島々を旅して回る。そこで、知る、衝撃の真実。ババーン! 涙!これが、映画の骨子である。このへんまでは、予告編でも描かれていて、ここから少々ネタバレをするが許してほしい、そうしないと、この映画における高橋一生の凄さが伝えられないからだ。○ベッドで寝ているシーンの多い高橋一生映画の大半は、長澤まさみの、小出桔平(仮名)の真実を探すロードムービー的なもので、高橋一生は、ほとんどベッドで寝ている。むしろ、長澤まさみと捜査旅行をする探偵役の吉田鋼太郎のほうが出演時間が長いのではないかと思えるほどだ。吉田鋼太郎もかっこいい。中江和仁監督は「『殺人の追憶』のソン・ガンホをイメージしたいと吉田さんに伝えました」とプレスシートのインタビューで語っているほどで、ほんとうに大活躍だ。なんということだろうか! 我々は騙されたのだろうか。映画のタイトルが『嘘を愛する女』だけに? と劇場でぎりぎりぎりとなるのは、ちょっと待ってほしい。見た人は共感してもらえると思うのだが、これが不思議と、高橋一生ロスにならない。どんなに寝ていようと、どんなに吉田鋼太郎が熱演しようと、どんなに長澤まさみががんばろう(長澤まさみのやさぐれたキャリアウーマンっぷりもすごくいい)と、この映画は、高橋一生に支配されている(ここ二重線を引いて読んでほしい)。そこが、この映画と高橋一生の凄さであり、とっても企みに満ちた映画だと思う。どれだけ、高橋一生に支配されているか、まだ観るか迷っている人はぜひ、確認してほしい。少なくとも、ヒロインと同じような気持ちで、高橋一生(桔平)が何者であるか、最後まで旅するような気持ちで観ることができる(瀬戸内の風景も素敵です)。○台詞がなくても饒舌さて、高橋一生である。いつも穏やかにうっすら微笑んでいるにもかかわらず、なぜか、憂いが拭えない雰囲気を醸す高橋一生だからこそ、この謎の男が演じられる。今度は、目を閉じてしまったその顔にまで、憂いを含んだ秘密をのぞき見てしまう。監督は、プレスシートで「台詞がなくても表情や雰囲気だけで、何か背負っている陰のある人に見せたかった」と、それが高橋にハマったと語っている。とはいえ、そんなに寝ているばかりなのか? そうでもない。秘密にまつわる、あんなシーン、こんなシーンもあるし、なんといっても、ヒロインとの出会い、家でのイチャイチャなどが、かなりたっぷり描かれている。そこでの、ゆるいトップスの襟からのぞく首筋と鎖骨の窪みは、台詞以上に饒舌であり、秘密を隠している。ちなみに、吉田鋼太郎の助手を演じているDAIGOのロン毛でメガネのオタクのような風貌は、高橋一生が、かつて『池袋ウエストゲートパーク』(00年)に出演していたときを思い出させる。当時は、色もの枠だった彼が今や、恋愛映画の王子様役とは感無量。主題歌の作詞は坂元裕二、歌は松たか子と、高橋の代表作になったドラマ『カルテット』(17年)の脚本家と共演者。やっぱり、『嘘を愛する女』は隅から隅まで、高橋一生色の映画なのである。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年01月27日~尊敬すべき愛を教えてくれた出来事①〜私に本当の愛を教えてくれた一つの体験談をお聞きください。中学の同級生だった彼。東京の大学に通っていましたが、私の実家が破産、家出。貧乏で身寄りのない私を泊めてくれ、親身も及ばぬ程面倒を見てくれました。私には只ひたすら優しくしてくれました。私がプロの歌手として成功しても、その態度は変わらず遠くから優しく見守ってくれました。私の不遇の時代には、水商売をしていた私のお店に友人達や会社の部下を連れて来ては皆の分のボトルを自分支払いで入れてくれたり、私の講演会のチケットをたくさん買って皆に配り駆けつけてくれました。彼は中学時代、私に愛を告白した時以来亡くなるまで何十年もの間、只ひたすら見えないところで私を愛し支え続けてくれました。私は彼から“無償の愛”を与えられ続けていました。このお話には続きがあります。それは明日に!
2017年12月06日〜悩み相談の心構え〜私は長年、たくさんの方々のお悩み相談を受けてきました。皆さんも、友人から悩み事を相談されることがあると思います。悩みを聞く側の心構えとしてお伝えしたいのは、第三者として冷静に聞くということです。只、それだけ。相談者と一緒になってため息をついたり泣いたりして感情的になるのが、いちばんいけないことなのです。たとえば、夫とちょっとしたことでケンカしたという程度であっても、当事者にとってはこの世の終わりのような重大事件なのです。相手の悩みに感情移入しすぎると、相談事の全体像や原因、解決方法が何も見えなくなってしまうのです。冷静に客観的に分析し、原因を掘り出し解決法を順序良く導き出すのが肝要です。ただし、その際、常に優しく暖かい心は保っていなければなりません。そして、聞いたことはその場で忘れることです。自分のことでもないのに、ずっとひきずってしまって、自分の日常生活にまで暗雲を漂わせる必要はありません。どんな問題でも、遅かれ早かれ必ず解決するものです。当事者は、何年か先には「そんな事もあったわよねぇ」とちゃんと普通の日常生活を送っているのがほとんどですから。悩みのある人とは、冷静に付き合いましょう。
2017年12月05日~オーラの色〜明るく優しい上品上質な音楽・美術・文学・スポーツなどの文化を日常生活に取り入れている人は、裸になっても明るく上品上質なオーラが漂っています。暗く攻撃的で下品な文化に囲まれている人や、文化のブの字もない暮らしをしている人は裸になっても粗雑で下品なオーラを放っています。オーラは魂からだけではなく日常生活、つまり衣食住の生活習慣からも変えられるものなのです。
2017年11月09日〜自分処方箋…心に文化・栄養補給を忘れない〜(症状)…何か悩み事を抱え、それが頭から離れなかったり、イライラして心に余裕がなくなっているあなたへ、こんな処方箋を…。(処方箋)…とりあえず参考のために知識に頼ることです。手っ取り早いのは図書館へ行く。古今東西の偉人、有名人、出来るだけ多くの人間の人生を参考にすることです。<効き目解説>…伝記だけではなく、小説でも結構です。そうすれば悩んでいるのは自分だけではないことがわかります。地球上の老若男女の人類で大なり小なりみんな一人残らず悩み、苦しみ、痛み、不平不満劣等感のないものは誰も居ないことに気付きます。自分もその中の一人に過ぎないのです、天使や神ではないのですから。次から次と悩み苦しみ痛み悲しみの宿題を与えられ、それをクリアしていくのが地球人だという覚悟が出来るでしょう。
2017年11月08日~美には様々な形がある、秀吉と利休〜世の中には何十万種類の様々な美があります。安土桃山時代、豪華絢爛を好んだ豊臣秀吉と、質素で“詫びさび”を重んじた千利休。最終的には秀吉が利休を切腹させます。政治的対立など様々なことが史実上言われておりますが、根底には美意識の対立の恨みもあったのでしょう。私は、確かに利休の重んじた詫びさびの文化も趣があって結構と思いますが、美はそんな単純なものではない。清らか、健康美、病めるバラ、退廃美、様々な共存があります。日本では“侘び寂び”が東京を中心にどちらかと言えば主流の美意識で、成金趣味の秀吉が品がないように云われがちですが、秀吉の美意識も確固たる立派な美。それが今日の大阪の独特の美意識に受け継がれ豊かな文化を育んでいるのです。明るく派手な大阪人気質を見ればおわかりでしょう!
2017年11月06日~あまり先のことは考えすぎない、楽観主義も必要〜今年もあと2ヶ月になりました。今年は起こった出来事は特に大きく、来年以降、将来が心配で心身共に疲労されている方も多いと思います。でも先の事を考え過ぎると、取り越し苦労したり、誇大妄想に陥ったりして、余計に不安は増大します。人生は計画通りに行かないのが当然、よく裏切られます。だから、人生は行動あるのみで、当たって砕けろしかないのです。それならば、楽観主義で行く、これが上手な生き方です。ただ、「明日があるさ」このフレーズの楽観主義はよくありません。なぜなら、今日という1日がおろそかになってしまうからです。明日があるなんて思わない、今日1日を如何に充実させ生きるかを考える。今を懸命に大切に生きることを積み重ねていけば、将来への不安や妄想なんて、考え悩む隙がなくなり、不安は消えます。まずは、この日この時を充実させることを第一に、その上での楽観主義で参りましょう。今の充実した時間の積み重ねが明るい明日を造るのですから。
2017年11月02日~映画に学ぶ〜今日は映画のお話をしましょう。好きな映画は、『おしゃれ大図鑑』にも書きましたが、今から50年~60年前の映画ばかりですが、登場人物のファッションや会話のセンスは、イキでおしゃれでかっこよくて、始めから終わりまで目が離せません。白黒の映画でも、実際の色が伝わってくるようなファッションや小道具やセットばかりです。美しくて、甘くて、質の良い映画は、観た人の細胞に刻まれていきます。ステキな恋愛映画をたくさん観れば、たくさんのロマンティックな恋愛をしたのと同じで、人生をより多彩で豊かなものにすることでしょう。そして、感動の涙を流すことは、心を浄化してくれます。感動の涙には、人を優しくする効果がありますし、心に潤いを与えてくれるのです。『天井桟敷の人々』『カサブランカ』『哀愁』『麗しのサブリナ』などなど、数えあげればキリがありませんが、どうぞ美しい恋愛映画をたくさんご覧になって、感動の涙で心の部屋をキレイに飾りましょう。
2017年10月30日〜部屋の中では陰の気は起こさせない!〜今は黒や灰色の家具や家電や服装が流行っているようですが、なるべく黒や灰色系はお使いにはならない方が良いと思います。黒やグレーのモノばかりの部屋は陰の気がこもるため、いくら電気をつけても暗い感じがします。若い一人暮らしの方に多いようですが家具家電だけでなく、音楽にしても騒音まがいの音楽をかければ陰の気は増幅するばかりです。着るモノだけでなく家の中のインテリアはなるべく明るいパステル色にした方が最良です。また、陰の気を起させないためにもう一つ大切なことは“香り”です。最近では多種多様な芳香剤が出ているので、それらを使い部屋に良い香りをさせておくことです。良いにおいは魔が嫌がります。日常生活の中でありとあらゆる創意工夫で部屋に凶運を呼ぶ陰の気を起させないようにしましょう。
2017年10月26日~グラデーションが魅力な玉虫色の魅力〜数多ある美しい色彩の中で私は“玉虫色”が好きです。見方によっては、いろいろな色に見える玉虫色ですが、その最大の魅力は生地に原色がべったりとくっついてなく、生地から浮き上がって正体不明の“グラデーション”なところです。そもそも日本の色は一色でべったりしたものはなく、納戸色、青磁色、古代紫など微妙な色の積み重ねによるものが主で、このグラデーションを最も活かしたのが着物です。ぼかし模様の着物を見てだんだんと視線が上がっていくと顔立ちがどんな人でもふんわり艶やかに美しく見えるのです。昔の外国にはありませんでした。古の日本人の優れた色彩感覚の智恵、凄いと思いませんか!
2017年10月19日〜すれ違う香り〜茶道や華道を習っている人も少なくないと思いますが、日本には香道があるのをご存知でしょうか。香りを楽しむ優美な遊びは、平安時代にはじまったとされています。今では香道を体験する機会はそう多くはありませんが、日ごろの生活の中に、自分らしい香りを取り入れることは、化粧をするのと同じくらいに大切なことです。それほど美しくない方でも、すれ違い様に爽やないい香りがすると、振り向きたくなるものです。ふと通り過ぎた香りが、誰かを思い出すということもあるでしょう。それほどに香りは、私たち人間にとって大切なものなのではないでしょうか。なんの香りもしないのは、枯れたドライフラワーと同じですが、反対につけすぎも下品で禁物です。香りがきつすぎると頭痛がしてくる人もいるようですから、ほどほどにしましょう。ふんわりとかすかに漂う香りは、奥ゆかしいものです。オヤジ女子と言われる女性が増えているこのご時世に逆行して、奥ゆかしい女性が増えたらどんなに世の中が美しくなることでしょう。
2017年10月16日~大切な事は電話より“手紙”〜人生でなにか大事なことを伝えたい場合は、電話や、携帯電話から電子メールを送るより、それなりの便箋や封筒に自分の筆で書いた“手紙”を出す方がより効果的です。家族間でも友人、恋人でも感情の行き違いや誤解や関係を修復したい場合など、電話では気持ちが先走り、感情的になり余計に溝を作ってしまうことがあります。一方、手紙なら落ち着いて自分の言いたいことを整理し、理路整然とした内容で、なおかつ美しい言葉や便箋を選んで伝えることができ、相手への気持ちや+アルファは確実に伝わるものです。電子メールも手紙同様に見えますが、やはり電子機器の画面からでは高尚な情感は伝わりにくいものです。最近は筆不精の方も多いと思いますが、人生の生きる技術の一つです。筆まめになってみては如何ですか?
2017年10月12日~二次会・懇親会は行かぬが得?〜「人付き合いは腹6分」、二次会・三次会は行かぬが花、懇親会は程ほどが良いでしょう。お酒の席では、酔うとつい本性の地が出て本音が出たり、普段はしないような失礼な態度をとったりで、「あんな奴だったのか」「本当は嫌な奴なんだ…」と必ず人間関係を壊す原因を作るので、1次会で止めておくことがお互い無難なのです。知的な会話や洗練された大人の社交術より無礼講で飲んでバカになって騒ぐことが当たり前の日本では、ある程度のお付き合いがなければ仕事になりません。が、そこは上手に仕事関係の飲みの席も1次会で止めた方が無難で、深酒は禁物、常に自分をコントロール出来るうちが得策ということです。
2017年10月06日~この上もない花やかな虚偽〜私は男だけれど女の格好をして、舞台上では、エディット・ピアフになったり、「椿姫」のマルグリットになったり、舞台を降りればひとりの美輪明宏という人間になったりと、私は虚と実の間を行ったり来たりしながら生きて来ました。三島由紀夫さんは本当は女ではない私を称し「この上もない花やかな虚偽」と呼びました。しかし、私だけではなく、世の中の人は殆どが虚偽で成り立っています。例えば、おしゃれをしてメイクを施し、生まれたままの自分を装い違うものにすることも一種の嘘。逆にいえば、男も女も髪型や服装で嘘のない人間なんていません。たくさんの嘘を知れば知る程、人は賢くなり洗練されて行く。ただし、嘘も良し悪し、上手下手もあります。「嘘も方便」という言葉もあるように、世に有益な嘘をついてこそ、認められるのです。
2017年10月05日〜映画や雑誌まですべてが“アップ病”〜映像にはスクリーンや画面に映える構図の映像美があり、写真にはフレームなどに浮かび上がる写真美があります。審美眼の高いカメラマンは、“絵心”を持っていて、画家が筆と絵の具で絵を描くようにカメラで絵を描いておりました。かつてはそういった“プロ”のカメラマンがおりました。しかし、映画もテレビも写真も最近のカメラマンは「アップ病」にとりつかれ、映像美よりもひたすら被写体のアップを撮り続けるのが殆ど。全体の“構図構成”、情緒も風情も美意識もなく、カメラを手にすると何の考えも美意識もなく、生理、本能の赴くまま、撮っている本人が興奮して、ただただ被写体に寄りまくり、今では茶の間も映画館も画面が巨大になっているのも考えず「アップ馬鹿」になってしまう。以前の日本映画などは美的感覚が秀れ映像美もしっかりしていて、アップシーンなど数える程度しかありませんでした。何の為に何をどう表現するか、頭を使わないカメラマンや演出家は、美術学校に一年生から学ぶ必要がありますね。
2017年10月04日~神様が与えてくれたヒントを読み取る〜神様は世の中に少しでも厄を回避したりパワーを享受したりして楽に生きられるヒントを与えてくれています。それを読み解くひとつが気学・方位学・四柱推命です。あまりそれに振り回されてはいけませんが、参考にしていくと良いでしょう。無知でゴーマンな科学者連中は「そんなことは現代にはありえない」などと否定する人もいますが、これは昔の人が自分を知って、自分の役目を理解し生きることに役立ててきた脈々と伝わっているデータであって、迷信ではありません。人間とは磁気エネルギーの影響から生まれた時の星によって人生のだいたいのアウトラインが決まっているもの。それを知るためにも方位学・気学など昔から良いと言われていることは一応やってみる価値はあります。
2017年10月03日~読書から何を学ぶのか?読書の意義〜読書の秋です。読書は異空間に瞬間移動する想像力を養うとともに、読む本によっては表現力や美しい日本語を学ぶことができます。例えば、泉鏡花や三島由紀夫さんの作品からは美しい日本語を学ぶことができ、竹久夢二、寺山修二、中原中也、石川啄木、ヴェルレーヌ、ランボー、コクトーらの詩人からは面白く、楽しく、美しい空想の世界と言葉使いを習得できます。詩や美しい言葉や表現法になれたら次は小説です。樋口一葉、夏目漱石、芥川龍之介など“文豪”と呼ばれる作家の作品からも日本語の上手な表現方法を学ぶことができます。表現力を数多く学んでいくうちに、実は想像力も養われていく。そして読書から学んだ美しい日本語や語彙、表現方法を日常生活の中で活用すれば、自分自身の人生が楽しいだけでなく、周囲をもユーモアで包み込み、一目置かれ敬愛されるようになります。皆様も読書を通じ多くのことを習得して、日常生活を楽しくしましょう。
2017年10月02日~我慢のその先に〜このサイトをご覧になっている方の中には、お仕事をされている方もたくさんいらっしゃると思います。仕事がラクで楽しくて会社へ行くのが楽しみで仕方がないという方は、どれほどいるでしょうか。多くは、「あぁ、明日も仕事か……」と、ため息をついたり、「行きたくないなぁ」とぼやいたりするのではないでしょうか。うざったい上司や同僚、仕事ができない後輩、嫌味な取引先。接客業なら、いいお客さんばかりではなく、ちょっとしたことでクレームを言う客もいるでしょう。立ちっぱなしの仕事や、パソコンの前に座りっぱなしの仕事もあるでしょう。やりたい仕事についたはずなのに、どうしてこんなにイヤなことばかりなのかと思うこともあるでしょう。何かを得れば、それと同じくらいの苦労があるのは当然のことなのです。私はよく、お給料は我慢料と言っています。一ヶ月間、よくぞ苦労に耐えましたねということで、お給料をいただくのです。さぁ、今日も明日もあさっても我慢の毎日ですが、だからこそ我慢料をいただける資格が出来るのです。今月もご苦労様でした。
2017年09月28日〜家族そろってお墓参りを〜お彼岸にもお墓参りをおすすめします。本来は、盆、暮れ、お彼岸の年4回のお墓参りが望ましいものです。先月のお盆にも先祖供養についてお話ししましたが、今日は、お墓参りの仕方についてお話ししたいと想います。まずは、お子さんも必ずお墓参りに連れていきましょう。家族そろって出かけることは、何より先祖を喜ばせることになります。そして、子どもたちには、「あなたたちも大きくなったら、こうしてときどき家族でお墓参りをするようになるでしょうね。私たちも、いずれ死んでも、天国から見守っていますからね」とお話しするのです。子どもが物心ついたあたりから先祖を大切にする姿を見せることで、子どもは親を尊敬するようになるのです。それが、人間の尊厳を教えることにつながりますし、日本独特の家族のスキンシップのあり方、生活の智恵なのです。もう何年もお墓参りをしていないわ、というあなた。このお彼岸にご家族でお墓参りはいかがですか?あなたもいずれ、ご先祖の仲間入りなのですから、今のうちにしっかり挨拶をしておきましょう。
2017年09月25日~泣いてもらえる人になりなさい〜あなたが死んだとき、誰に、何人の人に泣いてもらえるでしょう?考えてみてください。あなたが普段自分の欲だけを追い、意地悪で人を困らせ嫌な思いばかりさせているのなら、泣いてくれる人は誰もいません。それどころか「うわあ、やっと死んだかァ」とむしろ大喜びされるかもしれません。その反対に人を和ませ愉快な気持ちにさせていたなら、ただ涙、どれほど月日が経っても惜しまれ懐かしがられることでしょう。「もし死んだら…」を想像すると、普段の生活の中でいかに自分が我が儘で勝手な人間かどうかが判り、また、同時に自分の正しさも再認識することができます。
2017年09月21日~“人間らしさ”を意識する②〜世間でいう“男らしさ”“女らしさ”より、性別に関係ない“人間らしさ”が大切なら、その“人間らしさ”とは何でしょう?それは、“優しさ”であり“色気”です。相手の立場や心の中を思いやり相手の身になって考える想像力を持つ、あるいは、気配りができて、さり気なくおしつけがましくない、粋で上品な接し方ができるなど、人間にしかできない心の働きを磨く。それが、性別も外見も年齢も職業も学歴も家柄も関係ない絶対的な魅力である“人間らしさ”なのです。女性ならば、胸やお尻を見せびらかす「メスらしさ」ではなく、明るい笑顔を振りまく優しい“人間らしさ”を常に保ってさえいればきっと素敵な出会いもあり、人生が切り開けるのです。
2017年09月14日〜“人間らしさ”を意識する①〜世間一般で言われる“女らしさ”とは、きめ細かい肌につややかな髪・大きな乳房に丸いお尻。“男らしさ”は筋肉質でタフ。しかしこれは、“メスらしさ”と“オスらしさ”であり人間を動物として外見で見た特徴にすぎません。実際の中身は、現実的で、神経が太く強いのが“女らしい女”、女々しく弱く神経質ガラスのように繊細なのが“男らしい男”です。女性は外見が女っぽい人ほど内面は図太い神経をしています。子供を産んだ女になるともっと強くなります。一方、どんなに外見は雄々しくても内面まで雄々しくたくましい男性はいません。男は気が小さい人ほど強いふりをしているのです。つまり、昔から云われている男らしい男、女らしい女とは、空想の産物だということです。ですから大事なのは“人間らしさ”です。
2017年09月11日