●駅ビル単位で存在していたポイントを一本化東日本旅客鉄道(JR東日本)はアトレやボックスヒル取手といった駅ビルが各自で展開していたポイントサービスを統合し、新たに「JREポイント」を立ち上げた。同社グループには24種類ものポイントが存在していたが、それらを一本化する方向に舵を切った格好だ。共通ポイントへの集約が進むなか、あえて独自のポイント経済圏を形成しようとするJR東日本の狙いとは。○Suicaポイントも統合JR東日本は首都圏の駅ビルが個別に発行していたポイントを統合し、JREポイントとして運用を開始した。今後はJREポイントの加盟店を順次拡大していく。将来的にはSuicaを買い物で利用した際に溜まる「Suicaポイント」や、JR東日本子会社が発行するクレジットカード「ビューカード」の利用で溜まる「ビューサンクスポイント」といったポイントもJREポイントに統合する予定だ。加盟店で買い物する際にポイントカードを提示するとJREポイントが溜まる。付与率は100円(税抜き)の買い物につき1ポイント。既存ポイントは商品券に交換して使うのが主流で、実店舗での支払いには使用できなかったが、JREポイントは加盟店で買い物・飲食をする際に1ポイント=1円で使える。鉄道博物館入館券や東京ステーションホテル利用券といった特定の商品券に交換することも可能だ。ポイントがレジで使えるようになるのは便利だが、対象がJR東日本の駅ビルに限られるとすれば、使用シーンも限定的になる。JREポイントの加盟店がJR東日本グループの外に広がっていく可能性はあるのだろうか。●駅ビルのクロスユース促進効果も○あえて加盟店を限定JR東日本の執行役員で事業創造本部部長の松崎哲士郎氏によると、グループ外の企業からJREポイントに加盟したいとのオファーがあった場合は、そのつど検討するという。ポイントの利用は基本的に自社グループ内に限定し、顧客の囲い込みを図っていくのが同社の狙いだ。JR東日本のポイントサービスをサポートする野村総合研究所上級コンサルタントの安岡寛道氏は、自前のポイントサービスを展開して顧客の囲い込みを図るJR東日本の取り組みを「逆張り」という言葉で説明する。共通ポイントの拡がりで「数の争い」(安岡氏)の様相を呈するポイント業界において、自前のポイントを自社グループ内に絞って展開するのは確かに特徴的だ。共通ポイントに参加すればポイント経済圏は広がるが、参加企業が増えることで各社の囲い込む力は相対的に弱まる。JR東日本はポイントサービスを閉じる方向に決断を下した。○ビッグデータをどこまで利用するかは不明ポイントサービスの展開により取得できるビッグデータを、JR東日本はどのように活用するのだろうか。JREポイントの会員規約には市場調査や商品開発といった文言が並んでいる。Suicaの移動情報と駅ビルでのカード利用情報を組み合わせるなど、データの活用方法は広がっていきそうだが、現時点で具体策は聞こえてこない。JREポイントの加盟店が拡大していけば、JR東日本が取得できるデータ量は確実に増えていく見込み。駅ビル間でデータ共有が進めば、テナントや商品の選定にも影響が出てくる可能性がある。○囲い込み以外の狙いはビッグデータの利用については不明な部分も多いが、JR東日本がポイントを統合する狙いは他にもある。ポイントサービスの動向に詳しい「ポイ探」の菊地崇仁代表によると、JREポイントの登場により、JR東日本グループでは駅ビルのクロスユースが増える可能性があるという。例えば蒲田に住んでいる人が品川にJRで通勤しているケースを考えた場合、これまでは品川のアトレと蒲田のグランデュオで2種類のポイントカードが存在したのだが、今後はJREポイントのカード1枚で両駅の駅ビルをカバーできるようになる。JREポイントへの一本化により、加盟店の間では相互の送客効果が見込めるわけだ。複数の駅で共通のポイントが溜まる利便性により、JR東日本の駅ビル事業には一体感が生まれる。集客力にもプラスの効果が見込めそうだ。鉄道利用客にとってみれば、JREポイントは駅ビルを利用する動機付けの1つとなる。ただし、現時点で駅ビルを利用していない顧客が、わざわざカードを作ってまでJREポイントを溜めるようになるかどうかは未知数。あえて共通ポイントの流れに逆行するJR東日本の戦略が試されそうだ。
2016年02月24日東日本旅客鉄道(JR東日本)は9日、東京駅と新宿駅においてスマートフォン向け駅構内ナビゲーションサービスの試行を開始した。無料の専用アプリ「駅構内ナビ」をダウンロードすることで利用できる。期間は3月18日まで。「駅構内ナビ」では、東京駅・新宿駅構内の経路案内や、経路ガイダンス、ユーザーの現在地情報を確認できる。JR東日本では、2014年12月に東京駅のみを対象にした同様の実証実験を行っているが、ユーザーからの要望が多かったという新宿駅も新たに対応した。そのほか、Suicaコインロッカーの空き情報やユーザーの位置情報を共有できる機能も追加されている。アプリは、App StoreおよびGoogle Playからダウンロード可能。
2016年02月10日東日本旅客鉄道(JR東日本)は2月9日、東京駅と新宿駅においてスマートフォン用アプリを使用する構内ナビゲーション・サービスを、3月18日までの予定で試行を開始した。同アプリの利用は無料。同アプリは、2014年度に同社が東京駅で試行した「駅構内ナビ」のバージョンアップで、今回は対象を新宿駅にも拡大したもの。また、日本語に加えて英語への対応、iPhoneの他Android端末への対応、ビーコンやWi-Fiによる現在位置表示に加えて利用者の位置を共有する機能、リアルタイム情報としてSuicaコインロッカー空き情報の提供を追加している。なお、利用者の位置共有機能では、利用者の位置情報や移動履歴は保持・収集しないという。ナビゲーションとしては、現在位置を表示する機能、出発地から目的地までの経路案内、目印となる施設を利用した経路ガイダンスが利用可能。試行期間中に、利用者からのアンケートや利用状況の調査、システムの動作検証を行うとのこと。今回の試行を通じてサービス内容を評価し、今後の実用化を目指すとしている。なお、今回試行するサービスを含む研究は、大日本印刷及び日立製作所と共同で実施しているとのことだ。
2016年02月10日エキナカブランドから「そば茶」が発売株式会社JR東日本ウォータービジネスは、エキナカブランド「acure made(アキュアメイド)」から「信州そば茶」を2016年1月26日(火)に発売する。ダッタンそばの実はポリフェノールがたっぷり同製品は2015年3月の北陸新幹線金沢開業を記念して作られた、信州産のそばの実とダッタンそばの実を使用したお茶。アンチエイジングに効く抗酸化作用のあるポリフェノール「ルチン」の含有量が多い「ダッタンそばの実」だが、ダッタンそばは「苦そば」ともいわれるほど苦いのも特徴のひとつ。そこで、ダッタンそば、「苦そば」に対して「甘そば」といわれる通常のそばの実とブレンドをすることで飲みやすい味わいに仕上げた。また、カスタマーの声に応え、ホットでも飲めるようにリニューアルを行い、寒い時期でも美味しく飲めるようになった。商品名: 信州そば茶価格: 130円(税込)内容量・容器: 280mlペットボトル販売箇所: JR東日本のエキナカ飲料自販機acure <アキュア>JR東日本ウォータービジネス通信販売中央本線特急列車車内販売(一部)、エキナカ店舗等(引用:プレスリリースより)JR東日本のエキナカなどでしか販売されない特別な商品。見つけたらぜひゲットしてみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社JR東日本ウォータービジネス プレスリリース/@Press
2016年01月26日JR東日本リテールネットは1月20日の午前8時から、同社が運営する商業施設であるエキュート品川 サウスがJR品川駅構内22店舗で免税販売対応を開始すると共に、エキュート品川 サウス内の書店であるbook express内に「免税一括対応カウンター」を設置する。今後エキュート品川 サウスでは、訪日外国人の利用のさらなる増加が想定されるという品川駅において、幅広いサービスを提供していくとしている。免税対象となる販売店は品川駅構内で同社が運営する施設・ショップであり、具体的にはJR品川駅構内(中央改札入って正面)のエキュート品川 サウス内の20店舗(飲食店やデリなど一部店舗を除く)、ニューデイズ品川11号 (中央改札入って右手)、ギフトガーデン 品川南店(中央改札内「みどりの窓口」向かって左手)の各店舗。免税対象者は、日本に入国してから6カ月未満の外国人及び海外に居住している日本人。免税対象商品は、一般商品では雑貨や衣料品など、消耗品では食品、飲料類(消費期限の設定がある商品を除く)、化粧品、医薬品など。免税購入金額は、一般商品は対象施設での1日の合計購入金額が1万1円(税別)以上、消耗品は対象施設での1日の合計購入金額が5,001円以上50万円(同)以下。同社は同施設での訪日外国人旅行者向けサービスとして、「銀聯カード」による支払対応や多言語電話通訳サービス、外国語コミュニケーションツールの配備を既に実施している。今後は英語と中国語を併記したストアガイド及び免税マニュアルを配備して、訪日外国人旅行者に「エキナカ」(駅構内)での買い物をより快適に楽しんでもらえる店舗作りを目指していくという。
2016年01月18日インターネットイニシアティブ(IIJ)は1月15日、訪日外国人向けプリペイド型SIMカード「Japan Travel SIM」をJR東日本の駅構内コンビニ「NewDays」で販売すると発表した。1月19日より、山手線沿線の70店舗で提供を開始する。販売されるJapan Travel SIMは2種類で、容量と(初回通信日からの)利用期間が「1GB(30日間)」「2GB(3カ月)」で、価格は1GBが3000円、2GBが4000円(いずれも税込)。利用エリアはNTTドコモのLTEと3Gの利用可能エリアで、通信速度は下り最大225Mbps/上り最大50Mbps、SIMサイズはmicroSIM/nanoSIMとなる。データ通信量の追加は「IIJmioクーポンカード」「ブラステルカード」によりできるが、利用可能期間は延長されない。同SIMカード入りパッケージは、訪日外国人やビジネスなどで海外に在住している日本人の一時帰国者向けとして提供されている。
2016年01月15日福島県は、東日本大震災後の同県を描くアニメーション制作プロジェクト「みらいへの手紙~この道の途中から~」を発表した。公開は2月中旬を予定。同プロジェクトは、東日本大震災以後の同県にまつわる、実話に基づいたオムニバス形式のドキュメンタリーアニメーションを制作するというもの。制作記者発表会には内堀雅雄福島県知事、 福島県クリエイティブディレクターを務める箭内道彦氏、福島ガイナックス代表取締役の浅尾芳宣氏が登壇した。内堀知事は、プロジェクトの目的は「東日本大震災から5年経とうとする現在の福島にある「光と影」の両面を伝える」ことであり、世代や国境を越えて直感的に伝わるアニメという手法を選んだ理由を説明。 箭内氏からは、「光と影」の要素を表現するコンセプトに基づき、当初あがっていた2案を組み合わせプロジェクト名を生んだ経緯などを明かした。そして、浅尾氏が各エピソード制作の参考に取材で訪れた際に感じた、福島県各地に溢れるエネルギーへの驚きなどについて言及。アニメーションのイメージボードとロゴも公開された。なお、2月中旬に東京都・秋葉原での完成披露会が行われ、その後全国での試写会が行われる予定。今後のイベントの予定や制作されたエピソードは、同プロジェクトのWebサイトにて公開されるということだ。
2016年01月12日JR東京駅では1月12日~2月26日、JR東日本主催の「JR東日本 帰って来たぞ! 我らのウルトラマンスタンプラリー」を開催する。それと連動し、駅構内のレストランゾーン「グランルーフ」「グランルーフフロント」(東京都千代田区)には、巨大・激辛といった並外れたグルメが集結した「ウルトラメニュー大集合」が行われる。このほど行われた試食会で、メニューの一部を試食してきた。○全高40cm、重さ500gの巨大ハンバーガー!「HAMBURG WORKS」には、全高40cm重さ500gの「ウルトラタワーバーガー」(税込4,600円)が登場。同店自慢の「ワークスバーガー」が3重になり、全トッピングとベーコンが挟まっている。中心に芯棒がささっているので、そこから少しずつ引き抜いて食べる。A4、A5ランクの黒毛和牛のみを使用した手ごねハンバーグは、肉汁があふれでるジューシーな味わい。3~4人でシェアするとちょうどよいそうだ。提供時間は、15時以降。○いくらがこぼれ落ちる海鮮太巻き「築地 寿司清」には、「ウルトラ太巻き」(税込3,240円)が登場する。ごはんには魚卵が混ぜ込まれており、中心には卵焼きが巻かれている。さらにこぼれ落ちるほどいくらが乗せられていて、ぜいたくな一品だ。○全長20cmの鶏天がそびえ立つ天丼巨大な鶏天3本を使用したのは、「鳥元」の「ウルトラ鶏天丼」(税込1,000円)。栄養価の高い鶏胸肉を使用し、キャベツと一緒に盛り付けてある。提供時間は10時~16時。○丸々揚げられた約30cmの大穴子天ぷら「天ぷら 天喜代」では、全長約30cmの「ウルトラ大穴子天ぷら(一本揚げ)」(税込1,300円)を販売。大穴子を豪快に天ぷらにし、表面に黒こしょうをまぶしている。○1.5人前のボリューム! 極厚に切られた芯たん定食皿にどっさりと牛たんが乗った「ウルトラ極厚芯たん定食(1.5人前)」(税込2,730円)は、「伊達の牛たん本舗」で提供されている。牛たんの中でも柔らかい「芯たん」を通常より3切れ多く用意。麦ご飯のお代わりが自由なのもうれしい点だ。○老舗の割り下で味付けられた黒毛和牛の牛丼「浅草今半」の「ウルトラ百年牛丼」(税込2,700円)は、うまさとボリュームを兼ねそなえたハイブリッドな牛丼。特製の割り下で味付けした大判の黒毛和牛をたっぷりと味わえる。提供時間は、10時~17時。○丼をチャーシューが埋め尽くす3人前のラーメン「神座飲茶樓」に登場するのは、白菜がどっさりと乗った「ウルトララーメン」(税込1,580円)。通常の3倍の大きさなので、丼の迫力は満点だ。またこの店では、下の具材が見えないくらいチャーシューを敷き詰めた「ウルトラチャーシューメン」(税込1,580円)も提供。量は普段の「チャーシューメン」の2倍で、モモ肉とバラ肉の2種類をたっぷりと味わえる。○山形県産のそば粉を使用した香り豊かなそば「YAMAGATAYA DINING 山形酒菜一」では、「ウルトラ盛りそば」(税込1,200円)を用意。山形県産のそば粉「出羽かおり」を使用したそばは、通常の2倍の量になっている。○海の幸と山の幸が入った具沢山パエリア「VOLPUTAS OLIVEOIL DINING TOKYO」の「ウルトラ MIX パエリア(ジャンバラヤ風)」(税込2,380円)は、赤エビやチキン、チョリソーなどバラエティー豊かな具だくさんパエリアに仕上げられている。提供時間は、月~金17時以降、土日祝11時以降。○おにぎらずも唐揚げもウルトラな量に!「東京 米 BARU 竹若」の「ウルトラバクダンおにぎらず」(税込520円)は、通常130gの米を400gに増やしている。さけやいくら、めんたいこなどの魚介類をぎっしりと挟んだ。また、同店の唐揚げもウルトラなボリュームに。「ウルトラメガ盛り唐揚げ」(税込885円)は、通常の3倍である約450gに増量された。どちらも提供時間は、16時~22時。○北海道産山わさびをおろした丼「北海道バル海」で提供するのは、北海道産山わさびが主役の「ウルトラ山わさび丼」(税別750円)。ご飯の上に浅漬けを盛り、その上におろしたての山ワサビをたっぷりと乗せている。ツンとした辛味の後に感じる、爽やかなわさびの香りがクセになりそうだ。また同店では、香ばしく焼かれた豚肉が丼からはみ出している「ウルトラ豚丼」(税別1,100円)も販売する。○ギョーザを6つ包んだ巨大カルツォーネワインバー「ACORN(エイコーン)」は、皿の半分を埋める巨大な「ウルトラギョーザのカルツォーネ」(税込1,200円)を用意した。カルツォーネの中には、6つのギョーザがチーズ、チリソースと一緒に包まれている。サルサソースをかけてピリッとさせると、いいワインのつまみになりそうだ。提供時間は、15時以降。○ドリンクもウルトラビッグなサイズに!「ワイン食堂 旅する子ブタ」(税込780円)には、2.5倍の大きさの「ウルトラ メガ ドリンク」(税込780円)が登場。ドリンクは「オレンジ」「グレープフルーツ」「ジンジャーエール」「コーラ」「ウーロン茶」から選ぶことができる。○激辛「カエンペッパー」を使ったアラビアータ「MAISON DE LOBROS BUFFET & DESSERT」では、「ウルトラ辛い」メニュー「冬熱くなれ! ウルトラ辛い十勝ハーブ牛入りアラビアータソースの手打ちパスタ」(税込1,706円)を提供。ソースに「カエンペッパー」という乾燥唐辛子の実を使用し、インパクトのあるうま味を生み出したという。一口食べると、10秒程度で汗が吹き出てくる辛さだ。提供時間は、17時~22時。○カキのうまみが唐辛子とマッチしたアヒージョ地中海をイメージしたシーフードバル「Gigas Seafood Bar」では、「カキのウルトラホットアヒージョ」(税別980円)を販売。通常よりも唐辛子の量を増やし、じわじわと辛さがくるアヒージョに仕立てた。提供時間は17時以降。○"ウルトラヘルシー"なうなぎ御膳一風変わったメニューを提供するのは、「築地 味の浜藤 醍醐味」。「ウルトラまごはやさしい御膳(うなぎ蒲焼御膳)」(税込3,220円)は、同イベント唯一の「ウルトラヘルシー」メニューで、脂がたっぷりとのったうなぎを食べられる。「豆類」「胡麻」「わかめなどの海藻類」「野菜類」「キノコ類」をバランスよく摂取できる定食に仕上げたとのこと。各店でウルトラメニューを購入すると、「ウルトラ6兄弟オリジナルめんこ(全3種類)」がもらえる。普段あまり見ないグルメが数多く登場する、ウルトラメニュー大集合。あなたはどの"ウルトラ"に挑戦する?
2016年01月09日日本マクドナルドは12月18日、スペシャルメニュー「チキンマックナゲット48ピース」(税込800円)を東日本エリアの「マクドナルド」約500店舗で発売する(なくなり次第終了)。同社は12月1日より、新潟を拠点に活動するアイドルグループ「NGT48」と「マクドナルド×NGT48コラボレーションキャンペーン」を実施している。このキャンペーンの目玉となる商品が、グループ名のNGT48になぞったチキンマックナゲット48ピース。新潟県内の店舗限定で販売していたが、「新潟県以外でも販売してほしい」という声が多く寄せられたことで、販売店舗拡大が決定したという。チキンマックナゲット48ピースは、NGT48メンバーをプリントしたスペシャルボックスで提供。スペシャルボックスは、メンバー構成やポーズが異なる全2種類のデザインが用意されており、マクドナルド限定のNGT48スペシャルカードも入っている。中には、本人の直筆サインが描かれたレアカードもあるとのこと。また販売エリアの拡大を記念して、「マクドナルド限定 NGT48スペシャルポスター」を抽選で100名にプレゼントするキャンペーンのほか、秋葉原の4店舗ではNGT48全メンバーの直筆サイン入りポスターや、「スペシャルカード(全25種類)」「スペシャルポスター(全38種類)」の全デザインなどを特別展示を行う。販売店舗は同社公式サイト内で公開している。(C)AKS
2015年12月17日パナソニックは11月30日、同社とJR東日本テクノロジーが共同で開発した「nanoe」デバイス搭載の空気清浄機が、同日より運行を開始している東日本旅客鉄道(JR東日本)の山手線新型通勤電車(E235系)量産先行車に搭載されたと発表した。同製品は「nanoe」デバイスをパナソニック システム・ネットワークがJR東日本テクノロジーに供給し、JR東日本テクノロジーが制御電源装置を組み込むことで空気清浄機として製品化したもの。「nanoe」は水に包まれた微粒子イオンで、同デバイスは脱臭(250L試験空間での30分後の効果)・菌の抑制(1m3の密閉空間の20分後の効果)などの効果があるとされる。通勤電車に搭載することで、車両天井部から「nanoe」が放出され、車内の快適な空気環境を提供することができるという。
2015年11月30日NTT東日本は11月19日、ワークスタイルの変革を促進するクラウドサービス「αUC(アルファユーシー)」を12月16日より提供すると発表した。同サービスでは、社員間での文字チャットや、プレゼンス(出勤、利用者の状態)の共有等により社内コミュニケーションを活性化するユニファイドコミュニケーション機能を提供する。あわせて、電話帳データや電話の発着信履歴をクラウド上で一元管理する機能、また、ビジネスフォンと連携し、スマートフォンからビジネスフォンを経由した発着信を可能とする機能により、社員所有のスマートフォンを業務に活用するBYOD(Bring Your Own Device)を促進する。ユニファイドコミュニケーション機能は、文字チャットのように簡易なメッセージのやりとりや、プレゼンス(出勤中・休憩中などの利用者の状態)の共有などによって、コミュニケーションを促進するもの。同一契約内の利用者間限定で情報のやり取りを行うため、誤って部外者に送信する危険性がない。また、BYOD機能はパソコンのブラウザや、専用のスマートフォンアプリケーションなどから、クラウドサーバー上に登録されているアドレス帳の情報を閲覧できるので、スマートフォンの電話帳に顧客情報を登録する必要がなくなり、端末紛失時の情報流出を阻止する。さらに、同サービスと連携したビジネスフォンを活用することで、クラウドサーバー上のアドレス帳に登録された電話番号あてにスマートフォンからビジネスフォンを経由して発信したり、ビジネスフォンに着信した通話をスマートフォンへ転送する際に、クラウドサーバー上のアドレス帳に登録された電話番号・名前をスマートフォンに表示させるといった、スムーズな電話応対も可能にしている。サービス利用には、「フレッツ光ネクスト」「フレッツ光ライト」「光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービス」のいずれかの契約が必要となる。月額利用料金は350円/ID、それに工事費として、基本工事費1,000円および交換機等工事費1,000円がかかる(いずれも税別)。サービスの提供エリアは、新潟県、長野県、山梨県、神奈川県以東の17都道県。
2015年11月20日JR東日本グループであるジェイアール東日本フードビジネスは18日、JR池袋駅東口に、地域の食材や旬の食材、食文化にこだわるレストラン「のものキッチン」と、ファーストフードレストラン「R・ベッカーズ」、おむすび専門店「ほんのり屋」の3店舗をオープンする。○地域の食材を使用した食事処「のものキッチン」は、地域の食材や旬の食材、食文化にこだわったメニューを提供。朝昼夜でメニューを変更し、朝メニューでは東日本の卵・納豆・醤油にこだわり、地域の食をクイックに楽しめる朝食メニューとして、「卵かけご飯セット」(350円)、「納豆ご飯セット」(400円)、東北の食材を使用したおかず各種を用意する。昼メニューは、東日本各地域のこだわり食材や旬の素材を使用した、オリジナルのカフェ丼を提供。メニューは「三陸鮭とイクラの親子丼」(890円)、「東北盛り合わせ丼」(970円)など。夜メニューは、東日本のおいしさを盛り合わせたメニューや、クラフトビールに合う地域の食材を活用したおつまみを、1人用から大人数用まで各種用意。メニューは「東北6県盛り合わせ」(1,480円)、「北海道黄金男爵の自家製ポテトサラダ」(280円~)など。また、開店後1週間限定で、「大間のマグロ丼」(3,000円)を1日50食限定販売する。営業時間は8時~23時。○バーガー店やおにぎり屋もオープン「R・ベッカーズ」は、2013年に田町駅で誕生したベッカーズの進化業態。立地するエキナカ環境にあわせクイックな商品提供をしつつ、レストランクオリティーのメニューを提供する。朝・昼・夜それぞれの顧客ニーズに対応し、時間帯ごとによりわかりやすい明確なメニューを展開する。朝メニューは「あさバーガードリンク付」(390円)、「ソーセージスクランブルプレート ドリンク付」(500円)など。昼メニューは、店内焼成のバンズと粗挽きミートのバーガーの他に、各種ライスメニューをラインアップ。夜メニューはローストビーフなどちょい飲みメニューを充実させ、仕事帰りや一日の終わりに駅で一杯飲む"エキノミ"を提唱する。営業時間は5時~25時。「ほんのり屋」は、お母さんがつくってくれた愛情いっぱいのおむすびを再現する店。メニューは「塩むすび」(100円)などおむすび各種に加え、「とろ~り野菜あんかけうどん定食」(790円)などのセットメニューや各種のお茶も用意する。営業時間は7時~22時(日曜祝日は8時~21時)。※価格はすべて税込価格
2015年11月17日JR東日本ウォータービジネスは11月17日、「とろけるような濃厚チョコドリンク」(税込170円/180g)をJR東日本のエキナカチルド自販機「acure(アキュア)」で発売する。同商品は、「acure made(アキュアメイド)」ブランド初のカップ飲料。エキナカの飲用シーンにこだわった、濃厚なチョコレートの味わいに仕上げた。飲む「おやつ」として、「食べごたえ」を満たすための食感を実現している。パッケージは、「プチ贅沢」を感じてもらうため、高級感のあるデザインを採用。濃厚なチョコレートの味わいと、"とろーり食感"を実現するため、同社自販機会員acureメンバーズと試飲会を実施し、寄せられた意見を参考に味を決定したという。
2015年11月17日東日本旅客鉄道(JR東日本)は11月12日、スマートフォン向けアプリ「JR東日本アプリ」で、同社以外の首都圏の私鉄主要路線も運行情報が取得できるようになったと発表した。好みの路線にアプリで登録すると、トップページに路線の運行情報が常時表示されるようになる。対象路線は、東武鉄道/西武鉄道/京成電鉄/京王電鉄/小田急電鉄/東京急行電鉄/京浜急行電鉄/東京メトロ/相模鉄道/新京成電鉄/ゆりかもめ/首都圏新都市鉄道/東京都交通局/横浜市交通局など、14社局の50路線。対象OSは、iOS(iOS7.0 以上)、Android(Android OS 4.0 以上)で、13日より利用できる。
2015年11月13日JR東日本は、「東京駅」「中央線沿線(武蔵小金井駅、東小金井駅、武蔵境駅)」を対象に、2014年3月から提供しているスマートフォン向けアプリ「JR 東日本アプリ」とデジタルサイネージによる情報提供を試験的に実施すると発表した。「JR 東日本アプリ」には、JR東日本の情報だけではなく、駅を降りた後の鉄道、バス、タクシー、レンタサイクルのほか、駅周辺の地域情報を提供する。実験では、東京駅丸ノ内南口改札(改札外)、八重洲中央口改札(改札内)、武蔵小金井駅(改札外)に設置したデジタルサイネージにも、スマートフォンと同じ情報を表示する。実験に参加するには、「JR東日本アプリ」の「実験に参加する」メニューから「鉄道・バス・地域情報」を選択する。なお、実証実験は、2015年11月19日(木)~2016年2月26日(金)の期間で行われる。
2015年11月09日鉄道会館は11月9日~12月25日、クリスマスフェア「Tokyo Xmastation!(トウキョウ クリスマステーション!)」をJR東日本東京駅構内地下1階のエキナカ商業施設「グランスタ」、1階の「グランスタダイニング」および「セントラルストリート」にて開催する。同企画では、クリスマスケーキやオードブルといったクリスマス限定の商品60種類の予約販売を行う。カカオの香りとパッションフルーツの甘酸っぱさが楽しめる「ノエル ドゥ ピエール 2015」(税込6,300円)、紀ノ国屋自家製クリスマスケーキ「クリスマスショートケーキ 4号」(税込3,500円)など14種類は、12月23日~24日に24時までグランスタ内の特設カウンターで受け取りが可能。バタークリームと羊かんショコラ、アーモンドビスキュイ、ショコラガナッシュなどが9層になった「Opera Japon ~抹茶の和オペラ~」(税込4,860円)、チーズケーキ専門店によるレアチーズケーキ「ノエル・フレーズ(グランスタ限定)」(税込3,996円)も12月23日・24日の24時まで受け取れる。また、グランスタ限定のケーキも10種類登場。創業130年以上の老舗「京橋千疋屋」による「聖なる夜のスペシャルショート」(税込2万1,600円)や、電車のメレンゲ菓子を乗せた「あまおうのXmasデコレーションケーキ」(税込4,320円)のほか、「ハッピーワッフルクリスマス」(税込3,240円)や「どら焼きケーキ」(税込3,240円)など。そのほか、「きらぴ香苺のクリスマスショート」(税込8,100円)などのクリスマス定番のショートケーキ18種類に加え、「信州黄金シャモのローストチキン」(税込6,500円)などのクリスマスパーティーを盛り上げる限定オードブル10種類も販売する(予約・販売・受け渡し期間はショップ・商品によって異なる)。
2015年10月21日東日本旅客鉄道(JR東日本)とヤフーは9月28日、東北新幹線利用者を対象に、旅行者向けコンテンツ提供サービス「たびぴた」を10月1日から12月31日まで提供すると発表した。「たびぴた」は、「あなたの旅にぴったり寄り添う」をコンセプトに、旅行中に役立つ観光地や交通、グルメ、天気予報などの情報や、移動などで生じるスキマ時間に楽しむ電子書籍、ゲームなどのコンテンツをまとめたスマートフォン向けのサービス。プロモーションページや、東北新幹線のシートポケット内のリーフレットに印刷されている二次元バーコードからアクセスし、サービス内で目的地を選択すると、目的地に関連したコンテンツを閲覧できる。今回の試験提供で設定可能な目的地は、東北新幹線停車駅(新青森、七戸十和田、八戸、二戸、いわて沼宮内、盛岡、新花巻、北上、水沢江刺、一ノ関、くりこま高原、古川、仙台、白石蔵王、福島、郡山、新白河、那須塩原、宇都宮、小山、大宮、上野、東京)と、岩手県内在来線駅の一部(釜石、遠野、宮古、久慈、雫石)となる。
2015年09月30日東日本旅客鉄道とヤフーは、東北新幹線の利用者向けに、スマートフォンサービス「たびぴた」を試験的に提供する。期間は10月1日から12月31日まで。「たびぴた」は、"あなたの旅にぴったり寄り添う"をコンセプトに、旅行中に役立つ観光地、交通、グルメ、天気予報などの情報、移動中のスキマ時間を楽しむための電子書籍、ゲームなどのコンテンツをまとめたサービス。サービス内から目的地に関連したコンテンツの閲覧も可能。試験提供で選択可能な目的地は、東北新幹線停車駅ほか、岩手県内在来線駅の一部(釜石、遠野、宮古、久慈、雫石)。同サービスへは、プロモーションページもしくは東北新幹線のシートポケット内のリーフレットに印刷された二次元バーコードからアクセスできる。両社は、今回の試験的な取り組みの結果をもとに、旅行者向けコンテンツサービスの品質向上を目指していくという。
2015年09月29日JR東日本リテールネットが展開する「NewDays」「KIOSK」では9月29日より、「EKI na CAFE」スイーツの新商品12品を順次発売する。今回の新商品は、手軽に"秋の味覚"をしっかり感じてもらいたいという思いから作られたという。また、10月1日の「コーヒーの日」に合わせて、コーヒーと共に食べたくなるスイーツもテーマとしている。秋の味覚の定番である「栗」や「さつまいも」を使用した商品のほか、コーヒーと相性が良い商品がラインアップ。栗を使用した商品には、もちもち食感のたい焼きに国産の和栗クリームをあんにした「白いたい焼き和栗クリーム」(136円)、マロンダイスとクリームをオムレット生地で包んだ「オムレット マロン&マロンクリーム」(159円)、アーモンドスライスとカットマロンを敷き詰めた「マロンのフロランタン」(130円)が登場。さつまいもを使用した商品は、おもち生地にさつまいもダイス、クリーム、あんを包んだ「おもち包み(さつまいも餡入り)」(158円)を販売する。さらに、アメリカ発祥のスイーツ「ウーピーパイ フランボワーズ」(158円)や、「テイラミスクリームパイシュー」(140円)、「キャンディポップ 塩キャラメル」(150円)、「チョコレートケーキスティック」(120円)、「抹茶ケーキスティック」(120円)、「ソフトクッキー ベリー&ホワイトチョコ」(120円)なども提供する。なお、「オムレット マロン&マロンクリーム」は9月22日から販売中。「テイラミスクリームパイシュー」は10月6日からの販売となる。※価格は全て税込、一部取扱いのない店舗あり
2015年09月28日JR東日本など、関東甲信越の鉄道事業者37社は、電車内の優先席付近での携帯電話使用マナーについての呼びかけを「優先席付近では、混雑時には携帯電話の電源をお切りください」に10月1日以降より変更する。これまで各社は、車内での携帯電話使用マナーについて、優先席付近では電源を切った上で、それ以外の場所ではマナーモードに設定し、通話はしないように呼びかけてきた。2013年1月に行われた総務省の植込み型医療機器に関する指針の改正や、現代の携帯電話の利用形態の変化を踏まえて、呼びかけ内容を変更するという。なお、車内での携帯電話による通話については、混雑度に関わらず控えるよう引き続き呼びかけていくとしている。旅客には、駅や車内に共同ポスターを掲出して案内するほか、優先席付近でのステッカーの掲出、車内放送によるアナウンスなども順次実施する。
2015年09月18日JR東日本ウォータービジネスはこのほど、「北陸麦茶めぐり」シリーズ(各税込130円)をJR東日本のエキナカ飲料自販機acure(アキュア)やJR東日本ウォータービジネス通信販売で発売した。同シリーズは、北陸産の麦を使用した麦茶。"エキナカから「ここにしかない価値」を届けるacure made (アキュアメイド)ブランド"として発売する。同社は、新たな定番茶に挑戦したいと考え、消費者にアンケートを実施。その結果、「珍しい品種」「体や健康、美容に良いもの」「産地限定」が求められることがわかったという。そこで、六条大麦やはと麦の産地である北陸産の麦のみを使用し、ノンカフェインに仕上げた麦茶を開発することになったとのこと。同シリーズ第1弾は石川篇で、世界農業遺産「能登の里山里海」で栽培したはと麦を使用。火力焙煎でキレと爽やかな香りのある味わいに仕上げたという。第2弾の福井篇では、六条大麦生産量日本一といわれる福井県の六条大麦を使った。燻製(くんせい)したようなコクのある味わいが特徴とのこと。第3弾は富山篇。富山県産の加熱蒸気焙煎したはと麦と、媒体焙煎した六条大麦で、香り高くまろやかな味わいが楽しめるという。第1弾と第2弾は、予定数販売終了次第、それぞれ第2弾、第3弾へと切り替わる。
2015年09月17日JR東日本とJR西日本は9月9日、新幹線車内に設置している防犯カメラの機能変更、増備について発表した。これまで、デッキ部は常時録画が行われていたが、来春から、順次、客室内も常時録画が行われる。JR東日本のE5・E6・E7系新幹線は、客室内のカメラは非常通報ボタン(SOSボタン)が押された時に録画していたが、2016年春からは常時録画に変更される。E2・E3系新幹線の一部は、現状は防犯カメラは設置されていないが、2016年春からは防犯カメラを設置して常時録画を行う。北陸新幹線に用いられているJR西日本のW7系もE7系と同様の変更が行われる。JR東海とJR西日本はすでに今年7月、東海道・山陽新幹線車内において、これまでデッキ部に設置されていた防犯カメラを客室内およびデッキ通路部にも増設することを発表している。
2015年09月10日東日本旅客鉄道(JR東日本)は9月2日、新宿駅南口の旧新南口駅舎後に建設中の高さ170m巨大複合ビルが、2016年3月に完成すると発表した。ビルの名前は「JR新宿ミライナタワー」で、ジェイアール東日本ビルディングとルミネが運営を行う。ビルは地上32階、地下2階、延床面積は11万1000平方メートル。用途は、オフィスが5階~32階、商業施設が1階~4階(M2階含む)、多目的ホール・スタジオ、保育所などの文化施設が5階~7階、駐車場が1階~地下2階を予定している。新駅舎の南側には、約2000平方メートルの広場を整備し、イベントなどを定期的に開催する予定。駅東側および西側には通路を新設し、甲州街道側から南側へのアクセス性および回遊性の向上を図る。
2015年09月04日東日本旅客鉄道(JR東日本)は9月2日、営業線内における保守作業をする地上作業員の安全性向上を目的に「GPSを活用した列車接近警報装置(GPS列警)」を開発したと発表した。GPS列警は、地上作業員が持つ作業員用端末と車両に搭載したGPS 車載装置でそれぞれの位置を測位し、作業員用端末に列車の接近を知らせるというもの。GPS車載装置による走行中の列車の位置情報と、運行管理装置の列車情報(列車の在線区間、方向など)を専用サーバに送信する。これにより、サーバで受け取った情報により列車情報を照合し、作業員用端末は列車位置と作業員の位置の離隔を算出し、所定の距離で警報を鳴らす。今後、2015年度に八高線、飯山線に導入し、2017年度までに25線区にGPS列警を導入する予定で進める。導入費用は約20億円で、維持管理費は年額約2.5億円を見込んでいる。
2015年09月04日JR東日本は8月31日、品川車両基地跡地で進める「品川開発プロジェクト」におけるまちづくりの基本概要を発表した。同プロジェクトは、「グローバル ゲートウェイ 品川」として、従来の発想にとらわれない国際的に魅力のある企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりに取り組む。同プロジェクトでは、2020年に田町-品川間に新駅の暫定開業を目指しており、2023年~2024年頃に街びらきを予定している。品川車両基地跡地は品川駅北口に広がる約13ヘクタールの敷地で、同社によると、延床面積は100万平方メートルに及ぶ見込みだという。また、東京オリンピック・パラリンピックを見据えた暫定利用と、その後の街びらきを契機として、国際交流拠点として成長し続ける街を目指すとしている。国際交流拠点としては、新しい街を舞台として、「移動・交流」「環境」「ジャパンバリュー」を重点テーマに据え、次世代ビジネスを継続的に創造する「国際都市」を目指す。
2015年09月01日JR東日本リテールネットが運営する商業施設、東京駅・京葉ストリート、エキュート品川 サウス、エキュート上野では9月7日から27日まで、東北の魅力を伝える「プラス東北フェア」を開催する。○日々の暮らしに東北を"プラス"してみませんか期間中、鉄道を楽しめる旅行や、東北6県のお米などが抽選で当たるスタンプラリーをはじめ、各県のキャラクターたちが各県の魅力を伝えるイベントを開催する。スタンプラリーは、期間中各施設で500円(税込)購入ごとにカードにスタンプを捺印。希望の賞品分のスタンプを集めて各施設に設置された投函ボックスに応募すると、抽選で東北の魅力が堪能できる賞品が当たる。投函期間は9月28日15時までとなる。賞品は、A賞(スタンプ10個)が3つのルートから選んで応募。「三陸周遊コースTOHOKU EMOTION ランチコース付き」、「あきた美人ラインの旅」、「とれいゆつばさと湯野浜温泉老舗旅館」が各1組2名に当選する。B賞(スタンプ5個)は「東北のお米食べくらべセット」が50名。C賞(スタンプ3個)は「3施設共通お買物券 1,000円分」が50名に当たる。"ご当地キャラクター"によるイベントも開催する。「京葉ストリート」では、13日に岩手県の「アマリン」と宮城県の「むすび丸」が、「エキュート品川 サウス」では、22日に山形県の「きてけろくん」と福島県の「キビママ」が登場する。「エキュート上野」では、19日に秋田県の「スギッチ」「ないりっくん」、青森県「決め手くん」と、同施設のマスコットパンダ「うえきゅん」も登場する。
2015年08月30日東日本電信電話(NTT東日本)は8月25日、オフィス向けクラウド型サイネージ・サービスである「ギガらくサイネージ」の受付を開始した。初期費用は不要、月額利用料は1端末あたり2,000円から、提供開始は9月1日。新サービスは、クラウドを利用し情報を一括管理・配信することで、オフィス内やロケーション間の情報共有の円滑化を図ることを目的としたオフィス向けクラウド型サイネージ・サービス。セットトップボックス(STB)やタブレット端末に専用アプリケーションを入れることにより、映像・画像を使用したコンテンツや各種の情報をディスプレイにタイムリーに表示できる。Wi-Fi対応のSTBもしくはタブレット端末で利用すると、配線を気にすることなく設置が可能。コンテンツ・マネジメント・システム(CMS)でコンテンツの管理・編集、配信スケジュールの設定、STBやタブレット端末の管理を行う。複数端末の同時設定も可能なため、複数拠点への一斉周知・連絡も行える。PowerPointに専用のアドイン機能を追加すると、普段オフィスで使っている資料をワンクリックでコンテンツ化し、クラウド・サーバにアップできる。別途「オフィスまるごとサポート ITサポート」を契約することで、アプリケーションやSTB、タブレット端末の他、ネットワーク環境も含めてワンストップでの提供・サポートを実現するとのことだ。端末1台あたりの月額利用料は、「動画プラン」が3,980円(税別)、「静止画プラン」が2,980円(同)、「タブレットプラン」が2,000円(同)。なお、同サービスの提供開始により、従来から提供しているタブレット端末を利用した店舗向けクラウド型サイネージ・サービスである「ラクPOPボード」は、新サービスの「タブレットプラン」に名称を変更する。また同社は同サービスを、自社ブランドでのサービス提供を希望するパートナー企業にOEMで提供する。
2015年08月25日東日本電信電話(NTT東日本)は8月6日、中小・SOHO企業向けのオンライン・ストレージ・サービスである「フレッツ・あずけ~るPROプラン」において、オンライン上に保管しているデータへのアクセス・ログ管理機能を追加した。マイナンバー制度は10月1日からマイナンバーの通知が始まり2016年1月1日から施行開始予定だが、企業は従業員のマイナンバーの安全な管理・運用が義務付けられており、情報漏洩や不正提供、盗用には罰則規定がある。新機能は、こうした動きに対応するもの。同サービスは、クラウド利用で懸念されるID・パスワード流出による情報漏洩対策として、フレッツ光の物理回線認証により、契約回線以外からはID・パスワードが合っていてもログインできない仕組みや、端末認証により予め認証した端末以外からはログインできない仕組み、認証済み端末の盗難・紛失時に遠隔でアクセスロックする機能を備えており、重要なマイナンバー情報の保管・管理に適しているという。これらの既存機能に加えてアクセス・ログ管理機能を追加したことで、同サービスのユーザーは、いつ・誰が・どのマイナンバー関連ファイルにアクセスし、何をしたのかを自動で管理可能になると共に、容易に閲覧・検索できるとのこと。これにより、中小・SOHO企業のユーザーは、マイナンバー情報を扱う度に紙の管理簿などで管理する必要が無く、マイナンバーガイドラインに準拠する管理・運用を効率的に行えるとしている。同機能では、利用者ごとにログインIDを追加料金不要で最大999個まで発酵可能であり、ログインIDごとの操作履歴を自動収集し、管理者が検索・閲覧・管理可能。またオンライン・ストレージに保存したファイルごとに、いつ・誰が・どのマイナンバー関連ファイルにアクセスし、何をしたのかを自動収集し、管理者が容易に検索・閲覧・管理できるという。これらの内容および、システム側で自動的に行った自動バックアップ履歴などの動作のログも含め、クラウド上に蓄積しているユーザーに関する全てのログを自動収集し、CSV形式で出力できるとのこと。なお、アクセス・ログは過去1年間分をクラウド・サーバに自動収集する。
2015年08月07日JR東日本は7月14日、「グループ経営構想V~限りなき前進~」で掲げる一体感のあるグループ経営を進めるため、JR東日本グループの共通ポイント「JRE POINT(ジェイアールイー・ ポイント)」を開始すると発表した。同サービスでは、加盟店での利用金額100円(税抜き)につき1ポイントたまり、有効期限は利用した日から自動延長で2年間有効となる。ポイントは、加盟店で1ポイント当たり1円として利用できるほか、鉄道関連商品との交換などにも利用可能。ポイントサービスは2016年2月より順次開始される。初めに、アトレ、ボックスヒル、グランデュオ、シャポー、テルミナのポイントを共通化し、その後、他の駅ビルのポイントも共通化する。さらに、ビューカードの決済で貯まるビューサンクスポイントや、Suica電子マネーの決済でポイントが貯まるSuicaポイントとの共通化を目指す。
2015年07月15日JR東日本は7月14日、JR渋谷駅について、2014年4月より駅改良の準備工事に着手していたが、工事計画がまとまり、2015年9月より本体工事に着手すると発表した。全体の完成は2027年度を予定している。同工事は、国土交通省関東地方整備局が進める国道246号拡幅事業との共同事業として進めるとともに、東西に横断する自由通路の整備を渋谷駅街区土地区画整理事業と一体で進めていく。改良工事として、「埼京線ホームの移設」「駅コンコースの拡充」「バリアフリー設備の整備」「山手線ホームの1面2線化 」「東西自由通路の整備」が行われる。現在、駅南側にある埼京線ホームは2020年春を目標に北側へ約350m移設し、山手線ホームと並列の位置とする。また、1階部分と3階部分において、駅構内コンコースを拡充するほか、1階と3階コンコースと山手線・埼京線各ホームを結ぶエレベータを整備する。東京オリンピックが開催される2020年時点で、駅施設は一部仮設備の状態となるが、埼京線ホーム移設のほか、改札内におけるバリアフリー設備の整備、他社線との乗り換え動線を改善する予定で工事を進めていくという。
2015年07月15日