本日5月11日(水)より、富士急行線「大月駅」⇔「河口湖駅」間で、玉置浩二オーケストラ公演とのコラボ企画による特別ラッピング列車が運行を開始した。この列車は、6月11日(土)・12日(日)に河口湖ステラシアターで開催される玉置浩二のオーケストラ公演「阪急交通社 presents billboard classics玉置浩二 35th ANNIVERSARY LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022 “Arcadia -理想郷-”Special 2 days in 河口湖ステラシアター」にあわせ、ビルボードジャパン(株式会社阪神コンテンツリンク(本社:大阪市福島区))と、富士急行線を運営する富士山麓電気鉄道株式会社(本社:山梨県南都留郡富士河口湖町船津)によるコラボレーション企画で、富士急行開業90周年記念の特別車両をベースに、世界遺産の雄大な「富士山」と玉置浩二の公演ビジュアルを組み合わせたデザインとなっている。また、車内広告も特別仕様となっており、過去の玉置浩二オーケストラ公演のビジュアルヒストリーなどが楽しめる。富士山麓電気鉄道の各駅を統括する管理駅長は、「これまでも河口湖ステラシアターのコンサート開催に合わせたコラボ電車を運行してきましたが、これほどの規模でのコラボレーションは初の試みとなるため、コンサートにお越しの方を始め、ぜひ多くの皆さまにこの電車に乗って雰囲気を味わっていただければ幸いです。」と語った。特別ラッピング列車は6月12日までの運行予定で、その日により運行時間は異なり、運行日の2日前を目途に、富士山麓電気鉄道オフィシャルサイトのお知らせ欄に掲出される。【玉置浩二河口湖ステラシアター公演:特別ラッピング列車】■運行期間:2022年5月11日(水)~6月12日(日)※運行時間は、運行日の2日前を目途にオフィシャルサイトお知らせ欄に掲出します。富士山麓電気鉄道オフィシャルサイト ■列車運行に関するお問い合わせ:富士急行線お問い合わせ窓口(0555-22-7133)【公演情報】■公演名称:阪急交通社 presents billboard classics玉置浩二35th ANNIVERSARY LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022 “Arcadia -理想郷-”Special 2 days in 河口湖ステラシアター■開催日時:2022年6月11日(土)・12日(日) 開場16:00 開演17:30(予定)■会場:河口湖ステラシアター(山梨県南都留郡富士河口湖町船津5577) ※全天候型可動式屋根付き野外音楽堂■ソリスト:玉置浩二■指揮・管弦楽:大友直人指揮 群馬交響楽団■チケット:13,000円(全席指定・税込)※特製ブックレット付 ※未就学児入場不可 ※完売■公演特設サイト ■主催:ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)河口湖ステラシアター、山梨日日新聞社、山梨放送■企画制作:ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)■特別協賛:株式会社阪急交通社■後援:米国ビルボード、富士河口湖町■公演に関するお問い合わせキョードー東京 0570-550-799 オペレーター受付時間(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)※収容率は政府の方針、感染状況等により判断いたします。なお収容率100%で実施する場合、前後左右を空けずにお座りいただくことになりますので予めご了承ください。※チケット購入の際は必ず、次をご確認の上、チケットをお求め下さい。<お客様へのお願いと感染予防対策について: ビルボードジャパン リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月11日6月11日(土)・12日(日)に河口湖ステラシアターで開催される玉置浩二のオーケストラ公演「阪急交通社 presents billboard classics玉置浩二 35th ANNIVERSARY LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022 “Arcadia -理想郷-”Special 2 days in 河口湖ステラシアター」にあわせ、ビルボードジャパン(株式会社阪神コンテンツリンク)(本社:大阪市福島区)と、富士急行線を運営する富士山麓電気鉄道株式会社(本社:山梨県南都留郡富士河口湖町船津)のコラボレーション企画として、公演ビジュアルを施した特別ラッピング列車が5月11日(水)から、富士急行線「大月駅」⇔「河口湖駅」間で運行されることが決まった。列車は富士急行開業90周年記念の特別車両をベースにした3両編成で、世界遺産の雄大な「富士山」と玉置浩二のビジュアルを組み合わせたデザインとなっている。運行時刻については、運行日の2日前を目途に富士山麓電気鉄道ホームページのお知らせ欄で発表する。なお、本公演は、玉置浩二ソロデビュー35周年と安全地帯40周年にあたる今年、2月26日東京国際フォーラム公演を皮切りに全国8都市14公演で開催されているオーケストラツアーのファイナルを飾る特別公演となる。【ラッピング電車】■運行期間:2022年5月11日(水)~2022年6月12日(日) ※予定■運行計画:普通列車を中心に運行※当日の運行状況により、運行計画が変更となる場合がございます。■富士山麓電気鉄道オフィシャルサイト ■列車運行に関するお問い合わせ 富士急行線お問い合わせ窓口(0555-22-7133)【公演情報】■公演名称:阪急交通社 presents billboard classics玉置浩二35th ANNIVERSARY LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022 “Arcadia -理想郷-”Special 2 days in 河口湖ステラシアター■開催日時:2022年6月11日(土)・12日(日) 開場16:00 開演17:30(予定)■会場:河口湖ステラシアター(山梨県南都留郡富士河口湖町船津5577) ※全天候型可動式屋根付き野外音楽堂■ソリスト:玉置浩二■管弦楽・指揮:【管弦楽】群馬交響楽団 【指揮】大友直人■チケット価格:13,000円(全席指定・税込)※特製ブックレット付 ※未就学児入場不可■チケット一般発売:4月30日(土)10:00~キョードー東京 チケットぴあ Pコード:211-382ローソンチケット Lコード:72718イープラス ■公演特設サイト ■主催:ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)河口湖ステラシアター、山梨日日新聞社、山梨放送■企画制作:ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)■特別協賛:株式会社阪急交通社■後援:米国ビルボード■公演に関するお問い合わせキョードー東京 0570-550-799 オペレーター受付時間(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)※収容率は政府の方針、感染状況等により判断いたします。なお収容率100%で実施する場合、前後左右を空けずにお座りいただくことになりますので予めご了承ください。※チケット購入の際は必ず、下記ページをご確認の上、チケットをお求め下さい。<お客様へのお願いと感染予防対策について: ビルボードジャパン リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月25日明日2月26日より、安全地帯40周年、玉置浩二ソロ35周年というアニバーサリーイヤーの幕開けを飾る、玉置浩二×オーケストラ公演「billboard classics 玉置浩二35th ANNIVERSARY LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022 “Arcadia -理想郷-”」(主催:ビルボードジャパン(株式会社阪神コンテンツリンク〔阪急阪神ホールディングスグループ〕本社:大阪市福島区、代表取締役:清水 奨))の全国ツアーが、東京国際フォーラム ホールAを皮切りにスタートする。各地の公演チケットが早々に完売する中、本日新たに札幌追加公演が決定。また、ツアーファイナルとなる河口湖ステラシアター公演のプレイガイド先行が本日より開始し、鑑賞付き旅行プランや玉置浩二とステラシアターにまつわる秘話を掲載した特設サイトも開設された。さらに、本日2月25日は40年前に安全地帯が「萠黄色のスナップ」でデビューした記念すべき日。それを祝して美術家 横尾忠則が描き下した安全地帯と玉置浩二のアニバーサリー特別アートワークが発表され、本日付け朝日新聞夕刊(東京本社版・大阪本社版)にも掲載される。その他、今夏には安全地帯はユニバーサルミュージックから、玉置浩二はソニーミュージックから、ファン投票によるベストアルバムのリリースも決定しており、それぞれのアルバムの収録曲は本日からスタートしたリクエスト投票をもとに選曲される。投票は3月25日(金)まで特設サイトにて受付が行われ、投票の結果やアルバムの詳細は後日発表される。本日、約11年ぶりとなる安全地帯の新曲シングル「愛の戦友」も日本コロムビアからリリースされ、2022年夏には玉置浩二の全国ツアー、そして秋には安全地帯のコンサートの開催も決定し(詳細は後日発表)、アニバーサリーイヤーの安全地帯・玉置浩二の活躍から目が離せない。【billboard classics玉置浩二35th ANNIVERSARY LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022 “Arcadia -理想郷-” 札幌追加公演】■開催日時:2022年5月15日 (日) 開場15:00 開演16:00■会場:札幌文化芸術劇場hitaru■指揮・管弦楽: 【指揮】円光寺雅彦 【管弦楽】札幌交響楽団■チケット先行販売スケジュール◎道新プレイガイド会員先行:2月26日(土)10:00~3月6日(日)23:59◎ローチケ「Lencore」「プレリク」先行:3月4日(金)15:00 ~ 3月9日(水)23:59◎ビルボードライブ「Club BBL」会員先行:3月4日(金)15:00 ~ 3月9日(水)23:59◎一般発売:3月25日(金)10:00■札幌追加公演に関するお問い合わせ道新プレイガイド 0570-00-3871(10:00-17:00 日曜定休) 【阪急交通社 presents billboard classics玉置浩二35th ANNIVERSARY LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022 “Arcadia -理想郷-”Special 2 days in 河口湖ステラシアター】■特設サイト (2月25日オープン)■プレイガイド先行:2月25日(金)10:00~キョードー東京 チケットぴあ Pコード:211-382ローソンチケット Lコード:72718イープラス ■河口湖公演に関するお問い合わせキョードー東京 0570-550-799 オペレーター受付時間(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)【リリース情報】◆2月25日(金) 発売 日本コロムビア安全地帯「愛の戦友」[シングルCD] COCA-17941 /1,650円 (税込)◆安全地帯、玉置浩二のアニバーサリーイヤーを飾るアルバムのリリースが今夏に決定。このアルバムの収録曲は本日からスタートしたリクエスト投票をもとに選曲される。安全地帯は241曲、玉置浩二は194曲が投票の対象曲となっており、それぞれ3曲までを選べるようになっている。投票は3月25日(金)23:59まで特設サイトにて受付が行われ、投票の結果やアルバムの詳細は後日発表される。安全地帯/玉置浩二リクエスト投票受付サイト 【billboard classics玉置浩二35th ANNIVERSARY LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022 “Arcadia -理想郷-”】■ツアー全日程・会場(1)【東京】2月26日(土) 東京国際フォーラム ホールA 開場16:00 開演17:00(2)【大阪】3月2日(水) フェスティバルホール 開場17:30 開演18:30(3)【大阪】3月3日(木) フェスティバルホール 開場17:30 開演18:30(4)【札幌】3月24日(木) 札幌文化芸術劇場hitaru 開場17:30 開演18:30(5)【熊本】4月8日(金) 熊本城ホール メインホール 開場17:30 開演18:30(6)【名古屋】4月12日(火) 愛知県芸術劇場大ホール 開場17:30 開演18:30(7)【東京】4月23日(土) 東京文化会館 大ホール 開場16:00 開演17:00(8)【東京】4月24日(日) 東京文化会館 大ホール 開場15:00 開演16:00(9)【福岡】5月10日(火) 福岡サンパレス ホテル&ホール 開場17:30 開演18:30(10)【札幌】5月15日(日) 札幌文化芸術劇場hitaru 開場15:00 開演16:00(11)【西宮】5月28日(土) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール 開場16:00 開演17:00(12)【西宮】5月29日(日) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール 開場15:00 開演16:00(13)【河口湖】6月11日(土) 河口湖ステラシアター 開場16:00 開演17:30(予定)(14)【河口湖】6月12日(日) 河口湖ステラシアター 開場16:00 開演17:30(予定)■指揮・管弦楽(1)【指揮】大友直人 【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団(2)(3)【指揮】田中祐子 【管弦楽】大阪交響楽団(4)(10)【指揮】円光寺雅彦 【管弦楽】札幌交響楽団(5)【指揮】柳(※1)澤寿男 【管弦楽】九州交響楽団(6)【指揮】柳(※1)澤寿男 【管弦楽】京都フィル・ビルボードクラシックスオーケストラ(7)(8)【指揮】大友直人 【管弦楽】東京フィル・ビルボードクラシックスオーケストラ(9)【指揮】円光寺雅彦 【管弦楽】九州交響楽団(11)(12)【指揮】湯浅卓雄 【管弦楽】日本センチュリー交響楽団(13)(14)【指揮】大友直人 【管弦楽】群馬交響楽団■チケット価格:13,000円(全席指定・税込)※特製ブックレット付 ※未就学児入場不可■Arcadia公演公式サイト: ※収容率は政府の方針、感染状況等により判断いたします。なお収容率100%で実施する場合、前後左右を空けずにお座りいただくことになりますので予めご了承ください。※チケット購入の際は必ず、下記ページをご確認の上、チケットをお求め下さい。<お客様へのお願いと感染予防対策について: >■主催:ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)【札幌】北海道新聞社、道新スポーツ、エフエム北海道、道新文化事業社【河口湖】河口湖ステラシアター、山梨日日新聞社、山梨放送■企画制作:ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)■特別協賛:【河口湖】株式会社阪急交通社■協賛:【大阪】大和ハウス工業株式会社■後援:米国ビルボード、【熊本】TKUテレビ熊本、【福岡】九州朝日放送【玉置浩二 プロフィール】1958年生まれ。北海道出身のシンガーソングライター。1982年バンド「安全地帯」としてデビュー。「ワインレッドの心」、「恋の予感」、「悲しみにさよなら」など80年代の音楽シーンを席巻。ソロ活動で作詞も手がけ始め、「田園」「メロディー」をはじめとする多くのヒットを生み出す。 2012年には、オリジナルレーベル「SALTMODERATE」を発足。安全地帯とソロの活動を並行して行いながら、2014年、7年ぶりとなるオリジナル・ソロ・アルバム『GOLD』、そして同じ時代を共有してきたアーティストの名曲を歌ったアルバム『群像の星』をリリース。2015年・2016年、国内外の主要オーケストラと共演するビルボードクラシックス公演を実施。2016年6月、バルカン特別編成交響楽団に管弦楽作品「歓喜の歌」を謹呈。2017年、ソロデビュー30周年そして安全地帯デビュー35周年というダブルアニバーサリーイヤーでは、日本武道館で開催した安全地帯35周年記念ライブでは2日間で2万5000人の動員を記録した。2018年・2019年もオーケストラ公演、ソロツアーと精力的に活動。2019年11月安全地帯として約30年ぶりのスタジアムライブ「安全地帯 IN 甲子園球場 さよならゲーム」を敢行、3万8000人を動員し、圧倒的なボーカル力で観客へ感動をもたらした。2020年12月、6年ぶりとなるニューアルバム『Chocolate cosmos』リリース。第71回NHK紅白歌合戦に24年ぶりの出場を果たし、オーケストラとともに披露した「田園」は、熱い感動とともに全国で大きな反響を呼んだ。2021年、1月より再開されたオーケストラ公演「PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2021『THE EURASIAN RENAISSANCE “ОТТЕПЕЛЬ(オーチェペリ)”』」(4都市6公演)、続いて6月より開催の“КАПЕЛЬ(カペーリ)”(7都市8公演)公演では、各地で大喝采を巻き起こした。同年9月からはバンド編成による「玉置浩二Concert Tour 2021 故郷楽団~Chocolate cosmos」を全国24都市/27会場にて敢行。2022年にはソロデビュー35周年そして安全地帯デビュー40周年を迎える。オフィシャルサイト 【安全地帯 プロフィール】玉置浩二:ボーカル、ギター、矢萩渉:ギター、武沢侑昂:ギター、六土開正:ベース、田中裕二:ドラムス。1982年、シングル『萠黄色のスナップ』(キティレコード/現:ユニバーサルミュージック)でデビュー。1983年、『ワインレッドの心』が大ヒットとなり、一躍全国にその名が知れ渡る。その後も『恋の予感』『熱視線』『悲しみにさよなら』など立て続けにヒットを放ち、快進撃を続ける。その活躍は日本にとどまらず、香港を中心に、台湾、シンガポール、マレーシアなどアジア圏での人気が高まり、国内外において1980年代を代表する人気グループの地位を不動のものとした。その後3度の活動休止を経て、2010年にシングル「蒼いバラ」を発表し活動再開。以降、各メンバーのソロ活動と並行してバンドも定期的に活動。2017年にはデビュー35周年を迎え、日本武道館と香港アジア・ワールドエキスポで記念公演を実施。2019年11月、安全地帯では初となる阪神甲子園球場でのコンサートを敢行。3万8000人の会場は大熱狂に湧いた。2022年、デビュー40周年を迎える。(※1)柳は「木」へんに「夘」ビルボードジャパン リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月25日6月11日・12日に開催が決定した、玉置浩二×オーケストラツアーの追加特別公演「阪急交通社presents billboard classics 玉置浩二35th ANNIVERSARY LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022 “Arcadia -理想郷-” Special 2days in 河口湖ステラシアター」(主催:ビルボードジャパン(株式会社阪神コンテンツリンク〔阪急阪神ホールディングスグループ〕本社:大阪市福島区、代表取締役:清水 奨))について、特別協賛の阪急交通社が企画するコンサート鑑賞付き旅行プランが発表された。また本日よりプレイガイド最速となるローソンチケット先行受付が開始され、ローソントラベルからも同様のプランが発表された。今年で安全地帯としてのメジャーデビューから40周年、ソロデビューから35周年を迎える玉置浩二。そのアニバーサリーイヤーの幕開けとなるオーケストラ公演の最終公演の舞台に選ばれた河口湖ステラシアターは遠景に富士山を望む野外シアターとして知られ、玉置にとっては建設中にスタッフの前でギター片手に歌ったというゆかりのある場所。今回発表された旅行プランは、雄大な富士山の麓を舞台に繰り広げられる、まさに玉置浩二が導く「理想郷」ともいえるコンサート鑑賞をメインに、阪急交通社のプランでは富士・箱根・伊豆の3つの絶景をめぐる贅沢な行程となっており、ローソントラベルのプランでも観光や山梨ご当地グルメが楽しめる。なお、両社とも今後も様々なプランが随時追加発表される予定。日本最高峰の富士山と、日本最高峰のボーカリスト玉置浩二の競演に加え、観光やグルメも楽しめる贅沢な旅行プラン、まさに現代の「Arcadia理想郷」をお楽しみください。■旅行プラン◎阪急交通社特設サイト プラン概要・玉置浩二×オーケストラ公演ツアーファイナル 3つの絶景をめぐる富士・箱根・伊豆 3日間◎ローソントラベルプラン概要・玉置浩二「Arcadia-理想郷-」チケット・観光・グルメ付きツアー〔1泊2日〕 ・玉置浩二「Arcadia-理想郷-」チケット・観光・グルメ付きツアー〔日帰り〕 【特別追加公演情報】■公演名:阪急交通社 presents billboard classics 玉置浩二 35th ANNIVERSARY LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022 “Arcadia -理想郷-” Special 2days in 河口湖ステラシアター■開催日時2022年6月11日(土)・12日(日) 開場16:00 開演17:30(予定)■会場河口湖ステラシアター(山梨県南都留郡富士河口湖町船津5577) ※全天候型可動式屋根付き野外音楽堂■ソリスト:玉置浩二指揮:大友直人管弦楽:群馬交響楽団■公演公式サイト: ■チケット価格:13,000円(全席指定・税込)※特製ブックレット付 ※未就学児入場不可■チケット先行 ※お一人様1公演につき4枚まで◎ローソンチケット先行:2/7(月)15:00~2/20(日)23:59 ◎ビルボードライブ「Club BBL」会員先行:2/7(月)~2/20(日)23:59◎各プレイガイド先行:2/25(金)10:00~◎一般発売:4/30(土)10:00~■一般発売チケット取扱いプレイガイドキョードー東京 チケットぴあ Pコード:211-382ローソンチケット Lコード:72718イープラス 河口湖ステラシアター電話予約:0555-72-5588(火曜・祝翌日休館) ※一般発売初日は電話予約のみ※収容率は政府の方針、感染状況等により判断いたします。なお収容率100%で実施する場合、前後左右を空けずにお座りいただくことになりますので予めご了承ください。※チケット購入の際は必ず、次に掲載している注意事項をご確認の上、チケットをお求め下さい。<お客様へのお願いと感染予防対策について: >■主催:ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)、河口湖ステラシアター、山梨日日新聞社、山梨放送■企画制作:ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)■特別協賛:株式会社阪急交通社■後援:米国ビルボード■コンサートに関するお問い合わせキョードー東京 0570-550-799オペレーター受付時間(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)出演者プロフィール玉置浩二1958年生まれ。北海道出身のシンガーソングライター。1982年バンド「安全地帯」としてデビュー。「ワインレッドの心」、「恋の予感」、「悲しみにさよなら」など80年代の音楽シーンを席巻。ソロ活動で作詞も手がけ始め、「田園」「メロディー」をはじめとする多くのヒットを生み出す。2012年には、オリジナルレーベル「SALTMODERATE」を発足。安全地帯とソロの活動を並行して行いながら、2014年、7年ぶりとなるオリジナル・ソロ・アルバム『GOLD』、そして同じ時代を共有してきたアーティストの名曲を歌ったアルバム『群像の星』をリリース。2015年・2016年、国内外の主要オーケストラと共演するビルボードクラシックス公演を実施。2016年6月、バルカン特別編成交響楽団に管弦楽作品「歓喜の歌」を謹呈。2017年、ソロデビュー30周年そして安全地帯デビュー35周年というダブルアニバーサリーイヤーでは、日本武道館で開催した安全地帯35周年記念ライブでは2日間で2万5000人の動員を記録した。2018年・2019年もオーケストラ公演、ソロツアーと精力的に活動。2019年11月安全地帯として約30年ぶりのスタジアムライブ「安全地帯 IN 甲子園球場 さよならゲーム」を敢行、3万8000人を動員し、圧倒的なボーカル力で観客へ感動をもたらした。2020年12月、6年ぶりとなるニューアルバム『Chocolate cosmos』リリース。第71回NHK紅白歌合戦に24年ぶりの出場を果たし、オーケストラとともに披露した「田園」は、熱い感動とともに全国で大きな反響を呼んだ。2021年、1月より再開されたオーケストラ公演「PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2021『THE EURASIAN RENAISSANCE“ОТТЕПЕЛЬ(オーチェペリ)”』」(4都市6公演)、続いて6月より開催の“КАПЕЛЬ(カペーリ)”(7都市8公演)公演では、各地で大喝采を巻き起こした。同年9月からはバンド編成による「玉置浩二Concert Tour 2021 故郷楽団~Chocolate cosmos」を全国24都市/27会場にて敢行。2022年にはソロデビュー35周年そして安全地帯デビュー40周年を迎える。オフィシャルサイト 大友直人(指揮)桐朋学園大学在学中に22才でNHK交響楽団を指揮してデビュー以来、わが国を代表する指揮者のひとりとして、日本の音楽界をリードし続けている。これまでに日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団専属指揮者、東京交響楽団常任指揮者、京都市交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督を歴任。現在は東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督、高崎芸術劇場芸術監督。幅広いレパートリーで知られ、その中でも日本を代表する邦人作曲家作品の初演やジェームス・マクミランの作品及びジョン・アダムスのオペラ日本初演などは特筆される。また、東京文化会館の初代音楽監督として東京音楽コンクールの基盤を築いたほか、海外オーケストラからも度々招かれており、ハワイ交響楽団には20年以上にわたり定期的に招かれている。毎年夏に横浜で開催される国際音楽セミナーMMCJを2001年に指揮者のアラン・ギルバートとスタートさせ、共に創立音楽監督を務めるなど教育活動にも余念がない。小澤征爾、森正、秋山和慶、尾高忠明、岡部守弘らに学ぶ。NHK交響楽団指揮研究員時代にはW.サヴァリッシュ、G.ヴァント、F.ライトナー、H.ブロムシュテット、H.シュタインらに学び、タングルウッド・ミュージックセンターではL.バーンスタイン、A.プレヴィン、I.マルケヴィチからも指導を受けた。大阪芸術大学教授。京都市立芸術大学、洗足学園大学各客員教授。群馬交響楽団1945年戦後の荒廃の中で文化を通した復興を目指して創立、1955年「群響」をモデルに制作された映画「ここに泉あり」が公開され、全国的に注目を集めた。1947年から始めた移動音楽教室は、2020年度までに延べ642万人を超える児童・生徒が鑑賞し、1982年からは高校音楽教室も開催されている。1981年から群馬県の支援により音楽活動を充実させ、1994年には「プラハの春国際音楽祭」、「ウィーン芸術週間」から同時に招待を受け4カ国を巡る海外公演を実現。2003年NHKテレビ番組「プロジェクトX~挑戦者たち~」で楽団の草創期が紹介され、2004年に天皇皇后両陛下、デンマーク国女王陛下同王配殿下をお迎えしての移動音楽教室を開催。2014年には定期演奏会が500回に達し、2020年に創立75周年を迎えた。群馬交響楽団は、定期演奏会、移動音楽教室をはじめ幅広い音楽活動を展開し、群馬県の文化の象徴として県民から幅広く支持されている。2019年9月に開館した「高崎芸術劇場」に活動拠点を移し、さらなる演奏活動の飛躍・向上を目指している。1966年 「朝日・明るい社会賞」1983年 文部大臣「地域文化功労者」団体表彰1989年 第11回山本有三記念「郷土文化賞」1994年 「日本文化デザイン賞」1995年 「第4回日本生活文化大賞特別賞」2003年 日本放送協会「関東甲信越 地域放送文化賞」2017年 「県民芸術祭40周年記念表彰」2021年 「サントリー地域文化賞」オフィシャル・ホームページ ビルボードジャパン リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月07日2月26日より全国7都市11会場で開催される、玉置浩二×オーケストラ公演の新シリーズ「billboard classics 玉置浩二35th ANNIVERSARY LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022 “Arcadia -理想郷-”」(主催:ビルボードジャパン(株式会社阪神コンテンツリンク〔阪急阪神ホールディングスグループ〕本社:大阪市福島区、代表取締役:清水 奨))のチケットが本日、一般発売と同時に完売となった。本ツアーの特別追加公演として、独創的な旅を通して人々の夢を叶える「阪急交通社」の協賛のもと、河口湖ステラシアターでの2日連続公演の開催が決定した。その歌声は奇跡ともいわれ、今なお多くの人々を魅了し続ける玉置浩二。1982年に安全地帯のボーカリストとして「萠黄色のスナップ」でメジャーデビューしてから今年で40周年、1987年にシングル「All I Do」でソロデビューしてから35周年を迎える。アニバーサリーイヤーの幕開けとなる本ツアー最終公演の舞台に選ばれた河口湖ステラシアターは、遠景に富士山を望む野外シアターとして知られ、ポップスからクラシックまでジャンルを問わず様々なアーティストによる公演が行われている。玉置にとっては、建設中に訪れて工事をしている作業員の前でギターを片手に歌ったというゆかりのある場所。今回の特別追加公演は、世界的指揮者 大友直人が率いる群馬交響楽団の演奏とともに、雄大な富士山の麓を舞台に繰り広げられる、まさに玉置浩二が導く“理想郷”。本公演のための楽曲も予定されており、ツアーファイナルを飾るにふさわしい特別なステージとなるだろう。なお、2月7日、特別協賛の阪急交通社が企画するバスツアーや宿泊プランなども発表される予定。【特別追加公演情報】■公演名:阪急交通社 presents billboard classics玉置浩二35th ANNIVERSARY LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022 “Arcadia -理想郷-” Special 2 days in 河口湖ステラシアター■開催日時2022年6月11日(土)・12日(日) 開場16:00 開演17:30(予定)■会場河口湖ステラシアター(山梨県南都留郡富士河口湖町船津5577) ※全天候型可動式屋根付き野外音楽堂■ソリスト:玉置浩二■管弦楽・指揮:【管弦楽】群馬交響楽団【指揮】大友直人■主催:ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)、河口湖ステラシアター、山梨日日新聞社、山梨放送■企画制作:ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)■特別協賛:株式会社阪急交通社■後援:米国ビルボード■公演公式サイト: 【チケット情報】■チケット価格:13,000円(全席指定・税込)※特製ブックレット付 ※未就学児入場不可■チケット販売スケジュール ※お一人様1公演につき4枚まで◎ローソンチケット先行:2/7(月)15:00~2/20(日) 23:59 ◎ビルボードライブ「Club BBL」会員先行:2/7(月)~2/20(日) 23:59◎各プレイガイド先行:2/25(金)10:00~◎一般発売:4/30(土) 10:00~■チケット取扱いプレイガイドキョードー東京 チケットぴあ Pコード:211-382ローソンチケット Lコード:72718イープラス 河口湖ステラシアター電話予約:0555-72-5588 (火曜・祝翌日休館) ※一般発売初日は電話予約のみ※収容率は政府の方針、感染状況等により判断いたします。なお収容率100%で実施する場合、前後左右を空けずにお座りいただくことになりますので予めご了承ください。※チケット購入の際は必ず、下記ページに掲載している注意事項をご確認の上、チケットをお求め下さい。<お客様へのお願いと感染予防対策について: >■コンサートに関するお問い合わせキョードー東京 0570-550-799 オペレーター受付時間(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)■ツアー情報【東京】2022年2月26日(土) 東京国際フォーラム ホールA【大阪】2022年3月2日(水) フェスティバルホール【大阪】2022年3月3日(木) フェスティバルホール【札幌】2022年3月24日(木) 札幌文化芸術劇場hitaru【熊本】2022年4月8日(金) 熊本城ホール メインホール【名古屋】2022年4月12日(火) 愛知県芸術劇場大ホール【東京】2022年4月23日(土) 東京文化会館 大ホール【東京】2022年4月24日(日) 東京文化会館 大ホール【福岡】2022年5月10日(火) 福岡サンパレス ホテル&ホール【西宮】2022年5月28日(土) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール【西宮】2022年5月29日(日) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール---------------------------------------【番組出演情報】NHK BS「玉置浩二ショー」◆BSプレミアム2月19日(土) 22:30~23:29 放送予定◆BS4K2月25日(金) 11:00~11:59 放送予定ゲスト:鈴木雅之、岡野昭仁 (ポルノグラフィティ)、沖仁トークゲスト:武部聡志、半崎美子、青田典子※放送時間は変更になる場合があります【発売情報】◆安全地帯 約11年振りとなるシングルをリリース!2022年2月25日(金) 発売安全地帯「愛の戦友」[シングルCD] COCA-17941 /1,650円 (税込)◆玉置浩二×オーケストラの奇跡のステージが完全映像化!玉置浩二 LIVEbillboard classics PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2021THE EURASIAN RENAISSANCE "КАПЕЛЬ"[DVD] COBA-7255/6 /7,700円 (税込)[Blu-ray] COXA-1284 /8,800円 (税込)ダイジェスト映像: ◆安全地帯 2017年武道館ライブをCD/レコードで発売安全地帯 ALL TIME BEST「35」~35th Anniversary Tour 2017~ LIVE IN 日本武道館[CD 2枚組] COCB-54344/5 /4,400円 (税込)[レコード 3枚組] COJA-9447/9 /8,800円 (税込)日本コロムビア ---------------------------------------出演者プロフィール玉置浩二1958年生まれ。北海道出身のシンガーソングライター。1982年バンド「安全地帯」としてデビュー。「ワインレッドの心」、「恋の予感」、「悲しみにさよなら」など80年代の音楽シーンを席巻。ソロ活動で作詞も手がけ始め、「田園」「メロディー」をはじめとする多くのヒットを生み出す。2012年には、オリジナルレーベル「SALTMODERATE」を発足。安全地帯とソロの活動を並行して行いながら、2014年、7年ぶりとなるオリジナル・ソロ・アルバム『GOLD』、そして同じ時代を共有してきたアーティストの名曲を歌ったアルバム『群像の星』をリリース。2015年・2016年、国内外の主要オーケストラと共演するビルボードクラシックス公演を実施。2016年6月、バルカン特別編成交響楽団に管弦楽作品「歓喜の歌」を謹呈。2017年、ソロデビュー30周年そして安全地帯デビュー35周年というダブルアニバーサリーイヤーでは、日本武道館で開催した安全地帯35周年記念ライブでは2日間で2万5000人の動員を記録した。2018年・2019年もオーケストラ公演、ソロツアーと精力的に活動。2019年11月安全地帯として約30年ぶりのスタジアムライブ「安全地帯 IN 甲子園球場 さよならゲーム」を敢行、3万8000人を動員し、圧倒的なボーカル力で観客へ感動をもたらした。2020年12月、6年ぶりとなるニューアルバム『Chocolate cosmos』リリース。第71回NHK紅白歌合戦に24年ぶりの出場を果たし、オーケストラとともに披露した「田園」は、熱い感動とともに全国で大きな反響を呼んだ。2021年、1月より再開されたオーケストラ公演「PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2021『THE EURASIAN RENAISSANCE “ОТТЕПЕЛЬ(オーチェペリ)”』」(4都市6公演)、続いて6月より開催の“КАПЕЛЬ(カペーリ)”(7都市8公演)公演では、各地で大喝采を巻き起こした。同年9月からはバンド編成による「玉置浩二Concert Tour 2021 故郷楽団〜Chocolate cosmos」を全国24都市/27会場にて敢行。2022年にはソロデビュー35周年そして安全地帯デビュー40周年を迎える。オフィシャルサイト 大友直人(指揮)桐朋学園大学在学中に22才でNHK交響楽団を指揮してデビュー以来、わが国を代表する指揮者のひとりとして、日本の音楽界をリードし続けている。これまでに日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団専属指揮者、東京交響楽団常任指揮者、京都市交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督を歴任。現在は東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督、高崎芸術劇場芸術監督。幅広いレパートリーで知られ、その中でも日本を代表する邦人作曲家作品の初演やジェームス・マクミランの作品及びジョン・アダムスのオペラ日本初演などは特筆される。また、東京文化会館の初代音楽監督として東京音楽コンクールの基盤を築いたほか、海外オーケストラからも度々招かれており、ハワイ交響楽団には20年以上にわたり定期的に招かれている。毎年夏に横浜で開催される国際音楽セミナーMMCJを2001年に指揮者のアラン・ギルバートとスタートさせ、共に創立音楽監督を務めるなど教育活動にも余念がない。小澤征爾、森正、秋山和慶、尾高忠明、岡部守弘らに学ぶ。NHK交響楽団指揮研究員時代にはW.サヴァリッシュ、G.ヴァント、F.ライトナー、H.ブロムシュテット、H.シュタインらに学び、タングルウッド・ミュージックセンターではL.バーンスタイン、A.プレヴィン、I.マルケヴィチからも指導を受けた。大阪芸術大学教授。京都市立芸術大学、洗足学園大学各客員教授。群馬交響楽団1945年戦後の荒廃の中で文化を通した復興を目指して創立、1955年「群響」をモデルに制作された映画「ここに泉あり」が公開され、全国的に注目を集めた。1947年から始めた移動音楽教室は、2020年度までに延べ642万人を超える児童・生徒が鑑賞し、1982年からは高校音楽教室も開催されている。1981年から群馬県の支援により音楽活動を充実させ、1994年には「プラハの春国際音楽祭」、「ウィーン芸術週間」から同時に招待を受け4カ国を巡る海外公演を実現。2003年NHKテレビ番組「プロジェクトX~挑戦者たち~」で楽団の草創期が紹介され、2004年に天皇皇后両陛下、デンマーク国女王陛下同王配殿下をお迎えしての移動音楽教室を開催。2014年には定期演奏会が500回に達し、2020年に創立75周年を迎えた。群馬交響楽団は、定期演奏会、移動音楽教室をはじめ幅広い音楽活動を展開し、群馬県の文化の象徴として県民から幅広く支持されている。2019年9月に開館した「高崎芸術劇場」に活動拠点を移し、さらなる演奏活動の飛躍・向上を目指している。1966年「朝日・明るい社会賞」1983年 文部大臣「地域文化功労者」団体表彰1989年 第11回山本有三記念「郷土文化賞」1994年 「日本文化デザイン賞」1995年 「第4回日本生活文化大賞特別賞」2003年 日本放送協会「関東甲信越 地域放送文化賞」2017年 「県民芸術祭40周年記念表彰」2021年 「サントリー地域文化賞」オフィシャル・ホームページ ビルボードジャパン リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月29日石坂浩二撮影/伊藤和幸倉本聰が脚本を手がける1年にわたる壮大な人間ドラマ『やすらぎの刻〜道』が3月でついに終幕。前作『やすらぎの郷』から主人公を演じ作品を見守り続けた石坂浩二(78)にクランクアップ間近の現在の心境をインタビュー。作品への思いや撮影エピソード、名優たちとの思い出など、その胸中を大いに語ってもらった。■「思い出すとこみ上げるものがある」「この現場に来ると昔、ロケに行った話とか、一緒にご飯を食べたときの話とか、いつも昔の話で盛り上がるんです。だから、みんなちゃんとセリフを覚えてくる。というのも、覚えていないと撮影の合間に無駄話をする時間がなくなっちゃうから(笑)。現場でも覚えられそうなセリフの量でも、みんな一生懸命に覚えてきてますね」幅広い世代から支持を集めた『やすらぎの郷』(’17年)の続編として、昨年4月からスタート。いよいよ3月で1年間にもわたる物語がクライマックスを迎える『やすらぎの刻〜道』。主人公で脚本家の菊村栄を演じ続けた石坂浩二に、本作の撮影について聞いてみた。「いろいろ思い起こされる中で、やはり昨年10月には八千草(薫)さんが、12月には私のお父さん役を演じられた梅宮(辰夫)さんと、共演者の方が亡くなられたのは本当につらいです。一緒に芝居をするとセリフのかけあいだけではない、独特のコミュニケーションが生まれるので、ふとそういうのを思い出すんですよ。しかたのないことかもしれませんが、思い起こすとこみ上げるものがありますね」■亡き共演者たちとの思い出故人を偲び、その思い出を語ってもらった。「八千草さんとはこれまで何度かご一緒させていただいて。昔、夫婦役を演じたこともあるんです。そのときに食事をご一緒させていただいたことが思い出深いです。梅宮さんとは、若いころに遊んでいただいたことがあって。ゴルフを一緒に回ったり、漬物の話をしたりとか。山谷(初男)さんは独特の雰囲気がある方でした。残念なことに外で飲んだり、お食事することができなかったんです。この作品で印象に残っているのは、お風呂に入っているシーンですね。セリフも何もなく、ただ浸かっているだけなんですけど、それだけで山谷さんらしさが出ていて何ともいえない雰囲気で。一緒に温泉でも行ければよかったなって、ふと思いました」『やすらぎの郷』に出演されたこんな方たちとのエピソードも。「野際(陽子)さんとはご夫婦で親しくしていただいた時期がありました。当時、舞台もやってみたいとおっしゃっていて、私が舞台の出身なので、そういうお話をずいぶんしましたね。津川(雅彦)さんとは昔、ドラマでご一緒したときに打ち上げで熱海に行ったんです。温泉に行ったんですが、そこが混浴で向こうに女性の団体が入っていて。不思議なもので数で負けるんです。こっちがタオル巻いて逃げました(笑)。そんな思い出を撮影の合間にお話ししたら“そうだった、あれは参ったね”って、思い出話に花が咲いたのを覚えています」そして、最後に最終回に向けての見どころを教えてくれた。「前作は『やすらぎの郷』というものを作り上げ、ひとつの形にして完成させて終わったという感じがしました。そして今回、倉本(聰)さんは特に『道』のほうをおやりになりたかったと思うんです。昭和から平成にかけての、ひとつの村の栄枯盛衰みたいなものが描かれていて、非常によかったなと思います。公平たち一家の話も本当に大詰めですが、みんな巣立ったかと思えば、孫たちが帰ってきたり。ある程度、年齢を重ねた人たちは、より共感しながら最後まで楽しんでいただけるのではないかと思います」いま、プラモに夢中です!「私、『ろうがんず』というプラモデルの会をやっているんですよ。結成10年のお祝いパーティーも先日やりました。この間まで仲間と戦艦を80隻作って展示したんです。全部で160隻あって、残り80隻を10月までに作ろうと思っていて。ただ、非常に部品が細かいので、目がすぐ限界になるのが大変ですが(笑)、夢中になってます」『やすらぎの刻〜道』テレビ朝日系月曜〜金曜昼12時30分〜
2020年02月28日本日から東京・池袋の新文芸坐で特集上映「映画監督・加藤泰 情念の横溢」が開催される。時代劇や任侠映画など数多くの傑作を残した巨匠監督の作品を厳選して上映。名画座の定番にして、映画ファンなら絶対にハズすことができない超人気プログラムだ。加藤泰(かとうたい)は1916年に生まれ、叔父の映画監督・山中貞雄を頼って上京し、1937年に東宝に入社。いくつかの映画会社を転々とした後に伊藤大輔や黒澤明の下で助監督を務め、1951年に監督デビュー。映画黄金期に次々と公開される時代劇や任侠ものを数多く手がけヒット作を連発。その一方で実験精神あふれる作品や異色作、リアリズムを追求した時代劇も発表し、映画ファンを熱狂させた。今回の特集では膨大なフィルモグラフィの中から10作品を上映。ミュージカル風の演出や強烈なキャラクターが魅力の異色作『真田風雲録』、鶴田浩二主演の傑作『明治侠客伝 三代目襲名』、大ヒットシリーズ『緋牡丹博徒 花札勝負』と、その後日譚『緋牡丹博徒 お竜参上』など見逃せない作品が揃った。デジタルリマスターされた遺作『ざ・鬼太鼓座』以外はすべて35ミリで上映される。加藤泰作品はこれまでも繰り返し特集が組まれ、名画座ファンにはおなじみのプログラムになっているが、多くの作品でスクリーンを埋め尽くさんばかりの激情、哀しみ、今回の特集タイトルにもなっている“情念”が描かれる。俳優たちの鬼気迫る演技、観客を圧倒するクローズアップ、観る者の予想を裏切るカメラ位置……映画ファンを魅了し続ける加藤泰の美学を新文芸坐の大スクリーンで堪能できる必見の特集になっている。映画監督・加藤泰 情念の横溢新文芸坐11月25日(月)・26日(火)『明治侠客伝 三代目襲名』『骨までしやぶる』27日(水)・28日(木)『瞼の母』『沓掛時次郎 遊侠一匹』29日(金)・30日(土)『緋牡丹博徒 花札勝負』『緋牡丹博徒 お竜参上』12/1日(日)・2日(月)『炎のごとく』『ざ・鬼太鼓座 デジタルリマスター』3日(火)・4日(水)『阿片台地・地獄舞台突撃せよ』『真田風雲録』
2019年11月25日数々の傑作娯楽映画や現在も語り継がれるカルト作を数多く手がけた石井輝男監督の作品を集めた特集上映「石井輝男 キング・オブ・カルトの猛襲」が24日(日)から開催される。デビュー作『リングの王者 栄光の世界』から遺作『盲獣VS一寸法師』まで全38作品が集結。2020年1月まで続く超大型特集だ。1924年に生まれ、東宝で撮影助手として活動を始め、新東宝、東映などで数々の傑作を手がけた後、晩年は自身でプロダクションを立ち上げて活動した石井輝男監督は、監督作が膨大にあり、そのジャンルも多岐にわたっている。スター俳優とタッグを組んで大ヒット作を連発することもあれば、後世に語り継がれるカルト映画を量産する時期もあった。その内容は娯楽性と芸術性が同居しており、確かな技術と作劇で魅せる安定感と、時に観る者をあ然とさせるアナーキーな展開が人気で、2005年にこの世を去ったが、現在も支持者、研究者、熱烈なファンが多い。今回の特集では石井監督の膨大なフィルモグラフィーの中から厳選した38作品を上映。高倉健が主演の『網走番外地』『恋と太陽とギャング』や、海外でも人気を集める『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』、女性に迫る男のあまりの執拗さに恐怖と笑いが同時にこみあげてくる怪作『異常性愛記録 ハレンチ』、鶴田浩二、高倉健、丹波哲郎、江原真二郎ら豪華キャストが勢ぞろいするアクション『暗黒街の顔役 十一人のギャング』など強烈な作品が連日上映される。時代の波を捉えながらも、スタイルをあえて壊して完成度や安定を否定して走り続けた石井輝男の作品群は“キング・オブ・カルト”の名にふさわしい。早くも没後14年。今回の特集を機に新世代が石井輝男の世界に新たに足を踏み入れることを期待したい。石井輝男 キング・オブ・カルトの猛襲『花と嵐とギャング』『黄色い風土』『いれずみ突撃隊』『温泉あんま芸者』『徳川女系図』『リングの王者 栄光の世界』『日本ゼロ地帯 夜を狙え』『網走番外地』『恋と太陽とギャング』『残酷異常虐待物語 元禄女系図』『戦場のなでしこ』『大悪党作戦』『霧と影』『親分を倒せ』『神火101 殺しの用心棒』『異常性愛記録 ハレンチ』『殺し屋人別帳』『女体渦巻島』『大脱獄』『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』『決着』『ゲンセンカン主人』『暗黒街の顔役 十一人のギャング』『監獄人別帳』『続 決着』『明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史』『女王蜂と大学の竜』『昇り竜 鉄火肌』『網走番外地 望郷篇』『ギャング対Gメン 集団金庫破り』『無頼平野』『セクシー地帯』『緋ぢりめん博徒』『顔役』『盲獣VS一寸法師』『徳川いれずみ師 責め地獄』『やさぐれ姐御伝 総括リンチ』『直撃地獄拳 大逆転』11月24日(日)から2020年1月25日(土)まで※12月31日(火)と1月1日(水)は休館ラピュタ阿佐ヶ谷
2019年11月24日ファッションやカルチャー雑誌に連載を持ち、ラジオパーソナリティーも勤める次世代の歌舞伎俳優、尾上右近。名優六代目尾上菊五郎を曾祖父、往年の映画スター鶴田浩二を祖父に持ち、父親は清元節の宗家・清元延寿太夫。昨年、自身も七代目清元栄寿太夫を襲名。現在、歌舞伎俳優にして清元の太夫でもある、初の“二刀流”を貫くパワフルな開拓者だ。「第五回 研の會」チケット情報「20代は特に限界を超えることで伸びしろが出てくる時期。無理と分かっていることも存分にチャレンジしたい」と右近。実践の場として、2015年より毎年上演するのが自主公演『研の會』だ。今年は第5回の節目とあって、四代目市川猿之助が芸術監督を勤める京都芸術劇場春秋座を会場に、シリーズ初となる東京・京都、2都市での開催を実現する。演目は、右近が弁天小僧を演じる『弁天娘女男白浪』と、猿翁十種より舞踊『酔奴』。『弁天娘~』は高祖父の五代目菊五郎が19歳で初演後、代々の菊五郎に受け継がれる音羽屋のお家芸だ。右近が10代前半で今の菊五郎の元へ勉強に入り、舞台袖から初めて観たのもこの芝居だった。「これから自分は尾上右近としてやっていくのだと、子供心にも意識した憧れの根本にあるようなお芝居です」。物語は痛快な義賊もの。5人の盗賊が七五調で名乗りをあげる演出は、秘密戦隊ゴレンジャーなど後のヒーロー番組にも影響を与える。片や『酔奴』は、雪の中で酔っぱらった男がいろんな人間に扮する様を踊りで表現する。右近の義太夫の師匠、鶴澤藤蔵ら文楽座の特別出演で贈る。「猿之助のお兄さんに澤瀉屋のお家芸をご提案いただき、春秋座でやらせていただけることに。ご縁として繋がりがあってありがたいなと。技術としては難しいですが、踊りは見る人の解釈に委ねられるのが最大の魅力。散々おどけていた男が最後はふと正気に戻ったような顔になる。流れる胡弓の音色も絶妙で。僕は田舎育ちの男の寂しさがほんのり香って切なくなるけど、どう感じていただけるのか楽しみです」。共演に中村梅丸ら後輩が出演するのも今回が初めて。20代後半となり、いずれは後輩を引っ張る立場になることも「ほんのり意識し始めた」と笑う。自身の生まれる以前と以後の2つのルーツに由来する演目を得て、さらなる高みを目指す。「『弁天娘~』は何百年も続く歌舞伎の古典が、現代の漫画にもありそうな面白さだったり、衣裳や舞台に見る色彩の美しさなど、歌舞伎を初めてご覧になる方にも楽しめる要素がいっぱい。チラシは『弁天娘~』が東映の任侠映画、洒落の踊り『酔奴』が三枚目なのに色気がある藤山寛美さんのイメージです。まったく違う面白さがあるので、存分に楽しんでもらえたらと思います」。公演は8月28日(水)・29日(木)京都芸術劇場春秋座、9月1日(日)・2日(月)東京・国立劇場小劇場にて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年08月23日石坂浩二と浅丘ルリ子石坂浩二77歳、浅丘ルリ子78歳、ジェリー藤尾78歳、大空眞弓79歳……。 『やすらぎの刻~道』(テレビ朝日系)のキャストには、後期高齢者がズラリと並んでいる。そのためか、テレビ局もピリピリ状態。上層部からは「くれぐれも出演者の体調を考えて、絶対に無理はさせないように」というお達しが出ているという。「プロデューサーは“ちょっとでも身体がおかしいと感じたら、すぐ言ってください”とふれまわっています」(制作スタッフ)現場には看護師が常時待機しているという。「撮影スケジュールも余裕を持たせていますが、放送期間が1年間という長丁場のドラマなので、やっぱり心配はありますね」(同・制作スタッフ)出演者たちも体調管理には気を遣っているようで、楽屋の話題はもっぱら健康ネタ。「“このお薬いいのよ~”“いつもどんな運動してるの?”なんて話しています。撮影の待ち時間になると、出演者たちは最新の健康情報を披露しあって盛り上がっていますよ」(別の制作スタッフ)節制とは縁のなさそうなミッキー・カーチス80歳も、禁煙をしているという。「以前よりお顔がふっくらしましたね。今もタイに住んでいて、1〜2か月ごとに日本にきて撮影しています。内田裕也さんが亡くなったときも気落ちしている感じはなかったんですが、“ロカビリーやってた人は俺以外、みんな死んじゃった”と言っていました」(同・別の制作スタッフ)健康維持のために大切なのはやっぱり“食べること”。出演者による豪華な差し入れがスタッフたちを喜ばせているようだ。先陣を切ったのは石坂。「スタジオで行われた撮影で最初の差し入れがありました。カレーのケータリングを行う『野毛山カレー食堂』のキッチンカーを持ち込んだんです。3種類から選べて、みんなで温かいできたてのカレーを楽しみました」(スタイリスト)石坂の元妻・浅丘ルリ子も負けていない。「浅丘さんが差し入れてくださるのは、もっぱらお菓子。撮影の合間につまめる“おつまみ系”で、しかもご自身でスタッフに配るんですよ。いつもすごくおいしくて」(同・スタイリスト)これが好評で、石坂が対抗心を燃やすことをみんなが待ち望んでいるとか。「前作『やすらぎの郷』では、牛丼チェーン『吉野家』の日本に7台しかないという移動販売車を用意していました。さらに、別の日には本マグロを運び入れて自ら豪快に入刀。職人さんも来て、その場で解体ショーを披露。みんなでマグロのお寿司とアラ汁をいただきました。またやってくれるとうれしいなあ」(テレビ局関係者)差し入れがスタッフの活力とやすらぎになっている。
2019年05月07日女優の鶴田真由さん。18歳で芸能界デビューして以来、映画、ドラマ、舞台などで活躍。最近は「旅好き」としても知られ、紀行番組やドキュメンタリー番組にも出演しています。5月26日に公開される映画『海を駆ける』(深田晃司監督)では、俳優の大賀さんと親子を演じ、流ちょうなインドネシア語も披露しています。深田監督作品への出演は『ほとりの朔子』(2014年)に引き続き、2回目となる鶴田さんに話を聞きました。【前編】鶴田真由「自分が頂いてきたものは、下の世代に返さなければ」30歳前後は試練の時期?「揺らいでいた」——ウートピを読んでくださっている読者はいわゆる“アラサー”という30歳前後の女性が多いのかなと思っています。世間から見たら十分な大人なんだけれど、自分自身はまわりの意見に振り回されたり、まわりの目が気になったりしてしまうという年代なのかな、と。鶴田さんがその年代だったころはいかがでしたか?鶴田真由さん(以下、鶴田):外からの何かによって振り回されることは、あまりなかったと思うんですが、自分の中ではすごく揺らいでいた時期はありました。——そうなのですね。鶴田:次のステージに上がるための試練が与えられる年代が30歳前後なのかな、と。この時期は真摯に自分と向き合うしかないですよね。自分は何をしたいのか、どう生きたいのか、ということをきちんと逃げずに考える。大変なことだけど、そこを乗り越えていかないといけない。——鶴田さんも自分を見つめる作業をしていたんですか?鶴田:していたと思いますね。その時期に初めて一人旅もしました。——どこに行ったんですか?鶴田:屋久島を旅したんですが、そういう時期だからこそ、面白い出会いもたくさんありましたね。まわりの大人たちに上手く引き上げてもらったんじゃないかな。——引き上げてもらった?鶴田:年上の人はみんなその時期を経験しているので、「今はそういう時期なのね」というのは、見ればわかる。だから、その人たちからヒントをたくさんもらったように思います。「偶然であり必然」を見極めること——なるほど。ウートピの編集方針として、「自分で決める」ということを大事にしているんですが、鶴田さんが人生で大事にされていることは何ですか?鶴田:自分と関わるすべてのものに生かされているという感謝の心を忘れてはいけないと思っています。家族や友人はもちろんのこと、森羅万象に至るまで。すべてのものは関係しあって生きているという想像力です。——今回の映画のテーマにもつながってくるお話だと思います。「偶然の出会い」が、すごく自分に影響を与えることもありますよね。鶴田:そうですね。「偶然は必然」なのだと思います。でも、起こってくることが本当に偶然であり必然であるのか見極める必要はあると思います。——見極める力をつけるにはどうすれば?鶴田:自分の中に曇りがひとつもないこと。計算がないこと、かな。何かをやろうとしたときや何かを選ぶときに、自分の心と対話して、その判断基準の中にやましいことが一つもないかどうかっていうことを大事にしていますね。(聞き手:ウートピ編集部・堀池沙知子、写真:宇高尚弘/HEADS)■クレジット情報衣装:A .Dupréヘアメイク:赤松絵利(esper.)スタイリスト:鈴木えりこ(iELU)■映画情報【タイトル】『海を駆ける』【公開表記】2018年5月26日(土)全国ロードショー【クレジット】(C)2018 “The Man from the Sea” FILM PARTNERS【配給】日活東京テアトル
2018年05月26日女優の鶴田真由さん。18歳で芸能界デビューして以来、映画、ドラマ、舞台などで活躍。最近は「旅好き」としても知られ、紀行番組やドキュメンタリー番組にも出演しています。5月26日に公開される映画『海を駆ける』(深田晃司監督)では、俳優の大賀さんと親子を演じ、流ちょうなインドネシア語も披露しています。深田監督作品への出演は『ほとりの朔子』(2014年)に引き続き、2回目となる鶴田さんに話を聞きました。インドネシア・アチェが舞台のファンタジー『海を駆ける』は、2004年のスマトラ沖地震で巨大津波に襲われたインドネシア北西部のアチェ州で全編を撮影。人間の希望や思惑には関係なく、人々の生活に恵みと災いをもたらす自然の姿と、アチェの街で暮らす人々の暮らしや国境や宗教を越えた人との交わりを描いていています。日本から移住し、NGOで災害復興の仕事をしている貴子(鶴田さん)と息子のタカシ(大賀さん)の元に日本人らしき男(ディーン・フジオカさん)が海で発見されたという連絡を受ける。男は、インドネシア語で「海」を意味する「ラウ」と名づけられ、貴子とタカシ、親戚のサチコ(阿部純子さん)はラウの身元捜しを手伝うことになるが、ラウのまわりで不可思議な出来事が起こりはじめて……というストーリー。(C)2018 “The Man from the Sea” FILM PARTNERSインドネシア語だらけの台本に「無茶振り!」——この作品への出演を決めた経緯について教えてください。鶴田真由さん(以下、鶴田):ある日、深田監督から台本が届いたんです。——台本を読んでいかがでしたか?鶴田:まずは、インドネシア語の多さに驚きましたね。ページをめくるごとにインドネシア語で、「え?またインドネシア語?」となって、これはインドネシアからの帰国子女がやったほうがいいんじゃないかと思うくらいの文量だったので、監督に「このインドネシア語は正気ですか?」ってメールしたんです。そうしたら「正気です」って返ってきて……。「(インドネシア語を)話せない僕が言うのも何ですが、インドネシア語はとても簡単な言語らしく、数ヵ月で喋れるようになるらしいです」って書いてあって。「無茶振りだ!」って思いました(笑)(C)2018 “The Man from the Sea” FILM PARTNERS——かなりインドネシア語を勉強したとお聞きしたんですが……。鶴田:撮影の2ヶ月前くらいからスタートしたんですが、確かに、監督がおっしゃるように文法はわりと簡単なんです。とはいえ、単語を覚えなきゃいけないから大変さは一緒なんですけれど……。でも女性名詞、男性名詞もないし、時制(過去・現在・未来)もないんですよ。——そうなのですね。先生についてマスターされたんですか?鶴田:はい。初日は、(息子役の)太賀君と一緒に受けていて、先生がセリフを読んでくれたときに、2人とも目が点になりましたね。一つも聞き取れないっていう……。愕然としたというか。「一体、これをどうやって覚えればいいの?」って。でも、何とかしないといけないので、できないっていう選択肢はないのでがんばりました。(C)2018 “The Man from the Sea” FILM PARTNERS——太賀さんとの共演はいかがでしたか?鶴田:すごくお芝居の上手な役者さんですし、以前深田組でご一緒しているのでとてもやりやすかったですね。——ディーン・フジオカさんとの共演は?鶴田:ディーンさんは逆にセリフがほとんどない役なので、ご苦労されたんじゃないかな。ラウという役が自然の象徴のように描かれているので、とても抽象度が高いんです。ディーンさんご自身も難しかったと思いますが、私もどのくらいの距離感でラウに接していいのか、すごく難しかったですね。下の世代の才能に興味津々——鶴田さんは18歳のときから芸能活動をされていますが、20代、30代を経て変わったことはどんなことですか?ウートピを読んでいる読者は働く女性が多いので、鶴田さんの仕事観の変化などをぜひ伺いたいです。鶴田:自分が年をとった分、若い才能に興味があるかもしれないですね。——それは若い俳優さんや女優さんってことですか?鶴田:……も含めて、脚本家とか、監督もですね。才能の片鱗が見えると嬉しくなります。脚本や演出の中に「その人が大切にしているもの」が見えてくると、一緒に育てていきたくなるし、自分にできることは提供したくなる。若い頃は自分が吸収することばかり考えていたけれど、自分が頂いてきたものは下の世代に返さなければ、と思います。——なるほど。若い世代や下の世代をそういう目で見守るのも上の世代の務めなのかなと思いました。今回の深田監督の作品の魅力は何だと思いますか?鶴田:静かだけど熱がある。社会に対して声高に問題提起をするわけではなく、なにげない日常会話の中にふっと忍ばせるのが上手だなと思いますね。観る側に何かを押し付けることなく、ちゃんとそこにタネを蒔(ま)く。そのさじ加減が素晴らしいと思います。※後編は5月26日(土)正午公開です。(聞き手:ウートピ編集部・堀池沙知子、写真:宇高尚弘/HEADS)■クレジット情報衣装:A .Dupréヘアメイク:赤松絵利(esper.)スタイリスト:鈴木えりこ(iELU)■映画情報【タイトル】『海を駆ける』【公開表記】2018年5月26日(土)全国ロードショー【クレジット】(C)2018 “The Man from the Sea” FILM PARTNERS【配給】日活東京テアトル
2018年05月25日《玉置浩二の御母堂玉置房子様(享年85歳)が兼ねてより病気療養中のところ、5月10日未明にご逝去されました。ここに故人のご冥福をお祈り致しまして謹んでお知らせ申し上げます》 『安全地帯』のボーカル・玉置浩二(59)の母・房子さんが亡くなったと5月18日、ファンクラブ会報『Cherry』を通して発表された。また、通夜及び告別式に関しては《御家族の意向としまして、家族葬にて執り行いましたことを報告致します》という。 母の房子さんは、玉置ファンの間で馴染み深い存在だった。玉置は13年、房子さんへ向けた楽曲『純情』を発表。《かあちゃんに会いたい》など、母への感謝の気持ちを綴っていた。 会報で訃報を知ったファンたちは、ツイッター上でこんなコメントを寄せている。 《改めて玉置さんの『純情』を聴き、本当に立派なお母様だったのだろうなと。母には感謝の気持ちを常に持ち、伝えなければ。後悔しないように。心よりご冥福をお祈り申し上げます》 《玉置浩二さんの「純情」。母への限りない愛情溢れる名曲で、同じ年老いた母を持つ私には、心に響く歌でした》 天国の房子さんは、これからも玉置の活躍を見守り続けることだろう――。
2018年05月18日石坂浩二倉本聰脚本の新たなシルバー向け作品として人気を博している、昼の帯ドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系月~金曜昼12時30分~)。4月から半年放送の作品は、昨秋クランクインし、今夏クランクアップした。主演の石坂浩二(76)が、収録10か月を振り返り、胸に去来したこととは──。「正直、今の気持ちは、各球団を転々とした結果、いよいよ引退を間近にした投手が、大抜擢されて先発し、なんとビックリ、ノーヒットノーラン!を遂げた直後のような気持ちであります。そのときの投手コメントは、“私ひとりの勝利ではありません。バックのみんながしっかり守ってくれたからです”。まさに、そのとおりのことをみなさんに申し上げたいと思います。ひとりでは何もできないことをしみじみと感じた10か月でした。(スタッフ、キャスト)ひとりひとりのみなさんに、心から御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました」石坂浩二は、7月初旬にクランクアップした、主演する昼の帯ドラマ『やすらぎの郷』の収録スタジオで、大役を終えた瞬間、万感を込めて挨拶をした。■重鎮・倉本の野心作、平均年齢78歳!82歳の脚本家・倉本聰が、“シルバータイム”を標榜して企画し、手がけたオリジナルドラマは、テレビ朝日が新設した放送枠で4月3日からスタートした。内容は、テレビ業界に貢献した者だけが入居できる、老人ホーム“やすらぎの郷”を舞台にした悲喜こもごもの人間模様が描かれる。主役の石坂をはじめ、浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、6月に亡くなられた野際陽子さん、八千草薫、藤竜也、ミッキー・カーチス、山本圭ら主要キャスト10人は、平均年齢78歳、大ベテランが顔をそろえた。元夫婦の石坂と浅丘が、16年ぶりに顔合わせするなどの話題性もあって、初回視聴率8・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進した。倉本が、長年親交のある役者たちにあて書きしたことで、演者のキャラクターを生かした役柄や設定のうまさ。石坂演じる主人公が、次々にトラブルに巻き込まれる物語の面白さ。最近のドラマではタブー視されるタバコを吸うシーンが目立つこと。“テレビを今みたいにダメにしたのは、そもそもテレビ局そのものだからさ”といった、業界に一石を投じる皮肉のきいたセリフなど、見どころの多い作品として、視聴率6~7%を堅持。大御所の倉本が旗振り役のドラマ作りは、新たな試みとして、評判に。最近は、遊び心もみせ、倉本が、主題歌『慕情』を歌う中島みゆきと一緒に、“やすらぎの郷”の住人としてカメオ出演し、話題になった。75歳という年齢で引き受けた主演作に加えて、帯ドラマで半年放送という長丁場の作品は、石坂にとって挑戦だった。「老骨にムチを打っています(笑)。でも、60年以上、俳優の仕事をやってきて、こういう役をやれなければ、これまでの60年間を無駄に過ごしてきたことになる。(過去には仕事で)いろいろな失敗や勉強をしてきて、ノウハウもある。そうした自分がやってきたことを全部、出すことができればと思いました。今回は、スタッフも若く、(テレビの)白黒放送や(ドラマが)生放送だったことも知らない。でも、セリフとしては出てくる。キャストではわかりあえても、スタッフが知らないことがうれしかったりして、それが意外にも楽しい、と感じました」20分放送で、全130話、ほぼ毎シーンに登場するだけでなく、ナレーションも担当。セリフの量も膨大だ。過去には、『天と地と』『元禄太平記』『草燃える』の3作品の大河ドラマにも主演している。「セリフの量は、大河ドラマよりも、はるかに多いんじゃないかな」と、石坂。■野際さんとの思い出、元妻&元恋人との共演昨年10月から始まった収録を振り返って、印象的だったことに、野際さんとの共演をあげた。「共演経験のある役者さんと1対1で、芝居をするのは、すごく楽しいんです。野際さんとは、一緒のシーンが多くて、しかも長いシーンもあって印象に残っています。野際さんの(セリフの)間の取り方や言い回しを見ていると、芝居をしていても半分、観客のような気分になっていました。芝居のキャッチボールというより、芝居をしている姿を生で見られることがうれしく、贅沢(ぜいたく)な気分でした」野際をはじめ、往年の名女優たちと共演し、私生活で元妻の浅丘、元恋人の加賀に挟まれ、ドラマとはいえ右往左往するシーンもあり、僭越(せんえつ)ながら、やりにくさはなかったのだろうか?「まったくない。すごく楽しいですよ。非常に懐かしいというか、仲間うちといいますか……。向こう(2人)は、私のことが扱いやすいようで、遠慮がないみたいです。僕は、遠慮していますけどね(笑)」折り返しに入った『やすらぎの郷』は、新たな登場人物によって、大きく話の転換点を迎える。クライマックスに向けて、そのヒントは主題歌『慕情』に、集約されているという。「マラソンでいえば、もうひと山、控えています」クランクアップし、ひと足早くゴールした石坂からのメッセージ。山越えの先にある風景、見るしかなさそう。■“こもれびの郷”?何かと話題になり、反響も多い『やすらぎの郷』。石坂自身に届いた声には、笑える勘違いも。「僕は、SNSとかまったくやらないのですが、男子中学・高校の同級生が、“武藤(石坂の本名)が、(主役を)こんなにちゃんとやれるのは、人生で最後だろう”と、ブログで宣伝してやると。でも、別の同級生から“あいつ、『こもれびの郷』って、違う題名をすすめているぞ”って。娘や孫が見ているという話も聞かされて、“見たことのない女優さんだけど、魅力的”と、言っているのを聞いて、うれしかったですね」
2017年08月12日元広島東洋カープの衣笠祥雄氏(70)と山本浩二氏(70)が2月27日、都内で行われたイベント「朝日新聞ReライフFESTIVAL」でトークショーを行い、カープの伝統について語った。ユニフォームではなく、スーツを着用しての対談は初めてという2人。「『鉄人』と『ミスター赤ヘル』が語る『優勝』とは?」をテーマに、昨年25年ぶりにカープが優勝を果たしたことをはじめ、健康維持のために食生活や運動を心掛けていることなどプライベートの話題でも盛り上がり、会場は多くの人で埋め尽くされた。「もう優勝することはないだろうと思っていた(笑)」「うれしいの一言です」(衣笠)、「ありがたいことに広島に帰る機会が非常に増えた」「ファンの方と同じ気持ちで一喜一憂した」(山本)とカープの大躍進を思い返して相好を崩す。ここで司会者から「カープの伝統は?」の質問が飛んだ。これに衣笠氏は、「『球場に行けばエネルギーをもらえる』という気持ち。自分に嫌なことがあったり、仕事がうまく進まないことがあったりしても、とにかく今日は球場に行くぞと。球場で『わー!』と叫んで『よーし! これで明日もがんばるぞ』」とファンの気持ちを代弁。「広島には『野球は文化』が根付いている」と断言し、「カープが強い時は広島が元気」と影響力の大きさを説明する。この意見に同意する山本氏は、「今の球団オーナーは三代目。代々、チームをファミリー、選手を子どもと思っている。家族のような思いは、裏方さんのスタッフにも伝わるんですね。そういう気持ちが1つになって、今回の優勝につながったんだと思います」と付け加える。「お金がない球団の筆頭と言われて、我々はなかなか給料を上げてもらえなかった(笑)」と自身の現役時代を自虐的に振り返り、「今は億の世界ですから。時代が悪かったな(笑)」とボヤいて会場の笑いを誘った。衣笠氏は笑顔を見せながら、「これは絶対に言っちゃいけない。禁句なんです」とピシャリ。元MLB選手で伝説的ナックルボーラーだったフィル・ニークロ氏の名前を挙げ、「たまたま向こうで会ってね。『あなたが今の時代に現役でやっていたら1年で20億円近くもらえますね』と言ったんです。すると彼は『それを言ったら、歴史は作れない』『その時代で満足していたんだからいいんだ』」と当時のやりとりを伝える。詰めかけたアクティブ世代の多くも深くうなずき、静まり返る場内。山本氏が「心の中で抑えとけばええんやな?」と思い直すと、衣笠氏は「そう!」と声を上げつつ、「悪いけど、何億円ももらってる選手をいま見ても、俺よりうまいとは思わんもん」とニヤリ。観客からは笑いと拍手喝采が起こり、「『その強さを持て』とニークロは言っていました」とこの話題を結んだ。
2017年03月01日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳と俳優の石坂浩二がこのほど、東京・赤坂のTBSで行われた同局系クイズ特番『クイズ!ボンバーワン 秀才?凡人?おバカ?有名人常識SP』(1月18日19:00~)の収録後に取材に応じた。今回、MCとしてタッグを組む2人。田村は「ほかの番組でご一緒させていただいた時にすごく優しくしていただいた。最初会う時は怖かったですけど、会ったらすごい優しくて全部受け入れてくれる感じがしたので、今日もうまくいくだろうなと思ってました」と話し、「巨匠ですから。知識面でも、ものすごく頼らせてもらった。石坂さんの知識を聞いているだけでも、すごくためになる番組だなと思います」と語った。石坂も「さすがですよね。人からいろいろな話を引き出すというのは」と田村のMCを絶賛。「今、いろんなジャンルの方が司会をされているが、彼は独特なものを持っている。ツッコミもある程度のところで止まる…うまいなと思う」と称え、「まだ可能性を多く秘めているところが魅力。もしこの番組がレギュラー化したら、一緒に見ているときっとどんどん伸びていく。それを間近で見られるという幸せ…期待がありますね」と伸びしろに太鼓判を押した。石坂の評価を聞いて、田村は「伸びしろがあるってめちゃめちゃいい。43歳なんですけど、止まっているのかと思っていたらまだ伸びしろがあるって。頑張ろう」と感激。石坂が「あと30年くらい伸びる」と加えると、「そんな伸びます?」と驚き、「うれしいです」と喜んだ。同番組は、頭の片隅に埋もれている"残り1つ"を思い出して答えるクイズ番組。収録前に行った常識テストの結果を踏まえて、実力が均等になるようにゲストをチーム分けし、なかなか思い出せない"残り1つ"をチームで協力し合って回答する。
2017年01月16日石坂浩二主演の中高齢の視聴者向けの新たな帯ドラマ「やすらぎの郷」。この度、新たなキャストとして常盤貴子、草刈民代、松岡茉優らの出演が明らかになった。菊村栄(石坂浩二)は単身、海を臨む山の斜面にひっそりと建つ、「やすらぎの郷La Strada」を訪れた。ここは大手芸能プロダクション“加納グループ”の総帥・加納英吉がグループを突如解散した後、私財を投じて作ったテレビに功績があった者だけが入れる無料の老人ホーム。しかし、加納本人は姿を見せることがなく、施設を仕切るのは、加納の長女・名倉みどり(草刈民代)と、みどりの夫で元大学病院院長の名倉修平(名高達男)だった。会員になるにはただひとつ資格が必要で、それは全盛期の映画・テレビを真剣に支えた役者、監督、ミュージシャン、アーティストであること、というものだった。菊村もある時代、一世を風靡したシナリオライターだった。実は、認知症の元女優の妻・律子(風吹ジュン)の介護にほとほと疲れ果てたとき、みどりから、突然の誘いを受けたのだ。みどりとは面識がなかったが、“加納英吉の娘”という言葉を信じた。何よりも「やすらぎの郷La Strada」という名称は、芸能界に長く籍を置く者なら一度は聞いたことがあるうわさだった。費用は無料で、万端の設備で老夫婦を迎え入れると言われ、入所を決意した矢先、その妻は亡くなってしまった。その部屋でひとり暮らすことを決意し、足を踏み入れた菊村。そこで見たのは、もはや記憶から消えかけていた昔の全盛期のテレビの人たちだった。夢か幻を見ているような呆然たる菊村に笑みを向けてきたのは、往年の大女優、大俳優たち。こうして、菊村の新たな生活がはじまって…!?本ドラマは、中高齢の視聴者に向けてテレビ朝日が新設する帯ドラマ枠=“シルバータイムドラマ枠”で放送する作品の第1弾。かつて一世を風靡したシナリオライター・菊村栄を中心にホームに入居した往年の大スターたちの姿を描き、家族、財産(遺産)、過去への想い、恋、死への恐怖、芸術への心残りなど多岐に渡るテーマをユーモラスに描いていく。キャストには、主演の石坂さんを始め、浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、藤竜也、ミッキー・カーチス、八千草薫、山本圭ら名だたる名優たちが出演しているのも注目だ。そんなベテラン勢に加え、新キャストが決定!数々の作品で確かな存在感を放ってきた常盤さんは、「やすらぎの郷La Strada」のコンシェルジュ・松岡伸子役で出演。倉本聰作品初参加となる常盤さんは、「私がこの作品に惹かれたいちばんの理由は、そうそうたる大スターの皆さまとご一緒できるということ。何をおいても絶対に参加したいと思いました」と大先輩たちとの共演に胸を躍らせている様子。とにかく脚本が楽しいと話す常盤さんは「 『このシーン、面白いよね』などと皆さんで話しながら撮影を重ねられるのは、幸せなことだなと思います」と楽しんで撮影が行われているようだ。そんな常盤さんに対して主演の石坂さんは、「常盤さんたち若い世代の方々は、僕らと違って物心ついたときにはすでにテレビが存在してドラマも放送されていたこともあって、立派に堂々とお芝居なさるのが本当にスゴイと思います。…若い俳優さんたちに向けてのエールですか?いえいえ、“年寄りたち、頑張れ!”って逆にエールを送ってもらいたいぐらいです(笑)」とコメントを寄せている。また、施設内のバー「カサブランカ」で働く明るいバーテンダー・財前ゆかり役には、若手注目女優の松岡さんが抜擢。いつも笑顔で周囲を和ませるゆかりは、入居者から“ハッピーちゃん”というあだ名が付けられているという役柄だ。同じく倉本作品初参加となる松岡さんは、「私では到底思い及ばない、様々考えが盛り込まれた脚本で、1冊1冊に感動しています。また、いつかは共演してみたいと夢見ていた方々が集結する中に参加できることは、とても光栄に思います」とひとつひとつが刺激になっていると語った。さらに、「やすらぎの郷La Strada」創設者の娘で施設の理事を務める名倉みどり役を草刈さん、主人公・菊村の亡き妻・律子役を風吹ジュン、名倉みどりの夫で、「やすらぎの郷La Strada」の理事長を務める名倉修平役を名高達男が務める。「やすらぎの郷」は2017年春、テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年12月22日テレビ朝日が、2017年より中高齢の視聴者に向けた新しい帯ドラマ枠を創設することを発表。その第1弾として、石坂浩二主演で贈る倉本聰氏脚本のオリジナルドラマ「やすらぎの郷」を放送する。倉本氏は、近年、夜のゴールデンタイムは若者向けが多く大人の見るドラマが少ないという現状に対し、ゴールデンタイム以外の放送枠で毎日放送する、“大人のためのドラマ”を企画。その企画に対し、テレビ朝日がゴールデンタイムならぬ“シルバータイムドラマ枠”を設けることを決めたという。「やすらぎの郷」の舞台は、“テレビ人”向けの老人ホーム。かつてのテレビ界を支えた俳優、作家、ミュージシャンらが集っている…という斬新な設定だ。主演の石坂さんが演じるのは、シナリオライター・菊村。そこに、“かつての大女優”たちとして、事実、大女優である浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫らが菊池を惑わし、同じく翻弄される男性陣に藤竜也、ミッキー・カーチス、山本圭と、豪華なキャスティングが実現している。家族、財産(遺産)、過去への想い、恋、死への恐怖、芸術への心残りなど、多岐に渡るテーマで「やすらぎの郷」というタイトルとは裏腹に、まったくやすらぐことのできない日々に翻弄される主人公・菊村の姿をユーモラスに描いていく。作品随所に、倉本氏からのテレビ界に対する提言や珠玉のメッセージもちりばめられ、まさに“大人の、大人による、大人のための”ドラマを展開する。倉本氏が同局のドラマを執筆するのは、「祇園囃子」(2005)以来。現在81歳の倉本氏が、長年に渡って芸能界、特にテレビドラマに関ってきた経験のすべてを、このドラマに注ぎ込むという。今回の企画について倉本氏は「年配者や大人たちが安心し、かつ見やすい時間帯に、シルバータイムともいうべき彼らのためのドラマ枠があってしかるべきではないのか…。そんな思いから、構想を樹てました」とし、作品については「暗い話には絶対にしたくない。明るいこと。しみじみとしていること。悲しいこと。そして、あくまで笑えること。『人生は、クローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇である』(チャールズ・チャップリン)そんなドラマを創りたいと思います」とコメントしている。主演を務める石坂さんは、倉本氏の脚本の面白さに惹かれ、さらに同局の初の試みに参加できることに対し喜びを感じながら、本作について「倉本先生が今までどんな気持ちで…想いで…、仕事に向き合って来られたか…本当に良く感じることが出来ます。そんな大切な想いを壊すことのないよう大切に演じていきたいと思います」と意気込み。また石坂さんと同世代であるベテラン俳優陣たちとの共演には、「我々の世代はテレビの歴史でいろんな初めてを経験してきました。そんな仲間たちと芝居が出来る…というのは、やはり醸し出す空気が自然といつもとは違うのだろうな…と楽しみに思っています」と心境を明かした。「やすらぎの郷」は2017年春よりテレビ朝日で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日テレビ朝日が来年春から、ゴールデンタイム以外の放送時間帯で、新たな帯ドラマ枠を創設することが29日、分かった。第1弾は、倉本聰脚本・石坂浩二主演の『やすらぎの郷』を、2クール(半年)放送する。物語の舞台は、"テレビ人専用の老人ホーム"。俳優や作家、ミュージシャン、アーティストたちといった、かつての大スター集団によって繰り広げられる喜劇作品だが、家族、財産(遺産)、過去への思い、恋、死への恐怖、芸術への心残りなど、さまざまなテーマを描いていく。石坂が演じるのは、脚本の倉本氏自身を想起させる、シナリオライター・菊村栄。「倉本先生の書かれた脚本の面白さにひかれていて、この企画に参加できることを大変うれしく思っています」と喜びを語る。そんな菊村を惑わす、かつての大女優たちを演じるのは、石坂の前妻である浅丘ルリ子のほか、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫ら。菊村とともに彼女たちに翻弄される男性陣に、藤竜也、ミッキー・カーチス、山本圭という、豪華出演陣がそろう。今回のドラマは、夜のゴールデンタイムに若者向けドラマが多く放送される一方で、大人が楽しめる作品が少ないという現状を受け、倉本氏が企画。この提案をテレ朝が受け、ゴールデンタイムに対抗した"シルバータイムドラマ枠"が作られることになった。クランクインは今秋を予定しているが、朝帯になるのか、昼帯になるのかなど、時間帯については調整中だ。倉本氏は「暗い話には絶対にしたくない。明るいこと。しみじみとしていること。悲しいこと。そして、あくまで笑えること。『人生は、クローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇である』(チャールズ・チャップリン)。そんなドラマを創りたいと思います」と意気込みを語っている。
2016年06月30日俳優の石坂浩二が、7日に放送されたフジテレビ系『アウト×デラックスアウトスプリングSP』(22:00~)で、「"例のプール"に住んでいた」という都市伝説を否定した。マツコ・デラックスが「オンエアできなくてもいいから」と、どうしても聞きたかったのは、"例のプール"がある新宿のマンションに石坂がかつて住んでいたかどうか。"例のプール"とは、貸しスタジオ内にあるプールのことで、ドラマや映画、セクシー系の作品にも頻繁に使われていることから有名スポットに。巷ではそこに石坂が住んでいたのではないかと噂されていたという。石坂は「よくぞ聞いていただいた」とうれしそうに話し、「間違いです」と否定。「あそこは市川崑さんがいたの」「賃貸です」と情報を修正し、「その下(の階)に僕はいた」と説明。この噂をよく確認されるようで、最近ではお笑い芸人・とにかく明るい安村からも「石坂さん。あそこに住んでいたんですか?」と聞かれたという。"例のプール"にピンと来ていない様子のナインティナイン・矢部浩之に、マツコは「"例のプール"と検索すれば出るから。見て!」と必死に訴えていた。
2016年04月08日俳優の石坂浩二(74)が、7日に放送されたフジテレビ系『アウト×デラックスアウトスプリングSP』(22:00~)にゲスト出演し、元妻で女優・浅丘ルリ子(75)について語った。1971年に結婚した2人。世紀のビッグカップルに日本中が沸いたが、結婚30年を目前にした2000年に離婚し、ツーショット会見を開いた。このことについて石坂は、「(会見を)2人でするほうがいいかなと思って」と説明。浅丘と話し合って決めたという。現在でも連絡は取り合っており、話題は主に仕事のことなど。石坂は「僕は師匠みたいに思っているんですよ。ものすごく芝居のうまい人でしたからね」と褒め、「ずいぶん盗んだ、といったら変ですが、彼女の芝居から勉強させてもらうところがあって」と手本としていたことを明かした。レギュラー出演中の南海キャンディーズ・山里亮太が気になるのは、人気絶頂時の「女遊び的なこと」。これについては、首をかしげて「そういうのはあまりないですね」と否定していた。
2016年04月08日俳優の石坂浩二(74)が、7日に放送されたフジテレビ系『アウト×デラックスアウトスプリングSP』(22:00~)にゲスト出演し、かつて司会を務めた同局系トーク番組『スター千一夜』(1970年~73年)がノーギャラだった理由を語った。デビューからの経歴を振り返る中でこの話題になり、石坂は「これはちょっと話が長くなる」と苦笑い。当時、「ある作家」の絵に心を奪われ、「死ぬまでにデッサンでも何でもいいから持ちたい」と思っていた中、ある日、岐阜の画商から入手したという知らせが届く。価格は1,500万円だった。すぐに購入しようと思ったものの、手元にあるのは500万円。そこで石坂はフジテレビに「バンス(前借り)をお願いできないか」「1,000万円貸してもらえないでしょうか」と持ちかけ、その結果、『スター千一夜』の出演料から1,000万円を分割で差し引いていくことに。結局、『スター千一夜』の出演だけでは返しきれず、フジの昼ドラ『人間の條件』(1976年)のナレーションで完済。同作の収録は調布で行われ、自宅から遠方であることに不満を抱いていたところ、タクシー代だけは出してもらうようになったという。ちなみに、1,500万円の絵は東京の画商に本物かどうか鑑定をしてもらった上で慎重に購入。今でも大切にしているという。
2016年04月08日俳優の石坂浩二が、29日のテレビ東京系バラエティ番組『開運! なんでも鑑定団』(毎週火曜20:54~21:54)で、22年にわたって司会を務めてきた同番組に感謝の言葉を語った。石坂は、1994年の番組スタート以来、司会を務めてきたが、この日の放送で降板。4月7日にスタートするBSジャパンの兄弟番組『開運! なんでも鑑定団 極上! お宝サロン』(毎週木曜21:00~21:54)の司会に"異動"することになっている。今回の降板の背景には、番組プロデューサーとの確執があり、発言が意図的にカットされているという報道もあったが、この日の放送では、ゲストの作家・山口恵以子が「(番組を)初回からずっと見ていたんです!」と話すも、オープニングから特に降板について触れず、その後も石坂の発言はほとんどなかった。そして、エンディングで、石坂から「長い間ありがとうございました」とあいさつ。これまでの22年間の出演シーンが映し出される中で、「いやぁ、色んな物を見せていただいて大変うれしかったです。ひどいものを見たときにも、その陰に面白い話があったりして、やっぱり物を集める方の力というものを感じましたね」と振り返った。また、この日の放送で、2代目アシスタントとして21年半にわたって出演してきた吉田真由子も卒業。吉田は涙を見せながら「始めた時は10代だったので、司会の(石坂と島田紳助)の2人があまりにも先輩で緊張して何も話せなかったら、(紳助に)"日本一やる気のないアシスタント"と言われまして…。あれは緊張して黙ってたんです」と弁解したが、司会の今田耕司から「やる気だけは僕、いまだに感じませんからね」とひと言。あらためて、「これまでも私はマイペースで頑張っていきたいと思います」とあいさつし、最後に今田から石坂と吉田に花束が贈呈された。4月からは、新たにフリーアナウンサーの福澤朗が加入し、引き続き司会を務める今田とのタッグで、新生『鑑定団』がスタートする。
2016年03月29日俳優の石坂浩二が、22年間にわたって司会を務めてきたテレビ東京系バラエティ番組『開運! なんでも鑑定団』(毎週火曜20:54~21:54)を、きょう29日の放送で卒業する。この日は、両親が50年前に友人から借金を頼まれた際に、そのカタとして受け取ったというお宝が登場。あまりに巨大で箱から出し入れするのも大変だそうだが、最近調べてみると有名な日本画家の作品だったことが分かり、今回鑑定が依頼された。ゲストには、松本清張賞作家の山口恵以子氏が出演する。石坂は、4月7日スタートのBSジャパンの兄弟番組『開運! なんでも鑑定団 極上! お宝サロン』(毎週木曜21:00~21:54)の司会に"異動"することになっており、今夜の放送のエンディングでは、番組開始当初からの司会者である石坂に対して、感謝を伝える模様も流される。なお、この日の放送で、2代目アシスタントとして21年半にわたって出演してきた吉田真由子も番組を卒業。4月からは、新たにフリーアナウンサーの福澤朗が加入し、引き続き司会を務める今田耕司とのタッグで、新生『鑑定団』がスタートする。
2016年03月29日タレントの青田典子が11月17日(日)、都内で開催された映画『グリフィン家のウェディングノート』の試写会上映前のトークイベントに登場。歌手の玉置浩二との結婚生活について語った。ロバート・デニーロ、アマンダ・セイフライドら豪華キャストが集い、次男の結婚式のために久々に一堂に会した風変わりな一家の姿をコミカルかつ大胆に描いた本作。青田さんはデニーロが演じた気ままな芸術家肌の父親役を「ガサツで奔放」と評し、「種類が違うけど身近に…私の隣にもいます(苦笑)。芸術家という、新しいものを生み出す人にはこういう奔放さが必要なのかも」と、デニーロの姿に夫の玉置さんを重ね合わせ理解を示す。映画については「出てくる言葉は“シモ”ばかりなんですが(笑)、オープンなので爽やかにすら感じる。そこまで言ってもらうと赤裸々過ぎて気持ちいいです」と語る。劇中の次男の結婚式は庭園で催されるが、青田さんと玉置さんも屋外の庭園で婚礼を行なった。この日は、結婚情報誌の読者も招待されていたが、青田さんは「(玉置さんの故郷である)旭川の庭でやったんですが、自然の中で誓いをするというのは大地に繋がっている気がしておススメです!」と語った。また、結婚式の先の結婚生活については「家族であるということで大切なのは日常。サエない日でも喜びを見つけるのが家族。小さな幸せをいつも探すようにしています」と語る。特に青田さんが重視しているのが食事。「食事は無言の繋がりを感じるし、愛情表現だと思うので頑張って作っています」とニッコリ。玉置さんの反応を尋ねると「いつも『美味しい』と全部食べてくれるので作りがいがあります」とノロケた。映画では家族それぞれののっぴきならない“秘密”が次々と明らかにされていく。青田さん自身、玉置さんとの結婚を前に互いの過去や秘密を共有する時間を作ったという。「彼は50代で私も40代ですので。これまで生きてきた人生を互いに告白し合いました。それがないと乗り越えられないと思った」と語る。相手の告白に対し「それはどうなんだろう?と思うこともあってけど、人と人の絆が生まれたと思います。良かったです」と明かした。青田さんが順風満帆な結婚生活を送る一方で、大親友である国生さゆりは昨年の“バレンタイン婚”から1年とちょっとで離婚に至った。青田さんは、国生さんと会う機会も多いようで「離婚というのはマイナスに向かって力を使うことですが、やりきって納得したら女性は一皮むける。前向きでよかったし、仕事を頑張っていくんじゃないかと思ったし、新たな魅力を感じました」と語った。『グリフィン家のウェディングノート』は11月29日(金)より公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:グリフィン家のウエディングノート 2013年11月29日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国(C) 2012 WEDDING PRODUCTIONS, INC. All Rights Reserved.
2013年11月18日映画『図書館戦争』の完成披露試写会が3月19日(火)、都内劇場で開催され、上映前の舞台挨拶に岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、栗山千明、石坂浩二、佐藤信介監督が登壇した。有川浩の人気小説の実写版。検閲が法律で認められた近未来の日本を舞台に、図書館および表現の自由を守るべく戦う“図書隊”の活躍、鬼のような上官と新人女性隊員の甘酸っぱい恋模様を描き出す。岡田さんはこれから完成した作品を初めて鑑賞するファンを前に「今日は僕たちにとって特別な日。たくさんの人に愛されている『図書館戦争』の映画化ということで、みなさんの声に応えられるように頑張ったつもりです。愛あるキャスト、スタッフとこの作品に携われて嬉しいです」と強い思いを口にする。榮倉さんも「有川さんの大切な作品の大切な映画化のキャストを任せてもらえて嬉しかった」と語り、ひと足先に鑑賞した映画について「自分が出ている映画と思えないくらいのめり込んだ。早くみなさんに観てほしいという気持ちです」とアピール。田中さんも「カッコいいアクションがいっぱいあってスカッとする映画なのに、気づいたらなぜだか分からないけど涙が流れていました。胸を打つものがたくさんある作品です」と頷く。石坂さんが演じた仁科という役は映画オリジナルの役柄。有川さんは原作に登場する図書隊を創設した稲嶺というキャラクターに関して、故・児玉清をイメージて執筆したが、児玉さんの逝去を受けて今回の映画では、稲嶺はすでに亡くなっており、その思いを引き継いだ仁科が図書隊を設立したという設定になっており、児玉さんは劇中写真で登場する。石坂さんは児玉さんと共演したドラマ「ありがとう」に触れ「児玉さんは私の兄貴役であり、それ以来お付き合いさせてもらいました。(児玉さんの代わりの役は)荷が重いと思いつつやりました。(2人が)並んだ写真は合成ですが、胸を打つものがありました」としみじみと感慨を語った。登壇陣はそれぞれ、撮影中や完成した映画で“胸がときめいた”瞬間を告白。岡田さんは、完成した映画を観終えた有川さんがトイレに籠もって号泣したというエピソードを明かし「原作を大事にやって来たことが伝わって『よかった』と胸がときめきました」とホッとした表情。榮倉さんは撮影をふり返り「徹夜に近い日が何日もありましたが、監督がニコニコしながら『夏まで撮りたい』と言ったのを聞いて胸をわしづかみにされました(笑)」と語った。栗山さんは自身が演じた柴崎に関して「アニメ版の柴崎が私に似ていると言われて見てたんですが、有川先生がアニメ化するときに『(栗山さんを)モデルにしてほしい』と言ってくださったと聞いて嬉しかったです」と原作者からのご指名に胸キュンしたようだ。福士さんは「岡田さんにときめきました!」と告白。柔道シーンの撮影で、格闘技に造詣の深い岡田さんが福士さんに様々な技を伝授したそうだが、岡田さんはそんな福士さんを見やり「かわいいんですよ。現場でも『新人なんで立ってます』と言って座らないんです」と明かす。岡田さんによると、完成した映画に対する福士さんの感想にその場にいたスタッフは胸をときめかせたとのこと。岡田さんのムチャぶりで、福士さんはそのときの様子を舞台上で再現。観客からの「どのくらい面白かったの?」という声に合わせて福士さんは両手をいっぱいに広げて「このくらい!」とニッコリ。19歳の初々しい後輩のかわいらしい感想に榮倉さんらも大笑いしていた。『図書館戦争』は4月27日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:図書館戦争 2013年4月27日より全国東宝系にて公開
2013年03月19日