ニウク(NÏUKU)の2018-19年秋冬コレクションがフランス・パリで発表された。90年代ファッションを、今よりもう少し先の未来で懐かしんだら、こんな感じに着るだろうか。今季のニウクのテーマは「レトロ フューチャー」。懐かしさと新しさが同時にクリエイションの中で表現された。腰巻きしたネルシャツやカーディガン、ボックスロゴといったノスタルジックな90年代的要素で構成されたルック。特有の気だるい空気感は、シルエットを細身に絞ることやダメージのないアイテムを使用することで取り払われている。クリーンでスタイリッシュな90年代ファッションは、十分に未来的と言えるだろう。タグを外側につけたインサイドアウトに見えるコート、マフラーの様に巻きつく変形カラー、縫い目をあえて見せたバックポケット。実用性と装飾性を同時に叶えた多くのディテールは、ブランドのアイデンティティである二面性を感じさせる。挑戦的で細かな仕掛けの数々に反して、ベースとなったアイテムの空気感は崩れていない。中にはベーシックな印象まで感じるアイテムも。たくさんの要素を取り入れた今季でさえも、ブランドらしいミニマルさを保っている。
2018年01月23日アミ アレクサンドル マテュッシ(ami alexandre mattiussi)の2018-19年秋冬メンズコレクションが2018年1月18日(木)にフランス・パリで発表された。家からこっそり抜け出して。アミ アレクサンドル マテュッシが描いたのは、恋に落ちた若い男女の逃避行。黒のテーラリングのセットアップに白のインナー、ペアルックにも見えるコーディネートを身につけた男女が屋根の様なセッティングの下から天窓を潜り抜けて現れ、手を取り合って去っていく。そんな演出からショーは始まった。特徴的だったのは、7.5分丈と表現すれば良いだろうか、絶妙にアンクルを目立たせるよう調整されたパンツ。露出されたアンクル部からは少し緩みを持たせて履かれたソックスが覗いている。全体的に高めのネックライン。ハイネックのニットやスタンドカラーシャツが多く使われていた他、狭めのラウンドネックのアイテムにも細身のマフラーが襟を代替するように巻かれている。縦長なシルエットに見せることで、洗練された印象に。前半はモノトーンやベージュのグラデーションといったベースカラーに、落ち着いたグリーンやイエローを合わせたものが中心だったカラーパレット。2人の恋の盛り上がりを示すかのように、後半になるにつれ暖かみのあるレッドがプラスされていく。逃避行の終わりはテーマを強調するかのような、ブランドのハートモチーフロゴが印象的なルックで締められた。初めに出奔した屋根に戻り、睦まじく寄り添って立つ2人。幸福な未来を感じさせるフィナーレでショーは終幕した。
2018年01月21日ファセッタズム(FACETASM)が、2018-19年秋冬メンズコレクションを2018年1月17日(水)にフランス・パリで発表した。なお、今季はザ・ウールマーク・カンパニーの品質認証をうけたカプセルコレクションもともにランウェイに登場している。テーマは「EMOTION」。感情が揺れたとき、何がおこるのか想像を巡らせて製作に挑んだ今シーズン。大人になって生きることに慣れてきたときは、子供の頃にあった強い感情を心の奥底にしまい込んでしまうことがある。それがあふれ出すとき、うねり、混ざり合い、激しくうごめく。その瞬間をかたちにしていく。ファーストルックから、テーマに忠実だった。デニムのセットアップはシワ加工が施され、前合わせがうねるように斜めを向いている。通常は揺れるものがないはずの、スタジャンやMA-1には、長いフリンジのような紐が巡らされ、歩けばなびく、まさに感情の移ろいを表しているように思う。同じく“揺れ”を表したプリーツは、歪な施され方をしていて、長さも色も違うファブリックが重なりあっている。ファセッタズムらしさは、アイテムの随所から感じられる。得意とするストリート感あるアイテムで目を引いたのは、中盤に登場したベースボールシャツ。そのアレンジが秀逸で、もはや原型を留めぬほどの大胆な変形により、ポンチョのようなシルエットで提案されている。また、ハイブリッドの手法は今季のテーマを具現化するうえで必須。トラッドなはずのトレンチコートは、アーム部分をインパクトたっぷりのレザーで切り替えた。前半こそ、カラーパレットはダークトーンが多かったが、後半になると刺激たっぷりのビビッドなカラーが現れ出す。シワ加工を施したブルーのダウンコート、「FACETASM」の文字を漢字で表した真っ赤なムートンコート、そして眩しいほど明るいイエローのオーバーコート。カラーパレットにおいてもまた、感情の起伏とか、喜怒哀楽とかを表しているのではないかと想像を掻き立てられた。
2018年01月20日オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)は、2018-19年秋冬コレクションを2018年1月17日(水)に発表した。ビジネスカジュアルをテーマとした今シーズン。スタートは、スーツという概念にとらわれないフォーマルルック。1ルック目、2ルック目と続けて、ジャケットの有無でスタイリングを変えた見せ方は、フォーマルとカジュアルに垣根がないことを教えてくれている。ねじれたトップスは、デザインとしての捻りとコンセプチュアルな捻りのいずれもを表している。レザーのジャケットは、ラペルをトロンプルイユのように見せ、オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブローらしい遊び心を加えた。トラッドなステンカラーコートはPVC素材を用いて、カジュアルを演出する。ディテール、フォルム、素材……各アイテムごと、それぞれのペアリングが意外性を呼んでいる。ワークウェアの要素も取り入れていて、特にボトムスではダブルニーのストレートパンツ、カーゴパンツ、デニムなどが登場している。それをテーラードやチェスターコートに合わせて中和を図った。あるいは、作業服そのままを再現するようなハーフジップのプルーバーは、中にきっちりとネクタイを締め、まさに今回のテーマを準えている。足元はオーセンティックな革靴からスニーカーまで様々。足元まできちんとクラシックカジュアルなのだ。特に注目は、前回より続けて登場するナイキ(NIKE)とのコラボレーションスニーカーだろう。ハイカットのシルエットはクロップド丈のトラウザーズとあわせてシンプルに決めた。あるいは、スポーティーなナイロン素材のフーディーとジャケット、スラックスで今季らしいスタイルを楽しむ粋な演出に一翼を担っている。
2018年01月20日ハンティング・ワールド(HUNTING WORLD)は、2018-19年秋冬コレクションをミラノ・ファッション・ウィークの2018年1月15日(月)に発表した。今季は、クリエイティブディレクターに相澤陽介を迎えて初のミラノコレクションだ。冒険における、探究心と発見。自由と個性を尊重するアメリカンスピリッツを、今季のハンティング・ワールドは再構築した。インスピレーションは60~70年代のもので、特に1965年、ブランドの基盤にもどりアメリカにおける様々な背景の人が団結し、新しい文化に触れた当時の独特な文化をリライト。一見相いれないものも、男性的であるという共通項をもつディテールや素材を用いることで、強い男性像を具現化している。序盤に登場したのは、トラッドなウールチェックと温もりあるトライバル。民族調のテキスタイルを用いたシャツには、同じテイストを匂わせるサルエルパンツ、そして対照的なテイストを匂わせる寒い冬にも対応できるアーバンな機能的ダウンコートがコーディネートされている。チロリアンのモチーフも、ベルトやバッグのストラップといったディテール部分に採用されている。過去の時代を着想としてるからとはいえ、新しさを感じるのはテイストミックスが効いているためではないか。中盤以降、その想いが強くなったように感じられた。通常はクラシックと思えるシャツとスラックスのスタイルにもエスニック柄が効いていたり、スエードのサファリジャケットとスマートなトラウザーを合わせたり。終盤になると、モダンなストリートの要素も垣間見えるようになり、スタジャンやロゴ入りプルオーバーなどのアイテムも登場している。また、ファブリックは今までも述べてきた通り豊富で、特にハンティング・ワールドが発明したバチュー・ファブリックは、耐水性ポリウレタンでコーティングされたナイロンで、 衝撃吸収性や耐引裂性などを兼ね備えた高機能ファブリックだ。今回は小物類で活躍し、バッグ、バックパック、ベルトバッグなどに採用されている。そこには、自由であることを私たちに思い出させるコレクションにおいて、旅行すること、探検することを容易にさせる意図も汲まれている。
2018年01月19日パーム・エンジェルス(Palm Angels)の2018年秋冬コレクションが、イタリア・ミラノにて、2018年1月14日(日)に発表された。鮮やかな光線が交錯し、光の粒が頭上にうねる。サイバー空間を思わせる演出が一瞬にして取り払われ、ショーが開幕した。シルエットは前シーズンよりもわずかに細身に。全体的に直線的なラインに、ややハイウエストのベルトで視覚的なメリハリを加えたルックが目立つ。クラシカルな要素が、ラガッツィらしいストリートライクなルックとして組み込まれていることにも注目したい。テーラリングはスポーツレギンスに合わせられ、ループタイの留め金は大きくフラットに、グレンチェックの中央には薔薇のグラフィティが追加されている。テキスタイルのプリントも実に印象的。ブルゾンやシャツ、プリーツスカートと多用された男性のアイキャッチーな図柄は、サンタモニカの名付け親である神父をモチーフにしたものだろうか。ラベルを繋ぎ合わせたようなポップアート的な表現も登場している。目線を遮断するグラス、顔というアイデンティティを示すパーツを覆い隠すマスク、随所に取り入れられた針を思わせる鋭いスタッズ。匿名性と攻撃性を象徴するかのような小物づかいは、現代社会を風刺しているようにも感じられた。
2018年01月18日サルバム(sulvam)の2018-19年秋冬コレクションが、2018年1月14日(日)にイタリア・ミラノで発表された。ブランドにとって2回目のミラノファッションウィーク。純粋なメンズブランドであったサルバムが、今季、思考したのはジェンダーフリーということ。「女性が男性の服を着た時の美しさとは。」その解明を示したシーズンである。まず、デザイナーの藤田はジェンダーフリーを考察するにあたり、提案したのはオーバーサイズのトップス。大きすぎるシャツは、絶妙な肩のヌケをつくり、肌と空間があるからこそ生まれるドレープ感を持ち合わせる。アウターは、バックスタイルに丸みが生まれ、通常では生まれないはずの立体感をもち、ビックサイズのラメ入りリブニットは、ラフな着心地から着飾らない良さを導きだす。女性モデルの採用はそれらを体現するとともに、身に着けることで中和され、優しさをともなうことを証明した。また、今回は前シーズンよりも、荒々しさを抑えた印象を受ける。とはいえ、裾は切りっぱなし、縫い目のズレは当たり前。さらにパターンの組み合わせはまるでパズルのよう。文章を書き殴るかのようにその時の気持ちを率直にぶつける、“精緻な”デザインが今季も健在であることは間違いない。スーツやコート、さらにレザージャケットに至るまで、おおかたポケットの位置がバラバラだし、裏地は剝がれ、垂れ下がり、縫い代は飛び出ている。しかし、裏地の光沢感を見せることで、ある一種の上品さを生み、ミシンで縫った後にするはずの糸始末をせず遊ばせることで、一種の繊細さを取り込んでいる。ランダムなステッチやパッチワーク、そして結び目が装飾として登場している。何か別のものを単純に取り込むわけではなく、そこにあるものにアレンジを加えて見せるサルバム流の装飾が今シーズンもスパイスになっている。
2018年01月18日ダックス(DAKS)は、2018-19年秋冬コレクションをイタリア・ミラノで2018年1月14日(日)に発表した。会場に汽笛の音が鳴り響き、それとともに黒い幕が開かれた。そこに隠されていたのは金色の機関車。今回は降車する乗客たちがランウェイのモデルのようだ。彼らの風貌からは、まるでタイムスリップをしているかのような印象を受ける。メンズでは、ラペル幅が極太のクラシカルなコートに緩いシルエットのスラックス、ウィメンズではケープにフリルブラウスとレザーパイピングのタイトスカート、そして頭にはクラウンの高い帽子を。いずれもファブリックはブラウンベースのチェック柄でレトロ感を満たす。チェック柄は今季のキー素材となっているらしい。そして、それを取り囲むように濃厚なオリーブやボルドー、鮮やかなオレンジやイエローが存在する。もっともチェック柄との相性が図られたのは、優しい風合いのレザーアイテムだったように感じる。メインとしてはもちろんだが、大きく取り上げるわけではなくともグローブやジャケットのディテールに使用することで、重厚感をもたらしている。時を追うごとに柄遊びと色遊びがより幅を広げていく。リッチなベルベット、フラワーレース、プレイフルなアーガイル、鮮やかなローゲージニット、古典的なボタニカルモチーフ……。繰り返し登場するオーセンティックなチェック柄の隣には、ポップな色合いが差し色として存在している。スタイリングは終始変わらず、メンズはボックス型のジャケットやコートにワイド幅のスラックスをあわせた。エレガンスでありながらも強さを求める、極めて男性的なもの。一方でウィメンズは、ブラウスなどのトップスをタックインした見せ方が目立つ。それはまるで、旅を楽しむ淑女のような気品と艶をも想わせる。
2018年01月18日7年間にわたりルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のメンズ・コレクション アーティスティック・ディレクターを務めてきた(Kim Jones)が、1月18日にパリで発表される2018-19年秋冬メンズコレクションをもって退任することが明らかとなった。キム・ジョーンズ/ Photo: Courtesy of Louis Vuittonルイ・ヴィトンの代表取締役会長兼CEOのマイケル・バークは「キム・ジョーンズと一緒に仕事ができたことは、私たちに とって非常に名誉なことです。彼は流行を生み出すことに非常に優れた能力を持ち、彼の才能と決断力により、ルイ・ヴィトンは今日のラグジュ アリーメンズウェア分野のトップブランドとして確固たる地位を確立することができました。幸運にもキム・ジョーンズと一緒に仕事をする機会に 恵まれた私たち全員が、彼の今後さらなる冒険において引き続き成功を収めるよう願っています」とコメントしている。なお、日本時間18日22時半(現地時間同日14時半)よりスタートを予定しているキム・ジョーンズによる最後のコレクションは、ルイ・ヴィトンの公式サイト(www.louisvuitton.com )にてライブ配信が行われる。また、ショーに向けてルイ・ ヴィトン公式インスタグラム(@louisvuitton)でもショーに向けてコンテンツがアップされている。オフィシャルのハッシュタグは「#LVMenFW18」。キム・ジョーンズの後任については、近日発表の予定。
2018年01月17日マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)の2018-19年秋冬コレクションが、2018年1月13日(土)に発表された。「ラグジュアリーストリート」、ブランドが掲げるそのワードに忠実なコレクションを作りだした今季。ただっぴろい四角い会場の真ん中では、はじめから終わりまでBMXが披露され、ストリートの雰囲気を掻き立てている。提案するワードローブもそのムードになぞらい、ストリート感の強いものの組み合わせ。チェック柄のシャツはオーバーサイズのフルジップパーカーやプルオーバーと重ねてコーディネート。時には、ひとつのアイテムとしてドッキングさせ、シルエットの幅を広げる。さらに、5分袖のダウンや角ばったショルダーラインのアウターもまた、シルエットの幅を広げた要因。質の高いストリートウェアを巧みに操り、スタイリングに強弱をつけていく。メイントピックと言えるのは、スポーツチームとのコラボレーションだろう。ブルゾンには、NBAのマーク、アメリカの野球チームのロゴが配されており、スポーツの要素が共存してるのが分かる。そして、もうひとつ特徴的だったのは、タロットカードのようなプリントだ。シャツやパーカーのバックスタイルにおいて、多種多様に登場している。カラーパレットは黒と赤が基軸となり、ブルーやパープルが脇を固める。ティンバーランド(Timberland)のブーツでさえも、赤と黒、白と黒のグラデーションで染めて、ブランド独特の毒気の強いカラーパレットを貫き、「ラグジュアリーストリート」の色を強めている。
2018年01月17日ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)が、2018-19年秋冬コレクションを2018年1月13日(土)にイタリア・ミラノで発表した。世界をめぐる旅。発見を探し求める大航海。新しい部族との出会い……。今季のディーゼルは多種多彩な文化を盛り込んだコレクションだ。ファーストルックから次々と登場するボヘミアンなスタイルには、チマヨ柄やスモッグ刺繍、フリンジ、スタッズといった要素が盛り込まれている。足元はフリルのモカシンやウェスタン調のサンティアゴブーツで彩った。メンズのシルエットは、バックロングのオーバーシャツやプルオーバーのレイヤー、コンパクトなアウターから覗かせるロング丈のプルオーバーの組み合わせが特徴的。そこに、タイトなレザーパンツで緩急をもたらした。一方、ウィメンズのシルエットは、ルーマニアのペザントブラウスやドレスからインスピレーションを受けたというチュニックワンピースが主流。ウエストでふんわりとギャザーきかせて、ガーリーなムードを運ぶ。パンツは裾にスリットが入ったベルボトムで、ヒッピー文化も加えていたのかもしれない。素材遊びも秀逸で、シフォンのような柔らかなものから、リネン混の硬質的なもの、キルティングまでが揃う。レザージャケット、ボンバージャケット、ミリタリーピーコート、デニムパンツといったブランドのシグネチャーアイテムも、今季ばかりは、ナバホ柄カーペットパターンのテキスタイルによって彩られた民族調へ。秋冬ならではのムートンやシュリンクのシープファー、エスキモーの精神を匂わすミリタリー風のキルティングピースも特筆したい。ディテールや素材によって、ボヘミアンやエスニックという言葉が浮かび上がった今季であっても、常にディーゼル ブラック ゴールドらしさを維持していた。民族衣装独特の彩りを纏うのではなく、あくまでダークトーンをメインで構成し、挿しこんだ色は赤やブルーなどのパレット。これらの配色が相まって、柔らかな印象をもつ民族調のアイテムをより一層シャープで力強く、そして逞しいワードローブに再解釈させている。
2018年01月16日ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の2018年秋冬コレクションが発表された。デザイナーであると同時に活動家としても精力的に活動しているヴィヴィアンが今季のテーマに選んだのは戦争だ。彼女は、戦争から派生する様々な要素を、暗示的に服のあらゆるディテールに落とし込みコレクションを作り上げた。秋冬シーズンということもあり、コートを主役にしたコーディネートが目立つ。中でも、ヴィヴィアンが世界で一番お気に入りのコートだというプリンセスコートは性別を問わず着用された。そんなコートを彩ったのは、アーミーカモフラージュから抜き出した色でデザインした大きなチェック柄だ。また、染色をせず濃淡のあるウールの風合いをそのまま生かしたツイード素材でも仕立てられた。カモフラージュカラーの次に目立つのは、グレーのようにも見える淡いピンク、"マウントバッテン・ピンク"だ。第二次世界大戦時に広められた色だというが、ヴィヴィアン・ウエストウッドが得意とするエレガントなドレープドレスとなって女性が纏ったり、ダブルブレストのツーピーススーツに仕立てられたり、カジュアルなスウェットのセットアップになると、全く戦争の影を感じさせることがない。絶妙な色味を活かして、洗練されたファッション・ピースを完成している。アーミーの世界観を延長した先には、世界中で起こる農民革命まで含まれる。これを象徴するカントリーな雰囲気のストライプ模様も、本コレクションのメインパターンの一つだ。ストライプは、太さや間隔、色のバリエーション豊かに展開され、時にはアイテムによって異なるストライプを組み合わせる大胆な着こなしまで披露された。助長されたアーミーの世界観は、素材にも反映。農民に馴染みの深い綿や麻といった素材を、トラディショナルで正統派のテーラードアイテムに当てはめていくのだ。ブランドのアイコニックな素材であるデニムはもちろん、今季は麻が多く用いられたことが特徴的。くたっとした重量感のある麻がテーラードジャケットなどに仕立てられることによって、意外性のあるシルエットが導き出され、かえってシックな印象にまとまるようだ。
2018年01月13日ニードルズ(NEEDLES)の2018年春夏コレクションのテーマはヒッピー&サイケデリック。2017-18年秋冬コレクションでの控えめで暖かな色合いに、グッと力の模様やヴィヴィッドなカラーを投入することで、春夏らしいムードを漂わせている。特に目を引いたのはリバティプリントを採用したシャツ。ベースは、英国のクラシカルなシャツを想わせるディテールを兼ね備えたアスコットカラーの色気漂うフォルムだ。一方、ウィメンズでは色に満ちた小花柄で、メンズライクなドレスシャツを提案し、暖かな春を待ちわびる。これを筆頭に、プリントはエスニックなものからクラシックなものまで幅広く、スタイリングの中で柄同士の掛け合わせを楽しんでいる。特に主張的なペイズリーは、多種多用に登場し、チェックやボーダーとの相性が図られている。こうして構築されるサイケデリックなニュアンスは、ニードルズならではの“折衷的”な掛け合わせによって成り立っているようだ。素材は、春夏らしくライトに。ヒッピーらしさ満点のベストもヘムを軽やかなフリンジに仕立てて軽やかさを出している。また、カーキのプルオーバーはコットンリネンの風合い豊かなファブリック。シャリっとした肌ざわりで、身幅や袖に分量をとったオーバーシルエットにマッチしている。ほどよくドレープの効いたオリエンタルなドビー織りのファブリックは、暑くなるシーズンには欠かせないリラックス感と清涼感を兼ね備えている。シルエットは全体的に緩く、特に今季はボトムスがその印象を強めているように思う。腰回りと裾部分に大きくダーツをとったパンツ中央が大きく膨らむシルエットの定番パンツ、サイドスリットの入ったデニムワイドパンツなど、リラクシングなシルエット。そんな中で人気のトラックパンツのシルエットに変化はない。しかしながら、今季は新しいカラーバリエーションが登場している。
2018年01月09日ディオールの2018春コレクションフランス発のコスメブランド「クリスチャン・ディオール」より、2018年の春コレクション「グロウ アディクト」が発表された。発売開始は2018年1月1日。カラーテーマは華やかなピンクだ。同ブランドのメイクアップディレクターピーター・フィリップスにより、春らしく色彩豊かなコスメアイテムの数々が生み出された。パステルピンクやショッキングピンクなど、色調の異なるピンクで、フェミニン、セクシー、ロマンティックなど、さまざまな表情を表現する。2色展開のアイパレットマストバイはアイパレット。ディオールのアイメイクの代名詞でもある5色のパレット「サンク クルール」 から、同コレクション限定の2色が登場。「#887スリル」は、鮮やかなフューシャ ピンクに温かみのある色合いのピンクをプラス。また「#667フラート」はグレーがかったパステルピンクをメインに、ローズウッド、アイボリー、ブラックのコントラストが楽しめるカラーだ。まぶたに一塗りすれば、瞬時に旬の春色のアイメイクが完成する。アイパレットの他に、春コレクション限定カラーのリキッドルージュ、リップライナー、ネイルカラーなども見逃せない。(画像はクリスチャン・ディオール公式サイトより)【参考】※クリスチャン・ディオール公式サイト
2018年01月01日『RMK』の2018SS Collection「CHIC LIGHT SPRING」が2018年1月5日発売されます。水彩画からインスピレーションを受けたコレクションで、春気分を一足先に味わって。水彩画のようなシックなカラーで春を遊ぶ「RMK」2018SS Collecttion “CHIC LIGHT SPRING”『RMK』の2018SS Collecttionは、水彩画からインスピレーションを受け、シックなカラーに春の軽やかなエッセンスを吹き込んだラインナップがずらり。 春の新しいニュアンスに出会うコレクションです。アーティスト気分でまなざしに、頰に、唇に、指先に。 自由に色と戯れて、大人の色遊びを楽しんで。「RMK 2018 S/S コレクション」について詳しく知りたいあなたは、SNSで「#rmk2018ss」で検索を。購入後は投稿を忘れずに。“CHIC LIGHT SPRING”商品紹介RMK Wウォーターアイズ カラーインク全10種各3,800円(税抜) 2018年1月5日(金)発売新製品01 ストーミーグレー / 02 フレンチモーヴ / 03 バイオレット / 04 ポエムピンク / 05 シナモンブラウン / 06 ダスティローズ / 07 スパイシーイエロー *モデルビジュアル使用色 / 08 オリーブ / 09 ピスタチオブラック / 10 コージーブラックシックな春色のまなざしをかなえる、マットとパールが一本になったWエンドのアイシャドウ。ウォーターベースだから、驚くほどみずみずしくのびてまぶたにフィット。シックなマットカラーでシャープなラインを描けば、クールなモード感の あるまなざしに。パールカラーを重ねると、軽やかさのあるカジュアルな仕上がりに。自由な発想でメイクを楽しむことができる全10種のカラーバリエーションで、絵を描くように、まなざしを彩って。RMK マルチペイントカラーズ全7色各3,000円(税抜) 2018年1月5日(金)発売新製品01 ピンクポエム *モデルビジュアル使用色 / 02 フェアリーレッド / 03 スウィートピンク / 04 ピンクジョイ / 05 シナモンローズ / 06 ワイルドレッド / 07 パッションピンク肌にのせた瞬間、クリーミィにとろけてふわっと軽やかに発色。チークにもリップにも使える2WAYタイプのマルチアイテムです。チークに使えば、内側から上気したようなつややかな頰に。リップに使えば、ピュアさが引き立つカジュアルマットな唇に。見ているだけでハッピーになれるフェアリーなカラーバリエーションは、あえてノンパールでピュアな仕上がりを追求。1色ごとに計算されたニュアンスが、春らしいいきいきとした表情を咲かせます。RMK グロージェル全2色各2,200円(税抜) 2018年1月5日(金)数量限定発売新製品01 ピンク *モデルビジュアル使用色 / 02 ブルー目もとに、頰に、ぬれたようなツヤを仕込むグロージェルは数量限定での発売。しっとりとした弾力のあるテクスチャーで、肌にぴたっと 密着。グロスのようなツヤと透明感をプラスして、みずみずしいニュアンスに仕上げます。フェミニンな輝きを放つピンクと、 クールにきらめくブルーの2色。その日の気分に合わせて、なりたいきらめきを添えて。RMK ネイルポリッシュ新色6色各1,500円(税抜) 2018年1月5日(金)数量限定発売EX-01 ブルーエボニー / EX-02 レイジーサンデー / EX-03 ヴィンテージバニラ / EX-04 カームグレー / EX-05 ミスティークシャワー / EX-06 シアーモーヴ人気のポリッシュからも、“CHIC LIGHT SPRING”のシックな春色が限定登場。モード感、フェミニン、セクシー、繊細なニュアンス、温かみ、大人の魅力と、色により異なるイメージを指先にまとえます。シックなカラーも透け感のある絶妙な発色で、 春らしい軽やかさのある仕上がりを心ゆくまで楽しんで。
2017年12月11日ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)が、2018年9月より発売される新作2018年秋冬コレクションを早くも発表した。ビルケンシュトックと言えば、コルク素材を使用した“フットベッド”と呼ばれるインソールが特徴だ。足のアーチを考慮した形状となっており、心地良いフィット感となっている。2018年秋冬コレクションでは、ブランドのアイコンに秋冬らしいファーやボア素材を使用したファッション性の高いシューズが数多く展開される。今回は、そんなファー&ボア素材の新作シューズを紹介。ファー&スタッズを取り入れたアイコンサンダルビルケンシュトックのアイコンサンダル「アリゾナ」。履き心地はもちろん、2本のベルトで自由にフィット感を調整できるのが人気の秘訣だ。今季は中敷に肌触りの良いファー、そしてベルト部分に大小様々なシルバースタッズを取り付けたファッション性の高いデザインで登場。さらに、ベルト部分にブラックのハラコ素材を使用したモデルも展開される。1本のベルトがデザインされた定番サンダル「マドリッド」は、元々矯正靴として登場したシューズ。高いデザイン性と機能性の両方が魅力だ。こちらも中敷にファー、ベルトにスエード素材が使われ、ほっこりとした一足に仕上がっている。厚手の靴下やタイツと組み合わせて履きこなしたい。ファッション性の高いライン「パピリオ」よりファッション性の高いライン「パピリオ」からは、ビルケンシュトックのコルクとPU素材を融合したソールを搭載したシューズを生まれた。サボタイプのヒールシューズはこのソールを搭載しており、より耐久性が高くなっている。クロスストラップが特徴の人気サンダル「デイトナ」はベルト部分にスウェードとファーを組み合わせたり、モコモコのボア素材を取り入れたりと、ボリューミなシューズに。さらに、ゴールドカラーのアッパーにフリンジデザインを取り入れた存在感のあるシューズもラインナップする。【詳細】ビルケンシュトック 2018年秋冬シューズ発売時期:2018年9月アイテム例:・アリゾナ・マドリッド・パピリオ・デイトナ【問い合わせ先】ビルケンシュトック・ジャパンTEL:03-6452-6577
2017年12月01日サンクトガーレンから秋冬限定「アップル シナモンエール」が登場。2017年9月27日(水)から2018年3月末まで発売される。「アップル シナモンエール」は、モルトをほんのり焦がした“カラメルモルト”のコク深いビールに、500個の焼リンゴ・シナモン・メープルシュガーを合わせたクラフトビール。まるでアップルパイのような風味が特徴で、クッキーなどの焼き菓子と相性抜群だ。1口飲めば、ほんのりシナモン風味のスパイシーな白い泡と“カラメルモルト”のコク、りんごのほのかな酸味、ホップの苦みがが広がる。そして最後にメープルシュガーの香ばしい甘味が余韻を残す、1杯で様々な味わいを楽しめるビールとなっている。また、 2017年11月22日(水)から12月末までの期間限定で、クリスマスラベルも登場。大きなリンゴを引っ張るサンタクロースをラベルにデザインした、この季節にぴったりのビールとなっている。【詳細】■アップルシナモンエール<秋冬限定>販売期間:2017年9月27日(水)〜2018年3月末※ハロウィンバージョンは9月27日(水)〜10月末まで価格:429円+税内容量:330mL販売店舗例:京王百貨店新、ド・キホーテ 中目黒本展、のもの秋葉原店、クイーンズ伊勢丹 品川点・藤沢店、日吉東急、スリーエフ 品川小山台店・新城店、公式オンライショップほか■アップルシナモンエール<クリスマスラベル>販売期間:販売期間:2017年11月27日(水)〜2017年12月末※ハロウィンバージョンは9月27日(水)〜10月末まで価格:429円+税内容量:330mL販売店舗例:池袋西武、東急たまプラーザ店、のもの秋葉原店(JR 秋葉原駅中央改札横)他公式オンライショップほか【問い合わせ先】サンクトガーレンTEL:046-224-2317
2017年09月25日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)は、2018年春ウィメンズコレクションと2017年秋冬メンズコレクションをプレゼンテーション形式で東京・虎ノ門で発表。デザイナーのステラ・マッカートニーも来日し、2017年7月11日(火)アンダーズ 東京でイベント「ワールド オブ ステラ」を行った。会場中央には、ミニゴルフ会場が設けられ、CHIHARUや福士リナ、江原美希といったモデルたちが、最新コレクション2018年春ウィメンズのウェアを纏って登場。ウェアは、暖かな季節の訪れを感じさせるカラフルなものが多く、オレンジやイエローなどビタミンカラーのドレスなどが多く並んだ。一方、クレーンゲームなどが揃う奥のアーケードゲームコーナーでは、英国のメンズウェアにインスパイアされた2017年秋冬メンズコレクションを展開。タータンチェック柄のコートやグレンチェック柄のアウターといった、ブリティッシュカルチャーを強く感じさせるアイテムのほか、オーバーサイズニットやレオパード柄のシューズなどパンキッシュな装いも発表された。同時に、アディダス バイ ステラ マッカートニーのスペースも設けられ、VR技術を使って2017年秋冬コレクションが紹介された。ゴーグル・ヘッドフォンを付けると、ランニング・トレーニング・ヨガのカテゴリーの新作ウェアが頭の先からつま先まで全身リアルに鑑賞でき、360度のバーチャルリアリティでステラ マッカートニーの世界が体感可能に。なお会場には、太田莉菜、秋元梢、竜生涼、夏木マリ、蜷川実花などセレブリティが駆けつけ、ステラ・マッカートニーとともにスペシャルな東京の夜を祝った。【問い合わせ先】ステラ マッカートニー ジャパンTEL:03-6427-3507
2017年07月15日秋冬は早すぎる!?いえいえ、秋冬を先取りしましょうこれから本格的な夏。しかし、コスメの世界ではもう秋冬のアイテムがお目見えする。今年の秋冬はどのようなアイテムがトレンドなのか、一足先にチェックしてみよう。株式会社資生堂の展開するハイプレステージブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」は、2017年7月21日(金)に2017年秋冬に向けたルージュ「ルージュアレーブル n」を発売する。エキゾチックな「シノワズリ」がテーマ同ブランドの2017年秋冬のテーマは、「Chinoiserie Chic!~美は細部に宿る~」。中世ヨーロッパで流行した中国様式「シノワズリ」にインスピレーションを得たコレクションとなっている。品質・デザイン、すべてがラグジュリーなルージュなめらかさとフィット感を追求した同製品は、リップ自体のクオリティーはもちろんのこと、パッケージの形状にもとことんこだわり、「持っている人の高い美意識」を思わせるもの。肌と調和するパウダーと立体感を演出するパウダーで、肌まで美しく見せる発色と質感を両立するラグジュアリールージュだ。商品名:ルージュアレーブル n<口紅>容量:4g12色価格:各6,000円(税込6,480円)(引用:プレスリリースより)「シルクスクロール」「チャイナドール」「バンブー」など、シノワズリをイメージしたエレガントなカラーネームも、美意識が高まるようだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社資生堂 ニュースリリース(PDF)
2017年06月02日モスキーノ(MOSCHINO)は、2018-19年秋冬コレクションを2018年1月13日(土)にイタリア・ミラノで発表した。今季のモスキーノは、近年の色に溢れたコレクションとは全くことなる“黒”の世界。スタートを飾ったのは、“半分しかない”スーツスタイルだ。ジャケットの袖と胸より下がサスペンダーで繋がっていて、肩が大きく露出する。次に登場する男性も同じで、肩から掛けたサスペンダーによってジャケットがつなぎ留められている。こうした正装のアレンジは後へと続き、タイトなスーツの上からコルセットを巻いてみたり、ワイシャツの肩をくりぬいてその部分をレザーバンドで留めてみたり……。意外性のある肌の見せ方は今季の特徴のひとつだろう。同じくフォーマルルックでは、男性でも女性でもまるでモーニングコートのバッグシルエットをさらに延長した丈の長い変形アウターがトレーンを引く場面が印象的であった。よく目を凝らしてみれば実はそのジャケットは鏡面対称のようなデザインで、床に放たれた裾の部分には、袖が付いている。もっと言えばグローブつきのものだって存在している。強烈な印象を放ったのは、序盤から幾度となく現れた全身スーツである。先述したような、肌を見せることに寛容であったルックとは対照的。“黒い物体”が、顔までをしっかりと覆い、自分が何者であるかをかくしてしまう。しかし、その上から着る洋服は、肌の上から身に着ける服にはない、強さと色気をもっている。ランウェイを追うごとに、ウィメンズのセンシュアルな部分を引き出す洋服は多様化をみせる。ボディコンシャスなドレスは、レザーなどのエッジィな素材使いに加えて、レースアップやバックルベルトなどでタフに表現。時には肌の上にアートを映し出して、男性にはない色気を掻き立てる。メンズは極めて男性的なものもあれば、極めて女性的なものもある。前者で言えば、後半に登場したミリタリーの潮流で、トレンチコートはショルダーのデザインは私たちがよく知るデザインそのままであるが、裾にかけてはまるで古典的な燕尾服を想わせるフォルムをしている。一方後者で言えば、明らかにフェミニンを助長したオーガンジーやチュールをレイヤードするディテール。終盤に至っては、オーガンジーをスーツの上から重ねてみせている。そのインナーには女性のセンシュアルな部分を引き出したアイテム“コルセット”も巻いていて、それまでランウェイにおいて男性性を象徴していたブーツやピンストライプのスラックスも、瞬く間に性差の撤廃されたスタイルへ溶け込んでいる。
2017年01月15日マーガレット・ハウエル(Margaret Howell)が2016-17秋冬ウィメンズコレクションのルックを公開した。2016-17秋冬ウィメンズコレクションでは、新たな素材やカラー、ストレートなシルエットにより新鮮なスタイルを提案。キャメルとブラックカラーをベースに、ブランドのアイコン的な素材であるハリスツイードをはじめ、ミルドコーティングやブラックウォッチ、フェルテッドウールジャージーといった素材を用いて製作した。「SHEEPSKIN DUFFLE」(45万円)は、数シーズンにわたり展開しているシープスキンのコートを新たなデザインで仕上げた今シーズンの代表的なアイテム。クラシカルなアーガイルのニット「ARGYLE KNIT」(9万5,000円)は、袖丈やシルエット、ディテールにこだわって製作された。その他、2種類の素材を用いてマニッシュなスタイルを提案する「HIGHLAND JACKET」(キャメル/7万2,000円、ブラック、チャコール/6万8,000円)や、ピンタックを配したデザインが新鮮なペーパーライクで繊細なコットンシルク素材のサーキュラースカート「COTTON SILK POPLIN」(ドレス/8万5,000円、スカート/4万8,000円)などが展開される。また、ベルベットのパンプスやレザーバッグ、シルクスカーフからボウタイまで、アクセサリーも数多く登場。マニッシュの中に足されたフェミニンさなどスタイリングの絶妙なバランスが今シーズンのコレクションのポイントとなっている。
2016年05月24日アキラナカ(AKIRA NAKA)が、2016-17年秋冬コレクションを発表した。「デコンストラクション」をテーマにした今シーズンは、 従来より自由で直感的な発想をもとに、シルエットやディテールのデザインを構築。布帛のようなシルエットのニット、結び目で袖付けをしドレープを描き、ウールの織りでデニム地を表現するなど、新しさを追求したコレクションとなっている。
2016年04月12日冬に洗顔料を使う?『秋冬の洗顔』についての興味深い調査の結果!オリコン株式会社のオリコン・モニターリサーチは、『秋冬の洗顔』についての実情および意識調査を行った。調査エリアは関西および関東で、20歳代~40歳代までの女性が調査の対象となった。またサンプル数は600である。最初の質問『秋冬の洗顔についての方法は?』に対して、【洗顔料を使用して洗顔する】は約48%で、【お湯、または水だけで洗顔する】は44.2%である。また【洗顔をしない】と回答した人は7.3%いた。なぜ洗顔料を使わないの?皮脂について、冬がより出やすい理由とは?次に“冬に洗顔料を使用しない”の理由について、【冬は乾燥するから洗顔料を使わない】に【当てはまる】と答えた人は約74%で、【当てはまらない】は約25%であった。また【冬は皮脂について、あまり出ないと思うから】に【当てはまる】と回答した人は約59%で、【当てはまらない】は約41%だ。さらに【肌のベタつきやテカリが冬でも気になる】について、【当てはまる】人は31.4%で、【当てはまらない】を選んだ人は68.6%であった。調査の結果から、夏シーズンは洗顔料を使用している人も、秋冬シーズンになると洗顔料を使わない人が増えることが分かった。またオリコン株式会社の、秋冬の洗顔についての実態および意識調査サイトで紹介されている医学博士によれば、冬は湿度が下がり乾燥しているので、皮脂は冬の方が夏シーズンよりも出やすくなっているから、冬こそキチンと洗顔をすることが大事だということだ。気になる人は、このような調査結果や医学博士のアドバイスを参考にして、冬の洗顔について見直してみては。(画像はオリコン株式会社のオリコン・モニターリサーチより)【参考】・オリコン株式会社:オリコン・モニターリサーチ
2014年11月12日フォション2011年秋冬の、ブーランジュリー・コレクションが発表された。厳選した素材と伝統的な製法、そして現代のセンスが融合したフォションの誇るラインナップ。かみしめるほどに旨みの広がるハード系、リッチな味わいに見た目や風味の新しさがプラスされたヴィエノワズリー(デニッシュ)などが揃った。パン・オ・セーグル・エ・フリュイ・セックライ麦入りのカンパーニュ生地に、レーズン、クランベリー、パパイヤ、パイナップル、クルミを練りこんだカンパーニュ。たっぷりのドライフルーツの自然の甘みと、豊かな味わいが、身体にやさしいパン。価格¥840- ¥420(ハーフサイズ)/販売期間:10月31日から/高島屋フォションブティックにて販売クロワッサン・ティグレフォションよりカラフルなクロワッサンが登場。フランス語で、虎という意味の“ティグレ”。チョコレート、フランボワーズ、ピスタチオ風味の生地を縞模様に仕立てられている。休日の朝食や、ティータイムにも最適。価格¥252-/販売期間:9月14日から/高島屋フォションブティックにて販売トゥルト・ド・カンパーニュ・フォション表面にフォションの頭文字“F”を抜いた、カンパーニュ(田舎パン)。フランス産の小麦を使い、外側は香ばしく、中身はもっちりとした食感で、かみしめるほどに味わいが深まる。大きな四角いフォルムはサンドイッチにも最適。価格¥1,050-/販売期間:9月14日から/高島屋フォションブティックにて販売パン・オ・フリュイ・マリネ・オ・ヴァン・ルージュボージョレ・ヌーボー解禁を祝う、スペシャルなパンが登場!赤ワインを練りこんだ生地に、赤ワインに漬けたリンゴとレーズンが入っている。そのままでもおいしく、チーズやハム、ソーセージとの相性も抜群。価格¥840- ¥420(ハーフサイズ)/販売期間:10月31日から/高島屋フォションブティックにて販売グルメのシーズンを迎え、様々なシーンに合うパンが揃った「ブーランジュリー・コレクション」で、秋のテーブルを飾ってみては?お問い合わせ:高島屋東京店 フォションブティック tel.03-3211-4111※販売:米子店、和歌山店、いよてつ高島屋は除く※販売期間、焼き上がり時間は店舗により異なります。
2011年09月08日