米Googleは12日(米国時間)、Apple Watchに対応させたiOS版「Googleニュース&天気情報」の最新バージョンを公開した。「Googleニュース&天気情報」は、ビジネス、テクノロジー、スポーツ、エンタメなどにカテゴリ分けされたニュース記事や、登録した地点、現在地などの天気情報を確認できるアプリ。Apple Watch版では、天気情報の表示はできないが、主要ニュースのヘッドラインを見ることができる。HandOff昨日に対応しており、気になったニュースは、Apple Watchを強く押すことで、続きをiPhone上で読むことが可能となる。なお同社は、iOS向けのアプリとして「Googleマップ」や「Google Earth」、「Gmail」、「Google+」などを公開しているが、いずれもApple Watchには対応していない。
2015年05月13日米Googleは12日(現地時間)、Google マップの表示を編集できる「Google マップメーカー」の編集機能を一時停止した。同社が8日に告知していたもので、米国をはじめ日本でも行われた、Google マップ上に存在しない地名や施設を表示させる悪質ないたずらに対応する目的で行われる。同社は8日、現状の対策として、Google マップメーカーから行われたユーザー投稿を、人の手を介して掲載していると公表。しかしこの方法は膨大な量のバックログが急速に溜まっていき、システムとして一時停止する必要があると判断された。サービス停止中も、Google プレイスのオーナーページであるビジネスリスティングの編集は可能。デスクトップ向けおよびモバイル向けの最新版Google マップでは、「Suggest an edit」「Add a missing place」リンクをクリックすることで編集を行える。また、「Report a problem」をクリックすることで、マッピング関連の問題を報告できる。Google マップメーカーの停止期間は一時的なものとするが、再開時期は未定。米国時間27日に再度情報を更新するという。
2015年05月13日●Googleは携帯電話事業に本気で乗り込むのか○ソフトバンクが目指したSprintとT-Mobileによる第3のキャリア米Googleが携帯電話サービスを提供するプロジェクト「Project Fi」を発表し、利用者を制限した招待制のサービスの提供に乗り出した。Googleの「MVNO参入」と騒がれているが、同社は携帯電話サービス事業に本腰でかかるのだろうか? 答えは「No」であり、「Yes」でもある。Googleは市場を奪おうとしているのではない。Project Fiを通じて同社は携帯電話サービスが進化すべき道を示し、通信キャリアに変化を促している。ただし、プロジェクトとしながら実際に消費者にサービスを提供している。「変わらないなら奪うぞ」という脅しになっている点でGoogleは本気である。GoogleがProeject Fiを提供する背景には、米国の携帯電話サービス市場の膠着がある。米国の携帯通信キャリアは「4大キャリア」と言われており、3大キャリアの日本よりも競争が激しいように思えるが、実際は2強である。トップを争うVerizonとAT&Tがそれぞれ35%前後のシェアを持ち、3位を争うSprint(ソフトバンク傘下)とT-Mobile USAが15%前後だ。トップ2が大きな市場を分け合っている。こうした市場を占有する大手は変化を好まないもので、それがモバイルの進化を鈍らせる一因になっている。ソフトバンク傘下のSprintによるT-Mobile買収によって、市場を活性化させる第3の勢力が誕生する可能性もあったが、残念ながら失敗に終わった。Project FiでGoogleは、SprintとT-Mobileと提携した。Project Fiの携帯電話サービス(以下Fi)の端末はSprintとT-Mobile、Wi-Fiの間で常に最速のネットワークを選択して接続し、シームレスに接続を切り換える。通信キャリアを動的に切り換えるなんて方法をよく受け入れたと思うが、「つながらない、遅い」という評判が定着しているのがSprintやT-Mobileがシェアを伸ばせない大きな理由になっている。単独では打破できない現状が、Fiへの協力を後押ししたのだろう。現時点でFiのネットワークの実力は未知数だが、Sprint/T-Mobile連合が誕生したことで、VerizonやAT&Tに対抗する第3のネットワークになるという期待が高まっている。●Project FiでGoogleは何を狙う?○Project Fiの狙いは?第3の勢力を作ってまでして、Googleは携帯電話サービスをどのように変えようとしているのだろうか。米国でFiは、基本料金20ドル、データサービスが1GB=10ドルとシンプルで手頃な料金が話題になっている。しかし、これが割安かというと、個人でそれほど多くはないデータ(月1-2GB程度)を使用する分にはFiの方が低額になるが、3GBを超えてたくさんのデータを使う人や家族プランを契約している場合は、通信キャリア大手のサービスの方が割安になることが多い。ユーザーのデータの未使用分を翌月の請求から差し引くなどFiのプランはユニークであるものの、既存の通信キャリアに対して低価格競争を仕掛けるようなものではない。データ無制限オプションを用意しないなど、むしろFiのプランが過度に魅力的にならないように配慮している印象すら受ける。Googleの狙いは「電話番号のクラウド管理」の普及にある。携帯電話の番号は端末のSIMカードに割り当てられた番号であり、電話番号へのテキストや通話はSIMカードを入れた端末で送受信するのが通常だ。Fiの電話番号の通話やテキストはクラウドで処理され、同じGoogle IDでログインしているPCやモバイルデバイスのHangoutsアプリでも、電話番号を使ったテキストや電話のやり取りが可能になる。電話番号のクラウド管理がなぜ重要なのかというと、たとえば今日のスマートウォッチは電話に関する機能をスマートフォンに依存しているが、スマートウォッチの独立を考えた時にスマートウォッチにSIMカードを搭載するのはスマートな方法とは言いがたい。Fi番号ならスマートフォンが近くにない時でもスマートウォッチがWi-Fi経由でネットに接続できたら、Hangoutsアプリで電話番号への通話やテキストに対応できる。クラウドで電話番号を処理することで、電話機能を活用できるデバイスが広がり、スマートウォッチやまだ見ぬ未来のモバイルデバイスの可能性も開ける。今はまだ気づいている人は少ないが、そのうちFi番号を使う人たちがPCやタブレットで電話やテキストを行うようになる。その便利さが口コミで広がり始めたら、電話/テキストの利用が限られるVerizonやAT&Tに対する圧力になるだろう。Fi番号の場合、連携するのはGoogle IDとHangoutsになる。クラウドで電話番号を管理する便利さでHangoutsユーザーを増やしたいのがGoogleの本音だろう。それを良しとするかという議論も、いずれ起こることになりそうだ。かつてPCのメールソフトで行っていた電子メールの管理を、GoogleはGmailでクラウドに移行させた。それによってメールユーザーはGoogleに縛られたものの、メールをマルチデバイス、マルチプラットフォームで使う可能性が広がった。それと同じ変化を電話やテキストでも実現しようとしている。●Project Fiは日本にも広まるか○Project Fiが日本で実現する可能性は?Project Fiと同様に、モバイルの進化を後押しするプロジェクトだったNexusは日本市場にも拡大された。では、Project Fiも日本に広がるだろうか?米国に比べると、日本は3大キャリアの競争が健全でサービスの質・料金ともに改善努力がなされている。Googleが無理に第4の勢力を作る必要はない。Fi番号を日本でも広めたいだろうが、Fi番号のベースになっていると思われるGoogle Voiceのフルサービスすら日本では実現していない。メッセンジャーアプリにコミュニケーションの軸足がさらに移動するのを警戒する日本のキャリアと対立してまで、Googleが日本をFi番号のモデル市場にする可能性は低い。ただし、SIMロックフリーにせよ、MVNOにせよ、世界が変わるとなったら日本も変化をいとわなかった。しかも、変化の加速が速いから出遅れても、普及フェーズでアッという間に米国を追い抜いたりする。米国では早くもモバイルWi-Fiルーターを開発するスタートアップKarmaが、Googleが実現した複数の通信キャリアのネットワークをシームレスに切り換える接続に関心を示している。電話番号のコミュニケーションをクラウドで処理する仕組みに興味を持ったスタートアップも多いだろう(そもそもGoogle VoiceはスタートアップGrandCentralの技術だった)。しばらくProject Fiはスタートアップを刺激する存在であり続けるだろうが、そうして電話をより便利にする試みが積み重ねられるうちに、従来の電話に縛られたコミュニケーションを人々が不便に思うようになるだろう。そうなったら、将来VerizonやAT&TもFi番号の使用を認めるかもしれない。それは容易なことではないし、時間もかかると思うが、米国のモバイル市場が変わり始めたら、日本も変化に踏み出すはずである。
2015年05月03日米Googleは28日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」の更新版「Chrome 42.0.2311.135」をWindows、Mac、Linux向けに公開した。今回のアップデートでは、5件のセキュリティ修正を行った。米Googleのブログによると、更新版の「Chrome 42.0.2311.135」では、危険度が4段階中2番目に高い「High」に分類された「DOMにおける解放後使用」の問題が含まれている。これに加え、社内での調査やファジングによって判明した問題も修正したという。
2015年04月30日サテライトオフィスは4月30日に、同社のGoogle Appsを使った社内情報システムの導入支援サービスで提供している、Googleサイト上で利用できる営業支援システム(SFA)と顧客管理システム(CRM)において、顧客情報、案件情報、アクション情報を表示する際に、Gmail/Googleカレンダー/Googleドキュメントの関連データを同時に表示できる機能を開発し、提供を開始した(サービス名:サテライトオフィス・クラウドCRM for Google Apps)。今回の新機能で、企業情報や担当者情報、案件/商談情報、アクション情報(各種作業メモ、議事録、見積、リマインダー、TODOなど)を開いた際に、関連したGmail/Googleカレンダー/Googleドキュメントが表示されるようになった。また、各アクション情報を登録すると、Googleカレンダーにもデータが登録される(リマインダー情報も登録される)。サテライトオフィス・クラウドCRM for Google Appsは下記のような場面で利用できるという。営業管理(SFA):企業管理、顧客管理、商談管理、活動履歴管理アウトバウンド(テレマーケティング)インバウンド(お問い合わせ、コールセンター)名刺管理機能、顧客名簿管理年賀状、お歳暮送付管理セミナー申込管理アプリケーション仮想化機能により、企業内で複数のアプリケーションを個別に運用できるという。
2015年04月30日Uber Japanは4月27日、Googleマップの経路検索でUberの配車が可能になったと発表した。Android搭載のスマートフォンまたはiPhoneからGoogleマップで行き先を検索し、経路案内をタップすると、「電車」「徒歩」のオプション内に、Uberが表示される。Googleマップ内の経路検索結果からは、行き先までの所要時間、ハイヤーが迎えに来るまでの時間、見積もり料金の3点が確認できる。また、Uberオプションをタップすることでアプリが起動。ハイヤーが迎えに来る場所や降車場所も知ることができる。その後は、ワンタップで「UberBLACK」というハイヤーを呼べる。なお、この機能を利用するためには、端末にUberアプリをインストールする必要がある。Uberは、同サービスが東京でも利用可能になることで、訪日外国人もスムーズに目的地へ移動できるようになるとしている。
2015年04月29日ヤフーは4月27日、「ヤフオク!」において、ちょうどいいタイミングで知りたい情報を表示するGoogle アプリのNowカードに対応したと発表した。これにより「ヤフオク!」上の取引中のオークションやウォッチ登録中のオークションなどの情報を、GoogleアプリのNowカードを通じて、最適なタイミングで受け取ることができるようになるGoogleアプリのNowカードは、カレンダーに登録した打ち合わせのリマインダーや、その打ち合わせ先までの移動時間、交通状況に合わせた通勤経路、出張や旅行の際には登場するフライトの情報など、知りたい情報をカードで表示する。
2015年04月28日Googleは21日、モバイル版Googleの検索結果にて、スマートフォン向け(モバイルフレンドリー)ページの掲載順位を上位にするモバイルフレンドリーアップデートを全世界で実施した。1週間ほどかけてインデックス内の全ページに反映していく。今回のアップデートは2015年2月に告知しており、PC版のみなど大画面のみを対象にしたページは、モバイル版Googleでの検索順位が大幅に下がる可能性がある。なお、同アップデートは、PC版Googleには適用されない。検索結果はサイト単位ではなくページ単位で向上する。例えば、1つのサイト内で10ページがモバイルフレンドリーとなっていた場合、検索順位は10ページのみが上がることになる。Webページがモバイルフレンドリーかどうかの判定は、ページがスマートフォン用Googlebotによりクロールされインデックスに登録される度に行われる。このため、スマートフォン用Googlebotによるクロールが禁止となっているページは、「モバイルフレンドリー」とは判定されない場合がある。同社は、提供しているサイトがモバイルフレンドリーかどうかをテストできる「モバイルフレンドリーテスト」を用意する。また、サイトについての情報は、当該サイトのページの最新クロールのデータを使用する、ウェブマスターツールのモバイルユーザビリティレポートで確認可能。
2015年04月22日Googleが提供する地図サービス「Google マップ」では、20日頃より架空施設が表示されていたが、警視庁、原爆ドーム、皇居は22日18時時点で全て修正されている。20日頃より確認された「Google マップ」の改ざんは、架空施設として東京都千代田区の皇居内に「オードリー春日トゥース」、広島県広島市の原爆ドームに「恒心教 核実験場」、東京都千代田区の警視庁本部に「恒心教警視庁サティアン」など悪質なものが多かった。「Google マップ」では、ユーザーから新店舗の開店や既存店舗の移転等の情報を募る窓口を用意しており、今回の改ざんは、そうした窓口に大量のスパムが送りつけられたことが原因だと見られる。今回の事態について同社は、「不適切な場所情報がGoogle マップに表示されたことについて、ご迷惑、ご心配をお掛けしたことをお詫び致します。Google マップには、ユーザーから新店舗の開業や既存店舗の移転等に関する場所情報が寄せられていますが、その大多数は有益なものです。Googleでは、不正確な場所情報の検出、防止、対応を強化してまいります」とコメントしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月22日スマートフォンなどモバイル端末からGoogleで検索した際に、モバイル向けに最適化されたページを結果上位に表示するように米Googleが検索アルゴリズムを変更した。Webで展開するビジネスやサービスに少なからず影響を及ぼすため、変更初日となった4月21日(米国時間)に同社は変更のポイントやサイト運営者向けの情報をまとめた記事「Rolling out the mobile-friendly update」を公開した。今回の変更は、モバイルアプリやモバイルに対応したWebページを、モバイルユーザーが発見しやすくなるようにする施策の一環であり、以下のように影響する。モバイルデバイスからの検索のみに影響 (PCやデスクトップ向けページを表示するタブレットは影響を受けない)。グローバル規模で全ての言語に影響が及ぶ変更。Webサイト単位ではなく、ページ単位で適用。Googleはモバイル端末への最適化を「モバイルフレンドリー」と呼んでいる。スマートフォンなどモバイル端末の画面で読みやすく、反応よく動作し、操作しやすいページを指す。モバイル検索アルゴリズムの変更によって、モバイルフレンドリーに対応していないページがモバイル検索から除外されるわけではない。変更後もランキングは様々なシグナルを考慮して決定する。中でも検索クエリの目的は重要なシグナルであり、「クエリに対して素晴らしいコンテンツであれば、モバイルフレンドリーではなくても結果上位に表示される可能性はある」という。しかし、モバイルフレンドリーではないページのモバイル検索における結果順位が変更前から下がるのは避けられない。Googleはサイト運営者向けに、Webページの「モバイルフレンドリー」対応を確認できるテストサイト「Mobile-Friendly Test」を用意している。Googleウェブマスターツールのモバイルユーザビリティ・レポートを通じて、サイト全体のステータスを確認することが可能。またモバイル検索アルゴリズム変更に関するFAQページや、WebmasterフォーラムのMobile Websitesセクションからも情報を入手できる。
2015年04月22日米Googleが以前から計画を明らかにしていた検索アルゴリズムの変更が、4月21日より全世界・全言語でスタートした。モバイル端末上での検索ランキングにおいて、モバイル向けに最適化されているかどうかを考慮するもので、"モバイルと親和性の高い(モバイルフレンドリー)"なサイトが上位に表示されるといわれている。今回の変更はGoogleが2月26日に明らかにしていたもの。一部では"mobilegeddon"とも言われいるもので、ユーザーがモバイルで行うGoogle検索に対し、モバイルアプリやモバイルに対応したWebページを発見しやすいようにアルゴリズムを調整する。タブレットやPCでの検索については、今回のアルゴリズム変更による影響を受けない。Googleは当時、調整実施の背景について「モバイルで検索するユーザーは関連性が高くタイムリーな検索結果を得られるべきだ」とモバイルの特性を説明し、モバイルでの検索が増加しているというトレンドにも触れている。これまでのGoogleでは、モバイル上で適切に表示されるように設定するための推奨事項やよくある設定ミスなどの情報を公開したり、ユーザーがモバイルフレンドリーなWebページをみつけやすくする"モバイルフレンドリー"ラベルを用意するなどの取り組みを行っており、今回のアルゴリズム変更はこれをさらに進めるものとなる。具体的には、「モバイルアプリ」「モバイルフレンドリーなWebサイト」の2つを変更をする。前者は、ユーザーが自分がインストールしているアプリからの情報を得やすくするためのもの。アプリをインストールしているユーザーに対し、インデックス対象のアプリからの情報をランキング要素の1つとして利用するという。この変更は2月の発表時点から有効となっている。今回問題となっているのは後者の「モバイルフレンドリーなWebサイト」に関するもの。Googleは当初、Webサイトがモバイルフレンドリーかどうかをランキング要素で使用する。これは全世界・全言語を対象とし、「Googleの検索結果に大きな変化をもたらす」と説明していた。Googleはアルゴリズム変更にあたって、自分のサイトがモバイルフレンドリーかをチェックできる「モバイルフレンドリーテスト」やWebマスター向けにモバイルのユーザビリティ問題を確認できる「モバイルユーザビリティレポート」の提供を行っている。これらの変更によるユーザーへのメリットとして、Googleは自分が使用する端末に適した高品質な検索結果を発見しやすくなる、としている。しかし、モバイル対応していないWebサイトは、表示という点で不利になると予想されている。マーケティング企業の米Portentは4月3日、2万5000のWebサイトを調べた結果、1万件がGoogleの規定する"モバイルフレンドリー"を満たしていないと報告していた。同社は合わせて、検索トラフィックの48%がモバイル端末からとも報告している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月21日20日よりGoogle マップに悪質ないたずらと思われる表示が相次いでいる。東京・千代田区の皇居内には「オードリー春日トゥース」「こ恒心教 総本山」といった存在しないはずの施設名が記されている。編集時点では、広島市の原爆ドームには「核実験場」との心ない表示が。また、東京・千代田区の警視庁本部には「サティアン」との記述が現れたという(こちらはすでに消去された模様)。Googleは今回の件について、システムをハッキングされたことによる「改ざん」ではなく、「悪質ないたずら」であるとみており、誤った表示の削除を進めている。
2015年04月21日米Googleは4月20日(現地時間)、ウエアラブル端末向けプラットフォーム「Android Wear」のアップデートを発表した。ディスプレイ常時オン機能の拡大、Wi-Fiサポート、手首の回転を使ったカードナビゲーション、手書きによる絵文字入力などを追加する。Android Wearにはディスプレイを常時オンにする設定が用意されており、有効にするとユーザーが端末を使用していない時に時計が表示される。これは消費電力を抑えながら常に情報(時間)にアクセスできるようにするオプションで、使用していない時の時計表示は省電力モードになる。最新版では、このオプションがアプリに拡大される。たとえば目的地の地図や、買うものをリストしたTo-Doリストなどをいつでも確認できるように常に表示しておく。Wi-Fiサポートによって、Wi-Fi機能を内蔵するAndroid Wear端末がWi-Fiネットワークに接続し、スマートフォンがデータサービスに接続していたら、従来のBluetoothを通じたスマートフォンとの連係機能(通知、メッセージの送受信など)を使用できる。Bluetoothの接続範囲という制限を超えて、より自由にAndroid Wear端末を使用できるようになる。画面にタッチすることなくすばやく情報にアクセスできるように、新たに手首の動きで通知やGoogle Nowのカードをナビゲートできるようになった。Android Wear端末を装着した手首を外側に動かすと次のカードに移動、内側に返すと前のカードに移動する。テキストと違って絵文字は音声では入力できないが、新しい「Draw emoji」を使うと、絵文字の簡単なスケッチを手書きして絵文字をすばやく入力できる。例えば、親指を立てた手の形を描くとサムズアップの絵文字が入力される。Android Wearの最新版は間もなく発売になる「LG Watch Urbane」のほか、Google Storeで販売されている「Moto 360」「LG G Watch」「LG G Watch R」「ASUS ZenWatch」「Samsung Gear Live」「Sony SmartWatch 3」向けにも数週間中にアップデートが提供される。
2015年04月21日米Googleは16日(現地時間)、Windows XP環境におけるGoogle Chromeブラウザのサポートを、2015年末まで延長すると発表した。Google Chromeチームが公式ブログにて明かした。Windows XPでのGoogle Chromeのサポートは従来、「少なくとも2015年4月までは提供する」と告知されていた。しかし、数百万もの人々がいまだWindows XPで作業しているうえ、サポートが終了したOSではあるものの出来る限り安全なブラウザを使う機会を持たせたいとして、2015年末まで通常のアップデートとセキュリティパッチの提供を行い、サポートを延長するとした。
2015年04月20日Googleは昨年からTCPに替わるより高速な通信プロトコルとして開発を進めている「QUIC(Quick UDP Internet Connections)」の実証実験に取り組んできた。QUICはUDPベースで開発された新しい通信プロトコルで、従来TCPとTLSで提供してきた機能を統合して提供することを目指している。最大の特徴はラウンドトリップ時間の短さにあり、TCPとTLSによる提供と比較して高速なページロードを実現できるとされている。Google Chromeチームは4月17日(米国時間)、「Chromium Blog: A QUIC update on Google’s experimental transport」において、QUICへの取り組みの現況について報告。すでにGoogleの各種サービスとChromeの間の通信でQUICが使われており、良好な結果を示しているという。現在のところ、ChromeからGoogleのサーバに送信されるリクエストの半分ほどがQUIC経由で送信されているとされており、今後さらにQUICを使った通信の比率を増加させ、最終的にはChromeやモバイルアプリとGoogleサービスとのデフォルトの通信プロトコルをQUICに変更すると説明している。しばらく実証実験やブラッシュアップを継続し、近いうちにIETFにおいて標準規約として策定する計画であることも伝えている。
2015年04月20日米Googleは15日(米国時間)、Google+公式アカウントにて、Android端末を紛失時にPC上でGoogle検索を使って探すことができるサービスの提供を開始した。Googleで「Find my phone」(私の電話を探して)と検索すると、端末の場所を地図上に表示してくれる。今回発表されたのは、紛失した端末の場所をデスクトップから探すことができるサービス。PCでGoogleのホームページを開き、「Find my phone」と入力してEnterキーを押すと、スマートフォンの場所を地図上に表示してくれる。また、同じ画面上にある「Ring」を押すと、端末を鳴らして場所を通知する。このサービスを利用するには、Android側に最新のGoogleアプリがインストールされており、デスクトップ側でスマートフォンと同じGoogleアカウントにログオンしている必要がある。Googleは4月15日に最新のGoogleアプリをリリースしている。同じようなサービスは、Googleが2013年に提供開始したアプリ「Android Device Manager」がある。Android Device Managerは紛失時に端末の場所を地図上に表示したり着信音を鳴らしてくれるほかにも、盗難時に遠隔から端末上のデータを消去する機能やPINのリセット機能を搭載している。今回のサービスは「帰宅後にどこにスマホを置いたっけ?」といった際に手軽にデスクトップから探すというようなシーンに役立ちそうだ。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月17日Googleは、82言語に対応した手書き文字入力アプリ「Google手書き入力」を公開した。通常の文字のほか、絵文字も手書きで入力することができる。Google Playよりダウンロードでき、価格は無料。「Google手書き入力」は手書きで文字を入力できる、スマートフォン、タブレット端末向けアプリ。指以外にもスタイラスペンを使った入力も可能となっている。草書体や筆記体にも対応している。そのほか、数百種類の絵文字も手書きによる入力が可能。書いた絵文字に近いものが入力候補として表示される。対応OSは、Android 4.0.3以降で、iPhoneには対応していない。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月16日米Googleは現地14日、アプリストア「Google Play」内に家族向けのプログラム「Designed for Families」を加えることを発表した。子供向けとしてレーティングされているAndroidアプリやゲームを入手できるもので、今後数週間かけて提供開始する。Designed for Familiesは子供向けのアプリやゲームを容易にブラウジングしたり発見できるチャネルとなる。Designed for Familiesでアプリやゲームを公開するためには、開発者は既存の販売/配布契約要件に専用の要件が加わった契約に合意する必要がある。利用資格要件として、北米(米国とカナダ)のレーティング団体であるESRBの「Everyone」「Everyone 10+」または同等のレーティング設定であること、Google+ログインやGoogle Playゲームサービスをアプリのログイン操作として使用することはできないなどの要件があり、開示内容も指定されている。広告については、「子供向けに表示される広告がアプリのコンテンツのレーティングに適合した内容である」などのルールが適用される。Googleは3月中旬、Google Playのアプリやゲームを年齢別に分類する制度の導入を明らかにしていた。ESRBをはじめ欧州と中東のPEGIなど国際年齢レーティング連盟に加盟する各地域の基準が適用されるもので、Androidアプリ開発者に対し、レーティングの設定を奨励していた。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月15日Googleは4月7日(米国時間)、「Google Developers Blog: Ho Ho Ho! Google’s Santa Tracker is now open source」において、Web版およびAndroid版のサンタトラッカー(Santa Tracker)をオープンソースソフトウェアとして公開したと伝えた。コンテンツはCC-BY-NCライセンス、それ以外のファイルはApache 2ライセンスの元で提供されている。各ソフトウェアは次のサイトから取得可能。GitHub - google/santa-tracker-webGitHub - google/santa-tracker-android公開されたサンタトラッカーのソースコードには、Androidアプリケーションの技術からHTML5の技術に至るまで、最新のソフトウェア技術が詰め込まれている。どのようなコードでアプリケーションを実装しているのかを知るうえで、資料として参考になる。
2015年04月08日GoogleのシニアフェローのJeff Dean氏が、GTC 2015においてGoogleのDeep Learningについて基調講演を行った。Jeff Dean氏はMapReduce、BigTable、Spannerなどを開発してきたエンジニアで、最近ではGoogle TranslateやGoogle Brainなどを開発している。テキスト、画像、オーディオ、ユーザのアクティビティ、知識を関連付けるグラフなど大量のデータがあるが、それらを理解する手続き的なプログラムを作ることは困難である。そこでDeep Learningが必要となるという。Deep Learningでは、脳に関する我々のもっているわずかな知識にヒントを得て作られた神経(ニューロン)のネットワークを使う。このネットワークは多層の構造を持っており、右側の層になるほど高次の抽象化が行われる。人工のニューロンは、ニューロンへの入力Xiに重みWiを掛けて、全入力の総和を求め、その値が負ならゼロ、正なら総和の値を出力する。なお、この図では3つの入力しかないが、実用的なニューラルネットワークでは数100、数1000の入力をもつニューロンが使われる。このようなニューロンを相互接続してネットワークを作る。最下層が入力層で、最上層が出力層であり、中間の層は、外部から直接は見えないのでHidden Layer(隠れ層)と呼ばれる。なお、ニューロンはどのように接続しても良いのであるが、学習のやり易さの点で、一般的には同一層内のニューロン同士には接続が無い構造が用いられる。このニューラルネットワークに学習をさせるには入力画像と正解のペアであるトレーニングサンプルが必要である。トレーニングサンプルの入力画像をニューラルネットワークに入力し、出力を観測して、出力が正解に使づくように重みを調整するという操作を繰り返す。重みを調整するには、重みを変えるとどれだけ近づくかの傾き(偏微分)をそれぞれの重みWiについて計算して、その結果を使ってそれぞれの重みを調整する。このように書くと簡単であるが、1つのニューロンに数100、数1000の重みがあり、ネットワークにはニューロンが何万個もあるので最適値を求めるのは容易ではない。最適値に近づけるためには、多数回の微調整の繰り返しが必要であり、それを多数のトレーニングサンプルに対して行うので、学習には非常に時間が掛かる。Jen-Hsun Huang CEOの基調講演では、AlexNetの学習には、16コアのXeonでは43日かかるが、Titan Xを使うと2~3日でできると述べられていた。Googleでの実用的システムの学習ではGPUカードを使っても6週間かかり、モデルの並列性やデータの並列性を使って、これを1日でできるようにしているとのことであった。次のグラフはトレーニングのサイクル(Epochと呼ぶ)の繰り返しでどのように誤差が減っていくかを示したものであるが、32ビットのFloatで計算した場合の黒線と8ビット、10ビット、14ビットの精度の浮動小数点数を使った場合をプロットしている。この図に見られるように、誤差の減り方は殆ど同じであり、数値に高い精度は必要ないことがわかる。このため、Titan XでサポートされたFP16などを使って演算速度を倍増し、学習時間を短縮することができる。Googleでは数十人年の工数を人工知能の開発につぎ込んでおり、何千個ものCPUやGPUを使って大量のサンプルデータを処理している。そして、Googleは、画像認識、ビデオのカテゴリ認識、スピーチ認識、画像の説明文の作成、OCR、自然言語の理解、翻訳、オンライン広告に関して、研究論文を発表しており、AIは広い適用範囲がある。成果の一例を示すと、次のスライドは、正解が付いていない生画像から(教師なしのUnsupervisedな学習)人間の顔を学習した結果である。左の写真が顔と判定されたスコアの高い48枚の画像で、右の図が最適化された顔で、ネットワークはこの顔に最も強く反応するようにチューニングされている。また、次の図は猫を学習した結果である。ただし、人間の顔の左端の列の3段目や、猫の左端の列の5段目、3列目の3段目、右から3列目の最下端の段の写真は間違っているようである。また、昔懐かしいスペースインベーダなどの「Atari 2600」のゲームを、画面のピクセルデータとスコアだけを与え、ゲームのルールなどは教えないでプレイさせた結果、最初は、すぐにインベーダにやられてしまっていたが、経験を重ねると、トーチカの陰に隠れて敵弾をやり過ごしてからインベーダを攻撃するテクニックを発見してスコアをあげたという。また、上部にあるブロックの壁を崩すBreakoutでは、300ゲーム程度プレイすると、端に穴を開けて天井とブロックの間でパドルを反射させてポイントを稼ぐテクニックを発見したという。このように、ディープニューラルネットワークは広範囲の用途に使え、知的なシステムを作っていく上で重要なツールである。学習時間の問題も、Googleでは、いろいろな並列処理を使って高速化することができ、大規模なネットワークを短い時間で学習させることができるようになっているという。
2015年04月08日Googleは4月2日(米国時間)、「Google Developers Blog: FlatBuffers 1.1: a memory-efficient serialization library」において、FlatBuffersの最新版となる「FlatBuffers 1.1」を公開したと伝えた。FlatBuffersは2014年に最初のバージョンが公開されたシリアライゼーションライブラリ。メモリの利用効率が高く、データを読むためにパースしたり追加のメモリを確保したりする必要がないという特徴がある。FlatBuffers 1.1の主な特徴は次のとおり。Java APIを大幅に書き換えデフォルトの状態でC#とGoのサポートを追加想定されていない状況でFlatBuffersを使う機能の実装Protocol Buffersからの移行を補助する機能の実装フィールドIDの手動割り当て機能の実装FlatBuffersはクロスプラットフォームで動作するシリアライゼーションライブラリ。複数のプラットフォームおよび複数のプログラミング言語をサポートしている。もともとC++で開発していたパフォーマンスの要求されるゲームアプリケーション向けに用意されたライブラリだが、このライブラリそのものはゲームに限らずさまざまなシーンで有効的に活用できる。
2015年04月06日NRIネットコムは4月3日、Googleの広告配信プラットフォーム「DoubleClick Digital Marketing」を活用した統合的なデジタルマーケティング支援サービスの提供を開始したと発表した。DoubleClick Digital Marketingは、Googleアナリティクスプレミアムのデータ解析結果を起点とした、さまざまなデジタル広告配信を実現し、配信結果をタイムリーに改善・検証することが可能な広告配信プラットフォーム。同社では、Googleクラウドプラットフォームをサポートするエンジニアチームも整備しており、Googleアナリティクスプレミアム、DoubleClick Digital Marketingプラットフォーム、Googleクラウドプラットフォームを合わせて提供することで、デジタル施策の結果データ収集、解析・検証から、検証の結果をもとにしたデジタル施策・広告の配信、企業個別の要件を満たす分析基盤の構築まで一貫してサポートできる統合的なデジタルマーケティング支援サービスを提供する。DoubleClick Digital Marketingプラットフォーム支援サービスの内容は下記のとおり。DoubleClick Campaign ManagerDoubleClick Bid ManagerDoubleClick SearchDoubleClick Rich MediaこれらとGoogleアナリティクスプレミアム、Googleクラウドプラットフォームと連動させた活用支援を行っていくという。
2015年04月03日Marketoは4月2日、同社の「エンゲージメントマーケティングプラットフォーム」とGoogle AdWords、Google アナリティクスとの連携ソリューションを発表した。これにより、マーケターは、新規見込客の獲得や販売・商談、ロイヤルカスタマー化といった顧客接点における、より詳細で広範な広告の成果測定と、デジタルマーケティングプログラムの構築が可能となる。同ソリューションでは、プラットフォームに記録されている見込み客のデータや、所属企業の属性・プロファイルを参照でき、関心が高そうな潜在顧客に向けパーソナライズされた広告を配信することができる。また、見込み客のスコアや商談化の可否といった、オフラインのコンバージョン情報をMarketoからAdWordsにエクスポートでき、Google AdWordsのビジネスインパクトを売上や利益といったビジネス成果として数値化・最大化することが可能なほか、入札金額や出稿予算や注力すべきポイントを把握することで、ビジネスインパクトの大きいキーワードに広告出稿を集中し、費用対効果の向上を実現する。さらに、データベースに登録済みの見込み客だけでなく、まだ匿名状態のWeb訪問顧客の企業属性やプロファイルデータといったMarketo上のデータを、Googleアナリティクスと連携することで、ナーチャリングのプロセスを通じ、見込み客の行動がどのように変化していくかをより詳細に分析し、最適な広告の配信を行うことが可能だ。
2015年04月03日Googleは4月1日、腕にくくりつけることで携行できるウェアラブルデバイス「Google panda」を発表した。対話型感性インテリジェンス機能を搭載し、話しかけることで様々な質問に音声で答えてくれるという。Google pandaは話しかけると0.3秒以内に答えてくれ、50カ国語に対応した音声検索デバイス。Googleによると、つぶらな瞳と、やわらかく丸みを帯びたデザイン、かわいさを妥協なく追求したとし、腕にくくりつけることで携行性もバッチリ。ぬいぐるみらしく耐衝撃性にも優れているという。本件はエイプリルフール用のネタだが、知育玩具としては本当にあってもよさそうな製品かもしれない。
2015年04月01日4月1日、Googleは同社が提供するIME「Google 日本語入力」のための新たなデバイス「Google 日本語入力ピロピロバージョン」を発表した。同デバイスは、ユーザーの吐息の量をピロピロの長さに変換することによって可視化し、その長さを赤外線センサで読み取ってBluetooth送信することで、文字入力を可能にするというもの。Googleは、これまでも快適な文字入力環境を実現するために、これまでもなど多様なキーボード/デバイスを提案してきたが、そうした試みは「固定観念に囚われていた」として、手による入力に頼らないデバイスの開発に取り組んだという。また、発売日や価格は市場調査の結果を踏まえて判断するとのこと。開発期間は丸1年に及んでいるにもかかわらず、「自作できますか?」との問い合わせに対しては、基板の回路や3Dプリンタの出力用データを含めて「まるっとオープンソースにしています」と回答している。ソフトウェアの切り替えによって英数字や絵文字も入力可能になっており、漢字入力を研究するために、現在担当者が体を鍛えているとのこと。……漢字入力にはなみなみならぬ筋力がいるのだろうか……?すでにおわかりの通り、この「Google 日本語入力ピロピロバージョン」は4月1日限定のエイプリルフールネタ。だが、オープンソースは「本当に」公開されているので自作することが可能。家に3Dプリンタがない、Bluetooth モジュールを買いに行く時間がない、といった人のために、Web上で同デバイスが体験できるコンテンツ(なぜか2bit風画面)も用意されている。
2015年04月01日Googleは4月1日、Google 日本語入力をデバイス化した「Google 日本語入力ピロピロバージョン」を発表した。ピロピロバージョンは、手を使わなくても文字が入力できる画期的なデバイス。吐いた息の量をピロピロの長さに変換し、可視化。長さを赤外線センサーで読み取り、Bluetoothで送信することで文字入力を可能にした。主な仕様は26×56×400mm(ピロピロ笛展開時)で、重量は40g(電池含まず)。Bluetoothは最新の4.0ではなく、2.1 Class2を採用しているため、電池持ちが気になるところだが、動作時間は約20時間(連続使用時)としている。BluetoothプロファイルはSPPでファームウェアバージョンアップによりHIDにも対応する。電波最大到達距離は20m。使用可能な乾電池は単4アルカリ電池か単4マンガン電池、単4ニッケル水素2次電池1本。ピロピロ笛であるため、稼動音は最大で35dbとなる。センサーはCMOS測距センサーのみとなる。ピロピロは、多様化するライフスタイルに合わせるため、様々なデザインを用意。発表資料からはうさぎ型やペン型を確認できる。発売日や価格は市場調査の結果次第としているが、これまで丸1年をかけて開発してきたという。基板の回路や3Dプリンタのデータをオープンソースライセンスとして提供するため、自作も可能。入力はひらがなと英数字、絵文字の3種類。漢字入力は現在、研究中としており、担当者が体を鍛えているようだ。なお、Googleでは手元にピロピロ笛のないあなたのために、体験サイトを開設している。毎年恒例のGoogle日本語入力エイプリルフールネタということで、このニュースはエイプリルフール企画の紹介記事です。昨年はマジックハンドでした。エイプリルフール関連記事今年もやります! エイプリルフール 2015まとめ - 続々更新!!Google、パンダアップデートを超えた「Google Panda」Google、パックマン機能を採用した「Googleパックマップ」NTTドコモ、国産羊毛を採用したリアルしつじくんを呼び出せる「d-Watch」KDDIが三太郎CMシリーズをハリウッド映画化、2041年に公開へ
2015年04月01日Googleは4月1日、検索アルゴリズムを変更する通称「パンダアップデート」を超えた新たな検索インタフェース「Google Panda」を発表した。Google Pandaでは、新たなインタフェースとしてシンプルなモノクロカラーを採用。検索ボックスをなくし、世界中の小さな子供たちからお年寄りまで親しみやすいデザインに切り替えた。新デザインは、パンダのぬいぐるみとみられるインタフェースを用いており、50カ国語に対応。わずか0.3秒の応答速度でユーザーの質問に答えてくれる。従来のスマートデバイスと異なり、パンダは3つの特徴「キュート」「手のひらサイズのモバイル性」「耐ショック性」を備えている。スマートデバイスの概念から離れた「パンダ」を用いることで、誰にでも優しい検索を提供し、「デジタルデバイスに慣れていない方でも手放せなくなる」とGoogleのアジア太平洋地域統括副社長 クリス・ヤーガ氏はコメントしている。なお、パンダが可愛いことからもわかるように、このニュースはエイプリルフール企画の紹介記事です。エイプリルフール関連記事今年もやります! エイプリルフール 2015まとめ - 続々更新!!Google、パックマン機能を採用した「Googleパックマップ」NTTドコモ、国産羊毛を採用したリアルしつじくんを呼び出せる「d-Watch」KDDIが三太郎CMシリーズをハリウッド映画化、2041年に公開へ
2015年04月01日Googleは4月1日、パックマンを活用して行く手を阻む障害物を除去する新機能「Googleパックマップ」の提供を開始した。パックマップでは、ユーザーを求めてさまよう「オイカケ」や「マチブセ」「キマグレ」「オトボケ」の現在地を表示。これらのモンスターが見えたら、地図を見ながらどの方向に進むべきか、自分で判断するようGoogleは呼びかけている。パックマップはマルチデバイスにも対応しており、PCブラウザやAndroid端末、iOS端末で利用できる。ただし、パックマンを遊べる場所は限られており、Googleのヘルプによると「カウントダウンの前夜にボールを落とさないで」「272 段の階段を登ると銀河ボーナスが待っている?」といったヒントを頼りに遊べる場所を探すか、「I’m feeling lucky」を押してたどり着けるとしている。なお、どうでもいい内容からわかるように、このニュースはエイプリルフール企画の紹介記事です。Googleマップのエイプリルフールネタでは、2014年にポケモンチャレンジを発表しています。エイプリルフール関連記事今年もやります! エイプリルフール 2015まとめ - 続々更新!!NTTドコモ、国産羊毛を採用したリアルしつじくんを呼び出せる「d-Watch」KDDIが三太郎CMシリーズをハリウッド映画化、2041年に公開へ
2015年04月01日Googleマップで、実際の地図をゲームボードに変えてパックマンを遊べるようになった。「PAC-Maps」は、4月1日から期間限定でWebアプリ版、モバイルアプリ版(Android、iOS)のGoogleマップで提供される。PAC-Mapsのステージになるのは限られた場所のみで、まずはPAC-Mapsに対応している場所を、ヒントのなぞなぞなどから探し出す。例えば、ヒントの1つは「もうすぐ、ここでパックマンのビーチ サッカー ワールドカップが見れるよ」だ。Googleマップで、FIFA Beach Soccer World Cup 2015の開催地であるポルトガルのエスピーノ(Espinho)に移動するとPAC-Mapsのボタン(左下)やパックマンピンが表示される。それらを押すと地図がパックマンに変わる。モンスターは4匹。パックマンの操作はPCでは矢印キーを押し、携帯端末では指でスワイプする。5回分あるパックマンの寿命を使い切ったら「再試行」で続行するか、スコアを公開することも可能。携帯端末では「現実の世界でもう一度プレイ」をタップするとIngressの拡張現実でパックマンを楽しめる。
2015年04月01日米Googleは30日(現地時間)、Google+の「フォト」の写真や動画を、Google+とGoogleドライブの両方で表示、管理できるアップデートを行った。オプションでGoogleドライブの「マイドライブ」内に、Googleフォト用フォルダを作成する設定を行なうと、写真や動画をフォルダに入れて整理できる。今回のアップデートで、GoogleドライブでGoogle+の写真・動画の編集やファイルの管理、削除などが行えるようになった。Google+で写真を編集する場合、編集内容はGoogle+のみで表示され、Googleドライブには表示されない。Google+で編集した写真をGoogleドライブで表示するには、編集した写真をダウンロードした後、Googleドライブにアップロードする必要がある。また、Googleドライブから写真や動画を削除すると、写真や動画はGoogle+からも削除される。一方、Googleドライブで写真や動画をフォルダへ移動した場合に、フォルダ構成はGoogle+に反映されない。なお、Google+とGoogleドライブの両方に写真を保存しても容量は1回のカウントとなり、データ容量が2倍で計算されるわけではないという。
2015年03月31日