家事や育児はまったくしてくれない。けれど、まるで物を欲しがるかのように「子ども可愛いし、2人目欲しいな〜」という夫。自分は一人を育てるだけでも精一杯。そのような夫に対して、どう対処したらいいのでしょうか。 「人は変えられない」が基本心理学的には、残念ながら「人は変えられない」が基本の考え方となります。 いくら、「2人目が欲しいなら家事や育児を手伝ってくれないと困る」と伝えておいたとしても、実際にその状況になった際に手伝ってくれることは稀でしょう。深く考えずに2人目を欲しいと言っている男性は、多くの場合「なんとかなる」「やってみなければわからない」と思っています。自分が家事や育児をしなければならないと現実的に考えていないのです。そして、「現実的に考えて」といくら妻が訴えたとしても、夫の身にふりかかって自身の問題として捉えてくれないかぎり、人は変わらないし、変われないのです。 “なんとかしている”現実をわかってもらう家事や育児に参加していない夫の多くは、「子どもがすくすく育っている」という結果だけを見ています。そして「なんとかなっている」と思っています。その裏に、妻の家計のやりくりや、日々の子どもに対する奮闘があることを微塵も考えずに……。 妻がなんとかしている現実について考えてもいないし、そもそも、そんな大変なことがあることに気付いてもいない場合が多いのが現状です。つまり、無邪気に2人目が欲しいという夫に対しては、妻がなんとかしている現実をわかってもらうことが必要になってきます。伝える際は、決して、「わたしはこんなに大変なのよ!」と感情的にならないようにしましょう。夫は、問題を考える前に「うるさいなあ」と感じて、妻の話を聞くことをシャットアウトしていまう可能性が高くなってしまいます。 現実的に起こり得ることを共有する夫が本当に2人目を欲しいと思っていることがわかったら、現実的に起こり得る問題を2人でしっかり話し合いましょう。何を不安に思っているか、何が大変かを夫婦で共有することが大切です。ここで、共有できないようであれば、いったん2人目は待ったほうがいいかもしれません。そして、なによりも大事なのは、自分が欲しいか否かをしっかり考えること。どうしても、妻の負担が多くなってしまうのを避けられない育児。夫の気持ちよりも自分が欲しいのか、についても考えるようにしてくださいね。 育児は、しっかり考えてもその通りにはいかないこともたくさんあります。あまり考えすぎて不安だけが先走り、欲しい子どもを諦めてしまうことはできれば避けたいものです。人は変わらないということを念頭に、とりあえずの不安をできるだけ取り除けるよう、夫と話し合ってみてください。 著者:ライター カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2019年08月05日2人目は何歳差で産むのが良いのか? ママ友ともよくそんな話題になっていたころ、「3歳差は入園・入学が重なるから大変だよ」と複数人から聞き、深い考えもなく、ならば2歳差で、と妊娠・出産してみたところ……。 マタニティ期間の苦悩私には11月末生まれの長女と、1月生まれの次女がいます。長女は2歳1カ月でお姉ちゃんになりました。マタニティ期間に大変だったことは、長女を抱っこできなくなることでした。当時1歳半の長女はまだあまり歩けず、抱っこをせがまれることがよくありました。 けれど私は貧血で通常の暮らしもつらいときがあり、抱っこしてあげたり、してあげられなかったり……。おなかが大きくなってからは切迫早産の不安があり、まだ小さい長女が満足するまで抱っこしてあげることができませんでした。 0歳と2歳の育児はドタバタ次女誕生後、ちょうどトイレトレーニングをしていた長女。トイレの間隔が短かったので、次女のおむつ替えや授乳などをしているときでも、「トイレ!」となることが多く、あっちこっちにお世話をしにいかなければならず、体力的に大変でした。 また、長女は3歳まで夜泣きがあり、授乳で泣く次女に母乳をあげながら泣くので、1年間は夜にあまり眠れませんでした。 2歳差と3歳差の大変の違い私の周りで言われていた「3歳差は大変」は、行事が重なることや金銭面で一度にお金が出るという部分が大変という意味でした。 2歳差は行事や支出はタイミングがずれますが、まだ自分のことを自分ですることができない、うまく気持ちを伝えられない時期の2歳の長女と、何にも自分でできない0歳の次女との生活は忍耐と体力がかなり必要でした。愛情を持って接していましたが、私自身も毎日がいっぱいいっぱいになり、イライラしがちでした。 眠れない日々が続いたときは、2歳差で出産したことを後悔するときもありました。けれどもそれは2歳差だからではなく、子どもの性格にもよるものも大きく、同じように出産した友人とはまったく悩みが違い、何歳差だから良いとかラクというのはないんだと気がつきました。金銭的なことは予想できますが、育てる際の大変さは何歳差であろうとしてみなければわからないと思いました。 著者:ライター 横山まい三児の母。夫の転勤に伴い三人別々の県で出産し子育てをしている。転勤妻としての妊娠・出産・子育ての経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年08月05日私には子どもが3人います。1人目は初めての子どもで、しかも女の子だったこともあり、パパは毎日帰宅するとずっと抱っこしてとてもかわいがっていました。その後、長女は少しずつ知恵がつき、やさしいパパにならずっと甘えられると思ったようです。パパにべったりな姉を見て、下の子は私に甘えるようになっていったお話をお伝えします。 パパなら抱っこしてくれる徐々に成長してくると、ママにずっと抱っこしてもらっていると疲れておろされてしまうことに気付いた長女。しかしパパならずっと抱っこしてくれるので「パパ、抱っこして」というのが口癖に……。長女が2歳になったとき、私は2人目を妊娠し出産しました。特に妊婦中は抱っこができなかったこともあり、パパのほうが甘えやすくなったのかなと今では思います。 子どもの観察力のすごさ長女はもともとパパにべったりだったので、2人目の息子はずっと私と一緒にいました。息子は、長女がパパといるのを見ると、私のところへ来る印象でした。小さいながらも息子は、パパのところにいっても、長女が先にいるので自分はダメだと感じていたようです。案の定、息子の口癖は「ママ、抱っこして」になり、あまりパパには近付かない子になりました。 パパは娘を叱りづらい夫に直接聞いてみると、娘には嫌われるのが怖くてなかなか叱りづらいとのことでした。息子には最終的には男同士だからわかり合えると思っていたのか、悪いことをしたら普通に叱ることができていました。それも息子がママっ子になった理由の1つのようで、私にべったり甘える男の子になりました。子どもたちはパパとママのことをしっかり観察しているんだなと感じたと同時に、賢いなぁとも思いました。 赤ちゃんでもしっかりと人を見ている?生まれて数カ月でもしっかりパパとママを判断していた息子。パパっ子の長女を見て、ママを選ぶ姿は赤ちゃんとは思えませんでした。 長女がいないときにはパパにも甘えるようになりましたが、2歳になった今でもやはりママっ子です。何かあると「ママがいい」という姿を見てパパもがっかりしていることがあります。 パパからすれば2人ともかわいいので、今では子どもたちをできるだけ均等に甘えさせたり、悪いことをしたら叱ってくれるようになりました。子育てを通して夫もいろいろと学び、成長したのだと感じます。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年07月31日私には子どもが2人いますが、どちらも里帰りせずに出産しました。長男出産のときは、タッパーに詰めた料理を義母が持ってきてくれました。しかし、次男出産の入院中には義実家へ長男を預けることもあり、あまり迷惑をかけられないと、産後1カ月を夫婦で乗り切ることにしました。そんな私の、産前にやっておいてよかったことをお伝えします。 夫ができることは任せる安定期に入り、体調面で余裕ができてからは産後の生活のことを少しずつ考え始めました。一番問題なのが料理です。夫は料理がほとんどできません。洗濯は夫にお願いし、掃除はフローリングワイパーで軽く済ませることに決めました。 長男を実家と義実家に頼む日を決め、それ以外は保育園の一時預かりを利用することにして、送迎は夫にお願いしました。そして子どもたちのお風呂も夫に担当してもらうことに決めておきました。 ストックできるものを買いだめ新生児を連れて買い物に出ないようにするため、ストックできるものを買い込みました。買い物リストを作り、いつもより多めに買うようにしていました。ティッシュ、トイレットペーパー、洗剤などの日用品、シリアルなどの食料品はたくさんあっても困らないので、安いときにまとめ買い。 日持ちするペットボトル飲料や豆乳は箱買い。牛乳がなくても豆乳をシリアルにかければ朝食の完成です。新生児用おむつも事前に用意しておきましたが、長男が推定体重よりも約300g大きかったことから、買い過ぎないように気をつけました。 宅配弁当を利用できるようにしておく宅配弁当は3社分選び、1週間お試しで食べてみました。私の地域では、1週間分まとめて注文するのが主流のようです。おかずのみか、白米付きから選べたので、ご飯の量を調節できる「おかずのみ」で注文してみました。そして2社に決め、一つは私の昼食、もう一つは夫婦2人分の夕食にすることに。 前と同じおかずが入っているということもたまにありましたが、1カ月だけだからと気になりませんでした。アレルギーも好き嫌いもほとんどなかったので、バランスのいい食事が簡単にとれてよかったです。 生協やネットを活用生協は以前から登録していたのですが、新たに登録したのがアマゾンでした。アマゾンプライム会員になると、定期購入でおむつを安く買えるのが魅力です。長男もおむつを使用していたので、2人分のおむつを家まで届けてくれるのはありがたいです。 生協では、フリーズドライのスープやみそ汁、おやつ向けの賞味期限の長いパンをよく買っていました。 「里帰りしないと大変だったでしょ?」と言われることもありましたが、手を抜けるところは手を抜き、協力してもらえる人にはお願いをしました。そして、便利なサービスを活用すれば、里帰りなしでも大丈夫でした。自分のペースで子育てができ、夫とともに新生児期の成長を感じることができたので、夫婦の絆が深まったように思います。著者:大森りさ0歳と2歳の兄弟の母。長男は発達支援施設に通っている。主に妊娠・出産・子育てについての記事を執筆している。
2019年07月28日1人目を出産するときに購入したさまざまなベビーグッズ。第2子、第3子となるとたいていのものは揃っているため、なかなか新たにグッズを買うこともありませんよね。しかし私が3人の子育てをしながら感じるのは、「1人目買わなかったのに今さら買うのも…」と二の足を踏んでいるものが、実は役に立ったりするということ。そこで私のまわりのママたちに、2人目・3人目で“買い足して正解だったグッズ”とその理由を聞いてみました。電動鼻水吸引機■上の子のときは口で吸うタイプのものを使用。子どももすごくイヤがるし、私も疲れるので、あまり使わなくなり…。その後すぐに2人目が生まれたタイミングで電動を購入。下の子はもちろん、上の子も鼻水がすごいときは使ってる。年中活躍してるよ!(2歳男児・1歳女児のママ)■3人目で初購入。高いし今さらだと思って買ったけど、保育園に行ってる上の子たちから菌をもらって、0歳児なのにすでにいろんな感染症にかかっているので、電動吸引機があって本当によかったと思う(5歳男児・4歳女児・0歳女児のママ)子どもが小さいうちは鼻をかめないため、常に鼻水を拭かなければならなかったり、夜中は鼻が詰まって何度も起きてしまう…そんな苦労をしたことのあるママも多いのではないでしょうか?電動タイプは少々値がはるものの、それだけの価値はある!と買ったママは口をそろえていました。抱っこヒモヒップシートつき抱っこヒモ■2~3年前に発売された抱っこヒモ。腰ベルト部分に台座がついているので、赤ちゃんを座らせることができて、肩と腰がラク!1人目から欲しかった!(5歳女児・1歳女児のママ)■2歳だけど抱っこ大好き甘えん坊。長男を追っかけながら、重くなってきた次男を抱っこするときに、安定感があって重宝している(7歳男児・2歳男児のママ)進化を続ける抱っこヒモ。数年前に登場した赤ちゃんのお尻を支えてくれるシートがついた抱っヒモが人気です。これなら子どもが少々重くなってきても、耐えられそうですね。わが家では、3人目のときには上の2人が使っていた抱っこヒモはすでにボロボロで、とても使える状態ではありませんでした。使用頻度にもよるとは思いますが、3人以上いると買い換えは必要な気がします。新生児から使える抱っこヒモ■1人目を産んだあと、新生児期は外出しなかったから必要なかったけど、2人目のときには長男の保育園の送り迎えがあったので、赤ちゃんの首を支えてくれる抱っこヒモが必要になった(7歳男児・5歳女児・1歳男児のママ)■2人目妊娠中に、新生児用にスリングを購入。首が座ってからは長女が使用していた抱っこヒモを使用するつもりなので、少しの間は安いスリングで対応(7歳女児・0歳女児のママ)こちらは2人目だからこそ、必要なもの。上に子どもがいると、どうしても上の子中心の生活となるため、赤ちゃんとママはつき合わざるをえません。持っている抱っこヒモに使えるインサートや、新生児期用に横抱っこできるスリングを買って対応したという声が上がりました。ハンディーブレンダー■1人目のとき離乳食作りで苦労した覚えがあるので、2人目が生まれたとき、思いきってハンディーブレンダーを購入。離乳食初期にしか使わなかったけど、めちゃくちゃラクだった。しばらく使わなかったけど、最近スムージーづくりに目覚めている(6歳女児・2歳男児のママ)■離乳食を作るのに便利。長女が下の子の世話をしたがり、離乳食を作るのを手伝ってくれるときに、ハンディーブレンダ―なら安心(5歳女児・3歳男児・0歳男児のママ)離乳食作りに活躍するブレンダーですが、離乳食初期くらいにしか使わなかったという意見も多く、「そのわずかな期間のために買うのも…」とためらってしまう人も多いのでは?しかし、ブレンダーは離乳食作り以外にもさまざまな用途に使うことができ、家事の時短やレシピ幅を広げるツールとして人気です。スムージーづくりをしているというママは、野菜を食べてくれない子どもに、ハンディーブレンダーで作った野菜と果物のスムージーを飲ませているんだとか。メリー■1人目が生まれてメリー買おうか悩んだけど買わずに過ごした。2人目はひとりで全然平気なタイプだったので買わず。すると、3人目が1人目と同じ、ひとり遊びが全然できないタイプで…。リサイクルショップでメリーを購入したら、20分くらいは楽しそうに見ている。その間に料理や皿洗いなどの家事ができてよかった(7歳男児・5歳女児・1歳男児のママ)■2人目で購入。下の子の世話をしていると上の子がやきもちを焼くので、赤ちゃんをベビーベッドにおいてメリーを見せておき、上の子と二人だけの時間を作っている(5歳女児・0歳女児のママ)赤ちゃんがメリーを見ている間に、赤ちゃん返りをしている上の子と時間をとっているというママは、その時間を上の子の絵本読み聞かせの時間に使い、自分自身も心落ち着ける時間となっているようです。今回の話と自分の経験から、買おうかどうか迷っているものは、思いきって買ってしまってもいいと思います。それが十分に力を発揮すれば「買ってよかった!」ですし、そうでない場合には身近な人にあげたり、フリマアプリなどを利用して売ってしまうという選択肢があるので。新たに赤ちゃんが生まれると、家族が増えて楽しい反面、大変なことも増えます。利用できるアイテムは活用し、少しでもママの負担を減らせるといいですね。<文・写真:ライター沖田かへ>
2019年07月27日4歳と0歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです! こちらの連載では現在1歳になった次男を妊娠中のお話を書かせていただいてます。今回は「上の子の預け先問題」についてです■里帰り出産しない場合、子どもを預けるのは必須!前回のお話で里帰り出産はしないことを選んだ私ですが、夫は育休を取れるわけではなく…そのため上の子(長男・りゅう)の預け先を絶対に決めておかなければいけませんでした。妊娠が発覚したときは、上の子が翌年の4月から通う幼稚園を探し始めたところでした。しかし、2人目の出産予定日はちょうど幼稚園の入園式のころ。4月から幼稚園に入園では少しでも出産が前倒しになったら対応できません。そのため4月より前から預かってくれるところを探すことになりました。■預け先その1.幼稚園の「満3歳児クラス」に入園させるまず検討したのは、妊娠が発覚する前から長男を入園させたいと思っていた、近所の幼稚園の「満3歳児クラス」。そこに今すぐに入園させ、4月からはそのまま年少に上がり通い続けてほしいと思いました。しかし、すでに定員がいっぱい! しかも詳しく話を聞いてみると、そのクラスに運よく入れても…夫が送り迎えできる時間と合わず、無理だという結論に至りました。■預け先その2.「認定こども園」に入れる次に考えたのは、保育園と幼稚園両方の役割がある「認定こども園」に入れること。こちらも考えてはいましたが自宅から園までが遠く…。長男が3年間通うであろう幼稚園なのに、産前産後のわずかな期間のために遠くの園に決めてしまうのはどうなのか? という結論にいたり断念しました。■悩んでいるところに全く別の提案が!完全に行き詰まり悩んでいるころに、第一希望だった幼稚園の先生(満3歳児クラスを希望していた園)と話す機会がありました。なるほど! ずっと同じ園じゃないとダメだと思っていたけど、5月入園もアリなのか!と目からウロコでした。■私が出した結論は…先生の話を聞き、「もともと希望していた園に5月から入園させたい!」という気持ちが強くなり、あらためて産前産後の2~3ヶ月間だけ預かってくれるところを探すことになりました。次回に続きます。
2019年07月25日一人の人と長く付き合った経験がないと、この先どうしたらいいのか不安になることもあるでしょう。交際1年目はお互いに気持ちが強く、イチャイチャできればそれでよかったかもしれません。しかし、2年目にもなるとお互いのことを深く理解し、結婚を意識し始める頃かもしれません。今回は、交際2年目からの付き合い方について考えてみました。■ 生活感について話す付き合って1年が経過すると、お互いのことがそれなりにわかってくるもの。しかし、2年目でももっと深く相手ことを知ろうとする努力は必要です。彼と結婚を見越して付き合っていくのであれば、デートやLINEを重ねていく中で、お互いの生活感について踏み込んだ話をするようにしたいもの。彼の金銭感覚について、貯金や収入はどれくらいあるのか。共働きする必要があるのかどうかなど、検討材料を集めるイメージで情報を集めましょう。それとなく結婚相手としての相性を図りつつも、さらに今から準備できることはないか、彼と話ができるといいと思います。具体的には、貯金をするとか、家事力を身につけるとか、結婚を見越して「こうできるといいかもね」というニュアンスでお互いの意識を高めてみて。■ 泊まりでどこかに出かける交際1年目は、相手への好きが一番強い時期だと思います。相手に会いたい気持ち、寂しい気持ちが最も強いのでは。だからこそ、頻繁にデートをして、イチャイチャすることも多かったでしょう。交際二年目も、そうした付き合い方は大事ですが、さらに結婚を見越した行動をとってみましょう。たとえば、彼と泊まりがけで遠出するとか、半同棲で生活する時間を増やすとか。短時間のデートではなく、長い時間を彼と過ごしてみて初めてわかることは多いです。結婚後に問題に直面する可能性をなるべく少なくするためにも、交際時点で彼との結婚生活が見出せるといいですね。それができる関係なら、結婚してもうまくいきますし、生涯のパートナーとして覚悟がしやすいのではないでしょうか。結婚は恋愛とは違います。現実的に相手との生活を考えなければいけませんよね。お互いに結婚を考えているのであれば、相手との生活を考えられるデートを意識してみては。■ おわりに交際二年目といっても、交際1年目と変わらぬ付き合いをしているカップルも多いでしょう。カップルによって、結婚までの交際期間はまちまちです。ただ「結婚を前提に付き合いたい」という気持ちが高まってきたのなら、より具体的な行動に出て、二人の意識合わせをしてみるとより良い関係が築けるはずです。(柚木深つばさ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年07月22日私が2人目を妊娠したときに上の娘は4歳。幼稚園の年中さんで体力がどんどんつき、お迎えに行った後も2時間以上は外で遊ぶような毎日を送っていました。そんななか、自分の体にかかる負担を最小限にしながらも娘の遊びとしてよかった、プール遊びについてご紹介します。 娘の体力についていけない……私の娘はとにかく外遊びが大好き。公園に行って岩を見つけてはよじ登り、広場に行っては走り回るというような状態です。お家の中でお人形ごっこをするのも好きだけれど、幼稚園の年中さんになってどんどん体力がつき、体を動かして遊ぶことへの欲求は高まるばかり……。 そんななか2人目を妊娠し、吐くほどではないけれどつわりや眠気に苦しむ私。ちょうど同じ時期に夫の勤務が変わって突然ワンオペ状態になりました。娘の体力に合わせることがつらく、どうやって娘の体力を削るかということばかり考える日々が続きました。 待ちに待った安定期! 娘とプールへ行くだんだん暑くなってきたころ、待ちに待った安定期に突入! 妊婦健診でおなかの赤ちゃんが元気に育っているのを確認できたため、担当の先生にプールへ入ってもいいか聞いたところ 「いいんじゃない。ただし、おなかが張ったり痛くなったりしたらだめだからね」 という返事をもらい、さっそく娘と近くの温水プールへ行きました。 屋内プールなので天候に左右されることはなく、プール遊びをいつでも楽しめるのが魅力です。また、休憩時間には水温が他のプールよりも高い36度に設定された幼児プールで体を休めることができ、体を冷やしすぎることなくプール遊びを楽しむことができました。 プールから出た後一気にくる疲れに注意プールで遊ぶときに気をつけているのが 「プールから出た後一気にくる疲れ」 です。水中にいるときは体も軽く、私も娘もプールが大好きなのでたくさん入っていられます。けれど、遊び終わってプールから出た後には体がグッタリ……。娘の体力を削ることはできるけれど、同時に自分自身の体力も想像以上に削られています。 そのため、私が娘とプールに行くときには、せっけんを持参してプール後にシャワーを済ませ、帰りにお弁当を買って家で食べて寝るだけという流れをとっています。 暑い中の外遊びでは気持ちも体もグッタリしてしまう私ですが、プールに行くことで楽しく娘と遊ぶ時間を過ごせています。自分自身の産前の運動にもなり、一石二鳥で大助かりです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。ご自身の体調を考慮し、必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月21日長男が2歳2カ月のときに、次男を出産。2人目の育児に対して不安や心配事はほとんどなく、かなり楽観的に構えていました。しかし、そこには大きな落とし穴が…… 。私が体験した「上の子かわいくない症候群」の恐ろしさについてご紹介します。 楽観的に考えすぎていた2人目育児何の問題もなく、ただただ癒しでしかなかった第2子の子育て。夜間の授乳で寝不足などはありましたが、毎日幸せな気持ちでいっぱいでした。 ただ唯一問題だったことといえば、「長男との関係」です。 その当時、2歳過ぎだった長男は、赤ちゃん返りとイヤイヤ期がちょうど重なってしまい、精神的にかなり不安定で深刻な状況だったのです。積極的に長男と2人の時間も持つなどして、長男の寂しさや不安を消そうと努力をしてきましたが、反抗心は日々増すばかり。私と次男に対して暴力的な態度をとるようになってしまいました。 その結果、次男を必死に守ろうとするなかで、長男を疎ましく思う感情が生まれてきてしまったのです。 長男をまったくかわいく思えない暗黒時代長男の乱暴な態度に加え、「ママはきらい!」というような言葉を浴びせられた私は、いつしか長男のことをまったくかわいいと思えなくなってしまいました。私の気をひくための態度や言葉だと頭ではわかっていましたが、私の心はどうにもならない状態になっていたのです。「あんなにかわいかった長男のことをこんな風に思ってしまう私は母親失格だ…… 」とただただ絶望しました。 そんなとき、ネットで調べてみると「上の子かわいくない症候群」という言葉に行き着きます。その内容は、当時の私の状態そのものだったのです。 恥を承知でSOSを出してみた「こんな風に思ってしまうことは母親失格だ。でもこのままではいけない!」 と思った私は、まずは夫に胸の内を話してみました。自分が息子に対して抱いてしまっている感情。そして、どうにか脱したいと思っていること。それらを包み隠さず打ち明けました。 「長男のことが大好きだった私がまさかそんな状態になっていたとは……」と驚いていた夫ですが、「状況が改善していけるように一緒に頑張っていこう」という言葉をかけてくれました。そのとき、溢れる涙を止めることができませんでした。 夫に相談後、公的な機関に相談をしてみた夫に気持ちを打ち明けた後、役所に設置されていた「子ども家庭支援センター」という機関に相談することにしました。電話をかけようとしたときは緊張もしましたし、とても悩みましたが、それ以上にこの状況をどうにか変えたいという気持ちが上回っていたのです。電話で正直にそのときの状況や自分の気持ちを話し、直接面談をする日程が決まりました。 直接面談では、カウンセラーさんや保健師さんがチームになり、親身になって私の話を聞いてくれました。相談中にはファミリーサポートの方が次男を見てくれるサービスもあり、久しぶりにひとりになって大人の人と話す機会を持つことができました。 そして、「2人目を出産した後に、あなたのように上の子がかわいく思えなくなる人は結構いる。そうやって思ってしまっていることを打ち明けられるってすごいこと」というやさしい言葉に、私はとても救われました。 私だけじゃない。そうやって思えたことがこの暗黒時代を抜け出すきっかけになったのです。 相談をしたことで気持ちが落ち着き、2カ月ほどで長男に対するネガティブな感情も治っていきました。その後も定期的に面談をし、育児に関する相談に乗ってもらっています。あのとき、SOSを出していなかったら…… と考えるだけでゾッとしますし、勇気を出して相談をして本当によかったです。著者:橘りか4歳児と1歳児の母。中学校英語の教員免許を保有。日系航空会社に勤務後、公立中学校の教諭として教壇に立ち、出産を機に退職。現在は、主に育児、幼児教育、グルメ記事を執筆。幼児英語教室やママ向けのマッサージサロンを運営。
2019年07月20日私は3人の子どもを出産し、現在4人目を妊娠中です。妊娠のたびに起こる困ったマイナートラブル。1人目、2人目のときはなかったのに、3人目、4人目で起こったマイナートラブルや毎回起こるマイナートラブルなど……。不快な症状に、度々悩まされました。 めったに出なかった鼻血が……妊娠中は鼻血が出やすくなるそうですが、1人目と2人目の妊娠中には、一度も鼻血は出ませんでした。しかし3人目の子どもを妊娠しているとき、妊娠5カ月に入ったころから、よく鼻血が出るようになりました。それまで鼻血なんてめったに出ることがなかったのでビックリ! 朝起きると鼻血がタラリ、鼻をかむとティッシュに鼻血、お風呂上がりに鼻血がポタポタ……。とにかくよく鼻血を出していました。妊娠8カ月ごろになると鼻血は出なくなっていましたが、それまでは不快で仕方なかったです。そして4人目を妊娠中の現在(妊娠7カ月)、また鼻血が出るようになりました……。 ふくらはぎがパンパンに!3人目を妊娠中、妊娠7カ月に入ったころから、足がむくむようになりました。血流が悪いのかと思い、マッサージをしたり、ストレッチをしたり、椅子に腰かけて足をブラブラさせたりしていました。マッサージやストレッチをした直後はラクになるのですが、しばらく経つとまたふくらはぎがパンパンに……。 そして妊娠7カ月に入った現在、ふくらはぎがパンパンです。夜、布団に入っても、足が気になって寝つけないこともしばしばあります。足のむくみも、1人目と2人目の妊娠中には経験しませんでした。 一番つらかった腰痛!!妊娠中の腰痛は、多くの人が経験していると思います。私も妊娠のたびに悩まされました。妊娠中は湿布を自己判断で貼るのは危険とのことで、産婦人科で湿布を処方してもらっていました。まだ若かった1人目と2人目の妊娠時にも、腰痛に悩まされていましたが、30代で妊娠した3人目と今回の4人目の妊娠時の腰痛は、かなりつらかったです。 寝返りを打つことさえつらく、起き上がるときには相当の気合いを入れないと立ち上がれませんでした。妊娠7カ月の現在、まさに立ったり座ったりすることが苦痛です。特につらいのが妊婦健診時。診察台にあがったり、診察後にベッドから起き上がる際、しばらく動くことができません……。 妊娠のたびに悩まされる、さまざまなマイナートラブル。30代になってから妊娠した3人目と4人目は、特に多かったように感じます。日ごろの運動不足も、多少なりとも影響しているのかも知れませんが……。現在起こっているマイナートラブルも産婦人科の先生に相談しながら、無事に元気な赤ちゃんを出産したいと思います! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年07月18日初めての出産よりも2人目の出産はスムーズで、予定日より早く生まれたり、お産の時間が短いと聞いたことがあり、2人目の出産はすぐに終わるだろうと甘くみていました。ところが、1人目の出産も2人目の出産も、私にとっては壮絶な体験でした。何回経験しても、出産というものは大変なものです。 「2人目の出産はスムーズ」って本当?2人目を妊娠中に、2人目は出産がスムーズ、予定日より早く生まれる! など、産婦人科で一緒になったママさんやママ友に聞いたことがあり、実際に産婦人科の先生からも、前回の出産から2年以内のほうがよりスムーズに出産できる傾向があると聞きました。 私の場合、年子の出産だったため、2人目はラクだろうという感覚になってしまい、完全に安心しきっていました。ところが、実際の出産はとても大変なものでした。 陣痛は来ているのに子宮口が開かない!陣痛が来たのは夜の9時ごろ。まだ我慢できる痛さだったので、ごはんを食べてお風呂に入り、横になりました。前駆陣痛だと思ったのですが、痛みは治まらず、間隔もどんどん短くなり、病院に行くと子宮口は4cm開いていました。 ところが、陣痛の間隔は1分間隔になっているのに、子宮口は4cmのまま。長い陣痛に体力を奪われ、意識を保つので精一杯でした。これ以上は母子ともに危険ということで、人工破膜の処置をしてもらいました。 何回経験しても出産は大変破膜してもらったものの、回旋異常で赤ちゃんがまったく降りてきませんでした。陣痛は7時間以上も続き、やっと分娩の体勢に入りましたが、すでに体力はなく、意識も遠のいていく私。酸素マスクをつけてもらい、わが子のために必死で力を振り絞って出産しました。 長男のときは不安もありましたが、スムーズな出産でした。ですが、次男は大変な出産だった記憶しかありません。私の場合、2人目の出産のほうがラクなんてことは決してありませんでした。何回経験しても、出産は大変なものだということを実感しました。 イラスト:sawawa著者:木村えま二児の母。年子育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年07月15日私が2人目を妊娠したのは、まだ長男が生後8カ月の育休中のことでした。 そのタイミングで夫が地方へ転勤になり、 実家などに頼れない状況に……。里帰りしない出産を選んだ私がやっておいてよかったと思ったことをご紹介します。 男性の育児休業取得の下調べ夫の会社では男性も育休取得が可能でした。しかし業務量が減るわけではないため休暇後に激務になったり、育休を取得していると多少肩身の狭い思いをするというのが現状のようでした。 そのため夫は出産前後2週間を有休と半休を駆使して協力してくれることに。会社の特徴や雰囲気、仕事量を鑑みて育休に関する下調べをすることで不安も減り、安心して出産に挑めました。 気合いを入れた保活妊娠後期に入ってから私は地域の保育園に片っ端から電話し、見学に出向きました。気に入った所は何度も見学に行って情報を得るなどしたおかげで、出産予定日の3カ月ほど前に1歳2カ月になる上の子を保育園に預けることができたのです。 上の子を預けるとき、パパがどうしても仕事を休めなかったとしても保育園の送迎だけお願いし、入院中や産後外出できない1カ月を乗り切ることができました。 パパにやってほしいことリストを作る 保育園の持ち物や連絡帳の書き方、息子の1日のタイムスケジュールを大きめの画用紙に見やすくまとめてリビングの目立つところに貼りました。 仕事で忙しい夫は入院前に口頭で説明しても聞いていないことが多く、入院中はメールでいろいろと質問されたものです。そんなときも「画用紙に詳しく書いてあるよ」の一言で伝わり、リストはとても役立ちました。 上の子のごはんの下ごしらえをする上の子のごはんは入院前に毎食分、ご飯とおかずを小分けにしてメニュー名を書いて冷凍。解凍するだけでサッとあげられるものを数種類用意しておきました。解凍時間の目安や組み合わせは紙にまとめて冷蔵庫に貼っておいたので、ママの入院中におやつばかりあげていた……なんてこともなかったようです。 パパは忙しいなかでもやるべきことをしっかりでき、自信がついたと喜んでいました。特にホットケーキは解凍時間も短くそのまま出せて上の子も大好きなので大好評だったようです。 何よりも上の子が寂しくならないようにすることが大切だと思い、保育園に慣れさせるために早めに行動したり、上の子の好きな遊び、歌、食べ物のブームをパパにも伝えておきました。これらの準備をして里帰りしない出産をしたことで家族の絆がより深まったと感じています。 著者:松本のあ1歳男児と0歳女児の母。客室乗務員を現在育休中。年子育児の経験を多くの人に伝えるべく、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年07月15日4歳と0歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです! こちらの連載では現在1歳になった次男を妊娠中のお話を書かせていただいてます。今回は「里帰り出産しない」についてです。2人目の妊娠を希望し始めた頃から、私はひとつ決めていたことがありました。■2人目出産で決めていたこと私の母は1人暮らし。長男出産時は里帰りをしましたが、生活のリズムが合わないことや、産前産後のホルモンバランスの乱れから母と衝突してしまいました。その後もお世話になっている大切な母ですが、ある程度の距離がある方がいい関係が築けると学びました。他にも・母はフルタイムで仕事をしている・母は長男の扱いに慣れていないため、私が入院している間の長男のお世話が心配・今回は夫にも新生児育児を経験してほしい・自宅の方が私も長男もストレスなく生活できるなどの複数の理由から迷わず「里帰り出産をしない」という選択をしました。しかし、今まで私が専業主婦だったため、仕事に影響がなかった夫は消極的…。義母とは円満ですが自分の母にすら気を使う私が義母に身の回りの世話をお願いするなんて絶対ムリ! ということで光の速度でお断りしました。そもそも義母もフルタイム勤務。夫が自由に仕事をするために義母に仕事を休んで来てもらうのも絶対に避けたいと思っていました。■今回の出産で変えたかったこと「男は働き、女は家事育児をする」という考え方の家庭で生まれ育った夫は、1児の父になってからもやはりその考えが抜けておらず、心のどこかで「自分に育児の責任はない」と思っているのではないかと感じていました。そして私自身もまた同じような家庭で育っていたため、「育児に関して夫は手伝い程度で十分、私がやってあたりまえ」と思っていました。1人目の産後はその思いがプレッシャーになりとても辛い思いをしました。また同じ思いをしないためにも、今回の出産を通し、・夫がもっと育児に積極的になる・私も「1人で育児をしなくてはならない」という思いを減らすそういうきっかけになればと思い、私は夫婦で2人目の出産に臨むことを譲りませんでした。■赤ちゃんが誕生!その後の生活は…無事に赤ちゃんが誕生!その後の私の生活はというと…、結果、私自身は前回の妊娠よりもストレスを感じることなく過ごせました。もちろん私や赤ちゃんに問題がなく、夫が保育園の送り迎えをできたから言えることですが、1人目を経験し、育児に慣れていたので赤ちゃんの世話は全く苦になりませんでした。また、・買い物は通販や生協を頼る・家事は家電に頼る・できる範囲でやると決めていたので負担はあまり感じませんでした。一方、夫はというと…■「里帰り出産しない」に不安を覚えていた夫は…「里帰り出産しない」からだけではないと思いますが、とにかく超子煩悩パパに。そして子どもたちも超パパっ子に成長しています(笑)おかげで私も「育児は私が全てやってあたりまえ」とは感じなくなりました。こうして我が家の「里帰りしない出産」は無事に終わりました。里帰りをしなかったと話すと周りからは「大変だったでしょう?」と聞かれますが、個人的には里帰りしなくて大正解でした!次回は2人目の出産、「上の子の預け先どうする?」について書きたいと思います。
2019年07月11日長女が4歳ごろになると、「妹や弟が欲しい」と言うようになりました。私自身も2人目を産むならそろそろだと思っていたのと、長女をお姉ちゃんにしてあげたいという想いがあり、2人目妊娠を計画しました。 「娘をお姉ちゃんにしてあげたい」長女が年少さんになると、周囲のお友だちに妹や弟ができることが多くなりました。そのママが赤ちゃんを連れて迎えに来ると、かわいくてうらやましかったのでしょう。 「わたしも妹か弟が欲しい」とよく言うようになりました。 保育園に通っていたので、園内には赤ちゃんもいたのですが、そういう子たちに駆け寄り、本当にかわいがる長女の姿を見て、「この子を本当のお姉ちゃんにしてあげたい!」と考えるようになりました。 4学年差で出産その後すんなりと妊娠し、娘は晴れてお姉ちゃんになることに。2人目妊娠がわかると、長女は周りのお友だちや先生に「赤ちゃんができたんだよ!」とすぐに言ってしまうほどの喜びようです。妊娠中は、きょうだいが題材になっている絵本をよく読んであげました。 そして長女が年少さんの冬に次女が生まれ、4学年差に。長女は自分のことはほとんど自分でできるようになっていましたし、赤ちゃん返りなどをすることもなく、赤ちゃんのことをすごくかわいがってくれて4歳差でよかったなと感じました。 こんなことが大変だった!長女がしっかりしてくれていて助かった反面、大変なこともありました。4歳にもなると、休日は外で思い切り遊びたいし、昼寝もなくなっていました。公園でも難しい遊具に挑戦したい年ごろです。 しかし、いざ公園などに行っても下の子の都合で早く切り上げて帰らなくてはならなかったり、下の子につきっきりで見ていてあげられなかったりすることが多くなりました。おんぶができるうちは次女をおんぶしてどうにかなっていましたが、次女が1歳になって歩き始めるとおんぶも難しくなり、ますます次女につきっきりになりました。 年齢差があると、一緒に遊んだり、同レベルで遊べたりするようになるまでには時間がかかるな……と痛感しました。 現在、長女は7歳、次女は3歳になり、だいぶ一緒に遊べるようになりました。その分喧嘩も増えましたが、姉妹がいるからこそ成長することも多い気がします。遊んでいる2人を見ると、何歳差であれやっぱり2人目を産んでよかったと感じます。著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年07月06日1人目を出産したとき、私は1年間の育児休暇を経て仕事復帰をしました。その後、2人目の妊娠を機に、退職して専業主婦に。専業主婦になった私が2人目の育児で感じたことや気付いたことがあります。 育児の大変さを改めて痛感した1人目の子どもは1歳から保育園に預けていたため、食事や排泄、服の脱ぎ着などの生活習慣の大半は保育園で覚えてきてくれました。トイレトレーニングも保育園でしてくれたので、働くママにとって本当にありがたい存在だったと今でも感じています。 ところが、2人目の育児ではそうはいきませんでした。専業主婦になり、親子の時間が増える……。とてもうれしいことではありましたが、育児の大変さを改めて痛感しました。時には仕事をしているほうが楽かもしれないと思うこともありました。 生活習慣は自然には身につかなかった食事や手洗い、歯磨きなどの基本的な生活習慣を、生活のなかで教えていかなければならない。そうわかっていても、日々の生活に追われ、保育園の先生たちのように子どもに生活習慣を教えていくことができませんでした。何も予定がない日は着換えもせずにパジャマで過ごしてしまうことも。 私の「しつけ」が甘かったからか、2人目の子どもは基本的な生活習慣があまり身についていません。生活習慣は教えていかないと自然には身につかないと感じました。 もっと意識して親子遊びをすればよかったたっぷりある時間のなかで、親子でさまざまな遊びを楽しもう! 最初はそう意気込んでいたものの、実際はテレビやおもちゃに頼ることがほとんど。にも関わらず、在宅の仕事を始めたことで、ますます子どもの相手ができない状況になってしまいました。 赤ちゃんのころは、ママやパパが一緒に遊んであげることでさまざまな体験ができる時期だと思います。それを犠牲にしてしまったことを、今では後悔しています。絵本の読み聞かせやごっこ遊びの相手など、自宅でもできる遊びはたくさんあったはずです。 ワーキングマザーから専業主婦になり、1人だった子どもが2人になり、それぞれの違いを実感しました。退職し、第二子を迎えるといった、私と同じような状況の方の参考になれば幸いです。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年06月27日4歳と1歳の兄弟を子育て中のゆきです! こちらの連載では2人目(次男)を妊娠したときのことを書かせていただいてます!■夫の「家事をしない」問題、今までどうにかなっていたけど…突然ですがうちの夫はほぼ家事をしません。家にいるときにお風呂に入ろうかという時間になればお風呂を洗ってくれたり、ご飯の前にテーブルの上を片付ける…など簡単なものをやることもありますが「これは必ずやる」という家事はありません。今まで散々話し合いましが…私がとにかくせっかちということもあり、毎回「もう!私がやる!」という結果にいたります。しかし、自分でやれるのは元気な時の話。それまではゆるく最低限の家事をやっていたのですが、2人目妊娠中はつわり、坐骨神経痛、痔…などなど最低限のことすらやることが難しくなりました。■2人目妊娠中、家事と育児を回すには今まで家事をやっていなかった夫に頼んでも満足のいく家事をしてもらえなかったり、私のやってほしい時間にしてもらえなかったり…。かといって昔からの「家事は私がするべき」という思いも自分の中にあり、強く言うこともできませんでした。家事は頼れませんが、育児に関しては頼れる子煩悩な夫。不慣れな家事を夫が時間をかけてやるよりも、夫と子どもが遊んでいる間に私ができる範囲で家事している方が楽、という気持ちも大きかったので自分でやることを選択しました。そこで…私は便利家電を買うことを選択しました。■家電を買うという選択もともと乾燥機付きの洗濯機を使っていたのですが、シワになるためあまり使ってませんでした。これを機にタオルや下着だけは乾燥機を利用するようにし、他にも新たにハンディ掃除機、食器洗乾燥機、布団乾燥機を購入。さらにこちらは2人目が産まれてからですが、ロボット掃除機と洗濯物を室内干しするために除湿器も導入しました。その結果、妊娠中だけではなく産後も本当に助けられています。初期費用はかかりましたが、産前産後のストレスがかなり軽減され、その価値は十分にあったと思います!こうして見ると全く手伝ってくれないダメな夫のようですが、家事が苦手だからこそ、そのありがたみもわかるようで…と言葉をかけてくれます。また食事が手抜きだったり、2日間同じメニューだったり、掃除ができなかった日があっても全く文句を言いません。産前産後のタイミングで家事の分担を行わないことに賛否両論あるとは思いますが、「家事を自分のタイミングでやりたい」私にとってこの判断はベストだったと思います。家電のおかげもあり我が家は円満、 便利家電の導入はひとつの選択肢としてアリだと感じました。ようやく確立した理想の家事スタイルですが、私はまだ夫に家事をしてもらうことを諦めきれていません。子どもが大きくなったら一緒にご飯を作ってくれないかな~と今から期待しています(笑)
2019年06月27日女性にとっては、妊娠・出産は大きな転機。「二人暮らし」から、「家族」へ。今、新しいステージに立とうとしているあなたにとって、必要な「妊娠・出産」のお金のことを説明します。<出産でかかるお金>● 妊婦検診 ● マタニティ・ベビー用品 ● 里帰り出産 》 「最新版! 妊娠出産「もらえるお金」と「かかるお金」一覧」 ■14回は無料になる! 妊婦検診費用「妊娠したかも!?」と思ったら、最初に足を踏み入れるのが産婦人科。初診のときは、お財布に1万円札を入れておきましょう。なぜなら、妊娠・出産は「疾病(病気)」ではないので、経過が順調であれば健康保険が使えないからです。すでに初診に行かれた方の中には、「検診費に、これからいくらかかるの?」と、不安になった方もいらっしゃるかもしれませんね。けれども、大丈夫! 近年、国や自治体は、少子化対策として、検診費の負担額が減るよう助成を充実させています。2019年3月現在、すべての自治体で検診費については、最低でも14回の助成があります。▼「妊婦検診費用」の助成を受けるには妊娠届書を自治体に提出します。妊娠届書は、自治体によって自治体で配布するところ、病院で受け取るところとあります。自治体によっては、自治体のHPからダウンロードすることもできます。また検診費は、自治体によって助成内容が異なります。▼自治体の「妊婦検診」の助成内容を確認するにはたとえば、東京都の武蔵野市の場合ですと、「武蔵野市」「妊婦」とキーワード検索しただけで、「武蔵野市の妊婦健康診査」の情報がヒットします。窓口に行く前にネットで調べて情報収集するのもいいでしょう。また、窓口に出向いて対面でも教えてもらえます。まずは、「自分が使うことができる社会の制度」についての情報収集してみませんか?■マタニティ・ベビー用品費を節約するには?ベビー用品と聞いて、最初に思い浮かぶのは、かわいいベビー服!こればかりは、趣味で大きく左右されるので、一概に「お金の話」として語れないのが正直なところです。個人的には、初産ママの多くが経験する、ベビー用品の買い過ぎは、「人生の愉しみ」として全然、良いのではないかと思っています。むしろ、微笑ましい気分で、奨励したいほどです(笑)。ただ、もし、この分野の「節約」を考えたいのであれば、「最初に揃えるべき新生児用品は、そう多くはない」ということは、お伝えしておきます。▼赤ちゃんが生後1~2ヶカ月過ごすのに必要なもの●おむつ●肌着●授乳関連グッズ●抱っこひもこれらを確保し、その先は、「出産後においおい揃えていく」くらいの気持ちで、間に合います。寝具やベビーカー、チャイルドシートといった「値段が張るもの」は、祖父母など近しい身内に「お祝い品」として、リクエストしてみるという方法も。また、姉妹や従妹などに「お下がり」をお願いしてみるのも、お金的には効率的かもしれませんね。マタニティウェアは、産後も使えそうなものが増えてきました。ただ、体の保全に配慮した妊娠期間限定で必要な肌着などもあります。安全・衛星・健康管理も考えた上で、必要なものは、専門用品の購入も検討したいものです。■里帰り出産で注意が必要なお金実家までの距離や交通手段などに影響されるので、一概には「いくら」といえない費用です。つわりが落ち着いた頃、交通費がどれくらいかかるのか、試算をしておくと安心です。早めに準備を始めれば、金券ショップや飛行機の早割予約割引などが使えるかもしれません。里帰り出産費で注意しておきたいのは、「パパの交通費」も予算計上しておくこと。男性は赤ちゃんの世話をしないと、なかなか「父親の自覚」が出てこないということがあります。とりわけ、出産後、赤ちゃんとママが退院して実家にいる間は、パパも気兼ねがあって通いづらいかもしれませんよね。そんなとき、出産前に「パパの交通費」の話題をキッカケにして、「赤ちゃんが生まれた後のお世話のイメージ」に話が広がると良いですね。また、実家とはいえ、多少なりともお金は渡しておきたいものです。親しき仲にも、礼儀あり。お金を支払うことで、「上手な線引き」ができることは、案外とあるものです。目安としては、一泊3000円程度をみるといいかと思います。じつはこの金額は、筆者が転勤で地方に住んでいるとき、身内が宿泊する時に支払ってくれていた金額です。この金額を目安数字として、考えてはいかがでしょう?※この記事は2019年3月現在の法令・情報に基づいて書いています(監修:畠中雅子)
2019年06月21日初めての出産を控え、分娩予定の産婦人科での健診で「子宮頸管が短めだから、無理は控えてね」と指摘を受けました。予定日より少し早い出産になるのかなと軽く考えていたら、予定日より2週間も早い出産に! 夜中に始まった痛みを前駆陣痛だと思っていたら、なんと陣痛だったという私のドタバタ体験をお伝えします。 子宮頸管が短かった私長女の出産時、私は2つの産婦人科にお世話になりました。1つは自宅近くの病院、もう1つは実家近くの病院です。出産のおよそ1カ月前に里帰りし、後者の病院で健診を受けたときに子宮頸管が短いと医師から指摘がありました。 体に負担をかけすぎないようにとアドバイスされ、「胎児の成長スピードがゆっくりめなので、できるだけ長くおなかの中で成長してもらいましょう」とお話がありました。「急がなくていいからね」とおなかに向かって話しかけていましたが、予想以上に早く出産の日はやってきたのです。 これは前駆陣痛?痛みを感じ始めたのは、予定日2週間前の真夜中でした。「これが噂に聞く前駆陣痛か!」と、体が陣痛の練習をするなら自分も本番のための練習をしようと思い、陣痛間隔を記録するアプリを寝ぼけ眼でダウンロード。 睡魔に負けてまどろみつつ、だんだん強くなる痛みに「練習とはいえ痛いものだなぁ。本番の出産、私は大丈夫だろうか?」と心配しながら時間は過ぎていきました。しかし、余裕があったのも明け方まで。朝7時には間隔が8分おきくらいになっていて痛みも強くなっており、産婦人科へ電話しました。 病院へ着いたときには子宮口全開に!破水の有無や陣痛の痛みの程度を聞かれ、診療開始とともに診てもらうことになり、夫に連絡。でもこのときはまだ私も夫もすぐ出産になるとは思っていませんでした。 病院とやり取りをしているうちに痛みは一層増し、朝食を食べつつもじっとしていられない状態に。結局、診療開始より早めに診てもらうと、子宮口が全開になっているとわかり、即分娩室へ。 畳の部屋でのフリースタイル出産だったので、助産師さんが持って来てくださった大きなクッションにもたれるようにしていきみを逃しました。そして、病院到着から約2時間後に出産! 夫は立ち合いを希望していたので、連絡を受けてすぐに向かってくれたのですが、残念ながら間に合いませんでした。 出産のタイミングはいつになるかわからないものですが、いざそのときになると痛みの強さや状況の変化にかなり戸惑ってしまいました。でも、「おなかの中の赤ちゃんが選んだタイミングなんだよ」と助産師さんに言われ、心が軽くなったのを覚えています。今は第二子を妊娠中ですが、この子が生まれるときは心に余裕を持って臨みたいなと考えています。著者:柴崎諒子2016年2月長女を出産。2019年3月に第2子出産予定。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月19日私の上の子が赤ちゃんだったころ、周囲は完全母乳育児だったママ友が多く、母乳とミルクの混合育児だった私は憧れの思いで見ていました。私の周囲に限っていえば、そんな1人目完母だったママ友たちが2人目を妊娠すると、みんな口を揃えて「今度は混合で育てたい」と言うのです。その理由とはいったい何なのでしょうか? 「パパの育児」に影響?ママ友たちに話を聞くと、その理由は「パパの育児」と関係していました。完全母乳だと、おっぱいを飲ませるのはもちろんのこと、その後のゲップ出しも直後にうんちが出たときのおむつ替えも、ついつい流れでママがやることが多かったそうです。 たしかに授乳が済んだらゲップ出しはパパにバトンタッチ……とは、意識していないとなかなかできないかもしれません。 赤ちゃんはおっぱいがないとダメ?また、母乳指導に熱心な産院などでは、母乳育児を軌道に乗せるには「可能な限り頻回授乳を!」と言われることが多いと思います。その影響もあってか、赤ちゃんがグズると、まずは「おっぱいかな?」となり、その習慣が赤ちゃんがある程度大きくなってからも続いてしまったそうです。 同様に寝かしつけのときも、まずはおっぱい。グズったときも寝かせるときも、赤ちゃんはママのおっぱいがないとダメという思い込みができてしまったということでした。 授乳以外は積極的にパパに任せてみてもでも本当なら完全母乳で育てていても、グズったときにあやしたり寝かしつけたりするのはおっぱいがなくても可能な場合もあるはず。保育士さんやベビーシッターさんは、預かった赤ちゃんがグズったときも眠たいときも、おっぱいなしで対応していますよね。時と場合によるかもしれませんが、パパだって慣れないうちは大変かも知れませんが不可能ではないはずです。 赤ちゃんを完全母乳で育てたい! パパには積極的に育児をしてもらいたい!と考えているママさんは、授乳以外のお世話は意識してパパに任せてみるのもいいかもしれませんね。 イラスト:imasaku著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年06月19日こんにちは! そんたんママです。今回は、2人目不妊にまつわる話をひとつ。我が家はきーちゃんはひとりですが、3歳になる頃には、クラスの子のほとんどにきょうだいができ、ひとりっ子はかなりの少数派に。私自身、赤ちゃんを抱くママさんをうらやましいと思い、きーちゃんも周りのお友だちにきょうだいがいるのを見て、「ぼくもきょうだいがほしい」と言うようになりました。■“不妊様”になってしまった…? 焦りはやがて、ねたみにそれまでは、きーちゃん1人でもいいかなと思っていましたが、夫婦で2人目にトライすることに。しかし、いざ欲しいと思ってもなかなか子どもは授かりません。しばらくは自然に任そうとするものの、6カ月、7カ月…と時間がたつにつれ、気持ちが焦り出しました。その間にもクラスの子に次々ときょうだいができ、とうとうひとりっ子はクラスできーちゃん1人に。次第に、今までうらやましいと思っていただけだった妊婦さんを、見るだけでもつらいと感じるようになっていました。気を晴らそうと同じひとりっ子持ちだった友人に連絡を取ると、「妊娠して今はつわりで体調がよくない」という話を聞くことになり撃沈。友人にまで嫉妬してしまう自分の醜さに、また落ち込む日々でした。■そんな時、子どもに言われたトドメの一撃心が折れかけていた頃、きーちゃんを園へ迎えに行くと、最近妹ができた同じクラスの子が話しかけてきました。「きーちゃんちはあかちゃんいないのー?」 苦笑いしながら「まだいないんだ。そのうちできたら良いけどね」とこたえる私に、「きーちゃんも、いもうとがいいな~」と続くきーちゃん。そんな私たちに女の子はケロリと言ってのけたのです。ズッドーン…!! 心に矢が刺さりました。子どもが言うこと。それも悪意があって言っている言葉ではないとわかっていても、荒んでいた気持ちにトドメを刺すには十分でした。そして、その月もやっぱりダメ…。もうボッキリと心が折れました。■落ち込む母に、我が子がかけてくれた「泣ける言葉」うなだれている私にきーちゃんが近づいてきたので、「お母さんのこと、よしよしして…」とお願いしました。母の気持ちを知ってか知らずか、頭をなでてくれたので、きーちゃんのことをぎゅっと抱きよせました。すると背中越しに…「きーちゃん、おかあさんのこと、ずっとだいすきだよ」という言葉が。思わず涙があふれ、「あぁ…今いるこの子をもっと大事にしなきゃいけない」と思ったのでした。■「妊婦さんがうらやましい」について考えてみたそれから改めて、「妊婦さんをうらやむ気持ち」について考えました。思えばきーちゃんを授かる前も、妊婦さんがうらやましく、ねたむ気持ちがありました。あの時の私からすれば、今の私はハッキリ言ってしまえば「子どもが1人いるからいいじゃない」です。しかし実際には、1人子どもがいてもやっぱり妊婦さんがうらやましい。そうなると仮に2人目を生んだとしても、やっぱり3人目を生む人をうらやましく思うでしょうし、3人生んだとしても4人目をうらやましく思うのかもしれない。つまり、キリがないのだ! もうこれは本能的なものかもしれないから、しょうがないじゃないか!そう開き直ったら、なんだかスッと肩の荷がおりました。今も2人目は望んでいますが、前のようにギスギスした気持ちはありません。落ち込むことがあれば、あの時、息子に言われた言葉を、そっと思い出すのでした。
2019年06月16日3回目の出産をする私に、何を贈ったらいいかと悩んでいたやさしい友人。そして選んでくれたのは、私のための洋服でした。「出産祝い」と聞くと赤ちゃんに向けたプレゼントが多いですが、初めて自分のための贈り物をいただいたのでとてもうれしかったです。 何が欲しい? と何度も聞かれた臨月私が3人目を妊娠中、親族や友人から出産祝いに何が欲しいかと聞かれました。今までは、ベビー服、ベビー用品、おむつケーキなど、赤ちゃん向けの物をもらうことが多く、私自身に「何が欲しい?」と聞かれるとは思っていなかったので返答に困っていました。 さらに3人目の出産ともなるとすでに持っている物も多く、周囲も本当に必要な物をあげようと気づかってくれたり、他の人と被らないように配慮したりしてくれていました。 3度目の出産祝い、友人からの贈り物は…妊娠中はおなかが出ていますし、苦しくなると気持ち悪くなってしまうので、ずっと妊婦服を着ていました。たまに友人に会ったときもおしゃれな洋服ではなく、いつもリラックスできるゆったりとした服装だった私を見て、洋服を贈ろうと思いついてくれたようです。 それは、サイドにホックがついているフリルスカートと、バラの刺繍があしらわれた薄手のブラウスでした。友人曰く、出産祝いは赤ちゃんの物をもらうことが多いだろうということで、私のための洋服を選ぼうと思ってくれたそうです。 友人のおかげで体型を戻せた!しかし、友人にもらった洋服は妊娠中は着ることができないようなタイトなものだったため、産後に着ようと大切にしまっておきました。そして産後直後に着てみたら、その洋服はきつくてとても着ることができなかったのです。 でも、それを機に体型を気にするようになり、無理のない範囲でストレッチや産褥体操をおこなっていたらホックがきつかった洋服も着られるようになり、体重も妊娠前より軽くなりました。 妊娠中、おしゃれにまったく気をつかっていなかったのと、今までは出産祝いに赤ちゃんの物をもらうことが多かったので、友人が出産祝いとして私の洋服をくれたときは正直驚きました。自分のことは後回しにしてしまいがちだったので、産後体型を戻すことができたのは友人のおかげだなと感謝しています。著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年06月12日1人目が1歳6カ月のときに、2人目を授かりました。1人目、2人目共につわりがひどかった私。妊娠初期から続く体調不良で食欲や体力が落ち、気力も失い、気持ちはどん底に……。今回は2人目妊娠中のどん底エピソードをお伝えします。 料理をすること、考えることがつらい!つわりによって、においすべてに気持ち悪さを感じ、特に食べ物のにおいが1番ダメでした。保育園にも行っていなかった娘には朝昼晩と3食作る必要があり、苦しみながら作る毎日。 鼻にティッシュを詰め、マスクをして料理をしていました。考えるのも嫌になったときには、コンビニに置いてあるパウチ惣菜を大量に購入! 主菜や副菜の種類も豊富で保存期間も長いので、とても役に立ちました。 動くのがつらい!食べることができないと動く体力もなくなり、1日中横になっていたい……。だけど2歳近くの元気な娘は家の中でも常に動き回ります。安全確保やお世話のためにどうしても動かなくてはいけないのがつらかったです。 娘が寝た後に趣味の手芸もできなくなりました。やりたいのに動けないことに生きがいをなくし「私はなんのために生きているの?」と悲しい気持ちに……。 外に出るのも苦痛でしたが、娘のために頑張って子育て支援センターや公園には行っていました。外の空気を吸ったり、先生や他のママと話しをすることは気分転換となり、暗かった気持ちも少し回復できたのはよかったです。 寝るのもつらい!娘の寝かしつけは毎日私の担当。温かいお布団でやっとゆっくり横になれる……と思っても、娘におなかを蹴られる恐怖が……。もう1つ、つらかったことが、娘の口臭でした。今まで感じなかった娘のにおいにまで過敏になり、顔を背けたいけど「ママ、こっち向いて!」と逆向きを許してくれない娘。 その後、妊娠中期に身長ほどの長い抱き枕を購入しました。おなかを守る役目と娘との距離が少しできるので、もっと早く購入していればよかったです。寝かしつけた後にもう一度起き上がる体力もなく、そのまま寝落ちする毎日。自分の自由時間はほぼ0でした。 妊娠初期はつわりがひどくてどん底な気持ちが続きましたが、妊娠中期になるとつわりも気持ちも落ち着いてきました。娘との2人の時間を大切にしようと思い、預けることに抵抗がありましたが、気持ちがどん底になる前にもっと一時保育などのサポートを使えばよかったと思いました。著者:高橋こずえ3歳と1歳の姉弟を育児中。節約・整理収納・手芸が趣味で、家での手仕事を楽しんでいる。子育てライター歴3年目。
2019年06月09日赤ちゃんが生まれると、両親をはじめ親戚や友人から出産祝いをたくさんいただきます。そして、その返礼として「出産内祝い」の品を贈るのが通例ですが、具体的にいつ、いくら程度のものを送るのが正解なのかご存知でしょうか? その家庭や贈る相手によってさまざまだと思いますが、だいたいの相場はどのくらいになるのか少し調べてみました。 「出産内祝い」とは?「出産内祝い」とは、出産祝いをいただいた人に対して贈り物をする、いわゆるお礼返しのようなものです。だいたい、もらった金額(品物の場合はその価格)の半分くらいの金額の品物をお返しするのがよいとされています。 “内祝い”という言葉には内輪の祝いごとを周りの人に知らせるという意味もあるので、昔はお祝いをもらった・もらっていないに関係なく贈り物をしていたそうですが、現在ではお祝いをいただいた人へのお返し=出産内祝いというのが常識になっています。 出産内祝い、みんなは贈ってる?出産内祝いについてアンケート調査をおこなったところ、このような結果となりました。 なんと、94.4%の人が出産内祝いを贈っています。若い世代まで慣習がしっかり根づいているということですね。もしかしたら実母や義母が仕切ってくれているのかも? 出産内祝いに使った金額は?やっぱり気になるお財布事情。みなさんいくらのものを選んでいるのでしょうか? 2,000円~5,000円が一般的のようです。お返しはもらった金額の約半分とされていますが、もらった品物の価値がわからない場合は、上記を参考にしてみてはいかがでしょうか。安すぎるのもよくないけれど、もらったほうが恐縮してしまうような金額も避けたいですね。 出産内祝いを贈った時期、タイミングは?予算はわかったけれど……いつ、どのくらいの時期までに贈ればいいの? やはり生後1カ月~2カ月の時期がもっとも多いようです。お祝いをいただいた時期にもよりますが、だいたいもらって1カ月以内にお返しをするのが常識的に良いとされています。2カ月以上開いてしまうと失礼に感じる方もいるかもしれないので、あまりゆっくりし過ぎないようにしたいですね。 以上が、みんなの家庭の出産内祝い事情でした。人によるとはいえ、時期も予算もだいたいみなさん似通っていることがわかります。上記を参考にすれば、“非常識な人!”と思われてしまうことはなさそうですね。 さて、なんとなく相場はわかりましたが、一番の迷いどころである“品物選び”がまだ残っています。別の記事で出産内祝いに多く選ばれている人気商品をランキング形式で紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」によるアンケートにご応募のあった、産院・クリニック出産経験者調査実施日:2018年3月16日~3月19日有効回答数:1,255
2019年06月08日「子ども欲しいけど、実際どうなの?」人気コラムニスト犬山紙子が育児体験者の話を聞いて考える「出産・育児」のリアル。保活、育児分担、二人目問題…母親の本音炸裂! 『私、子ども欲しいかもしれない。』より(全19話 連載)でもそんなCさんたちにも悩みはある。それが、2人目問題。「保育園でも、2人目産みますっていう人がけっこう多いの。私がひとりっ子だから、もう1人いてもいいかなって漠然と考えたりもする。でもやっと社会生活に復帰していろいろ戻りだすと、もう一度最初から子育てってちょっと大変だなとか思っちゃう のが本音……。夫とも2人目については話したことあるけど、なんというか……、やっぱりもうセックスレスなんだよね。子どもがいると、そういう感覚がどんどんなくなっちゃう。夫も子どもといることをエンジョイしすぎて、私と2人で何かってのはそもそももうあんまりないんだ。でも、これはどこの家にも共通する悩みな気がする。2人目を産むってことは奥さんの身体を長い間拘束しちゃうから、夫からもおいそれとは言えないみたいで。だかららこそ2人目のきっかけって奥さんから『そろそろ2人目』って言うことが多いみたい。私たち夫婦の感情は、たぶん結婚前とあんまり変わってない気がするけど、もうロマンチックにはならない。しいていえば旅行の時かな! だから旅行に行くってのもあるのかも」やっぱり、セックスレスは、どの家庭でも見られるポピュラーな問題なんだなあ。それに2人目どうするかってことも。いままでは1人産んだら「子ども欲しいけど、どうしよう」という悩みから解放されると思っていた。けれど、私は年齢もあるし、もし2人目が欲しいとしたらすぐに 考えないといけない。どうしよう。いまから1人産むのと、2人目どうするのかということと、同じ熱量で悩み始めてしまった。つづく 私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』 犬山紙子著(平凡社)
2019年06月06日上の子が1歳を過ぎ、育児に少しずつ慣れてきたタイミングで、わが家で2人目の話題が出るようになりました。上の子との年の差を考えたとき、2歳差は育児が忙しくなりそうで自信がない。3歳差は入園、入学などのタイミングが被るから金銭面での不安。では4歳差、5歳差……? 自分の体力の心配もあり、考えているうちにもう何歳差が良いのかわからなくなりました。そんなとき、友人の一言が私の背中を押してくれたのです。 何歳差がベスト?もちろん妊娠はタイミング次第というのもあります。1人目は約2年妊活をして授かったので、計画してもその通りに行くとは限りませんでした。妊娠の計画をするならば、通院もしなければいけないかもしれない……。いつから動き出したらいいのかわからず、身動きが取れなくなってしまいました。 そんなとき、友人と会ったときにふとわが家の2人目の話題になり、私は自分の中に抱えていた気持ちを話してみることにしたのです。 大変さは変わらない友人は子どもが2人いて、年の差は3歳でした。私自身、妹と5歳差で年の近いきょうだいに憧れていたこともあったので、「2歳差も考えるんだけど、大変なイメージしかない」という話を友人にしたところ、「わが家は3歳差だけれど、結局上の子にもまだ手がかかるし、そう考えると2歳差も3歳差も変わらないような気がする」と言われたのです。 それを聞いて、なんだかふっと心が軽くなりました。大きく年が離れていれば話は違うかもしれないけれど、確かに子どもが小さいうちは上の子もお世話が必要だなと。元々2歳差に憧れもありましたし、夫は自身が妹と2歳差。私たち夫婦の中で「2歳差もありだな」という話になり、気持ちがまとまったころ、自然妊娠で2人目を授かりました。 下の子が生まれてからの子育てそして1歳10カ月差で下の子を出産し、現在2学年差での子育てをしています。上の子が女の子ということもあるかもしれませんが、下の子が生まれたときから上の子は予想していたよりもずっとたくさんお手伝いやお世話をしてくれて、助けられることもとても多いです。 お風呂やごはんはまだまだ誰かの手が必要ですし、2学年差での子育てを大変だな、と思うことは多いですが、「産んでみたらなんとかなる」ものだなということを身をもって実感しています。 私は友人の一言があったおかげで、2歳差での子育てに対して覚悟や希望のようなものを持って妊娠計画を考えることができました。友人の一言がなければ、2人目を授かったときも不安しかなかったと思いますし、出産した後も、「もう少し年が離れていれば」と考えたかもしれないな、と思います。2学年差の子育てで大変なこともたくさんありますが、ネガティブな面ばかり見ずに前向きに子育てできているのは友人のおかげなので、感謝しています。著者:立田みのり一男一女の母。妊娠、出産を機に退職後、現在は自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年06月04日長男が保育園に入園する前のことです。それまで週に2回ほど園開放へ行っていたものの、実際に園で過ごす様子がどんなものなのか、なかなかイメージがわきませんでした。そして正直なところ、3歳までは家で自分で見たい…… という想いもあり、迷いながら過ごしていたころの話です。 同月齢の子と遊ぶ様子が見られる体験教室長男が1歳5カ月ごろのことです。入園する6カ月ほど前に入園希望の保育園で、「ママと子の保育体験教室」の参加者が募集されていたのです。 午前中×全4回の実施で、前もって日取りを決めて参加できました。同月齢帯のクラスの子どもたちはまだまだ気持ちを言葉にできず、おもちゃの取り合いをするという様子でした。 入園の前月に慣らし保育長男は4月から入園予定だったので、3月の後半に慣らし保育をしてみました。初日は泣いている長男を先生に引き渡し、しばらく泣いたら窓際に立って外を見て過ごしていたそうです。ただお昼ごはんはきちんと食べており、「ごはんを食べられる子は慣れるのが早いですよ」と言ってもらいました。 少し日が開いて2日目、預けられるとわかっているので長男は号泣です。泣き止みは早くなりましたが、やはり窓際で外を眺めるのが基本で、後はおもちゃでひとり遊びをしていたそうです。 さらに数日後の3日目は、遊びに入るまでの時間が早くなったようでした。先生から「お子さんはしっかり周りを観察していますね。ほかの子がどうやって遊んでいるかを学んでいるんです」と教わりました。 入園してからは連日の慣らし保育に当時は次男を妊娠中で、かつ専業主婦だったので、入園したら短時間の慣らし保育からスタートしました。初日と2日目は昼食を食べ終えたあと、12時ごろにお迎えです。3日目から7日目までは、預ける時間を延ばして13時のお迎えでした。 預ける時間が短いことにどんな意味があるのかなと思い聞くと、「子どものペースに合わせてあげると、だいたいあとで尾を引きにくいからです」ということでした。帰り道のお散歩タイム、長男はいつもとてもうれしそうにしています。入園の1週間後には、8時~16時まで預けられるようになりました。 次男の出産予定日2週間ほど前には、実母が助っ人に来る予定でした。普段会わない実母に長男を預けることに不安を感じていましたが、保育園に預けることができるようになったことで、安心して長男を託すことができました。そして、何よりよかったのは、時間に余裕ができるとともに心が軽くなり、長男に接する時間を大切にできるようになったことでした。 1人目の子どもなのに自分の都合で早くに保育園に入れてしまった……と悩んでいましたが、今では丁寧に向き合って子どものペースで進めてあげることができてよかったなと感じています。著者:海老原しずく二男の母。結婚を機に退職、地元の広島県を離れ石川県に移住。下の子を家で見ながら妊娠・出産・子育てに関する記事執筆やイラスト、web制作を中心に活動している。
2019年05月28日私は22歳のときにパニック障害を発症しました。すでに長女を出産後だったのですが、きょうだいを作ってあげたいと思い、3年の不妊治療の末、待望の長男を妊娠。家族で大喜びしました。しかし、心配なのはパニック障害を抱えてのお産……。陣痛のさなかに発作が起きないか、不安でたまりませんでした。 発作に対する不安つわりの時期も乗り越え、妊娠5カ月からは大きなパニック発作も起きず、安定した妊娠生活を送っていました。 ところが妊娠後期に入ると、出産時に発作が起きないかと不安になるように……。第一子を出産時、陣痛の痛みに耐えて酸欠になったのを覚えていたので、過呼吸になったらと考えると、不安でいっぱいでした。出産が近づくにつれさらに不安感が増し、度々発作を起こすようになってしまいました。 医師との相談と事前のシミュレーションパニック障害を治療してもらっている主治医に相談し、あらかじめ出産時の対処法などを聞いておくことにしました。医師からは、陣痛が始まり発作が出てしまったら、“呼吸に意識を集中させること”、“頓服薬を飲むように”とのアドバイスをもらいました。 自宅で呼吸法を練習し、いざとなれば頓服薬を飲めると思うことで、不安感は減りました。また出産時のシミュレーションをすることで、安心感を持てるように努めました。 出産当日の陣痛出産の2週間ほど前から、度々前駆陣痛があり、いよいよ来た? と構える日々が何日も続きました。それが功を奏したのか、陣痛に対する心構えができました。 いざ陣痛が始まると、意外にも落ち着いている自分がいました。もしものために頓服薬を半錠飲みましたが、陣痛中に発作を起こすことはありませんでした。というのも、痛みでそれどころではなかったのが正直なところでした。結果的に発作も起きず、無事に第二子を出産することができたのでした。 パニック障害は不安障害の一種ということで、突然に激しい不安に見舞われ、息切れやめまいなどの 発作に襲われます。そして、不安になるとパニック発作を誘発してしまうことがあるそうです。私は陣痛やお産の流れを理解しておくことで、不安感を減らすことができました。安心感を増やしておくことで、落ち着いてお産に臨むことができました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年05月26日4歳と0歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです! こちらの連載では現在1歳になった次男を妊娠中のお話を書かせていただいてます。今回は「妊娠中の痛み」についてです。■2人目妊娠中はマイナートラブルが多い!?1人目妊娠中は、臨月になるとお腹が張って痛んだり、胎動が激しすぎて痛かったり、赤ちゃんが下がってくるためか恥骨のあたりが痛んだり…、と痛いことがたくさんありました。2人目妊娠が発覚した頃は、と思っていましたが、2人目は1人目妊娠中よりもマイナートラブルが多く、痛みを感じることがたくさんありました。まず痛みのトップは「坐骨神経痛」、そして「痔」です。これらは陣痛のように強烈に痛いわけではないのですがじわじわと痛く、いつまで続くのかわからないのが本当に辛かったです。この2つについては語ると長くなるのでまた詳しく書くとして、今回はこの2つ以外で妊娠中に痛かったことを書きたいと思います。■痛いこと1・胸が痛い妊娠が発覚した頃から1人目の時よりも胸が強く張っていて痛かったです。軽くマッサージしていると楽だったので、痛みを強く感じるときは自分でもみもみマッサージしていましたが…しかし、ふと我に返ったとき…という気分になっていました。■痛いこと2・注射、点滴私の血管は注射しにくいらしく、よく痛い思いをしているので注射されるのがとにかく苦手です。妊娠出産以外ではほぼ注射したことがない健康体のため慣れていないこともありますが、今回の出産では点滴もしたので針が刺さりっぱなしというのは本当苦痛で…。何度も刺し直しになったこともあり、点滴をする側の手が紫色になってしまい痛くて辛かったです。■痛いこと3・内診妊娠10週で恐怖の内診が始まりました。久々の内診。1人目と違って経産婦だし、痛くないかな? と思ってましたが、普通に痛くて思わず笑ってしまいました。あの痛みと違和感は何人産んでも慣れる気がしません…。■1人目も2人目もそれぞれ痛いことが違った妊娠中2人目の妊娠・出産を終えて…、「慣れ」はないなと思いました。そのぐらい2人目はまた違った痛みがあり、それぞれ辛かったです。出産に関しては無痛分娩という選択肢がある世の中になりましたが、出産だけではなく妊娠中の痛いことや辛いことも少なくなる方法ができてほしいなと思います。
2019年05月23日上の子が2歳のときに、私は2人目の赤ちゃんを妊娠しました。とてもうれしいできごとではありましたが、まだ幼稚園に通う年齢ではなかった娘のお世話や家事など、悩みもありました。そんな妊娠期を乗り越えた方法を紹介します。 上の子の室内遊びを工夫! 室内でも活発に楽しく2人目の妊娠が判明し、つわりの症状がピークに達したときは、体調不良であまり外出することができませんでした。そのため、2歳の娘は毎日おうちで室内遊び。それでは退屈してしまうと思い、もっと活発に室内遊びができるよう工夫することにしました。 娘はすべり台が大好きだったので、部屋の中にクッションや布団を重ねて、すべり台風のお山をつくりました。低めに作れば転ぶだけでも楽しそうで、私も横になりながら見守ることができました。娘が踊りながら歌っているときは、その様子をスマホの動画モードで撮影して見せてあげると、とてもうれしそうな様子。まるでコンサートのように楽しんでいました。 つわりでつらい食事作りは娘と一緒に乗り切る!つわりの影響で食べ物のにおいに敏感になっていた私は、食事作りも満足にできませんでした。そんなときは、冷凍食品を活用しながら、娘と一緒にサンドイッチなどをよく作っていました。ちょうどおままごとが大好きな年ごろの娘は、夢中になってお手伝いをしてくれましたよ。 私自身、普段通り食事を作れないことに落ち込んだりもしましたが、逆に娘にとっては料理や食材に興味を持ついい機会になったと思います。そんな娘の姿に私も励まされていました。【関連リンク】・妊娠初期はどんな症状があった? 大変だったことは? ママたちのリアル体験談まとめ パパや家族の協力でゆったりする時間をもらったそのほかにも、パパが休みの日には、できるだけ娘と一緒に義実家に遊びに出かけてもらい、私がゆったりと過ごす時間をつくってもらいました。まる1日ではなくても、午前中から出かけてお昼ごはんを食べて帰って来てくれる……それだけでもとても助かりました。 娘も私以外の家族と過ごす時間が増えたことで、ママにベッタリだった状態から卒業することができました。おばあちゃんたちも頼られることをうれしく思ってくれて、妊娠前より私との距離も近くなったように思います。 ママが笑っていると、子どもも笑顔になります。当たり前のことですが、つらいときは無理をしないことが一番だと再認識しました。それが心の余裕につながり、つわりでつらい時期も肩の力を抜いて、おなかの中の赤ちゃんの成長を見守ることができるようになりました。著者:あさひののか一男一女の母。出産を機に販売職を退職し、現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年05月16日1人目の子育てに慣れてきたころ、2人目のことを意識し始めました。わが家は「子どもは何人」と決めていたわけではなく、まず1人目が生まれてから2人目を産むかどうか話し合おうという考えでした。特別に計画を立てなかったことで、結果的には想像よりも早く2人目を授かることができました。 1人目妊活中のつらい思い出1人目の妊活を始めたとき、根拠はないけれどすぐに妊娠できる気がしていました。基礎体温もつけていたし、なるべく規則正しい生活をして間食なども控え、自分でできることはしていたからです。 しかし、タイミングや体調などにも左右され、妊娠するまで1年ほどかかりました。不妊治療について考え始めるほど時間はかからなかったのですが、妊活中の1年間は感情の起伏も激しく、夫に当たってしまうこともあり、つらかったです。 2人目妊活はのんびりと1人目を無事に出産することができ、子育てに少し慣れてきた生後6カ月ごろ、だんだんと夫婦で2人目について話すようになりました。しかし、1人目のときの妊活の思い出があまりよくなかったことと、心身ともに妊活をする準備ができていなかったことから、積極的になれないでいました。 夫は「子どもは2人欲しい。なるべく年齢が離れていないほうがいい」という考えでしたが、わたしのペースに合わせてくれました。そのおかげで気がラクになり、1人目のときのようにタイミングを気にしすぎることなく、のんびりと2人目妊活を始めようという気持ちになれました。 気持ちがラクになった。そして妊娠!1人目妊活のときに頑張っていた、基礎体温をつけたり食事内容に気をつけたり、ということを一切せずに、産後7~8カ月目ごろから2人目の妊活を始めました。 また1年くらいはかかるんだろうな、という気持ちでいましたが、始めてから2~3カ月で妊娠が判明! 予定より早くてびっくりしましたが、長引かずに済んで安心しました。1人目のときと違い、焦る気持ちが全然なかったこともよかったのかもしれません。 1人目の妊活のときは、自分が妊娠できる体なのかどうかということが心配事でした。2人目のときはその心配事がなかったこと、子育てが忙しく考えすぎてしまう時間がなかったことで、だいぶ気持ちがラクだったように思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2019年05月16日