JR東日本とびゅうトラベルサービスはこの秋、マレーシアとタイで初の鉄道車両ラッピング広告による訪日旅行商品プロモーションを展開する。マレーシアでは、個人旅行向け鉄道利用パッケージ商品ブランド「Eastern Japan Tokyo Rail Days」のPRを目的に、クアラルンプールKLモノレールに車体ラッピングと車内広告を施す。第1弾として11月1日から、新幹線E5系とE6系をそれぞれ片面ずつに描いたラッピングで日本の高速鉄道をアピールする予定。12月からは、同ブランドの旅行商品の中から、「東京雪遊び(GALA湯沢)」をイメージしたラッピングに変更する。訪日旅行者数の伸びが著しいタイでも、同じく「Eastern Japan Tokyo Rail Days」をPRすべく、バンコク・スカイトレイン(BTS)スクムウィット線1編成に車体ラッピングと車内広告を施す。ラッピングデザインは、「東京雪遊び(GALA湯沢)」をイメージした雪山とウインターアクティビティのイラスト。掲出期間は11月1日から2015年2月までとのこと。
2014年10月08日JR東日本は10月7日、2017年春ごろに運行開始を予定している「クルーズトレイン」の列車名とシンボルマークを決定したと発表した。列車名は「トランスイート 四季島(しきしま)」となる。「四季島」には、日本の古い国名「しきしま」をもとに、美しい四季と伝統を感じながらの旅を連想させ、時間と空間の移り変わりを楽しむ列車であるという想いが込められている。「TRAIN SUITE(トランスイート)」は、「四季島」が同社のフラッグシップとして位置付けられる列車であること、全室スイートルームであることを表すサブタイトル。シンボルマークは、「ひと」「もの」「こと」の象徴である3本の線が四季を意味する「4つの節目」を巡り戻ってくるデザインとし、美しい四季と伝統を感じるクルーズの旅を表現したもの。シンボルマークのデザインは、車両のエクステリア・インテリアデザインと一体感のあるものとするため、KEN OKUYAMA DESIGNが担当した。列車名の決定に伴い、「四季島」専用ホームページのURLが変更となる。「トランスイート 四季島(しきしま)」の列車デザインは6月3日に発表されている。編成は、先頭車(展望エリア付き動力車)2両、パブリックスペースとしてラウンジ車1両、ダイニング車1両、パーソナルスペースとして客室のデラックススイート車1両、スイート車5両の計10両で構成される予定。
2014年10月08日JR東日本は、2009年秋から販売している東北6県のJR線と10社の鉄道会社線が乗降り自由の特別企画乗車券「東北ローカル線パス」を、今年度も発売する。発売期間は10月9日から12月20日まで、利用期間は10月10日から12月22日までの金・土・日または土・日・月の連続する3日間。BRTを含む東北6県のJR東日本線のほか、フリーエリア内のIGRいわて銀河鉄道線、青い森鉄道線、弘南鉄道線(弘南・大鰐線)、秋田内陸縦貫鉄道線、由利高原鉄道線、三陸鉄道線、山形鉄道線、阿武隈急行線、福島交通線(飯坂線)、会津鉄道線の各線で普通列車(快速を含む)の普通車自由席が乗り放題となる。JR線の新幹線、特急列車、急行列車を利用する際は、乗車券・特急券が別途必要だが、新青森~青森間のみ乗車する場合に限り、「東北ローカル線パス」のみで特急・急行列車の普通車自由席を利用できる。秋田内陸縦貫鉄道の急行「もりよし」は別途急行券を購入すれば利用可能となる。発売額は大人6,170円、小児3,080円。フリーエリア内のJR東日本のみどりの窓口、一部の指定席券売機、びゅうプラザ、おもな旅行会社にて販売する。フリーエリア以外のびゅうプラザとおもな旅行会社でも、フリーエリアを着地に含む旅行商品を同時購入する場合のみ発売する。また、みどりの窓口やびゅうプラザでは、お得な「大人の休日倶楽部会員用」(4,940円)も販売する。
2014年10月08日JR東日本は7日、クルーズトレインの列車名を「TRAIN SUITE(トランスイート) 四季島」と発表した。シンボルマークも決定し、専用ホームページのURLも変更された。同社のクルーズトレインについては、車両のエクステリア・インテリアデザインのイメージがすでに発表され、運行開始時期は2017年春頃とされている。列車デザインのプロデュースを担当するのは、「KEN OKUYAMA DESIGN」代表の奥山清行氏。10両編成のうち、先頭車の1・10号車は展望エリア付き動力車、2・3・4・8・9号車がスイート車、5号車がデラックススイート車、6号車がダイニング車、7号車がラウンジ車とされ、各車両とも日本の自然や文化を楽しめるようなインテリアデザインに。エクステリアはガラス張りの形状が特徴だという。列車名に採用された「四季島」について、「日本の古い国名『しきしま』をもとに、美しい四季と伝統を感じながらの旅を連想させ、時間と空間の移り変わりを楽しむ列車」(JR東日本)との思いを込めて命名。サブタイトルにあたる「トランスイート」は、同社のフラッグシップに位置づけられる列車であることと、全室スイートルームであることを表したものだという。「四季島」のシンボルマークは「KEN OKUYAMA DESIGN」がデザインを手がけ、エクステリア・インテリアデザインと一体感を持たせた。「『ひと』『もの』『こと』の象徴である3本の線が、四季を意味する『4つの節目』を巡り戻ってくるデザインとし、美しい四季と伝統を感じるクルーズの旅を表現」(JR東日本)したとのこと。列車名の決定にともない、クルーズトレイン専用ホームページのURLも変更に。「四季島」の列車名を案内するページも新たに開設されている。
2014年10月07日JR東日本リテールネットは10月16日、JR東京駅にて、オリジナル商品を取りそろえた期間限定イベント「TOKYO BOX」を開催する。同イベントは、12月20日に開業100周年を迎えるJR東京駅で開催。さまざまなファッションブランドとコラボレーションしたアイテムや、イベントオリジナル鉄道グッズが登場する。HOLLYWOOD RANCH MARKETは、丸の内駅舎の赤レンガをモチーフにした「東京駅100周年記念限定バンダナ」(2色)、BEAMSは、Tシャツ(3種類)やニットキャップなど48種類のオリジナルグッズを販売する。Knirpsは、100本限定でオリジナルデザインの折傘を製作。Aqviiでは、イラストレーター・宮田翔氏とコラボレーションしたトートバック(28種類)を用意する。鉄道グッズには、駅舎ステッカーや列車ものさし、消しゴム、缶バッチ、記念メダル、列車キーホルダー、ハンカチなど、赤レンガや丸の内駅舎といった東京駅ならではの要素を盛り込んだグッズがさまざまな形で登場する。また、東京駅限定手土産には、東京ばな奈と東京ばな菜の花の詰め合わせ商品「東京駅100 周年で見ぃつけたっ」や東京駅100周年を記念した限定パッケージの「名菓ひよ子 東京駅100周年記念」「東京たまご ごまたまご 東京駅100周年記念」などを用意する。そのほかにも、東京駅の100年を振り返り歴史の移り変わりが楽しめるギャラリーや、100周年記念として運行する山手線ラッピングトレインをモチーフにしたフォトスポットの設置も予定している。同イベントの会場は、JR東京駅新幹線南乗り換え改札前。営業時間は平日10:00~22:00、土日祝7:00~22:00(オープン当日は、11:00営業開始)。期間は、10月16日~2015年1月4日。
2014年10月06日○JR南武線が新車に置き換えられる!?JR東日本が首都圏の通勤路線などで投入を進めているE233系。10月4日から南武線でも営業運転を開始する予定になっている。筆者が知る限り、新車を投入して南武線の車両を全面的に置き換えるという話は過去に例がない。1970年代初頭、当時走っていた17m車を関東各地の73系で置き換えて以降、首都圏の主要路線で使い古された車両が南武線へやって来て、廃車になるまで走り続ける……、これが今日まで続けられている。現在走行している205系の一部車両も、製造当初は山手線や京浜東北線に配置されたものなのだ。ついでにいえば、「73系によって置き換えられた17m車」も、その生い立ちはさまざま。新製時から南武線に配属されたわけではなく、ほとんどが他の路線から転入されたものと推測される。とはいえ、筆者の生まれる以前の話になるから、断定はできない。旧国鉄時代から数少ない黒字路線だっただけに、もう少し早く新車が配置されても良さそうなものだが、結局のところ現在、すなわち2014年まで持ち越されたことになる。南武線でE233系による車両置換えが進められることで、「旧式」となりつつある205系・209系の走る路線がまたひとつ減ることになる。もっとも、それらの車両は一気に消滅するわけではなく、半年から1年くらいかけて徐々に置き換えていく予定という情報もあるので、むしろ10月以降、E233系の営業運転が開始されてからのほうが、車両のバリエーションも増加し、見る人は楽しめるかもしれない。南武線では205系ひとつとっても変化に富んでいて、目立つところでは行先表示が方向幕かLED式かの違いがある。方向幕の車両は0番台。LED式の車両はサハ205を先頭車化改造した1200番台で、クハ205・クハ204が存在し、中間車に0番台が組み込まれている。中間車も含めてシングルアーム式パンタグラフに変更されたのが、従来の0番台とは異なる点だ。○首都圏で貨物列車が走る路線のひとつJR南武線の歴史をざっと記してみると、戦前に開業した南武鉄道が発祥で、1944(昭和19)年に鉄道省によって国有化され、現在の路線となった。戦後になってから、当時の南武鉄道の車両を鉄道省が製造した17m車で置き換えたようで、置き換えられた車両の中には事業用車に改造され、全国各地に配置されたものもあるという。「南武線に新車があまり投入されない」という現象は、国有化直後から現在まで続いていたわけだ。歴史の古い路線なので、高架化された区間は比較的少なく、昭和の昔から変わらない景色の場所もある。沿線に梨畑もあるなど、最近はめっきり少なくなった昔ながらの鉄道風景を感じられるところも多い。南武線では近年、さまざまな変化が訪れている。快速が運転されるようになったことも、大きなトピックのひとつに挙げられるだろう。その他にも、一部区間で立体交差化が進められていることとか、南武線始まって以来の特急列車(臨時列車だったが)が走行したこととか、貨物列車の数が減少していることとか……。そうなのだ。昔の南武線は、貨物列車が数多く走っていた。青梅線から浜川崎操車場までの石灰石輸送列車が多数設定されていたからなのだが、他にも京浜工業地帯から中央本線を通る列車も設定されていた時期があるなど、さまざまな種類の列車が走行していて、機関車マニアにも知られているくらいだったのだ。だが、2014年3月のダイヤ改正で、ついに南武線の貨物列車は上下1本ずつのみに。大半は並行する武蔵野貨物線経由になってしまった。南武線を走る貨物列車といえば、多彩な機関車が歴代の牽引機となっていた。その中でも立川機関区所属のED16形は、いわば「南武線の主」的存在で、おもに青梅線からの石灰石輸送に従事していたため、多くの人々の記憶に残っていると思われる。筆者自身、かつて浜川崎支線から出発するED16形を、カメラを持って待ち構えていたことがある。現在は、ED16形1両が青梅鉄道公園に静態保存されている。尻手駅は、南武線を走行する貨物列車がめっきり少なくなってしまった現在でも、地上で貨物列車を、それも昼間に見ることができる数少ない場所。新鶴見操車場への短絡線が分岐するため、数多くの貨物列車が走っているのだ。退役が近いとうわさされるEF65形、あるいはEF210形あたりがおもな牽引機だが、1998年の石灰石輸送廃止まで、EF64形0番台が走行するシーンもあった。○浜川崎支線205系が「最後まで残る旧国鉄車両」になる!?南武線には支線がある。JR鶴見線に接続する浜川崎駅と、南武線本線の尻手駅を結ぶ浜川崎支線だ。現在では本線と異なるカラーの205系が運行されているが、かつては戦前に製造されたクモハ11形・クハ16形の2両編成が走っていただけではなく、本線の73系よりも長命を保ったため、旧型国電のファンにも知られた場所だった。現在、浜川崎支線用205系の帯色は本線用とは異なり、番号も1000番台と区分され、ワンマン化改造も行われている。余談だが、筆者はこの車両こそ、「最後まで残る205系、すなわち旧国鉄車両」になるのではないかと、ひそかに予測している。JR最後の101系も、浜川崎支線で運用されていたという前例があるからだ。
2014年10月04日ニフティは10月1日、東日本(east-2)リージョンおよびeast-14ゾーンを増設したと発表した。同サービスは、東日本/西日本から選択できるマルチリージョン対応となっており、任意のリージョンを選ぶことができるため、複数の地域を用いたバックアップ、DR(ディザスタリカバリ)対策が実現できる。サービス特長は以下の通り。各リージョンにバックアップ用のサーバーを用意することで、万が一のアクシデントや災害時に備えることができ、重要なシステムやデータを守るコントロールパネル上で、各リージョンの仮想サーバーを一元的にコントロールでき、同一のコントロールパネルからの運用ができるため、運用管理者の負担を軽減する3.同じリージョン内にあるゾーンは、完全に別のシステムとして運用されており、サーバーの収容されているラックや電源、ストレージなどは分離されているため、冗長化や負荷分散、耐障害性の向上を目的として、異なるゾーンでサービスを運用するといった運用が可能4.ゾーンごとに用途を分けるといった使い方ができ、その場合でもゾーンの管理はコントロールパネルから一元的に管理することができるのため、利便性を保持できる利用可能なリージョンはeast-1/east-2/west-1。ゾーンはeast-11/east-12/east-13/east-14/east-21/west-11。リージョン/ゾーンの選択は無料となっており、コントロールパネルおよびニフティクラウドAPIから利用できる。
2014年10月03日JR東日本盛岡支社は12日、「鉄道の日」イベントの一環で、「SL銀河」客車の車両展示会を開催する。普段は乗車しないと見られない客車内を見学できるチャンスとなる。展示会は10時から12時まで、釜石駅1番ホームで実施(見学受付は9時30分から11時45分まで)。客車公開に加え、「SL銀河」に使用される蒸気機関車C58形239号機復元の様子をまとめたパネル展示も行う。入場無料で、参加者全員に「SL銀河」パンフレットと参加証を配布する。先着200名に「SL銀河」で使用している石炭もプレゼントする。翌13日には、釜石駅にて一日駅長による「SL銀河」出発式と紅白餅配布(なくなり次第終了)も実施。11~17日まではSL写真展も開催する。盛岡支社ではその他にも、「鉄道の日」記念イベントを各駅で開催。10月11日には気仙沼駅でポケモントレインの出迎えイベントや同車両の公開などを実施し、10月18日には北上駅にて北上市長による「Kenji」出発合図や鉄道に関する懐かしい写真の展示などを行う。他の各駅でも大小さまざまなイベントが企画されている。
2014年10月03日JR九州はこのほど、2015年春開業予定の大分駅ビルの名称を「JRおおいたシティ」と発表した。大分駅ビルのほか、すでに開業している豊後にわさき市場、大分駅南立体駐車場、大分駅西駐車場も含めた名称とする。あわせて「JRおおいたシティ」のロゴも制定された。「大」の字をデザイン化したもので、「大分の地に根ざし未来へはばたく姿勢」を表しているという。駅ビルには、JR九州ホテルズが運営するプレミアムクラスの宿泊主体型ホテル「JR九州ホテル ブラッサム大分」と複合商業施設「アミュプラザおおいた」が入る。「JR九州ホテル ブラッサム大分」は客室数190室(9~18階)で、8階にフロントやレストランを設ける。「アミュプラザおおいた」には、大分初出店となる大型店をはじめ、ファッション、雑貨、飲食店、各種サービスなどのテナントが入居する予定だ。
2014年10月02日シャープは9月29日、JR名古屋駅の中央コンコースにデジタルサイネージ用の60型液晶ディスプレイ「PN-R603」を100台納入したと発表した。JR名古屋駅では設置工事後、10月7日より運用を開始する。JR名古屋駅は、太閤通口と桜通口とを結ぶ中央コンコースの柱の両面に設置する。これまでは紙のポスターが貼られていたが、デジタルサイネージに置き換えて、広告情報や災害情報などさまざまな情報を掲示する。シャープによると、交通広告としての利用では日本最大級の連続・多面デジタルサイネージだという。同社はデジタルサイネージ用の液晶ディスプレイの販売強化に取り組んでおり、大型モデル、タッチディスプレイ、マルチディスプレイ、高輝度モデル、薄型・軽量モデルなど、幅広い機種をラインアップしている。PN-R603は、60型・フルHD画質の液晶ディスプレイ。本体サイズは横1378mm×縦794mm×奥行約39.4mm。入力・出力端子は、ミニD-sub、DisplayPort、DVI-I、HDMI、ビデオ、コンポーネントなど豊富にそろっている。
2014年09月30日JR東日本リテールネットは10月1日、同社がJR東日本エリアで運営するエキナカコンビニ「NEWDAYS」において、カウンターコーヒーのオリジナルブランド「EKI na CAFE(エキナカフェ)」の本格展開を開始する。○直火焙煎したコーヒー豆を使用同商品は、ドトールコーヒーと共同開発。ブラジルコロンビア産のアラビカ豆を使用しており、直火焙煎する事でコクと香りがより一層楽しめ、後味がクリアになるように仕上げた。直火焙煎コーヒーは、コンビニエンスストアのカウンターコーヒーでは唯一同店だけが提供するという。価格は170mlで100円(税込)。ホット・アイス同価格。
2014年09月30日JR東日本盛岡支社はこのほど、大船渡線BRTに設置していた臨時駅「奇跡の一本松駅」を10月1日から常設化すると発表した。これにともない、同駅発着の運賃は一部改定となる。「奇跡の一本松駅」は昨年夏、夏季限定の臨時駅として長部~陸前高田間に設置された。今年も3月1日から同駅への停車を再開していた。同駅発着の運賃は従来、外方の隣接駅の営業キロを適用していたが、常設化後は新たに同駅にも営業キロが設定されることに。鉄道線と近接しない一般道路上に設置されているため、陸前矢作~竹駒間の鉄道線路上に位置する駅とみなし、陸前矢作から2.9km、竹駒駅から0.1kmとして営業キロを設定する。これにより、陸前高田~奇跡の一本松間の運賃が現行の190円から140円に変更されるなど、一部区間で運賃の改定が生じる。
2014年09月30日JR東日本新潟支社はこのほど、今年度中に導入予定の新型車両E129系に関する今後のおもなスケジュールを発表した。新型車両E129系は新潟県内で普通列車として運用される115系電車の置換え用として、総合車両製作所新津事業所にて現在製作中とのこと。新潟支社によると、営業線での試運転は10月8日から開始し、信越本線新津~羽生田間を4往復運転するという。10月15日から営業線での車両性能試験を開始し、上越線、信越本線、越後線、弥彦線、羽越本線、白新線の各線を走行する予定だ。また、既報の通り、10月11日には総合車両製作所新津事業所公開イベント「レールフェスタ in にいつ2014」にて車両展示を行い、新型車両の外観を一般に披露する。新型車両E129系は、従来の115系の約5割の消費電力量で走行できるほか、車内照明のLED化によって照明の消費電力量を従来の約6割に抑えるなど、省エネ化を進めた車両。半自動機能付きの片側3扉タイプで、新潟地区の気候に対応した耐寒耐雪構造にもなっているという。ユニバーサルデザインを考慮したインテリアとなり、車いすのまま利用できる大型トイレも設置。座席幅の拡大により快適性も向上するほか、車内外の情報案内装置を充実させることで利便性の向上も図る。
2014年09月26日JR東日本はこのほど、福島駅を省エネルギー・再生可能エネルギーなどさまざまな環境保全技術を取り入れた「エコステ」モデル駅とすることを決定した。10月に整備工事工事に着手する予定で、東口駅舎改修などのリニューアル工事も同時に進める。「エコステ」モデル駅としての整備で規模が大きいのは、従来型と軽量型合わせて約2,000平方メートルにおよぶ太陽光パネルの設置。JR東日本とJR東日本コンサルタンツが共同試験していた有機薄膜太陽電池も初めて実施導入する。これらの太陽光発電によって生じた電力は同駅で使用するほか、バッテリーに蓄えることで停電時にも利用できるという。東口広場には電気自動車充電器を1基設置し、社用車に利用する。地中熱の空調への活用や、新幹線コンコース内の照明のLED化にも取り組む。同時に着手する駅リニューアル工事では、「ふくしまデスティネーションキャンペーン」(2015年4~6月)に向け、福島エリアの観光拠点駅にふさわしい駅設備への整備を実施。東口駅舎外壁をレンガ調仕上げへに改修するほか、駅舎屋根・乗換跨線橋・ホーム屋根を塗装により美化。乗換跨線橋内には在来線案内サインを新設する。ホーム床面も一部を補修する。「エコステ」モデル駅整備工事と駅リニューアル工事はともに2015年3月完了予定。
2014年09月26日JR東日本水戸支社は、常磐線水戸駅の改札内改修工事に着手すると発表した。今年度末の「上野東京ライン」開業を前に、観光やビジネスで訪れた駅利用者に水戸の良さを感じてもらえる「もてなしの空間」を創出するねらいだという。改修工事では、店舗やコンコースを周辺の環境に配慮した統一デザインにリニューアルし、くつろぎの空間を演出。正面改札には改札ゲートを新設し、改札の視認性を高めるとともに、商業施設・案内所・コンコースに一体感を持たせ、茨城県の玄関口としてふさわしい環境演出を行う。あわせてトイレの快適性を向上させる美化工事、災害に備えた天井耐震化工事も行う。着工は9月20日頃で、2015年3月までに順次完成の予定だ。
2014年09月17日過去に本誌記事で、「意外に遠い同名の駅」としてJR京葉線東京駅を紹介した際、「JR有楽町駅(京橋口)から京葉線東京駅へ乗り継げる特例もある」と書いた。実を言うと、筆者も最近までそのことを知らなかった。京葉線の東京駅は他路線のホームより南側に離れた地下にあり、地図で見ると有楽町駅のほうが近い。有楽町駅から乗り換えられるということは、山手線・京浜東北線から京葉線への乗換えが便利になるかもしれない。そこで実際に乗り換えてみることにした。○有楽町駅・京葉線東京駅ともに現在はポスターで案内されている浜松町駅で潮見駅までのきっぷ(運賃170円)を購入。山手線の電車に乗り、有楽町駅で下車してホーム北側の階段から京橋口へ向かった。途中、「本当に乗り換えられるんだろうか?」と不安な気持ちもあったが、「当駅から京葉線へお乗換えのお客さまへ」と案内するポスターが京橋口の改札付近にあり、ようやく安心した。そのポスターによれば、新橋・品川方面から有楽町駅で下車し、京橋口改札係員に申し出て案内書を受け取ることで、京葉線東京駅へ歩いて乗り換えられるそうだ。そのルートとして、JR線の高架下(有楽町ガード下)を進むルートと、東京国際フォーラムを進むルート(利用可能時間7:00~23:30)も紹介されてあった。この乗換え条件に合う定期券を持つ利用者は、京橋口以外の改札口も利用可能で、「混雑時は比較的空いている中央口・銀座口もご利用下さい」とのこと。その一方で、神田・秋葉原方面から有楽町駅経由で京葉線東京駅への乗換えは不可で、「Suica」などICカード利用で乗り換える場合は乗車駅を確認すると書かれてあった。しばらくポスターを見た後、京橋口の有人改札へ。「京葉線へ乗り換えたい」と伝えると、すぐに案内書を渡され、改札外へ通された。案内書はきっぷより少し大きいサイズの紙1枚だが、これなしで改札外へ出ると一度精算されるため、運賃がさらに高くなってしまう。紙1枚とはいえ、無くさないように大事にしなければ……と思うのであった。筆者は今回、高架下を歩いて乗り換えたが、「有楽町ガード下の独特な雰囲気の中を歩くのも良いけど、普段の乗換えで使うなら国際フォーラム経由のほうが良さそうだな」という印象だった。東京国際フォーラムには地下コンコースもあるので、雨の日もずぶ濡れにならず乗り換えられるはず。逆方向(京葉線東京駅から有楽町駅へ)の乗換えも、エスカレーターのある東京国際フォーラム経由のほうが便利だろう。ゆっくり歩いての乗換えだったものの、それでも有楽町駅から10分程度で京葉線東京駅に到着。京葉地下丸の内口できっぷと案内書を提示すると、案内書のみ回収され、改札内へ入ることができた。ここにも「京葉線東京駅から新橋・品川方面へお乗換えのお客さまへ」のポスターがあり、有楽町駅のポスターとほぼ同じ内容が書かれてあった。この特例を知っておくと、たとえば新橋駅・浜松町駅・田町駅・品川駅から京葉線へ乗り換える場合、乗換え1回で済むし、同じJR線内なので運賃の割高感もなく便利だろう。大崎駅・大井町駅から京葉線方面はりんかい線で新木場駅乗換えのほうが便利と思われるが、運賃を安くしたいなら有楽町駅乗換えを考えても良さそう。大森駅・蒲田駅から乗る場合も、京浜東北線で有楽町駅乗換えのほうが安く便利かもしれない。ただし、有楽町駅では定期券利用者を除き、京橋口の有人改札のみの取扱いなので、場合によっては混雑の原因となる可能性も。旅行者が京葉線を利用するならやはり東京駅乗換えのほうが望ましく、有楽町駅からの乗換えは仕事中の移動やちょっとした外出などで役立てる程度にしておくのが良さそうだ。
2014年09月16日JR東日本はこのほど、新宿~東武日光・鬼怒川温泉間を運転するJR・東武直通特急に、初めて「えきねっとトクだ値」を設定すると発表した。「えきねっとトクだ値」は、「えきねっと」会員限定で発売される、乗車券と指定席特急券がセットになった片道タイプのお得なきっぷ。対象となるのは、東武日光・鬼怒川温泉行(下り)の「日光1号」「スペーシアきぬがわ11号(臨時)」「スペーシアきぬがわ3号」「きぬがわ5号」「スペーシアきぬがわ7号」、大宮・浦和・池袋・新宿行(上り)の「スペーシアきぬがわ2号」「きぬがわ4号」「スペーシアきぬがわ6号」「スペーシアきぬがわ14号(臨時)」「日光8号」の計10本。「えきねっとトクだ値」を利用した場合、新宿~東武日光・鬼怒川温泉間の料金(乗車券と指定席特急券の合計)は通常より1,600円安い2,400円に。池袋~東武日光・鬼怒川温泉間は通常より1,550円安い2,320円に、大宮~東武日光・鬼怒川温泉間では通常より1,410円お得な2,120円になるなど、いずれも通常より40%割引となる。利用期間は6月15日から7月18日までで、乗車日1カ月前の10時から乗車当日の深夜1時40分まで購入可能。乗車日が7月8日以前となる場合は、6月9日5時30分から申込開始となる。きっぷはJR東日本各駅の指定席券売機・みどりの窓口などで受け取れるが、東武鉄道の各駅での受け取りはできない。「えきねっとトクだ値」の有効期間は1日間。予約した指定列車に限り有効のため、指定列車に乗り遅れた場合には無効となる。
2014年06月07日ロイヤルホスト、ジェーシービー、北海道旅客鉄道(以下JR北海道)、東日本旅客鉄道(以下JR東日本)、東海旅客鉄道(以下JR東海)、西日本旅客鉄道(以下JR西日本)、九州旅客鉄道(以下JR九州)、ニモカ、NTTドコモ(以下ドコモ)、楽天Edyは14日、ロイヤル ホストの各店舗 「ロイヤルホスト」「カウボーイ家族」など、合計約260店舗にて、電子マネー「交通系電子マネー」、「iD」、「楽天Edy」の取扱いを開始したと発表した。従来より取扱い中の「QUICPay(クイックペイ)」と併せて、4種類の電子マネーが利用可能になったという。ロイヤルホストは2005年より「QUICPay(クイックペイ)」の取扱いを開始しているが、このたび、交通系電子マネー(「Kitaca」、「Suica」、「PASMO」、「TOICA」、 「manaca(マナカ)」、「ICOCA」、「SUGOCA」、「nimoca」、「はやかけん」)、「iD」、「楽天Edy」の電子マネーを追加導入することにより、顧客の決済手段の充実を図ると共に、スピーディーな決済を実現するという。今後も電子マネーでの決済サービスを通じて、顧客の利便性向上に、より一層努めていくとしている。なお、ジェーシービーは、JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州、ニモカ、ドコモ、楽天Edyの各社と締結する加盟店開拓に関する契約に基づき、ロイヤルホストと電子マネーの精算を行うという。長崎駅ビル店、CELEO八王子店、大宮ステラタウン店では、一部利用できない電子マネーがある。
2014年04月15日NTT東日本は4月1日、オンラインストレージサービス「フレッツ・あずけ~る」の新ラインナップとして、従来プランよりセキュリティを強化し、スケジューラー等の法人向け機能を備えた有料プラン「フレッツ・あずけ~るPROプラン(以下、PROプラン)」を、6月24日より提供開始すると発表した。PROプランはフレッツ光契約者を対象に、写真や動画などのデータをインターネット経由でオンラインストレージに格納し、共有・閲覧を可能とするサービス「フレッツ・あずけ~る」の新たなラインナップで、回線認証による契約回線以外からの不正アクセス防止や端末認証キーによるログイン時のセキュリティ強化、および遠隔アクセスロックによる紛失時のリスク回避など、従来のプランと比べてよりセキュリティを強化している。また、同一契約者内にてスケジュールの共有・管理ができ、外出先にてスマートフォン等からもスケジュールの登録・確認が可能な「ケジューラー機能」、同一契約者内の管理者・利用者による掲示板の作成・閲覧・コメント投稿が可能な「掲示板機能」、「異なる契約者間において、大容量ファイルをインターネットを介さず、「フレッツ・あずけ~る」のサーバ内でセキュアに高速転送が可能な「契約者間高速転送機能」、フレッツ・あずけ~る全契約者に対して、コンテストの実施が可能な「コンテスト機能」が追加されている。利用料金は10GBから2TBの間で7段階で、例えば最低の「PRO 10GBプラン(利用可能容量10GB)」の場合、月額利用料は500円。最上位の2TBプランは月額7万円(いずれも税別)、なお、フレッツ光メンバーズクラブ、リモートサポートサービス、オフィスまるごとサポート(ITサポート)のいずれかを契約している場合、利用可能領域が無料で増量される。
2014年04月02日JR東日本はこのほど、「JR神田万世橋ビル」が環境指標「LEED-CS」のGOLD認証を取得し、同ビル3~4階の貸会議室「ステーションコンファレンス万世橋」も、「LEED-CI」のGOLD認証を取得したと発表した。「LEED」は、米国グリーンビルディング協会によって開発・運用されている建築物の環境配慮基準の認証制度。「LEED-CS」はテナントビルの躯体・外装・共用部を、「LEED-CI」はテナント専用部の内装を認証の対象としている。「JR神田万世橋ビル」は昨年12月、「ステーションコンファレンス万世橋」は今年3月にそれぞれ各部門の「GOLD」認証を取得した。どちらもJR東日本グループの施設としては初の「LEED」認証取得だという。JR東日本では、JR神田万世橋ビルを「地球環境、地域、景観、歴史との共生をコンセプトにした、次世代の環境配慮型ビル」と位置づけている。具体的には、直射日光を受ける南西面にエレベータや階段などの窓面が少ない設備を配置し、貸室空間は北東面に配置することで建物の熱負荷を抑制。屋上には太陽光パネルをを設置し、建物の照明などに利用している。節水型衛生器具の採用などによる水利用の高効率化や高効率給湯機器の設置、LED照明の採用などにも取り組んでいる。ビル利用者の自転車通勤を促進するため、施設内に駐輪場やシャワールームを設置。電気自動車専用の充電設備も備えているという。同ビルは地上20階・地下2階で、延床面積は約2万8,500平方メートル。低層階には貸会議室や子育て支援施設などが入り、5~20階はオフィスとなっている。
2014年03月18日JR東日本グループのホテルチェーン、JR東日本ホテルズは、北陸新幹線用新型車両E7系のデビューを記念し、宿泊者を対象としたプレゼントキャンペーン「新幹線×JR東日本ホテルズ 乗って泊まってGet!キャンペーン」を実施する。同キャンペーンでは、往復の新幹線と宿泊クーポンがセットになった「びゅう旅行商品」を購入し、3月15~31日の期間中に対象ホテルへ宿泊すると、新幹線の色合いを再現したオリジナルデザインの箸置きがもらえる。箸置きは全6種類で、もらえるのはそのうちいずれか2個。種類は選べない。プレゼントはなくなり次第終了となる。キャンペーン対象ホテルは、東北6県と栃木・群馬・新潟・長野各県の「ホテルメッツ」「フォルクローロ」「ホテルメトロポリタン」など計20施設。
2014年02月27日JR東海はこのほど、名古屋駅に隣接する旧名古屋ターミナルビルの跡地に建設中の名古屋駅新ビルについて、名称を「JRゲートタワー」に決定したことを発表した。同時に、工事の遅れから開業時期が約1年延びる見込みであることも明らかにされた。名古屋駅新ビル「JRゲートタワー」は地上46階地下6階建てで、高さ約220m。駅施設のほか、オフィス、商業施設、ホテルなどが入居する超高層複合ビルとなる。1階にはバスターミナルを集約配置し、2階に名古屋駅と駅北側エリアを結ぶ歩行者通路を設け、交通拠点としての機能も強化する。隣接するJRセントラルタワーズと15階までの全フロアを接続し、タワーズと一体性を持たせたビルとする計画だ。従来のスケジュールでは、新ビルの竣工とオフィスの入居開始は2015年末、「タカシマヤ」とホテルの開業は2016年春としていたが、基礎工事が難航しているために行程の見直しを実施。オフィス入居開始は2016年11月、「タカシマヤ」とホテルの開業は2017年4月にそれぞれずれ込む見込みだという。
2014年02月15日JR東日本はこのほど、2014年度から5カ年にわたって取り組む「グループ安全計画2018」を策定し、その概要を発表した。「安全文化を根付かせる」「安全マネジメント体制を磨く」「着実にリスクを低減させる」「安全設備重点整備計画を推進する」の4項目を柱に、具体的な施策を展開するとしている。第1の柱「安全文化を根付かせる」は、事故や事象を正しく報告することや、原因究明の際にさまざまな意見を出し合って議論することなど、JR東日本グループがこれまで培ってきた安全文化をさらに育てるとの意味。正確な運行を守ろうとするあまり、安全確認の手順をおろそかにすることがないよう、「危ないと思ったらまず列車を止める」をグループ全体の確固たる行動規範として徹底するとした。第2の柱とした「安全マネジメント体制を磨く」は、安全を担う人材を育て、安全の技術・知識などを継承することを指す。各部門の経験豊富なOBを、「安全の語り部」として組織し、現役世代への経験の継承を図るという。ヒューマンエラー防止のため、ソフト・ハード両面のシンプル化も推進。複雑なルールや多くの操作を要する機器類はヒューマンエラーを招きやすいことから、安全ルールの絞込みや機器類の仕様統一などを行う。3本目の柱「着実にリスクを低減させる」では、部内原因による事故をゼロにするとともに、自然災害などの外的要因による事故についても、設備強化などにより被害の最小限化を図るとした。踏切事故やホーム転落事故などについても、利用者や地域住民などと協働しつつ総合的な施策を展開するという。最後に掲げた「安全設備重点整備計画を推進する」の項目では、安全設備の整備に5年間で1兆円を投じると表明。大規模地震への対策に引き続き取組むほか、災害時の異常を運転士に知らせる装置や許容速度超過時に自動的にブレーキを作動させる保安装置などの導入を進める。山手線の一部駅に導入したホームドアについても、全23駅での整備を完了するほか、他の線区での整備計画を立て、順次整備を進めるとしている。
2014年02月06日JR東日本グループはこの冬のスノーレジャーを盛り上げるべく、「JR SKISKI」キャンペーンを開始した。平日の新幹線自由席で行くお得なびゅう旅行商品を東北・上越・信州の各方面に設定するほか、上越方面のスキー場へのアクセスに便利な東京発の直通臨時列車を多数運転する。同キャンペーンのPRには女優・川口春奈さんを起用。テレビCMやポスター掲出などメディアミックスによる宣伝展開を行う。テレビCMでは、4人組バンド「SEKAI NO OWARI」の書き下ろし楽曲「スノーマジックファンタジー」を使用し、キャンペーンのターゲットとして想定する若年層への浸透を図る。1月中旬以降、川口春奈さんと「SEKAI NO OWARI」も出演しているTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」とタイアップし、「恋」をテーマにした特別番組を放送するとのこと。同キャンペーンの企画によるびゅう旅行商品はインターネット限定発売。一例として、往復新幹線(自由席)とリフト&ゴンドラ1日券がセットになった東京駅発着のGALA湯沢スキー場日帰り商品を大人1名7,200円で発売。他にも、レンタルスキー付き商品などお得な旅行商品が多数発売となる。東京駅発上越方面行の臨時列車「たにがわ」「Maxたにがわ」については、今シーズン、東京駅を6時台に発車する列車をさらに増発。現地でより長い時間スノーレジャーを楽しめるようになる。JR SKISKI特設Facebookページでもプロモーションを行うほか、1月上旬からは春スキー用キャンペーンポスターの投票を同Facebookページ上で実施。ネット投票によって選ばれた川口春奈さんのポスターを、実際に駅構内に掲出するという。
2013年12月06日JR東日本盛岡支社はこのほど、「SL銀河鉄道(仮称)」の運転開始に合わせ、釜石線で駅名標のリニューアルを実施すると発表した。新しい駅名標は、1995(平成7)年、釜石線に「銀河ドリームライン釜石線」の愛称が導入された際、各駅に付けられたエスペラント語の愛称をイメージしたデザインに。従来は表示していなかったエスペラント愛称名も、日本語訳とともに表記される。駅名標の大きさはリニューアル後も変わらないとのこと。11月頃から順次設置を開始し、12月下旬までに釜石線の全24駅で設置を完了する予定だ。
2013年10月30日マイナビが運営するポップカルチャー発信基地「原宿」の総合街メディア『原宿プレス』は、NTT東日本と共同で「原宿プレスFREE WiFi プロジェクト」を立ち上げた。これは、原宿・表参道の街全体にNTT東日本が提供する公衆無線LANアクセスポイント「光ステーション」を共同で普及促進することで、外国人観光客を原宿・表参道エリアへ誘致する取り組み。具体的には、7月27日(土)より外国人観光客を対象に、「光ステーション」へ2週間接続できるID/PASSカードを無料配布するというもので、配布場所はマイナビが運営する原宿・竹下通りの新スタイルのエンターテインメントフードコート「JOL原宿」(ソラド竹下通り2階)となる。「光ステーション」とは、店舗などが来訪者にNTT東日本の公衆無線LANを提供するサービスで、NTT東日本エリアでは約2万8,000カ所(2013年7月23日時点)に展開中。外国人観光客向けには2週間無料のWiFi接続認証機能を提供しており、専用のID/PASSカードを入手することで、光ステーションエリアでのWiFi接続が可能となっている。現在、原宿・表参道エリアには「光ステーション」が100店舗以上に導入されているが、今後「光ステーション」導入店舗を『原宿プレス』に無料掲載するなどの施策を実施することで、今年度末までに500店舗の導入を目指している。原宿・表参道エリアの店舗数は約3,500あり、1年後までに半数の1,700店舗の導入を目標としており、訪日外国人への「原宿プレスFREE WiFi」のプロモーションはNTT東日本の外国人向けサイトにて行い、JOL原宿へ誘致する。観光庁調査「外国人旅行者の日本の受け入れ環境に対する不便・不満」の第1位「無料Wi-Fi環境の未整備」からもわかるように、外国人観光客にとって、リアルタイムに観光地の情報が取得できるインターネットの接続環境は非常に重要。原宿・表参道エリアは日本のポップカルチャーの発信地として人気の観光スポットだが、WiFi接続環境を整備することで、外国人観光客のさらなる集客・来訪促進を図る。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月26日JR東日本は2日、新潟地区向けにE129系一般形車両を、仙台地区の仙石線・東北本線接続線用にHB-E210系ディーゼルハイブリッド車両を新造すると発表した。E129系は2014年度から順次運転を開始する。運用区間は上越線水上~宮内間、信越本線直江津~新潟間、羽越本線新津~村上間、白新線、越後線、弥彦線。車内は従来の115系と同じくセミクロスシートだが、ユニバーサルデザインを考慮したインテリアとなり、座席の幅が拡大されて快適性も向上。2両編成の定員は273名、4両編成の定員は581名と、いずれも115系の定員(2両編成236名、4両編成490名)を上回っている。車内照明のオールLED化などにより、115系と比べて約5割の消費電力量で走行できる。E129系は2両編成を30編成、4両編成を25編成、計160両を新造する予定。新潟地区の気候を考慮した耐寒耐雪構造の車両となる。仙台地区では2015年、仙石線・東北本線接続線(塩釜~高城町間)の開業を予定しており、仙台~石巻間で、「気動車による直通運転」を行うことが発表されている。この仙石線・東北本線接続線用に導入されるのがHB-E210系で、小海線のキハE200形、盛岡地区・秋田地区・長野地区向けに導入されたHB-E300系に続くディーゼルハイブリッド車両に。車両の状況に応じ、2種類の電力源(ディーゼルエンジン発電機と蓄電池)を単独または組み合わせることで、必要な動力を発生させるディーゼルハイブリッドシステムを搭載する。燃料消費量が低減されるほか、窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)の排出量も約6割低減。車内照明はオールLED化される。HB-E210系は2両1編成で計8編成を新造。片側3扉(半自動機能付き)で耐寒耐雪構造となる。仙石線・東北本線接続線が開業する2015年から運転開始される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月08日JR東日本ウォータービジネスは4日、南日本酪農協同と共同開発した、エキナカ専用の果汁炭酸飲料「宮崎マンゴーサイダー」を発売する。同商品は、宮崎県産のマンゴー果汁を使用した飲料。マンゴーの香りと甘さを楽しみながら、後味がべたつかず、すっきりとした爽快感のある夏にぴったりな味わいに仕上げた。宮崎の夏を感じる、さわやかでトロピカル感あふれる「本格派大人系炭酸」となっているという。280mlサイズの飲みきりサイズで、価格は140円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年06月03日NEXCO東日本(関東支社)は、ドラ割「東京湾ぐるっとパス」を期間限定で販売している。東京湾フェリーと併せて利用すると、東京湾沿岸のNEXCO東日本の高速道路が連続する2日間定額で乗り降り自由となる。同パスポートは利用期間内に少なくとも1回、ドラ割特典料金で東京湾フェリーに乗船することが適用要件となる。高速道路は周遊エリア内のどこからでも出発できる、乗り降り自由型。例えば、横浜、横須賀、千葉など東京湾を囲む沿岸の各地区のICから利用できる。ただし、周遊エリアを超えた利用は、別途運行料金が必要となる。また、連続した2日間なら平日でも利用可能。さらに「横浜・八景島シーパラダイス」「京急油壺マリンパーク」「横浜みなとみらい万葉倶楽部」「東京ドイツ村」「マザー牧場」「鴨川シーワールド」など、沿線の様々な観光施設や宿を優待料金で利用できる。同パスポートは11月10日~12月21日までと、2013年1月7日~3月19日までの連続する最大2日間が対象。価格は土日祝を含む2日間は普通車2,500円、軽自動車等2,000円。平日のみ2日間は、普通車3,000円、軽自動車等2,400円。東京湾フェリーのドラ割特典料金は、例えば車長4m以上5m未満の車で大人2人子供2人で利用の場合、5,280円が3,960円になる(25%割引後の料金)。また、対象となる車両は、ETC車載器を搭載する普通車および軽自動車となる。詳しくはNEXCO東日本運営のドラぷらで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日JR東日本は、中央線国立駅線路切換工事に伴う中央線の運休について発表した。12月15日夜から16日朝にかけて、国分寺駅から立川駅間で大幅に列車を運休する。運休するのは、12月15日の19時40分頃~16日の6時50分頃まで。工事時間帯はバス代行輸送や単線折り返し運転なども実施するが、混雑や相当な時間がかかることが予想されるという。JR東日本では、他の鉄道各線の利用や工事時間帯を避けての利用を呼びかけている。運休中は、東京~国分寺、国分寺~西国分寺、立川~高尾を折り返し運転するほか、西国分寺~立川までは代行バスを運行。15日の特急あずさ・かいじは立川または八王子発着に変更し、高尾に臨時停車する。成田エクスプレスの15日「50・52号」は新宿行きに変更し、新宿~高尾を運休。16日の「1号・5号」は新宿始発に変更、高尾~新宿を運行する。むさしの号(16日)大宮行きは立川始発に変更、八王子~立川を運行する。また、代行バスは2~5分おきに、西国分寺~国立~立川を運行。15日は19時40分頃~1時頃(上りは0時30分頃まで)、16日は4時頃~6時50分頃まで。所要時間は約40分。また、京王電鉄、小田急電鉄、東武鉄道、西武鉄道、東急電鉄、東京メトロ、都営地下鉄、多摩モノレールで振替乗車を実施する。なお、SUICAとPASMOは振替乗車の対象外となる。悪天候等やむを得ない事情により工事が実施できない場合は、2013年1月12日~13日に延期となる。詳しくは JR東日本八王子支社のホームページで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日