鉛筆にフォーカスした展覧会「THE SECRET LIFE OF PENCIL」が、10月6日から11月13日まで東京・表参道のポール・スミス スペース ギャラリー(Paul Smith SPACE GALLERY)にて開催される。プロダクトやパッケージのデザインを手掛けるアレックス・ハモンドと、フォトグラファーのマイク・ティニーによって開催される同展。会期中は、ポール・スミス、プロダクトデザイナーのトム・ディクソン、彫刻家のアニッシュ・カプーア、フォトグラファーのデヴィッド・ベイリーなどの著名人が使用した鉛筆の写真を展示・販売。このデジタル社会において、非常にシンプルな筆記用具である鉛筆が、いかに世界一流のアーティストや建築家、作家、デザイナーらの仕事とともにあり、変わることなく偉大な存在であり続けているかを伝え、鉛筆を使うことの味わい深い面白さを追求する。なお、同展は15年5月にロンドン・メイフェアのPaul Smith No.9 Albemarle Street Shopで開催されたもので、今回の日本開催にあたり、原研哉、谷尻誠、田名網敬一、隈研吾、鋤田正義、坂本龍一、NIGO(R)、Klein Dytham architectureなどが使用した鉛筆の写真も新たに追加される。また、同イベントは恵まれない境遇にいる子どもたちに教育の機会と保護を与えるイギリスのチャリティー団体であるChildren in Crisisと協力し、売上の一部を寄付する。【イベント情報】「THE SECRET LIFE OF PENCIL」会場:ポール・スミス スペース ギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前5-46-14 3階会期:10月6日~11月13日時間:12:00~20:00(土日祝日は11:00~)定休日:水曜不定休
2016年09月25日ポール・スミス(Paul Smith)の旗艦店3階にあるポール・スミス スペース ギャラリー(Paul Smith SPACE GALLERY)にて、写真展「THE SECRET LIFE OF THE PENCIL」を開催する。期間は2016年10月6日(木)から11月13日(日)まで。本展は、インダストリアルデザイナーのアレックス・ハモンドとフォトグラファーのマイク・ティニーによるプロジェクトだ。彼らは、このプロジェクトの中で、非常にシンプルな筆記用具である“鉛筆”が、世界一流のアーティスト、建築家、作家、デザイナーらのデスクの上で、いかに彼らの仕事に寄り添い、変わることなく偉大な存在であり続けているかを伝えている。2015年5月には、ロンドン・メイフェアのPaul Smith No.9 Albemarle Street Shopで開催。ポール・スミス、プロダクトデザイナーのトム・ディクソン、彫刻家のアニッシュ・カプーア、フォトグラファーのデヴィッド・ベイリーが実際に使用した鉛筆やその写真を展示した。日本開催にあたっては、新たに原研哉、谷尻誠、田名網敬一、隈研吾、鋤田正義、坂本龍一、NIGO、Klein Dytham architectureらを迎え、それぞれが使用した鉛筆の写真の展示・販売を行う。圧倒的なディテールを表現した写真たちは、持ち主の特徴をそのまま映し出し、ひとつひとつの鉛筆の姿を見事に捉えている。【開催概要】THE SECRET LIFE OF THE PENCIL会期:2016年10月6日(木)〜11月13日(日)開館時間:月~金 12:00~20:00、土日祝 11:00~20:00会場:ポール・スミス スペース Paul Smith SPACE GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前5-46-14 3FTEL: 03-5766-1788定休日:水曜不定休
2016年09月23日H&Mが10月17日、写真家のジャン=ポール・グードが手掛けたケンゾー(KENZO)とのコラボレーションコレクションの広告キャンペーンをスタートする。同広告キャンペーンは、7人の多様なセレブリティやリーダーたちを主役としたもの。イマン、ロザリオ・ドーソン、チャンス・ザ・ラッパー、坂本龍一、クロエ・セヴィニー、スボイ、シューテズカトル・マルティネスといった7人が主役としてキャンペーンに登場する。ケンゾーのクリエイティブディレクターのキャロル・リムとウンベルト・リオンは同広告キャンペーンについて、「私たちは尊敬する方々と一緒に仕事をすることが大好きで、ジャン=ポール・グードは本物のアイコン的存在です。KENZO×H&Mのために撮影された彼の写真は素晴らしく、コレクションの個性と前向きさと自由さを捉えています」とコメント。ジャン=ポール・グードは、「H&Mとキャロルとウンベルトと一緒にKENZO×H&Mのキャンペーンに取り組むことは、真に冒険です。私は彼らのコレクションに臨む姿勢、そして彼らの若さ、エネルギー、楽しさ、スタイルが大好きです」と語っている。なお、H&Mとケンゾーのコラボレーションコレクションは11月3日、世界中の250以上のH&Mの限定店舗及びオンラインストアにて展開される。
2016年09月14日旅とグルメをテーマにしたバラエティ「火曜サプライズ」の9月13日(火)放送回に、映画『怒り』に出演している渡辺謙と宮崎あおい、そして『超高速!参勤交代 リターンズ』から佐々木蔵之介が、それぞれゲストで登場する。『怒り』では親子役で共演している渡辺さんと宮崎さん。これまで何度も同番組に出演している宮崎さんは今回「秋の味覚を収穫したい!」ということで、渡辺さんと番組MCのウエンツ瑛士と共に米の収穫を体験する。ロケで向かった先は比較的収穫が早いという千葉県の田んぼ。初心者にも関わらずコンバインを見事に操縦する渡辺さんと宮崎さんに注目だ。さらにナスやモロヘイヤなど旬の野菜も収穫。穫れたての野菜と米で料理作りにも挑戦する。炊き立てご飯を頂きながら渡辺さんに双子の孫ができた話や、2人がそれぞれ大河ドラマに主演した際の裏話などをトークする。また前回の出演時、次に“アポなし旅”をするなら「地元で!」と言っていた佐々木さんは、今回その言葉通り地元・京都で「アポなしグルメ旅」を敢行。炎天下の中、先斗町の川床で食事がしたいというウエンツさんの希望を受け、京風フレンチの店にアポなし突撃するが夕方からの開店のためまだ準備中。佐々木さんの“凱旋”アポなし旅の様子も見逃せない。今回ゲストに登場した渡辺さんと宮崎さんが出演している映画『怒り』は9月17日(土)より全国東宝系にて公開。芥川賞作家・吉田修一の同名小説を映画化。SNSやモバイル機器の発達により、家族や友人、ときに愛する人でさえ、簡単に疑ってしまう不信の時代に、人を“信じる”という根源的な問いかけを一つの殺人事件をきっかけに投げかける群像ミステリーで、渡辺さんと宮崎さんのほ、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、妻夫木聡ら実力派俳優陣が集結。音楽を坂本龍一が手がける。佐々木さん出演の『超高速!参勤交代リターンズ』は現在全国公開中。前作の大ヒットから2年、前作では江戸へ高速で“参勤”した湯長谷藩一行が今度は故郷へ高速で“交代”する。なんと藩で一揆で発生、城も乗っ取られてしまう。果たして彼らは城を奪い返し、民を守ることができるのか?今回も佐々木さん演じる“殿”ら湯長谷藩の面々の奇想天外が作戦が繰り広げられる。佐々木さんほか、深田恭子、知念侑李、陣内孝則らが前作から続投。古田新太らも新たに加わり豪華キャストの共演も見どころだ。「火曜サプライズ」は9月3日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年09月13日ニューバランス(New Balance)は、世界最大級のグローバルフラッグシップストアを2016年11月5日(土)東京・原宿にオープンする。ニューバランスの旗艦店が原宿に全4階建てで、約1400平方メートルの大型店舗である原宿店は、ランニングを中心としたパフォーマンスカテゴリー、ライフスタイル、ウィメンズ、キッズなど、全てのカテゴリーを豊富に展開。さらに併設されたカフェやシャワーブースを通して、様々なイベントを実施していく予定だ。<1階>ランニング3Dスキャンで最適な一足をニューバランスの注力アイテムでもある、ランニング用のシューズ&アパレルを取り揃える1階。最大の見どころは、3Dスキャンを採用した「ストライド ID(STRIDE ID)」だ。3Dスキャンにより、足のサイズだけでなく、甲周りや幅まで立体的に測定。その後、フロアに描かれた陸上トラックを実際に走ることで、足の傾きや癖などを計測し、一人一人の特徴に合った最適のシューズが提案されるというシステムとなっている。ランナーにとっては、自分のランニングフォームを改めて見つめ直すきっかけにもなりそう。<2階>ウィメンズ&キッズ“親子コーデ”も簡単ウィメンズ&キッズコーナーとなっている2階では、それぞれサイズ違いの同じモデルが豊富に置いてあるため、“親子コーデ”が簡単に実現できる。キッズシューズには、店舗限定のモデルも多数登場。さらに、全国に3店舗しか置いていないという「ゴルフウェア」シリーズや、7月に誕生したばかりのライフスタイルウェアやシューズも豊富にラインナップ。フィットネスウェアで人気のブラトップは、国内随一の展開数となっている。旗艦店限定で「東京」をもじった「TKYO」と書かれたロゴTシャツもこちらの階で販売される。カラーは、グレー・ブラック・ホワイトの3色展開。<3階>メンズ英国・米国製のモデルが豊富、坂本龍一とのコラボモデルもメンズフロアである3階では、ニューバランスで人気の「Made in U.S.A.」「Made in U.K.」モデルを豊富に取り揃える。中には、旗艦店限定モデルも。履き心地に加え、デザイン性の高い本シリーズはぜひチェックしたい。さらに、世界的に活躍する音楽家・坂本龍一デザインのスニーカー「M990V3」を限定販売する。ベースとなった「M990V3」は、アメリカ製のパフォーマンスランニングモデル。1982年にオリジナルの「990」が舗装路用のランニングシューズとして世に出てから、アップデートを続けてきたブランドを象徴する990番台シリーズの人気モデルだ。さらに、フットボールやゴルフ用のシューズのほか、ライフスタイルのアパレルを数多くラインナップ。シューズに合うウェアも一緒に見つけたい。【アイテム詳細】坂本龍一コラボモデル<110足限定発売>1N990(Men’s)価格:32,000円+税カラー:MB(ブラック)、MW(ホワイト)サイズ:25.0~29.0cm1N990 (Women’s)価格:32,000円+税カラー:WB(ブラック)、WW(ホワイト)サイズ:23.0~25.0cm※購入者にはオリジナルバッグがプレゼントされる。<4階>カフェ&シャワーブースヘルシーな地中海料理や新スタイルのカフェラテ開放感のある4階では、全世界の旗艦店で初となるカフェ「Nothing Better」がオープン。スタジアムをイメージしたデザインの店内では、ニース料理をベースにしたヘルシーなフードを手頃な価格でカジュアルに楽しめる。例えば、野菜や魚をふんだんに使ったベーグルサンドのほか、仏名物料理のパニスやサラダ、スイーツなどが展開される。さらに、おすすめは7種類以上用意されたミルクを選び味わう、新スタイルのカフェラテ。無脂肪牛乳、ソイだけでなく、オーガニック、アーモンド、そしてジャージーなどを取り揃え、一味違うカフェラテを楽しむことが可能。キャラメルをいれるなど、アレンジメニューもある。奥に設置されたシャワーブースは、定期的に開催されるランニングイベント時などに、無料で使用可能だ。男性用・女性用に3ブースずつシャワーがあり、キールズ(KIEHL’S SINCE 1851)のアメニティも用意されている。今後も直営店を続々オープンニューバランスは、原宿オープンに先駆け、10月には北海道初上陸となる札幌、11月には大阪・梅田に直営店をオープン予定。これにより、日本国内の直営店は全6店舗となり、各店舗を拠点に、スポーツとライフスタイルを融合した新しい世界観を発信していく予定だ。【ショップ詳細】ニューバランスグローバルフラッグシップストア 原宿オープン日:2016年11月5日(土)住所:東京都渋谷区神宮前4-32-16
2016年09月02日渡辺謙ら豪華俳優陣が出演し、「第41回トロント国際映画祭」に出品が決定するなど話題を集める映画『怒り』。この度、本作から本邦初公開の映像に、坂本龍一と「2CELLOS」の演奏シーンをMIXさせたプロモーション・ビデオが完成。本日8月31日(水)より、映画公式ウェブサイトにて視聴することができるようだ。八王子で起こった夫婦殺人事件。現場に“怒”の血文字を残し、顔を整形し、全国に逃亡を続ける犯人の行方は知れず。事件から1年後。千葉の漁港で暮らす洋平(渡辺謙)・愛子(宮崎あおい)親子の前に現れた田代(松山ケンイチ)。東京の大手企業に勤める優馬(妻夫木聡)が街で偶然出会った直人(綾野剛)。沖縄の女子高生・泉(広瀬すず)が無人島で遭遇した田中(森山未來)。前歴不詳の3人の男の中に、あの殺人犯がいるのか?あなたを信じたい――。そう願う我々に驚愕の結末が突きつけられる。芥川賞作家・吉田修一の同名小説を映画化する本作。キャストには、娘と暮らすしがない父親役の渡辺さんを始め、宮崎あおい、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、妻夫木聡といった、いま注目を集める実力派俳優陣が集結している。このほど到着したのは、「坂本龍一 feat. 2CELLOS」の本作の主題曲「M21 - 許し forgiveness」のPV。「2CELLOS」は、2本のチェロで奏でる情熱の超絶パフォーマンスにより世界を震撼させるクロアチア出身イケメン・チェロ・ユニット。2013年には、NTTドコモ「ツートップ」のTVCMに出演し、衝撃の演奏で日本のお茶の間をも沸かせていた人物だ。今回のPV内の「2CELLOS」演奏シーンは、7月下旬に20回を迎えたフジロック・フェスティバルのために来日した際都内で撮影。そこに坂本さんがNYで録音した際のフッテージと、すでに公開されている予告編の映像に加え、本作からの初公開映像をMIXさせたものとなっている。ストーリーの流れに沿って坂本さんと「2CELLOS」の演奏シーンがインサートされ、映画の世界観が見事に凝縮された濃厚な映像作品に仕上がっている。「2CELLOS」は、「このような日本映画の大作に、そして日本を代表する偉大な作曲家、坂本龍一氏とご一緒できて大変光栄です」と喜び、「僕たちは2人とも映画やアニメなど、日本の文化が大好きなので、このプロジェクトに参加できてとてもワクワクしています」とコメントを残している。なお、この主題曲「M21 - 許し forgiveness」も収録されている「怒り オリジナル・サウンドトラック」は、9月14日(水)よりリリース予定。また、iTunesなどで主題曲「M21 - 許し forgiveness」がアルバムに先駆けて先行配信中だ。『怒り』は9月17日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月31日フジテレビ・ノイタミナほかにて10月より放送が決定しているTVアニメ「舟を編む」。この度、本作に人気声優の櫻井孝宏と神谷浩史、そして坂本真綾が出演することが決定。併せてキービジュアルやメインキャラクターの最新ビジュアルも到着した。「まじめもいいけど、もう少し空気を読めってコト」「西岡さんの仰る『空気』は【呼吸する】ものではなく、【場の状況、雰囲気】を表す際に用いる『空気』ですね…」。口下手なのに営業部員の馬締光也と、一見チャラ男だが辞書編集部員である西岡正志は、偶然街中で出会う。中型国語辞典「大渡海」の刊行計画を進める出版社・玄武書房のベテラン編集者・荒木は、自身の定年を間近に控えて後継者探しに躍起になっていた。そんな中、西岡から馬締の話を聞き、彼をスカウトすることに…。「人をつなぐ―言葉を編む」。伝わらない言葉。伝えられない想い。これは、そんな不器用な人間たちの物語――。原作は、累計発行部数120万部の大ヒットを記録した三浦しをんの同名著書。2012年には本屋大賞を受賞、また翌年には松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョーらを迎え実写映画化され、今年、満を持してアニメ化される。このほど発表されたのは、物語の中心人物となる3キャラクター。「亜人」「ジョーカー・ゲーム」などの話題作に出演するほか、永野芽郁や竜星涼ら若手俳優が勢ぞろいするドラマ「こえ恋」に声の出演もしている櫻井さんが演じるのは、玄武書房・第1営業部に所属する馬締光也役。営業マンではあるが、口下手で自分の想いをうまく相手に 伝えられない。西岡との出会いをきっかけに、言葉に対する能力を開花していく役どころだ。偶然にも馬締と出会う西岡正志役には、「おそ松さん」や「デュラララ!!×2」ほか人気作に出演し、「クレヨンしんちゃん」の2代目ぶりぶりざえもんに抜擢されるなど話題が絶えない神谷さん。玄武書房・辞書編集部に所属しており、見た目通りのチャラ男でコミュニケーション能力は高いが、 辞書編集に興味はないようだ。そして、馬締が下宿している「早雲荘」の大家・タケおばあちゃんの孫娘で板前修行中の林香具矢役には、「黒執事」「アルスラーン戦記」などのアニメ作品をはじめ、『スター・ウォーズ』シリーズのパドメ・アミダラ役や海外ドラマなどで吹き替えとしても活躍する坂本さんが担当。それぞれ世の中を生きていく上で想いをうまく伝えられないでいる、不器用な人間たち。そんなキャラクターを豪華キャスト陣が熱演する。また今回、本作の本格始動に併せて原作者の三浦氏と、「昭和元禄落語心中」の作者で本作ではキャラクターデザイン原案を手掛けた雲田はるこからコメントが到着。三浦氏は「シナリオ、絵コンテ、美術設定など、どれもこれも感嘆のため息が出てきます。スタッフのみなさまの情熱が詰まった作品になりそうで、とっても楽しみです !」と期待を語る。また雲田さんと共にアフレコに立ち会ったという三浦氏は「登場人物に声を吹きこむとは、まさに命を吹きこむことなのだなと実感し、感激しました。いまの段階でこんなに素晴らしいということは、完成品をテレビで拝見したら、私はどうなってしまうのでしょうか。感激死しないよう気をつけます」と興奮気味に語る。雲田さんも「冒頭の、荒木さんと松本先生がそば屋で語り合うシーン。後のお話を知っているからなのか、ムネアツだからか、声優さんの演技があまりに素敵だからか、涙がにじんで止まりませんでした」と思わず感極まってしまったと明かし、「これから絵も動いて、色もついて、我が子…というにはおこがましいですが、我が孫も同然のキャラクターたちが動いて行くこと、楽しみにしております。ぜひ、皆様もご期待ください。世界一のファンから見ても、すごく良いアニメになりそうです」と絶賛した。さらに本日8月18日(木)25時5分からフジテレビにて放送されるノイタミナにて、最新プロモーションビデオが放映。初公開となるTVアニメ「舟を編む」アニメーション映像とキャラクターボイスが披露される。「舟を編む」は10月よりフジテレビ・ノイタミナほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年08月18日映画『怒り』が、2016年9月17日(土)より全国の劇場で公開される。原作は、吉田修一による同名の小説。監督・脚本に李相日を迎え、本当の悪人は誰か?という人間の善悪に深く切り込んだ映画『悪人』のタッグが再び実現した。千葉・東京・沖縄の3箇所を物語の舞台に、それぞれ異なる3つの物語が交差しながら重厚な人間ドラマが紡ぎ出されていく本作。キャストには、主演・渡辺謙のほか、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡ら人気・実力を兼ね備えた俳優陣が集結している。偶然の出会いから、次第に関係を深めていく3組の男女が抱く「自分が愛した人は、殺人犯なのか?」という懐疑心。家族や友人、ときに恋人さえ簡単に疑ってしまう不信の時代に、一つの殺人事件を通して「信じるとは?」という根源的な問いかけを投げかける。そして主題曲「M21 - 許し forgiveness」は作曲を坂本龍一、演奏は坂本龍一と2CELLOS(トゥー・チェロズ)が担当した。2CELLOSは、2本のチェロで奏でるパフォーマンスにより、注目を集めるクロアチア出身のチェロ・ユニットで、フジロック・フェスティバル’16にも出演を果たしている。オリジナル・サウンドトラックは2016年9月14日(水)に発売予定、主題曲は先行配信中だ。【作品情報】映画『怒り』公開日:2016年9月17日(土)原作:吉田修一(「怒り」中央公論新社刊)監督・脚本:李 相日音楽:坂本龍一キャスト:渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、原日出子、池脇千鶴、※宮崎あおい、妻夫木聡※宮崎あおいの「崎」は正しい文字が環境により表示できないため、「崎」を代用文字として使用。(C)2016映画「怒り」製作委員会【ストーリー】ある夏の暑い日に八王子で夫婦殺人事件が起こった。窓は閉め切られ、蒸し風呂状態の現場には、『怒』の血文字が残されていた。犯人は顔を整形し、全国に逃亡を続ける。その行方はいまだ知れず。事件から一年後。千葉と東京と沖縄に、素性の知れない3人の男が現れた。千葉―――――――3か月前に突然家出をした愛子(宮崎あおい)が東京で見つかった。彼女は歌舞伎町の風俗店で働いていた。愛子を連れて帰った父・洋平(渡辺謙)は、千葉の漁港で働く。そして愛子は、2か月前から漁港で働きはじめた田代(松山ケンイチ)に出会う。東京―――――――大手通信会社に勤める優馬(妻夫木聡)は、日中は仕事に忙殺され、夜はクラブで出会う男と一夜限りの関係を続けていた。彼には末期がんを患う余命わずかな母がいた。ある日、優馬は新宿で直人(綾野剛)に出会った。沖縄――――――男と問題を起こした母と、夜逃げ同然で離島に移り住んできた高校生の泉(広瀬すず)。ある日、無人島でバックパッカーの田中(森山未來)に遭遇した。殺人犯を追う警察は、新たな手配写真を公開した。その顔は、出会った男に似ていた。偶然の出会いから関係を深めていった3組は、次第に疑い始める。愛した人は、殺人犯だったのか?それでも、あなたを信じたい。そう願う彼らに、信じたくない結末が突きつけられる。■「怒り」オリジナル・サウンドトラック発売日:2016年9月14日(水)定価:3,000+税音楽:坂本龍一全20曲収録予定
2016年07月24日『悪人』で国内映画賞を総なめにした原作・吉田修一×李相日監督による『怒り』の完成報告会見が7月11日(月)に開催。主要キャストの渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡をはじめ、総勢15名が出席した。八王子で起きた一家惨殺事件から1年。東京、千葉、沖縄それぞれに素性の知れない怪しい3人の男が現れる。男と近しい人間たちは、彼を信じようとするも、どうしようもなく疑いを抱き始め…。“日本を代表する豪華俳優陣”という宣伝文句に渡辺さんは「今年、すでにそういう作品がいくつも公開されてますが(笑)」と冗談めかしつつ「肉弾相打つ、魂をぶつけ合う映画になったと思います」と自信をのぞかせる。渡辺さんや妻夫木さんのように既に李監督作品に出演経験のある俳優もいるが、多くのキャストは本作が初体験。みな一様に「うわさで『厳しい現場だ』とは聞いていた(苦笑)」と語るが、実際に東京、沖縄、千葉で行われた撮影は過酷だったよう。それでもキャスト陣は「厳しいけど愛情があった」と充実感を漂わせる。森山さんは監督に「心をかき混ぜていただきました」と語り、宮崎さんも「2週間ほどの撮影でしたが、いままでの人生で一番長く、濃い2週間でした」とふり返る。広瀬さんは、オーディションで役を勝ち取ったが「監督がご飯を食べているところを見て『監督も人間だ』と言い聞かせてました」と語り、これには共演陣も爆笑していた。妻夫木さんと綾野さんはゲイのカップルを演じているが、妻夫木さんは「これまでの役作りで一番お金を使ったと思います。新宿二丁目に通って、パーティをして…剛とも一緒に住んだり」と『悪人』撮影時を思い出させるような、役になりきるためのアプローチを明かした。綾野さんは、そんな妻夫木さんとの共演について「引っ張っていただき、いい関係になれました。愛おしい時間でした」と述懐する。渡辺さんは、宮崎さんと父娘を演じたが、“愛娘”を大絶賛!「いままでの役とは違う世界に踏み込む思いを最初から感じていました。少し先輩として、それを見届けるのを楽しみにしていました」と語る。さらに「このひと、すごく真面目でストイックなんです。だから(現場で役に入るために)みんなから離れてひとりでいようとする」と語り、無理やり、宮崎さんをみんなの輪に引っ張り込んで、話をしたと明かした。「めんどくさかった(笑)?」という渡辺さんの言葉に宮崎さんは「とんでもない!」とかぶりを振り「現場ではずっと『お父ちゃん』と呼んでました。一緒にいることが自然で、2週間しかいなかったのが信じられないくらい」と笑顔を見せる。その言葉に渡辺さんは「本当に幸せになってほしいと思ってるから(笑)」と“父”の顔で優しく微笑み返していた。会見にはピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、佐久本宝、原日出子、川村元気プロデューサーも出席。なお、本作では音楽を坂本龍一が担当している。『怒り』は9月17日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月11日レオナルド・ディカプリオにアカデミー賞をもたらしたアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽を担当したことも記憶に新しい、世界的音楽家・坂本龍一。このほど、坂本氏が芥川賞作家・吉田修一と鬼才・李相日監督、そして渡辺謙をはじめとする超豪華キャストが競演を果たす映画『怒り』の音楽を担当、その旋律が第2弾予告編映像の中で解禁となった。各映画賞を総なめにした『悪人』から6年。吉田修一と李監督が新たに挑むのは、SNSやモバイル機器の発達により、家族や友人、ときに愛する人でさえ、簡単に疑ってしまう不信の時代に、人を“信じる”という根源的な問いかけを一つの殺人事件をきっかけに投げかける群像ミステリー。主演を務めるのは、ハリウッドでの活躍はもちろん、昨年は「王様と私」でブロードウェイ・ミュージカルにも初挑戦した、渡辺さん。さらに森山未來、松山ケンイチ、綾野剛が殺人事件の“犯人かもしれない”謎の男に、また、彼らを“信じよう”とする者たちには広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡と、人気・実力ともにトップクラスの7名が集結。迫真の演技で重厚な人間ドラマを紡ぎ出す。そんな本作に、日本が世界に誇る音楽家・坂本氏も引き寄せられた。『戦場のメリークリスマス』(’83)で英国アカデミー賞、『ラストエンペラー』(’87)ではアカデミー賞作曲賞、グラミー賞などを受賞、療養から復帰後も山田洋次監督の『母と暮せば』に『レヴェナント』と大作を手がけた坂本氏。今回は、李監督の熱烈なオファーにより実現したもので、本作の川村元気プロデューサーは「たぎるような怒りと、すべてを諦め冷めてしまった怒り、人を信じる気持ちと、信じられないと思う気持ち。揺れる登場人物たちの感情を、冷静な世界からエモーショナルに音楽を描けるのは、世界においても坂本龍一しかいなかった」とその理由を明かしている。坂本氏は、原作と李監督による脚本をすぐさま読んで快諾。李監督と度重なるディスカッションを重ね、音楽制作が行われた。昨年8月には、坂本氏は『怒り』撮影現場を見学し、撮影された映像を観ながら、より期待が高まっていったという。李監督と坂本氏は何度も意見交換を行ったそうで、「常に妥協を許さない李監督の姿勢に、何度も何度も直しを要求されたけれど、音は直す度に確実に良くなっていった」と、坂本氏はふり返って言う。音楽収録は、今年3月6日(現地時間)、米ワシントン州ケンモア市にあるバスティア大学内にあるチャペルにて行われた。メジャーな録音スタジオ(ロスではソニー・ピクチャーズ、20世紀FOX、パラマウント・ピクチャーズ。ロンドンではアビーロードなど)の録音ステージと同じ質を提供することで知られているこのチャペルでは、数多くの作品の音楽収録が行われており、『レヴェナント』をはじめ、『キャロル』『しあわせの隠れ場所』『ワルキューレ』『ブロークバック・マウンテン』などの収録が行われている。坂本氏と収録に臨んだのは、シアトルを中心に活動するノースウェスト交響楽団。坂本氏とは『レヴェナント』でもタッグを組んでいる。オーケストラの楽員は、「坂本さんは特別な方です。存在感が圧倒的で、部屋に入ってきたことを見て確認しなくても(存在感を)感じるそんな方です。彼の音楽を言葉で表現することなど到底無理ですね。ただ曲に引き入れ包み込み、巧みに設計された音によって、聴いた人間に考える力をもたらし、音楽の世界での旅に連れ出してくれるということは言えます。それは最初の音譜から最後の音譜まで。彼の音楽によって映像作品がより魅力的になるのはそういうことで、まさに魔法にかけられた感じ」と、坂本氏の音楽を表現する。李監督も、「音ひとつひとつの響き、厚み、深みが想像以上に音が感情表現している。聴かせていただいた音楽の力で何ステップにも映画が上がっていく瞬間をじかに見せていただいた。責任がさらに増している感じがあります。嬉しい責任ですけどね」と語る。さらに、坂本氏が作り上げた主題曲を奏でるのは、2本のチェロによる圧倒的パフォーマンスで世界を魅了する、クロアチア出身チェロ・デュオ「2CELLOS」今年7月に開催されるFUJIROCK FESTIVAL’16への出演も決定しており、彼らの繰り出す音色にも期待が高まる。<以下、各人コメント>■坂本龍一李相日さんと初めて仕事をした。事前の噂では大変に難しい人だという。実際に仕事をしてみると、なるほどしつこく、粘り強くこちらに様々な要求をしてくる。しかし、それは「もっとよい方法があるのではないか」「もっとよくなるのではないか」という李さんの作品へのこだわりからくるものであり、モノを作る人間ならば当然の欲求であって、逆にそれがないのがおかしいと言わざるを得ない。『怒り』は日本映画としては珍しくエンターテインメントに流されず、骨太でパワフルな映画になったと思います。■李相日監督「怒り」…これは誰の目にも見えるわけではない。けど、間違いなく誰の側にもあるもの。そんな雲をも掴み取ってしまうような鋭い感性が坂本さんには存在する。映像から受けた刺激と、僕のゴタクに忍耐強く耳を傾け、ミリ単位に及ぶ緻密で壮大なサウンドが生み出される。登場人物たちは多様な顔を見せ始め、シーンは様々な解釈を生じさせていく。もっと深く、もっと濃密に…。思えば、“坂本龍一”という名の大きさに呑まれぬよう自分を叱咤していた。気付けば、呑まれたのは、『怒り』に臨む坂本さんの姿勢。剥き出しの、その情熱に。■「2CELLOS」このような日本映画の大作に、そして日本を代表する偉大な作曲家、坂本龍一氏とご一緒できて大変光栄です。僕たちは2人とも映画やアニメなど、日本の文化が大好きなので、このプロジェクトに参加できてとてもワクワクしています。『怒り』は9月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日ケンゾー(KENZO)とH&M(エイチ&エム)がコラボレーション。「KENZO×H&Mコレクション」は、H&M 原宿店、銀座店、渋谷店、新宿店、名古屋松坂屋店、心斎橋店、およびオンラインストアにてメンズ・ウィメンズともに、2016年11月3日(木・祝)より発売される。メンズ全アイテムを紹介>>ウィメンズ全アイテムを紹介>>これまで多くの著名デザイナーとコラボレーションを提案してきたH&M。今回彼らが選んだのは、ユニークで若々しいスピリットを表現している、活気と遊び心に満ちたKENZOだ。ウンベルト・レオンとキャロル・リムがクリエイティブ・ディレクターに就任して以来、独自のセオリーを掲げ、パフォーマンス性の高いショーやアーティストとのコラボレーションを発表しているKENZO。2016-17年秋冬コレクションでは、日本のアニメ「セーラームーン」にフィーチャーし、個性豊かなピースを披露した。KENZO×H&Mコレクションは鮮やかなカラーとプリントに溢れている。KENZO創設者の高田賢三による民族プリントのリボンドレスといったアーカイブも、フレッシュに再解釈され新たなファッションとして提案。ウェアはどれも個性的で、タイガープリントのロールネックトップスやジャカード織のタイガーソックスシャフトブーツなど、ここでしか出会うことのできないユニークなものが揃う。また、メンズアイテムも取り外し可能なプリントの襟付きパーカーやタイガープリントのジーンズなど、華やかな装いが充実。足袋ソックスやタイガープリントのキャップ、編地のプリントスカーフ、ショルダーバッグと小物も幅広い展開だ。KENZO×H&Mコレクションのビジュアルには 日本からは坂本龍一が選出され、クロエ・セヴィニー、ロザリオ・ドーソンなどともに、コラボレーションウェアを纏って登場している。11月3日(木・祝)の発売に先駆け、KENZOクリエイティブ・ディレクターのウンベルト・レオンとキャロル・リムが来日。コラボレーションの経緯や掛ける思いについて話を聞いた。なぜ参加を決めたのでしょうか。ウンベルト:最初にH&Mと話をしたのは2年前。その時点で、H&Mは様々なブランドとコラボレーションをしていて、参加すればきっとエキサイティングな企画になるだろうなと思いました。そこから2年かかったのは、実現するのに完璧なタイミングを待っていたのが一つ。そして、スペシャルなものにしたかったという思いがあったからです。キャロル:新しい人々との出会いも参加を決めた一つのきっかけです。特に、H&Mのファンと初めて出会えたことは嬉しい。また、様々な方々と一緒にお仕事に取り組めたことも貴重な機会でした。KENZO×H&Mコレクションのコンセプトを教えてください。ウンベルト:デザインをするとき、お客さんが求めていることを初めに考えます。今回は、高田賢三のアーカイブ、そして僕たちが創り上げてきたアーカイブを合体させて、新たなものを作りたいなと考えていました。例えば、リボンドレスは、高田賢三の時代に生まれたのはたったの2着。世の中に2着しか存在しえないものでした。このアーカイブをH&Mとクリエーションすることで再現でき、ある意味クチュール的なものをより多くの人が楽しめるようにすることができました。具体的に刺激を受けた高田さんのアーカイブピースはありますか?ウンベルト:1972年のオリジナルロゴは、スウェットトップスのモチーフとして落とし込みました。また、80年代3人のモデルを起用して‟クールルック”と打ち出したキャンペーンから得たアイデアは、タイガープリントへと形を変えています。私たち特有のアプローチは、どれもウォッシャブルにしていること。現代的であること、機能的であることは、どのコレクションでも用いてきたポイントなんです。高田賢三ならではの美しいシルエットやフォルムはそのまま再現し、そこにモダンな手法を投下して、融合させている。高田賢三のアーカイブと僕たちのアーカイブがうまく調和するところが、面白いですよね。最も難しかったところは?ウンベルト:H&Mは、最良の価格でファッションを提供している。その中でKENZOのクチュールレベルを保って新しい作品を作り出すことが一番チャレンジングでした。私たちは、ファンにサプライズを与えることが好き。着物を新しいファッションへと変えたり、全ての洋服をリバーシブルにして1パターンだけでなく2パターンで楽しめるようにしたり。ラッフルドレスはリボンを3m、ラッフルを15mを使って創り上げましたし、シルクは100%のものにこだわりました。KENZOのコレクションとコラボレーションコレクションの違いはありますか。ウンベルト:KENZOでも、キャンペーンから広告まで全てを手掛けているので、クリエイティブ・ディレクションの面では違いはないです。ただし、H&Mとのコラボレーションでは、アーカイブを大きく打ち出しました。今まで自分たちのコレクションで、アーカイブのプリントやモチーフを再現したことはありましたが、ここまで打ち出したことはありません。これはH&Mのために行った特別なことだと思います。キャロル:そのため、一つひとつが特別なピースになっています。アイテムごとに、アーカイブを甦らせているので、思い入れがある。KENZOのこれまでを相対的に打ち出しているので、特別感に溢れていますよね。明後日(11/3)いよいよ発売ですが、いまの気持ちは?キャロル:とにかくワクワクしています。お客様がたくさんお店に来てくれたらいいなと願っています。実は、私はH&Mが初めてカール ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)とコラボレーションしたとき、ニューヨークのお店に並んでいたんです。コラボレーションを待ち望んでいた気持ちを今でも覚えています。そのワクワク感を東京の店舗で見られるのを楽しみにしていますし、お客様にも私と同じ感覚を感じて欲しいなと思っています。ウンベルト:ストリートで、KENZO×H&Mコレクションがどんな風に着こなしてもらえるのか楽しみです。特に、日本人は色々なスタイルをミックスして、ファッションを楽しんでいますよね。メンズコレクションも際立つようにデザインしているので、男性も女性と同じように楽しんでもらいたいなと願っています。なぜ発売前のタイミングで東京へ?私たちは、KENZOのクリエイティブ・ディレクターになって6年になりますが、いつも高田賢三の功績に敬意を払っています。KENZO×H&Mコレクションを通して、高田賢三が残した功績を日本の皆さんに伝えられる良い機会となったと考えています。70年代に日本を離れてパリで活躍された高田賢三。彼の恐れを知らないチャレンジ精神をファッションを通して、表現できたなと思っています。【アイテム詳細】KENZO×H&Mコレクション発売日:2016年11月3日(金)取り扱い店舗:H&M 原宿店、銀座店、渋谷店、新宿店、名古屋松坂屋店、心斎橋店、オンラインショップ
2016年05月28日アーティスト、俳優、文化人、アスリートなど著名人2人が登場し、お互いの人生の節目で出逢った“大切な歌”を10曲持ち寄り対談する番組「ミュージック・ポートレイト」の5月26日(木)と6月2日(木)放送回に、映画監督の園子温と女優の二階堂ふみが出演する。同番組は2011年からスタート。今までに槇原敬之と美輪明宏、松田聖子と藤井隆、常盤貴子と「DREAMS COME TRUE」中村正人、吉永小百合と坂本龍一、宮沢りえと野田秀樹、小室哲哉と浦沢直樹、DAIGOと「ゴールデンボンバー」鬼龍院翔などといったジャンルやフィールドを超えた共演を実現させ話題を呼んできた。この春からスタートしたSEASON6では初回と第2回に西川貴教と高橋みなみが登場。その後友近と鈴木おさむ、妻夫木聡と満島ひかりが出演し、そして今回の園監督と二階堂さんで4組目の対談となる。中学2年生で『JAWS』に魅せられ映画の道に進むと『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』など注目作を世に送り出し、その後は二階堂さんをヒロインに起用した2012年公開『ヒミズ』や『地獄でなぜ悪い』をはじめ、ワイルドな世界観の『TOKYO TRIBE』や『新宿スワン』からコメディテイストの『みんな!エスパーだよ!』シリーズなど立て続けにヒット作を生み出し続けている園監督。全国公開中の最新作『ひそひそ星』も各界から絶賛を浴びている園監督だが、ビートルズに影響され始めたバンド活動や詩の創作など音楽でもその才能を発揮していた。自主製作映画に傾倒した大学時代や、なかなかチャンスに恵まれなかった若手監督時代などをふり返り、その波乱に満ちた人生に寄り添った音楽について語る。一方、4歳の時に観た『アルマゲドン』が原点の作品だという二階堂さんは、小6でスカウトされモデルデビュー。その後女優へと活躍の場を広げてきた。園監督の『ヒミズ』で第68回ヴェネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞するなど世界的注目を浴びると、『ほとりの朔子』や『私の男』『蜜のあわれ』など数々の作品で主演果たす。主演最新作『オオカミ少女と黒王子』の公開を5月28日(土)に控え、着実に女優としての階段を駆け上がってきたかにみえる二階堂さんにも、知られざる苦悩の日々があったという。思春期の衝動を代弁してくれたセックス・ピストルズの「No Fun」や壮絶な撮影を乗り切る勇気をもらったデヴィッド・ボウイの「Changes」など、二階堂さんの心に寄り添った大切な10曲を番組で明かしてくれる。『ヒミズ』と『地獄でなぜ悪い』で演出家と俳優としてともに作品を作り上げた2人。親子ほど歳の差がありながらお互い映画に魅せられた両者を支えた大切な音楽にまつわるトークを存分に楽しめる「ミュージック・ポートレイト」は5月26日(木)22時~第1夜、6月2日(木)22時~第2夜がNHK・Eテレで放送される。(笠緒)
2016年05月26日戦国時代に全国の各地に残された歴史資料や美術工芸品を一堂に展示する「戦国時代展 -A Century of Dreams-」。坂本龍馬の手紙や新資料を展示する「特別展覧会 没後150年坂本龍馬」、ふたつの展覧会がそれぞれ東京都江戸東京博物館で開催されることが決定した。「戦国時代展 -A Century of Dreams-」は織田信長、上杉謙信など、戦国時代に台頭した戦国武将にまつわる歴史資料や、狩野派絵師の作品など美術工芸品を展示。約100年に及ぶ歴史を紹介する。「特別展覧会 没後150年坂本龍馬」では自由奔放な生き様や家族への愛情が伝わってくる龍馬の手紙を展示。そのほか、近年になって発見解明された書状や剣術免状、近江屋で暗殺された際に龍馬が敵刃を受けたとみなされる刀など、貴重な関連資料も展示される。「戦国時代展 -A Century of Dreams-」は11月23日(水・祝)から2017年1月29日(日)まで、東京都江戸東京博物館で開催。その後、京都、山形を周る。「特別展覧会 没後150年坂本龍馬」は京都、長崎で開催されたのち、2017年4月29日(土・祝)から6月18日(日)まで東京都江戸東京博物館で開催。■「戦国時代展 -A Century of Dreams-」【東京会場】東京都江戸東京博物館(東京都)2016年11月23日(水)~2017年1月29日(日)【京都会場】京都府京都文化博物館(京都府)2017年2月25日(土)~4月16日(日)【山形会場】米沢市上杉博物館(山形県)2017年4月29日(土)~6月18日(日)■「特別展覧会 没後150年 坂本龍馬」【京都会場】京都国立博物館(京都府)2016年10月15日(土)~11月27日(日)【長崎会場】長崎歴史文化博物館(長崎県)2016年12月17日(土)~2017年2月5日(日)【東京会場】東京都江戸東京博物館(東京都)2017年4月29日(土)~6月18日(日)【静岡会場】静岡市美術館(静岡県)2017年7月1日(土)~8月27日(日)
2016年05月17日GWも気づけば後半戦…。旅行や遠出の予定はないけど、連休中はやっぱり映画を一気見したい!そんな映画好きに、シネマカフェおすすめの映画祭や特別上映の情報をご紹介。■海辺での特別な映画体験神奈川県逗子海岸を会場に実施される野外映画祭「逗子海岸映画祭」が、5月8日(日)まで開催中。「Play with Earth」=“地球と遊ぼう”をコンセプトに、国内外の優れた映画が海岸の手作りの会場で上映される。各日程ごとに多彩な上映作品ラインアップが揃い、ゲスト陣によるライブやパフォーマンスも披露されるほか、異国の市場のような雰囲気で買い物が楽しめる「バザール」やワークショップなど、さまざまな楽しみ方ができる。海辺という特別なロケーションで素敵な映画体験ができそうだ。「第7回逗子海岸映画祭」日程:4月28日(木)~5月8日(日)時間11:00(4/28、5/2、6は17:00開場)会場:逗子海岸■亡き伝説のシンガーの追悼上映去る4月21日に訃報が知らされたプリンスのライブフィルム『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ』の緊急追悼上映が、渋谷HUMAXシネマにて5月7日(土)まで開催中。プリンスが、1987年の2枚組アルバム「サイン・オブ・ザ・タイムズ」のリリースにあわせて行ったヨーロッパツアーを中心に撮影されたライブフィルムの本作は、プリンスにとっては『プリンス/パープル・レイン』『プリンスアンダー・ザ・チェリー・ムーン』に続く3作目の劇場映画で、自ら監督を務めている。上映は“劇場最高音響”で行われ、一番好きなプリンスのLP、CD持参で鑑賞料金が1000円になるサービスも実施されている。『プリンス/ サイン・オブ・ザ・タイムズ』日程4月30日(土)~5月7日(土)20時40分~会場:渋谷HUMAXシネマ■坂本龍一の映画音楽をスクリーンで名画座・早稲田松竹では、イタリアを代表する巨匠ベルナルド・ベルトリッチ特集上映が5月6日(金)まで開催中。レオナルド・ディカプリオがアカデミー主演男優賞に輝いた『レヴェナント:蘇えりし者』でも音楽を手がける坂本龍一が、アカデミー&ゴールデングローブ賞に輝いた『ラストエンペラー』と、ベルトルッチが29歳で発表した“最高傑作”との呼び声が高い『暗殺の森』が2本立てで上映されている。どちらも歴史的傑作として絶大な評価を得る2作品を劇場で鑑賞できるチャンスだ。日程:4月30日(土)~5月6日(金)時間:「ラスト・エンペラー」12:10/17:15「暗殺の森 デジタル・リマスター版」10:00/15:05/20:10(~終映 22:10)会場:早稲田松竹■ゴジラ映画をイッキ見!7月29日(金)より全国東宝系にて公開される『シン・ゴジラ』の公開記念企画として、ゴジラ映画を一挙上映する「シン・ゴジラ映画総進撃」が、5月7日(土)より神保町シアターにて開催される。29作品の上映リストには、ギャレス・エドワーズが監督したハリウッド版
2016年05月05日KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016が4月23日よりスタートした。第4回目となる今年は「Circle of Life いのちの環」をテーマに、京都市美術館別館、両足院(建仁寺塔頭)、無名舎など、京都市内にある15会場で14の展覧会が開催されている。毎回、その会場巡りも楽しみのひとつとして知られる同写真祭は、今回、作庭家の重森三玲旧主屋部の招喜庵や、京都市指定有形文化財の長江家住宅などがギャラリースペースとして公開されている。招喜庵ではサラ・ムーン(Sarah Moon)が初めてプラチナムプリントを試みた「Time Stand Still」を展示。サラ・ムーンは同スペース以外にも、ギャラリー素形において新作の大判プリントのシリーズ「Late Fall」、祇園の何必館でも個展が併催されている。また、長江家住宅では昨年度のKYOTOGRAPHIEサテライトイベントKG+のAWARDを受賞した古賀絵里子の新作、両足院ではアルノ・ラファエル・ミンキネン(Arno Rafael Minkkinen)が国内初の個展を開催。世界各地で30年近く取り続けてきた自然をモチーフにした作品と今回京都・両足院で撮り下ろした作品も発表されている。ファッション関連の展示では、京都市美術館別館で開催されている「Coming into Fashion-コンデナスト社のファッション写真でみる100年presented by CHANEL NEXUS HALL」で、1920年代から現在にいたるまでの『ヴォーグ(Vogue)』を中心としたアーカイブ作品を展示。エドワード・スタイケン、アーヴィング・ペン、ギィ・ブルダン、デビッド・ベイリー、ウィリアム・クライン、ヘルムート・ニュートンなどスターフォトグラファーの作品が揃った。また同館では顕微鏡写真でプランクトンなどを撮影したクリスチャン・サルデ(Christian Sardet)の作品「PLANKTON漂流する生命の起源」を、坂本龍一のサウンド、高谷史郎の映像によるインスタレーションも行われている。毎回、京都らしいスペースでメッセージ性の高い作品が展示される誉田屋源兵衛・黒蔵では今回クリス・ジョーダン(Chris Jordan)の作品展を開催。併せてデザイナーの故ヨーガン・レール(Jurgen Lehl)が晩年に過ごした石垣島で海岸に漂着したゴミで制作したランプのアッサンブラージュが出展されている。昨年、ピエール・エルメ・パリとのコラボでアートパッケージを制作、パリのコレットでも作品が扱われ、BLICOLAGEPHOTOGRAPHYと呼ばれる作品を発表しているK-NARFは、現在活動の拠点としている東京・代々木のアトリエを会場の村上重ビル地下に移設。5月8日までの開期中の16時から18時の間、会場に滞在し、作品を制作している。祇園のASPHODELでは今回のオフィシャルスポンサーであるシャンパーニュメゾンのルイナール(Ruinart)のために、オランダを代表する写真家アーウィン・オラフ(Erwin Olaf)が撮ったモノクロの新作を初披露。同会場の3階では期間中ルイナール・シャンパーニュ・ラウンジが設置されている。また、KYOTOGRAPHIEの開催されている5月22日まで、京都市国立近代美術館では、同館の所蔵作品を中心に企画された「オーダーメイド:それぞれの展覧会(ORDER & REORDER)」が開催されている。同企画展はピカソ、マティス、マルセル・デュシャン、ピエト・モンドリアン、フランシス・ピカビアなどとともに、マンレイ、ウォルフガング・ティルマンス、カレン・ノール、森村泰昌、野島康三、やなぎみわ、澤田知子の写真作品が展示。都築響一の『着倒れ方丈記』のプリントも展示されており、ゴールデンウィークの京都はファッション関連のアートイベントが充実している。【イベント情報】「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016」会場:京都市内15会場会期:4月23日~5月22日【イベント情報】「オーダーメイド:それぞれの展覧会(ORDER & REORDER)」会場:京都国立近代美術館住所:京都市左京区岡崎円勝寺町会期:4月2日~5月22日時間:9:30~17:00 金曜日は20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)料金:一般900円、大学生500円、高校生以下無料休館日:月曜日(5月2日は開館)Text:野田達哉
2016年05月01日「アカデミー賞」を獲得したレオナルド・ディカプリオの鬼気迫る演技、坂本龍一の自然と人間の葛藤を描いた音楽でも話題の『レヴェナント:蘇えりし者』。このほど、本作で「アカデミー賞」監督賞を2年連続受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥとタッグを組み、同賞史上初の3年連続撮影賞受賞を果たした撮影監督エマニュエル・ルベツキの手法に迫る特別映像が到着した。19世紀の未開拓の荒野を舞台に、ディカプリオが熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負った上に、目の前で息子を殺され復讐心をその胸に宿す主人公を熱演、約300kmの壮絶なサバイバルを繰り広げる本作。今回、到着した映像は、『ゼロ・グラビティ』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に引き続いて、本作で「アカデミー賞」撮影賞を受賞、ディカプリオやイニャリトゥ監督から親しみを込めて“チーヴォ”との愛称で呼ばれるルベツキの仕事ぶりについてフォーカスしたもの。監督とルベツキは、ディカプリオ演じるグラスの旅の自然な流れを維持するため、時系列に沿って撮影を進めること、自然光をクリエイティブな方法で使うこと、長回しのなめらかで継続的な撮影法を『バードマン』とは全く違う効果を狙って利用することの3つのルールを決めたという。なかでも、自然光撮影については、「当然の選択だったと思う」と監督は言う。「第一に、森に照明を当てる方法はない。太陽があれば、光は十分だ。自然光が持っている複雑ですばらしいところに匹敵するような人工照明は存在しない」と、本作独自の撮影スタイルを明かしている。さらに、撮影は冬だったために、午後2時半ともなれば、樹木の下はもう光がない状態だったという。「何度もリハーサルを重ねて準備を万全にして臨んだ。長いテイクを2、3回撮り直しするのに1時間か、1時間半ぐらいしかなかったからだ」と失敗の許されない撮影だったことを監督はふり返る。このような撮影ができたのは、『バードマン』に引き続いて監督とタッグを組んだルベツキの功績だといえるだろう。その証拠に「ルベツキは照明の名人だ」と監督は絶賛。ディカプリオも「息をのむような体験ができる」と明かすように、自然が持つ美しさや優雅さ、そして荘厳さをも堪能することができるはずだ。『レヴェナント:蘇えりし者』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月28日5月の爽やかな陽気に誘われて、景色の良い場所へ出かけてみたくなるこれからの季節。都内での開放的な気分を感じられるお台場で湾岸デートなどいかが?エンターテインメント施設あり、グルメあり、オーシャンビュー&夜景スポットあり、そして映画館ありのお台場で、GWにおすすめの情報をピックアップ!今月のデートにおすすめしたい映画は、今年第88回アカデミー賞主演男優賞の栄光を手にしたレオナルド・ディカプリオ主演の映画『レヴェナント:蘇えりし者』。本作は、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が「監督賞」を受賞するなど、アカデミー賞3冠に輝き大きな注目を集めている。息子を奪われた男の鬼気迫る復讐劇と、生死にまつわる奥深いテーマを扱った作品。音楽を坂本龍一が担当するなど、いろんな意味で見どころ満載。物語は、未開拓の荒野を舞台に、瀕死の重傷を負った上に仲間に見捨てられ、最愛の息子まで奪われたディカプリオ扮する孤高のハンターが、“生きる”という純然たる意志と“復讐”という憎しみだけを武器に、約300キロの壮絶なサバイバルを繰り広げる、という内容。お台場で映画を観るなら、お台場シネマメディアージュだ。連休中は混雑が予想されるので、事前にカップルシートの予約を忘れずに。映画鑑賞の前後は、近くのショッピングモールでデートが楽しめる。お台場シネマメディア―ジュから徒歩約15分、大観覧車がアイキャッチのパレットタウン内にあるショッピングモール「ヴィーナスフォート」と「MEGA WEB」では、毎年恒例の「お台場ハワイ・フェスティバル2016」が、4月29日(金・祝)~5月8日(日)まで開催される。昨年は8日間で約40万人の動員を記録したGW最大級のハワイアンイベントだ。今年のテーマは「OHANA(家族)」。国内外のアーティストたちによるハワイアン・ミュージックパフォーマンスやフラ&タヒチアンダンスショーを毎日開催するほか、ブラザートムや「DefTech」のSHEN BROWNによるハワイにちなんだスペシャルステージも予定されており、お台場はハワイアンムード一色に染まる。パレットプラザでは、コンボプレートやガーリックシュリンプなど、ハワイらしい王道グルメから、アサイーボウルや自家製のナチュラル・レモネードなどのヘルシーメニューがラインアップ。また、ワイキキ本店のスタイルで日本初登場の「プレミアム・ロコモコ」など注目メニューが目白押し。デート中もハワイアンフードで小腹を満たして。また期間中、南国の空や海をイメージしたリゾート感あふれるプロジェクションマッピング演出も展開され、館内では5月20日(金)までリゾートフェアを開催する。対象のレストラン&カフェでは、ハワイにいるようなリラックスムード漂うとっておきのリゾートメニューを用意しているので、ぜひチェックしてみて。テイクアウトのお土産にもおすすめなのが、ハワイアンスイーツカンパニーで毎年人気の「マラサダ パフ」と、今年はハワイの伝統食ポイを使用した「ポイブレッド」や「ポイ食パン」も登場。ハワイならではの味をお持ち帰りして!レオナルド・ディカプリオ主演の話題作を観て、ショッピングモールでハワイを体感。夜はお台場海浜公園で夜景を眺めながら、思い出深い1日を締めくくってみては。『レヴェナント:蘇えりし者』はTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。(text:Miwa Ogata)
2016年04月23日本日22日に公開を迎えた映画『レヴェナント:蘇えりし者』で、アカデミー賞主演男優賞を獲得した主演のレオナルド・ディカプリオが、同作への思いを語るインタビュー映像が同日、公開された。本作では、ディカプリオが復讐心をその胸に宿す主人公ヒュー・グラスを熱演。65年ぶりの快挙となる2年連続のアカデミー賞監督賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督、脚本、制作を務め、国際的なアーティスト・坂本龍一が音楽を担当している。舞台は19世紀アメリカの広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ致命的な重傷を負ったグラスは、狩猟チームの一人による裏切りで極寒の地に置き去りになるばかりか、愛する息子を殺されてしまう。彼は復讐のため、生の意志だけを武器に大自然の驚異の中、冬の寒さに耐え、交戦中の部族の襲撃を交わし、約120キロの容赦ない旅を生き延びなければならない。ディカプリオは映像冒頭で、本作のオファーを受けたきっかけを「イニャリトゥの作品だからだ」と断言。脚本段階から製作に携わり、本作の壮大なストーリーを作り上げたイニャリトゥ監督から構想を聞かされただけで、「夢中になったよ」とも続ける。また、イニャリトゥ監督が撮る作品を「"ハリウッド映画"の型にはまらない作品ばかり」と絶賛。「今回は壮大な作品で彼の個性が生きている」と語る。そんなイニャリトゥ監督と史上初となる3年連続アカデミー賞撮影監督賞を受賞した撮影監督のエマニュエル・ルベツキの仕事ぶりについても「バーチャル・リアリティの世界に入ったように主人公たちの体験を味わえる」と力強い評価を送っている。本作については、「ドキュメンタリーに近い作品」と表現。CGを用いたのも、「動物を使ってやれない部分があったからだ」と明かす。中でも「熊のシークエンスは、映画史上、見たことがないものになっている。観客としてもう一つ別の感覚を手にしたかのような気になるだろう」とし、「アレハンドロとルベツキが一緒に成し遂げたことは、それほどパワフルだ」と述懐する。自身の演じたグラスの役どころに話が及ぶと、そのキャラクター性を説明しながら、「彼は実在した人物でありこの事件も本当に起きた」と背景を話し、「グラスは人間の可能性を証明してみせた」とコメント。父と子の絆のテーマになると、劇中で描かれている当時の人種問題などに触れながら、グラスが息子に教えた大切なことをまっすぐな視線で語っている。(C)2016 Twentieth Century Fox
2016年04月22日2014年7月、中咽頭癌であることを公表し、音楽活動の休止を余儀なくされた坂本龍一が2本の映画音楽で復帰を果たした。1本は山田洋次監督の『母と暮せば』。そして、もう1本は第88回アカデミー賞で3冠に輝いた『レヴェナント:蘇えりし者』だ。本人にとって「人生で初めての経験」と認める大病は、死を見つめる思わぬ機会となった。2本の映画は偶然にも、「生と死」の境界を超えた「蘇り」がテーマになっており、一握りのアーティストだけが引き寄せる運命的な必然性を感じ取るファンもいるはずだ。インタビューでは『レヴェナント:蘇えりし者』に話題を絞り、「療養と並行した音楽制作ですごくきつかったが、何があってもやらなければと内心思った」同作について話を聞いた。映画は未開拓の荒野を舞台に、瀕死の重傷を負った上に仲間に見捨てられ、最愛の息子まで奪われた孤高のハンターが、復讐を果たす荘厳なサバイバル超大作。悲願のアカデミー賞主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオの熱演はもちろん、史上3人目となる2年連続の監督賞に輝いたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの力強い演出、3年連続でオスカー像を手にしたエマニュエル・ルベツキの撮影も観客の魂を揺さぶる。「イニャリトゥとルベツキのコンビは、前作の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』もすごかったけど、今回はまた違う次元に踏み込んでいて、圧倒された。本当にどこに行っちゃうんでしょうね(笑)。欧米ではシンプルに復讐の物語だと評する声も多いようですが、僕自身は自然こそが映画の主人公だと思いました。どんな壮絶なドラマであっても、大自然にしてみれば、小さなもので…。音楽制作もその点を念頭に置きました」。長編デビュー作『アモーレス・ペロス』(’00)の大ファンだという坂本さん。『バベル』(’06)では坂本さんの既存楽曲が印象的に使用された縁もあり、電話で会話したり、イニャリトゥ監督がコンサートに足を運ぶなど、自然な形で親交を深めていた。初の本格タッグを組むと、「もともとラジオDJだから、耳がすごくいいんですよ。一瞬の視線の動きで、感情がガラッと変わるシーンもあり、それを表現する音の指示も細かい」とプロをうならせる、手ごわい相手だった。そんな二人が 『レヴェナント:蘇えりし者』の映画音楽に関して一致したのは、ミニマルな音像の追求だ。「イニャリトゥが言っていたのは、『メロディよりもサウンドだ。サウンドの積み重ねが必要なんだ』ということ。この点は僕も同感でしたね。先ほども言いましたが、映画の主役はあくまで自然。音楽が空気のように存在し、映像が捉えた自然の素晴らしさを下支えしたかった。抒情的でメロディアスな楽曲では、空気感を台無しにしかねないですから」。その言葉通り、シンセサイザー、オーケストラ、ノイズがせめぎ合いながら、最小限の音の集合体となり、大自然と対峙する主人公の息づかいにシンクロする、いわば「呼吸する音楽」が生み出された。「確かに息は、音の重要なテーマでしたね。自分の息だけが聞こえる無音の世界に、ポツンと取り残された孤独感、無力感、緊張感に寄り添うような、一種の間(ま)を大切にしたし、風が吹く音、雪を踏む音なども、作曲の上で大きな役割を果たしました」。今月には所属レーベル「commmon」の設立10周年を記念し、東京・恵比寿ガーデンプレイスで「commmons10 健康音楽」と題したイベントを開催したばかり。また、『レヴェナント:蘇えりし者』に続く新たな映画音楽の製作も手がけ、「詳細は6月頃に発表される予定。日本の映画で9月に公開されますよ」と大病を乗り越え、アーティスト活動はますます精力的になっている。まさに「呼吸するように」音楽を生み出す坂本さんの今後に注目だ。(text:Ryo Uchida/photo:Nahoko Suzuki)
2016年04月20日4月22日に公開される『レヴェナント:蘇えりし者』で、アカデミー賞主演男優賞を獲得した主演のレオナルド・ディカプリオが、現場を振り返り、意外な"共演者"の存在を明かした。本作では、ディカプリオが復讐心をその胸に宿す主人公ヒュー・グラスを熱演。65年ぶりの快挙となる2年連続のアカデミー賞監督賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督、脚本、制作を務め、国際的なアーティスト・坂本龍一が音楽を担当している。舞台は19世紀アメリカの広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ致命的な重傷を負ったグラスは、狩猟チームの一人による裏切りで極寒の地に置き去りになるばかりか、愛する息子を殺されてしまう。彼は復讐のため、生の意志だけを武器に大自然の驚異の中、冬の寒さに耐え、交戦中の部族の襲撃を交わし、約120キロの容赦ない旅を生き延びなければならない。ディカプリオは、自身もグラスと同じ状況下で撮影を敢行。その現場を「グラスはほとんど一人きりでサバイバルに挑む。周りに誰もいない中で演じている時には、共演者は俳優の仲間ではなく、周囲の大自然たちだった」と打ち明ける。また、「これは本当に貴重な体験」とも言い「映画の撮影と言うより、壮大な旅に出たような感覚」と表現。「この作品に出演できたことは僕の誇りになることを確信している」と胸を張っている。しかし、自然との"共演"は非常に過酷なもの。ディカプリオは、氷点下の中で裸になって極寒の川に飛び込むなど命がけで撮影に臨んでおり、肉体的に厳しいチャレンジとなった。それでも、自ら多くのスタントを手掛けたことから、グラスの意思に一歩近づけたという。自然を相手に過酷な体験をしたのはディカプリオだけではない。悪天候時にはマイナス27度まで下がり、スタッフたちが互いに凍傷の兆候を確認しあう事態に。撮影チームが厳しい環境下での撮影にこだわったことで、ストーリーの真価を引き出すことに成功している。(C)2016 Twentieth Century Fox
2016年04月20日レオナルド・ディカプリオが本年度アカデミー賞「主演男優賞」、アレハンドロ・G・イニャリトゥが「監督賞」を獲得し、イニャリトゥ監督の熱烈オファーのもと日本から音楽家・坂本龍一が参加した<a href="">『レヴェナント:蘇えりし者』</a>。このほど、七大陸最高峰登頂の最年少記録を持つアルピニスト・野口健が、本作で描かれる主人公の生還劇について、自身の体験と照らし合わせながら分析した特別映像が到着。“死を覚悟したことがある”野口さんのリアルな言葉から、“その男を極限の危機から蘇えらせたものとは何だったのか?”が見えてきた。レオナルドが、ハンティング中に熊に喉を裂かれ、瀕死の重傷を負った上に、目の前で息子を殺された復讐心に燃える主人公ヒュー・グラスを熱演する本作。彼の鬼気迫る演技と圧倒的な映像に、坂本氏の重厚感ある音楽が加わり、より壮大な世界観を生み出している。今回の映像の中で、ヒマラヤ遠征の最終キャンプで悪天候につかまり、死を覚悟した経験を持つ野口氏は、「家族の存在がないと、意外と死のハードルが下がるかもしれないですね」と打ち明ける。もし、最愛の息子が殺されていなければ、グラスは生きることを諦めたのではないかと話し、死の淵から奇跡的に蘇えったのは、息子を永遠に奪われたことへの激しい怒りと復讐の執念からだと分析。「自分のためではなく息子のために生きるということをみつけたんだと思います」と、野口さんは力強く語る。さらに、エベレストに一緒に登った方の死を通して、「死にゆく人間の覚悟があれば、生きるということを決める側の覚悟もある」と野口さんは言う。その生きる覚悟をグラスとリンクさせながら、「主人公は息子が殺されたときに、自分は生きるという選択をとったわけですよ。その後、川に流されようが、襲われようが、その中でもずっと彼は必死になって生き延びるわけじゃないですか。あれは息子が亡くなったときに“自分は絶対に生き延びるんだ”って覚悟を決めた男の有り様かもしれないですね」と語り、最愛の息子への愛が、男の“生きる”力になっていることに触れる。おそらくレオナルド自身も、超極寒下での撮影で身を持って体験したに違いない極限の状態。サバイバルの終わりに、彼がたどりついた境地とは何だったのか?“生”の意味を深く見つめたドラマを、スクリーンで確かめてみて。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月08日音楽家の坂本龍一(64)が7日、都内で行われた映画『レヴェナント:蘇りし者』(4月22日公開)の特別試写会に出席し、音楽を担当した本作のメインテーマ曲などをピアノで生演奏した。第88回アカデミー賞でレオナルド・ディカプリオが悲願の主演男優賞を、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が2年連続となる監督賞を受賞した本作。音楽を担当した坂本は、監督の右腕的な人物から「明日LAに来てくれ」と電話で突然言われたと、本作に関わることになった経緯を説明した。そして、制作途中の本作を初めて見た時は「映像に圧倒された」と言い、「(前作の)『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』もぶったまげたけど、その次のレベルに行っていた」と当時の衝撃を告白。そこから約6カ月かけて音楽を作り上げ、完成した映画を見た時は「音楽が大きい」と驚いたという。「映画によっては思っていたより下げられ聞いてほしいところが聞こえないというのはよくある。今回はでかい! うれしいといえばうれしいんだけど、ちょっとでかすぎじゃないかなって心配した」と笑った。また、監督について「音楽に対する耳とセンスがめちゃくちゃいい。驚くほど精度の高い耳でああだこうだ言ってくるのでやる方としては困る。細かいです」と、笑いながらその耳を称賛。「またオファーがあったらやりますか?」と質問されると、「来ないと思いますけど」と笑いつつ、「デビュー作の『アモーレス・ペロス』から注目して大好きな監督だったので、万が一また依頼してくれたら喜んでやります」と答えた。さらに、自身の近況を聞かれると、「2年前に人生初の大病をしましたが、おかげさまで治って、こんなハードな仕事もできるようになりました」と中咽頭がんを乗り越えた話をし、「体重も10キロ減ってスリムになって、安心して人前に出られるようになりました」と笑顔で報告。「映画も音楽も健康じゃないと楽しめない」「音楽と健康はすごい大事な結びつきなんだなと身をもって知りました」と語った。イベントでは、本作のメインテーマ曲などをピアノで生演奏し、観客を魅了。演奏後には、ピアノを愛おしそうにいじり、「ピアノをなでたり、ぶったり、押さえたり、いろいろしてるんです」と、いろんな方法で音を生み出したことを明かした。(C)2016 Twentieth Century Fox
2016年04月08日音楽家の坂本龍一が4月7日(木)、音楽を手がけた<a href="">『レヴェナント:蘇えりし者』</a>の特別試写会に出席。再び日本映画の音楽を担当し、9月に封切られることを明かした。タイトルを含めた詳細は「6月に情報解禁される予定」だといい、ファンの拍手を浴びていた。この日は会場となった東京・恵比寿 ザ・ガーデンホールでの試写を前に、坂本さんがピアノの生演奏を披露する贅沢な一夜に。映画のメインテーマ曲を含め3曲、約10分間の演奏が、スクリーンに投影された本編映像との幽玄なコラボレーションを実現させた。未開拓の荒野を舞台に、瀕死の重傷を負った上に仲間に見捨てられ、最愛の息子まで奪われた孤高のハンターが、復讐を果たすため、約300kmの壮絶なサバイバルを繰り広げる。第88回アカデミー賞でレオナルド・ディカプリオが主演男優賞を初受賞し、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが2年連続の監督賞に輝いた。イニャリトゥ監督からのオファーを受け、完成前の映像を目にした坂本さんは「映像に圧倒されましたね。この前の<a href="">『バードマン』</a>もたまげたけど、早くも次のレベルに踏み出していて『この人は、どこに向かうんだろう』と思った」。イニャリトゥ監督については、「音楽に対する耳とセンスが驚くほどいい」そうで、「指示が細かいし、数か月前に作った曲のこともしっかり覚えているから、参りましたね(笑)」とふり返った。完成に至るまで「きっとラフなものも含めて、300回くらい観ているかも。当然だけど、(映像管理の)セキュリティも厳しかった」と坂本さん。劇中に自身の音楽が流れる完成版を観て、「音が大きかった。うれしいと言えばうれしいけど…大きすぎ(笑)」と照れ笑いを浮かべ、「映画のテーマは、自然と人間の葛藤」と話していた。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月07日T.M.Revolution西川貴教と、「AKB48」卒業を間近に控える高橋みなみが、それぞれ人生の節目で心に響いた「大切な音楽10曲」をテーマに人生を語り合う番組「ミュージック・ポートレイト」の4月初回放送と第2回にゲスト出演することが分かった。これまで、2011年から過去SEASON5まで放送された「ミュージック・ポートレイト」。2人のクリエイターがゲストとして登場し、それぞれ選んだ10曲を持ち寄り、2夜にわたり人生を語らう。過去には、槇原敬之と美輪明宏、松田聖子と藤井隆、常盤貴子と中村正人(「DREAMS COME TRUE」)、吉永小百合と坂本龍一、宮沢りえと野田秀樹、小室哲哉と浦沢直樹、DAIGOと鬼龍院翔など、ジャンルを超えて豪華な共演が実現。今回、4月から再び本番組がスタートする。初回のゲストには、西川さんと高橋さんが出演。西川さんは、圧倒的な歌唱力を武器に数々のヒット曲を連発するアーティスト。冴えわたるトークで、司会やバラエティでも大活躍し、さらにはCMでも見事な歌唱力を惜しみなく披露、「紅白歌合戦」のウラトークでも歌いあげる、まさにエンターテイナー!しかし、歌で生き残るため葛藤し、進むべき道に迷ったことも…そんなとき、西川さんに力をくれた歌とは?一方、14歳で「AKB48」に加入し、4月8日(金)に10年在籍した同グループを卒業する高橋さん。「努力は必ず報われる」と強い言葉を放ち、ひたむきに頑張る姿は、人々の心を震わせてきた。500人のメンバーを“総監督”として引っ張ってきた彼女は、実はこの10年、劣等感にさいなまれた日々だったという。それでも彼女が頑張れたのは、「ソロ歌手になりたい」という、夢があったから。そんな高橋さんの背中を押してくれた歌とは?歳の差が20歳ありながらも、いつも明るく笑顔が印象的で、かつ、裏ではたくさんの迷いや葛藤を抱えてきたという共通点を持った2人。さらには度々関係をうわさされるほど親密な2人が、何度も降りかかる試練を乗り越えてきたこれまでの人生について、そして「いま」、「未来」について初めて本音を語る。4月7日(木)の第1夜では人生の前半1曲目から5曲目までを、4月14日(木)第2夜には後半6曲目から10曲目までを紹介。「ミュージック・ポートレイト」は毎週木曜日22時よりNHK・Eテレにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月05日アカデミー賞主演男優賞を獲得したレオナルド・ディカプリオが主演を務める『レヴェナント:蘇えりし者』(4月22日公開)で、音楽家・坂本龍一の楽曲が全編にわたって使用されている音楽版予告が1日、公開された。本作でメガホンを取るのは、65年ぶり史上3人目の快挙となる2年連続アカデミー賞監督賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督。巨額の製作費をかけ、極寒の地で自然光のみを使った9カ月間のロケを敢行した。ディカプリオは、ハンティング中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負った上に、目の前で息子を殺され復讐心を燃やす主人公に扮し、鬼気迫る演技で親子の絆を見せる。本作の音楽を作曲した坂本は「この作品には息をのむような素晴らしい映像が詰まっています」と説明。その上で、「私は音楽で、主人公ヒュー・グラスの壮大なドラマを表現しました」と明かす。また、本作の「まだまだ荒い編集の映像を監督と一緒に見て、音楽について実際の音を聞きながら長く話し合いました」と制作背景を話し、「初めて見たその時から、この映画の主人公は"自然"だと思いました」とその感触を口にする。複雑なドラマも描かれている本作だが、特に坂本の気を引いたのは自然の大きさだったようで、「(本作の撮影を務めたエマニュエル・)ルベツキが自然光で素晴らしい精度で撮影しています」と指摘。続けて、「そこで人間ドラマを包む大きな自然というものを音楽で描きたかった」とも打ち明けている。『バベル』(07年)でも「美貌の青空」など坂本の楽曲2曲を使用したイニャリトゥ監督は、「彼の曲には余計なものがなく優雅で感動的だ」と評価。「今回の音楽には、感動的な静寂がある。静寂という"間"が映画にとって重要な役割を果たすんだ」と大ファンでもある坂本による音楽が、作品にとって重要な役割を果たしていると分析する。坂本は、イニャリトゥ監督との最初の電話で「メロディよりもサウンドだ。サウンドの積み重ねが必要なのだ!」と力説したという。それを思い返しながら、イニャリトゥ監督は「覚えやすいメロディの音楽を使う映画が多いのですが、そういうものを目指していたのではない」と胸を張ってアピールした。公開された映像では、坂本の壮大ながらも奥行きを感じさせる、非常に繊細な音楽を収録。同時に坂本が語った大自然の映像や、ディカプリオの迫真の演技を堪能することができる。(C)2016 Twentieth Century Fox
2016年04月01日俳優として5度目のノミネートでついにオスカーを獲得したレオナルド・ディカプリオが主演を務める、実話を基にした壮絶なサバイバル・ドラマ<a href="">『レヴェナント:蘇えりし者』</a>。このほど、ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた坂本龍一による音楽に全編彩られた、新たな“音楽版”予告編映像が解禁、坂本さんからもコメントが到着した。19世紀、未開拓の荒野が広がるアメリカを舞台に、狩猟中に熊に喉を裂かれ、瀕死の重傷を負ったヒュー・グラスの壮絶な生還と復讐劇を描く本作。ディカプリオ渾身の“静”の演技と圧倒的な映像美を、日本が世界に誇る音楽家・坂本さんの音楽が見事にまとめ上げている。予告編の冒頭、坂本氏は「この作品には息を呑むような素晴らしい映像が詰まっています。私は音楽で、主人公ヒュー・グラスの壮大なドラマを表現しました」と明かす。今回の予告編は、初めて全てに劇中の音楽が使用された映像だ。この坂本氏の言葉通り、たっぷり150秒の映像では、大自然の中で繰り広げられるスペクタクルを音楽を通しても堪能することができる。坂本氏は、本作の「まだまだ荒い編集の映像を監督と一緒に観て、音楽について実際の音を聞きながら長く話し合いました。初めて観たそのときから、この映画の主人公は“自然”だと思いました」と語る。本作で全てを包んでいるのは自然の大きさだと感じたそうで、「さらに(撮影監督エマニュエル・)ルベツキが自然光で素晴らしい精度で撮影していますよね。そこで人間ドラマを包む大きな自然というものを音楽で描きたかったのです」と続ける。到着した映像を観ても、グラス(ディカプリオ)やフィッツジェラルド(トム・ハーディ)らが織りなす複雑な人間ドラマとともに、人の手のおよばない荒々しくも壮大な自然が表現されていることが分かる。<a href="">『バベル』</a>(’06)でも「美貌の青空」など坂本氏の2曲の楽曲を使用したイニャリトゥ監督は、「彼の曲には余計なものがなく優雅で感動的だ。今回の音楽には、感動的な静寂がある。静寂という“間”が映画にとって重要な役割を果たすんだ」と語り、大ファンでもある坂本氏の音楽が作品にとても重要な役割を果たしていると分析する。その一方で、坂本氏は「最初に電話を受けたときにも言っていたのが、『メロディよりもサウンドだ。サウンドの積み重ねが必要なのだ!』と。覚えやすいメロディの音楽を使う映画が多いのですが、そういうものを目指していたのではないということです」と名匠とのコラボレーションをふり返っている。臨場感を極めた圧倒的なスケールの映像と、ディカプリオの鬼気迫る演技、それを彩る坂本氏の音楽の融合を、まずはこちらの映像から確かめてみて。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月01日レオナルド・ディカプリオ主演映画『レヴェナント:蘇えりし者』で音楽を手がけた坂本龍一が作品の魅力と音楽について語った“音楽版予告”が公開になった。坂本が手がけた音楽も登場する。『レヴェナント:蘇えりし者』音楽版予告映像映画は、アメリカ西部の未開拓の荒野を旅する途中で熊にノドを裂かれて瀕死の状態に陥るも、仲間のジョン・フィッツジェラルドに置き去りにされてしまった主人公ヒュー・グラスが、自然の脅威に立ち向かいながら、死の淵から蘇り、約300キロもの旅をして、フィッツジェラルドに復讐しようと壮絶なサバイバルに挑む姿を描いたもの。映像の冒頭に登場した坂本は「この作品には息を呑むような素晴らしい映像が詰まっています。私は音楽で、主人公ヒューグラスの壮大なドラマを表現しました」とコメント。劇中の音楽は坂本、“アルヴァ・ノト”ことカールステン・ニコライ、The Nationalのギタリストでもあるブライス・デスナーが担当。監督から『メロディよりもサウンドだ。サウンドの積み重ねが必要なのだ!』というリクエストを受けた坂本は、ミニマルな構成でドラマを支える“サウンド”を構築。制作された楽曲と、こだわり抜かれた映像、ディカプリオの決死の演技は見事に調和しており、「人間ドラマを包む大きな自然というものを音楽で描きたかった」という坂本の言葉に思わずうなづいてしまう映像になっている。『レヴェナント:蘇えりし者』4月22日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか 全国ロードショー
2016年04月01日いよいよ来週、TBS、BS-TBSほかにてTVアニメのオンエアが開始する『坂本ですが?』の公式サイトに、4月1日になった途端『昭和元禄坂本心中』というイラストとそのあらすじが現れた。■『昭和元禄坂本心中』あらすじクール、クーラー、クーレスト噺家の登場!?この物語は、とあるクール、いや、クーレストな噺家・坂本の落語人生を綴ったものである――。有楽亭入問早々、落語界の、いや世界中の注目を集める一人の前座がいた。その名は坂本(さかもと)。この春4月よりいよいよTVアニメ化! 超スタイリッシュな噺家・坂本から目が離せない!?イラストには座布団を何重にも重ねたスタイリッシュな高座で見事にバランスを取り、涼しい顔で落語をする『坂本ですが?』の主人公・坂本の姿が。実はこのイラストはTVアニメ『坂本ですが?』と『昭和元禄落語心中』のエイプリルフール企画によるスペシャルコラボイラストによるもの。さらにイラストページ上にリンクされている『昭和元禄落語心中』の公式サイトにもアクセスすると、"落語心中"のメインキャラクター・菊比古が、坂本のように学ランに黒ぶちメガネを着用し、学校の教室で落語をするというイラストが現れ、こちらも架空の作品『菊比古ですが?』のあらすじとそのスペシャルコラボイラストが見ることができる。(C)佐野菜見・KADOKAWA/坂本ですが?製作委員会
2016年04月01日2016年4月よりTBSほかにて放送開始となるTVアニメ『坂本ですが?』。その初単独イベントが4月23日に丸の内ピカデリーにて開催されるが、その詳細が決定した。当日は4月7日より放送開始のTVアニメ『坂本ですが?』の生コメンタリー付き振り返り、超先行上映会、トークショーを予定。緑川光(坂本役)、檜山修之(ケンケン役)、稲田徹(丸山先輩役)をはじめ、オープニング・エンディングテーマを担当するカスタマイZ、スネオヘアーが出演する。○「坂本ですが?」初単独イベント! ~スタイリッシュトーク&クーレスト上映会~ - 開催概要【日時】2016年4月23日(土)1)19:00開始(終了予定20:15頃)2)20:50開始(終了予定22:15頃)※開始、終了時間は前後する場合がある。【場所】丸の内ピカデリー3【登壇者】緑川光(坂本役)、檜山修之(ケンケン役)、稲田徹(丸山先輩役)、カスタマイZ(OPアーティスト)、スネオヘアー(EDアーティスト)ほか※ゲストは都合により、予告なく変更となる場合がある。【内容】登壇者によるトークショー、生コメンタリー付き振り返り、及び先行上映※各上映会はそれぞれ一部上映話数が異なる。【料金】2,500円均一(税込)チケットは、ローソンチケットにて「プレリクエスト先行(抽選)」(エントリー期間:4月2日(土)11:00~4月6日(水)23:59)が行われるほか、4月9日(土)は一般販売を予定。各詳細についてはアニメ公式サイトをチェックしてほしい。(C)佐野菜見・KADOKAWA/坂本ですが?製作委員会
2016年03月31日2016年4月7日(木)よりTBSほかにて放送開始となるTVアニメ『坂本ですが?』だが、4月23日(土)に初の単独イベントの開催が決定した。気になるイベント内容は"超先行上映&トーク"という情報のみが告知されており、イベントにはキャスト陣から緑川光(坂本役)、檜山修之(ケンケン役)、稲田徹(丸山先輩役)、そして主題歌を担当するカスタマイZ、スネオヘアーの出演が予定されている。○TVアニメ『坂本ですが?』超先行上映&トークイベント概要【日時】4月23日(土)【場所】丸の内ピカデリー3【出演】緑川光(坂本役)、檜山修之(ケンケン役)、稲田徹(丸山先輩役)、カスタマイZ(OP主題歌担当)、スネオヘアー(ED主題歌担当)予定【内容】超先行上映&トーク※チケットの発売情報などそのほか詳細はあらためて発表される。※夕方以降の開催予定となっている。(C)佐野菜見・KADOKAWA/坂本ですが?製作委員会
2016年03月17日