ワンオペ育児で心身ともに限界上の子が2歳、下の子がまだ0歳だったときの話です。当時は父親の育児休業がほとんど普及しておらず、産後も主人はフルタイムで仕事。帰宅後も疲れてほとんど家事・育児ができない状態だったため、私はほぼワンオペでふたりの育児をしていました。上の子はイヤイヤ期まっただ中。言うことをきかず、ごはんを食べさせるのもお風呂に入れるのもひと苦労。下の子は昼夜のサイクルもまだ整わず、夜中に最低でも2回は起きて授乳。さらに主人と自分の食事をつくり、毎日の洗濯も……。寝不足と疲労で、正直もういっぱいいっぱいでした。健診で保健師さんが……そんな疲れとストレスの日々を送っていた中、下の子を健診に連れて行く時期になりました。正直、外に出るのも億劫になるほど疲弊していたのですが、行かないわけにもいきません。疲れた体を引きずって、会場へと向かいました。そこでは、保健師さんが現在の育児の状況を「うんうん」とうなずきながら聞いてくれました。第二子を産んでから、1人で大人の人と話す機会もほとんどなかったのでこれだけで少し心が軽くなったのですが、保健師さんは私の状況を把握すると、「お母さんがんばりすぎないでいいよ。手を抜いてもいいよ。夕食はたまにはカップラーメンでもいいじゃない」と。この言葉を聞いた瞬間、すべての力が抜けて、私はその場でボロボロと泣いてしまいました。保健師さんの言葉で自分らしさが取り戻せたあのとき、保健師さんの言葉で、自分が思っている以上にがんばり過ぎていることに気づきました。そして、自分を失ってまでがんばりすぎなくてよいことにも。その日をきっかけに、ときには冷静になって手を抜こうと意識できるようになり、徐々に明るく毎日を過ごせるようになりました。親が心に余裕をもつと子どもにも伝わるのか、単純に成長しただけなのか、上の子のイヤイヤも少しずつ落ち着くようになりました。本当に、あのときは保健師さんのひとことに、どれほど救われたかわかりません。あれ以来その保健師さんにお会いすることはありませんでしたが、今でも感謝しています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年07月08日赤ちゃんの顔はまだ見ることができず…(※画像は凛さんオフィシャルブログより)凛さんは元プロレスラーでタレントの北斗晶・佐々木健介夫妻の長男・健之介さんと昨年結婚し、現在は第一子を妊娠中。カナダで映像作家をしている健之介さんと一緒に暮らすために渡加し、出産に向けて過ごす日々をブログなどで公開しています。いよいよ妊娠後期となり、「出産前最後のウルトラサウンド(超音波、エコー)」を受けるため病院へ。妊婦健診では超音波(エコー)検査で赤ちゃんの様子などを確認しますが、日本の産科では毎回行うことが多いのに対して、凛さんいわくカナダでは「エコーが出産までに2~3回しかない」といい、この日が出産前最後のエコー検査だったそう。しかし医師から「お腹が小さい」と言われ、もう一度受けることになったそうで、凛さんはお腹の赤ちゃんの様子をもっと見たかったようで「2回受けれただけでもほんとに有難い」と綴りました。肝心の赤ちゃんは特に何も問題なく、「安定に元気」だったとのことでひと安心です。ただ、元気ではあるものの、エコーの際「日本にいた時から顔をちゃんと見せてくれない」という赤ちゃん。「頑張って時間かけて見れたのはたったの1回だけ」「いつも手と足で顔隠してる…」だそうで、この世に誕生するそのときまでお預けのようです。ちなみに健診には毎回夫の健之介さんが同伴し、医師たちの英語による説明を通訳してくれるのだそう。凛さんも頑張って聞き取ろうとはするものの、「ワーッて話されても受け答えができない」ため、とても助かっているそうです。すでに頼りになるパパですね。(※画像は凛さんオフィシャルブログより)(※画像は凛さんオフィシャルブログより)妊婦健診のエコー検査では何を調べてる?妊婦健診で行うエコー検査は、お腹の赤ちゃんの様子が見られる貴重な機会として楽しみにしている人も多いことでしょう。エコー検査では時期ごとに、下記のようなことを確認しています。妊娠初期(妊娠15週ごろまで)・正常妊娠かどうか(子宮腔内に胎嚢を確認)・胎児が生きているか(心拍動を確認)・胎児の数はいくつか(双子などの多胎か、またその場合は赤ちゃんを包んでいる膜[絨毛膜、羊膜]や胎盤などの数も確認)・妊娠週数はどうか(胎児の大きさ[頭殿長:CRLや児頭大横径:BPD]から計測)・胎児に大きな形態の異常はないか(胎児の頭、頸、胸、腹、手脚を観察)・母体の子宮や卵巣に異常はないか(子宮・卵巣の形態、子宮筋腫や卵巣腫瘍などの疾患の有無を確認)など中期~後期(妊娠16週ごろから)・赤ちゃんが正常に発育しているかどうか・子宮頸管長の測定※経腟エコーで行う・羊水の量・胎盤や臍帯の確認妊娠初期は、腟の中にプローブを差し込んで検査を行う経腟エコーになります。経腟エコーは周波数が高く、腟に近いところがきれいに見えるのが特徴です。妊娠中期以降は、診察台などにあおむけに寝た状態でおなかにプローブを当てて検査する経腹エコーになることが多いですが、妊娠中期以降でも子宮頸管長測定や前置胎盤などの診察では経腟エコーを行います。時期や観察部位などによって適した方で検査しますので、不明点があれば医師や助産師に尋ねてみましょう。参照:【医師監修】妊婦健診の経腹エコーはいつから? 経腟との違いとは
2023年07月07日40代後半から更年期障害や2型糖尿病を発症した経験により、私は年に一度、夫の会社の健康保険組合を通してファミリー健診を受けるようになりました。そして、健診のオプションにあった眼科検診を受けることで、まったく無症状のうちに進行する緑内障予備軍であることに気付いた体験をご紹介します。★関連記事:健診で「緑内障の疑い」に。再検査を受けたら思いも寄らない結果が!【体験談】眼科健診で高眼圧を指摘されるある年、いつも通り、夫の会社を通して定期健診を予約しようとしました。そこでふと目に入ったのが「眼科健診オプション」。そういえば、糖尿病内科の先生から眼科も受診するように言われていたことを思い出して、3,000円の眼底検査・眼圧検査オプションを追加しました。健診当日は眼底検査で使用する目薬のせいでいつもよりまぶしさを感じることがあるから、必ず公共交通機関で来院するようにと注意がありました。眼圧検査は片目ごとに空気を当てる、私が苦手なタイプの検査。ただ、眼底検査の目薬は痛みやまぶしさを感じることはありませんでした。後日届いた健診の結果を見ると、眼圧の値が正常より高すぎるため、早めに眼科を受診するようにとの記載が。まったく自覚症状がなかった私はとても驚いて、近所の眼科を初めて予約することにしました。高眼圧のため詳しい検査を受けることに健診結果を持って眼科を受診。改めて視力を含めた検査を受けました。診察室に入ると、先生から「目の見え方で気になるところはないか」と質問されました。私は何不自由なく日常生活を送っていることを伝えました。すると先生からは、「眼圧の値が28mmhgと高く、このままでは緑内障へと進行する可能性が高い」と説明があって、予約を取り直してもう少し詳しい検査をしたほうが良いと勧められました。単語としては聞いたことがあったけれど、どんな病気かもピンとこない「緑内障」。不安な気持ちを抱えながら帰宅することになりました。そして改めて予約した日に、視野検査と隅角(ぐうかく)検査を受けました。視能訓練士さんから、視野検査とは視野に欠損(欠けている部分)がないかどうかを調べる検査で少し疲れやすい検査であること、両目の検査が終わるまで30分程度かかると説明を受けました。光が見えるとボタンを押すように言われて検査が始まります。思ったより負担が少ない検査のように感じました。一方、隅角検査は涙が通る道がふさがっていないかを確認する検査だそうです。麻酔を点眼してからレンズを目にのせられるのがとても怖い印象でした。 検査の後で目薬での治療を始める詳しい検査の結果、今のところ視野欠損は認められず、詰まっていると眼圧が上がりやすくなる隅角と呼ばれる部分も詰まっていないことがわかりました。しかし、今の状態が「高眼圧症」という病気にかかっている状態であること、このまま高い眼圧を放置すると、いずれは緑内障へと進行する例が多いことについて先生から説明がありました。また、2型糖尿病で治療を続けているなら、定期的な眼底検査を必ず受けるようにとのことでした。先生の説明は、高血糖な状態が続くと血管がもろくなって、糖尿病の恐ろしい合併症である糖尿病性網膜症が起きる可能性があること、そうなった場合は失明するかもしれないこと、防ぐには自覚症状が表れる前に、定期的に眼底検査で目の中の血管に出血が認められないかを観察する必要があること、というものでした。そこで、私は眼圧を下げる目薬で高眼圧症を治療しながら、3カ月に一度眼底検査で網膜の状態を確認してもらうことになったのです。目薬はラタノプロストと言う名前のものを処方していただきました。1日1回朝に点眼を続けています。まとめ子どものころから視力が良く眼科を受診する機会がなかったので、私にとって正直なところ眼の検査は苦手なものが多いです。眼圧検査では毎回目を開けていられず閉じてしまうので、看護師さんにまぶたを押さえてもらっています。今回の体験を通して、軽く考えていた糖尿病の合併症の怖さについて先生からしっかりと説明を受けることができました。基本的な健康診断では眼については視力検査しかありません。しかし、眼科オプションを健診に加えたことで、自覚症状がないまま進行していく緑内障や糖尿病性網膜症が起きる可能性と高眼圧症に気付け、早期に治療を始めることができて本当によかったと感じています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。イラスト/サトウユカ著者/吉本まな(51歳)大学院生の息子と大学生の娘がいる晩酌が大好きな母。インテリアコーディネーターとライターを兼業中。40代後半からめまいや耳鳴り、体温調節ができないなど不調を感じ始めた。体重増加に不安を覚えて散歩の距離をのばしている。
2023年07月06日発達に遅れがあるとは思ってもいなかった0~3歳までの長男Upload By プクティ長男は生後1ヶ月で首が座ったり、5ヶ月でハイハイを始めたりと、体重も大きめ成長も早めな健康児でした。言葉も1歳になってから単語が次々と出てきて、気づけば2語文を話すようになり、2歳になると3語文をすらすらとしゃべっていたので、このときは特に発達に遅れがあるとは夫も私も全く思いませんでした。それに1歳半健診や3歳児健診のときも、何か発達について指摘されることもありませんでした。Upload By プクティ3歳で幼稚園入園、初めての集団生活。ところが…生まれてからずっと自宅保育で育てていた長男も3歳になり、いよいよ幼稚園へ通うことになりました。このままスムーズに幼稚園生活が送れる、そう思っていたのですが…。Upload By プクティ入園当初は登園を渋ったり、制服を嫌がったりしていた長男でしたが、徐々に慣れてくれて問題なく登園できるようになりました。幼稚園ではどのように生活しているのか気になっていましたが、入園から1ヶ月たったころに保育参観があり、幼稚園での長男の様子を見られることになりました。当日はとても楽しみに園へ向かったのですが、そこには目を疑う光景がありました。入園して最初の保育参観で目にした光景は…Upload By プクティそこには椅子に座らず、上履きも履かず、床に寝そべる長男の姿がありました。ほかの子どもはきちんと先生の言うことを聞いて歌ったり踊ったり、製作したり。長男はどれにも参加することはなく、ときには教室を出て行ってしまう場面もありました。その姿を見てショックではありましたが、このときはまだ入園してすぐでしたし、保育園へ行っていない長男には初めての集団行動、さらには早生まれということもあるので、これから徐々に慣れていってくれるだろうとあまり重く考えてはいませんでした。保護者面談で告げられた、予想外の言葉そして、1年目の園生活も後半にさしかかったころ、保護者面談の機会がありました。長男がどのくらい園で成長しているのか先生に聞くのを楽しみにしていたのですが、先生から伝えられたのは思いもよらない言葉でした。それは…入園当初から長男の様子は変わっていないということ、そして発達支援センターに連絡をして療育に通ってほしいということでした。Upload By プクティこのとき初めて長男に発達の遅れがある可能性を知り、その後発達支援センターや療育医療センターへ通った結果、長男に知的発達症があることが発覚したのでした。知的発達症と分かってからもいろんな問題や出来事がありましたが、徐々に成長もしている長男。そんなわが家のエピソードをお届けできたらと思います!執筆/プクティ(監修:室伏先生より)知的発達症と診断されるまでの長男さんのご様子とプクティさんのお気持ちを共有してくださり、ありがとうございました。予想していない検査結果、診断で、受け止められるまでの葛藤やご不安があったことと思います。お母さま、お父さまというのはさすがで、お子さんの伝えたいこと、想いを汲み取るのがお上手ですし、お子さんも言葉で伝えられないことをジェスチャーなども駆使して上手に伝えてくれることもあるので、ご家族との間ではコミュニケーションに困っていないことも多く、ご家庭で気がつくことは難しい場合もあるかと思います。言語の発達については、1歳~1歳半ごろまでに単語の発語がみられ、2歳ごろには2語文が出てきます。このころまでに、簡単な指示に従う、「〇〇どれ?」の問いに指差しで答える、身体のパーツの名称を理解する、などができるようになります。3歳では、3語文が出てくる、自分の名前が言える、大小や長短などの形容詞や色の理解ができる、などが可能となってきます。4歳では、同じ年代のお子さんと言葉でのやりとりができるようになってきたり、数概念(3こちょうだい、などの指示に応じられる)の理解も進んできます。5歳になると、じゃんけんなどの簡単なルールが理解できるようになったり、左右の理解、ひらがなの読みなどが進んできます。個人差もありますし、年齢が進むにつれて遅れが目立ってくることもあり、健診では指摘されないこともあります。ご不安や違和感を感じられたら、まずは園の先生にお話を聞いてみるでもよいでしょうし、発達相談の窓口へも気負わずにご相談いただけるとよいかと思います。今後もプクティさんからのエピソード、楽しみにしております。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年07月06日不安な気持ちを吐露 この投稿をInstagramで見る 手島優 tejimayuu(@tejimayuu0827)がシェアした投稿 手島優さんは2022年11月に一般男性との結婚を発表し、先日第一子の妊娠を報告。Twitterでは「今すでに安定期に入り出産は10月下旬ごろを予定しております」と投稿し、「41歳になってからの初産ということもあり完全なる高齢出産など、初めてのことだらけで不安もありますが無理せず体力も付けつつ、まずは無事に出産出来るまで心身ともに健康に過ごしたいと思っておりますので温かく見守ってくだされば幸いです」と、不安まじりの気持ちも明かしていました。妊娠して食の好みが変化することはよくありますが、手島さんは「妊娠してると酸っぱいもの食べたくならないですか?って聞かれるのだけど私は全然」「酸っぱいものは酸っぱくて…食べたい!飲みたい!とは特になってません」だといい、妊娠前と比べて味覚の変化を感じることはないそう。味覚が変わらないことに「良いなぁ」と言われることもあるものの、「こんなに何も変わらないことに逆に不安になったりもします」という手島さん。7月3日にはブログで妊婦健診に行ってきたと明かし、「最近は胎動も感じるようになり愛おしさも増しています」「エコー中もピョコピョコ動いてて先生にも伝わってました」と、お腹の赤ちゃんはとても元気な様子です。週数より少し大きく育っているといい「悪いことではないみたいですが、私自身が大きくなり過ぎては母子共に良くないので今まで以上に体重管理をしっかりやっていこうと思います」と、急激な増量をしてしまわないよう、あらためて意識したといいます。妊婦健診の頻度は、妊娠23週までは4週間に1回ですが、手島さんは「仕方ないけど…正直今の時期の月一だけの健診って不安」「もっとエコー見てたいし、先生の話とかじっくり聞きたい。毎日でも。笑」と本音も。初めての妊娠は特に、お腹の赤ちゃんがどんな様子かどうしても気になってしまいますよね。ちなみに健診は妊娠24週〜35週では2週間に1回、妊娠36週〜出産までの間は1週間に1回の頻度になります。妊娠すると好きな食べ物が変わる?妊娠してから味の感じ方が変わったという妊婦さんは少なくありません。特に「妊娠すると酸っぱいものが食べたくなる」とよく言われますが、酸味のあるさっぱりとした味は確かにつわりの最中でも比較的食べやすい/飲みやすい食品のひとつとして挙げられます。それ以外にも、下記のものはつわり中でも口にしやすいことが多いようです。・水分の多いもの例:みかんやグレープフルーツなどの柑橘系の果物、バナナ、桃、スイカ、りんご、 梨、イチゴ、トマト、お粥、お茶漬け、スープ など・口をすっきりさせるもの例:飴、グミ、ガム、氷、炭酸水>、冷たいもの<プリン、ゼリー、アイス、ヨーグルト など・味が濃いめのもの例:お好み焼き、果汁ジュース、梅干し、乳酸飲料 など・香りが強くないもの例:水、お茶 など妊娠中の食の好みの変化は人によって様々で、「辛いものが食べられるようになった」「好きな梅干しが食べられなくなり、あんこが無性に食べたくなった」「大好きだったスナック菓子などが、全く食べられなくなった」「あれだけ好きだったお好み焼きのソースのにおいや味が嫌になった」といった声もあるなど、人それぞれ。それまで好きだった嗜好品がまったく食べられなくなったり、反対に嫌いだった食べ物が好きになったり……特定の食べものに激しく反応することもあるようです。ただ、妊婦さん全員につわりがあるわけではなく、症状の強さも人それぞれで、つわりに苦しむ人もいれば、出産するまでマイナートラブルとは無縁な人や、つわりの症状がとても軽くて気付かなかったという人もいます。定期的に妊婦健診を受け、何か心配事があればかかりつけの産科に相談しましょう。
2023年07月05日主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。幼稚園は別々でしたが、小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、サッカーチームへ誘われて入団。しかし、ボスママのワンマンぶりに我慢ができず、とうとうチームを辞めることに。その後、ふとしたきっかけでボスママの過去を知ることになります。サッカーチームを辞めて、ママ友から距離を置くようになったさくらさんは、家族との時間を大切にしながら穏やかに過ごしていました。そんなある日、同じクラスのママに呼び止められたさくらさん。そこでボスママに関する話を聞くことになり、ボスママが「完璧な専業主婦」にこだわる理由がわかったような気がして……!? 本当は自信がなかったからなんだ… 偶然再会した知り合いのママから、ボスママの過去についていろいろと聞いたさくらさん。どうやらボスママは、これから働き盛りというときに子どもを授かって結婚することになり、夫の意向で専業主婦になったようでした。仕事をしているママへの当たりが強かったのは、自分が思うように働けなかったことによる嫉妬のようなものだったのかもしれません。 そして、群れをつくるのも誰かにマウントをとるのも、本当は自分に自信がないからだったと悟ったさくらさん。一筋縄ではいかないママ友の世界はうんざりだと、ボスママやヨワ美さんと引き続き距離を置くことにしました。 それでも、同じ小学校という関係があるからこそ、簡単に離れられない運命なのは受け入れるしかないと、腹をくくるさくらさんなのでした。 意外なきっかけでボスママの過去を知ることになったさくらさん。同じ小学校に通う以上、ママ友のコミュニティから完全に抜け出すことはできそうにありませんが、すべてのママと心を通じ合うのは不可能といった心持ちで、さくらさんのように肩ひじ張らずに「自分らしく」過ごしていきたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター モモ
2023年07月03日皆さんは、別れた恋人と再会したことはありますか?今回は「浮気をして別れた彼氏と最悪な状況で再会したエピソード」とその感想を紹介します。嫌な予感主人公が、彼氏と半同棲していた時の話です。ある日、彼氏の家へ来ると、ドライヤーのコードが綺麗にまとめられているのを見つけます。いつもはこんなことしないのに…これは浮気している!と女の勘が働きました。主人公の持ち物が家に置いてあることから、浮気相手だってこちらの存在がわかっているはずです。彼氏には前から怪しい部分もあり、もう潮時と別れを決心しますが…。ひどい再会出典:Grapps友人の結婚式当日、元彼と浮気相手だった女性は2人揃って参列。別れたとはいえ、2人の姿を見なければならないのはとても辛い時間を過ごした主人公なのでした。読者の感想浮気で別れた元カノの前に平気で浮気相手と現れるなんて、無神経すぎますね。別れるきっかけができてよかったのではと思います。(匿名)とてもショックな出来事だと思いました。浮気した相手とそのまま付き合い続け、主人公の前で悪びれる様子もない態度をとっているのを目の当たりにしたら、すごく嫌な気持ちになると思いました。(45歳/パート)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年07月03日婦人科疾患は日常生活では気づきにくいものもあります。中には、妊娠中の妊婦健診で異常が見つかることも……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Sさんの場合……私の場合は、子宮筋腫でした。第2子妊娠中に妊婦健診で、子宮筋腫があると指摘されました。指摘があるまで自覚症状はありませんでした。「子宮筋腫があるね。今後、大きくならないか産後も定期的に診せてね」と医師から言われたので、産後に婦人科で受診しました。どんな治療を受けましたか?出産後に同じクリニックで定期的に経過観察をしてもらっていました。出産から2年ほど経過したため、MRIで検査をしたところ子宮筋腫が5cmほどになっていました。今後、月経が続く限り子宮筋腫が大きくなり続ける可能性があり、月経量が増えたり貧血などの症状が出たりする場合もあるため手術をすすめられました。私の母も子宮筋腫で子宮全摘手術をしていたので、全摘しなければならなくなる前にと思い、子宮筋腫摘出術を受けました。お産でお世話になっていたので先生への信頼があり、人生初の手術でしたがあまり不安は感じずに手術を受けられました。周囲の方に打ち明けましたか?まずは経験者である母に話してから、主人にも話をしました。「できるだけ早く手術してもらった方がいいだろう」と手術をする方向に話が進みました。母は自分の経験を話してくれ、先生を信じてすべてをお任せするようにと励ましてくれました。世の女性陣へ伝えたいことは?婦人科の診察を恥ずかしく感じる方もいらっしゃると思いますが、自分の体のことなので定期的に見てもらうことは大切だと思います。私は妊娠中に子宮筋腫を見つけてもらいましたが、妊娠・出産のときだけでなく、定期的に婦人科検診を受けておくと、いざというときに相談しやすいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。定期的な婦人科検診を……第2子妊娠中の妊婦健診で、子宮筋腫が見つかったというSさん。Sさんは子宮筋腫摘出術を受けたようですね。皆さんも定期的な婦人科検診を心がけ、いざというときに相談しやすいかかりつけ医を見つけてみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月01日産院ではスヤスヤとよく寝ていた息子、退院したら豹変!?想像以上に大変だった新生児期。予定日より5日ほど早く産まれてきた息子。入院中、病室では全く泣くことなく良く眠る赤ちゃんでした。寝息も聞こえないくらい静かだったので、息をしてるか何度も確認していたのをよく覚えています。そして完全母子別室の産院だったので、授乳時以外は助産師さんがほとんどお世話してくれて、夜もぐっすり眠ることができました。ベッドに寝ているだけで、高級レストランのような食事が運ばれ、赤ちゃんはスヤスヤとよく眠り、母親としてやることは授乳だけ…。まるで天国のような入院生活でした(笑)。そんな入院中、唯一の不安は授乳でした。今思えば息子の吸啜(きゅうてつ)力も少し弱かったのと、私も初めての育児だったこともあり、30分以上かけて授乳しても体重を計り比べてみると1グラムも増えていないことがほとんどでした。しかしここでも、母乳が足りない分はミルクを足してくれる産院だったので、入院中に息子のお世話に大変さを感じることはあまりありませんでした(フラグ)。Upload By 海乃けだまいざ退院してくると、息子は入院中とは別人のように豹変しました(早すぎるフラグ回収)。産院では授乳の終わりと共に、抱っこだけでスヤスヤと寝ていたのに(むしろ授乳中に寝ていた。笑)、退院した途端に抱っこで歩きながらでないと寝なくなりました。しかも背中スイッチも装備され、産後ボロボロの身体でなんとか抱っこして寝かしつけても、布団に下ろすと目を開ける…(恐怖)。あの手この手でやっと布団に寝かせても、膝がパキッとなるだけで簡単に目を開ける敏感過ぎる息子。この終わりのないループを幾度となく繰り返し…気づくと次の授乳時間が迫っていました(白目)。Upload By 海乃けだま息子が寝ない間、気晴らしに見ていたのがスマホでした。当時の私の脳内は息子のお世話で育児一色だったので、自然と育児関連の記事を見るようになりました。少しでも気になることがあれば、スマホですぐに検索するようになっていました。そしてその習慣がいつしか産後のホルモンバランスと睡眠不足も相まって、思考をだんだんとネガティブにしていき…スマホの息抜き時間はいつの間にか“検索魔”となっていったのでした。真夜中の薄暗い部屋で調べれば調べるほどだんだんと怖くなり、さらに眠れなくなる…という悪循環でした(検索魔、本当良くないですよね。汗)。運動面の発達がゆっくりなのは少し気になっていたけれど、特性に気づかずに見逃していた日々…。1ヶ月健診を終え、保健センターの親子イベントにも参加するようになりました。そこで出会った息子と同学年の親子と仲良くなり、よく遊ぶようになりました。とはいいつつも、まだまだ家の中での生活が長かったので、あいかわらず膝が「パキッ」となるだけで起きる敏感な息子を起こさないよう忍びのような生活を続けていました。3~4ヶ月になるころにはだんだんと起きている時間も増えてきて、“検索魔”になる時間もとれなくなっていました。母子手帳の3~4ヶ月ごろの記録ページに「あやすと良く笑いますか?」という項目があるのに、息子が“あまり笑わない赤ちゃん”ということが少し気になってはいましたが、全く笑わないということはなかったため「こんなもんかな…」とスルーしていました(いや今検索してー)。そしてこれは下の子が産まれてから気づいたのですが、息子は赤ちゃんのころから物音に敏感なところがある反面、音のする方を気にして見ようとしたり、追視することがほとんどありませんでした。ママ友とは定期的に会っていて、子どもたちの成長・そのときの困りごとなど話し合っていました。離乳食が進まないことや、スプーンの持たせ方など話していましたが、息子はスプーン以前に手がベタベタするのを極度に嫌がり、手づかみ食べすらしていませんでした。このころから少しずつママ友との悩みがズレ始めていたように思います。8~9ヶ月あたりを過ぎたころ、少しずつ周りの子どもたちよりも息子の運動面の発達が遅れていることが目立つようになってきました。ハイハイやつかまり立ちする子どもが出てくる中、息子はお座りの一点張りでした。正確には、お座りの姿勢から動けない…の表現が正しいかもしれません。息子はそれまで寝返りをすることが一度もなく、自分でお座りの姿勢までもっていくことができなかったのです。私がお座りの状態にさせて、後ろに倒れてしまったときは起き上がれないので(寝返りをしないので)、泣いて私を呼ぶという状態でした。運動面の遅れを感じながらも、個人差だろうと安易に考え息子のペースでハイハイしてくれるのを待っていました。Upload By 海乃けだま集団健診で声をかけられるものの、様子見にしてしまった私…ちょうど息子が1歳になろうとするころは、バタバタしていてママ友と遊ぶ機会も減っていました。そんなとき、集団健診の時期がやってきました。相変わらずハイハイはできないものの、このころには息子も寝返りを習得していたため、お座りの姿勢まで自分で持っていくことができるようになっていました。健診の時間がちょうどお昼寝時間とかぶっていたこともあり、健診にきていたほかの子どもたちも泣いていたり、歩き回っていたりと、割といろんなお母さんたちが大変そうにしていました。そんな中、まだ歩けない息子は私が抱っこすると大人しく抱っこされていたため、特段大変とは思いませんでした(このときそう思ってしまったことが後々に響くとは知らずに…)。ほかの子どもたちが健診を終えて帰って行き、息子が呼ばれたのは最後の方でした。案の定お昼寝できずに不機嫌な息子は、発達検査のテストはほぼできませんでした。健診のころには今思えば分かりやすく特性が出ていた息子。手先の感覚が過敏で手づかみ食べをせず、一粒でもご飯粒が手につこうものなら、全力で手をブンブン振って払おうとするので、食後はそこらじゅうに米粒が飛び散っていました。また、机に置かれた「おしぼり」もすごく嫌がり、一切触ろうとしませんでした(“おしぼりの防波堤”を作っておけば、それ以上手を出してくることもなかったので、外食の際には重宝していました。笑)。そしてあまり笑わない・目が合いにくい、名前を呼んでも振り向かない・運動面もゆっくりでハイハイをしようとしない…指差しもしない。とにかく反応が少なかった息子なので、保健師さんも言葉を濁しつつ「育てにくいと思ったことはないですか?」と聞いてきましたが、私は初めての息子の育児で「こんなもんやろ」と思い込んでしまっていたのと、呼ばれるまでの間に私よりもっと大変そうな親御さんがたくさんいると感じていたので、こんな私が大変だなんて言えないと気持ちに蓋をしてしまったのです。そして…保健師さんの様子観察の提案に対する私の言葉は「大丈夫です」でした(あぁーーー…←心の叫び)。Upload By 海乃けだま今まで可愛いと思っていた行動が特性だった⁉︎メンタルはどん底に…1歳1ヶ月を過ぎたころ、息子はついにハイハイを習得し徐々に表情も豊かになっていました。このころに気に入っていた遊びは、表裏柄の違う薄っぺらい布や、葉っぱなどを目のすぐ横でヒラヒラとさせることでした。ある程度勉強した今ならすぐに、「同じ行動を繰り返す」という、ASDの特性の一つ「常同行動」では?とピンときますが、当時はただただ「ニコニコしながら布などを振る」その謎の行動が可愛くて仕方ありませんでした(親バカ炸裂)。Upload By 海乃けだまようやく新居への引っ越しも落ち着いたころ、ママ友と久々に会うことになりました。たった2~3ヶ月会わないだけでママ友の子どもは喃語から単語を少し話すようになっており、母親のお話に対して“はい/いいえ”の意思をしっかり示していました。このころの息子はと言うと、名前を呼んでも10回に1回振り向くかどうか、単語はおろか母親である私でも解読不可能な喃語パラダイスでした。未だに指差しもなく、欲しいものがあるときは「あー!!」とぐずるスタイルでした。それでも産まれてから片時も離れず、1日中一緒に過ごしていたので、指差しや発語がなくてもだいたいの息子の要求は汲み取れていました。…が、さすがに無知な私もこのころから「…あれ…なんか息子、ちょっと様子が違うかも…?」と思うようになりました。そう感じてからは児童館へ行っても、スーパーへ行っても、公園に行っても、同じ月齢の子どもを無意識に見ては、息子との差を比べてしまっていました。ただただ「息子と同じくらいの発達の子どもはいないか」と、自分を安心させたい気持ちだけでした。しかし…どこへ行っても息子ほど反応が少ない子どもはいませんでした。私の疑問の気持ちは確信に変わっていきました。それでも息子の時間は過ぎてゆく…1歳半健診を待てずに発達相談したあの日。次のステップへ進むために。真っ暗闇の出口の見えないトンネルに息子と2人きりでとり残されている心境でした。「妊娠中の食べ物がよくなかった?」「産むときに何かあったんじゃ…」「私の育て方が下手なせいで…」答えなんてないのに、自問自答を繰り返していました。発達障害は母体の環境や親の育て方は関係ないと言われていますが、自分を責めずにはいられませんでした。食事も喉を通らなくなり、1週間で3キロ痩せました。少しでも暇があれば発達障害について調べるようになり、“特性があったけど発達障害ではなかった”という記事を見つけては、ほんのひととき安堵するも、また目の前の息子を見ているとやっぱり発達障害があるんじゃないか…と育児が楽しめなくなっていた自分がいました。モヤモヤした気持ちのまま息子と過ごしていましたが、発達障害のことを調べていくうちに“早期療育”の文字が目に入りました。息子の貴重な幼少期、「少しでも早く環境を整えてあげたい!!」と1週間後に迫っていた1歳半健診を待てず、気づくと発達相談の予約窓口へ連絡をしていました。発達相談の日、保健センターの発達相談員さんに新版K式発達検査を実施してもらった結果、息子の発達年齢は「10ヶ月程度」と言われました。息子はそのとき1歳10ヶ月でした。頭によぎるのは、夜寝なかった乳児時代の息子、ヒラヒラと布を揺らして喜んでいた1歳のころ…あのときから行動に移していれば、息子にもっと早く療育を受けさせてあげられたのに…後悔ばかりが募っていました。Upload By 海乃けだま後ろばかり見ていた私でしたが、「とにかく息子のために今できることをできる限りやるしかない!」と夫と共に病院へ行き、療育先を探しに行きました。正直なところ今でも「息子にASDがなかったら、どんな子どもになったんだろう」と思わない日はありません。でもそんなとき、超楽天家な夫は「息子は息子やん!おもろいやん!」と私のネガティブな気持ちを軽く吹き飛ばしてくれます(吹き飛ばない日も多々あります(笑))。Upload By 海乃けだま私自身、息子が発達障害かもしれないと落ち込んでいたとき、藁にもすがる思いで見ていた発達障害に関する記事に背中を押してもらいました。この私の体験談が、誰かのお役に立てれば幸いです。執筆/海乃けだま(監修:室伏先生より)けだまさん、発達障害かもと思われたきっかけや、療育へ繋がるまでのエピソードを具体的に共有していただき、ありがとうございました。もっと早く療育を受けさせてあげられれば、と後悔があると書いてくださっていますが、1歳半健診よりも前に発達相談窓口にご連絡されたとのことで、とても早い段階で発達相談や療育につながれたのではないかと思います。もちろんお子様、ご家族が直面しているお困りの内容にもよりますが、3歳児健診で指摘されたり、就学前の段階で園の先生からご相談があったり、ということを契機に医療や療育につながる方が多いように思います。就学後や、成人になってから診断を受けられる方も少なくありません。自閉スペクトラム症の場合、1歳のお誕生日を迎える前の段階では、夜泣きや癇癪が強い、逆にとてもおとなしい、人見知りをしない、あまり笑わない・目が合いにくい、名前を呼んでも振り向かないなどの徴候が見られることもありますが、受診をしていただいてもその時点での診断は難しく、コミュニケーションの発達(言語発達だけでなく非言語的なコミュニケーションも含みます)、遊び方の発達、情緒の発達、感覚の偏りなどを見て、総合的に判断していくことが多いです。発達障害であるかどうかについて判断がつきにくい時期であっても、発達に関して不安な点があれば、ぜひ発達相談や受診を考えてみていただきたいと思います。けだまさんは、発達相談につながるまで、ママ友とも悩みごとを共有できないままに、お一人で悩まれたり、自分を責めてしまったりと、おつらかったですね。時間のかかる寝かしつけや、手の感覚過敏などもあり、育児も本当に大変だったことと思います。発達に関して相談することは、勇気のいることかもしれませんが、早期に療育機関につながりやすくなったり、関わり方のアドバイスをお伝えできたり、睡眠の困難さに対しては必要に応じて薬物治療を検討できたり(成人で使用される睡眠薬とは異なり、眠るためのホルモンを調整するようなお薬があります)と、いろいろメリットがあると思います。自閉スペクトラム症は関わり方が原因で発症するものでは決してありませんが、家庭でできる療育的な関わりにより、言語や社会性の発達を促すことも期待できます。1歳半健診では、言葉が出ているか、アイコンタクトや模倣、表情などの非言語的なコミュニケーションが育っているか、などを確認していますが、短時間の診察になりますし、個人差もあるため、多少のおくれがあっても指摘されないこともあります(3歳児健診も同様です)。健診で指摘がなくても、不安や違和感を感じた時点で相談を検討していただければと思います。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年06月30日ある日、同学年の子どもが集まるイベントに参加した1歳5カ月のたまお君とママ。ひとりだけ様子が違うたまお君を見て、だんだん心配になってきました。息子の発達に不安を覚えたママが療育に通う決断をするまでの体験談マンガです。2度目の療育センターでの面談で、ついに医師に診察してもらえることになったたまおくん。たまおくんの足を確認した医師から「通常よりは遅いかな~」と言われてしまいました。 今後の方針について聞いてみると、「たまおくんの今後についての方針が決まりましたらご連絡します。3カ月ほどかかります」と言われ、事が進まないことにまたしてもイライラするママ。 またしても不安な日々を過ごすママでしたが、1歳半健診から1カ月が経ち、再検診を受けることに……。 やっぱり息子が立たないなぁ…※再検査 ※兄弟児→きょうだい 1歳半健診で「1カ月後に様子を見てみましょう」と言われていたママとたまおくん。再検査の日がやってきますが、たまおくんはこの日も立てませんでした。 「大きな病院で検査してもらう?」と医師に言われ、地域の総合病院に行くことに。しかし、今回も予約は1カ月先で「ここでもか……」とママは疲弊してしまいます。 すると、療育センターから1本の電話が! 予約のキャンセルが出たため、早めに通えることになり、少しだけホッとしたママでした。 ◇◇◇ 原因がわからない以上、親がしてあげられることといえば病院などに連れて行ってあげることなどサポートのみ。早めに療育センターに通えることになって、本当によかったです。1日でも早くママの肩の荷が下りる日が来るといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター くら
2023年06月24日ある日、同学年の子どもが集まるイベントに参加した1歳5カ月のたまお君とママ。ひとりだけ様子が違うたまお君を見て、だんだん心配になってきました。息子の発達に不安を覚えたママが療育に通う決断をするまでの体験談マンガです。1歳半健診で医師に「筋肉もあるし、歩けると思うけど」と言われたものの、結局、足が曲がってしまい、立てなかったたまおくん。 1カ月様子を見て、それで立てない場合は大きな病院を紹介してもらうことになりました。 その後、療育センターの2度目となる面談の日がやってきて……。 うちの子の成長って遅い? 2度目の療育センターでの面談で、ついに医師に診察してもらえることになったたまおくん。 たまおくんの足を確認した医師から「通常よりは遅いかな~」と言われ、ママは「わかっていたけど、遅いって言われるとちょっとくるものがあるな……」と少し落ち込んでしまいました。 今後の方針について聞いてみると、「たまおくんの今後についての方針が決まりましたらご連絡します。3カ月ほどかかります」と言われ、事が進まないことにまたしてもイライラするママ。 文句や愚痴を言えるはずもなく、またしても不安な日々を過ごすママでした。 ◇◇◇ ママのおかげで少しだけ前進しましたが、まだまだ心配な日々は続きます。一刻も早くたまおくんとママにとっての、最善の治療方法などが見つかるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター くら
2023年06月23日ある日、同学年の子どもが集まるイベントに参加した1歳5カ月のたまお君とママ。ひとりだけ様子が違うたまお君を見て、だんだん心配になってきました。息子の発達に不安を覚えたママが療育に通う決断をするまでの体験談マンガです。自力で立てないたまおくんのことを心配して、療育センターに行ったたまおくんとママ。結局、問診だけで医師に診察してもらえず、モヤモヤした気持ちでいっぱいでした そんな中、1歳半健診に出向いてみると……。 なぜ? 診察室から看護師さんの笑い声 ※看護師 1歳半健診に出向いたたまおくんとママ。医師は「筋肉もあるし、歩けると思うけど」と言い、たまおくんを診察台に乗せます。 診察台に乗せられたたまおくんは大泣き。医師から「お母さんが抱っこしてくれる確信があるから立たないのかも」と言われ、ママは診察室の外に出ることに。診察室の中からはたまお君の泣き声と、なぜか看護師さんの笑い声が聞こえてきます。 看護師さんによると、ママの姿が見えなくなったあとに「ママがいないなら、こっちだ!」という様子で先生に抱っこを求めてきたそう。そんな姿をかわいい~と言ってくれたのでした。 結局、足が曲がってしまい、立てなかったたまおくん。1カ月様子を見て、それで立てない場合は大きな病院を紹介してもらうことに。むしろ早く病院を紹介してもらい、立たない理由を知りたいと思ったママでした。◇◇◇ 医師にたまおくんの様子をやっと相談することができました。しかし、立てない明確な理由はわかりません。ママにとっては長く感じる1カ月ですが、その間に良い変化があるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター くら
2023年06月22日2歳で開始!教科書通りのトイレトレーニング最初にトイレトレーニングを開始しようと思ったのはスバルが2歳になる前でした。なぜなら、私の手元にあった育児書に「トイレトレーニングスタートの目安は1歳半~2歳」と書いてあったからです。第一子で育児の知識もなく、ワンオペ育児で実家も遠く、出産直前でこの地に引っ越して来たので友達もママ友もいない。そんな私は完全にその育児書通りにものごとを進めようとしていました。1歳半の時点で言葉の遅れを指摘されているし、もはや育児書通りのスケジュールで成長してくれていないのですが、ほかに道しるべがないので「教科書通りに」「普通に」「一般的に」にこだわって、当時の私は頭がガチガチになっていたように感じます。育児書のアドバイス通りに子ども用便座と踏み台、かっこいいパンツにご褒美シールを用意して準備万端です。育児書には「便座を怖がる子がいる」と書いてありましたがスバルは平気そうでした。可愛く飾りつけしたトイレを楽しそうに眺めるスバルを見て、「これは案外早く成功するのでは?」と思いました。それから毎日時間を決めて定期的にトイレに座らせましたが1度もおしっこが出ることはありませんでした。そうじ洗濯を覚悟して天気の良い日にトレーニングパンツを履かせてみましたが、漏らすどころか尿意を感じると勝手にオムツに履き替えて用をたしていました。ならばと、オムツを隠すと血管が切れそうなほどの真っ赤な顔でおしっこを我慢していました。そのままトイレに座らせてみても「うわあああ!」と断末魔の叫び声を上げながらもおしっこは出ないのです。私も粘ったのですが、このままでは本当に血管が切れてしまうのでは?と思うほどの赤を通り越して赤紫になった顔を見て堪らずオムツを履かせてしまうのでした。Upload By 星あかりこんなパターンは育児書にもインターネットの体験談にも載ってないんですけど。数ヶ月頑張りましたが、冬が来てトイレで長時間粘るには寒すぎるので一時中断することにしました。その後はプレ幼稚園に通い始めたり、なんだかんだで発達検査を受けたり、自閉スペクトラム症と診断されたり、療育に通い始めたり、プレ幼稚園を退園になったり、新しい幼稚園を探したり、と怒涛の日々を過ごしていたためトイレトレーニングは完全に後回しになってしまいました。後回しというより、トイレトレーニングにまで手を出す余裕がありませんでした。自閉スペクトラム症と診断され「これは想像していたより長くオムツとつき合うことになるかも」と思いました。オムツが外れないまま幼稚園に入園そしてスバル3歳の春、幼稚園入園直前、私たちはトイレで2歳のころと同じことを繰り返していました。2歳のスバルはほぼ発語なしでしたが、3歳のスバルは「しっこ、でる」と事前に言うことができました。トイレに連れて行くと、すんなり便座に座るので嫌がってはいないようですが、結局顔を赤紫にして泣き叫んだあげくおしっこは出ないのでした。スバルはオムツが外れないまま幼稚園へ入園しました。幼稚園は「オムツ外れてなくて全然大丈夫!幼稚園で頑張りましょう!」という方針で安心していました。しかし、この幼稚園には備えつけのプールがあり、6月のプール開きから10月のプール納めまで、天気の良い日はほぼ毎日プールに入ると聞き、一気に不安になりました。なぜなら、オムツが外れてない子どもは大きいプールではなく、プールの横に設置した小さなビニールプールに入ることになるからです。小さいプールで毎日スバルが1人きりだったらどうしよう…。幼稚園へ入園して1週間がたち…どうなるトイトレ!?入園して1週間ほど経ちました。幼稚園へお迎えに行くと園舎から保護者が待機する昇降口まで聞き慣れた叫び声が響き渡っていました。スバルの断末魔の叫びです。これはまさに今、スバルはトイレにいると思って間違いないでしょう!スバルの叫び声をBGMにお友達は次々と帰宅して行きました。私が祈るような気持ちで待っていると叫び声がピタッと止み、しばらくしてヨレヨレの先生に手を引かれたヨレヨレのスバルが登場しました。叫び声の長さからして大変な時間を過ごしたと思われる先生が「スバルくんさっき初めておしっこ成功したんですよ~」なんてサラッと言うもんだから、もう頭が上がりません。私と先生とたまたま近くにいた名も知らぬ保護者のみな様とスバルを褒め称え、先生に何度もお礼を言い帰宅しました。Upload By 星あかり私は気合いに満ち溢れていました。そう、これはゴールではなくスタートなのです。先生が頑張って成し遂げてくれた第一歩を無駄にしないように、このあとは私が2歩目、3歩目を成功させていかなければならないのです。そんな気持ちで埃をかぶったご褒美シールを引っ張り出していると、スバルがいないことに気がつきました。リビングから出てみるとトイレへ向かう廊下にスバルのズボンとパンツが落ちていました。まさかと思ってトイレへ向かうと、なんとスバルがトイレでおしっこをしている真っ最中でした。自分でズボンを脱ぎ、子ども用便座を自分で設置しおしっこをしていました。そしておしっこが終わると便座から降りて子ども用便座を元の場所に戻し、手を洗い、脱ぎ落としたパンツとズボンを履きながらリビングに戻って行きました。それは今日初めてトイレ成功した人の所作ではないのよ。ずっと前からオムツ外れている人の所作なのよ。その後はずっと「ぼく前からトイレでしてますけど」みたいな顔してトイレでおしっこをしています。それからしばらくして、大きい方も同じ方法(さらに長時間粘る方法)で家で成功させました。それからずっとパンツです。そしてプール開き!濡れた水着が1人で脱げないみたいな問題はあったものの、無事大きなプールでみんなと遊ぶことができました。もう少しあとから気づいたことですが、どうやらスバルは1度定着した動きやクセ、ルーティーンを変更するのにものすごく時間とパワーが必要なようです。その後も育児書に載ってないタイプの成長をするスバルを目の当たりにし、いつしか育児書は読まなくなりました。発達障害のある子どもの子育ては育児書の通りには進まず、灯台の明かりが消え、まるで道しるべを失った船のようだと思ったこともありました。でも育児書を手放したことは「教科書通り」に縛られていた心を少しだけ軽くしたかな、とも思います。現在もトライ アンド エラーでスバルオリジナルの成長方法を探しています。執筆/星あかり(監修:初川先生より)スバルくんのトイトレエピソードをありがとうございます。おしっこはおむつにするもの、トイレ(便器)にするものではない。そうしたスバルくんのルーティンを変えるのは本当に大変だったことと思います。園にもよりますが、幼稚園や保育園の先生はさすがトイトレへのサポートを慣れていらっしゃいます。今こそというタイミングをうまく活かしてくださったこともあるのだと思います。また、家でたくさん練習していてもうまくいかずとも、園での集団生活の中で、ほかのお子さんがうまくやれていることにお子さん自身が気づいて頑張りだすこともあるでしょう。少し遅めのトイトレだとしても、頭での理解が進んでいる場合はその後がスムーズなこともあります。スバルくんは一度トイレで成功すると次からはとてもスムーズにできるのですね(思わず笑ってしまいました…これまでの苦労は一体、と思いますね)。それほどに、ルーティンを変えることが難しく、また一度定着したやり方は継続しやすいということですね。これはスバルくんの今後のさまざまな成長発達を支える上でのヒントになりますね。さて、今回、あかりさんはトイトレを自宅でがんばろうとし、また、間に合わなかったこともあり、園での生活の中でトイトレを継続しました。育児書を読んでがんばってみることももちろん良いのですが、発達的な特性のあるお子さんについては、例えば子育てひろばのようなところで、あるいは、地域の子ども家庭支援センターといった場で、トイトレなどに関してのご相談をしてみるのも一つです。育児書と同じような発達をしている場合には育児書は有効ですが、オリジナリティある道のりを進んでいる場合、育児書をもとにすると精神的に負担になることも考えられます。そういう場合には子育て相談を利用するのも一つです。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年06月16日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。妊娠を産院で確認し、経過が順調だったことから久しぶりに日本へ帰国することに。しかし、実家に着くと、動画視聴やゲーム三昧の息子を見て、「こんな子になっちゃって」と両親に言われてあゆみさんは傷ついてしまいます。その後も反発する様子を見て「あの態度はない」「すぐキレる病気なんじゃないか」とまで……。あゆみさんの両親は孫たちに動物を見せてあげたいと、サファリパーク旅行を計画してくれました。しかし、タブレットをめぐってあゆみさんと息子は衝突。息子は「行かない」と言い、機嫌を損ねる始末……。 そんな様子を心配したあゆみさんの両親は、何かとアドバイスをしてくるのですが――!? 小2でこれじゃあ… 日本での滞在も残りわずかとなっていたころ、両親から息子を一度病院に連れて行ったらどうかと提案されます。しかし、日本に来る前はここまでひどくなかったことや、学校での評価もよく、今のところお友だちとのトラブルもないことから、あまり気がすすまないあゆみさん。親にとっても大切な孫。心配してくれているのはわかっているけれど、両親はずっと一緒に暮らしていたわけではありません。限られた期間に見た息子の様子で決められるのは納得がいかなかったのです。 今の状況がつらくなってしまったあゆみさんは、何かヒントがあるのではないかと思い、以前に受講した心理学の講座の録画を見直しました。 そこで気づいたのは、息子の「言葉にならない思い」と、子どもにさみしい思いをさせてきたのに「子どもに謝れていなかった」こと。これまで振り回されてきた息子の行動も、少し理解できたような気がしました。 慣れない育児に奮闘しながら家事をこなして……毎日忙しいママ。子どもをないがしろにしたりバカにしたりするつもりはなくても「あとでって言ってるでしょ」「忙しいんだから邪魔しないで」などとつい怒ったり声を荒げてしまうことも多いのではないでしょうか? ママだって1人の人間です。忙しくて辛い時に感情を出してしまうのは仕方ないこと思います。それなのに、子どもの立場になって振り返れるあゆみさん、とても素敵ですよね。 ※妊娠中の旅行は、これまで妊娠の経過に問題がなくても、かかりつけの医師に確認を取ったうえで、慎重に検討し、無理のない計画を立てることが大切です。飛行機に乗る場合は、航空会社によって搭乗可能な妊娠週数は異なりますので、事前に確認しておきましょう。搭乗条件に、医師の診断書の提出が必要なことがあります。また、妊娠中は安定していてもトラブルが起こることがあるので、保険証、母子健康手帳など、もしものためにしっかり準備をしておきましょう。 ※本記事に登場する心理セラピストさんのお話はこの方独自のものです。すべての方にあてはまるものではありませんので、状況に応じて専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年06月15日主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。幼稚園は別々でしたが、小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、サッカーチームへ誘われて入団。しかしボスママのワンマンぶりに、我慢するのはやめようと決意しサッカーチームを辞め、心が軽くなります。そんなとき、同じクラスのママから驚きの事実が告げられ、「友だちだと思っていたのは自分だけだった」と、再確認するのでした。ボス子さんのグループから抜けたさくらさんは、同じクラスのママに呼び止められます。さくらさんがチームを辞めた原因はボス子さんたちではないかと聞かれ、そこで衝撃の事実を知ることに。なんでも、上下関係を作って立場の弱いママをパシリみたいにしていたようで、そのパシリ役がヨワ美さんだったのです。「ヨワ美さんは自分と同じか、下の立場にいてほしかったのかも」と、悟るさくらさん。初めてできたママ友で仲良くしていたヨワ美さんを大切な友だちだと信じていただけに、複雑な気持ちになるのでした。そんなさくらさんにも、ようやく平穏な生活が戻ってきて……。 自分らしくいられるように ボスママのグループから離れたさくらさんは、肩の荷が下りたかのようなスッキリとした気分を味わっていました。個人競技のスポーツを始めた息子のレンゲくんも、わりと性に合っている様子でホッとするさくらさん。 その後もクラスのママたちから誘われることはあったものの、ボス子さんたちの一件でママ友関係にうんざりしていたさくらさんは、仕事を理由に断り続けていました。家族との時間を大切にし、自分らしくいられるように心がけていたと言います。 そんなある日、ヨワ美さんたちとは別の幼稚園に通っていたときのママ友と偶然再会します。その幼稚園時代のママ友とは小学校が別々だったこともあり、近況報告も兼ねて話に花を咲かせるさくらさん。そこで、やばいボスママに関わって大変な目に遭ったことを報告します。すると、ボス子さんの名前を聞いたママ友が「もしかしたら、知っているかも……」と言い出し、さらに「でも、あの子がボスママ?嘘でしょ?」と、どこか信じられない様子だったのでした。 「子どものために」と無理に人付き合いを続けてしまうと、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまうもの。余裕がなくなってママから笑顔が消えてしまえば、本末転倒ですよね。自分らしくいるためにも、さくらさんのように人と無理に関わらない選択をするのも手。たまの充電期間と思って、肩ひじ張らない時間を過ごすのもいいですね。著者:マンガ家・イラストレーター モモ
2023年06月15日何をどう伝えよう?言葉の理解面での壁。とりあえず育児書通りにやってみたけれど…2歳前後になると意識し始める人も多いトイレトレーニング(トイトレ)。わが家でも、ASDのある息子が2歳を過ぎた春、トイトレを始めようと重い腰を上げました。当時の息子の発語は喃語混じりの単語のみ…トイレについての理解は、絵本などから"トイレ"という名称は知っているという程度でした。ちなみに排尿を伝えてきたことは一度もなし。(今なら"また時期じゃない"と延期一択ですが、第一子で気合いが入ってました。笑)そこでまずぶつかったのが「尿意」の壁でした。感覚という抽象的なことをどう教えたらいいのか…膀胱のあたりを押さえてみたり、自分のトイレ姿を見せてみたり(恥)試行錯誤する日々…。しかし言葉の理解もゆっくりな息子にはどうにも伝わらず、むしろトイレに興味を持ってもらうために置いた絵本やご褒美シール、トイレの玩具が注意力散漫な息子にとって逆効果となるのでした…。Upload By 海乃けだま「焦らずに個々のペースに合わせよう」頭では分かっているはずなのに、娘も目が離せなくて段々と余裕がなくなり…息子のトイトレに試行錯誤していたころ、娘は1歳を迎えました。後々分かったことですが、娘はADHDと診断されています。息子のトイトレに専念したくても、多動な娘が後ろで何をしているか気が気でならない場面がたくさん出てきました。Upload By 海乃けだまそれでも息子はトイレに誘えば一応大人しく座ってくれていたため、タイミングさえ合えばきっと成功すると期待してしまっていたのです。そしてその期待はいつのまにか、一向に進まないトイトレへの焦りとイライラに変化していきました。当時の私は、午前中は息子の療育の母子通園クラスに通い、クタクタで帰ってきてから子ども2人の食事の用意・食事介助、そして午前中にできなかった家事をこなしながらトイレ誘導…。息子のトイレに集中したいたった2、3分ですらじっとしていられない娘に、次第に気持ちに余裕はなくなっていきました。Upload By 海乃けだま一体誰のためのトイトレなのか…。息子のためであるはずのトイトレは、保護者である私が「おむつを外せない」という後ろめたい気持ちをなくしたいがためのトイトレになってしまっていました。これではダメだとトイトレは一旦お休みすることにしました。転機は3歳半健診。まだオムツが外れていなかった息子はもちろんオムツを履いて健診へ。そこで目にしたのは…トイトレを中断し数ヶ月が経ったころ、役場から一通の手紙が届きました。そう、3歳半健診です。検尿の文字にトイトレが進んでいない不安が一瞬よぎりましたが、採尿さえできればなんとかなるとたかを括っていました。しかし健診の会場に着いて真っ先に目に飛び込んできたのは息子と同い年の子どもたちのパンツ姿でした。新型コロナウイルス感染症の影響で、同じ部屋に居合わせた親子は6~7組だけでしたが、息子を除いて1人残らずみんなパンツだったのです(絶句)。Upload By 海乃けだま3歳半健診から帰宅した私は、ようやく目を背けていたトイトレに再度向き合うことにしました。この当時の息子はお話も上手になり、受け答えもかなりできるようになってきていました。一緒にお風呂に入っているとき、洗い場でおしっこが出そうな様子だったので、試しに声をかけてみると、今まで出なかったのが嘘のようにすんなりとおしっこが出たのです!「これがトイレで成功すれば…!!」そう意気込んでトイレ誘導にも力が入りました。そしてついに…ある日療育園へ息子のお迎えに行くと、先生から「今日、トイレでおしっこ出ましたよ!!」と報告が…!そのたった1回の成功から、突然日中のオムツが外れました。3歳半健診から2週間後のことでした。娘も軽い気持ちでトイトレ開始。息子のときの経験を活かそうとするも…一方、娘のトイトレも2歳を迎えた夏、ちょうど息子のトイトレが成功したころに「ついでに外れればオムツ代もかからなくなるし…お兄ちゃんのトイレの成功が刺激になるかもしれない!!」と軽い気持ちで始めました。息子のトイレのときに娘にも見せて「こうやっておしっこするんだよ〜!娘ちゃんもやってごらん」と声をかけてトイレ誘導をしていました。しかしこの方法は悪手でした…娘はかなりの負けず嫌いだったのです。お兄ちゃんのトイレの成功に嫉妬し、拗ねてしまったのです。トイレに座るどころか、トイレに行くこと自体拒否される毎日。少しでもトイレのイメージを良くしようと、息子のときに封印していた絵本やご褒美シール、トイレの玩具を総動員するも、飽きっぽい娘への効果は一瞬…しかもトイレに成功している息子がそのトイトレグッズに気が逸れて悪影響が出る始末(ため息)。娘のトイトレも早々に延期することになりました。Upload By 海乃けだま迫る娘の入園‼︎果たしてオムツは外れるのか!?娘のトイトレを延期してから、半年経った3歳を迎える春。幼稚園の入園には間に合わせたい!!とトイレ誘導を再開しました。以前のような断固拒否の態度はなくなり、一応トイレに座ってはくれましたが…じっとしているのが苦手な娘(ADHD)は5秒座るのがやっとでした。もちろん5秒では排尿までには至らず…。あの手この手でトイレに座る時間を稼ぐ毎日でした。Upload By 海乃けだましかし出ない。1滴も出ない(余談ですが私は産後、ジャンプすると尿もれするようになりました)。そのうち時間稼ぎ作戦にも飽きてきた娘は、またもやトイレを拒否するようになってしまいました。「もうお手上げや…」入園がもう目前になった3月上旬、プレ幼稚園に行っていた私は先生にオムツが外れそうにないことを伝えました。先生は快く「一人ひとりペースがありますから、大丈夫ですよ。幼稚園に来てから、できるようになる子も多いですからね!」と言ってくれました(号泣)。プレ幼稚園のその日、"年少さんと一緒に遊ぶ"というものでした。娘よりずいぶんとお兄さん・お姉さんに見える年少さん、みんな自らトイレに行っている年少さん。…その光景を見て思い出したのです。可愛いパンツの存在を…!!娘はそのときちょうど可愛いものが好きになってきていました。娘のパンツは以前に数枚だけ買っていたのですが、トイレのやる気を出すために「可愛いお姉さんパンツを買いに行こう」と提案しました。それが娘にはヒットしたらしく、自分でパンツを選び、自らパンツを履き、トイレに自ら座りに行ったのです!!最初は失敗したものの、「濡れてもいいパンツだから大丈夫だよ」と声をかけると、また新しいパンツに履き替え…1週間ほどでトイレでおしっこに成功するようになったのです!!入園にはギリギリ間に合いませんでしたが、1ヶ月経たずに日中のオムツが外れたのでした。オムツはずれは早ければいいというものではない。大事なのは本人のやる気とタイミング。今となっては”トイトレは本人のやる気次第”だし、タイミングがある!!と断言できるのですが、息子のときも娘のときも、なかなか進まないトイトレに焦ってしまっていました。「どうせいつかは外れるんだから、あんなにイライラしなければ良かった」と後悔する反面、焦りの原因には周囲からのプレッシャーがあったのも事実です。トイトレってとてもデリケートなことだと思うのですが、結構口出しをしてくる人が多い気がするのはなぜでしょう…。今と昔ではライフスタイルも違いますし、育児も日々進化しています。昔は良しとされてきたことが今では違うこともあります。トイトレのことも発達ゆっくりさんのことも、育児世代だけでなくもっと幅広い世代に周知され、もっと温かく見守ってくれる社会になるといいなあと思います。…あ、兄妹共に日中オムツが外れたと書いてますが、割とちょびっと漏れもありますし、娘に至っては大便はオムツです。そして夜間もおもいっきりオムツです。オムツ完全卒業までの道のりはまだまだ遠い…。執筆/海乃けだま(監修:初川先生より)ご兄妹のトイトレエピソードをありがとうございます。最後にけだまさんがまとめとして書かれていたように、トイトレはお子さん本人のやる気(興味関心や意欲)にもよりますし、まさにそれに合うタイミングが来ると感じます。読者の方へ、焦らずにというメッセージをくださりありがとうございます。本人のペースをどうにかすることはとても難しいので、機が熟すのを待つのが大事ではあります。ただ世の中にはさまざまなトイトレ成功の工夫がシェアされており、それをやったら早くできるのではないかと期待させてくれる分、保護者が追い詰められてしまうこともありますね。そして、トイトレに関して口出しされる外圧があったのですね…それは大変でしたね。妹さんの入園にあたって、先生にご相談され、温かいお言葉をいただいたエピソードもありましたが、まさに幼稚園保育園の先生や子育て相談の場所などでそうしたことをご相談していただけるとよいかなと思います。特に、特性のあるお子さんの場合には、育児書通りには子育てが進まない面もあります。そういうことにお詳しい方に聞いてみる、聞いてもらうのはよいかもしれません。子育ては一生懸命になるとつい冷静さを失ってしまったり、視野が狭くなってしまったりします。いろんな人に話してみて、良さそうな方のご意見を取り入れてみると、冷静になれたり、柔軟になれたりすることがあると思います。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年06月15日主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。幼稚園は別々でしたが、小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、サッカーチームへ誘われて入団。しかしボスママのワンマンぶりに、我慢するのはやめようと決意しサッカーチームを辞め、心が軽くなります。そんなとき、同じクラスのママから驚きの事実が告げられます。さくらさんがボス子さんからひどいことを言われていたのにもかかわらず、ヨワ美さんは結局は他人事としか思っておらず、チームに残るように引き留められました。ヨワ美さんのやさしさは、「ただ嫌われたくない」という弱さなんだと気がついたさくらさん。ヨワ美さんから離れる決心をします。その後、ボス子さんたちと関わらないで済むようになったさくらさんは開放感でいっぱい。そんなとき、同じクラスのママから声をかけられ、そこで衝撃の事実を知らされて……!? ボス子は要注意人物!? ボス子さんのグループから抜けたさくらさんは、肩の荷が降りて気が楽になっていました。そんなある日、同じクラスのママに呼び止められます。さくらさんがチームを辞めた原因はボス子さんたちではないかと聞かれ、衝撃の事実を知らされます。やはり幼稚園時代から、いろいろあった様子……。 詳しく聞いて見ると、上下関係を作って立場の弱いママをパシリみたいにしていたようで、それがヨワ美さんだったのです。どうやらヨワ美さんは、自分と同じか、下の立場にいてほしかったのかも……と、悟るさくらさん。 初めてできたママ友で仲良くしていたヨワ美さんを大切な友だちだと信じていたさくらさんは、複雑な気持ちになるのでした。 子育ての悩みや子どもたちの成長を一緒に共有できる相手として、ママ友の存在は本当に心強いもの。でも、仲良くなったグループの中で上下関係を感じてしまうと、誰だって居心地は悪いですよね。フラットな関係で長く付き合っていくために、みなさんはどんな努力をしていますか?著者:マンガ家・イラストレーター モモ
2023年06月14日香澄さんと晋太郎さんは1年半の交際を経て、結婚。しかし結婚後、夫の態度は豹変しモラハラな言動をするように。さらに裏の顔が次々と明らかになっていきました。結婚の挨拶のとき、香澄さんに一度も相談することなく、晋太郎さんが勝手に同居の話を進めていただことが発覚したものの、受け入れた香澄さん。 プロポーズから半年後、入籍。入籍したら式を挙げることが当然だと思っており、晋太郎さんに結婚式の話をすると「金のムダ遣いだよ。俺はやりたくない」と、バッサリ断られてしまいます。 そんなひどいことを言われても、晋太郎さんのことが大好きな香澄さんは仕方がないと思っていました。 しかし、新婚生活が始まってすぐに夫の様子に違和感が……。 見下すような発言連発! 結婚後すぐに義父母と同居するかと思いきや、義実家をリフォームすることになり、少しの間マンションで新婚生活を送ることに。2人きりの生活が始まったころ、晋太郎さんから不動産投資の提案をされました。 双方の親も賛成したため、2人はマンションを購入。と言っても、8割の金額を香澄さんが賄うことに……。 その後、2人の生活を始めると、次第に晋太郎さんのモラハラが始まります。電車遅延で帰宅時間が遅くなった香澄さんに対して、「何度も言ったよな? 帰ったらすぐに夕飯を食べられるように準備しとけって」とモラハラ発言をしてきました。 香澄さんが反論すると、晋太郎さんは逆上し、「嫁失格って言われても文句言えないよな?」と、香澄さんを見下したような発言! 結婚した途端、モラハラ夫に豹変した晋太郎さん。香澄さんに家事をすべて負担させたり、嫁失格などと怒鳴ったり、攻撃するような言動が増えていきました。香澄さんが追い詰められてしまう前に、解決策を考えておいた方が良さそうですね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2023年06月14日主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。幼稚園は別々でしたが、小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、新しくできたママ友のボス子さんからサッカーチームへ誘われて入団したさくらさん親子。しかしボスママのワンマンぶりに、我慢するのはやめようと決意しサッカーチームを辞めることに。ボス子さんのワンマンぶりに嫌気がさしたさくらさんは夫婦で話し合い、サッカーチームを辞める決意を固めます。何より悲しかったのは、小さいころから息子レンゲくんのことで悩んでいることを誰よりも一番知っていたはずのヨワ美さんが攻撃する側にいたことでした。そして、心配していたレンゲくんも嫌がることなく辞めることに対してあっさり受け入れてくれました。子どものためと我慢してきたのは波風を立てたくなかったから……。そう気がついたさくらさんは、心が軽くなっていきました。そんな中、ヨワ美さんから連絡が……!? ママ友ごっごはもううんざり… 息子レンゲくんのことでボスママたちから「迷惑」と言われ、その場を去ってから数日後、ヨワ美さんから「ごめんね」と連絡が入ります。 さくらさんがボス子さんからひどいことを言われていたのにもかかわらず、ヨワ美さんは結局他人事としか思っておらず、チームに残るように引き留めます。「いつもやさしいヨワ美ちゃん。だけど、それはただ嫌われたくないという弱さなんだ」と気がついたさくらさん。引き留めるヨワ美さんから、離れることを決意したのでした。 完全にサッカーチームを離れ、ボス子さんたちと関わらないで済むようになったさくらさんは、開放感でいっぱい。そんなある日、同じクラスのママから声をかけられたのでした。 嫌われたくない一心で、どちらにもいい顔をするママ友。都合の良いときだけ優しくて困っているときは逃げる。そんな人を心の底から信じることは難しいですよね。「全員から好かれることは不可能」という気持ちで、うまく肩の力を抜けるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター モモ
2023年06月13日主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。幼稚園は別々でしたが、小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、新しくできたママ友のボス子さんからサッカーチームへ誘われて入団したさくらさん親子。ボスママから落ち着きのないレンゲくんのことを注意され、しまいには「迷惑」と言われてしまいます。しかし、さくらさんは自身の尊厳を守るため行動に出ます。「みんなが迷惑している」と言われ、ショックを受けてしまうさくらさん。味方だと思っていたヨワ美さんもボス子さん側についていて、悲しい気持ちに……。取り巻きのママ友たちもボス子さんのいいなりで、自分の意見がないヨワ美さんやママ友たちとは、もう一緒にいるのはやめようと決意。家族で話し合い、サッカーチーム脱退を決めて……!? 信じていたのに… 「みんなが迷惑している」と言われ、ショックを受けましたが、ボス子さんとはもともと信頼関係もなかったことで、割り切ろうと決意したさくらさん。しかし、さくらさんが悲しかったのは、小さいころから息子レンゲくんのことで悩んでいることを誰よりも一番知っていたはずのヨワ美さんが、自分を攻撃する側にいたことでした。 その後さくらさんは夫婦で話し合い、サッカーチームを辞める決意を固めます。嫌がるかと思っていたレンゲくんもあっさり受け入れてくれました。子どものためと我慢してきたのは波風を立てたくなかったから……。そう気がつき、さくらさんは心は少しずつ晴れていくのでした。 子どもが小さいころから仲がよく、なんでも相談でき信じていたママ友から手のひらを返すかのような仕打ちを受けるのは、とても悲しいですよね。結局、自分自身も、そして自分の子どもを守るのも自分。それに気がついたさくらさんは、以前と打って変わって気持ちがラクになったようです。大切な家族や、自身の尊厳を守るために、時には引くことも大事なのだと感じさせられますね。著者:マンガ家・イラストレーター モモ
2023年06月12日主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。幼稚園は別々でしたが、小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、新しくできたママ友のボス子さんからサッカーチームへ誘われて入団したさくらさん親子。ボスママから落ち着きのないレンゲくんのことを注意され、しまいには「迷惑」と言われてしまいます。ボス子さんをはじめとしたママたちに囲まれ、レンゲくんが小さいころからずっとずっと悩んでいたことを、さも何も心配していないかのように言われてしまい、悔しくて涙が出てくるさくらさん。しまいには、「みんなが迷惑している」と言われてしまいます。その「みんな」のなかには、信じていたママ友のヨワ美さんもいて……。 味方と思っていたのに… 「みんなが迷惑している」と言われ、ショックを受けてしまうさくらさん。味方だと思っていたヨワ美さんにまで見捨てられたようで惨めな気持ちになってしまうなか、「なぜ謝らないといけないの……?」という感情が湧き出てきて、我慢をやめる決心をしたさくらさん。「もうママ友なんていらない」。そう思ったさくらさんは、覚悟を決めました。 ボス子さんに言われっぱなしではなく、思ったことをはっきりと口にしたさくらさん。取り巻きのママ友たちが言わないことをズバッというさくらさんに、ボス子さんは怒りをあらわにします。そんなボス子さんを見ても自分の意見がないヨワ美さんやママ友たちとは、もう一緒にいるのはやめようと決意したのでした。 信じていたママ友に裏切られたように感じるのは悲しいもの。でも、自分の意見も言えないようないびつな関係の人たちと一緒にいるのは、自分が一番つらいものかもしれません。自分を殺してまで付き合う必要がないのなら、さくらさんのように自身の尊厳を守る行動に出るのが賢明かもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター モモ
2023年06月11日主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。幼稚園は別々でしたが、小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、新しくできたママ友のボス子さんからサッカーチームへ誘われて入団したさくらさん親子。そこで、ボスママから落ち着きのないレンゲくんのことを注意されてしまいます。レンゲくんのミスに対してボス太くんの暴言もだんだんエスカレートしてきました。そのことでコーチから息子を注意され納得がいかないボス子さん。とうとうさくらさんを呼び出し、取り巻きのママたちを引き連れて、レンゲくんの普段の様子について責めるような言葉を投げてきます。ずっと気にしていた息子のレンゲくんのことを言われてしまい、ついにさくらさんは……!? 「親なら心配じゃないの?」 レンゲくんのことでママたちに囲まれ、責められるさくらさん。小さいころからずっとずっと悩んでいたことを、さも何も心配していないかのように言われ、悔しくて涙がこみ上げてきます。 学校生活のこともいろいろ質問されますが、さくらさんは責められているように感じます。さくらさんもなぜか「すみません……」と謝ってしまいますが、誰に何を謝っているのかわからなくなっていたと振り返ります。 自分の子どものことは自分が一番悩んでいるからこそ、「みんなが迷惑している」と言われショックを受けてしまうのでした。 子どもの発達や個性にはそれぞれ個人差があるものですが、それを当てつけのように責められてしまっては、誰だって悲しいですよね。周りからは見えなくても、大なり小なり誰だって悩みや事情を抱えているもの。そこに土足で踏み込むような言動には注意したいですね。著者:マンガ家・イラストレーター モモ
2023年06月10日主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。幼稚園は別々でしたが、小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、新しくできたママ友のボス子さんからサッカーチームへ誘われて入団したさくらさん親子。そこで負けず嫌いのボス子さんの影響を受けて、息子のボス太くんの様子に変化が現れます。「自分の子のせいで負けたと思われたくない」と思わせるようなボス子さんの策略でチームは団結しているように見えていましたが、ボス太くんはチームメイトの失敗を責めるようになります。「レンゲのせいで負けた」と言われ落ち込むさくらさんに、ヨワ美さんはやさしい言葉をかけます。ずっと前から仲良しのヨワ美さんに「さくらさんといるときが一番居心地がいい」と言われ、元気を取り戻します。しかしサッカーチームでレンゲくんの行動に対して、ついにボス子さんが……!? うちの子は頑張っているのに… レンゲくんのミスに対してボス太くんの暴言もだんだんエスカレートしてきました。さすがにコーチもボス太くんに注意をしますが、ボス子さんは「頑張っているのになぜ注意されるの?」と納得がいきません。勝てないのは勝負にこだわらないレンゲくんが原因だと、ついにさくらさんを呼び出します。 ママたちに囲まれ責められるさくらさん。大人になってもこんなことを集団で文句を言われるなんて思っても見ませんでした。「ヨワ美ちゃんはなぜそっち側にいるの……?」と、なにより仲間と思っていたヨワ美さんがその輪の中にいることにショックを受けてしまうのでした。 団体競技ではチームワークも大切。それを学ぶチャンスなのに勝ち負けにこだわるあまり、子どもにあまりいいとは言えない影響を与えてしまっているように感じます。誰しも子どものことは心配ですが、ママ友に責められるのは少し違う気もしますよね。わが子を否定されたようで深く傷ついてしまうなか、味方だと思っていたママ友からも突き放されてしまうと、さくらさんの精神的なダメージが心配になってしまいます。こんな状況に置かれたら、みなさんならどう対処しますか?著者:マンガ家・イラストレーター モモ
2023年06月09日主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。幼稚園は別々でしたが、小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、新しくできたママ友のボス子さんからサッカーチームへ誘われて入団したさくらさん親子。しかし負けず嫌いのボス子さんは、周りを凍りつかせる言動が目立ちます。小学生1年生の子どもの失敗なんてかわいいもの。しかしボス子さんは失敗を許せないようです。明らかに親同士の上下関係ができていることに気がついたさくらさん。確かに、ボス子さんの息子ボス太くんはサッカーも上手で賢い。それをマウントするボス子さんに他のママたちも何も言えない空気に……。試合に勝ったときはご機嫌でも、負けたときは機嫌が悪くなるボス子さん。誰よりも頑張っていたボス太くんが叱られているのを見ると、他のママ友も「うちの子も頑張らせないと……」と焦ってしまいます。そんなボス子さんを見ているボス太くんにも変化が……!? モヤモヤした気持ちを癒してくれたのは… ボス子さんは劣等感をピンポイントで突いて「人を使う」のがとてもうまい人でした。人一倍頑張っている息子のボス太くんを見せしめにすることで、他のママたちが自分の子どもを頑張らせないといけない雰囲気に……。 みんな必死で自分の子を指導します。ボス子さんの策略でチームは団結しているように見えていましたが、ボス太くんはチームメイトの失敗を責めるようになります。「レンゲのせいで負けた」と言われ落ち込むさくらさんに、ヨワ美さんは優しい言葉をかけます。そんなヨワ美さんの励ましに、さくらさんはうれしくて涙ぐんでしまうのでした。 「自分の子のせいで負けたと思われたくない」と考えるのは、自然なこと。しかし、誰かの責任にするのではなく、チームとして一致団結できる方法を考えたいですよね。みなさんは、ミスをしてしまったわが子にどんな言葉をかけてあげたいですか?著者:マンガ家・イラストレーター モモ
2023年06月08日女性の身体には、歳とともにさまざまな変化が訪れます。自覚症状がないとついつい見逃してしまい勝ちですが、知らないうちに疾患が進行していることも。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。「しあわせの見つけ方予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」Tさんの場合……第二子を妊娠中に卵巣嚢腫になりました。とくに自覚症状はありませんでしたが、妊婦健診の超音波検査で発覚しました。たまたま見つかってとても運がよかったと思います。妊娠していなければ症状が出るまで気がつかなかったと思います。どんな治療を受けましたか?とくに治療はしませんでした。というのも、妊娠中は胎児に影響があるため治療できないと言われたからです。経過観察をしながら出産を待ちました。産後に超音波検査をすると卵巣嚢腫は自然消滅していたので、そのあとは何もしていません。世の女性陣へ伝えたいことは?卵巣嚢腫は症状がないため、なかなか気づきにくい病気です。進行すると捻転して緊急手術することもあるとのこと。毎年、健康診断を受けると安心だと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。定期的な婦人科検診を……自覚症状はなかったものの、妊婦検診の超音波検査で卵巣嚢腫と診断されたTさん。病気が隠れていても、自覚症状がないと見逃してしまうこともあります。皆さんも異変に少しでも気づけるように、定期的に健康診断や婦人科検診を受けてみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月07日主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。幼稚園は別々でしたが、小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、新しくできたママ友のボス子さんからサッカーチームへ誘われて入団したさくらさん親子。しかしボス子さんの正体は負けず嫌いのマウント女子だったのです。いよいよ試合が始まり、ママたちの応援にも熱が入ります。あの優雅なボス子さんは、コーチ顔負け、負けず嫌いのマウンティング女子でした。そんな姿にさくらさんは思わずびっくりしてしまいます。しかも、相手チームに対してのヤジや暴言を吐くママたちに、さくらさんは驚きを隠せません。素敵なママと思っていたボス子さんの本性が少しずつ見えてきて……!? マウントを取るボスママに周りのママたちも顔面蒼白… 試合が始まり、みんなそれぞれ頑張っています。小学生1年生の子どもの失敗なんてかわいいもの。しかしボス子さんは失敗を許せないようです。明らかに親同士の上下関係ができていることに気がついたさくらさん。確かに、ボス子さんの息子ボス太くんはサッカーも上手で賢い。それをマウントするボス子さんに他のママたちも何も言えない空気に……。試合に勝ったときはご機嫌でも、負けたときは一瞬にして機嫌が悪くなるボス子さん。試合に負けてしまったときは、勝ったらご褒美がもらえる約束をしていたボス太くんが「頑張ったのにどうして?」と、大泣きしていました。「どうやったらみんなにも頑張ってもらえるか考えないと」と言うボス子さんに、ママ友たちは「連帯責任……?」と青ざめるのでした。 子どものしつけや家庭のルールはそれぞれ。「自分の家庭はこうだから!」と周りに圧力をかけるようなことは避けたいものです。そこに、サッカーがうまい・下手は関係ありません。子どもたちにまで悪影響が及ばないようにフォローしたいところですね。著者:マンガ家・イラストレーター モモ
2023年06月07日主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。幼稚園は別々でしたが、小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、新しくできたママ友のボス子さんからサッカーチームへ誘われて入団したさくらさん親子。しかし、ママ友たちの雰囲気に馴染めずにいました。家族で出かける予定が入っていたのに、ボス子さんの無言の圧力に耐えきれず、試合に参加することを選択したヨワ美さん。そんなヨワ美さんを見て、「ボス子さんがそんなに怖い……?」と、自分には理解できないもどかしさを抱えるさくらさん。さらに、「試合は応援するのが当たり前」という雰囲気にどうしてもプレッシャーを感じてしまい……。そんな中、いよいよ試合当日がやってきて……!? コーチより熱血なボスママにドン引き いよいよ試合当日。覚えることがたくさんあり、さくらさんは戸惑いながらも一生懸命任務を遂行します。試合が始まり、ママたちの応援にも熱が入ります。しかし、あの優雅なボス子さんは、コーチよりも熱く指示を出していました。そんな姿にさくらさんは思わずびっくりしてしまいます。 しかし、一生懸命頑張っている子どもたちを応援するのは理解できますが、相手チームに対してのヤジや暴言を吐くママたちに、さくらさんは驚きを隠せません。ボス子さんは誰よりも負けず嫌いだったのです。素敵なママと思っていたボス子さんの本性が、少しずつ見えてきたのでした。 チームに勝ってほしい気持ちはわかりますが、一生懸命頑張っている子どもたちにヤジを飛ばすのはマナー違反ですよね。案外、子どもは親をしっかり見ているもの。誰かを傷つけるような言動には気をつけたいですよね。著者:マンガ家・イラストレーター モモ
2023年06月06日恋人に浮気をされてしまうとショックですよね。何度言っても直らないようなら、別れを選ぶことも…。今回は「大胆な忘れ物の話」とその感想を紹介します。イラスト:t.hiryu彼の家で見つけたもの22歳のころ、5歳年上の彼氏がいた主人公。付き合って2年目で彼は転勤になり、車で1時間半ほどの遠距離恋愛になりました。主人公は休みの前日から彼の家へ泊まりにいくようになります。その日も、いつものように泊まりに行っていた主人公でしたが…。ヘアゴムが落ちている出典:lamire台所に見覚えのないヘアゴムを見つけました。共通の友達のものだと彼は説明し、その時は納得した主人公でしたが…。また別の日に、事件は起こります。寝る時間になり、主人公が布団を敷こうと押し入れを開けた時でした。主人公の目に飛び込んできたのは女性物の洋服…!彼はあっさりと浮気を認めます。主人公は気持ちが悪くなり、雨の中を裸足で飛び出してしまったのでした。読者の感想別れるべきだと思いました。ヘアゴムの存在を確認した際に平然と嘘をついた彼氏に浮気慣れしていると感じました。ここで許したとしても浮気を繰り返すタイプの男性だと思いました。(40歳/主婦)隠せないなら浮気をするなと言いたいです。ショックだったのはわかりますが、裸足のまま飛び出すというのはちょっと飛躍しすぎな気もします。こういう時は意外と冷静に自分の荷物をすべて持って帰る人が多と思いました。(43歳/主婦)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年06月04日主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。別々の幼稚園に通わせることになったものの、小学校で再びヨワ美さんと再会。そこでヨワ美さんを介して出会ったボス子さんは、マウントが激しいママだったのです。2人目の子どものお世話や仕事があるさくらさんは、なかなか入団したサッカーチームの当番を引き受けられません。息子のレンゲくんのためと思い、仲良くなろうと頑張りますが、すでに輪の中に入りにくい雰囲気に……。さらにボス子さんは「仕事するのは子どもがかわいそう」と発言し、さくらさんはいたたまれなくなりました。どうやらボス子さんは、仕事をしているママを良く思ってない様子。早くもやっていく自信をなくしてしまうさくらさんでしたが……!? ボスママに対するモヤモヤが止まらない 相手を見下すようなボス子さんの言動に、どうしてもモヤモヤしてしまうさくらさん。早くもやっていく自信がないと感じてしまいます。でも息子のレンゲくんは楽しそうにしているので、気を取り直して頑張ろうと決意します。車を出せないヨワ美さんとさくらさんのふたりは肩身が狭く、なぜか当番を頼まれる回数も多くなっていました。 そんなある日、ヨワ美さんは「サッカーチームをお休みして、家族でテーマパークに行く」と、うれしそうに話してくれました。しかし、その日に試合が入り、ボス子さんをはじめママ友たちみんなの気合がこもります。 ヨワ美さんは恐る恐るボス子さんに休むことを告げますが、無言の圧力に負け、テーマパークを諦めて試合に参加するはめになってしまうのでした。 少数意見をもつ人が多数意見に合わせるよう暗黙のうちに強制するのは、同調圧力のような心理的な圧力と言いかねません。自分の意見や気持ちを言い合える関係性なら素敵ですが、一方的に相手を萎縮させてしまうような言動には気をつけたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター モモ
2023年06月04日主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。別々の幼稚園に通わせることになったものの、小学校で再びヨワ美さんと再会。ヨワ美さんを介して出会ったボス子さんを発端に、さまざまな出来事に巻き込まれていきます。息子のレンゲくんが小学校に入学したのを機に、新しいママ友とのお付き合いがスタート。ボスママのボス子さんに家に招待され、子どものサッカークラブに入らないかと誘われたさくらさん。2人目の子育てや仕事もあるさくらさんは、クラブの当番があると負担になるため戸惑いますが、早くもボス子さんのペースに巻き込まれ、入団を決めてしまいます。しかし、当番や土日の試合、毎月のイベントの話を後から聞き、最初の話と違うことに戸惑いが隠せません。それでも、レンゲくんのために頑張ろうと決意しますが……!? 頑張って仲間に入ろうと思ったけど… サッカークラブへの入団を決意したものの、さっそく当番のことで問題が起こります。車を出すのに大きい車種ではないさくらさんと同じく、ヨワ美さんも肩身の狭い思いをしている様子。それ以外にも2人目のお世話や仕事があるさくらさんは、なかなか当番を引き受けられません。さくらさんの代わりに夫が当番を引き受けてくれようとしましたが、「パパはNG」と言われてしまいます。 いきなりピンチのさくらさんですが、息子のレンゲくんのためと思い、仲良くなろうと努力します。しかし、仕事を理由に当番を断ったことで、すでに輪の中に入りにくい雰囲気が……。 取り巻きのママたちは、相変わらずボス子さんのご機嫌とりをしています。さらには、仕事をしているさくらさんが側にいるにもかかわらず、ボス子さんが「仕事をするのは子どもがかわいそう」と発言し、さくらさんはいたたまれなくなってしまうのでした。 仕事をするのも、両立しながら子どもを育てたいと思うのも、本人が決めること。自分と異なる立場のママを良く思っていない様子が伝わってきたら、誰だって身構えてしまいますよね。自分の価値観を押し付けず、互いを尊重できるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター モモ
2023年06月03日