ホワイトデーである2023年3月14日に、お笑いコンビ『ブラックマヨネーズ』の小杉竜一さんがInstagramを更新。「バレンタインチョコのお返し」として、吉本総合芸能学院(通称・NSC)の卒業公演をした当時の写真と、現在の姿を投稿しました。打ち上げで撮影された、若かりし頃の写真を見た人たちから、驚く声が上がっています!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ブラマヨ小杉(超絶本人)(@kosugilive)がシェアした投稿 若かりし小杉さんは、どこか凛とした表情をしていますね。ハイボールを片手に、ほろ酔いでほほ笑む現在の1枚と比べると、違いは歴然。何度も見たくなるビフォーアフターに、このようなコメントが殺到しています。・どこのイケメン?・同一人物!?・なんでこの時、ジャニーズに応募しなかったんですか!・ビフォーアフターの見ごたえがすごい。・今の小杉さんも大好きですよ!現在の、柔らかく笑う小杉さんが好きな人も多い様子。いろいろなことを経験したからこそ、深みを増した雰囲気というものはあるでしょう。2枚の写真から、小杉さんの歩んできた人生が感じられますね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月14日いきなりの首位攻防戦だ。2週間ぶりに再開となる『明治安田生命J1リーグ』で13勝6分3敗・勝点45の首位横浜F・マリノスと11勝7分4敗・勝点40の2位鹿島アントラーズが激突。第23節にして、今後のV戦線を大きく左右する重要な一戦と言えよう。30年間唯一J1の舞台で対戦が続くオリジナル10同士による“The CLASSIC”はより大きな意味を持つ。横浜FMは第14節までチーム最多得点をマークしていたCFアンデルソン・ロペスが6試合出場停止となり第15節以降の成績が危ぶまれたが、代わりに入ったレオ・セアラが救世主となった。それまでわずか1得点だったレオ・セアラは第15節・京都サンガF.C.戦から8戦9発の大爆発。チームの6連勝、そして8試合負けなしの原動力となった。ただ、ここ2試合連続の引き分けは気になる。第21節・セレッソ大阪戦は数少ないチャンスを効果的に決められて0-2。チャンスは作れどゴールが遠い展開に敗戦ムードが漂い始めたが、79分こぼれ球に詰めた右ウイング仲川輝人の決定機を阻止した左SB山中亮輔が退場。84分セアラがPKを冷静に沈めて1-2。アディショナルタイムにはボランチ岩田智輝のふわりとしたクロスにセアラがヘディングシュートを合わせて2-2。連勝は6で止まったが、敗戦濃厚な雰囲気を払拭し、勝点1を手繰り寄せた。第22節・サガン鳥栖戦も仲川がPKを獲得。17分仲川が右サイドからボックス内へドリブルを仕掛けると、相手DFはたまらずファウル。18分キッカーを務めたセアラが真ん中を撃ち抜き先制。1点を先取しペースを掴んだかに見えた横浜FMだが、鳥栖は怯まず。6分後に同点弾を献上し、59分にはCKから逆転を許す。追う展開となった横浜FMは64分にアンデルソン・ロペス、エウベル、マルコス ジュニオールの3枚代え。ゴールへの圧力を高めるもGKパク・イルギュの好守に得点を阻まれる。それでも横浜FMは85分、右SB松原健のクロスを仲川に代わって右ウイングに入った水沼宏太が技ありバックヘッドでゴールネットを揺らした。この2戦連続の2-2を首位を走るチームの底力と見るか、神通力が弱まったと取るかは意見が分かれるところだろう。対する鹿島だが、こちらは完全に足踏み状態に陥っている。第14節以降、2勝6分1敗。3試合連続ドロー中である。第20節・C大阪戦は35分にオウンゴールで先制されるもアルトゥール・カイキのヘディングで前半の内に同点に追い付く。後半早々に鈴木優磨が個人技の高さを見せ逆転するも、70・77分とカウンターから立て続けに失点。89分にエヴェラウドがオーバーヘッドのゴラッソを決めて3-3。劇的ゴールにボルテージは上がったが、もったいない失点が気になるゲームとなった。続く北海道コンサドーレ札幌戦はハイテンポに攻め合うもスコアレスドロー。前節・ヴィッセル神戸戦も後半早々に大迫勇也に先制弾を決められて追う展開に。58分鈴木のクロスをエヴェラウドがヘッドで押し込んで同点と思いきや、相手DFにボールは跳ね返された。60分にはCBキム・ミンテが2枚目のイエローを受け退場となる苦しい状況に追い込まれた。それでも鹿島は諦めず。87分左SB広瀬陸斗の大きなサイドチェンジをボックス内の鈴木がヘッドで折り返すと、走り込んだ右MF和泉竜司がボレーシュート一閃。試合終了のホイッスルとともに両チームの選手たちがピッチに倒れ込む消耗戦は1-1で終わった。7月13日『天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会』ラウンド16でガンバ大阪を2-0で撃破した試合後、「今日はチームが明るくなる材料が非常に多かったと個人的に感じている。エヴェがゴールを取れて僕自身もうれしいし、悩んでいた安西(幸輝)のこともうれしいし、(ディエゴ・)ピトゥカもここで完全復活という意味で決めてくれてうれしい」と手応えを口にした鈴木だが、16日・神戸戦後では「また同じ繰り返しかと個人的に思う。こういう試合をここ最近ずっとやっているので、追い付いたという評価は僕の中でもうさすがにできない。これを勝点3に変えるのが勝つチーム、優勝するチームだと思う」と悔しさを露わにした。第23節が続けて行われていたら、横浜FM有利は動かないところだろう。だが、『EAFF E-1 サッカー選手権 2022』決勝大会によって2週間の中断期間があり状況は変わった。ご存じ、横浜FMは水沼宏太、宮市亮、西村拓真、岩田智輝、藤田譲瑠チマ、畠中槙之輔、小池龍太の7人を日本代表に送り出し、鹿島からは選出はなし。7月27日・韓国戦は宮市を除く6人が先発出場し、岩田、畠中、小池はフル出場。途中出場した宮市は右ヒザをケガした。韓国代表を3-0で粉砕し、4大会ぶり2度目の『E-1』優勝を獲得した自信は計り知れないが、疲労は確実に蓄積している。マスカット監督が代表組をどのように起用するか注目される。一方の鹿島はチーム全員でみっちり2週間F・マリノス対策を叩き込み天王山に臨むわけではない。ケガ人に新型コロナウイルス陽性者が重なり、思うようにトレーニングを消化できなかった。ここで万全を期しておきたかったレネ・ヴァイラー監督としては思惑が外れた格好だが、代表7人を欠いた横浜FMよりは有意義な時間を過ごしたことだろう。ベストではなくとも、ベターな準備は施してきた。リーグ戦の通算成績を振り返ってみると、鹿島が34勝8分23敗と勝ち越し。直近6試合でも5勝1敗と鹿島が圧倒する。昨季までは5連勝。しかも合計16ゴールを量産している。鹿島がカウンターからハイラインの裏のスペースを突いてゴールラッシュを見せていたのだ。ただ、5連勝中に5戦連発となる計6得点と横浜FMキラーぶりを見せ付けていた上田綺世は新天地へ旅立った。さらに前回の対戦では、横浜FMがやり返した。4月10日・カシマスタジアムでの第8節。リーグ戦5連勝中の鹿島が好機を連発する。25分鈴木優磨の右クロスにアルトゥール・カイキが高い打点のヘッドを合わせるも惜しくもクロスバーを叩き、41分GKクォン・スンテのパントキック一本からFW上田が抜け出すもシュートはGK高丘陽平の正面を突いた。52分MF樋口雄太の右CKをCBに入った三竿健斗がニアで合わせるも、こちらも高丘が好セーブ。チャンスの数では横浜FM、決定機の数では鹿島が上回る試合展開の終盤、試合が動いた。82分永戸勝也のCKをフリーのCFアンデルソン・ロペスがドンピシャヘッドをズバリ。ここから横浜FMのゴールショーがスタート。89分に途中出場のエウベルの作り直しのクロスをトップ下・西村が滞空時間の長いヘディングシュートを放ち勝負あり。アディショナルタイムにはエウベルの縦パスにレオ・セアラが折り返しのラストパス、ゴール前に走り込む宮市が気になったのか、オウンゴールを誘った。試合後、ケヴィン・マスカット監督が「エクセレントな試合だった。選手たちが素晴らしいメンタルを見せ、強さが出してくれた。ボールを支配しようとして、いい結果につながった。繰り返しになるが、メンタルの強さが出た試合となった」と胸を張った。果たして、横浜FMがダブルを達成し首位固めに入るのか、鹿島が勝点差を詰めて再び混戦に持ち込むのか。明治安田J1』第23節・横浜FM×鹿島は7月30日(土)・日産スタジアムにてキックオフ。当日は城彰二、鈴木隆行、波戸康広らで構成されたチームBLUEと栗原勇蔵、兵藤慎剛、坂田大輔が名を連ねるチームWHITEが対戦する『横浜F・マリノス30周年記念OBマッチ supported by #命つなぐアクション』や波戸アンバサダー、栗原クラブシップ・キャプテンとともに鹿島の中田浩二クラブ・リレーションズ・オフィサーによる『レジェンドトークショー』を展開。チケットはチケットF・マリノス(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。
2022年07月29日長野・軽井沢にある「ホテル鹿島ノ森」がリニューアルオープンします。「ホテル鹿島ノ森」リニューアルオープン旧軽井沢の閑静な別荘地にあり、日本を代表する避暑地として多くの人々を魅了してきた「ホテル鹿島ノ森」。1万坪もの広大な敷地に佇むホテルの周りには、野鳥やリスが住み着くほど自然豊かな森が広がります。アースカラーで統一したナチュラルな客室へそんな「ホテル鹿島ノ森」が、森に溶け込むような外観や開業以来使用しているクラシカルなルームナンバープレートなどはそのままに、客室をより一層ナチュラルな空間へとリニューアルすることに。客室内のインテリアは大理石などの天然素材を使用し、色味もアースカラーで統一。窓のフレームは細いものを使用することで、部屋にいながらも自然美溢れる景色に入り込んだかのような没入感を楽しめるように仕上げられています。さらに、バスルームとトイレを独立させるなど水回りも一新されています。軽井沢の川魚や果実を使用した料理食事は従来通り、信州・軽井沢の川魚や果実、世界各地から厳選した食材を使用した料理を用意。創業以来 、レストラン「コンチネンタルルーム」で提供している「鹿島 ノ 森特製 虹鱒の燻製」をはじめ、素材と味付けにこだわった絶品料理を提供。【詳細】「ホテル鹿島ノ森」リニューアルオープンリニューアルオープン日:2021年7月16日(金)住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢 1373-6■プラン例<2021年7月リニューアルオープン>シンプルステイ(室料のみ)価格:大人1名 11,685円~、合計 23,370円~定員:1~2名※エキストラベッドは利用できない部屋の特徴:広さ 31平方メートル、ベッドサイズ 幅110cm×長さ200cm設備:Wi-fi完備(無料)、ミネラルウォーター、セーフティーボックスチェックイン:15:00~19:00チェックアウト:~12:00【予約・問い合わせ先】TEL:0267-42-3535
2021年08月17日長野・軽井沢にある「ホテル鹿島ノ森」がリニューアルオープンする。「ホテル鹿島ノ森」リニューアルオープン旧軽井沢の閑静な別荘地にあり、日本を代表する避暑地のホテルとして多くの人々を魅了してきた「ホテル鹿島ノ森」。1万坪もの広大な敷地に佇むホテルの周りには、野鳥やリスが住み着くほど自然豊かな森が広がる。アースカラーで統一したナチュラルな客室へそんな「ホテル鹿島ノ森」が、森に溶け込むような外観や開業以来使用しているクラシカルなルームナンバープレートなどはそのままに、客室をより一層ナチュラルな空間へとリニューアルすることに。客室内のインテリアは大理石などの天然素材を使用し、色味もアースカラーで統一。窓のフレームは細いものを使用することで、部屋にいながらも自然美溢れる景色に入り込んだかのような没入感を楽しめるように仕上げた。さらに、バスルームとトイレを独立させるなど水回りも一新した。軽井沢の川魚や果実を使用した料理食事は従来通り、信州・軽井沢の川魚や果実、世界各地から厳選した食材を使用した料理を用意。創業以来 、レストラン「コンチネンタルルーム」で提供している「ホテル鹿島ノ森特製 虹鱒の燻製」をはじめ、素材と味付けにこだわった絶品料理を提供する。【詳細】「ホテル鹿島ノ森」リニューアルオープンリニューアルオープン日:2021年7月16日(金)住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢 1373-6■プラン例<2021年7月リニューアルオープン>フルコースディナー付プラン【2食付】価格:スタンダードツイン 大人1名 27,075円~、合計54,150円~定員:1~2名※エキストラベッドは利用できない部屋の特徴:広さ 31平方メートル、ベッドサイズ 幅110cm×長さ200cm設備:Wi-fi完備(無料)、ミネラルウォーター、セーフティーボックスチェックイン:15:00~19:00チェックアウト:~12:00【予約・問い合わせ先】TEL:0267-42-3535
2021年07月29日あま~い季節にお届けするポッドキャスト「三越伊勢丹ラジオショコラ」を1月20日より限定配信いたします。テレワークを導入する企業の急伸や、ステイホームによるおうち時間の増加に伴い、「目を奪われず」「ながら聴き」ができるため、急速成長するオーディオメディアによる新しい形のコミュニケーションです。ショコラ好きのみならず、新感覚でショコラを楽しめる時間をお届けいたします。パーソナリティには人気声優の西山宏太朗さんを迎え、バレンタインシーズンにかけて、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越で開催される「サロン・デュ・ショコラ」や「スイーツコレクション」といったイベントの魅力をはじめ、ショコラのトレンド情報や新情報、ゲストに注目のショコラティエやバイヤーを迎えてのトークなどを繰り広げます。またリスナーの皆さまへプレゼント企画も予定。全8回、期間限定配信「三越伊勢丹ラジオショコラ」。ぜひこの機会にチョコレートの世界に浸ってはいかがでしょうか。「三越伊勢丹ラジオショコラ」【URL】日時:2021年1月20日(水)午前10:00~2月14日(日)午後8:00まで(1月15日(金)より西山宏太朗さんの予告ムービーや音声もお楽しみいただけます。)<サロン・デュ・ショコラ> 全4エピソード(各回午前10:30更新)Vol.1「お気に入りのチョコレートの見つけ方。サロン・デュ・ショコラPART1前編」1月20日(水)Vol.2「今回が初出展!話題の東京発のショコラティエ。 サロン・デュ・ショコラ PART1 後編」1月22日(金)Vol.3「バイヤーのイチオシが凝縮。『セレクションボックス』に迫る。サロン・デュ・ショコラPART2前編」1月27日(水)Vol.4「職人技を感じる、注目のショコラティエが登場! サロン・デュ・ショシラ PART2 後編」1月29日(金)<スイーツコレクション> 全4エピソード(各回午前10:30更新)Vol.5 「チョコレートをラブレターにかえて。銀座三越スイーツコレクション」1月30日(土)Vol.6 「チョコレートから、あんこまで? 日本橋三越本店スイーツコレクション」2月2日(火)Vol.7 「チョコレートのある暮らしは、おいしい。伊勢丹新宿店スイーツコレクション」2月5日(金)Vol.8 「ここでしか味わえない、スイーツコレクション珠玉の一品をご紹介。」2月8日(月)西山宏太朗さんプロフィール西山宏太朗 声優/アーティスト学園ベビーシッターズ (鹿島竜一 役)やアイドリッシュセブン (棗 巳波 役)など、デビュー以降数々の作品に出演。2018年には第12回声優アワードにて新人男優賞を受賞。声優として活躍する中、2020年10月にミニアルバム「CITY」にてアーティストデビュー。プレゼント企画もご用意!三越伊勢丹ラジオショコラをお聴きの方に抽選で各回1名さまに西山宏太朗さんのサイン色紙と三越伊勢丹ラジオショコラ一押しのチョコレートをプレゼント!ホームページの専用フォームから、番組への感想やメッセージをお送りいただきご応募ください。お申し込みはこちらから↓【URL】サロン・デュ・ショコラとは世界最大のパリ発のチョコレートの祭典。1995年より開催されており、各国から有名なショコラティエやパティシエなどが多数参加。また、カカオ生産者やチョコレートの機械製造者など、チョコレートに関連する方々が集結します。日本では三越伊勢丹が主催となり、2003年からスタート。2021年で東京は21回目の開催となります。世界各国から約120以上のブランドが出店、国内最大級のチョコレートの祭典として浸透しています。開催概要はこちらから↓サロン・デュ・ショコラ 【東京会場】2021年1月20日(水)~2月3日(火) 会場:伊勢丹新宿店ご購入はこちらから↓三越伊勢丹オンラインストア 【その他会場】札幌 2021年1月27日(水)~2月14日(日) 会場:丸井今井札幌本店名古屋 2021年2月3日(水)~2月14日(日) 会場:名古屋栄三越京都 2021年1月20日(水)~2月14日(日) 会場:ジェイアール京都伊勢丹福岡 2021年1月27日(水)~2月2日(火) 会場:岩田屋本店仙台 2021年1月29日(金)~2月14日(日) 会場:仙台三越広島 2021年1月29日(金)~2月14日(日) 会場:広島三越スイーツコレクションとはバレンタインデーの時期に合わせて、三越伊勢丹が開催するとっておきのスイーツに出会える1年に一度のイベントです。三越伊勢丹のバレンタイン 2021 | 三越伊勢丹オンラインストア【公式】 (mistore.jp)伊勢丹新宿店<スイーツコレクション 2021>2021年1月20日(水)~2月14日(日)伊勢丹新宿店 本館地下1階 食料品2021年2月5日(金)~2月14日(日) [最終日午後6時終了]伊勢丹新宿店 本館6階 催物場日本橋三越本店<スイーツコレクション × あんこ博覧会(R)>2021年2月2日(火)~2月14日(日) [最終日午後6時終了]日本橋三越本店 本館7階 催物会場銀座三越<銀座スイーツコレクション2021>2021年1月27日(水)~2月14日(日)[最終日午後6時終了]銀座三越 新館7階 催物会場※諸般の事情により、営業日・営業時間が変更になる場合がございます。ホームページまたは店頭でご確認ください。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年01月18日ジュニアサッカーワールドチャレンジ最終日は、会場を『Jヴィレッジスタジアム』に移し、準決勝、3位決定戦、決勝戦が行われました。ベスト4に勝ち上がったのは、鹿島アントラーズノルテジュニア、SOLTILO SELECT、エコノメソッド選抜、Wings U-12の4チームです。(取材・文鈴木智之)優勝したのは鹿島アントラーズノルテジュニア■本田圭佑選手が子どもたちへ送ったメッセージ準決勝第1試合は、鹿島アントラーズノルテジュニア対SOLTILO SELECT。Jクラブの育成組織対、本田圭佑選手がプロデュースするSOLTILO(ソルティーロ)スクールから選抜されたチームです。ソルティーロの選手たちには本田圭佑選手から励ましの言葉が届けられたというともに早生まれ選手を多数擁し、技術と組織に加え、スピードとパワーも備えた両チームの対決は、鹿島が正木裕翔選手の2ゴールで勝利しました。一方で負けはしましたが、ここまで無失点で勝ち上がってきた鹿島から、初めてゴールを奪ったSOLTILO SELECTが見せた、終盤の追い上げは見事でした。試合後、SOLTILO SELECTの落合弘祐監督は「大会を通じて、スタッフが想像する以上に子どもたちが成長してくれました。この舞台は僕らが連れて行ったのではなく、選手が連れてきてくれたもの。いち指導者として選手達にリスペクトの気持ちがありますし、ありがとうと言いたいです」と、感謝の言葉を口にしていました。本田圭佑選手もチームのミーティングにオンラインで参加したそうで、落合監督は「『負けたくない気持ちをしっかり持って戦ってほしい』ということを、選手たちに伝えてくれました」と教えてくれました。■アントラーズらしさ、とは勝利から逆算してプレーすること準決勝2試合目はエコノメソッド選抜対Wings U-12。試合はWingsが主導権を握る展開となり、千葉悠希選手が圧巻の4ゴールをあげて、5対0と圧勝。決勝に駒を進めました。そして、エコノメソッド対SOLTILO SELECTの3位決定戦(4対0でSOLTILOが勝利)をはさみ、決勝戦が幕を開けます。積極的に攻撃をしかけたWings U-12の選手たち(白)試合は攻撃力に特徴のあるWings U-12が積極果敢に攻め上がる中、鹿島が前半21分にコーナーキックから斉藤健吾選手の打点の高いヘディングで先制点を奪うと、後半4分にも同じく斉藤選手がコーナーキックから追加点。後半6分にはオウンゴールで1点を献上しますが、終了間際に正木裕翔選手がドリブル突破から左足を振り抜き3点目。鹿島が3対1で勝利し、優勝を果たしました。試合後、鹿島の橋野威監督の口から真っ先に出たのが「アントラーズらしさ」という言葉でした。「アントラーズらしく、勝利のために戦うこと。日頃の練習でやってきたことの積み重ねで勝利を目指すことを、選手たちに求めました。アントラーズらしくセットプレーから得点を取ることができて、1点返されましたけど、追加点を取ることができて、選手たちはよく頑張ってくれたと思います」橋野監督が言う「アントラーズらしさ」。それは「勝利から逆算してプレーすること」です。「シンプルに、勝利から逆算したプレーを個人個人が判断していくことを意識しています。ただし、我々がやっているのは育成なので、ただ勝つだけではなく"どのようにして勝つか"がすごく大事。勝利と育成の両方を求めていきたいです」■同学年で成長遅めの選手たちにこの大会で体験させたかったこと今回のチームには早生まれ(中学1年生)の選手が多く、小学6年生との混合チームでした。(レギュレーション上、2008年1月1日以降に生まれた選手は出場可能)。今年のジュニアは12人しかおらず、そのうちGKが2人。その編成で11人制の大会に出るのは厳しいので、ジュニアユースの選手に声をかけたそうです。「中1の早生まれの選手は、自分たちの学年で見ると身体の成長が遅い方なので、緊張感のある試合で主力として出ることはあまりありません。キャプテンをやった選手も早生まれです。彼はものすごく上手なのですが、自分を表現する部分でもっと成長してほしいと思い、他に候補もいる中でキャプテンにしました。この優勝が成功体験となり、自信になって変わってくれればいいなと思います」(橋野監督)鹿島アントラーズノルテジュニアの橋野監督も「参加することができてよかった」とコメント今年のワールドチャレンジは夏に開催予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で年末に移行しました。コロナ禍で大会中止が相次ぐ中、開催されたことについては「こういう状況下で大会を開くのは難しかったと思うのですが、開催すると判断して頂いて、参加させてもらえたことは非常に良かったです」と話し、こう続けます。「今年はコロナの影響で、毎年行われている11人制のリーグ戦が中止になりました。それもあり、このタイミングで出来て非常に良かったと思います。11人制が始まる前に経験できたこと、大会を通して試合やミーティングを重ねていったことが、中学1年生のスタートに上手く繋がればと思います」2020年のワールドチャレンジは海外勢こそ参加できませんでしたが、過去の大会以上に、選手たちにとって貴重な経験の場となったようです。参加するチームの指導者、選手からは「参加できてありがたい」「うれしい」「楽しい」といった感想をたくさん聞くことができました。ピッチサイドに目を向けると、我が子がプレーする姿を嬉しそうな様子でカメラに収めたり、声を出さずに手を叩いて応援する保護者の様子も見ることができました。■簡単に物事をあきらめない人間に成長してほしい大会を主催した、株式会社Amazing Sports Lab Japan代表の浜田満氏は、表彰式の中でこう話していました。「(コロナ禍で)どうすれば大会を開催できるかを模索しました。参加してくれた子どもたちが、楽しそうにサッカーをしている姿を例年以上に見ることができて、開催してよかったと心から思いました。こういったことを大人がやっている姿を見せて、子どもたちが将来、簡単に物事をあきらめない人に成長してくれれば、すごく嬉しいなと思います」今大会は参加チームの選手、指導者、保護者、運営スタッフ、さらには宿泊先のホテルなど、大会に関わるすべての人々が感染症対策に留意し、多大な協力のもとで、実現することができました。例年とは違った形での開催となりましたが、多くの子どもたちの心の中に、忘れることのできない記憶として残り続けることでしょう。【全試合結果・詳細】U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2020公式ホームページ>>
2020年12月31日情報を得るための“ニュースの読み方”とは?新聞12紙を読み比べるという、プチ鹿島さんにお聞きしました!ツイッターなどのSNSは、反対の意見を見に行こう。自分にとって心地のいい、意見が似た人ばかりフォローしがちなSNS。するとアルゴリズムによって、TLに並ぶニュースやそれに対する考えも偏ってしまう…。「メディアの特性上、SNSは偏りが強まる可能性が高い。だからこそ僕は、あえて自分と違う意見を聞くのも大切だと思います。どうも今のSNSは、意見を同じくする人だけで集まってシャッターを下ろし、異なる意見を遮断した状態で盛り上がっているように見えます。そこは“自分以外、みんなバカ”といった上から目線の姿勢の方も。むしろ自分以外は、みんな利口ぐらいの態度でいいと思う。SNSには特に“間違っているかもしれない”と自分を疑う用心深さが必要。“自分以外は、みな利口”と目を配りながら使いたいものです」過去からも情報を取ろう。現在進行形のニュースに目が奪われがちだが、過去に遡ることで理解を深めることもできるそう。「たとえば’15年にジャーナリストがシリアで拘束された時、SNSで『自己責任だ』と猛批判されましたよね。その時僕は“自己責任”という言葉を使い始めた政治家が気になったんです。’04年に小泉(純一郎)さんが、イラクで日本人3人が拘束された時に言った記憶があり、その年の新聞を全部調べたら、最初は小池百合子さんだった。彼女は、世の中の空気をいち早く察して発言する能力に長けていて、今のコロナ対策でもそう。過去の点と繋がるんです。今日の政治家の言葉を1週間後に見返すだけでも、発言のズレだとか、きっと新しい発見がありますよ」ネタ元を複数持つ。「人は公正中立ではいられない」とプチ鹿島さん。「ゆえに、人が発信する情報にもさまざまなバイアスがかかっていると思っていたほうがいい。僕の基本姿勢は、どんな情報に対しても“半信半疑”。それでも、信じる方向に傾いたり、疑いのほうが強まったりするのが人間です。だからこそ、複数の情報源から多角的に判断しないと、フェイクニュースに騙されてしまう。昔、学校のクラスで『あの二人は付き合っている』と噂が流れると僕は、『ウソかもしれない』と疑いながら、隣のクラスまで足を運んで情報を集めてました(笑)。情報は、話を聞く人数、つまりネタ元が多いほど精度が高まり、デマを流して恥をかく可能性も減るんです」自分なりの疑問を持って読んでいく。「深掘りすると、面白みが増していく」というニュース。「受け身でニュースを読むのはもったいない!Go Toキャンペーンなら『誰がなぜ言いだしたのか?』など、自分なりに感じた疑問に対して調べてみる。このひと手間を加えるだけで、推進派の政治家の思惑が見えてきて面白くなるし、本質も見えてきます。ただ、深掘りして辿り着いたことでも、それは“真実”ではありません。相撲の取組が、東と西の席とでは真逆の見え方をするように、すべての物事は見る角度によって、まるで異なります。唯一無二の“真実”に見えることも、実は“真実らしきもの”にすぎません。ニュースも少数派の視点や逆側からも見ることが非常に重要です」プチ鹿島さん芸人。時事ネタを得意とする。『サンデーステーション』(テレビ朝日系)などにレギュラー出演中。「文春オンライン」など連載多数。著書に『芸人式新聞の読み方』(幻冬舎)。※『anan』2020年9月2日号より。写真・小笠原真紀取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年08月28日オフィス北野に所属していたマキタスポーツ(48)、米粒写経のサンキュータツオ(41)・居島一平(43)、プチ鹿島(48)が、ワタナベエンターテインメントに所属することが決まった。18日深夜に放送されたレギュラー出演するTBSラジオの番組『東京ポッド許可局』(毎週月曜24:00~)内で発表した。マキタスポーツは「名前や伝統じゃなく、一番熱のあるところと結ばせていただきました。渡辺ミキ社長は『私たちが持っていないカラーを持っている、しかもそれを全部自分たちで作ってきた、ぜひご一緒させていただきたい』とおっしゃられた。歴史ある芸能のど真ん中で、僕のような異端がどうコラボしていくか楽しみにしていてください」とコメント。サンキュータツオは「吉田正樹会長はじめスタッフの皆さんが『米粒写経』を知ってくれていることに感激しました。 自分たちがやっていることは、時間をかけて着実に広げていくものだと信じていますので、一過性のものではない『文化』を作り上げてほしいとお申し出いただき、感謝しています。自分は笑いや言葉といった面、学術的な面、司会などの面で少しでもお力になれたらと思っています」、相方の居島は「ワタナベさんといえば天下の大ポップ帝国。私のようなアパッチ芸人は完全に珍獣扱いでしょうがこうして声をかけていただけたのも何かのご縁。だいぶとうのたった新参者にはなりますがよろしくお願いします。浮きまくるのは覚悟の上で」と話す。そして、プチ鹿島は「心機一転、いい転機、いい天気になるよう邁進します」とメッセージを寄せた。3組は、4月23日放送の同番組で、オフィス北野からFA(フリーエージェント)宣言して話題となっていた。
2018年06月19日子どものための絵本のはじまり 子どもは“小さな、不完全な大人”とされてきたヨーロッパにおいて、“小さな大人”たちは本が読めるようになると、神話や騎士伝説などを表した冊子や版画を楽しむしかありませんでした。18世紀に“子ども”の概念が誕生すると、教訓的な童話がメインとなってくる、子どもを意識した本が作られるようになり、18世紀半にはジャン・ジャック・ルソーに触発され、児童文学者たちは娯楽と道徳を融合させた教育論を主張するようになります。そして、1782年には児童文学雑誌の先駆とされる雑誌『ラミ・デ・ザンファン(子どもの友)』が創刊されました。19世紀に入ると教育が社会資本の一つとして重視され、1936年には公の初等教育がはじまり、次第に読書する子どもの数も増えていきます。そして、多様に発達する複製技術が拍車をかけ、挿絵が欠かせない教育書などが増えたことから、次第に子ども向け雑誌や連続小説が生まれました。 現代に息づいている痕跡 挿絵本文化では他国をリードしていたはずのフランスですが、絵本・児童書文化においてはイギリスやドイツに比べるとスタートが遅れていたのだそう。里子に出すのが普通だったフランスにおいて、里親のほとんどは非識字階級だったため、絵本や児童書を親しむ手ほどきを受けておらず、それ故フランスに根付く下地がなかったことが、大きな理由として挙げられています。しかし、19世紀後半に子どものための本作りがはじまり、他国と比べてスタートが遅かったのにも関わらず、開花したのちの発達が非常に早く、フランスの絵本文化はたいへん豊饒です。遠近法表現にとらわれず二次元空間のフラットを生かす、浮世絵の影響を受けたかのようなイラストは、現在の漫画やバンド・シネマに通じるかのような省略と単純化がされています。 同時開催中の『旧朝香宮邸物語』も見逃さないで! 庭園美術館を訪れたなら…本展覧会『 鹿島茂コレクション フランス絵本の世界』と併せて、同時開催されている『旧朝香宮邸物語』も忘れないでください。1952年のアール・デコ博覧会への訪問がキッカケなり、誕生した旧朝香宮邸(現・庭園美術館本館、重要文化財)。『旧朝香宮邸物語』では、アール・デコにまつわる庭園美術館所蔵のコレクションとともに、旧朝香宮邸に関連する記録や衣装、展示品から歴史を巡りながら、世界的にも貴重な建築としての魅力を存分に味わうことができます。その背景について理解を深めながらじっくり鑑賞してみてください。翼を広げる女性像が浮かび上がる正面玄関ガラスのレリーフ扉や、美しいシャンデリアなどの照明器具を手掛けたのは、ジュエリー作家でもありガラス工芸家としても名を馳せたルネ・ラリック。とても繊細に施された装飾から、ラリックの美学が息づいています。 新しくオープンした「レストラン デュ パルク」も立ち寄ってみて! この度、アート鑑賞前でも、アート鑑賞後でも、そうじゃなくても、気軽に利用できる「レストラン デュ パルク」がオープンしました!庭園を臨む側を全面ガラス張りとし、客席の柱をなくすことで、開放的な眺望を楽しめるだけでなく、優しい自然光に満ちている店内は、木のぬくもりが感じられる心地よい空間になっています。是非、四季折々で表情を変えていく庭園を臨みながら、季節の食材に舌鼓を打つりながら、素敵なひと時を堪能してみてください。 見どころならぬ、楽しみどころが満載! 上記で紹介した『 鹿島茂コレクション フランス絵本の世界』をはじめとし、同時開催中の建築の魅力を堪能できる『旧朝香宮邸物語』だけでなく、新しくオープンした「レストラン デュ パルク」など、見どころならぬ、楽しみどころが満載!また、3月末〜4月上旬の週末は夜間開館で20時まで開館。日中とは一味違う雰囲気が楽しめますよ。そして、この時期一番嬉しいのが…何と言っても美しい庭園に咲き乱れる桜。美術館でお花見をする贅沢を味わってみてはいかがでしょうか。 【情報】『 鹿島茂コレクション フランス絵本の世界』会期:2018年3月21日(水)-6月12日(火)会場:東京庭園美術館時間:10:00–18:00 (入館は17:30まで)*3/23, 3/24, 3/30, 3/31, 4/6, 4/7は20:00まで開館休館日:第2・4水曜日(3/28, 4/11, 4/25, 5/9, 5/23)
2018年04月07日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、写真家・石川竜一の作品集『okinawan portraits 2012-2016』。恵比寿の東京都写真美術館内にあるミュージアム・ショップ、NADiff BAITEN(東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内 東京都写真美術館2F)によるご紹介です。■『okinawan portraits 2012-2016』石川竜一 沖縄生まれの写真家・石川竜一が、沖縄中でバイクを走らせ3,000人のポートレートを撮影した中から生まれた『okinawan portraits 2010-2012』。それから、まだまだ続いていた沖縄での撮影が、『okinawan portraits 2012-2016』という1冊となり、今年9月に出版された。石川の写真には、シャッターが押された時、そこに、その人が、その景色が存在した、という事実だけがある。それは確かに沖縄の人々で、沖縄の景色なのだが、そこに写っているものたちは、私たちの中に知らず知らずのうちに培われた「沖縄らしさ」というイメージを拒否する。被写体は、特別こちらに笑いかけてくるわけでもなく、何かを訴えかけているわけでもない。しかしそこには、人間の「生」本来の強烈さがある。あとがきにはこう書かれる。「たくさんの情報が錯綜する中、欲だけが膨らみ、僕らはいま、僕ら自身をも消費してしまおうとしている。本当に必要なのは、お金そのものでも、経済システムそのものでもない。存在の証明であり、それを共有するための媒体やシステムだ」。経験や、常識によって作られた「らしさ」という先入観をそぎ落とし、ただ目の前のものを見つめる石川は、写っているものの存在をむき出しにする。それは、どこを開いても生々しくて、私たちにそれを「沖縄らしい写真」として消費させてくれない。『okinawan portraits 2010-2012』のあとがきにて、「本当はただ、その人と、その場所で、その時にしかない、写真との出会い。それだけだ。そんな中で写真はいつも話しかけてきてくれる。「お前が探しているのはこれじゃないのか」と。しかし、それも断定はできないのだ。多分、永遠に。」と書いていたように、「okinawan portraits」は途切れることがない。その人と、その場所で、その時にしかあり得なかった出会い。そうした偶然は、死ぬまで、毎日続いていく。写真は、そうした偶然の結果であることを思い出す。「あなたはここまで来て、ここから行くのです」という石川の言葉の通り、『okinawan portraits 2012-2016』の写真は、「彼、彼女たちは」「いま」「ここにいる」という被写体の存在証明に他ならない。それは同時に、それを撮影する石川自身の存在証明でもあるのである。【書籍情報】『okinawan portraits 2012-2016』著者:石川竜一発行:赤々舎判型:ソフトカバー/288ページ/245×255mm言語:日本語価格:5,000円
2016年10月20日1点をどう奪うか。鹿島アントラーズもFC東京も、課題はゴールにある。鹿島×FC東京 チケット情報両軍のここまでの戦いぶりを振り返りたい。鹿島は『明治安田生命J1リーグ』1stステージ第1節・ガンバ大阪戦1-0、第2節・サガン鳥栖戦1-0、第3節・ベガルタ仙台戦0-1、FC東京は第1節・大宮アルディージャ戦0-1、第2節・仙台戦2-1、第3節・ヴィッセル神戸戦1-0である。鹿島は前節、仙台のプレッシャーに苦しみ、攻め手を欠いた。FC東京は神戸戦で14本ものシュートを放ちながら、88分までゴールに届かなかった。3月15日の『ACL』江蘇蘇寧戦はスコアレスドロー。第2節・アルビレックス新潟戦で6得点と爆発した神戸、FWにアレックス・テイシェイラ、ジョーというブラジル人タレントを並べる江蘇蘇寧をわずかシュート3本に封じ込めるなど、守備は強固である。鹿島もG大阪戦、鳥栖戦と主導権を握られながら、粘り強いディフェンスで0封に成功している。2勝1敗とまずまずのスタートを切った両軍が、1stステージで波に乗れるか否かは決定力にかかっている。誰が決めるのか? 鹿島は金崎夢生、赤崎秀平、鈴木優磨、FC東京は前田遼一、阿部拓馬、ネイサン・バーンズのアタッカーである。鋭い動き出しを見せる金崎と赤崎は、絶妙なコンビネーションを披露する。付かず離れずの距離感も秀逸。前線からのハイプレスで「いい守備からいい攻撃」の流れを作る。また、鈴木も途中出場し、ペナルティエリアで存在感を見せる。前線でターゲットとしてボールを収める前田と、ボールの受け手と出し手を両立する阿部のコンビは、連携を深めれば相手に脅威となるだろう。リーグ戦の出場はないが、江蘇蘇寧戦でキレのある動きを披露したネイサン・バーンズが控えるのも心強い。また、3月17日には、『W杯2次予選』の日本代表メンバーが発表された。鹿島からは金崎とDF・昌子源、FC東京からはDF・森重真人が選出された。ハリルホジッチ監督は、各選手について次のようにコメントした。「金崎もチャンスをつかんでほしい。彼は運動量も多く、興味深い選手。A代表ではもっと真ん中に残ってほしいと伝えた。ゴールを取れるクオリティを見せてほしい。昌子にはチャンスを与える決断をした。A代表のDF陣は競争が激しい。森重はコンディションもよく、ディスカッションして満足している。最近の森重と丸山(祐市)のコンビはポジショニングとカバーリングがよく、高めのラインコントロールを保ち、無駄なファウルをしないなど、いいプレーを見せている」『明治安田J1』1stステージ第4節・鹿島×FC東京は3月19日(土)・県立カシマサッカースタジアムにてキックオフ。今回の試合では、小笠原満男のアクリルパネル付きのカテゴリー1のチケットを限定100席で販売。チケット発売中。
2016年03月17日鹿島建設、東京電力、東京パワーテクノロジーの3社は、福島第一原子力発電所の海水配管トレンチの内部を充填するため、長距離水中流動充填材「Hilo」を共同開発し、汚染水との置き換え作業を完了したと発表した。海水配管トレンチとは、配管やケーブルを収納している地下トンネルのこと。福島第一原子力発電所の海水配管トレンチ内部に滞留していた汚染水は放射線被ばくの大きなリスクとなっていた。この汚染水を除去する方法として、「セメント系の充填剤」で置き換える方法が採用されたが、迅速に作業を行うためには打設箇所を既存の立杭のみとして、材料不分離のまま最長86.6mの距離を水中流動できる充填剤が必要となった。「Hilo」はセメント、混合剤、水中不分離性混和剤、高性能減水剤および水が材料で、実験では100mの水中流動性が確認されたほか、いずれの材料も同発電所構内で安定的に入手できるというメリットがある。この「Hilo」用いて海水配管トレンチへの充填作業を行った結果、2015年12月21に2~4号機の海水配管トレンチ内に滞留していた約1万トンの汚染水の除去を完了した。同充填剤は材料の変更も可能であることからスクリーンポンプ内などさまざまな空洞の充填に使用されている。また、打設位置が限られた部位の充填や小径管路の充填などの用途にも応用可能と考えられており、「Hilo」の特性を活かして、さらなる活用に向けた研究開発が進められる予定となっている。
2016年01月27日決勝前日、鹿島アントラーズとガンバ大阪の監督・選手が顔を合わせた。10月30日、『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝・前日記者会見が行われたのだ。鹿島の石井正忠監督、柴崎岳、G大阪の長谷川健太監督、遠藤保仁が来るべき決戦へ向けて、その思いを語った。ナビスコカップ 決勝 チケット情報「歴史ある大会の決勝に残れたことをうれしく思う。G大阪は素晴らしいチーム。決勝で対戦できるのは楽しみ。明日はいい試合をお見せできると思う」(石井監督)「この舞台に戻って来れてうれしい。鹿島は伝統のあるいいチーム、明日はいい試合になる。互いに力を出し切って、最後は連覇したい」(長谷川監督)「いい準備ができた。明日は100%のパフォーマンスを見せる。いい試合ができることを約束する。『ナビスコ杯』は縁のある大会。タイトルを取れるようにしたい」(柴崎)「鹿島と決勝で戦えるのはうれしく思うが、勝たないと楽しくないので、連覇したい。全力を尽くして、カップを大阪へ持ち帰りたい」(遠藤)決勝の勝敗のポイントに質問が飛ぶと、一同はこう答えた。「自分たちの力を出し切ること。G大阪は攻守のバランスが取れたチーム。受けに回らずに攻撃的にいきたい」(石井監督)「ポイントはすべて。鹿島は隙のないチーム。一瞬でも気を抜くとやられる。自分たちのサッカーを長くできた方が勝つ」(長谷川監督)「各ポジションでマッチアップがポイント。G大阪は中盤の構成力がある。そこで負けたくない」(柴崎)「相手GKの手の届かないところにシュートを打つ。あっ、枠内ですよ」(遠藤)『ナビスコ杯』優勝が持つ意味について、4人は次のように語った。「タイトルをとることは重要。そのシーズンを戦った成果になる。選手たちの自信になるし、リーグ2試合の弾みにもなる」(石井監督)「アジアで負けて、あとは国内のタイトルしかない。今年も三冠すべてを取りたい。まず明日一冠目を取りたい」(長谷川監督)「世代交代し、タイトルを取っていない選手が大半。タイトルを取ることによって、大きな影響が出る」(柴崎)「鹿島は国内で最もタイトルを取っているチーム。僕らは追いつけ追い越せでやっている。連覇がかかっているし、シーズン終盤にも重要な意味を持つ」(遠藤)G大阪は今季『明治安田生命J1リーグ』で鹿島に連勝しているが、長谷川監督も遠藤も「リーグ戦と決勝は別」と異口同音に語った。鹿島が最多記録更新となる6度目の優勝を果たすのか、G大阪が2年連続3度目の優勝を果たすのか。『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝・鹿島アントラーズ×ガンバ大阪は10月31日(土)・埼玉スタジアム2002でキックオフ。チケット発売中。
2015年10月30日今週末キックオフを迎える柏レイソル戦が、鹿島アントラーズにとって最大の関門となる。鹿島は『明治安田生命J1リーグ』2ndステージで9勝1分3敗・勝点28と得失点差でサンフレッチェ広島に次ぐ2位に付ける。第6節に広島との直接対決を終えている鹿島としては、1試合でも早く広島と立場を変えたいところ。ましてや、勝点を離されるわけにはいかない。一方の柏は7勝2分4敗・勝点23の6位である。大逆転優勝を果たすためには残り4試合で全勝が必須条件と言える。こちらもモチベーションを失っていない。『ナビスコ杯』決勝・鹿島×ガンバ大阪 チケット情報年間順位はと言うと、鹿島は3位のFC東京に勝点9差の6位。柏は勝点18差の8位だ。柏はもちろん、鹿島も『明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ』出場のためには、2ndステージ制覇が必要である。10月17日(土)・カシマサッカースタジアムで激突する両軍だが、スケジュールでホームチームはビハインドを背負う。柏は10月3日以来、2週間の調整期間があった。対する鹿島は10月3日から15日間で5試合と過密日程を強いられている。10月7日・11日は『Jリーグヤマザキナビスコカップ』準決勝・ヴィッセル神戸戦を連勝でクリアした。10月14日には、『天皇杯』3回戦で水戸ホーリーホックに延長、PK戦の末、敗れた。水戸戦はスタメンをガラリと入れ替え、主力を温存したが、敗退のショックは決して小さくない。柏アタッカー陣はクリスティアーノ12ゴール、工藤壮人10ゴールとスコアラーが明確だ。対する鹿島はカイオが8得点、金崎夢生が7得点、遠藤康と赤崎秀平と怪我で戦線離脱した土居聖真が6得点、柴崎岳が5得点とアタッカー陣がバランスよくゴールを奪っている。中盤には鹿島・小笠原満男と柏・大谷秀和という戦術眼に秀でたMFが揃う。重心を後ろに置いて、ある程度相手にボールを回させてから、チャンスと見ればカウンターを炸裂させるのか、パスを回し、自ら主導権を握りながら試合を進めるのか。彼らの手綱捌きにも注目したい。直接対決では鹿島が23勝5分11敗とリードするが、ここ5シーズンの結果を見ると柏が5勝1分3敗と盛り返している。リーグ戦の直近5試合を振り返ると鹿島は3勝2敗、柏は1勝2分2敗と足踏みを強いられている。10月17日(土)・カシマスタジアムで行われる2ndステージ第14節・鹿島×柏はチケット発売中。また、10月31日(土)・埼玉スタジアム2002で開催される『ナビスコ杯』決勝・鹿島×ガンバ大阪は、10月18日(日)午前10時より一般発売。
2015年10月16日鹿島アントラーズの最多6度目の優勝か、ガンバ大阪の2連覇か。『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝のカードが決まった。鹿島がヴィッセル神戸に連勝し、G大阪はアルビレックス新潟に合計スコアで勝利し決勝進出を果たしたのだ。ここで10月11日に行われた準決勝第2戦を振り返りたい。第1戦で2-1と先勝した鹿島だが、後半は神戸ペースで試合を終えた。ホームに舞台を移した第2戦の前半もペースは神戸に握られたまま。そこで、主導権を自軍に引き込んだのが、GK・曽ヶ端準であり、FW・金崎夢生である。曽ヶ端は21分にFW・渡邉千真のゴールを喫した後、神戸の波状攻撃にさらされるも、好セーブを連発。前半を1-1で折り返す原動力となった。金崎は53分にFW・赤崎秀平のシュートをGK・徳重健太がはじいたところを押し込み、74分には相手のクリアミスに冷静に反応し、勝負あり。鹿島はその後も攻撃の手を緩めず、82分に途中出場のカイオがゴールを決め、4-1と完勝した。鹿島が文句なしの連勝で8度目の決勝進出を果たしたのだった。第1戦で1-2と敗れたG大阪は第2戦、新潟に地力の差を見せ付けた。G大阪は第1戦と同様に日本代表組は欠くものの、MF・遠藤保仁、今野泰幸、FW・パトリックら主力がスタメン復帰。しかし、コンパクトな陣形を保つ新潟守備網を切り崩せず、逆にカウンターを食らいヒヤリとしたシーンもあった。だが、遠藤が均衡を破った。ゴール前22mやや左から遠藤の放つフリーキックが放物線を描き、ゴールネットを揺らしたのだ。57分のことである。その後も一進一退の攻防が続くも、互いにゴールは奪えず。試合終了間際にGK・守田達弥も含め総攻撃をかける新潟に対し、左SB・藤春廣輝が無人のゴールへロングシュートを決め、ジ・エンド。G大阪が合計スコア3-2で4度目のファイナル勝ち上がりを決めた。鹿島もG大阪も『ACL』出場のため、決勝トーナメントから参戦した。鹿島は準々決勝・FC東京戦も第1戦は2-2、第2戦は3-0と順調に勝ち進んできた。G大阪は名古屋との準々決勝で第1戦は1-1、第2戦は延長の末2-2、11人全員がキッカーを務める大激戦の末、勝ち上がってきた。準々決勝・準決勝の内容を見て、「鹿島が有利」と決め付けるのは早計と言える。決勝は一発勝負である。決勝トーナメントでは出場できなかった日本代表選手もピッチに立つ。勝負は五分だ。10月31日(土)・埼玉スタジアム2002でキックオフを迎える『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝・鹿島アントラーズ×ガンバ大阪のチケットは、10月16日(金)午前11時までチケットぴあにて先行抽選「プレリザーブ」受付中、10月18日(日)午前10時より一般発売開始。
2015年10月14日9月26日(土)にキックオフを迎える鹿島アントラーズ×浦和レッズが、2ndステージ優勝戦線を左右する。ホームの鹿島は、8勝1分2敗・勝点25、得失点差でサンフレッチェ広島に次ぐ2位。アウェイに乗り込む浦和は、6勝2分3敗・勝点20で4位につける。『明治安田生命J1リーグ』2ndステージも残り6試合。両軍とも広島との直接対決は終えている(鹿島は1-0で勝利し、浦和は1-2で敗戦)。鹿島としては早く広島を逆転したいところ。浦和としてはこれ以上、勝点を離されることは許されない。鹿島×浦和 チケット情報両軍ともショックな敗戦を克服した。鹿島は第10節でガンバ大阪に1-2で敗れた。ミスから失点を許し、後半は攻め立てるも守備ブロックを敷いたG大阪に追いつけなかった。ただ2か月ぶりの敗北を引きずらなかった。第11節・ヴァンフォーレ甲府戦は1-0。相手に決定機を許さずシュート5本に抑え、鹿島は19本ものシュートを放ち、大量得点も望めた展開だが、きっちり勝点3を獲得したのでよし。浦和は2nd第9節で横浜F・マリノスに0-4、『ナビスコカップ』準々決勝第1戦でアルビレックス新潟に0-5と、2戦連続大敗のショックを断ち切った。『ナビスコ杯』4強入りはならなかったが、第2戦で新潟に3-0と完勝を収め、第10節は柏レイソルを一方的に攻め、試合終了間際に高木俊幸の今季初ゴールで勝利。第11節は清水エスパルスを相手に決定力の差を見せ、4-1とした。両クラブともどこからでも点が奪えるのが強みだ。鹿島のチーム得点王は金崎夢生とカイオの7得点である。土居聖真と赤崎秀平が6得点、柴崎岳と遠藤康が5得点をマークする。金崎はゴールハンターの役割が板についてきた。攻撃的MFのイメージが強かったが、ダヴィとの2トップを組み、よりゴールを意識したパフォーマンスを見せている。ここ5試合で3得点、『ナビスコ杯』準々決勝第2戦・FC東京戦でも2ゴールを挙げている。浦和も負けてはいない。11ゴールの武藤雄樹を筆頭に9得点の興梠慎三、7得点の梅崎司、ズラタン、5得点の関根貴大と1・2列目のアタッカーが得点を重ねる。ボランチの阿部勇樹と柏木陽介が3得点、CBの那須大亮(次節は出場停止)、森脇良太、槙野智章もそれぞれ2得点と、まさに分厚い攻撃を作っている。2試合連続で大量得点を奪い、1stステージで見せ付けた破壊力を取り戻したいところ。直接対決では鹿島が通算26勝9分14敗と相性がいいが、直近の10試合では浦和が5勝5分と圧倒する。9月26日(土)・茨城県立カシマサッカースタジアムでのゲームでは、鹿島が浦和に2nd優勝戦線からの脱落を意味する印籠を渡すのか、浦和が2nd優勝に望みをつなぐとともに年間1位も死守するのか。50回目の対戦となる鹿島×浦和がキックオフ。チケット発売中。
2015年09月25日今週末のゲームは、両軍にとって大きな意味を持つ。『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ第10節で、鹿島アントラーズとガンバ大阪が激突する。鹿島にとっては真価が問われる、G大阪にとってはV戦線に踏みとどまるための90分間となる。【チケット情報はこちら】1stステージで8位に甘んじた鹿島は、トニーニョ・セレーゾの後を受けた石井正忠監督のもと、強さを取り戻した。2ndステージは7勝1分1敗・勝点22で首位に立つ。現在6連勝中。1stに25失点を喫した守備は、リーグ最少タイの8失点と再建した。アタッカー陣も3試合連続3得点と上げ潮にある。だが、9月12日(土)・G大阪戦に向けて不安要素もある。鹿島は9月9日に『天皇杯』2回戦・FC琉球戦を戦っている。FC琉球戦は主力の大半を温存したとは言え、9月2日・6日『ナビスコカップ』準々決勝・FC東京戦からの過密日程はボディブローのように選手たちの足を止める危険性をはらんでいる。G大阪も『ナビスコ杯』4強入りを果たしたが、『天皇杯』はシードされ、9月9日に試合はしていない。また、ここまで5得点を挙げているMF・柴崎岳を出場停止で欠く。CB・昌子源も負傷した。そこで、キーマンに浮上するのがMF・小笠原満男である。7得点のカイオをはじめ、6得点の土居聖真、金崎夢生、赤崎秀平、5得点の遠藤康ら攻撃陣をいかにゴールへ導くか、その手綱捌きが注目される。4勝3分2敗・勝点15の5位・G大阪は、是が非でも勝点3が欲しいところ。ただ、本調子ではない。第8節・清水エスパルス戦、第9節・湘南ベルマーレ戦は連勝したものの、ともにスコアは1-0。内容も引き分けに持ち込まれても、おかしくない展開だった。『ナビスコ杯』準々決勝・名古屋グランパス戦も第1戦は圧倒しながらも1-1、第2戦は延長、11人全員がキッカーとなるPK戦の末、4強入りを果たした。G大阪としては勝負を決める2点目、3点目が課題だ。16ゴールで得点ランキングトップを走る宇佐美貴史は、リーグ戦4試合無得点である。宇佐美とともに2列目に並ぶ倉田秋、阿部浩之は1得点にとどまっている。そこでフィーチャーされるのが、MF・遠藤保仁である。9ゴールをマークする1トップのパトリックを含めたアタッカー陣を決定機へ導くのが、遠藤の仕事だ。遠藤はパスを散らしながらも、ラストパスを送ったり、ゴール前に侵入したりする。自らも5ゴールを挙げる背番号7は、チャンスと見ればミドルシュートも放つ。鹿島×G大阪は9月12日(土)・茨城県立カシマサッカースタジアムでキックオフ。鹿島が25勝8分16敗とリードし、ここ2試合はG大阪が連勝しているリーグ戦50回目の対決は小笠原と遠藤、稀代のMFが勝敗の鍵を握る。チケット発売中。
2015年09月11日今週、鹿島アントラーズに激震が走った。7月21日、トニーニョ・セレーゾ監督が解任され、石井正忠コーチが新監督に就任したのだ。セレーゾ監督は前回の就任1年目に鹿島を3冠へ導き、その後もJリーグ、『ナビスコ杯』のタイトルをもたらした。だが、2013年に再び指揮官の座に就いた後は無冠。『明治安田生命J1リーグ』1stステージは6勝4分7敗で8位、2ndステージも年間順位17位・アルビレックス新潟、18位・清水エスパルス、15位・松本山雅FCを相手に1勝1分1敗とスタートダッシュに失敗した鹿島アントラーズ×FC東京 チケット情報監督が交代してすぐ結果が表れるほど、フットボールは単純なものではない。ただ、次節・FC東京戦にかける選手たちの思いが一層強くなかったのも確か。解任の知らせを聞いた翌日、選手らは決起集会を敢行。「今の結果を監督のせいだけにはしない」と思いをひとつにした。勝つためにはGKやDFによるイージーミスをなくすのは当然、計29失点のうち10失点を占めるセットプレーからの失点を減少させなければならない。そして何よりもゴールが必要だ。カイオの5得点を筆頭に金崎夢生、土居聖真、赤崎秀平、遠藤康が4得点とアタッカー陣はバランスよく得点を重ねている。一方で絶対的な存在がいないという見方もできる。そこで期待したいのがダヴィである。昨年10月に左ひざの大怪我を負い、2ndステージから戦線復帰したダヴィがトップフォームを取り戻せば、状況は一変するはずだ。1stステージ2位から2ndステージではさらに上を目指すFC東京も、3試合を終えて1勝1分1敗である。こちらも、課題は明確だ。ドイツへ旅立った10ゴールの武藤嘉紀の穴を埋めることが急務である。クラブは2nd開幕に合わせてスピードのあるネイサン・バーンズと、高さを誇るサンダサを補強。特にスピードあるドリブル突破とセンス溢れるシュートテクニックを兼ね備えるバーンズは、武藤と同タイプのFWである。数cm単位で連動を求めるマッシモ・フィッカデンティ監督流のディフェンスでは不安要素もあるが、アタックでは時間の経過とともに実力を発揮することだろう。また、前線には実績十分のベテラン・前田遼一、石川直宏がいる。第2節こそ新潟を3-1で切って落としたが、開幕戦・川崎フロンターレ戦、前節・モンテディオ山形戦では0点に終わった攻撃陣が息を吹き返すか否かが、今後のFC東京の浮沈を決める。7月23日発表の日本代表メンバーに名を連ねたMF・柴崎岳(鹿島)とSB・太田宏介(FC東京)はケガを抱え、出場が微妙である。鹿島は監督交代を断行し、FC東京は新外国人2トップを補強した。両軍とも不確定要素はあるものの、手は打っている。果たして、勝点3という結果と自信を勝ち取るのはどっちだ。『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ第4節・鹿島アントラーズ×FC東京・茨城県立カシマサッカースタジアムは、7月25日(土)キックオフ。チケット発売中。
2015年07月24日ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は5月14日、鹿島建設および国内グループ会社29社に対し、Microsoft Office 365およびADFS on Cloudを導入したと発表した。グローバルに事業を展開する鹿島は国内外に多くのグループ会社を持っているが、国内グループ会社の中でメールシステムを個別に導入・運用している会社もあったことから、グループ全体にわたるコミュニケーション向上やシステムのトータルコスト圧縮、運用の負担軽減を目的として、メールシステムの統合を検討した。これに対しSBTは、日本マイクロソフトのクラウド版グループウェアサービス「Office 365(Exchange Online)」とSBTのクラウドサービス「ADFS on Cloud」によって、メールシステムをクラウド環境で統合する提案を行った。結果、2万ユーザーという規模に対応できること、メールシステムが集約できること、柔軟な拡張性を持つサービスであることが評価され、Office 365の採用が決定した。加えて、Office 365とオンプレミスのActive Directory環境をつなぐクラウドサービスであるADFS on Cloudにより、認証基盤、ID管理システムなど、ADFSが実現する機能を完全にクラウドのみで完結できることが導入の理由となった。鹿島は今回、グループ各社が個別に導入・運用していたメールシステムも含めてクラウド化し、Office 365をグループ共通ITインフラサービスとして統合することで、メールシステムのシンプルな構成と拡張性の両立、および運用負荷・コストの削減を実現したという。
2015年05月15日朝日新聞社と朝日新聞出版は3月17日、第40回(2014年度)「木村伊兵衛写真賞」の受賞者に、石川竜一氏と川島小鳥氏の2名が選ばれたことを発表した。木村伊兵衛写真賞は1975年に創設され、各年ごとにすぐれた新人写真家を表彰する写真賞だ。石川竜一氏は「絶景のポリフォニー」「okinawan portraits 2010-2012」(赤々舎刊)が評価されての受賞となった。石川氏は1984年沖縄県生まれ。沖縄国際大学社会文化学科卒業。2010年、写真家 勇崎哲史に師事。2011年、東松照明デジタル写真ワークショップに参加。2012年『okinawan portraits』で第35回写真新世紀佳作受賞。川島小鳥氏は「明星」(ナナロク社刊)が評価されての受賞となった。川島氏は1980年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業後、沼田元氣氏に師事。2006年、ひとりの少女を4年間撮り続けた作品で第10回新風舎平間至写真賞大賞受賞、2007年写真集『BABYBABY』を発売。11年『未来ちゃん』(ナナロク社)で第42回講談社出版文化賞写真賞を受賞。木村伊兵衛写真賞は、写真関係者へのアンケートにより候補者が推薦され、選考委員会で受賞者が決定される。今回の選考委員は写真家の岩合光昭氏、瀬戸正人氏、鷹野隆大氏、長島有里枝氏、アサヒカメラ編集長の佐々木広人が務めた。受賞賞金は50万円。また、受賞作品展が4月11日~20日、東京・新宿のコニカミノルタプラザ(ギャラリーC)で開催される。
2015年03月17日ある日、筆者の友人でフリーライターの忍者増田氏がSNSでつぶやいた。「『カシマサッカースタジアム』の場合、『カシマ』はカタカナ表記が正しいのに、『鹿島サッカースタジアム駅』の場合、『鹿島』と漢字になっている理由、知っている御仁がいましたら教えてくだされ」。彼は茨城県出身で、鹿島アントラーズの大ファンだ。筆者も一度、なにかの決勝戦とかで、すごく大事な試合の応援席に誘ってもらった。楽しかったけれど、大きな応援旗がいくつもはためいて視界をふさぎ、ちっとも選手が見えなかった……。それもまた良い思い出だ。忍者増田氏は人気者だから、彼のつぶやきにたくさんコメントが寄せられていた。「以前は北鹿島という名の駅だったから、その名残ではないか?」「なんとなく付けちゃったんじゃないの?」など。しかし、どれも説得力に欠ける。「きっと、深く考えないで決めちゃったんだろうなあ」「茨城県人って、そういうところあるよね」「それはない……いや、あるか(笑)」。妙な決着になりそうだ。そして筆者も気になった。そこで、「鉄道会社に聞いてみるよ」とコメントした。「やっぱりホントの理由が知りたいです」と忍者増田氏からも返答があった。そこで、まずは鹿島臨海鉄道に電話してみたところ、担当者は不在で、わかる人が戻ったら教えてくださるとのことだった。続いてJR東日本にも聞いてみた。なぜなら、鹿島サッカースタジアム駅は鹿島臨海鉄道と、JR東日本が管轄する鹿島線との境界の駅だから。実際にJR鹿島線から鹿島臨海鉄道へ列車を乗り換える駅は鹿島神宮駅だけど、線路の境界は鹿島サッカースタジアム駅である。だから鹿島神宮駅から鹿島臨海鉄道に乗り継いだときは、隣の鹿島サッカースタジアム駅までJR東日本の運賃が必要だ。JR東日本からはすぐに回答があった。「鹿島サッカースタジアム駅の鹿島は地域を表しています。駅名は周囲の地名がわかりやすい文字を使うという慣例があります」とのこと。なるほど。「鹿島サッカースタジアム駅」という駅名の意味は、「鹿島にあるサッカースタジアムの最寄り駅」のようだ。「カシマサッカースタジアムの最寄駅」ではないらしい。○カシマサッカースタジアムの「カシマ」なぜカタカナ?駅名は決着してすっきりしたけれど、もうひとつの疑問が生まれた。逆に、「なぜカシマサッカースタジアムの『カシマ』はカタカナなのか?」である。茨城県立カシマサッカースタジアムは、鹿島アントラーズの運営会社、鹿島アントラーズ・エフ・シーが運営している。サッカーチームがスタジアムを運営するという形は珍しいそうだ。ただ、鹿島アントラーズの「鹿島」は漢字ではないか。他のサッカーチームも、浦和レッズやガンバ大阪のように、地名は漢字であることが多い。その地域を代表するチーム名だからだろう。それは駅名にも通じるものがある。駅名も漢字、チーム名も漢字。むしろカタカナ表記のスタジアムのほうが変だ。そこで、カシマサッカースタジアムを保有する茨城県に問い合わせたところ、理由を明確に示した資料はないとのこと。20年以上も前に建設されたので、当時の事情を知る人もすぐには見つからないという。
2014年12月13日アドビ システムズは、同社のコーポレート・コミュニケーションブログ「Adobe Japan Corporate Communications Blog」にて、鹿島建設が同社におけるPhotoshopやIllustratorの利用や文書の電子化に伴うAcrobatの需要急増に対応するため、包括ライセンス契約(ETLA)を導入したと発表した。鹿島建設が導入した包括ライセンス「ETLA ACCESSライセンス契約」とは、アドビ製品を大規模導入する企業や行政機関、教育機関向けにカスタマイズできる、期間契約のライセンスプログラムのこと。同社では、施工に関する文書の保管に必要な書類の電子化や、データの堅牢性向上のために社内でのAcrobatの需要が急増し、その費用を抑制することが同社の課題となっていたほか、グループ全体のITインフラの共通化・統合と情報セキュリティレベルの均一化を進める必要があったという。今回、ETLA ACCESSライセンス契約の導入により、2014年5月~2017年5月までの3年間、使用する本数にかかわらず一定の金額でCreative Cloudが使用可能となった。ソフトウェアの費用抑制を実現するだけでなく、グループ全体で稼働している2万台を超えるパソコンのソフトウェアのライセンス管理を一元化できるようになり、管理コストの削減や効率化を実現したという。さらに国内グループ会社も契約に加えたため、グループ全体のコンプライアンス向上にもつながったということだ。なお、鹿島建設の導入事例はこちらで閲覧できる(要・登録)。
2014年11月04日東急不動産と鹿島建設は10月29日、東京都港区海岸1丁目(竹芝地区)の複数の都有地を約70年間の定期借地により有効活用する「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の概要を発表した。両社は2013年5月に同計画の事業者として選定され、同年9月に東京都と基本協定を締結し、その後、事業計画の検討を進めていた。同計画は、竹芝地区の中心に位置し、東京都立産業貿易センターの建て替えを民間施設との合築により行うことで官民連携の新たな産業振興とにぎわい創出を図る。また、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)と国内外トップ大学の連携による共同研究機関を設立し、日本のコンテンツ産業の国際競争力強化、産業育成や海外進出などに貢献するそのほか、浜松町駅方面と、海岸通りや首都高速道路で分断されている竹芝地区を歩行者デッキの整備により結ぶことで、エリア全体を回遊する歩行者ネットワークを強化する。
2014年10月30日11月3日、国立競技場で聖杯を頭上に掲げたのは鹿島だった。2年連続5度目のナビスコカップ制覇に、鹿島に脈打つ勝者のメンタリティを見た。ゴトビ監督が「45分のうち最後の5分以外、我々がコントロールしていた」と語った通り、前半は清水がペースをつかんだ。高木俊幸の右ボレーがGK・曽ヶ端準の好セーブに阻まれたのをはじめ、クロスやラストパスがわずかにズレるなど、清水の攻撃からは得点の匂いが漂った。一方、鹿島は初シュートまで43分間を費やしたのだった。しかし、リーグ戦7度、ナビスコ杯4度、天皇杯4度のタイトル経験を誇る鹿島に焦りの色はない。若い清水を相手に攻撃勝負を挑んでは分が悪い。鹿島は1点勝負に持ち込もうとした。最終ラインを束ねる岩政大樹が試合後、「0-0の時間を長くするという自分たちの狙い通りのサッカーができた」と明かした。ワントップで延長戦までシュートを放つこともできなかった大迫勇也も、「システム上、前半は孤立すると最初から思っていた。今日は割り切って、勝つサッカーをした」と胸を張った。ジョルジーニョ監督も「若さがあり、勢いとスピードのある清水に対し、情報を整理して、相手の長所を消す作業をしてくれた」と任務を遂行した選手たちを称えた。試合は後半28分のPKをハタチの柴崎岳が決め鹿島が先制するも、5分後に大前元紀にPKを決め返される。そのまま90分間では決着はつかず。追いつかれる嫌な流れの上、鹿島は交代枠を使い切り、清水は交代枠を1枚残しての延長戦突入だったが、残り30分になって清水と鹿島の形勢が逆転する。前半後半ともに、シュート数は清水が上回った。だが、延長戦では清水のシュート3本に対し、鹿島は6本のシュートを放つ。延長戦に入ってからは清水のDFたちが鹿島の攻撃陣を捕まえきれなくなった。決勝点は延長3分に生まれた。MF・増田誓志が大きくサイドチェンジし、右SB・西大伍へ。西のラストパスを柴崎が大きくトラップ、相手DFを置き去りにして右足一閃!この日2点目となる決勝弾を決めた。大舞台で大仕事をやってのけた背番号20は、「2得点はできすぎ。まさかのMVPでした」と喜びを噛み締めた。柴崎をPKキッカーに指名したジョルジーニョは「なかなかあれだけの選手とは出会えない。20歳ながらベテランのような落ち着きがある。おそらくヨーロッパで活躍する選手になる。日本代表でも不可欠な選手になるだろう」と、その才能を賞賛した。黄金期を知る小笠原満男は「鹿島の選手たちは試合時間や局面でやっていいことと、やってはいけないこと、その両方を理解している」と振り返った。また試合前は「天国(優勝)も地獄(準優勝)も知っている強みがある」とも語っていた。小笠原の言葉が、鹿島の勝者のメンタリティを象徴していた。
2012年11月06日清水の1996年以来となる2度目の優勝か、鹿島の2年連続5度目の戴冠か。3月20日に戦いの火蓋を切って落としたナビスコカップの決勝が、いよいよ今週末に迫った。勝敗の鍵は「若さの清水か、経験の鹿島か」と言われている。10月27日、J1リーグ戦30節で対峙した両軍のスタメン平均年齢は清水が22.82歳、鹿島が27.91歳である。鹿島にはリーグ戦を7度、ナビスコ杯・天皇杯それぞれ4度制した経験がある(清水のタイトル歴はナビスコ杯・天皇杯各1度にとどまる)。一発勝負の大舞台でも怖いものなしの若さが発揮できれば清水がタイトルに近づき、清水の若さを空回りさせれば鹿島が覇権に近づくというわけだ。出場停止の有無も、勝敗を左右するだろう。清水は中盤の底を担う杉山浩太主将を欠くが、鹿島に出場停止の選手はいない。ただ、鹿島は左足付け根を負傷し戦線離脱していたMF・レナトがトップフォームにあるか、微妙なところ。1週間前に行われたリーグ戦での直接対決の結果を受け、監督がどうスタメンをいじるか、清水のワイド攻撃、鹿島のセットプレーにどう対処するか、選手交代が早い清水・ゴトビ監督と鹿島・ジョルジーニョ監督が試合展開に則した積極的な交代策を打てるか。試合のキーを挙げれば、枚挙にいとまがない。ただ、ひとつ鍵を挙げると、当たり前の話だが、決定力に尽きる。サッカー界では「決めるべきところでゴールを決めないと勝てない」という箴言がある。11月3日(土・祝)に限って言えば、「決めるべきところで決めるべき人が決めないと勝てない」となる。そう、清水・大前元紀と鹿島・大迫有也、若きエースが決めるか決めないかが勝敗に直結する。J1リーグ戦30節は、FW・金賢聖(キム・ヒョンソン)からのクロスボールを大前が決め、大迫はGKとの1対1を外すなど不発だった。結果は鹿島1-2清水。若きエースの明暗が、そのまま結果となって表れた。さらにJ1リーグで大迫が6ゴールに対し、大前は倍の12ゴールを量産している。ただ、ナビスコ杯に舞台を移すと、両エースの立場は逆転する。大迫は得点ランキングを独走する7ゴールを挙げ、準決勝第2戦でハットトリックを達成した大前は4ゴールと及ばない。しかも、鹿島の背番号9は、昨年のナビスコ杯決勝MVPを獲得している。大迫も大前も、ニューヒーロー賞の対象となる22歳だが(学年は大前がひとつ上)、チームの浮沈を左右するエースと言える。カップ戦の準優勝は善戦した2位ではなく、最後の敗者を意味する。サッカーの聖地・国立競技場で、ゴールを決め、聖杯を手にするのは大前か、大迫か。ふたりは「エースの仕事」を知っている。ナビスコカップ決勝のチケットは売り切れ。11月3日(土・祝)13:00より、フジテレビ系列にて生中継。
2012年11月01日鹿島埠頭株式会社(茨城県神栖市東深芝)は、東日本大震災の影響により運休を余儀なくされていた、鹿島湾内一周遊覧船「ユーリカ号」の運航を9月15日(土)より再開した。「ユーリカ号」は、土曜、日曜、祝日の13時30分に港公園の隣から出航する、最大乗船人数46名(座席数36席)の個人向けの定期遊覧船だ。乗船運賃は、大人1,200円、小学生以下600円だ。乗船券は当日12時30分より発売。15名以上の団体なら、前日の午前中までに電話予約すれば、平日の臨時運航もしてくれる。団体の乗船運賃は大人1,080円、小学生以下540円。雄大な太平洋に面した鹿島の海、鹿島港を臨むオアシス「港公園」や「神の池緑地」、そして巨大タンカーが停泊し世界が交わる近代的な工業地帯……、これらを約45分かけて巡る。神栖市観光協会によると、「ユーリカ号」の名前の由来は、鹿島港がある神栖市と姉妹都市を結んでいるアメリカ合衆国カリフォルニア州ユーリカ市からとっている。さて、鹿島港は、30万トンのタンカーが入港できる世界最大級の掘り込み港湾。日本を代表する工業生産拠点である鹿島臨海工業地帯の中央部に位置し、原材料や製品の海上輸送基地という重要な役割を担っている。同時に、”工場萌え”にとっては、海から、空中から、地上から、工場を堪能できる”工場スポット”でもある。海からの見学に最適なのが、このほど再開した「ユーリカ号」。空から見学できるのが鹿島港の中央にある港公園だ。公園内にある高さ52mの展望台に上ると、左右に港湾地区、臨海地区の工場を一望できる。この公園も震災の影響を受けたが、改修工事を終え、2012年4月に全面開園となった。開園時間は8時30分~17時00分、第1水曜休み。入場料は大人190円、小人100円。遊覧船で海から、展望台で空から楽しんだ後は、地上からの工場見学へ。港公園からも見学できるが、鹿島一番の工場が密集するのが港公園の対岸に見える工業地帯東部地区だ。この地区の真ん中に位置するのが砂山公園。林になっている小さな丘があるほかは何の変哲もない公園だが、石油化学プラントを鑑賞するには外せないスポットだ。工場のパイプ群が目と鼻の先に迫り、存分に工場を楽しめる。なお、「ユーリカ号」は当日の気象条件により運航が中止する場合もあり、また、乗船定員に達した場合、発券は終了するので注意。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日J1のセレッソ大阪は7月28日、ドイツ・ブンデスリーガのボーフムとMF乾貴士の完全移籍についてクラブ間で合意したと発表した。乾は31日(日)の鹿島アントラーズ戦がC大阪でのラストゲームとなる。C大阪対鹿島戦のチケット情報滋賀・野洲高時代に全国高校選手権で優勝を経験している乾は、2007年に横浜F・マリノスに加入するも、なかなか出場機会を得られず、2008年6月には期限付きでC大阪に移籍する。C大阪では、シーズン終了後に完全移籍を果たすなど攻撃の柱としてチームを牽引し、昨季はC大阪がリーグ3位と躍進する原動力になった。日本代表では、デビュー戦のイエメン戦(2009年1月)など3試合に出場している。なお、鹿島対C大阪戦のチケットは発売中。
2011年07月28日