株式会社Rokumei(本社:東京都調布市、代表取締役:梅名 耕司)は、様々なスタイルの内装にも馴染む、BGM用『インテリアスピーカー』の専用シーリングブラケットを2023年3月21日から販売開始しました。インテリアスピーカー代表の梅名は、長年、商業施設、オフィス、ホテル、店舗などのBGMや音響設備の設計、施工に携わり、国内外の様々な音響メーカーの業務用製品を取り扱ってきた。内装に合うスピーカーを求めるユーザーからの要望と、多くの施工を経験してきたノウハウから、様々なスタイルの内装にもよく合い、設置がしやすいBGM用の『インテリアスピーカー』を開発しました。隠したり、目立たせるのではなく、インテリアの一つとなるようにディスプレイするスピーカーがコンセプト。設計の段階から、他の什器やデザインのイメージに合わせてスピーカーを選ぶという、新しいスタイルになります。新たに発売されたオプションの専用シーリングブラケット(RIS-SB)を用いることで、下向きに吊り下げる以外に、横向きに取付けることが可能になりました。横向きにも取り付けることが可能になったことで、天井の低い場所や部屋のすみなど、さらに設置できる場所の幅が広がりました。【シーリングブラケットの特徴】専用のシーリングブラケットを用いることで、インテリアスピーカーを横向きに吊下げる事が可能です。角度調整は付属のアルミチェーンの吊り位置で行い、左右の向きは付属の回転アイプレートで調整します。シーリングブラケットの特徴【インテリアスピーカーの特徴】インテリアスピーカーは琴や琵琶などの和楽器にも使われている桐を使用しています。桐は空間の多い多孔質のため、音響性に優れており、心地良い音の響きと柔らかな音色を再現します。インテリアスピーカーの特徴(1)BGMに最適なスピーカー桐が本来持つ木目の美しさを活かしたスピーカーは、どのような内装のインテリアにも馴染みます。そして特徴的な六角形の形状が持つ特性と、指向角150度という広いカバーレンジは空間全体に溶け込むように音を広げます。BGMに最適なスピーカー(2)熟練職人によるハンドメイド長年にわたってユーザーの高い要望にも応えるエンクロージャーの生産を行っている国内工場の、匠の技術を持った熟練職人により1台1台丁寧に作り上げています。熟練職人によるハンドメイド(3)クリアな音場感2層抄紙コーン、リッジドーム形状アルミ合金センターキャップ、ポケットネックダンパーが特徴のフルレンジスピーカーユニットを搭載。力感溢れる低音と明瞭で艶やかな高音域を再現します。クリアな音場感(4)ハイインピーダンス仕様もご用意空間の広さに合わせて、音質重視のローインピーダンス仕様のRIS-H01(8Ω-15W)か、1台のパワーアンプで複数台駆動でき長距離伝送も可能なハイインピーダンス仕様のRIS-H01T(1kΩ《100V》-10W)から選択が可能です。ハイインピーダンス仕様もご用意(5)軽量で取付が簡単本体重量は約1.4kgと軽量なうえ、吊り下げ式のため、天井、ライティングレール、吊りボルトなど様々な天井の仕様に合わせて、吊り下げ高さを調整しながら簡単に設置することが可能です。また天井設備のレイアウトを気にせず、音像定位の良い、理想的な場所に取付できるのも特徴です。軽量で取付が簡単(6)カラーバリエーションは全3色クリア(C)ミディアム(M)ダーク(D)株式会社Rokumeiでは、BGMの音楽や、音響システム全体の提案から、配線図、システム系統図、機器の接続マニュアル、取扱説明書などの資料作成も行っており、音響設備に慣れていない方でも内装工事の範囲で施工できるよう、導入しやすいサポート体制をとっています。【製品概要】品名 :インテリアスピーカー型番 :ローインピーダンス仕様 RIS-H01-C(クリア)/M(ミディアム)/D(ダーク)ハイインピーダンス仕様 RIS-H01T-C(クリア)/M(ミディアム)/D(ダーク)形式 :バスレフ型取付方 :吊り下げ式スピーカーユニット:8cmフルレンジスピーカー再生周波数特性 :115Hz~28kHzインピーダンス :ローインピーダンス 8Ω-15W、ハイインピーダンス 1kΩ(100V)-10W出力音圧レベル :86.5dB/W(1m)公称指向性 :150°(水平・垂直) ※-5dB入力端子 :プッシュ式ターミナル寸法 :170(W)×147(D)×252(H)mm本体質量 :ローインピーダンス仕様 RIS-H01 約1.4kg※吊下げ金具は含まずハイインピーダンス仕様 RIS-H01T 約1.8kg※吊下げ金具は含まず付属品 :(標準セット) 天井取付金具(専用シーリングブラケット)専用シーリングブラケット、回転アイプレート(共有部品)リングキャッチ、アルミチェーン、落下防止ワイヤー、リーズロック、結束バンド、目隠し用黒丸シール ※セットにより付属品が異なります。販売価格 :ローインピーダンス仕様 RIS-H01-C(クリア)/M(ミディアム)/D(ダーク) 68,000円(税抜)ハイインピーダンス仕様 RIS-H01T-C(クリア)/M(ミディアム)/D(ダーク) 72,000円(税抜)専用シーリングブラケット RIS-SB 14,500円(税抜)【会社概要】称号 : 株式会社Rokumei所在地 : 〒182-0022 東京都調布市国領町4-9-7 小町フラワービル401代表者 : 代表取締役 梅名 耕司設立 : 2019年11月 ※2020年3月より事業開始事業内容: 音響・映像設備のシステム設計、施工、及び機器の製造、販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月22日株式会社ビージーエムは、背景が透けるリアルなイラストタッチのデザインの透明PET素材 クリアテープをBGMが2022年1月20日より発売いたします。「BGM 公式サイト]」URL: イメージ 1色とりどりの美しい花が目を覚ます春。そんな春の訪れを前に、クリアテープで季節を先取り。リアルな絵柄と可愛らしい色合いの組み合わせで、大人かわいいを実現しました。背景が透ける透明素材のテープだからこそ、アレンジは無限大です。ラッピングや小物の装飾に使えば、あっという間に春らしい雰囲気に。クリアテープで、大人っぽい上質感をプラスしましょう。■商品特徴・貼ってはがせる透明フィルムのクリアテープ・透明度の高いツヤッとしたPET素材のため、重ねて貼っても高い透明感がある・ノリ残りせず貼ってはがせるので、DIYなどこだわりたい場面でやり直しができて安心・剥離紙をはがす手間がなく簡単にデコレーション・水気にも強く、キッチン容器をアレンジしても楽しみイメージ 2イメージ 3イメージ 4■商品概要商品名: クリアテープ“桜”発売日: 2022年1月20日柄数 : 6柄素材 : PETURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月09日株式会社ビージーエムは、旅をイメージしてデザインしたトレーシングペーパーシールを、2022年1月20日より発売いたします。「BGM 公式サイト]」URL: イメージ 1旅をイメージしてデザインしたトレーシングペーパーシールです。旅には欠かせない旅行用のチケット、フィルム、風景写真の組み合わせで完成しました。あの日、あの場所で見たとっておきの風景を。旅先での思い出を、可愛らしいシールにデザインしました。旅をイメージしたデザインは、全部で8種類。空・海・花畑・星空・森・街・全世界・田園とバリエーションも豊富なので、ぜひお気に入りの場所を探してみて。旅行用のチケットやフィルムもお忘れなく。美しい風景写真を組み合わせれば、あっという間に旅行気分を味わえるはず。フレークシールには、トレーシングペーパーを採用しました。どこか柔らかさを感じさせる独特な雰囲気が、旅先の懐かしい思い出をイメージさせます。トレンドのくすみカラーは、おしゃれ感とレトロ感を演出。半透明のシールは、重ねて貼るのもおすすめです。ノートや手紙に貼り付ければ、インテリアポスターのような素敵な雰囲気に。旅行の楽しさ、あの日の思い出をあなたのもとに。イメージ 2イメージ 3イメージ 4■商品概要商品名: トレーシングペーパーシール“旅日記”発売日: 2022年1月20日柄数 : 8柄価格 : 374円(税込)内容 : 風景柄6デザイン、素材柄6デザイン、チケット柄3デザイン、各3枚 計45枚入り素材 : トレーシングペーパーURL : ■会社概要所在地 : 東京都武蔵野市吉祥寺代表取締役: 張 ト文事業内容 : 文具雑貨商品のデザイン・企画URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月27日おうちデートをするとき、BGMに悩むことってありますよね。そこで、LINE MUSICとananwebがコラボ! LINE MUSICや音楽番組を中心に多方面で活躍している音楽評論家の藤田琢己さんに、おうちデートで聴くと盛り上がるオススメの曲を教えてもらいました。プレイリストもできましたので、ぜひ聴いてみて!文・三谷真美おうちデートで聴きたい曲とは?20~30代女性が集まるanan総研のメンバーに「おうちデートでのBGM」について調査したところ、テレビ57%、音楽35%、その他8%という結果に。「本当はオシャレな音楽をかけたいけど、何の曲をセレクトしたらいいかわからない」と悩んでいる人も多くいました。また、おうちで彼とデートする時にどんな曲を聴いて盛り上がったか、どんな曲を聴きたいか? をリサーチしたところ……。「おうちデートの時に、エド・シーランの『Perfect』をかけると、自然と一緒に歌って盛り上がることができます」(27歳・自営業)「洋楽のシティーポップが、一番好き嫌いがなさそうなので、Tom Mischの『Crazy Dream』とか良さそう。Tom Mischはポップの中にも、ヒップホップ要素とか、ハウスっぽかったりとか、R&B要素とか、バリエーション豊かなのですごく好きです」(33歳・主婦)「昔、ジャズ好きの彼がステキな音楽をかけて、いい雰囲気を作ってくれたことがありました。選曲って本当に大切だと思います」(34歳・会社員)「JUJUの『やさしさで溢れるように』は優しくて、まったりしてるときにかける曲にぴったりだと思います」(30歳・自由業)過去の恋愛を思い出すとき、一緒に思い出の曲が頭の中で流れることってありますよね。みんな、BGMと共に恋愛を重ねているのかもしれません。みなさん、音楽をかけることで男性とのムードが高まっている模様。ですが「家で聴く曲がいつも同じになって、マンネリしちゃう」、「彼と音楽の話で盛り上がりたいのに、どんな曲を聴いたらいいのかわからない」なんて声も。さっそく、藤田琢己さんにオススメの曲を教えてもらいましょう。藤田さんオススメの洋楽 おうちデート編Khalid「Talk」藤田さん 今大注目の、21歳のR&Bシンガーです。第60回グラミー賞では5部門にノミネートされ、4月にリリースしたアルバムは全米1位を獲得。大好きになった相手へ「この関係、どうしたらいいかお話しよ?」と歌う、スイート&素直な一曲です。二人でソファに腰掛けて、お酒を飲みながらまったり語る時間をイメージして選びました。Marshmello, CHVRCHES「Here With Me」藤田さん 覆面人気DJ、Marshmellowと美人ボーカル、ローレンを擁するCHVRCHESのコラボレーション曲です。「あなたにココにいて欲しい。毎日あなたは私が言って欲しいことを言ってくれる」という、相手への切なる気持ちを伝えるラブソングです。ゆったりと乗れるダンスチューンと、かわいらしいボーカルが切に歌う雰囲気が夜の二人のシチュエーションに合うのでは。Lucky Tapes「Lonely Lonely feat. Chara」藤田さん グルーヴィなサウンドとやさしい歌声が素敵な三人組Lucky TapesとCharaさんのコラボ曲。甘すぎない、エロすぎないBGMで、二人の時間の前半に使えるのでは? ということで、まずはお菓子でも食べながら何でもない話をするときに聴いてみてください。ーー2人だけで過ごす時間を、ゆっくりと贅沢な空間にするための3曲を教えてもらいました。総研メンバーも「『Talk』はかっこいい曲! まったりした時間に聞きたいなぁ」(30歳・専門職)、「『Here With Me』のリズム感が好き。とてもかわいい歌詞だから、おうちデートにぴったりだと思います」(30歳・自由業)と、大絶賛です。藤田さんオススメの邦楽 おうちデート編Awsome City Club「Don’t Think Feel」藤田さん 男女混合五人組バンドの一曲は「考えるな、感じろ!」というタイトルの通り、「いろいろな言いわけや社交辞令的な態度より、気持ちをまっすぐ伝えて、本能の赴くまま時を過ごしましょう」というメッセージがあります。なだらかでうるわしいストリングスに軽快なギターが華やかに響くので、これも前半や中盤にセットする曲かなって思います。佐藤千亜妃「Lovin’ You」藤田さん きのこ帝国のボーカルとしても人気の佐藤千亜妃さんの最新作は、カネボウ「ALLIE」のWeb movieのオリジナルソングになっています。ひとりの寂しさを埋めてくれる大切な人への強い思いを感じる曲で、トラックのかっこよさと透き通る歌声が二人の距離を近づけてくれると思います。the shes gone(シーズゴーン) 「想いあい」藤田さん とても切なめな声で注目を集めているバンドです。「他の人といるところなんて、耐えられない!」という、ピュアで繊細な気持ちを歌った歌詞ですが、楽しい雰囲気からちょっとシリアスな、大切な思いを伝えるムードの時に、ぜひ聴きたいですね。5月には、LINE MUSICのプロフィールBGM*のランキング上位にランクインしていたり、SNSで「エモい」「いい曲」など、曲調や歌詞に共感する声が多くあがっているようです。ーー透き通るような歌声と音色の曲で、彼とのムードを盛り上げたいですね。「彼の部屋で『Lovin’ You』が流れていたら、めっちゃオシャレ。照明を暗めにして、お酒飲みながら聴きたいです」(31歳・自営業)、「『想いあい』のギターの音色がいい」(26歳・契約社員)なんて意見もありました。好きな人と過ごす時間はとても大切なもの。さらに気分の盛り上がる曲を聴いて、おうちデートを楽しみましょう。LINE MUSIC ananwebのプレイリストはこちら!【anan】彼とラブ気分を盛り上げる!ananwebの恋愛シチュエーション別プレイリストも!選曲してくれた藤田琢己さん プロフィール2000年にラジオDJデビュー。現在はテレビナレーターとしてのキャリアを積みながら年間100本以上のライブに足を運び、アーティストの楽曲やライブ演出に参加。ラジオとテレビなど音楽番組を中心に多方面で活動中。LINE MUSICのレギュラープレイリストを毎月更新中。©Cavan Images/Gettyimages
2019年06月20日2002年にデンマークで設立され、2003年のケルンフェアでデビューしたインテリアプロダクトブランド『HAY(ヘイ)』。50〜60年代のデンマーク家具デザインを大切にしながらも新しいデザイン要素を取り入れるアイテムの数々は、家具やインテリアアクセサリー、デコレーションアイテム、ステーショナリーなど、ライフスタイル全体をコーディネート。ホームユースだけでなく、今やホテルやレストラン、教育施設など、さまざまな場所に導入されています。 そんな『HAY(ヘイ)』と同じく2002年に創業したカリフォルニアのホームサウンドシステムブランド『Sonos(ソノス)』がコラボレートし、新しい装いのスマートスピーカー「Sonos One」を期間限定発売。スマートでコンパクトなルックスは、インテリアとしても秀逸。既存の家具を邪魔することなく、優れたサウンドを届けてくれます。 屋外テラスでも使用可能! いつでも大好きな音楽に包まれてHay Sonos One リミテッドエディション¥27,800/HAY TOKYO Amazon Alexsaに対応しているので、便利な音声サービスをハンズフリーで操作できるのが魅力。音声操作でラジオステーションやPodcastを再生したり、Alexaにおすすめの曲を聞いたり、気に入ったアーティスト情報を教えてもたうことも可能。防湿設計されているため、Wi-Fiと電源さえ確保できれば、洗面所や屋根のある屋外テラスでも使用できるのがうれしい。今までスピーカーが使えなかった場所でも音楽が楽しめます。 バックスタイルにHAYとSonosのロゴがイン。カラーはペールイエロー、ソフトピンク、ハイブラントレッド、フォレストグリーン、ライトグレーの全5色。設置する場所に合わせてカラーをセレクトしても楽しい。大切な人へのギフトにも喜ばれそう。 本体操作は上面でのタッチパッドに。突起したボタンは一切なく、徹底してシンプルなデザイン。 HAY TOKYO:kimyongduckstyling:Rina Taruyamatext:Tokiko Nitta
2019年01月13日わずか約50g!『マイティサウンド』がN.Y.から日本初上陸 ポータブルスピーカーは、スマホとBluetooth接続して、スマホで再生した音楽をスピーカーから聞けるというアイテム。YouTubeや音楽配信サービスのパーティ向きのプレイリストを再生すれば、ホームパーティが盛り上げること確実です!一つ目に紹介するのは、日本初上陸の『マイティサウンド』。N.Y.のクリエイティブチームが作ったハイセンスなポータブルスピーカーです。ファッションビデオや写真の制作・編集を行う「Capture Flow(キャプチャーフロウ)」というチームが制作したプロダクト。"効率的かつシックな美しさ”をテーマに作られたデザインは、単なるスピーカーではなくファッションアイテムのようです。 Capture Flow "Mighty Sound V. 1.1" Bluetooth ワイヤレススピーカー¥7,800Capture Flow "Mighty Sound V. 1.1" Bluetooth ワイヤレススピーカー¥7,800Capture Flow "Mighty Sound V. 1.1" Bluetooth ワイヤレススピーカー¥7,800Capture Flow "Mighty Sound V. 1.1" Bluetooth ワイヤレススピーカー¥7,800 わずか9㎝×5㎝、厚み1.8㎝、重さは約50gという超小型サイズ。コンパクトな見た目からは想像できないほど、パワフルなサウンドを楽しめます。2.5時間の充電で8時間の使用が可能。全4色展開で、7,800円のお手頃プライスも大きな魅力!セレクトショップやインテリアショップで販売されます。 問い合わせ先ビームス メン 渋谷03-3780-5500 エストネーション公式オンラインストアビルトインカラビナ(クリップ)が印象的な『JBL CLIP3』 二つ目は、JBLのポータブルスピーカーを紹介します。JBLは、1927年創業、大型劇場用のスピーカーから始まった歴史あるオーディオメーカー。現在では、全世界の約75%の映画館がJBLのスピーカーを導入しているほど評価が高いメーカーです。日本でも、スピーカーにこだわる音楽好きの間では誰もが知る実力派。そのJBLから登場した『JBL CLIP3(ジェイビーエル クリップスリー)』は、超コンパクトで、ビルトインカラビナ(クリップ)がついたポータブルなデザインが特徴。バッグにつけたり、お部屋の中でもフックにかけて使うことができて便利です。 JBL CLIP3 ¥5,880 『JBL CLIP3』は、万が一の水没にも対応できる防水機能付きだから、プールやお風呂で使うこともできます。リゾートに旅行に行く時にもぴったり。アウトドアシーンでも安心して使える丈夫なポータブルスピーカーがほしい人におすすめです! JBL CLIP3 ¥5,880JBL CLIP3 ¥5,880 約220gの小型ボディで、JBLの持ち味であるクリアな中高域のサウンドを楽しめる『JBL CLIP3』。約3時間の充電で10時間の使用が可能です。スピーカーフォン機能に対応だから、スマホで音楽を再生している時に着信があっても通話に出ることができます。写真のティールの他に、ブラック、ブルー、レッド、ホワイトの5色、さらに公式オンラインショップ限定色でイエロー、グレーがあり、計7色の豊富なカラーバリエーション。深みのあるシックな色味が揃います。これだけ高性能のスピーカーが5,880円で手に入るのはお得感あります! 問い合わせ先ハーマンインターナショナル株式会社0570-550-465ハーマン公式オンラインショップコロンとかわいい『BOSE SoundLink Micro Bluetooth® speaker』 98㎜×98㎜の小さく丸みのある形がかわいい『BOSE SoundLink Micro Bluetooth® speaker(ボーズ サウンドリンク マイクロ ブルートゥース スピーカー)』。ボディ全体がシリコン素材でカバーされていて、家電っぽくない柔らかな手ざわりが魅力です。シリコン素材だから、耐久性が高く、うっかり落としても凹みやキズが付きにくいというメリットも。そして、このサイズから想像もできないような、迫力あるサウンドを楽しめます。 BOSE SoundLink Micro Bluetooth® speaker ¥12,750 裏側に丈夫なストラップがついていて、バッグにはもちろん、自転車につけて走ることも可能です!ストラップは、着脱をいくら繰り返しても、取り付け部分が緩まない設計なので、安心して使えます。そして、万が一、水没しても大丈夫!何回濡らしてもパフォーマンスに影響しない防水機能付きで、雨の中でも使うことができます。 BOSE SoundLink Micro Bluetooth® speaker ¥12,750BOSE SoundLink Micro Bluetooth® speaker ¥12,750BOSE SoundLink Micro Bluetooth® speaker ¥12,750BOSE SoundLink Micro Bluetooth® speaker ¥12,750 『BOSE SoundLink Micro Bluetooth® speaker』は、スピーカーフォン機能付きで、スマホよりもクリアな音質で通話ができることも魅力。SiriやGoogleアシスタントへの音声入力もできます。カラーは、ブラック、ブライトオレンジ、ミッドナイトブルーの3色展開。連続6時間の再生が可能です。アウトドアの厳しい環境でも使える耐久性と、日常生活の中で役立つ便利さを兼ね備えたこのスピーカーは、一年中、どんなシーンにも持って行きたいアイテムです。 ボーズ・オンラインストア0120-002-009Bluetoothスピーカーそれぞれに個性的な魅力があるポータブルスピーカー、どれを選ぶ? ポータブルスピーカー3選を紹介しましたが、3つともそれぞれの魅力があって、どれか一つを選ぶのは難しいですよね?自分に合うスピーカーを選ぶには、ぜひ実物をさわってピンッと来たものを選んでください。そして、スピーカーによって音楽の聞こえ方は大きく違うもの。ぜひ、自分の好きな曲で試聴し比べて選んでくださいね。今買えばホームパーティに、そして春や夏になったらアウトドアシーンにと、これからの活躍が期待できるポータブルスピーカー。ぜひ手に入れて、特別な日を、よりドラマチックに楽しんでくださいね! text:宮崎寛子
2018年11月30日映画を観ていると流れてくる音楽が印象に残って、サウンドトラックを購入して聴いてみたことがある人もいるのでは?実は、作中で使用されている音楽は、監督のメッセージを伝えたり、作品をひもとくヒントが隠されているなど重要な役割を果たしているんです!その読み解き方や注目すべきポイントを、サントラにまつわる本を記した長谷川町蔵さんに聞きました。「映画で流れる音楽は、以前は歌詞のないインストゥルメンタルが主流。雰囲気を盛り上げるために、音の面での演出として機能していました。でも、ここ20年、特にクエンティン・タランティーノ監督以降に増えたのが、歌詞でメッセージを伝えるなど、音楽を“第二の脚本”として使う手法です。たとえば『レディ・プレイヤー1』では、主人公がヒロインと会ったときに、テンプテーションズの『ジャスト・マイ・イマジネーション』が流れますが、これは片想いソングの代表格。観客はそれを聴くだけで“主人公はヒロインに恋しているな”ということが、セリフがなくてもわかっちゃうんですね。この手法が増えた背景のひとつには、映画で描かれる世界が多様化したことがあります。昔は映画で描かれる世界は、現実と離れた純文学的なものが多かったけど、今は、映画と現実が地続きという設定が普通になり、既存のヒット曲も流れるようになりました。また、同じ製作チームが手がけた『ラ・ラ・ランド』と『グレイテスト・ショーマン』は、共にブロードウェイに原作がないオリジナルミュージカル。それがヒットするのは、新しい流れといえます。ミュージカルの作家が世代交代をしたことでメロディがキャッチーで覚えやすい挿入歌を書く人が増え、観客にアピールする力を取り戻してきたんだと思います。ちなみに、監督が選ぶ音楽は、脚本を書くときにパッと思い浮んだ、体に染み付いたものを選ぶ人が多いもの。リアルに耳にしていた世代の音楽もあれば、自分の世代とは離れたものをオマージュとして使う場合もあります。だから、“なんでこの曲なんだろう”と調べると、映画の本質が見えてくるかも。気に入った映画がある人は、調べると面白いと思います。『ベイビー・ドライバー』「エドガー・ライト監督が、曲のテンポに合わせてカット割りしたといわれる作品で、’80~’90年代初頭の曲の引用が多い。作中ずっと流れるほど、究極的に曲を使っています」『ベスト・オブ・ボンド』「映画『007』の歴代テーマソングを収録したアルバム。“歌は世につれ、世はボンドにつれ…”じゃないですが、各時代のカッコよかった音楽が、今作を通じて見えます」『レザボア・ドッグス オリジナル・サウンドトラック』「曲でメッセージを伝える手法を確立したクエンティン・タランティーノ監督。今作のオープニングで『リトル・グリーン・バッグ』が流れたときの衝撃は、忘れません」長谷川町蔵さん文筆家。映画やアメリカンカルチャーに精通。近著に『サ・ン・ト・ランド サウンドトラックで観る映画』(洋泉社)。※『anan』2018 年7月18日号より。取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年07月13日世界一の音楽消費国と言われるまでになった、日本のBGMの歴史を総括する書籍『エレベーター・ミュージック・イン・ジャパン』が発売される。BGMという言葉は、アメリカにおいて「ミューザック」、「エレベーター・ミュージック」と呼ばれていた公共空間への音楽配信サービスを、東洋音楽放送がバックグラウンド・ミュージックの略称としてセールスしたことから日本で定着。ヨーロッパではBGMで通じる用語となっている。そんな海外生まれのBGMビジネスが、日本にどのように持ち込まれ普及していったのか。ビジネス界のトレンド、ハードウエア史、著作権の変遷など、さまざまな視点を絡めながら、今日に至るヒストリーを振り返る。また、アスリートたちが愛聴しているBGMや、SNS等で話題の西友ストアのBGM、日本初のBGM年表も掲載する。【書籍情報】『エレベーター・ミュージック・イン・ジャパン 日本のBGMの歴史』著者:田中雄二出版社:DU BOOKS言語:日本語並製/192ページ/A5判発刊:2018年4月27日価格:2,200円
2018年02月20日冬にボサノバを聴くと「あっお洒落だな」って思います。夏はいつでもどこでもBGMになっていて、ボサノバが誕生したリオデジャネイロの海辺を思い起こさせるような、爽やかな風や光を感じさせてくれますが、では冬は? 実は、冬こそ素敵なんですよ。夏イメージの刷り込みもありますけれど、それ以上に、ブラジル生まれの独特のリズムとぬけ感が、気持ちをほっこりと温もらせてくれるのです。一人で過ごす午後にも、大勢の鍋パーティーにもぴったり! 一家に常備したいお薦めのCD3枚をご紹介しましょう。ソニア・ローザ「デポイス・ド・ノッソ・テンポ」に魂が深く癒されるサンパウロ出身のボサノバシンガー、ソニア・ローザが1969年、同地でクラブを経営していた小野敏郎氏(小野リサの父)の推薦で来日し、当時ボサノバブームだった日本に本格的なボサノバを伝えました。それ以来、日本に活動の場を移し、結婚・出産を経て2006年、27年ぶりにこのアルバムを出したという歴史を、実は知りませんでした。でも、彼女の慈愛に満ちた母のような深い声を聞いた瞬間、体中が生きる喜びで満たされたのです。声だけで癒されることがあるのですね。悲しみも苦しみも、すべてを抱きとめてくれる声なのです。現代、ボサノバを代表するシンガーの一人、イヴァン・リンスと3曲目「Lenbra De Min」でデュエットしていますが、イヴァンは「長年、一緒に歌ってきてるかのような絶妙なハーモニー」と誇らかに語っています。伝説的なボサノバの女王、ソニア・ローザの魂に効くボサノバ。辛い時に聴いても、心の奥底から温めてくれる1枚です。クレモンティーヌ「カフェ・アプレミディ」でゆったりまどろんでフランス人シンガーのクレモンティーヌが歌うボサノバ。自分の人生を地に足の着いた生き方で歩んでいる彼女が、エフォートレスにさりげなく歌う声質が、心地良くてたまりません。とにかく力みがないんです。“午後のコーヒー的なシアワセ”がコンセプトのシリーズの一環で、彼女は多くのボッサ曲を歌っていますが、このCDの珠玉の選曲は最高!1曲目の「A Petits Pas 少しずつ」から、ゆったりした午睡モードが漂い、すべての緊張が溶けていきます。ここに収録された「Un Homme Et Une Femme 男と女」のアレンジは小西康陽さんですが、この曲のすべてのアレンジ曲の中で一番好きです。日本人が思うパリっぽさなのかもしれませんけれど。ヘビーローテーションで愛聴している1枚です。ステイシー・ケント「チェンジング・ライツ」の魅力が日常生活を支えてくれる初めて聴いた時は、別に何てことないと思ったのですが、聴き続けるうち、彼女の“普段着の声”の魅力に、いつの間にかすっかり心を奪われてしまいました。不思議です。一言でいえばチャーミング! そしてキュート! アメリカ出身でロンドンを拠点に活動しているシンガーですけれど、この人、絶対良い人だよなあ…と思わせる、温かく誠実な声。声ってその人が出ると思いませんか? 何10年もインタビューをしてきたから、ことさらそう思うのかもしれませんが、声は言葉より如実に語るなあ、とよく思います。ステイシーは、秘密の打ち明け係にしたいような女性です。歌はめちゃくちゃ上手いけれど気取ってない。むしろ上手さすらすぐには感じさせない。いかにもな感じがない。嘘をついたり、お愛想で笑ったりしない声なのです。だから信頼できる。彼女の声を聴いている間は、自分もありのままでいられる唯一無比の安心感。ハードな日々、彼女の声を聴かずしていられない時期がありました。この優しさに包み込まれたなら、凹んでいてもきっと何とかなりますよ! お気に入りの毛布みたいに日常生活に必要な1枚です。・ ソニア・ローザ「デポイス・ド・ノッソ・テンポ」 ・ クレモンティーヌ「カフェ・アプレミディ」 ・ ステイシー・ケント「チェンジング・ライツ」
2016年02月27日たくさん旅をしている友人と、映画をたくさん観ている友人を、わたしは心からリスペクトしています。両者とも、世界の森羅万象に通じ、人間的に達観している人が多いと思うから。映画好きな友人、それもハリウッド映画のみならず、フランスのヌーベルバーグなどにも造詣の深い友人を招いてのホームーパーティー …あなたなら、どんなBGMを選びますか? せっかくなら「おおっ!」と思わせて、映画談議に花を咲かせたいですよね。ゴージャスなご馳走はなくとも、好きな映画の話題で盛り上がるほど楽しいことはありません。シンプルなお料理と映画気分を満喫できるひとときを、BGMで演出してはいかがでしょう。今回は、映画通の友人もきっと満足するお薦めのCD3枚を、わたしの定番ホムパ料理とともにご紹介します。さあ、とびきり素敵な音楽を、ボナペティ!前菜は、親しみのある “ジョルジュ・ドルリュー” でトリュフォー映画のヒロイン気分わたしがよく作る簡単なオードブルは、柿かイチジクとゴルゴンゾーラチーズを、生ハムかスモークサーモンで包んだもの。数年前、ニューヨークのクラブで流行っている、という記事を読んだのですが、その話題を振るだけで、カンバセーションピースになりそう。早めに作って冷蔵庫に寝かせておき、客人が到着したらまず、これとサラダなど、冷たいものをサーブ。その間、お酒を準備したり料理の温めに入ると、会話がとぎれません。そんなパーティーの始まりには、ジョルジュ・ドルリューのこの一枚がおすすめです。▼ジョルジュ・ドルリュー「le cinema de Francois Truffaut musiques de Georges Delerue」生涯に350曲以上の映画音楽を作曲し“映画界のモーツァルト”とも呼ばれる、フランスのジョルジュ・ドルリュー。フランソワ・トリュフォー監督の主要な映画音楽を担当し、名作「突然炎のごとく」「恋のエチュード」「アメリカの夜」など、映画は観ていなくても、どこかで聴いたことのある親しみやすい美しいメロディが印象的です。前菜にぴったりの軽妙な味わいが、会話を生き生きと弾ませてくれるでしょう。メイン料理にふさわしいゴダール映画のオリジナル・サウンドトラック前日から作っておけて便利なので、メインはスペアリブのブルーベリー風味。スペアリブを赤ワインとブルーベージャムに浸して、醤油とバルサミコ酢、お好みですりおろしニンニクを加え、一晩冷蔵庫へ。当日、2時間ほど弱火で煮込んだら出来上がりです。ブルーベリージャムの酸味が美味ですが、もちろんポピュラーなオレンジマーマレードでも。ガツンと肉を食べると、なぜかフランス女優の力強さを思い出します。フランス映画で最も有名なジャン=リュック・ゴダール監督の「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」「アルファヴィル」「軽蔑」のサントラ集がこちら。▼ジャン=リュック・ゴダール「ジャン=リュック・ゴダール作品集」「気狂いピエロ」で主演した名女優アンナ・カリーナの意外に可愛い歌声が聴けるのが貴重です。ちなみに、「軽蔑」の作曲はジョルジュ・ドルリュー。ちょっぴり哀愁が加わって、どんどんお酒が進みそうです。デザートでは、ミシェル・ルグランの洒脱な余韻を楽しんでデザートは、マカロンがお気に入り。フランボアーズ、ピスタチオ、カフェ、シトロン…、様々な色と味を堪能できるのが楽しくて、ついいろんな色を買ってしまいます。シャンパンやワインを飲み続けていてもいいし、気分を変えて、コーヒーや紅茶を丁寧に淹れてもいいですね。そんな時、ジャズィなミシェル・ルグランが似合います。▼ミシェル・ルグラン「RCAイヤーズ」フランス人の彼が、アメリカのレコード会社RCAに在籍していた時の曲を集めているので、「RCAYears」というタイトルなのですが、それこそ名画中の名画「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」「華麗なる賭け」などのテーマ曲が収められています。賑やかだったり、しっとりしていたり、ドラマティックで洒落たBGMが、味わい深いひとときを、さらに忘れがたい余韻で満たしてくれることでしょう。
2015年11月02日しっとりと深い秋の気配が漂い始めた、今日この頃。柄にもなく、乙女な気分になったりしませんか? 枯葉を見ても、飛ぶ鳥を見ても、思わずため息が出てしまう。こんなにセンティメンタルなピュアな気持ちはまったく変わっていないのに、自分の年齢って、もう乙女じゃないんだなあ…なんて思うと、ますます寂しくなったりして。いえいえ、深まっていく人生においてこそ、ようやく感じられる豊穣な美しさがあるのです。16~17世紀、ヨーロッパを席巻した「いびつな真珠」を意味するバロック芸術は、それまでのルネサンス様式の調和を破り、個性的でドラマティックな方向へ。若くて可愛いだけじゃ済まされない人生の深淵で、紆余曲折を経た感性を磨いてくれるもの。それがバロック音楽です。彷徨う心を整え、さらに浮き立たせてくれる名盤3枚をご紹介します。朝、エレガントで軽妙なテレマン「パリ四重奏曲集」で1日をスタートドイツ生まれのゲオルグ・フィリップ・テレマン(1681~1767)が1737年、ずっと憧れていたパリに旅行して作った、テレマンの作品中、最もフランスっぽい曲が、この「パリ四重奏曲(カルテット)」、通称「パリカル」。軽妙で洒脱な曲調が、特に、ふさぎがちな朝の気分を奮い立たせ、一日の明るいスタートを切らせてくれるでしょう。フラウト・トラヴェルソという、フルートの前身の木管楽器を中心に、バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバという、チェロみたいに脚にはさんで弾くヴィオラ、チェンバロと、古楽器四種類による四重奏曲です。朝は、吹奏楽がお薦め! 吹奏楽器の息吹きが深呼吸するみたいに心身に酸素を送ってくれて、気分がリフレッシュします。 昼、コレッリの楽しげなバロック・ヴァイオリンで気持ちを整えて午前中、職場でカリカリすることがあったら、ランチタイムの行き返り、コレッリのお世話になりましょう。アルカンジェロ・コレッリ(1653~1713)はイタリアのボローニャ生まれ。彼が作曲した「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集」は、今の私たちからは、ちょっとだけ浮世離れして聴こえるかもしれませんが、とってもラブリー。単純明瞭で美しい旋律は、緩急の変化がありながらバランス感覚に優れ、ぐちゃぐちゃにこんがらがったあなたの気持ちに秩序を与えてくれます。午後からはまた、いつもの快活なあなたに戻れますよ。古楽器の持つ、地に足の着いたアコースティックな柔らかさが、焦って動かないで、ゆったりと余裕を持って行動するよう仕向けてくれると思います。 夜、ラモーのチェンバロで思う存分、癒されましょうああ、疲れた…と帰宅したら、BGMはジャン=フィリップ・ラモーの「クラブサン曲集」をぜひご指名ください。 英語ではハープシコード、ドイツ語ではチェンバロ、フランス語ではクラブサン、一般的にはチェンバロと呼ばれる、ピアノの前身である鍵盤楽器は、典雅で優しい響きが魅力です。フランス生まれのラモーのクラブサン曲を集めた、この「ジャン=フィリップ・ラモーの肖像」は、パリの古楽コンセルヴァトワールで学んだチェンバリスト、崎川明子さんによる演奏です。録音に使用された楽器は、18世紀のチェンバロ製作家、名匠クリスティアン・ケロルが1776年に作り、2008年からシャルトル博物館に所蔵されている名器。歴史的な音色に生命が吹き込まれた名演に癒されて、秋の美しさを満喫してください。
2015年10月15日過去に放送された数々の作品の中から、未商品化・未CD化の劇中BGMを中心にリリースしていく日本コロムビアの新シリーズ『Columbia Sound Treasure Series』から、シリーズ第5弾となる「キャンディ・キャンディ SONG & BGM COLLECTION」の試聴動画が公開された。堀江美都子の歌った主題歌シングルがミリオンヒットを記録するなど、日本の女児向けアニメ史の中でも燦然と輝く不朽の名作『キャンディ・キャンディ』。9月30日に発売される「キャンディ・キャンディ SONG & BGM COLLECTION」には、TVアニメ『キャンディ・キャンディ』の劇中BGMのすべてと主題歌・挿入歌が3枚組CDに収録される。価格は4,200円(税別)。○『キャンディ キャンディ SONG & BGM COLLECTION』ダイジェスト試聴また、シリーズ第6弾として、10月28日に発売を予定している「サーキットの狼 オリジナル・サウンドトラック」の収録内容もあわせて公開された。1975年より週刊少年ジャンプにて連載された池沢さとし氏原作の『サーキットの狼』を実写映画化したこの作品は、当時の日本で巻き起こったスーパーカーブームを牽引した作品であり、大ヒットを記録。なお音楽は、『海のトリトン』などを手掛けた"コルゲン"の愛称で親しまれる鈴木宏昌氏が担当しており、鈴木氏の生誕75周年のタイミングでの初商品化は、大きな話題になること間違いなしだ。「サーキットの狼 オリジナル・サウンドトラック」の収録内容および同シリーズの詳細については、日本コロムビアの特設サイトをチェックしてほしい。なお現在、同シリーズからは『おれは鉄兵』『ルパン対ホームズ』『海のトリトン』『忍者キャプター』といった作品がリリースされている。
2015年09月18日今回のテーマは、漫画を描く時のBGMについてだ。基本的に無音で作業することはない。音楽、ないしは動画を流しながら作業する。音楽は気に入ったものなら何でも聞くが、「集中力を引き出すBGM」といった類いの物は聞かない。ないものは出せないからだ。では、何を基準にBGMを選ぶかと言うと、「とにかく元気がでるもの」だ。○仕事に挟まれた生活を癒やす「作業用動画」私の原稿製作は百発百中、疲労状態から始まる。平日は8時から17時まで会社勤めをし、帰って夕飯を作ってから原稿に取り掛かる。仕事to仕事という、この就職難の時代において夢のような生活である。そして、それを月から金、時に土曜までやるのだが、さすがに日曜は会社が必ず休みになるので、朝から1日漫画を描くことができるのだ。本当に神に感謝せざるを得ない。本当に忙しかった時は、朝は1時間早く起き、出社時間まで原稿をしてから会社へ行き、会社から帰ってまた原稿をする…という、仕事を仕事で挟む贅沢ハンバーガーのような生活をしていたのだが、ちょっとカロリーが高すぎて、心身ともに異常をきたしたのでさすがにやめた。自分で選んだ道とは言え、「仕事を終えて、さあ仕事だ!」という生活はどうしても気分が沈む。ならばその気分は、もっとキツイ人を見て奮い立たせるしかない。そのため、動画をBGMにする時は、とにかく私よりキツい人が出てくる物を流している。主に、ドキュメンタリーやニュースで生活に困っている人を追ったもの見ているが、最近は売れない地下アイドルなども熱い。もちろん、キツい人なら何でもいいと言うわけではない。私も年である、量をガツガツいくより、より上質なキツい人を楽しみたい。だから、「あくまで自己責任でキツい人」を選んで見ている。しかし、毛ほどもかわいそうと思えない人が出てくるプレミアム不幸動画というのはなかなかないもので、同じ動画を何回も見ることになるのだが、これがビックリするほど飽きない。イイ不幸というのは何度見ても新鮮にイイ物なのである。今、自分を不幸だと思っている皆さんも、どうせならこのぐらいの高みを目指してほしいと思う。○カレー沢氏イチオシの「作業に適した映画」は?また、作業中に映画を流すこともたまにある。だが、二十代半ばを過ぎたあたりから、映画に限らずフィクションを見ることが難しくなってきた。特に、漫画家になってからというもの、徐々に漫画が読めなくなり、今では一部のジャンルを除いて 、本屋で売っている漫画はほとんど読めなくなってしまった。元来嫉妬深い性格なので、自分の作品と比べたり、あら探しを探してしまったりと、純粋に楽しむことができないのだ。漫画家になったことによる最大の不幸は、「〇〇万部突破」などの文言で、その作者に大体いくら入ったかわかるようになってしまったことである。漫画家になる前は「売れてんだな、儲かってんだろうな」ぐらいにしか思わなかったが、自分も本を出すようになり、その計算方法がわかった今、「100万部突破」などと書かれた帯を見た瞬間、顔じゅうの穴から血が吹き出し、読むどころではないのである。話を映画に戻すと、見ることができるジャンルは漫画と同様に年々減ってきているものの、内容が自分から遠い分野のフィクションであるなら、今でも映画を鑑賞することはある。日常がディープブルーすぎるので、フィクションの世界では1ミリたりともブルーになりたくないのだ。まず、人間関係を主題にした映画はダメだ。この時点で、恋愛物を筆頭に大体の映画がダメになる。そして、できるだけ自分の生活とはかけ離れたものが見たいので邦画もダメだ。つまり洋画のアクションものぐらいしか安心して見ることができないのだが、それだって最終的に主人公が命を落とすなどの鬱展開があり得る。こうなると、もはや延々と『マッドマックス』を流し続けるしか選択肢がなくなるのだが、何せ作業BGMである。画面はほぼ見ないため、ドッカンドッカンヒャッハーという音のみをずっと聞き続けることになる。『マッドマックス』だけでなく、アクション映画は総じて作業BGMには向かない。そこで私が作業中にヘビーローテーションしている映画は『八甲田山』である。上記で述べた「見ることができる映画の条件」を完全に無視しており、まずもって邦画だし、鬱か躁かと言われたら完全な鬱映画である。しかし、これが作業用BGMとしては実に良い塩梅なのである。役者の演技が良いので音声だけでも十分面白いし、セリフだけでストーリーが大体把握できるところも良い。劇中音楽も最高なのだが、やはり「色々大変だけど、ここが猛吹雪の八甲田山じゃなくてよかった!」と思えるところが素晴らしい。このようなパニック系映画はアクション映画以上に好きなのだが、この類いばかり見ていると雪山には行きたくなくなるし、海もサメが出るから嫌だ、山は熊がいるからダメ、飛行機に乗ると確実に落ちるかハイジャックされるから乗れないし、1歩外に出たらあたりは深い霧につつまれ怪生物に襲われてしまうから出たくない、と思ってしまう。このように映画を見れば見るほど行動範囲が狭まり、部屋からすら出たくなくなるのだが、その部屋の中でさえ、無造作に置かれた漫画雑誌の表紙に書かれた「100万部突破アニメ化決定」の文字を見て、体中の穴から血を吹き出してしまうこともあるのだ。私が心から安心して楽しめる趣味とはどこにあるのだろうか。カレー沢薫漫画家・コラムニスト。1982年生まれ。会社員として働きながら二足のわらじで執筆活動を行う。デビュー作「クレムリン」(2009年)以降、「国家の猫ムラヤマ」、「バイトのコーメイくん」、「アンモラル・カスタマイズZ」(いずれも2012年)、「ニコニコはんしょくアクマ」(2013年)、「負ける技術」(2014年)など切れ味鋭い作品を次々と生み出す。連載作品「やわらかい。課長起田総司」単行本は1~2巻まで発売中。「兼業まんがクリエイター・カレー沢薫の日常と退廃」、次回は9月8日(火)昼掲載予定です。
2015年09月01日夏本番。アクティブに動き回る休日も楽しいですが、時にはラテン諸国の人々のように、ゆったりとお昼寝を堪能してみませんか? 体力が回復するだけでなく、精神的にもリラックスできて、まるでヴァカンスをたっぷり満喫したかのよう。 たとえ30分でも1時間でも、シエスタはリフレッシュ効果抜群の美の泉です。そんな時にぴったりの、静かで優しいBGMはいかが? 繊細で美しい音楽は、聴覚を通して全身を優しくマッサージするみたいに、さらに深く癒してくれるでしょう。それどころか、夢見心地の別世界へ連れて行ってくれるはず。お薦めのCDを3枚、ご紹介します。古い修道院で録音された清冽なギターとフルートが心身を浄化▼「エル・パソ・デル・ティエンポ」ギジェルモ・リソット+パブロ・ヒメネスアルバムタイトルは、「過ぎゆくひととき」という意味。アルゼンチンのサンタフェ生まれで、現在はスペインのバルセロナに暮らし、世界各国で活躍するギタリスト、ギジェルモ・リソットが、フルートのパブロ・ヒメネスと共演したデュオ作品です。17世紀に建てられたカタルーニャ地方の修道院で録音され、透明感のあるピュアな美しい響きが、文字通りゆったりと過ぎゆくひととき、最上のシエスタへと導いてくれます。 7月、ジャパンツアーで来日したギジェルモに、コメントをお願いしました。「この音源は本当に特別なんです。音の流れが醸し出すイメージに、中世の修道院の雰囲気がぴったり封じ込められているでしょう? 今回のツアー中も感じたのですが、日本の女性って、感受性豊かでとても繊細ですよね。僕は、音楽はみんなが自由にオープンに聴いて感じればいいと思っているけど、このアルバムは、まさに繊細な日本女性にこそ深く理解してもらえると信じています。僕にとって、日本女性は実に愛すべき存在なのです」情熱的だけれど、気さくで優しいギジェ。彼の研ぎ澄まされた美意識と卓越したギターワークが冴え渡る、シエスタのみならず心を解き放ちたい時に聴きたい1枚です。現代アルゼンチンのレジェンドカルロス・アギーレのピアノは癒しの極致▼「グルーポ」カルロス・アギーレこんなにも自然で優しい音楽があるでしょうか? アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから遠く離れたエントレリオス州、パラナ河のほとりで音楽を作り続ける孤高のピアニスト、詩人、作曲家のカルロス・アギーレ。アルゼンチンの伝統音楽、タンゴやフォルクローレの影響もさることながら、隣国のブラジル音楽、ジャズ、クラシックをも含むめくるめく世界観が、彼独特の血潮のぬくもりが伝わるピアノの根底に流れています。いわゆる商業主義とは一線を画し、決して押しつけてこないけれど、その高雅な佇まいに身を任せたら最後、本物の響きゆえにもう後戻りはできない…そんな思いにかられるほど、絶対値的な美しさに満ちた音楽。驚くことに、ジャケットの水彩画も一枚一枚手描き、と聞けば、彼の類稀な個性の片鱗がうかがえることでしょう。風景が次々に浮かび、自然と一体化した音楽にどこまでも癒されます。昼寝しちゃうのがもったいないくらい、極上のひとときを紡いでくれる名盤。10月のジャパンツアーも楽しみです。世界観が果てしなく広がり心地よさに溶けてしまいそう♪▼「ダイアローグ」藤本一馬南米音楽、ジャズ、ヨーロッパの香り…このアルバムを聴いたなら、こなれた多彩さに日本人の作品とは思わないかもしれません。才気溢れるギタリスト、作曲家の藤本一馬さんは、様々な音楽分野を縦横無尽に飛び回ります。中でも、2ndアルバム「ダイアローグ」は、いつ聴いても至福の時を与えてくれ、シエスタで世界中を旅する夢が見られそう。中島ノブユキさんを始め、様々な音楽家のツアーやサポートなどでも多忙な一馬さんに、インタビューをお願いしました。―― 中島ノブユキさんが、ご自身の新譜「散りゆく花」のレコ発ライブで、「一馬さんのアフリカンなギターが衝撃的でした!」と言ってらしたのが印象的でした。パリっぽい印象の中島さんの曲にアフリカンなギター? どこまで多彩なんだろう、と。「アリ・ファルカ・トゥーレみたいな感じに弾いてみてください、って言われたんです。砂漠のブルースマンと呼ばれた人ですけれど(笑)。アフリカのコラというハープみたいな楽器が好きだったり、民俗的なもの、プリミティブなものにはとても惹かれます」―― 旅はお好きですか?「好きですね。ブラジルに1ヶ月くらい、アマゾン河のロッジに滞在したり、オーストラリアのエアーズ・ロックやアリゾナのグランド・キャニオンに行ったり。アリゾナは、飛行機を降り立った瞬間、見たことのない光景が広がっていておもしろかった。大自然で、人の手つかずのところがいいんです。大地のエネルギーを感じて、心洗われる感じ」今年の初めは、ハワイのマウイ島で、普段はなかなか入れないハワイアンの聖地、ヘイアウを訪れたとか。「明らかに、他の場所とは違う“気”がありましたね。いや、決してそんなに霊感が強いほうじゃないんですけど(笑)」「一人になって心を解放して、本当の自分がふわ~っと浮かびあがってくると、同時に自分の中で音が鳴り始めるんです。そしたら、曲を作ってみたいなって思う、子供みたいに…」と一馬さん。できるなら、なるべく今までに「聴いたことのない音楽を…」とも。彼の音楽に身を委ねて、狂おしくも美しい別世界へ連れて行かれてみませんか? 8月17日には、渋谷・公園通りクラシックスで、ピアノの林正樹さん、サックスの橋詰亮督さんたちと、ニュープロジェクトのライブも。詳細はぜひ、彼の公式サイトでご確認ください。お昼寝に心地いい音楽は、通常、聴いても最高です。ほんのわずかな迷いも、眠たい耳は許してくれませんから。この3枚で、夏のシエスタ美人に輝いてください。・ ギジェルモ・リソット「El paso del tiempo」 ギジェルモ・リソット 公式サイト ・ カルロス・アギーレ「grupo」 カルロス・アギーレ2015ジャパンツアー ・ 藤本一馬「Dialogues」 藤本一馬 公式サイト ※記事内の日付はすべて2015年のものとなります
2015年08月13日友人との飲み会、たまには自宅に招いてまったりと楽しむのもいいですよね。みんなの顔や好みを思い浮かべながら作る料理、会話が弾むように選ぶお酒…ここからもう、パーティー気分が盛り上がってきます。ササッと掃除をして花を飾ったら集まるメンバーに合わせてBGM選び。これがまた楽しいのです! ホームパーティーの醍醐味のひとつではないでしょうか。わたしの場合、旅から帰ってきた人がいるならば、旅先の思い出に重なるように。ハードワークにあえいでいる人には癒しになるように。ラブラブの友人が来るならば小粋なラブソングを。…こんなふうにイメージをして事前に仕込んでおくのですが、実際はその時の話題や雰囲気で臨機応変、変幻自在に。そんな中でも、必ず楽しい雰囲気を演出してくれて、かなりの頻度でBGMとしてかけているイチオシCDを3枚ご紹介しましょう。ビョーク「グリン・グロ」で楽しいパーティーの始まり、始まり!昨年、最愛のパートナーだったアーティストのマシュー・バーニーと離婚。その苦悩を歌ったハートブレイクアルバム「ヴァルニキュラ」を発表したばかりのビョークですが、これは4半世紀前、母国アイスランドでリリースされた、彼女の幻のジャズアルバム。ピアノ、ドラム、ベースのシンプルなトリオをバックに、子供が童歌を歌うみたいに母国語で楽しげに歌うビョークの天真爛漫な歌声は、大人の人間関係の煩わしさから逃れて、プリミティブな柔らかい気持ちに戻してくれることでしょう。このCDを聴くたびに「女性を常にこういう状態にさせてくれる男性こそ、本当のパートナーでは?」と思ってしまいます。ジャズとはいえ、人が集まり始めたざわめきに呼応する、こなれたオフビート感が洒落ています。思わずホッとくつろいで、おしゃべりに花が咲くこと間違いありません。ジャンゴ・ラインハルト「スウィンギン・ウィズ・ジャンゴ」で宴たけなわ♪没後62年を経た今も、愛され続ける天才ギタリストのジャンゴ・ラインハルト。マヌーシュと呼ばれる、フランス語圏に住むロマ(ジプシー)出身の彼は、戦前のパリで、ヴァイオリン奏者のステファン・グラッペリと組んだフランス・ホット・ジャズ五重奏団で活躍。ジャズ史に刻印を残す、“ヨーロッパ初の偉大なジャズミュージシャン”なのです。タイトル通り、スウィングする自由闊達な雰囲気と楽しげなメロディには、ワクワクさせられっぱなし。宴もたけなわな時、ジャンゴの名演をかけると空気感が鮮やかにリフレッシュされ、なぜか会話がますます盛り上がるから不思議です。ぜひ、お試しを!サラ・ヴォーン「クレイジー・アンド・ミクスト・アップ」でさらに濃いひととき終電の人には、そろそろアテンションしないといけないな…と思ったら、逆に、このCDをかけるとよいかもしれません。サラ・ヴォーンの酸いも甘いもかみ分けた、成熟したジャジーな歌声を耳にすると、華やかなのにすごく気分が落ち着いてくるようです。みんながそれまで以上に本音で語り始めるのを、これまで何度耳にしてきたことでしょう。わたしは、そういう会話をキッチンで洩れ聞いているのが大好きです。たいていは会話に加われと言われてしまうのですが。ノリにのった自信たっぷりの天衣無縫な歌い方が圧巻で、見事なジャズシンガーというより、彼女が歌いたいように気持ちに忠実に歌ったらこうなった…という感じ。パーティーならずとも、自分を鼓舞したい時に聴くと、感性が柔軟になるのを感じるはず。必ずしもこの順番で聴かなくてもかまいません。友人を招いた際、BGMが効果的だと親密度がさらに深まるもの。そんな思い出深い、濃いひとときを音楽で演出してみてはいかがでしょう?
2015年05月15日東京都・有楽町のATELIER MUJI(無印良品 有楽町内)で、無印良品の新しい店内BGMをテーマにした展覧会が開催される。開催日時は2015年3月1日まで(2015年1月1日休館)、開場時間は10:00~21:00。入場無料。同展は、「伝統音楽」を世界中の音楽家が現代の感性で紡いだ「BGM+」シリーズを紹介する、「音楽の無印良品」の展覧会。同ブランドは過去1980年の誕生以来20年間、日本の商業音楽シーンの最前線で活躍するプロの音楽家によるオリジナル作品を店内BGMにしてきた。しかし、2001年以降はBGMのあり方を見直し、方向性を変更。暮らしの中から生まれ、時代を超えて暮らしに息づく「伝統音楽」が持つ安らぎを店内に満たしたいという思いから、世界中を旅し、その14年におよぶ旅の記録をCDにまとめた「BGM」シリーズは、2014年9月現在、19作に達している。今回の展覧会のテーマとなっている「BGM+」は、世界中を旅する途中で出会った音楽家によるBGMシリーズ。地域の文化や民族性に軸足を置きながらも、「今」という時代と共に生きる音楽家の感性が光る、もうひとつの「音楽の無印良品」となっているという。そのほか、関連企画として、トークイベントが6回予定されている。11月27日には「BGM=ブック・グランド・ミュージック」、12月3日は「回帰する生」と歌 ~ケルトの国々から~」、12月6日には「着ること聴くこと」、2015年1月7日には「音痴のような曖昧な音の魅力」、2015年1月9日には「ソングラインをたどる旅」、2015年1月29日には「food for the soul」が開催される。時間はいずれも19:00~20:30。定員は各60名で、参加に際してはATELIER MUJI ホームページからの申し込みが必要となる。
2014年11月29日突然ですが、彼とのエッチのとき、みなさんはどんなBGMを選んでいますか?大好きな彼と2人っきりの時間なのだから、素敵な音楽がかかっていたらいいな…と思いつつも、つけっぱなしのテレビがBGM代わりになっている、なんてこともあるのでは?「BGMはどうしてる?」と男性12人に聞いてみたところ、次の4つのタイプに分かれることが判明しました。[1]テレビやラジオの音[2]そのとき、たまたま流れていた曲[3]自分、または彼女が選んだ曲[4]無音それぞれのチョイスにはどんな理由があるのでしょうか?そこから、男性のエッチに対する想いを読み取れるかも?<自然な流れでのエッチなら…>[1]のテレビやラジオ、[2]のたまたま流れていた曲をBGMにするのには、どういった意図が…?●「彼女が部屋に来たら、食後にテレビを見ながらキスして、そこからエッチに持っていくことが多いので。だいたいは、そのとき見てた番組の音がBGMになります」(26歳・出版)●「『これからするぞ!』って感じで、わざわざ音楽を選んだことはないですね。家では普段からよくジャズをかけてるので、それを聴きつつ…という場合が多いかな」(31歳・医療関係)――特に身構えることなく、自然の流れでエッチをする場合は、[1]や[2]のパターンが多いよう。女性としても、演出されるのが苦手な人だったら、それぐらいさりげなく始まったほうがリラックスして身を委ねられそうですね。<選んだBGMにはウラがある!?>では、[3]のように、わざわざ曲を選ぶのには何か意味があるのでしょうか?●「彼氏持ちの女の子と寝たとき、今日は思いっきり感じさせるけど、関係を長引かせるつもりはないから安心して、という気持ちを込めてオリジナル・ラブの『接吻』を流したことがある。オルゴールアレンジだったし、気づかなかったと思うけど」(32歳・商社)●「彼女がボカロ曲(ボーカロイド曲)好きなので、『しようよ~』と言いたいときは、初音ミクの『え?あぁ、そう。』や『ロミオとシンデレラ』をかけてアピールします。歌詞がちょっとエロいので、2人ともいい感じでテンションが上がります」(25歳・運輸)――テンションが上がる曲っていいですね。付き合い始めの頃は、あえてセクシーな感じのボサノヴァを選んだ、という意見も見られました。他には、Acid Black Cherryの『Black Cherry』や倖田來未『今すぐ欲しい』など、歌詞がエロめの曲をかけた、なんて人も。歌詞(特に日本語の)アリでも気にならないなら、いいかも!<BGM不要派はむっつりスケベ?>全体の3分1に当たる4人の男性は「BGMは不要」と答えました。静まりかえった部屋で…というのも寂しい気がするのですが、そのあたり、どう思っているのでしょうか?●「彼女のあえぎ声が小さめなので、それを聞きたいから音楽はナシで」(31歳・公務員)●「テレビや音楽を止めるのが、彼女とのエッチしよっかの合図になってます。まあ、2人でAVを見てて、そのままということはありましたが」(28歳・建築)――BGMナシという場合も、ちゃんと意味があるんですね。「彼女の声が聞きたい」以外には、「音が響いていい」「隣室の人に聞かせたい」なんて意見も。それって[3]のBGMでムードを演出する人より、スケベ度が高い気がするんですけど…。エッチのときはムードを重視したい、と思う女性は多いもの。どうやら男性も、そんな女性の気持ちを考えてBGMを選んでくれているみたいですね。それなら、「今日はこの曲で!」と女性のほうから提案するのもアリかも。2人の気分が最高に盛り上がりそうな曲を選んでみてはいかがですか?(文=三浦由子)とても大事な事です!「二人の体の相性」【無料占い】
2014年11月15日夏の到来、夏真っ盛り、夏の終幕を感じるとともに、聴きたくなる音楽というものが存在すると思います。私の場合、夏に聴く頻度が一番多いBGMは、たぶん波の音。都会暮らしですが、海辺に来ているつもりになるのが好きで、その合間に様々な音楽を挟みます。避暑で林間学校にでも参加している気分で、林の中を歩きまわり、蝉の声に包まれながら冷たいソーダ水にレモンを絞り入れて飲み、読書しながら聴くのも好きです。たとえ、実際にはどこにも旅行しないとしても、それは私にとって、心安らぐプチ・ヴァカンスなのです。そんなひとときにぴったりの音源を、3枚プラスα、ご紹介いたします。ジョアン・ジルベルト「Man Who Invented Bossa Nova-Complete 1958-61 」ボサ・ノヴァは夏にはハズせません。もちろん、1年を通して聴いていますが、夏こそ、ボサ・ノヴァのリズムが全身に染み透ってくるような気がします。海、砂浜、波しぶきにかぶるギターの優しい音色、耳元で囁いているようなさりげない歌声…。涼しげなイメージで、まさに夏らしい風景が次々と浮かんでは消えていきます。ボサ・ノヴァの生みの親の一人であるジョアン・ジルベルトのは、たくさん持っていますけれど、ここ2年ぐらいはこればかり聴いています。何より心地いい、彼の作品が網羅された珠玉のコンピレーション。これなくして夏は始まらない…そんな1枚です。エグベルト・ジスモンチ「Saudações」これを聴くと、風に巻き上げられながら大自然を旅している気分になります。鬱蒼とした密林、太古の壁画が描かれた洞窟、砂漠が描く風紋がなぜか見えてきちゃうんですよ、脳内に。雄大な景色を浮かばせる音楽が、心をものすごく自由に解き放してくれます。ジスモンチもジルベルト同様、ブラジル生まれで、様々な音楽の枠をスケール・アウトした、いわゆる専門家に愛されるミュージシャン・オブ・ミュージシャン。自分のルーツを探るため、アマゾンの奥地で原住民と一緒に2年間暮らしたというだけあって、彼の音楽から伝わってくる野生の香り、精神の奥底に届く大地の鼓動のような響きは、プリミティブで魅力的。いつ聴いても新鮮で、夏をドラマティックに彩ってくれることでしょう。中島ノブユキ「エテパルマ ~夏の印象~」中島さんのデビュー盤にして、その名も“夏の印象”。2006年、初めてこの音源を耳にした時は、独特のニュアンスがあまりに素敵で、フランスの映画音楽かと思ってしまいました。詩情にあふれ、ロマンティックで、どことなくアンニュイ。せつない感情を刺激されるのですが、あくまで重くなく語り過ぎず、非常に奥床しいので、聴く側に様々な情景、余韻、残り香といったセンシティブな雰囲気を残します。旅の思い出、言えなかった言葉、忘れられない記憶、忘却の彼方に消えゆく風景…などが心に満ちてきて、胸がいっぱいになるのです。作曲家らしい独特の味わいがある彼のピアノも大好きで、ピアノソロアルバム「カンチェラーレ」は特にお気に入りですし、最新ピアノソロアルバム「クレール・オブスキュア」も愛聴しています。静謐にして清冽な中島ワールドは、夏を美しく過ごすための必聴盤なのです。この音源たちは、私たちをどんな旅先にも、一瞬にして送り込んでくれる名盤揃いです。よろしかったら、一緒に夏のプチ・ヴァカンスを楽しんでみませんか?・ ジョアン・ジルベルト ・ エグベルト・ジスモンチ ・ 中島ノブユキ
2014年08月01日(画像はニュースリリースより)まさかBGMにそんな効果が!USENが面白い研究結果を発表しました。なんと仕事中にBGMを流しておくことで、血流が良くなったり、免疫力が高まるのだとか!血流の良さは女性の美には欠かせないもの。これは見逃せないニュースですね!USENは「働く人のメンタルバランスミュージック」として、オフィスでリラックスしながら集中力を高めるBGMの提供をおこなっています。今回はその音楽を被験者に聞かせながら仕事に就いてもらうことで、どれだけの健康増進効果があるかを計測したと言うわけです。魔法のBGM!?通常、私たちはデスクワークなどオフィスでの仕事を続けていくと、次第に体温が低下していくのですが、この実験でBGMを聴いていた人たちの多くに、体温の上昇が確認されました。また、就業によって分泌が減るだ液(だ液には免疫力を高める物質が含まれる)が減少しづらいと言う結果も。このような現象を「モーツァルト効果」と呼んだりするようですが、名前のとおりモーツァルトなど、ある特定の音楽には脳に働きかけ、思いもよらない効果をもたらしてくれるものがあるようです。目に見えてお肌がツヤツヤになる音楽はないものかしら。【参考】▼USENニュースリリースタイムリーな美容情報満載!「美容最新ニュース」FacebookページOPEN!(10月2日)矢田亜希子の美しい歯の秘訣? 芸能人愛用のホワイトニング剤がスゴイ!(8月7日)30代女性に向けたブログメディア、「ANGIE」が登場。仕事や恋愛で悩みが多いこの世代に、楽しく生きるためのヒントを提案。(7月29日)
2013年10月08日