2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。2年ぶりの乳がん検診で胸にしこりがあることが判明したエェコさん。大きな病院を紹介され、再検査をすることになりました。再検査まで「もしがんだったらどうしよう」と不安になっていたエェコさんの元に舞い込んだのは、アナウンサーの小林麻央さんが亡くなったというニュースでした。テレビから目を離せなくなってしまったエェコさんの元に……。★前の話右胸に充実性腫瘤(じゅうじつせいしゅりゅう)が見つかったエェコさんは1カ月後に再検査を受けることになりました。再検査までの間、がんで亡くなったお母さんのことを思い出したり、ネットで悪い情報に目が向いてしまったりしてしまい、不安な日々を過ごしていました。そんな中、小林麻央さんが乳がんで亡くなったというニュースを目にしたエェコさん。言いようのない恐怖で心がいっぱいになったとき、エェコさんに手を差し伸べてくれた人とは。私の母は乳がんで右胸を全摘したものの、がんが再発してしまい亡くなってしまいました。母が闘病していた姿や、母の葬儀で泣く父の姿は今でもよく覚えています。さらに、再検査までの間に小林麻央さんの訃報がニュースで流れており……がんへの恐怖とショックで言葉を失い、テレビから目が離せずにいました。もし私も同じように乳がんだったら……と悪い方向への考えばかりが浮かんでしまい……。そんな私の様子をおかしく思ったのか、娘が私のほうへ寄ってきて「ママどしたの〜?」と言いました。そのとき、私には娘も息子もいる、子どもたちのためにも死ねない! と思いました。まだはっきりと診断されたわけでもないのに何を怖がっているのかと、沈んでいた気持ちが少しだけ浮いたのです。子どもだけではなく、私には趣味のヲタ活だってあります。子どもが成人するまでは……孫を見るまでは……推しイベントを見るまでは……。そう思うと、とにかく死ねない!! と吹っ切れてきたのです。そこからはなるべく悪い情報を目にしないように意識しながら生活しました。--------------不穏な様子のエェコさんに何かを感じたのか、娘がエェコさんに寄り添ってくれたのだそう。エェコさんは、娘を見て「子どもたちのために生きる!」と決心しました。すると、頭の中いっぱいに広がっていた不安や恐怖も少し落ち着いてきたのだとか。エェコさんを救ってくれたのは子どもたちの存在でした。皆さんは何かに救われた経験はありますか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月08日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。2年ぶりの乳がん検診で胸にしこりがあることが判明したエェコさん。大きな病院を紹介され、再検査をすることになりました。がんでお母さんを亡くしていたエェコさんは、自分もがんになってしまったらどうしようと怖くなりネットで医師に言われたことを調べてみると……。★前の話エェコさんは乳がん検診でエコー検査をしてもらったところ、右胸に充実性腫瘤(じゅうじつせいしゅりゅう)が見つかりました。そこで思い出したのは、高校3年生のときにがんで亡くなったお母さんの姿でした。検診での結果について、夫に報告しなければいけないと思ったエェコさん。お父さんにも報告するか迷いましたが、お母さんの葬儀で泣き叫ぶお父さんの姿を思い出し、報告することをためらってしまいました。私の母は乳がんで右胸を全摘し、抗がん剤治療などをおこなっていました。最初の手術から8年後、がんが再発した母は、私の高校の卒業式から3日後に亡くなりました。父はプライドが高いものの打たれ弱く、母の葬儀のときにはまるで子どもかのようにわんわんと泣いていました。私はひとりっ子なので、父には私しかおらず……そんな私が母と同じようにがんになったかもしれないとわかったらどう思うかを考えると、父に腫瘤が見つかったことは言えませんでした。検診を受けた病院から大きな病院を紹介され、そこで再検査を受けることになったのですが1カ月後でないと検査できないということで、再検査まで時間が空いてしまいました。再検査までの間、腫瘤が悪いものなのか不安で、早く再検査して結果が知りたい! と焦燥感に襲われていました。そのせいか、ネットで腫瘤について調べる日々。しかし、悪い情報ばかりに目がいってしまい、その悪い情報に対する安心を求めてまた別の悪い情報にたどり着いてしまうという負のループに……。しかもその当時、アナウンサーの小林麻央さんが乳がんで亡くなったというニュースが連日報道されていました。小林麻央さんと同じように夫や子どもがいる私にとっては他人事ではなく、「もし私も同じ病気だったら?」「私も死んでしまうの?」と精神的に不安定になってしまっていました。--------------お母さんをがんで亡くしていたことから、人一倍がんに対する恐怖心があるエェコさん。再検査までの間、ネットでいろいろなことを調べてしまい、余計に不安になってしまっていました。さらに、小林麻央さんが亡くなったというニュースを見てしまい、精神的にかなり不安定になってしまう状態に。自身の経験やネットの情報など、さまざまな要因が重なってしまったエェコさんの不安は計り知れませんよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月07日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。2年ぶりの乳がん検診で胸にしこりがあることが判明したエェコさん。そこで思い出したのはがんで亡くなったお母さんの姿でした。自分自身の過去を振り返り、もし自分もがんだったらと思ってしまったエェコさんは……。★前の話乳がんかもしれない可能性が浮上し、エェコさんの頭に浮かんだのお母さんのことでした。エェコさんのお母さんは乳がんになり、右胸を全摘した過去がありました。その後、エェコさんのお母さんは治療を続けていたものの、がんが再発してしまいました。お母さんが闘病していたころのことを思い出し、エェコさんは自分の子どもたちのことを考えました。乳がんが見つかった母は、即入院となり、右胸を全摘する手術を受けました。先生から「10年再発しなければ心配はいらない」と言われていたので、それを信じて治療を頑張っていました。しかし、私が高校2年生のころ、母の足に痛みが出始めました。もうこのときには歩くことも困難になるほどだったので、母は仕事を辞めました。乳がんの手術をした病院とは違う病院で調べてもらったのですが異常は発見されず……。一向に良くならないということで、手術をした病院で検査してもらった結果、がんの再発が発見されました。がんが再発したのは、最初の手術から8年くらいたったころ。母がぽつりと「あと2年だったのになぁ……」と言っていたことが忘れられません。その後、母は私の高校の卒業式の3日後にこの世を去りました。もし私ががんだったら、母のように長く闘病しなければならないのかと思いました。それだけではなく、当時母の看病をしていた自分が感じていたものを、自分の子どもたちにも味わわせるのかと思うととてもつらかったです。父から母が「もう帰ってこれない」と聞いたとき、顔半分がまひして母の顔が変わってしまったとき、お見舞いに行ったら病室が集中治療室になっていたとき……思い出すだけでも胸が締め付けられてしまいます。自分の胸にあるしこりが母と同じものだったら……そう思うといろいろな考えが止まらなくなってしまいました。--------------がんが再発し、気付いたときには骨にまで転移してしまっていたというエェコさんのお母さん。入院したお母さんが家に戻ることはなく、エェコさんが高校を卒業したころに亡くなられました。お母さんとの闘病生活を思い出し、もし自分ががんだったら子どもたちにも同じ思いをさせてしまうだろうと思ったエェコさん。母親になったエェコさんにとって、子どもにつらい思いをさせてしまうことは耐え難いでしょうね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:ピンクのぷにぷにを口に…双子姉妹が大騒ぎした検査項目とは!? #アラフォー双子の矯正日記 13★関連記事:「しなだれちゃう!」再建した乳頭を保護するアイテムは超身近なものだった! #乳がん絵日記 45★関連記事:「しこりがあるね」腫瘤って何!? 大きな病院を紹介され #乳がん検診でしこりが見つかった話 1著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月05日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。2年ぶりの乳がん検診で胸にしこりがあることが判明したエェコさん。自分がもしかしたら乳がんかもしれないと思ったとき、エェコさんの脳裏にある人物の姿がよぎって……。★前の話エェコさんは乳がん検診で、右胸に充実性腫瘤というものが見つかり、大きな病院で再検査を受けることになりました。医師は大丈夫だと思うと言っていたものの、エェコさんの中には大きな不安が渦巻いていました。エェコさんが不安になっていた理由は、エェコさんのお母さんにありました。エェコさんのお母さんは、乳がんになってしまった経験があったのだそうです。私の母は、私が高校3年生のときに亡くなりました。死因はがんでした。小学4年生のとき、母と一緒に買い物へ行った帰りに母が自分の胸を触らせてくれたことを今でも覚えています。夏場だったので服も薄手のものを着ていたのですが、その上からでもわかるくらい硬く、石のようなしこりがありました。母は「右胸にゴツゴツしたしこりがあるの……」と言い、そのしこりががんであるということも理解していたようでした。しかし、怖くて病院には行けないと言って、まだ病院へは行っていませんでした。私は幼いながらもがんは死ぬ病気かもしれないということはわかっていたので、母に病院へ行くように言いました。何が母の心を動かしたのかはわかりません。ですが母はその後病院へ行き、乳がんだと診断され、即入院して右胸を全摘出しました。母はパートとして働いていた上に家事や育児で忙しい人でした。思い返してみれば母が検診に行っていた……という記憶がありません。それががんの発見を遅らせていた一因なのかもしれない、と今では思います。--------------お母さんが乳がんになっていたことが、エェコさんの不安を膨らませていた要因でした。エェコさんのお母さんは忙しい人だったということで、検診に行く時間もなかなか確保できていなかったのだそう。そして、気付いたときには右胸を全摘しなければいけないほどに乳がんは進行してしまっていたのだとか。知らず知らずのうちに大きな病気になってしまっていたときの恐怖は計り知れませんよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月03日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。役所からがん検診の通知を受け取ったエェコさん。前に検診を受けたのは2年前だったため、まずは乳がん検診から受けてみることにしました。すると、医師から「しこりがあるね」と言われてしまい……。★関連記事:「すぐに受診してください」人間ドックの結果は衝撃的なもので… #乳がん絵日記 1約2年ぶりにがん検診を受けることにしたエェコさん。まずは乳がん検診を受けようと思い、近所の病院を受診しました。いつもであればあっさりと終わるはずのエコー検査でしたが、今回はどうやら同じ場所を念入りに調べているようでした。私は役所からの手紙をきっかけに、久々に乳がん検診を受けました。エコー検査だけだったのですが、いつものようにサクッと検査する感じではなく、やたらと同じ場所を調べているなと思いました。その後、しこりがあると言われ触診をしてもらいました。しかし、触診ではしこりは確認できなかったのだそう。先生によると、右胸の上のほうに充実性腫瘤(じゅうじつせいしゅりゅう)、左胸の上にものう胞という水がたまっている状態のものがあるということでした。この病院ではマンモグラフィーができないということだったので、別の大きな病院を紹介されました。病院では無意識に動揺を我慢してたみたいで、病院を出てひとりになった途端に冷や汗が噴き出し心臓がバクバクしてきました……。--------------2年ぶりに乳がん検診を受けたエェコさんの胸には充実性腫瘤とのう胞というものが見つかりました。病院では医師の話に対しても明るく受け答えしていたエェコさん。しかし、病院を出てひとりになった瞬間、自分の胸にしこりがあることに対し不安を覚えました。言われたときはなんとも思わなくても、後から驚いたり不安になったりすることってありますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月01日まだまだ、世界のことをよく知らない幼い子供。子育てをしている人や、子供と接する機会の多い人は、彼らの発言に驚かされ、癒されることがあるでしょう。飛行機を見た、2歳児の発言にキュン!2歳の娘さんである、ぽんちゃんを育てている、えぽ(@aiuepo615)さんは、ある日家族で空港を訪れました。普段見ることのない飛行機を間近で見た娘さんからは、驚きの言葉が飛び出たそうです。2歳児の飛行機の感想✈️分かってるのか分かってないのか分からないけど、とにかくカワイイ #育児漫画 #やわらか育児 pic.twitter.com/vLW7o6LXc9 — えぽ2児のママ (@aiuepo615) February 16, 2023 飛行機が大きいことに驚いた娘さんは「ご飯をいっぱい食べたから、大きいのかなあ!」と、かわいらしい感想を述べました。そんな言葉にきゅんとした、えぽさん。2歳児の発想に合わせ「ぽんちゃんもご飯をいっぱい食べたら、飛行機くらい大きくなるのかな?」と問います。しかし、なぜか娘さんはこの質問には「ならないけど…?」と、困惑気味に回答したのです。えぽさんは当時のことを振り返り、「ノリノリで話していたのに、スッと引かれて面白かった」とコメントしています。この投稿には、多くの親から「あるある」といった声が寄せられました。・子供って、突然突き放してくることがありますよね。どちらにしても、ただひたすらにかわいい!・急な塩対応に笑ってしまった!発想がかわいすぎます。・人間と飛行機は別の種類だと、きちんと理解しているんだろうね!賢い!・子育てあるある!子供にスッと引かれると、笑っちゃいますよね。子供の面白い発想に大人が応じても、冷静に反応されるのは『子育てあるある』のようです。大人の思い通りにはいかないコミュニケーションも、子育ての醍醐味なのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年02月22日がん検診のついでに受けた内診で病気が見つかりました。重い月経など思い当たる節が多く、ホルモン薬服用で治療を始めることにしました。ちょっと面倒な副作用を乗り越えた先には、痛みのない生活がありました。ホルモン薬服用による治療についてお話しします。★関連記事:「子宮が張り裂けそう!」深夜に突然下腹部が痛み出した原因は… #アラフォーの気にし過ぎな毎日 26がん検診のついでに「子宮腺筋症」が判明事の発端は、2020年秋に自治体からの案内で子宮がん検診を受診した際のこと。オプションで内診のエコー検査もできると聞き、「アラフォーだし……いろいろ心配だし……」となんとなく依頼しました。すると内診しながら先生が「あなた子宮が大きいわね」と言うのです。内診台を下りて診察室に入り、詳しく説明を聞きました。先生の診断は「子宮腺筋症の疑い」。子宮腺筋症とは、子宮内膜に似た組織が子宮内の筋層の中で増殖する病気です。子宮の筋層が肥大するので、子宮が大きくなるとのこと。「月経の量や痛みは強いほうじゃない?」と聞かれ、「はい!」と即答すると「やっぱり」。過多月経や月経痛も子宮腺筋症の主な症状なのだそうです。たしかに人よりも月経が重いほうだという自覚はあり、時々鎮痛剤を飲むこともありました。しかし、在宅で仕事をしているのでいつでも好きなときにトイレに行けることもあって、自分の中で困った感じは強くなかったのです。黄体ホルモン薬を服用することに当時私は42歳。医師によると、これから月経を重ねるたびに症状が悪化する可能性があるとのことで治療をすることにしました。そこで、「ジエノゲスト」という黄体ホルモン剤の薬を服用することになったのです。服薬すると女性ホルモンのエストロゲンが抑制されて排卵が止まり、月経が来なくなります。子宮内膜の増殖を抑制する効果もあるとのこと。「これで痛みを止められますよ」と言われ、特に困ってはいないつもりでしたが、ホッとした自分がいました。しかし、副作用もあります。最も気になるのが、おりもの程度から月経時と同程度くらいの不正出血が見られるというものでした。先生からは「不正出血は徐々に減るはずですが、大量に続くようなら受診して」と、薬剤師からは「念のため毎日ナプキンをつけておいたほうが良いでしょう」とのアドバイスをもらい、朝晩にジエノゲストを服用する生活が始まりました。痛みがなくなって我慢に気付く…!ジエノゲストを服用し始めて1週間ほどで、月経のような量の出血が5日ほど続きました。しかし、腹痛は月経痛よりもずいぶん軽かったのです。これでラクになると思いきや、それからは生理4日目くらいの出血が1カ月ほど続きました。中途半端にだらだらと続く出血にうんざり。痛みはないものの、「これなら普通に月経が来たほうがマシかも……」と思い始めた矢先、2カ月目の半ばくらいで出血がおりもの程度まで減少。これには心底安心しました。また意外なうれしさとして、月経時以外の慢性的な腹痛がなくなったことが挙げられます。慢性的ゆえに「おなかが痛い」という自覚はなかったのですが、いざ痛みがなくなってみるとおなかがスッキリ穏やかなのです。「これが普通の状態か……」と思うと、以前は無意識ながらずいぶん我慢をしていたのだなと思いました。まとめジエノゲストの服薬を始めて2カ月目ごろに受診したとき、「どのくらいで子宮が元の大きさに戻るのですか?」と尋ねたら、「まだかかりますよ。半年くらいしてからまた内診してみましょう」との返事でした。ジエノゲストを服薬したことで、今まで月経痛や慢性的な腹痛などに、無自覚に耐えていたことがわかりました。機会があるときに検査をしてもらうことが大切なのだなと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/サトウユカ著者/にかねこ(42歳)童顔&早生まれで、若く見られがちだったが、40代に突入して一気に加齢が加速。今まで感じなかった不調が現れるたび、これが更年期?とおびえている。娘は9歳。ストレス解消は猫を吸うこと。
2023年02月20日お店に寄らずとも、気軽に飲み物を購入できる自動販売機。いたる場所に設置されている上に、さまざまな種類の飲み物が販売されているため、ノドが渇いた時に便利ですよね。田口ナツミ(@NatsuTagu)さんがTwitterに投稿したのは、自動販売機を見て今まさに悩んでいる息子さんの姿。2歳になる息子さんは、小さい身体で自動販売機を見上げながら、こうつぶやいていました。「どれにしようかなー」誰もがほほ笑ましい気持ちになるであろう、かわいらしいシチュエーション。しかし、よく見るとその光景には大きなツッコミどころがあったのです…!2歳が「どれにしようかなー」って迷っていた。 pic.twitter.com/GAiB9wypzI — 田口ナツミ@とほん栞展2/3-2/26 (@NatsuTagu) February 17, 2023 なんと、自動販売機の販売ラインナップはどれも『お~いお茶』!息子さんはどれを飲むか悩んでいるようですが、これでは選びようがありません。選択できるのは、飲み物の温度くらいでしょうか。もしかすると、息子さんは「押すボタンによって、何か違いがあるのかも…!」と思っているのかもしれませんね。かわいらしく、クスッと笑える光景は拡散され、多くの人を笑顔にしてくれました!・栃木県日光市にある日光東照宮の自動販売機だ!「全部同じやないか~い!」ってツッコミ不可避。・かわいい。選択肢は実質1つかもしれないけど、選ぶのが楽しいんだろうね。・こういう心を大人も忘れてはいけない…!寄せられたコメントの中には「大人だけど分かる。どのボタンを押すかを悩んでワクワクする!」という共感の声も。日常のちょっとした瞬間に楽しさを見出す発想は、よりよい人生を歩むコツといえるかもしれません![文・構成/grape編集部]
2023年02月19日私には子どもが2人いるのですが、どちらも0歳児から保育園に通っています。乳児のうちから保育園に子どもたちを通わせることに悩んだときもありましたが、今ではこの選択をしてよかったと思っています。ワーママの強い味方である保育園で、保護者である私が「助かる!」と感じたメリットTOP3を紹介します。育児の相談ができる経験豊富な保育士さんに相談ができる環境なので、助かったことが多々あります。子どもの体調の変化や、発育に関すること、イヤイヤ期でいうことを聞かない子どもへの対応の仕方など、私には日々悩みがあります。看護師の先生がいる保育園だったので、特に喘息持ちの長女は、どのタイミングで受診するかなどを確認できて安心でした。 担任の先生であれば、子どものちょっとした変化や成長を送迎時に教えていただけますし、連絡帳を通じて日々の様子を確認できるのも利点です。自分ひとりで育児をしているのではなく、プロが寄り添ってくれていると感じられ、心強かったです。 自宅ではできない遊びお正月、ひな祭り、七夕、運動会、ハロウィン、クリスマスなど、四季に応じた行事があります。しかし、自宅でこんなにも多くのイベントに取り組むには、時間や労力がかかってしまい、私にはできないことばかりです。しかし保育園であれば、先生方がイベントに合わせて、子どもたちのために手作りの飾り付けや準備をしてくださいます。子どもたちもその時々にぴったりな遊びをしたり、物を作ったりできるので、一つひとつの行事を楽しめているようです。 また、自宅だと、例えば子どもに粘土をさせてあげたいと思っても、後片付けのことを考えて、大変だからどうしようと迷ってしまうときも……。保育園では毎日いろいろな遊びを実践してもらえるので、子どもたちも満足している様子。本当に、保育園には感謝です。 保育時間の長さ基本的に保育園は、保護者が仕事や病気などで子どもを保育できない場合に保育をおこなうところです。そのため、保育時間が長いことも良さのひとつです。私はフルタイムで勤務しているため、長い時間保育をお願いできるのは、とても大きなメリットです。子どもたちのことを安心して任せておけるので、心おきなく仕事ができています。 また、長時間保育のおかげで、私自身が社会とのつながりを保てることも大変ありがたく思っています。子どもたちの通う保育園では、仕事が長引いたときも、当日連絡で延長保育を申請でき、しかも補食まで出してもらえます。子どもが体調不良で保育園をお休みすると、自宅で仕事せざるを得ませんが、そんなときは特に保育園の素晴らしさを実感します。 私の両親は共働きで、幼いころの私は保育園に通っており、それが当たり前の環境でした。そんな私にも子どもが生まれ、私の幼いころと同じように保育園へ通わせることになりました。子どもたちを見ていると、子どもには子どもの世界があるようで、保育園で先生方や友だちとの関わり合いを通じて、日々成長をしているのだなと感じます。 著者:渡辺くるみ2人の女の子を育てるシングルマザー。毎日楽しく、をモットーに、自分も周りも大切にするよう心がけています。
2023年02月18日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。1年ぶりに健康診断を受けることになったへそさん。まずは乳がん検診を受けることになりました。乳がん検診を受けるための検診車に乗り、着替えていると……!?★前の話健康診断の会場で迷子になり、係員の手を借りながら乳がん検診の会場までたどり着くことができたへそさん。乳がん検診は検診車の中でおこなわれるということで、車の中で服を脱ぐことに。そこでへそさんはとあるものを見つけました。こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。健康診断で乳がん検診を受けられるということだったので、マンモグラフィーの検査を受けることにしました。事前の案内では、検査着を用意していないのでケープなどの胸を出しやすいものを持参するように言われていました。私はケープなんて気の利いたものは持っていなかったのですが、さすがにひとりだけ胸を丸出しにしている訳にもいかず……家にあったボタン付きのストールを持って行きました。しかし、検診車の更衣室に入るとまさかの使い捨てケープが置いてありました。更衣室から検査室まで2mくらいの距離だったのですが、そこを行き来するためだけに使い捨てケープがあるなんて、少しもったいないような気もしました。ケープを置いているならそう言ってくれればいいのに〜と思いながら、私はストールではなく、使い捨てケープを着用。ケープを着終わり、鏡を見てみるとそこには芸人の今くるよさんのような姿になった自分が!! 思わず「どやさ!」と言いたくなってしまいました(笑)。ー--------------乳がん検診を受ける人に対し、ケープなどの着替えを持参するように案内があったようです。へそさんはケープを持っていなかったので、ボタン付きのストールを持参しました。しかし、会場には使い捨てケープが用意してあり、へそさんはストールが荷物になってしまったと感じたそうです。備えあれば憂いなしと言いますから、例え荷物になったとしても準備して行くことは大切ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2023年02月13日“性教育YouTuber”として活動するしょご先生(38)が、産婦人科の検診台を揶揄するような不適切動画をTwitterに投稿し波紋を広げている。問題視されているのは、1月9日に投稿された約30秒の動画。群馬県の観光施設を訪れたしょご先生は、展示物された産婦人科で使用される検診台に座り、機器が動くと同時に大笑い。《足上がり過ぎてセックスどころじゃないセックスマシーンw》(原文ママ)と、ツイートが添えられていた。しょご先生は、ユーザーから《初めて見ました》と感想が寄せられると、《ちょっと足上がり過ぎて実用性は低そうw》などと返信。しかし、この動画は現在までに815万件以上のインプレッションを集めているが、批判の声が殺到しているのだ。《内診台は命を守るところです!!間違えた認識を与えないでください!このツイートを見て誤解を招き産婦人科に行く機会を逃してしまう方が居らしたら命に関わる事もあるのです!》《これは婦人科の診察台ではないでしょうか。であれば訂正してほしいです。多くの女性にとっては楽しい思い出のある場所ではありませんし、セックスマシーンなどと揶揄すべき物でもないと感じました》《ひとことで良いから、訂正してほしいです。セックスマシーンではないと言ってほしいです。婦人科で検診を受ける大切さも、併せて伝えてください。それが性教育ではないですか》産婦人科医を名乗るユーザーからも、批判の声が寄せられているしょご先生。そんななか、理美容や歯科・医療機器、化粧品事業を手がける「タカラベルモント株式会社」が怒りの声を上げたのだ。2月10日、同社は公式サイトを通じて「SNSで拡散された産婦人科検診台での迷惑行為に関して」と題する声明を発表。しょご先生を名指しはしなかったものの、《2023年1月9日(月)に、SNS上において、産婦人科で使用される検診台を使って撮影された不適切動画が投稿され、拡散している状況が判明しました》と指摘。そして次のように、主張した。《当該製品は、産婦人科における診断・処置に使われる医療機器です。また、撮影された施設は、人間の命や性についての正しい理解と啓発を行うための施設であり、教育の場としても活用されている施設です》《しかしながら、今回のSNS上での投稿は、誤った機器の取り扱い方、並びに多くの患者様への誤解を生むような表現であるばかりでなく、人間の性に対する尊厳を傷つけるものであり、到底許容できるものではありません。大変遺憾に思うとともに、強く抗議致します》さらに同社は、SNSの運営会社に抗議と投稿の削除を要請。しかしながら、現在も投稿は残ったままで、しょご先生も炎上に対して“我関せず”といった姿勢を貫いている。13日午前も、AIに女性の定義を質問したとして、《生物学的な定義と社会学的な定義をごっちゃにして考えてしまうと話が進展しないのでAIに助けてもらいました。今までで1番わかりやすい回答だったわ》とツイート。だが、そうした“通常運転”ぶりに、《ふざけるな!!謝罪しろ!》《きちんと謝罪してこのツイートを削除してほしい》と、火に油を注ぐ事態になっている。命を守る医療機器を揶揄するようなことは、決してあってはならない。
2023年02月13日子供は時として、大人をハッとさせる意表を突く発言をすることがあります。その思いもよらぬ言葉を聞いて、ほっこりとした気持ちにさせられることもしばしば。これは12歳の男の子と5歳の女の子を育てる二児のママ、ぷっぷ(@puppu1026)さんが、お子さんを保育園へ迎えに行った時のこと。弟のいる友達に「◯◯ちゃんはなんで弟がいないの?」と聞かれていたのだそう。ぷっぷさんが「なんて答えるかな?」と見守っていると、まさかの返答が飛び出してきました。「弟はいないけど、やさしいお兄ちゃんはいる」というあまりにかわいい妹の返答に照れると同時に、「もう意地悪できないじゃん」と葛藤が生まれるお兄ちゃん。2人の素直さとやさしい気持ちが素敵ですね。普段からの仲むつまじい姿も思い浮かびます。本投稿には、2人の微笑ましいエピソードに心癒された人たちのあたたかいコメントが続々。「素直に照れるお兄ちゃんめっちゃかわいい」「2人とも尊い」「朝からほっこりした!」「かわいすぎて溶けそう」お母さんのぷっぷさんにとっても、きっと誇らしい瞬間になったことでしょう!時にはケンカをする日もあるかもしれないですが、今のピュアな気持ちを忘れずに、何歳になっても兄妹仲良く暮らして欲しいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月08日「子供の成長はあっという間」とよくいいますよね。とある男の子の、急速な成長がTwitterで注目を集めています。話題となっているのは田口ナツミ(@NatsuTagu)さんの2歳の次男です。田口さんは、これまで何度も、息子さんが階段を下りている様子を投稿しています。最初に投稿されたのは、息子さんがまだ1歳だった2022年7月。大人と同じスピードで降りてくる1歳児。 pic.twitter.com/9vo9iME39n — 田口ナツミ@とほん栞展2/3-2/26 (@NatsuTagu) July 25, 2022 1歳の時点で、手足を上手に使い、大人と同じスピードで下りています。そして3か月後。同年10月には、2歳になった息子さんの姿が投稿されました。「想像以上に速い」「消防士みたい」2歳児、ヨチヨチと階段を下りるのではなく?短期間で驚異的な速度アップを成功したことに、ネット上には驚きの声があふれています。しかし、息子さんの成長はまだまだ止まりません。日々、階段を下りるテクニックを磨いていた結果、2023年2月1日には…。階段を降りるのが家族で一番速くなった2歳児 pic.twitter.com/6QnZuQOQO9 — 田口ナツミ@とほん栞展2/3-2/26 (@NatsuTagu) February 1, 2023 するするする~とスピーディーに降下!大人も顔負けの速さを実現しています。手足の使い方がさらに上達し、よりなめらかに身体を滑らせることができるようになりました。たった4か月で、ここまでの速さを実現したことに驚く人が続出しています!・どんどんスキルアップしていてすごい!・もはや熟練の技だなぁ~。・安全な下り方だと思うので、高校生になっても続けてほしい。ちなみに、階段を上る時は…。登るときは普通に歩いて登ります! pic.twitter.com/7I0M8xlrC7 — 田口ナツミ@とほん栞展2/3-2/26 (@NatsuTagu) February 1, 2023 大人と同じように歩いて上るとのこと!どんどんスピードアップしている息子さん。3歳になった時にはどれだけ速くなっているのか、楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2023年02月08日2児の母親である、もいもい(moimoimoi2712)さんは、娘さんの乳児検診での出来事をInstagramに投稿。多くの人が、クスッとさせれています。ひと通り検診を終えた後、保健師の女性から「何かほかに聞きたいことはないか」と聞かれた、もいもいさん。娘さんの後頭部の形が気になっていたため、相談をしてみると…。「全然大丈夫だと思いましゅ!」赤ちゃんに優しく話し掛けながら、もいもいさんの質問に丁寧に答えていた、保健師さん。つい、語尾が赤ちゃん口調になってしまったようです…!投稿には「いい話で和むでしゅ」「なんでもなくてよかったでしゅ」など、赤ちゃん口調のコメントが多数寄せられており、クスッとさせられています。保健師さんいわく、赤ちゃんの後頭部が平らになるケースは珍しくなく、成長とともに気にならなくなることが多いそうです。優しい言葉をかけてもらい、さらにかわいらしい『いい間違え』まで聞けて、心がほんわか癒された、もいもいさんなのでした。[文・構成/grape編集部]
2023年02月02日幼い子供は、大人の行動を見たり、教えられたりすることで、日常生活に必要なマナーについて学んでいきます。時には遊びながら、正しいマナーをだんだんと身に着けていくもの。子供らしい間違いや遊び方を目にした時には、笑顔になってしまいますよね。2児の母親である、田口ナツミ(@NatsuTagu)さん。2歳の息子さんが、新しい靴の並べ方を習得したそうです。その並べ方はちょっぴりユニークなものでした。新しいお靴の並べ方を習得した2歳児です。 pic.twitter.com/n6VSykJfk7 — 田口ナツミ (@NatsuTagu) January 24, 2023 息子さんは、靴を横でなく、積み上げて並べたのです。横に並べるよりも、縦に積み上げるほうが2歳児にとっては難しいはず。きれいに積み上げることができて満足げな息子さんの様子に、笑みがこぼれます。しかし、息子さんはきちんと靴を並べられないわけではありません。靴並べてるのを褒めてから、2歳が毎日頑張っています。 pic.twitter.com/bvENk8jnuh — 田口ナツミ (@NatsuTagu) October 16, 2022 ある日、田口さんに「靴をきちんと並べられて偉いね」と褒められた息子さんは、それから家族の靴まで、きれいに並べるようになったのだとか。今回、縦に靴を積み上げたのは、単に楽しかったほか、田口さんにもっと褒めてほしかったからかもしれません。こうやって遊びを交えながら、息子さんは正しいマナーを身に着けていくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年01月25日閉経を迎え、やっと生理のわずらわしさから解放されました。ところが思いがけず、不正出血が起きました。そこで子宮がん検診をしたところ擬陽性と診断され、子宮内膜全面掻爬術(しきゅうないまくぜんめんそうはじゅつ)をおこなってもっと詳しく調べることに。急にがんと隣り合わせになり、不安な日々を送る私に伝えられた検査の結果は……。★関連記事:生理ではないときに出る微量の不正出血…その原因は「子宮内膜ポリープ」だった!がんの可能性が高いって…閉経後、突然の不正出血49歳で閉経し、生理のない生活を快適に思っていました。閉経後3年くらいたった2019年3月27日、朝トイレで親指ほどの大きさの薄い赤色のものがトイレットペーパーについていることに気付きました。血かどうか確認のために、もう一度ペーパーを腟の入り口に押し当ててみると、また赤色が付きました。それは不正出血でした。慌てて、SNSで不正出血の原因を検索。閉経後の出血は、危険な場合が多いので病院に行くようにと、多くのサイトで書いてあったのですぐに会社に電話をして午前中の有給休暇を取りました。毎年子宮がん検診をしてもらっている近所の病院へ。いつもと同じように、経腟エコーと細胞を採取する検診をおこないました。結果はまさかの擬陽性検査を受けた10日後、結果を聞きに病院へ向かいました。いつもテンション高めで明るい女医さんから「今回、擬陽性って出ちゃったのよね~」と告げられました。初めて聞く「擬陽性」という言葉にショックを受け、顔がひきつる私に先生は「擬陽性だからってがんって決まったわけじゃないのよ。少しのサンプルじゃわからないから、もっとたくさんの細胞を採取することになると思うわ。はっきりしたほうが安心でしょ? 紹介状書くからね、行ってきて」と励ますような口調で言いました。不正出血があった日から約1カ月後、私は紹介された大学病院へと行きました。産婦人科の待合室には多くの人がいましたが、半分は定期健診を受ける妊婦さんでした。小さい子ども連れの方もいて、幸せそうにおなかに手を当てていました。がんかもしれなくて不安でたまらない私は、子どもの声も妊婦さんの姿も疎ましく感じました。予約時間を大幅に過ぎたころ、名前を呼ばれて医師の元へ。医師からは「採取した細胞を見直しましたが、私も擬陽性だと思います。閉経後の不正出血はがんである可能性が極めて高いので、子宮内膜全面掻爬という手術で検査しましょう」と言われました。そして「これからすぐ入院の手続きはできますか?」と聞かれ、入院の手続きをすることになりました。子宮内膜全面掻爬術とは、子宮内膜の全面をかき出して組織を採取し、顕微鏡で検査する手術です。この手術はがんか内膜増殖症という子宮内膜が厚くなってしまう病気か診断が確定できなかった場合におこなうのだそう。その場で、同年5月16日〜5月18日にかけて2泊3日の入院と手術が決定。引き続き入院手続きのオリエンテーションがあり、さらに血液検査や心電図、胸部X線など手術に向けた検査が次々とおこなわれました。不正出血からすでに1カ月たっており、その間にインターネットでさまざまな情報を読みあさっていたので不安は日に日に募ります。がんを前提とした悪い未来ばかりが頭に浮かんでいました。子宮内膜全面掻爬術の検査結果は5月16日、午前中に入院予定通り5月16日に入院し、まず内診とエコー検査を受けました。午後からは、子宮の入り口を広げる処置をしました。これが大変痛いと、ネットの情報を読んでいたので、痛みに弱い私は恐ろしくてたまりませんでした。「ちょっと痛いよ。すぐ済むからね」と声をかけられ、カーテンの向こうから何か大きめの器具が挿入されました。本当に痛くて、「うっ!」と大きな声が出ました。この器具は手術まで入れっぱなしにしておくとのこと。「ガーゼなどが出てきたら教えてね」と看護婦さんに言われたので、器具以外にガーゼも入っていたようです。その後の痛みはありませんでしたが、器具が入っている違和感がずっと続きました。子宮の入り口を広げる処置の後は静かにベットで過ごし、食事の制限もありませんでした。5月17日、手術当日翌日の手術は、午後1時に開始予定でした。起床時より絶食で何も食べることができませんでした。というのも全身麻酔をかけるので、麻酔中の誤嚥(嘔吐したものが気管や肺に入ること)を防ぐためなのだそう。午前9時から点滴開始。手術30分前に麻酔を効きやすくする筋肉注射を打ちました。10分前に手術室に移動し、心電図と血圧計、鼻に酸素が流れるチューブがつけられました。手術室のベッドに横たわると、鼻のチューブを抜く代わりに酸素マスクがつけられて、静脈麻酔が点滴の横から投与されました。大学病院なので研修生が何人かいて、恥ずかしいなあと思っているうちに記憶がなくなりました。目が覚めると元の病室のベッドの上にいました。その後は術後観察で、体温測定や抗生物質の内服のために看護婦さんがたびたび病室に来てくれました。術後の痛みはあまり感じなかったです。経過に問題はなかったので、晩ご飯は食べることができました。5月18日、朝に退院翌朝、午前9時には退院して電車に乗って帰宅しました。術後の出血も痛みもほとんどなく、退院した翌日からいつものように出勤できました。退院してからも医師の「閉経後の不正出血はがんである可能性が極めて高い」という言葉が、何度も思い出され、その都度泣きたくなりました。しかし、仮にがんであったとしても、子宮を摘出すれば命を落とすことはないだろうと、自分に繰り返し言い聞かせていました。5月31日、結果は…手術から約2週間後、結果を聞くために病院を訪れました。結果がどうなのか緊張する中、いよいよ名前が呼ばれました。こぶしをぎゅっと握って医師の前に座ると、「明らかな悪性所見は認められませんでした」との言葉が。それからエコーで内膜肥厚(ないまくひこう)なし、掻爬した細胞に異型は見つからなかったと説明がありました。その瞬間、「よかった、がんではなかった!」と一気に体の硬直が解けました。診察室を出てからすぐ、夫と子どもたちと会社の上司に電話をかけ、喜びの報告をしました。帰りの電車の中では安心感で頬が緩み、外の景色も前回とは別のもののように見えました。手術にかかった費用は、3割負担で39,796円でした。医療保険に加入していたので、手術の保険金が支払われました。半年後に経過確認のために大学病院の産婦人科の再診を受けました。その後の不正出血の有無を聞かれ、内診とエコーの診察がありました。異常がないようでしたので、これで一連の検査が完結しました。そして最初の病院に検査報告を持って行ってくださいと書類を渡され、やっと病院を後にすることができたのです。最初の女医さんは結果を聞いて、「狂い咲きしちゃったかしらね〜」と冗談っぽく言っていました。その後は毎年自分の誕生月に、必ず子宮がん検診を受けることにしています。実は手術を受けた2年後、また少しですが出血がありました。悪夢の再来かと、会社を途中で抜けて慌てて病院へ。幸いそのときも異常なしでことなきを得ています。なぜ出血するか明確な理由はわかっていません。なのでトイレに行くたびにパンツに血がついていないかチェックしています。まとめ子宮内膜全面掻爬術とは本当におどろおどろしい言葉です。擬陽性と聞いてから、急にがんが身近なものとなり不安な暗い毎日を送っていました。年を取ると病気にかかることが多くなります。実は夫も健康診断で、前立腺がんに関わる数値が高く出て、検査入院することになりました。長生きができてしまう世の中になった今、病気の早期発見で少しでも軽症で済ませ、残りの人生を明るく送りたいものです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/中村聖子自宅で学研教室を開校していた。海外で働いていたこともある。趣味はゴルフ。
2023年01月11日子供と一緒に参加できる、キッズパークを会場にした「ママのためのがん検診体験イベント」を企画・運営する「ママのがん検診応援プロジェクト」(事務局:一般社団法人シュフレ協会/所在地:神奈川県横浜市/代表理事:武次 直美)は、2021年6月にスタートした「乳がんエコー検診無料体験会」に続いて、2022年11月25日「子宮頸がんHPV検査無料体験会」をスタートしました。「子宮頸がんHPV検査無料体験会」は、子宮頸がんについての正しい知識の啓発を目的にしたイベントで、子宮頸がんに関する無料セミナーに加えて、自宅で好きな時に受けられる子宮頸がんHPV検査キットを配布。検査キットの使い方の説明や検査後のアフターフォローまで無料で行うことで、子宮頸がんHPV検査に対する不安や疑問を解消し、定期的な検査習慣をつけていただくことを目指しています。■子育て中のママの「子宮頸がん」に対する意識子育て中のママたちに「子宮頸がん検診」の受診状況についてアンケートを実施したところ、出産前は7割以上のママが検診を受診していたにも関わらず、出産後は76.7%のママが検診を受診できずにいるという結果となりました。また、子宮頸がんに関する基本的な知識を問うクイズを出題したところ、3問全てに正解したママはわずか13.7%でした。乳がんについての同様のクイズの正答率が44.2%であったことと比較しても、子宮頸がんについての関心の低さがわかります。これは子宮頸がんについての正しい知識を学ぶ機会が少ないこと、子育てや家事・仕事に追われて自分の健康について意識を向ける余裕が少ないこと、子どもの預け先の確保など受診に至るまでのハードルが高いことなどが原因として考えられます。第一回「子宮頸がんHPV検査無料体験会」に参加した子育て中のママたちからは、「子供のことも大切だが自分の時間もとるようにしなくては、ゆくゆくは家族に迷惑がかかると感じた」「子宮頸がんのリスクがこんなにも高いことを知らなかった。検査を定期的に受診することで早期発見ので今後も継続して受診したい」などの感想が届いています。グラフ■「ママのためのがん検診体験イベント」について子育て世代のママたちのがん検診の受診率を向上し、早期発見・早期治療につなげ、家族の笑顔と未来を守ることを目的としたプロジェクトです。屋内型キッズパークを会場にし、子どもと一緒に参加できる「がん検診体験イベント」を開催するなど、ママのがん検診が子どもにとっても楽しい思い出となるような企画を運営しています。2021年6月から2022年9月までに「乳がんエコー検診無料体験会」を横浜市内で計17回開催し、述べ445名のママが参加しています。参加者のうち3割の138名に何かしらの所見が出ていることからも、定期的な検診の重要性がわかります。また2022年11月の第一回「子宮頸がんHPV検査無料体験会」では定員となる30名のママが参加。ヒトパピローマウイルス(HPV)の検査キットを使った自己検査を行い、現在専門機関によって結果の分析が行われています。<イベントの様子>ママがイベントに参加しているあいだ、子どもたちはキッズパーク内で遊んで待ちます。見守りスタッフを配置しているので安心して遊べます。ママがイベント参加中の子どもたち子宮頸がんセミナー風景乳がん検診モデルキットによる自己触診指導■ママのがん検診応援プロジェクト OFFICIALサポーターの募集についてがん検診の重要性を啓発し、ママたちのがん検診受診率の向上を目指す「ママのがん検診応援プロジェクト」の趣旨に賛同し、応援してくださる企業および各種団体の皆様からのご協賛を募集しています。詳しくは、ホームページをご確認ください。 ■ママのがん検診応援プロジェクト 事務局・事務局 : 一般社団法人シュフレ協会(代表理事 武次 直美)・所在地 : 〒224-0066 神奈川県横浜市都筑区見花山1-30 見花山3階・電話 : 0120-72-1010・ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月26日■久ぶりの乳がん検診へこんにちは、エェコです。皆さんは、がん検診を定期的に受けていますか?私は先日、久しぶりに乳がん検診を受けに行ったのですが…40歳以上ということでマンモのみの検査でした。人生2回目のマンモ。そして…そう、実は要精密検査は2回目でして…。1回目の時はもうショックでショックで大変でしたが、結果なんともなかったので今回も大丈夫!また前回の部分が引っ掛かり再検査なんだろうと気楽に考えてました。精密検査はエコーでした。10分くらいで終わるかなと思ったら、長い時間がかかりました。そして…■え? しこりが数十個ある!?前回より一気に5倍以上増えてる…!…とショックを受けていましたが全部良性! よかった…!!しかし…というわけで経過観察になってしまいました。私の母や祖母が若くしてガンで亡くなっているので、それもあって経過観察と言われました。(遺伝性…という可能性もなくはないと言われました)確実に…前回より悪くなっている…。やっぱりガン検診は定期的に受けないと…! と思い知らされた出来事でした。
2022年12月18日44歳ごろから体の異変を感じ始めた私。それは少し早い更年期の始まりでした。そこから内科、婦人科、乳がん専門クリニックといろいろな病院にかかり、検診と投薬を繰り返すことになったのです。更年期の始まりから乳がんに至るまでの体験をご紹介したいと思います。★関連記事:「すぐに受診してください」人間ドックの結果は衝撃的なもので… #乳がん絵日記 1早すぎる老化の始まり初めて体がつらいと思ったのは通勤中のときでした。歩いていると体が鉛のように重く、10分ほどの道のりでさえ息切れを起こし始めたのです。夏に入りかけの季節だったので、最初は暑さのせいかな? と思っていました。ですが、首を絞められているように息苦しくなり、仕事が手につかない日も出てくる始末。そこで近所の内科で検査をしてもらうと、不整脈と診断されました。不整脈の薬を飲み始めてから数カ月、改善の兆しはありませんでした。生理も半年に1度しかこない程度になり、今度は婦人科に診てもらうことにしました。結果、私は44歳で更年期が始まり、生理の終わりを迎えようとしているとのことでした。更年期治療は乳がんの始まり?40代前半で生理が終わると、さらに年齢を重ねたときに骨粗しょう症への心配があり、エストロゲンを補充するホルモン補充療法(HRT)治療を婦人科の医師から勧められました。この治療を受けると生理を呼び戻すことができるのだそう。このとき、投薬する際の乳がんへのリスクも説明されましたが、ほとんどリスクはないということで治療を始めることに。薬の服用を始めると不整脈や体のしんどさはほぼなくなり、生理も順調に戻ってきました。治療を始めて1年が経過したころ、婦人科の医師から年に1度は乳がん検診を必ず受けるように言われていたこともあり、検診を受けに行きました。このときの私は、これから再検査を何度も受けることになるとは、夢にも思っていませんでした。果てしない再検査乳がん検診はマンモグラフィーとエコー検査、触診を受けました。検査結果は再検査を受ける必要があるとのことでした。その理由は以前からあったのう胞が、少し大きくなっていたからだそうです。何年も前からあったのう胞が初めて大きくなっていたので、念のための再検査となりました。次の検査は細胞を調べる細胞診でした。私ののう胞は小さく、石灰化していました。そのため細胞がなかなか取れず、麻酔なしで胸に刺した針をグリグリ、ゴリゴリとかき回され、痛みで発狂寸前!「痛ければ教えてね」と医師は言ってくれたのですが、私が何度もたまらず痛いと叫んでも、その手は止まらず……今までで1番痛かった検査になりました。なのに検査の結果は、まさかの「判別できず」で、また再検査。あんなにも痛い思いをしたのに……と、がっかりしたのをよく覚えています。この後、針生検や造影CTなどのさまざまな検査を受け、「陽性」の結果が。つまり乳がんであると診断されました。ここまで来るのに、最初の検診から2カ月かかりました。再検査が続き、きっと乳がんなんだろうと覚悟していたので、医師から告げられたときにショックを受けることはありませんでした。まとめ乳がんの手術、放射線治療を経て、今の私は乳がんの再発防止のための投薬をしています。この薬は子宮体がんになるリスクが高くなるようで、半年に1度、子宮体がん検診にも通っています。私はマンモグラフィーとエコー検査を毎年かかさず受けてきたことで早期発見することができ、リンパまでがん細胞が広がらずに済みました。毎年の検診を怠っていたら……と思うと、ゾッとします。乳がんになったのは更年期の薬が影響したのかどうかはわかりません。ただ私は助かったこの命を守るために、リスクを抱えながらこれからも薬を飲み、毎年検診を受けようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/春日翔琉夫と小学生の子どもとの3人暮らし。印刷会社に勤務。校正やオペレーターとして原稿などを作成している。趣味はフラダンス。子どものために英語を勉強中。
2022年12月10日大阪で2児の子育てに奮闘中のタソさんが描くエッセイマンガ。元ヴィジュアル系バンドマンの夫×元アイドルの妻という異色夫婦の日常や、4歳児&0歳児のきょうだい育児の様子をお届けします! 上の子が3歳のころのお話。寝る前のトイレを嫌がるようになってしまったそうですが……。子どものご褒美は、まさかの…寝る前のトイレを嫌がるようになってしまった、当時3歳の息子くん。 呼びかけてもNG、ご褒美シールもNG。 「ええい、ダメ元だ!」と、タソさんが伝えたご褒美は…… えぇ~!! 「いっぱいギューってしてあげる!」にご褒美効果があるなんて!! ちゃんと寝る前のトイレを自分で済ませて、「ママいっぱいギューして」と笑顔で両手を広げる息子くんの様子がかわいすぎますね♡ タソさんは、「日頃からよくぎゅーはしているけど、まさかご褒美になるとは思っていなかったから、びっくり……! そんなご褒美なら喜んで何回でもあげますけど!?お菓子のご褒美ってなんとなく罪悪感を感じることがあるけれど、ぎゅーのご褒美って虫歯とかの心配もなくて良いよね。みんなHAPPY!」 と語ります。 SNSのコメント欄では、 「投稿を見て、ひとりでトイレに行けない娘に今試してみたら、ひとりで行きました!」 「うちも嫌がるときは『赤ちゃん抱っこしたげる』で動かしてます。いつまで通用するかな~」 「うちの5歳児にも、いまだにこれ通用します」と、ギューがご褒美になっているご家庭が続出! ギューのご褒美、子どもだけでなく親も幸せな気持ちになれますし、虫歯の心配もないですし、みんな幸せになりますよ♡ ぜひ試してみてくださいね! 著者:マンガ家・イラストレーター タソ大阪で2児の子育てに奮闘中の家事が苦手なワーママ。マンガ家・イラストレーターとして活動し、Instagramにて育児・夫婦関係・元ヴィジュアル系夫を描いたエッセイ漫画を更新中!
2022年12月10日乳がん検診について知ろう!ご自身のクリニック「六本木ブレストレディースクリニック」で検診を行っている、院長の及川明奈先生に、根掘り葉掘り詳しく伺いました。症状のない人が受けるのが検診です。乳がん検診とは、マンモグラフィ(X線検査)やエコー(超音波)検査などで、乳房の中にがんができていないかを調べる検診。「乳がん検診の目的は、乳がんによって亡くなる人を減らすこと。乳がんが増える40歳以上の女性に、2年に一度マンモグラフィを受けてもらうことで、乳がん死亡者を減らすことができた、というデータも出ていますし、現在はエコー検査でも、同様のデータの蓄積が進んでいます」(及川先生)検診は、自覚症状がない人が受けるもの。セルフチェックで何か異常を感じた場合は、検診ではなく、乳腺科のある病院を受診してください、と及川先生。検診を受ける場所によって、多少内容が異なるそうですが、及川先生のクリニックでは、問診とマンモグラフィ、触診しながらのエコー検査がセットになった検診プランがあるのだとか。「マンモとエコー、どちらか1つでもいいですが、それぞれ長所と短所があるので、両方行うことをおすすめしています。当院では検査後、当日に結果説明もできますが、時間がないという場合は後日結果を郵送することも可能。検査時間は30分程度です」検診を受ける時期は基本的にはいつでもよいそう。でも、胸の張りが取れている、生理後1週間目くらいがベストタイミング。「新型コロナワクチン接種後は腋のリンパが腫れることもあるので、接種後6~10週間は検診を避けたほうがいいでしょう」検診が受けられる場所は3つあります。自身の年齢や就労状況などから、受けやすいところを選びましょう。「職場の健康診断と市区町村の住民検診は、いずれも時期が決まっていて、また住民検診は基本40歳以上の女性が対象です。ただ、無料だったり、少ない自己負担で受けられてお得なので、対象の場合はぜひ積極的に参加を。乳腺外科クリニックは費用はかかりますが、診断の質の高さや丁寧な説明に加え、データが残るので変化に気づきやすい、といったメリットが」【クリニック】乳腺の専門医がいる認定クリニック。「〈マンモグラフィの認定施設〉であること、また乳腺科医がいること、マンモ撮影認定技師がいることなどが、選ぶ目安に。また産婦人科医の中にも、乳がん検診超音波実施講習を受けている人も。クリニックを探すときは、『日本乳がん検診精度管理中央機構』の認定施設や、『日本乳癌学会』の乳腺専門医一覧などを参考に」【職場の健康診断】会社の福利厚生で、健康診断にプラスされていることも。「職場では年に1度健康診断がありますが、これは法律で定められたもの。その内容は会社によって異なりますが、最近は女性の雇用促進の動きもあり、乳がん検診をプラスしている会社も増えています。医療機関に行かずして検診の機会が得られるので、自分の職場の健康診断に組み込まれているなら、ぜひ利用を」【市区町村の検診】40歳以上の人は2年に一度、市区町村が行う検診へ。「2008年、健康増進法という法律で、各市区町村は2年に一度、40歳以上の女性に乳がん検診を行うことが定められました。マンモグラフィが基本ですが、対象年齢や内容は地域によって異なります。無料の地域もあれば、500円で受けられる〈ワンコイン検診〉など、少額で実施しているところも。居住地域の保健所で検索を」主な検診の流れ。検診にはいろいろなパターンがありますが、ここでは及川先生のクリニックのやり方をご紹介。「まずは問診をして、そのあとマンモグラフィで胸のレントゲンを撮り、最後に触診をしながらエコーで乳房内をチェックします」【問診】生理周期や病歴、胸について気になることを話してみましょう。問診票は必ず記入。その上で、直接医師が診察、またはスタッフが問診を確認することが多いとか。「私が必ず伺うのは、生理の状況、出産歴・授乳歴があるか、ピルの服用経験、また豊胸手術を受けたことがあるか、さらには乳がんのご家族がいるかについて。他にも、乳がん以外の病歴や、今まで乳がん検診を受けたことがあるかも尋ねます。このあたりのことを予めメモしておくと、問診のときに落ち着いてお話ができると思うので、おすすめです」【マンモグラフィ】乳房を挟んで、おっぱいをレントゲン撮影。マンモグラフィとは、乳房の内側を写すX線の検査。板で上下から挟んで撮影、左右から挟んで撮影。それを左右の乳房で行うので、合計で4回撮影をします。「マンモグラフィは、“石灰化”というしこりを作らないタイプの乳がんの発見に長けています。ただ挟むことで痛みを伴うことがあるのと、レントゲンなので被ばくがあります。妊娠時期やその疑いがあるときは検査はできません。脂肪が少ない乳房の場合、挟みにくかったり、しこりが見えにくいというデメリットもあります」【エコー(超音波)】機器を滑らせて、超音波で内部を見ていきます。次はエコーで乳房の内部をチェック。及川先生は、マンモで撮影したレントゲン写真を見ながらご自身で直接検査をしますが、検査技師が行う施設もあります。「皮膚にゼリーを塗り、機器を滑らせながら超音波で内部を見ていきます。エコーはしこりの発見がしやすく、質的な判断もしやすい。被ばくもないので妊娠中でも検査が可能です。短所は、検査をする人の技量が重要になってくるところ。乳がんとは関係ないしこりを発見したり、逆に見落としがあることも無きにしもあらずです」及川明奈先生医師、「六本木ブレストレディースクリニック」院長。乳腺専門医、外科専門医。日本女性医学学会会員。女性の健康をサポートする幅広い医療を提供。※『anan』2022年12月7日号より。イラスト・安藤理絵(by anan編集部)
2022年12月04日46歳でまさかの妊娠、20年ぶりに2人目を出産してからあっという間に丸3年の月日がたちました。現在、いろいろあってシングルになり、元気いっぱいの3歳児を抱えて絶賛子育て中です。今だからこそ、高齢での出産に臨んでよかったこと、大変だと感じること、これから年齢を重ねていくことへの不安などを思い出しつつ書いてみたいと思います。★関連記事:「夫の誘いから逃れたい!」46歳で出産後、毎日にように求められる夫婦生活が原因で…【体験談】おばあちゃんに間違えられないか不安だった…高齢母あるある「おばあちゃんですか?」高齢での出産を選んだ私にとって、いつかは「おばあちゃん」に間違えられるのではないかとの不安は常に抱えていました。生後10カ月で娘を保育園に入所させてからはできるだけ老けて見られないよう、出産前までさぼりがちだった肌のお手入れを怠らず、メイクや服装にも気をつかっていました。とはいえ、ひと回りどころかふた回りも若いママさんたちの中にいると、どうしようもなく見た目に差が出てしまいます。コロナ禍になってからはマスクを着けて保育園の送迎に行くことが当たり前になり、一番年齢が出やすい口元、ほうれい線が露出しないので少し気を抜いていた部分はあるかもしれません。ちょうど1年ほど前、娘が2歳になったばかりのころです。それまで何度か顔を合わせた程度のパートの保育士さんに「〇〇ちゃんのおばあちゃんですよね?」と話しかけられました。とうとう来たか。どう返答しようか迷いましたが、少なからずショックを受けた私は「違います」と返すのが精一杯。それなのに「おばあちゃんではないんですか?」と追い打ちをかける保育士さん。あとから謝罪に来た保育士さんの言葉は「最近若いおばあちゃんが多いので……」。お願いだからさらなる追い打ちをかけないでと思った出来事でした。高齢母は夜中のトイレが恐ろしい娘の通う保育園は園の方針で0歳児からパンツで過ごします。おむつが早く外れるよう、家でもできるだけパンツで過ごすことをすすめられ、そのおかげか2歳くらいから寝るときも「パンツで寝る!」と娘のほうから言うようになりました。ただ、まだ膀胱も小さいので寝る前にトイレへ行っても朝まではもちません。夜中の1時くらいにアラームをセットして、半分夢の中の娘をトイレに連れて行きます。なぜかおまるではおしっこしたがらない娘を抱っこして立ち上がると、膝と足首が痛い。50歳も近くなると寝ている間に固まった関節はすぐには動いてくれないのでしょうか。なんとか娘を抱え上げ、寝室のある2階からトイレのある1階へと階段を降りるのですが、足が思うように動きません。ようやく娘のトイレを済ませ、寝かせると今度は自分が眠れない。若いときは夜中でもすぐ動けたし、一度目が覚めてもすぐに眠れたのに……。このようなときほど年齢を感じることはありません。高齢母は運動会を乗り越えられるか心配運動会でよくある親子競技。高齢母にとっては子育て中で一番の難関です。今はまだ保育園なので本格的に参加することはありませんが、小学校に上がるとおんぶして走ったり二人三脚したりと、体力勝負の競技が待ち受けていると思います。あと3年もたてば娘は小学生、私は50歳オーバーです。1年前に離婚してシングルマザーになった私にとって、娘の行事に関してはすべてを一手に引き受ける必要があります。50歳を過ぎても走れる体力を保てるように、筋トレ、ランニングなどを日課にして、転ばないで走れる体力を維持しておくこと。これが今の私の必須課題です。衰えつつある体力とどう向き合うか、子どもに恥ずかしい思いをさせないためにも、高齢母は日々努力する必要があると感じています。まとめ子どもを育てた経験のある方なら、振り返ってもう一度子育てをやり直したいと感じることもあると思います。20年ぶりに出産した私にとって、二度目の子育ては楽しいことばかり。もちろん体力面など不安に思うこともありますが、40代での子育ては、子どもの成長を見つめ、焦ったり無理強いすることのないよう心掛けています。長女からは「私のときと全然違う」と言われますが、子どもと一緒に過ごせる時間なんてあっという間。今はただ焦らずゆっくり、少しでも長くそばにいてあげたいと願っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/陽(48歳)20代で出産した娘が成人式を迎えた矢先、46歳で妊娠。現在、2歳女児の子育てに奮闘中の鍼灸師。太極拳と書道が趣味で、着物を愛するレトロ母。20年前と今の子育ての違いに驚きと新鮮さを感じる毎日。
2022年11月23日1人目妊活中のかこさん。結婚前の健康診断で婦人科検診を受けたところ、なんと卵巣嚢腫があることが発覚!医師から「手術が必要かもしれない」と精密検査を受けたところ……。これは、妊活中のかこさんが結婚前のお話。会社での健康診断で婦人科検診を受けたところ、医師から「これは病院に行ったほうがいいわよ」と言われ……。 先輩のすすめで婦人科検診を受けると… 結婚前に婦人科検診を受けたところ、子宮頸がん検診で医師から「病院へ行ったほうがいい」と言われてしまったかこさん。 予想外の出来事に驚き、後日受診すると卵巣嚢腫が見つかってしまったのです。しかも、どうやら腫瘍のサイズが大きそうで手術の必要があるかもしれず……。さらに、このまま卵巣嚢腫を放置すると激しい腹痛や卵巣の壊死が起きる可能性があることがわかります。 先輩のすすめで受けた婦人科検診から思わぬ事態に発展し、困惑を隠せないかこさん。しかし、状況を知らないままでは卵巣嚢腫の状態が悪化していたかもしれないことを考えると、婦人科検診を受けて正解でした。 自分の体の状態を知るために、定期的な健康診断の受診がとても大切ですね。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 かこさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター かこ1人目妊活中のイラストレーター。稽留流産をきっかけに転職→転職に失敗→結果退職。卵巣嚢腫(両側)、子宮内膜ポリープ手術経験有。インスタグラムで妊活の様子や過去の手術体験談などを発信しています!
2022年11月19日地域の歯科医院で行われる、乳幼児の歯科健診。1歳6か月児や3歳児に対して実施される歯科検診は、『乳幼児健康診査』の項目の1つに数えられるため、全国の市町村ですべての子供が無料で受けられるそうです。特に3歳児は、歯が生えそろい、食習慣が多様化する時期。虫歯のリスクが高まりやすくなるため、歯科健診を受けると安心でしょう。人生初めての歯科医院に、3歳息子の反応が?2人の子供を育てる、はなゆい(yuihanada7)さんは、3歳の息子さんを歯科健診に連れて行きました。幼い息子さんにとって、この日が人生初めての歯科医院。家で行う歯磨きを日頃嫌がられてきた、はなゆいさんは、息子さんが泣きわめく姿を想像し、歯科医院の入り口で憂鬱な気分になっていました。はなゆいさんの予想とは裏腹に、息子さんは素直に歯科衛生士のいうことを聞いたのです!女性の歯科衛生士の前で、かっこいいところを見せたかったのでしょうか。褒められながら、歯科検診をあっという間に終わらせた息子さんは、はなゆいさんに対して「もう1回やりたい」と熱望!しかし、歯科検診は一度やれば終わりです。願いが叶わず、大泣きする息子さんを連れ、はなゆいさんは歯科医院を後にしたのでした…。別の意味で大惨事になってしまった息子さんの歯科健診を、はなゆいさんは漫画化しInstagramに投稿。多くの人をクスッとさせたようです。・うちの息子と同じ!若くてかわいい歯科衛生士が健診中に褒めまくってくれました。今では虫歯治療でさえ微動だにせずできる4歳児です!・単純でかわいい!「歯磨きも好きになってくれるかな?」と思ったのですが、夜いつものように暴れられたなあ…。・私の娘は、かっこいい歯科衛生士がいてくれるので、毎回嫌がらずに治療を受けてくれます。はなゆいさんの息子さんと同様、歯科衛生士の影響で、健診や治療を頑張る子供は意外にも多い様子。幼い子供を歯科健診に連れていく場合は、歯科医院選びも重要…かもしれませんね!はなゆいさんは、Instagramのほかに、Twitterやブログでも育児漫画を公開しています。気になる人は、ぜひご覧ください。Twitter:@hanayuistudioブログ:笑う母には福来るブログの読者登録:更新通知を受け取る[文・構成/grape編集部]
2022年10月31日知育体験教室Discovery Worldを運営する邑都株式会社(所在地:大阪市西区、代表取締役社長:斉 涓邑)は、3歳児~小学生3年生を主に対象とした「理数力」×「創造力」コースと、子供から大人までの対象の護身術コースの提供を開始しました。公式HP URL : 公式Instagram: DISCOVERYWORLD0716■提供背景2022年7月16日から知育体験教室Discovery Worldは、お子様向けに擬似「恐竜・宝石」発掘体験、日本初の宝石採集機を使った天然宝石採集体験、知育教材「STEAM」を使用した創作体験を通しての知育サービスを提供しておりましたが、お客様からの要望が多くあった、お子様個人個人の興味・レベルに即した(1)「理数力」×「創造力」コースと、自分を護るための(2)護身術コースを開設することにしました。恐竜発掘体験宝石採集体験通常創作体験■新コースと既存体験の特徴<新コース>(1)「理数力」×「創造力」コース子供たちの知的好奇心を刺激するSTEAM教材などを使用して「好き」を見つけて「得意」を育み、これからの時代に必要な「理数力・創造力」を学ぶコースです。「理数力」×「創造力」コース(2)護身術コース子供たちや女性が性的な対象として狙われる事件が多発しています。遊び要素を取り入れた護身術・体幹トレーニングを体験し、護身術が自然と身体に身に付くコースです。護身術コース<既存体験>恐竜発掘体験は実際に石膏からノミと金槌で擬似体験すること、宝石採集体験は日本初の宝石採集機を使って、流水を利用して砂利から宝石を取り出す擬似体験をすることで、楽しみながら化石や宝石に興味を持ってもらうことを目的としており、創作体験は歯車や電気回路を使って学校教育だけでは身につきにくい、生活に必要な力を学べる体験内容を50種類以上用意しております。■ご利用の流れ<新コース>・「理数力」×「創造力」コース・護身術コース(1)会員登録(2)授業予約(電話・メール・InstagramのDMなど)(3)受講(受講者のレベルに合わせて体験内容をアレンジ)(4)(2)~(3)を繰り返し<既存体験>予約なしで体験していただけます(一部の体験のみ予約制)■新コースサービス概要コース名 : (1)「理数力」×「創造力」コース(2)護身術コース提供開始日: 2022年10月3日~営業日 : 10:00~20:00(金曜日のみ10:00~18:30)定休日 : 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日がお休みとなります)場所 : 〒610-0315 京都府京田辺市同志社山手1-12-7 1Fアクセス : 近鉄電車(京都線)「三山木駅」徒歩15分JR西日本(片町線)「三山木駅」徒歩15分料金 : 6,600円/月~(各コースにて価格が異なります)。入会金(2,000円)が必要です。教材費・保険料などが含まれています。申込方法 : 店舗にて申し込みURL : インスタ二次元コード■会社概要商号 : 邑都株式会社代表者 : 代表取締役社長 斉 涓邑所在地 : 大阪市西区江戸堀1-21-7 コーワ江戸堀ビル4F設立 : 2017年2月事業内容: 貿易業・コンサルタント業・映像制作・知育体験教室事業資本金 : 500万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月26日自分の月経は“普通”で、皆こんなものだろうと思っていた20代の頃。市から届いた子宮頸がん検診のお知らせを見て、なんとなく「受けてみよう」と思い、人生で初めて婦人科検診へ行くことに。軽い気持ちで受けた検診でしたが、予想外の診断結果を告げられることになりました。今回は婦人科検診での実体験をご紹介します。婦人科検診を受けたきっかけ筆者は初めて月経が来た頃から、経血の量が多いタイプ。また「お腹が痛い」「腰が重だるい」「生理前は食欲が増える」「不安やイライラなど気分が不安定」など、いわゆる生理痛やPMSと呼ばれる症状を感じていました。当時は「月経=恥ずかしいもの」というイメージがあり、痛みによる辛さや疑問をなかなか人に相談できなくて。今のようにインターネットが盛んではなかったし、フェムケア情報が少なくて、情報や知識もありませんでした。毎月のことなので、「これが普通なんだろう」「痛みや気分の不安定さも当たり前」と思い込み、皆これを乗り越えているんだろうな…と思っていたんです。自分の月経に対して疑問を感じるように社会人になった20歳頃から「かたまりのような経血が出るようになった」「過多月経かもしれない」と感じるように。さらに、先輩や友人との会話から「量が少ない人もいる」「生理痛やPMSがない人もいる」という話も聞いて、量や症状など人によってそんなに違うんだ…と驚きましたね。とはいえ、自分の月経に対してそこまで深刻には考えていませんでした。「痛みやしんどさを感じるし、量も少し多い気がするけど、月経サイクルは正常だしな…」と、婦人科を受診するほどの問題はないと思ったのが正直なところ。ですが、ちょうどその頃(約10年前、筆者が25歳頃)に女性特有の病気を公表する芸能人が多くなったと感じ、月経について考える機会が増えたんです。市から無料で婦人科検診を受診できるお知らせが届いたこともきっかけとなり、軽い気持ちで婦人科へ行ってみようと思いました。驚きの診断結果が…「何かあってからでは遅いし、何もなければそれで良し!」と思い、初めての婦人科検診へ。しかしその結果は、予想外のものでした。じつは「子宮筋腫(子宮壁にできる良性の腫瘍で筋肉が増殖したもの)」があることがわかったんです。詳しく調べてもらったところ、私の場合は現時点で大きな問題になるようなものではなく、毎年の検診で大きくなっていないかなどの様子を見るだけでいいとのこと。しかし、子宮筋腫ができた場所が悪かったり、数が多くてサイズが大きかったりする場合は、「経血量が多くなる」「不正出血を起こす」「妊娠しづらくなる」といった可能性もあるそうです。月経へのアドバイスも検診時に「なんとなく経血量が多い気がする」「かたまりのような経血が出るようになった」と医師に相談してみると、ホルモンや冷えなどが原因ではないか、とのこと。さらに「我慢せず鎮痛薬を飲んでください」とアドバイスももらいました。その日から毎日の入浴で、足先やお腹を冷やさないように気をつけるようになったんです。悩みや不安を一人で抱え込まないために婦人科だけに限らず、よっぽどの痛みや違和感がなければ病院に行かないという人は多いはず。筆者も初めて月経が来た日から「生理とはこういうもの」と思い込んでいましたし、「20代で婦人科検診は早くないかな?」と考えていました。ですが、自分の体であっても、病院で診てもらって初めてわかることもあるでしょう。検診の結果、何もなければそれでいいし、もし問題があっても早めに治療することができたら良いですよね。一番怖いのは、放置した結果手遅れになってしまうこと。自分の体や月経と向き合うきっかけにしてみてくださいね。©PeopleImages/Trevor Williams/Moyo Studio/gettyimages※この記事は個人の体験や感想をもとに執筆しています。文/寒川あゆみ
2022年10月23日身体が小さい幼い子供にとって、階段を上ったり下りたりするのは大変なことです。しかし、田口ナツミ(@NatsuTagu)さんは、家族の中で、一番速く階段を降りることができるのは、2歳の息子さんだといいます。田口さんがTwitterに投稿した、2歳の息子さんの、見事な『階段下りテクニック』をご覧ください!階段を降りるのが家族で一番速くなった2歳児 pic.twitter.com/fDWPLZoSql — 田口ナツミ@10/29-30デザフェスギャラリー(原宿) (@NatsuTagu) October 15, 2022 両手を床につき、手足を上手に使って階段を下りる、息子さん。まるで消防士のような、華麗な動きです!確かに、大人でもこの速度で階段を下りるのは難しいかもしれません。息子さんは、1歳の頃からこの方法で階段を下りていました。大人と同じスピードで降りてくる1歳児。 pic.twitter.com/9vo9iME39n — 田口ナツミ@10/29-30デザフェスギャラリー(原宿) (@NatsuTagu) July 25, 2022 息子さんは1歳の時も、上手に下りることができています。成長して、身体の動かし方に磨きがかかったのでしょう。『階段下りのプロ』といっても、問題なさそうです!息子さんの姿に、多くの驚きの声が寄せられています。・階段を早く下る選手権があったら、優勝だね!・効率化がすごい。賢いんだろうなあ。・将来有望!特殊部隊みたいでかっこいい。・体重が軽い、2歳児だからできる技ですね。大人の私がこの方法で下りたら、階段の角が痛いのよ。これから、どんどん身体が大きくなっていく、息子さん。スポーツが得意な男の子に育つかもしれません。今後の成長が楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2022年10月16日婦人科検診は、会社の検診や住んでいる地域のクーポンなどで受診する機会はありますが、友達と赤裸々に話す機会は少ないはず。そこで、美容・健康・エコ好きな女性たちが集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、婦人科検診の経験の有無や、実際に受けた感想を聞いてみました。みんな、婦人科検診を受けている?anan Beauty+ clubのメンバーに、婦人科検診について、「受診したことがあるのか?」や「受診した感想」などを教えてもらいました。※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。Q.婦人科で診察をしたことがありますか?リサーチの結果、約90%の人が、婦人科で診察をした経験があることがわかりました。そこで、「YES」と回答した人たちに、初めて診察を受けた時の感想を聞いてみました。初めてだからこそ、怖かった「盲腸疑惑で入院した時、『婦人科系の病気だといけないから』と念のため診察を受けることに。診察台も嫌だったし、冷たい機械を入れられたのも怖かったです」(29歳・主婦)「怖すぎて震えました。診察中は、お尻が浮くくらい力が入ってしまった」(38歳・専門職)「診察する体勢が怖かったです」(32歳・その他)恥ずかしかった&驚いた!「とにかく恥ずかしかったです…病院へ行く前は、アンダーヘアをどうしようかと悩みました」(33歳・主婦)「『こんなに股を広げるのか?』とびっくりした。恥ずかしさのあまり、なんだかニヤニヤしてしまった(笑)」(30歳・会社員)「脚が広がるイスでびっくりしました」(28歳・会社員)今でも苦手です…「とにかく苦手。今でも慣れないし、診察の時は本当に暗い気持ちになります」(34歳・会社員)「初めてはかなり前なので覚えてないけど、診察台に乗るのは今も良い気がしないです」(35歳・会社員)緊張したけど平気だった!「緊張したけど、目の前にカーテンがあって、医療スタッフと目を合わせることがなかったので落ち着けました」(34歳・会社員)「受診する時に、少しドキドキしたくらいです」(25歳・会社員)婦人科での診察は少し恥ずかしく、ドキドキする人が多い様子。不安感から怖くて力が入ってしまう人も多いようです。Q.子宮頸がんの検査を受けたことがありますか?一定の年齢になると、各都道県の市や区から検診用のクーポンが届くこともあり、子宮頸がんの検査を受けたことがある人も、約90%いることがわかりました。そこで、「YES」と回答した人たちに、検査時の感想などを聞いてみました。痛かった&出血が…「近所のキツめな女医さんに診察をしてもらいました。そのまま家に帰ってお風呂に入ろうとショーツを脱いだら、血がポタポタ垂れてきた(泣)」(30歳・会社員)「痛かったです。血がダラダラ出て、悲しくてもう検査したくないと思ってしまった」(29歳・主婦)「思っていたより痛かったです」(32歳・その他)不安になってしまった「何度か再検査になり、どんどん不安に。ですが、先生がとても優しい方で、話しかけて気を紛らわしてくれたので、痛みもそこまで感じませんでした」(30歳・会社員)「不安で落ち着くことができず、『お尻を下げておいてください』と言われても、守れない」(34歳・会社員)痛みや不快感はなかった!「構えてしまうけど、特に痛くはない」(38歳・専門職)「全然痛くないです!」(35歳・専門職)「思ったより痛くなかった」(37歳・主婦)「不快感は、特にありませんでした」(34歳・会社員)痛みや出血に驚いてしまった人もいれば、全然痛くなかったという人も。子宮頸がんの検診後は2〜3日程度出血する場合があるので、過剰に心配する必要はありませんが、不安に感じてしまうのも納得です。Q.乳がんの検査を受けたことがありますか?約60%の人が、乳がんの検査を受けたことがあると回答。検査方法は、「超音波」が56%、「マンモグラフィー」が11%、「超音波とマンモグラフィーの両方」が33%という結果に。「YES」と回答した人たちに、検査時の感想を聞いてみました。悪い病気なのかと不安に…「エコーしかしたことないけれど、同じ場所を何回も撮られたり、時間がかかっていたりすると、やたら心配になる」(38歳・専門職)「痛みなどはなかったが、しこりが見つかって怖かった。その様子を検査技師さんが何度も拡大していろいろな角度から写真を撮っていた時は、『私はもしかしたら癌なのだろうか…』と、かなりヒヤヒヤしました」(29歳・主婦)痛みを感じた「40歳以下はマンモはあまり意味ないと知らずに受けたが、あまりの痛さにとても後悔した。すりつぶされるかと思った」(35歳・会社員)貧血を起こしそうになる「苦手だからか、意識していると貧血を起こしそうになります」(34歳・会社員)ジェルが冷たくて寒い「冬の検査は、ジェルを温めてもらっていても検査中に冷えてきて寒くなります」(35歳・専門職)さらに、「乳腺科」で診察をしてもらったことがあるかを聞いたところ、「YES」と回答した人は13%と少数派でした。受けた人に感想を聞いてみると…。息が止まるような痛み「しこりの細胞を取るため、かなり太い針を胸に刺され、注射器のポンプでシュコシュコやられたら、これが息が止まるような痛みでした。癌じゃないと細胞が少ないから取りにくいそうで、かなりの時間続いた気がします」(29歳・主婦)検査結果によってはすごく不安に感じる乳がんの検査ですが、何よりも早期発見が大切なので、定期的に検診を受けた方が良さそうです。話を聞いてもらうことで気分転換する人が多い。婦人科検診を、「辛い」、「痛い」、「不安」などと感じている人が多いけれど、医師や看護師の言葉で心温まったエピソードもありました。手を握ってくれた「手を握ってくれたり励ましてくれました。診察の最中はそれどころじゃないけれど、後で振り返って『ありがたいな』という気持ちになります」(34歳・会社員)治療の相談を親身に聞いてくれた「結局は大丈夫でしたが、子宮体がんの検査で引っかかってしまい、『もしかしたら子宮を取らなければならない』と言われた時は、『子どもなんていらない』と思っていた自分でも、かなりショックを受けました。でも、当時はまだ若かったので、『どうにかならないか?』と相談したところ、同じような婦人科系の病気を患った人や症状の体験談を話してくれました。私の体調が悪い時は、病院が混んでいても焦らせることなく、親身になってくれました。サバサバしていて言うことはズバッと言うけど、心のある言葉をくれる、本当にいい先生でした」(38歳・専門職)不安を和らげてくれる心配り「不安になるといつも看護師さんたちが優しくて不安を和らげてくれる。何かあるとすぐに気づいてくれるし、具合が悪そうだとすぐに休ませてくれたりと、忙しいはずなのにいつも気配りしていただいて、ありがたいです」(35歳・会社員)子どもの頃は行く機会がほとんどないため、婦人科の診察へ初めて行く時は誰でもドキドキするもの。緊張や恥ずかしさを感じますが、検査結果で異常がないとわかれば安心するのも事実。最近では気持ちに配慮してくれるクリニックが多いので、楽しい毎日を過ごすためにも、怖がらずに定期的に検診を受けましょう。(C)macniak/Getty Images文・三谷真美
2022年10月13日子育ては壁にぶつかることの連続。世の中の親は失敗を元に試行錯誤を重ね、我が子と向かい合っています。中でも多くの親が頭を抱えるのが、子供のワガママ。親がそこで折れて要求をのめば、子供は「だだをこねればいいんだ!」と覚えてしまうため、教育上よくありません。だだをこね、どれだけ説得をしても子供がいうことを聞いてくれない時は、さすがにお手上げ状態になってしまうでしょう…。6歳児、子育てを考える6歳になる息子さんとの日常を漫画で描いている、母親の、ちい(chii_manga)さん。ある日、親子で買い物をしていたところ、まさに今、我が子のワガママに直面する母親の姿を目撃しました。オモチャをおねだりする男の子を見て、ちいさんは息子さんにある問いを投げかけます。ちょっとした質問によって、ちいさんの予想以上に、息子さんは子育てについて真剣に考え始めたのです!6歳児は子育てをされる立場。子育てを『する』側に立って真面目に考える機会は、本来ならほとんどないといえるでしょう。しかし、息子さんはまるで初めての子育てに励む父親のように、「子供がだだをこねたら、どうすればいいか」という母親ですら答えの分からない問題について思案!きっとこの時、息子さんはほかの子供たちよりも早く、大人の階段を上って成長したことでしょう…。・将来有望!お兄ちゃんとしても頼もしいなあ。・この歳で子育ての苦労を分かるだなんて、すごすぎる…!・そうそう、この問題は親でも難しいんだよね…。子育てと、幼い弟や妹への対応は、通ずるものがあるのかもしれません。そう考えると、愛しい我が子であると同時に頼もしい戦友とも思えますね![文・構成/grape編集部]
2022年10月13日当時1歳だった娘とのキャンプは大変すぎました……! 前編に続き、1歳児との衝撃的なキャンプエピソードをお送りします! キャンプからホテルに避難したものの… 後編に続きます! 著者:みいのフリーランスの漫画家・イラストレーターです。札幌出身・東京在住です。インスタグラムにてドタバタ子育てエッセイを更新中です!ブログ:みいの
2022年10月11日