’24年度前期のNHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』が4月1日にスタートした。朝ドラヒロインを務める伊藤沙莉(29)は日本で初めての女性弁護士となる人物を演じている。「エランドール賞新人賞」(’21年)や「文化庁芸術祭放送個人賞」(’22年)、「橋田賞新人賞」(’23年)などを過去に受賞しており、高い評価を受ける伊藤はその演技力を遺憾なく発揮。まだ放送3週目が終わったばかりだが、SNSには、《伊藤さんの演技、表情が素晴らしい》といった声が並んでいる。半世紀以上の間、国民に愛されてきた朝ドラだが、演技が不評なヒロインも……。過去10年の朝ドラヒロインの中で、演技がイマイチと思われているのは誰だろうか?そこで本誌は過去10年の朝ドラヒロインで、演技が上手/イマイチと感じた女優について調査した。(男性が主人公を務めた朝ドラは除く)対象は40歳以上の女性400人とし、クロス・マーケティングの「QiQUMO」を利用。本記事では、演技がイマイチな朝ドラヒロインのランキングの結果を紹介する。3位は’19年度前期の朝ドラ「なつぞら」で主人公を務めた広瀬すず(25)。第100回記念作品として制作された作品で、広瀬はアニメーターを目指すヒロイン・なつを熱演。松嶋菜々子(50)や、山口智子(59)、比嘉愛未(37)といった歴代ヒロインが多数出演し、作品を彩っていた。’16年に日本アカデミー賞 新人俳優賞を、’18年に日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞を受賞しているなど若くして実力派の広瀬だが、記念作品ということもあって脇を固める共演者も猛者揃いだったことから実力差を指摘する声があがった。《若さと可愛さだけで人気があったと思う。共演者の男性たちの演技の方が際立っていた》《表情がかわらない》《顔が可愛すぎて演技がへたでも許せるみたい》続いて2位に選ばれたのは’15年度前期の『まれ』でヒロインを務めた土屋太鳳(29)だ。同作は夢が嫌いだったヒロインが、人との関わりの中でパティシエになるという夢を追う物語。2020人が応募したオーディションでヒロインに選ばれた土屋は、役作りのため髪を40cm切るなど、体当たりで臨むも、物語の整合性がとれていないなどと指摘があがり、作品の評判は今ひとつであった。日本女子体育大の体育学部運動科学科を卒業している土屋は、『るろうに剣心』や『今際の国のアリス』などの格闘シーンで存在感を発揮し、アクション女優としての地位を確立しつつあるが、当時の演技力には疑問を抱いていた人もいたようだ。《女優にしては演技力がない》《セリフが棒読みっぽい》《感情の表現がいまいちのような気がする。》そんな2人をおさえて1位に選ばれてしまったのは’22年度前期の『ちむどんどん』でヒロインを務めた黒島結菜(27)。舞台の舞台は沖縄で、黒島扮する比嘉暢子が沖縄料理に夢をかける姿を描いたストーリー。明るく天真爛漫な暢子を中心に、長女(川口春奈)、長男(竜星涼)、三女(上白石萌歌)ら兄妹たちとの人間模様も見どころであった。しかし、無理のあるストーリー展開や、人物設定に批判が相次ぎ、SNS上で“#ちむどんどん反省会”がたびたびトレンド入りする事態に。暢子が「まさかやー!」「ありえん」などと大声で方言を話すシーンも、《イライラする》と不評で、黒島の演技に対しても否定的な声があがっていた。《平板、演技に厚みがない。まだ経験値が足りないと思う》《セリフが一本調子、顔の喜怒哀楽がない。言葉に抑揚が無い》《演技に深みがない》
2024年04月20日朝ドラ『虎に翼』、大河ドラマ『光る君へ』。今期はどちらも当たりだと話題だ。実は出演者は酒豪ぞろいだという。そこで大河&朝ドラ女優の“大虎”番付を作成!前頭に躍り出たのは、放送中の朝ドラ『虎に翼』で主演を務める伊藤沙莉(29)。「自分のラジオで“飲み会の立ち回り方”が話題になったとき、『ボトル入れちゃったほうがいいよ』と話していました。作り手になることで自分のお酒は薄く作れる、という話でしたが、そもそも飲み屋でボトルを入れること自体が上級者ですね」(テレビ局関係者)そして1年前の朝ドラ『らんまん』の主演、浜辺美波(23)も案外負けていない。「共演者の志尊淳さん(29)に、ロケ終了後、飛行機の時間まで空港で飲んでいたとバラされていました」(芸能関係者)彼女は庶民派居酒屋「鳥貴族」が大好き。1月放送の『太田上田』(中京テレビ)で休日の予定を聞かれ、「お酒飲んで……お酒好きなんですよ(中略)一人でも全然行けます。『鳥貴族』とか」と一人飲み愛も語っていた。’20年の大河ドラマ『麒麟がくる』で急きょ代役を務めた川口春奈(29)は小結級。4月からジャスミン焼酎のCMに出ているが、飲み会ではビールを。「生(ビール)とかを10杯くらい飲んで……。日本酒も1升空けたことあります」(『モニタリング』TBS系、’23年7月6日放送)そんな川口に“かなわない”と言わしめたのが広瀬すず(25)。前出のテレビ局関係者は言う。「キックボクシングを習う者同士スパーリングをしたら、広瀬さんが圧勝。そのあと朝3時まで飲みに行ったそう。川口さんは“お酒もかなわなかった”と番組で語っていました」■大河女優・高畑は“土下座のまま寝る”関脇級は放送中の大河ドラマ『光る君へ』の名演コンビ、高畑充希(32)と黒木華(34)。本誌は’17年、高畑が9時間で3軒ハシゴする姿を目撃した。「舞台終わりにもかかわらず、渋谷と歌舞伎町で朝3時まで飲み明かしていました。ある番組では、打ち上げで土下座したまま寝てしまった、と話していましたよ」(本誌記者)一方の黒木も長酒好き。’19年、『A-Studio』(TBS系)に出演したときには、松重豊(61)から「朝5時まで飲んでいた」と暴露されて酒豪ぶりを認め、「ワインとかハイボールとか緑茶ハイとかウーロンハイとかビールとか……。ワイン最近減りましたね。前は1本飲んでました」と話していた。’21年、『カムカムエヴリバディ』主演の上白石萌音(26)は大関級。佐藤健(35)は、彼女との食事をこう振り返った。《割と酒豪なことが判明して。(中略)マネージャーさんから「萌音、我慢しなくていいんだよ」「全然セーブとかしなくていいんだよ」って言われていて、普段どんだけ飲むんだと思って(笑)》(「リアルサウンド」’19年12月18日配信)ただ、当の本人は酒豪キャラは不本意なようで――。「海外ロケ中に、ある媒体で“酒豪女優1位”になったことに苦言を呈していました。ただその直後、『飲むか!』と言い放ち、現地名物の巨大な“バケツ酒”をがぶ飲み。さすが1位だと思いました(笑)」(前出・テレビ局関係者)“日本酒は6合飲める”と豪語?する大河常連女優の長澤まさみ(36)は、泥酔時に豹変することで有名。飲み友達の塚地武雅(52)いわく、「酔うと肩を組んできて愚痴りだす。さらにずっとダメ出ししてきて面倒くさい上司のようになる」(『しゃべくり007』日本テレビ系、’17年9月11日放送)という。実際に塚地は「自分の話ばっかりするからダメなんだよ!」と言われたそうだ。そして最も“大虎”な女優は、来期朝ドラ『おむすび』主演の橋本環奈(25)、そして『光る君へ』主演の吉高由里子(35)。橋本といえば、大のビール好きですでに知られている。前出・芸能関係者は語る。「ビールCMが解禁される25歳になるのを、アルコール業界各社が待ちわびていたほどです。自宅にビールサーバーとワインセラーを設置しており、週7で飲むのは当たり前。そのせいか悪玉コレステロール値が140超えで、基準値を大幅に上回っているとテレビで暴露されていました」彼女はこの5年間でお酒にまつわる名言を連発。初めて飲んだお酒は「ドンペリ」、休肝日の有無を聞かれ、「2杯ぐらいまでは休肝日かなと思ってます」。これからも名言が増えることだろう。一方、CMでおなじみハイボール派の吉高は、ハイボールを箱買い。外飲みも好きで、飲み会後に朝4時まで“一人3次会”をする姿も週刊誌で報じられた。彼女には“大虎”女優らしい伝説が。映画『ロボジー』の監督が、オーディション中の吉高についてこう語った。《多分二日酔いだったんじゃないか。『今から何するんすか?』って感じでしたから。ただ、ガラガラ声だったのにスイッチの切り替えはさすが》(「映画.com」’11年9月19日配信)その女優魂に魅了され、監督は吉高をヒロインに起用したという。大河撮影中は深酒を控えているという吉高。夜の居酒屋で“光る君”が見られるのはまだ先になりそうだ。
2024年04月19日4月1日からスタートしたNHK連続テレビ小説『虎に翼』。ヒロイン・伊藤沙莉(29)の好演が光るなか、もう一人、話題を呼んでいる“朝ドラヒロイン”が。NHK BSで再放送している00年の朝ドラ『オードリー』でヒロインを務めた岡本綾(41)だ。00年に放送された『オードリー』は、京都・太秦を舞台とし、戦後の映画やテレビの歴史とともに、ヒロイン・美月(岡本)が映画監督になるまでを描いた作品。今回が初めての再放送だ。「『オードリー』には当時はまだ無名だった堺雅人さん(50)や佐々木蔵之介さん(56)が出演し、知名度を全国区に広めたきっかけとなりました。また、ヒロインの恋人役を長嶋一茂さん(58)が、ヒロインの養母の幼少期を当時子役だった戸田恵梨香さん(35)が演じるなど、バラエティに富んだ共演者も見どころです」(テレビ誌ライター)現在でも活躍する俳優陣が脇を固めたが、ヒロインの岡本はすでに“引退状態”となっている。「07年、『女優として内から引き出すものがなくなり表現者としての限界を感じている』として所属事務所を退社。芸能活動を無期限で休養しており、15年以上公の場に姿を現していません」(テレビ局関係者)関係各所も岡本とは“音信不通”だという。「たとえばテレビ局が番組を再放送する際には基本的には出演者の許諾が必要になります。連絡が取れない出演者がいた場合には、『映像コンテンツ権利処理機構』という団体がその出演者を探すために、ホームページに“探しています”という旨を掲載することがありますが、14年、岡本さんも“探しています”と掲載されたのです。このときは、大河ドラマ『元禄繚乱』(99年)の再放送のために岡本さんの許諾を得る必要があったようです。また、NHKが『なつぞら』(19年)で朝ドラが100作目を迎えたことを記念して歴代ヒロインからコメントをもらおうとした際には、岡本さんの元マネージャーでさえも連絡を取ることができなかったといいます」(前出・テレビ局関係者)行方不明も同然の岡本だが、22年の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で、“劇中劇”として『オードリー』が登場。わずか2分ほどだったが、岡本が画面に大きく映し出されたことで話題になった。『カムカム』に続き今回『オードリー』が再放送に至ったということは、NHKがついに岡本と連絡を取ることができたということなのかーー。本誌の取材に対し、NHKはこう回答した。「番組の編成については、自主的な編集判断に基づいて、その都度、総合的に判断しています。詳細についてはお答えしていません」ある芸能関係者は言う。「最後に所属していた事務所がOKを出せば、出演者本人の許諾がなくても再放送ができるのではないでしょうか。現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』は大石静さんが脚本を手がけましたが、『オードリー』も大石さんの脚本です。話題性が強いことから、NHKはこのタイミングで『オードリー』を再放送したかったのでしょう」『オードリー』の再放送を、岡本もどこかで見ているのだろうか――。
2024年04月05日’25年前期に放送されるNHK朝ドラ『あんぱん』のヒロイン役を務めることが決まった今田美桜(26)。『あんぱん』は、「アンパンマン」の作者であるやなせたかしさんと妻・小松暢さん夫婦をモデルとして描いた作品で、今田は妻の朝田のぶ役を演じる。今回ヒロインを決めるにあたって、東京制作としては7年ぶりにオーディションを開催し、歴代最多の3365人が参加。最終カメラテストには名だたる若手女優たちが参加していたというが、今田だけが唯一、スタッフたちが涙を流すほど感動させることができたといい、満場一致で決まったという。高視聴率を獲得し、ヒロインを務めた後は女優として大きな躍進に繋がるNHKの「朝ドラ」のヒロイン。これまでも『あまちゃん』ののん(30)や、『べっぴんさん』の芳根京子(26)などは人気女優を輩出してきた。そこで、本誌は男女500人を対象に、これまで朝ドラヒロインを務めたことがない10代から20代の若手女優のなかから、「今後ヒロインに選ばれてほしい人」は誰かを調査するアンケートを行なった。その結果をランキング形式で発表する。まず、3位に選ばれたのは、小芝風花(26)。59票を獲得した。’11年に『イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011』でグランプリを獲得すると、’14年の映画『魔女の宅急便』で演じた主人公キキ役が話題に。以来、数々の話題作に出演し、現在も『大奥』(フジテレビ系)で主演を務めるなど、押しも押されぬ人気女優に。また、朝ドラ『あさが来た』(’16年)でのヒロインの娘役や『トクサツガガガ』(’19年)での主演など、NHK制作のドラマにも多数出演しており、その点でも実績は十分だ。抜群の透明感と天真爛漫な雰囲気を持つ小芝だけに、朝ドラのヒロインとして推す人が多いようだ。「とても可愛いのと性格が良さそうな人だから」「素朴で可愛い。誰にでも愛されるキャラ」「可愛くて清楚なイメージだから」「透明感があり、ぴったりなイメージ」昨年主演したドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)でのマシンガントークや、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)では「グルメチキンレース ゴチになります!24」(日本テレビ系)のレギュラーメンバーになるなど演技や仕事の幅も広いことから、「演技の幅が広くどんな役でもこなせそうだから」「少し古い話でも、現代の話でも違和感なく視聴できそうだと思うから」という意見もあった。続いて2位に選ばれたのは、広瀬アリス(29)。82票を獲得。妹・広瀬すずが先に19年の朝ドラ『なつぞら』ヒロインを務めるなど、女優としては先にブレイクしたが、アリスも毎年のように主演ドラマを抱えるなど人気女優に。今年4月放送予定の『366日』(フジテレビ系)ではついに月9初主演も務める。小芝と同じくNHKのドラマの出演経験が多数あり、’17年の朝ドラ『わろてんか』では旅芸人の秦野リリコ役を演じ、’23年の大河ドラマ『どうする家康』では家康の側室・於愛の方役で出演している。ドラマ中で見せるコミカルな演技に定評があり、「R-1グランプリ」の司会を務めるなどバラエティ番組に数多く出演したりしていることから、快活なイメージを持つ人は多いよう。「明るい爽やかさがヒロインを演じるのにぴったりだ」という意見が寄せられていた。「いつも明るいから」「明るく爽やかなイメージ」「性格も演技も明るく前向きなイメージがある為」「かわいいしさっぱりしていて、演技も好きだから」また、アリスといえば『釣りバカ日誌』(テレビ東京系)といったコメディ作品から『マイ・セカンド・アオハル』などの恋愛作品まで幅広く出演している。そのため、「いろんな役に合うと思ったから」「好きな女優さんでマルチに活躍してるので演技にも期待出来ると思ったから」と評価する声も多かった。そんな超人気女優の2人を抑えて、1位に選ばれたのは、芦田愛菜(19)。100票を獲得した。‘10年のドラマ『Mother』(日本テレビ系)で、ネグレクトを受ける娘という難役を当時5歳にして演じきり“天才子役”として大ブレイク。’11年のドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)ではゴールデン帯連ドラでは史上最年少となる主演を務め、同年のNHK大河ドラマ『江?姫たちの戦国?』でも茶々の幼少時代を演じている。その後も、’18年度の朝ドラ『まんぷく』ではナレーションを担当し、現在は日曜劇場『さよならマエストロ』(TBS系)で西島秀俊(52)演じる主人公の娘役としてW主演を務めるなど、話題作への出演が続いている。また’19年11月には、「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で祝詞を述べるという大役も務めており、国民的女優といえる存在に。そんな芦田だけに、朝ドラヒロインとしても見たいという人が多いようだ。「子役の頃からみており朝ドラに脇役としても出てないから」「全世代の方が知ってると思うから」「今のままで十分活躍していて知名度も抜群だと思うけど、さらに多くの人年代の人が見る朝ドラのヒロインをやってもらい、不動の人気を集めて欲しい」「天才子役だった彼女が大人になり、大人の女優として成長した姿を見たいから」また、読書が趣味だと公言したり現役で慶應大学に通っていたりなど、知的なイメージも好感度に繋がっているよう。「可愛くて聡明だから」「知的でNHKの雰囲気に合っている」「知的でクリーンだから」と、NHKの朝ドラのヒロインにふさわしいという意見も多く寄せられていた。いつか朝ドラのヒロインとして選ばれる日は来るかーー。
2024年02月24日半世紀以上にわたり、“朝の習慣”として日本のお茶の間を楽しませてきたNHK連続テレビ小説。’20年4月に「NHKプラス」がスタートし、朝ドラも見逃し配信で楽しめる時代となった。年内放送も終盤に差しかかり、現在放送中の『ブギウギ』は折り返し地点に近づいている。今年は前期に『らんまん』が放送され、BSプレミアム/BS4Kでは『あまちゃん』(’13年前期)や『まんぷく』(’18年後期)も再放送。懐かしい作品に心を躍らせた朝ドラファンもいたようで、SNSでは歓喜の声が上がっていた。数ある朝ドラのなかでも、視聴者の心を掴んだのはどの作品だろうか?そこで本誌は過去10年(’13年以降)に放送された作品で、「面白かった/つまらなかった」と感じた作品について調査した。対象は20歳以上の男女500人とし、クロス・マーケティングの「QiQUMO」を利用。本記事では、「面白かった」ランキングの結果を紹介する。なお『ブギウギ』は放送中のため、除外した。まず第3位は、『ちむどんどん』(’22年前期)。4位の『カムカムエヴリバディ』(’21年後期)を1票差で抑え、ランクインした。本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、黒島結菜(26)扮するヒロイン・比嘉暢子が料理に夢をかける姿を描いたストーリー。明るく天真爛漫な暢子を中心に、長女(川口春奈)、長男(竜星涼)、三女(上白石萌歌)ら兄妹もクローズアップされた。比嘉家は借金を抱える貧しい家庭だったが、長男の“ニーニー”が「ビッグビジネス」で家族を振り回すといったドタバタ劇も。SNSでは“反省会”のハッシュタグが盛り上がるなど批判が相次ぎ、「つまらなかったランキング」では1位に選ばれてしまったが、コミカルな展開にハマった人もいたようだ。《元気な勢い》《登場人物みんなのキャラクターが面白かった》《沖縄ののんびりした風土感がいっぱいでていたから》《明るい気持ちになる》第2位に選ばれたのは、『らんまん』(’23年前期)。「日本の植物学の父」と呼ばれる故・牧野富太郎氏をモデルに、ひたむきに草花を愛する主人公・槙野万太郎を神木隆之介(30)が演じた。生涯を植物研究に捧げた万太郎だが、そんな彼を献身的に支えた妻・寿恵子(浜辺美波)も高い人気を得ていた。最終週では万太郎が植物図鑑発刊に奔走するなか、寿恵子が病に。そんななか新種のササを発見した万太郎は、図鑑の最後のページに「スエコザサ」と妻の名前を刻む。年老いた万太郎が「寿恵ちゃん、愛しちゅう」と、妻を抱きしめるシーンは視聴者の涙を誘った。夫妻の絆を丁寧に描いた物語は、多くの朝ドラファンに支持されたようだ。《神木隆之介さんと浜辺美波さんの演技が良かった》《本で言う読後感が素晴らしかった》《実在の植物学者の生き様を楽しく描いていた》《土佐弁やロケ現場がわかりやすく面白かった》そして第1位は宮藤官九郎(53)が脚本を手がけ、のん(30、当時は能年玲奈)がヒロイン・天野アキを演じた『あまちゃん』(’13年前期)。「つまらなかった」ランキングでは3位となったが、他の作品を大きく引き離し180票を獲得した。東日本大震災前後の岩手県を舞台に、“アイドルの町おこし”をテーマとした人情喜劇。引っ込み思案な高校生2年生のアキが海女を目指すうちに、町を盛り上げる地元アイドルとして成長する姿は多くの視聴者を惹きつけた。本作はギャラクシー賞や橋田賞など数々の賞に輝き、「じぇじぇじぇ」というセリフは流行語大賞に。放送終了後には喪失感を訴える視聴者が続出し、「あまロス」が巻き起こったほど。今年は再放送もあり、“あまちゃん熱”が再燃したようだ。《主人公を演じた女優が可愛かったし、脚本が面白くて放送されるのが楽しみだった》《東北大震災に絡んでいたが、演出が悲壮過ぎず、現代の若者が夢を一生懸命追いかける姿が、楽しく見られた》《脚本がとても面白く人間味があふれていました。感動的な場面も多々ありました》《個性の有る主人公たちが織りなす人生模様がとても面白かった。主題歌も良かった》来年は『虎に翼』『おむすび』が放送を控えている。語り継がれるような名作は、出てくるだろうか。
2023年12月28日放送が始まった1961年から、時代の変化に合わせ、その時どきに求められる女性像を懸命に模索してきた「朝ドラ」。「朝ドラ」ファンのおふたりに、長い歴史の中でヒロイン像の転換点となった作品を挙げていただきました。朝ドラHistory1961年『娘と私』…第1作が放送開始1983年『おしん』…最高視聴率62.9%を記録2001年『ちゅらさん』…初めて沖縄が舞台に2006年『純情きらり』…『おはなはん』(’66)以降初めてオーディションを行わずにヒロインをキャスティング2010年『ゲゲゲの女房』…放送開始時間を8時に変更2011年『カーネーション』…破天荒なヒロイン像が話題に2013年『あまちゃん』…画期的な脚本で社会現象に2014年『マッサン』…19年ぶりの男性主人公&初の外国人ヒロインを起用2017年『ひよっこ』…日常を丁寧に描く物語に共感が2020年『エール』…6年ぶりの男性主人公を起用2021年『カムカムエヴリバディ』…初の3人のヒロインを起用2023年『ブギウギ』…10月2日より放送開始朝ドラを変えたヒロイン『ゲゲゲの女房』極貧でも漫画に生きる夫を支える妻の奮闘記。生まれ育った島根県で家業を手伝っていた布美枝(松下奈緒)は、東京で漫画を描いている茂(向井理)と結婚。どん底生活をものともせず、逞しく生きる。朝ドラを変えたヒロイン『カーネーション』社会的規範より恋心を貫いた画期的名作。糸子(尾野真千子)は、20歳で洋裁店を開業。夫を戦争で亡くした後、妻子ある周防(綾野剛)を店に置き、不倫関係に…。モデルは、コシノ三姉妹の母親。朝ドラを変えたヒロイン『あまちゃん』宮藤官九郎脚本で視聴者層を拡大!高校生のアキ(能年玲奈)は、祖母に憧れ、海女を目指す。やがて、親友のユイ(橋本愛)とご当地アイドルに。“じぇじぇじぇ”はその年の流行語大賞を受賞。朝ドラを変えたヒロイン『カムカムエヴリバディ』3世代の女性たちが、自分らしく生きる。昭和、平成、令和の3つの時代を安子(上白石萌音)、るい(深津絵里)、ひなた(川栄李奈)が試練にぶつかりながらも、恋に仕事に懸命に生きていく。Turning Point1、脱・優等生ヒロイン像の確立。朝ドラのヒロインといえば、長らく“清く正しい、明るくて前向きな優等生”だった。そのイメージを大きく一変させたヒロインとして、テレビドラマ論が専門の早稲田大学文化構想学部教授の岡室美奈子さんが挙げるのが『カーネーション』の糸子。「糸子は、家で洋裁の仕事をひたすらやって、家事や子育ては母親任せ。畳の上に寝転がって舌打ちもして、およそ朝ドラのヒロインらしくないんです(笑)。失敗もたくさんしますし、不倫もする。そんな自分の生き方を貫くヒロインを、脚本家の渡辺あやさんが非常に魅力的に描きました」ライターのてれびのスキマさんも、『カーネーション』の画期性に注目。「糸子は、従来の朝ドラのイメージである前向きさは持っているけど、清く正しくはない。そうした矛盾や業を背負っているキャラクター。ドラマ中『あんたの図太さは毒や』と批判されますが、あの台詞は、これまでの清く正しい朝ドラヒロインへのアンチテーゼにも感じられました」従来の朝ドラヒロインのイメージを覆した作品として、多くの人の記憶に残っているのが『あまちゃん』。「アキは、“成長しなければいけない”という、朝ドラヒロイン、さらには私たちを縛っていた呪いを解いてくれたキャラクター。アキも、北三陸に来た頃と比べればものすごく変わるのだけれど、優等生的な成長とは違うと思うんですね。アキが友人のユイに『ダサいくらい何だよ、我慢しろよ!』と言い放つシーンがあったんですが、ユイだけでなく、私たちの“ダサくてはいけない”という呪いも解いてくれた台詞だと感じました。アキは、私たちが知らず知らずのうちに背負っていた“~ねばならない”から視聴者を自由にしてくれたヒロインだったからこそ、共感を呼んだのでしょう」(岡室さん)「アキは、最初は地味で暗く、向上心も協調性もなかったけど、三陸に行ってからは前向きに…という流れそのものが、朝ドラヒロインの“パロディ”のようでもありました。アキを応援しながら、いつの間にか自分が元気になっているところは、しっかり朝ドラだったなと。僕が、ヒロイン像に変化を与えた作品に加えたいのが『ひよっこ』です。脚本の岡田惠和さんは、この作品で朝ドラの王道を踏まえつつ、素敵な会話劇を構築しました。でも、ヒロインとなると、夢に向かって一直線な朝ドラ的キャラクターと違い、特別な夢は持っていないけど、日常をしっかり生きている。そんなみね子(有村架純)は、その後の朝ドラのヒロイン像に影響を与えたと思います。また、ヒロイン選考の変更が、大きな転換を促したとも考えていて。若手の登竜門だった頃は、夢に向かって一直線のヒロインとそれを演じる俳優さんの成長をみんなで見守ってきたのが朝ドラ。それが『純情きらり』を機に、既に実績・知名度がある人が選ばれることが増え、その傾向は『まんぷく』(’18)以降顕著に。“実力者”には役の機微を表現できる安心感があるので、地に足がついた等身大のヒロインも描きやすくなったのだと思います」(てれびのスキマさん)2、“女の人生”の多様化。まだまだジェンダーギャップはあるものの、女性も自由に働き方や生き方を選べる時代に。そんな世相を反映するかのように、近年のヒロインは、さまざまな生き方を提示してくれている。「『あさが来た』(’15)のあさ(波瑠)は、幕末から大正の女性が表舞台で活躍することがほぼなかった時代に、結婚後、実業家として大成功します。戦後を描いた『べっぴんさん』(’16)のすみれ(芳根京子)は、結婚して子供を産んでからベビー服の会社を立ち上げました。『スカーレット』(’19)の喜美子(戸田恵梨香)は、陶芸家として自分の芸術を選んだけど、離婚後も夫といい関係を続けます。結婚するしない、子供を持つ持たないにかかわらず、近年の朝ドラがさまざまな形で描いてきたヒロインたちの共通点は“受け身”ではなく、自らの手で人生を切り拓く強さがあること。3代の母娘を描いた『カムカムエヴリバディ』にしても、大正生まれの安子は、戦争で夫を失い、子供のるいとは生き別れになるものの、アメリカで成功します。そのるいは、ヒモのような夫を普通に受け入れ、自身の才覚で生活を成り立たせていく。そして、その娘・ひなたは、平成・令和の世でバリバリ働きます。その時どきに求められる女性像を一生懸命追求してきたところが、朝ドラが長く愛されている理由のひとつだと思います」(岡室さん)「昔から、朝ドラのほとんどは女性の一代記を描き、しかもその女性が自立していることが多かったという意味で、ジェンダーの視点から常にテレビドラマの先頭を走ってきたといえます。当時の常識を突破してきた女性をモデルとすることで、現代の多様性を描いてきた一方で、男性が主人公やメインキャラクターになると、一直線にロマンを求めるキャラクターがとても多いんですよね。それが朝ドラの興味深いところですし、現代において、男性のほうが無邪気に夢を追いかける姿をそのまま作品の中で描いても受け入れられやすい土壌があるように感じます」(てれびのスキマさん)朝ドラの特徴に、ヒロインに実在のモデルがいて、舞台設定が古いことがある。10月2日にスタートする『ブギウギ』のヒロイン・鈴子も、昭和の大スター・笠置シヅ子がモデルに。「モデルがいない現代作品は、視聴者が身近に感じられるがゆえに、逆に女性を自由に描きにくいところがあるのか、例外はありますけど、ヒロインがやや保守的に感じることがあります。舞台設定が現代だと、女性の一生を描いた時に制作側と視聴者との間に齟齬が生まれやすく、かつ敏感に反応されることもある。でも、モデルがいれば“その人がそういう人生を歩んできた”という大前提ができますし、舞台設定を昔にして、時間的な距離を作れば、ツッコまれにくく、多様な女性の生き方を描きやすくなるのかもしれません」(てれびのスキマさん)3、放送時間の変更とSNSの普及。2010年の『ゲゲゲの女房』から、放送開始時間を8時15分から15分繰り上げ8時に。第1作は8時40分スタートだったが、第2作以降、48年もの間、8時15分スタートが続いていた。「かなり時代をさかのぼるのですが、第17作の『雲のじゅうたん』(’76)のヒロインは、秋田の高校を卒業して、飛行士を目指します。それ以降、地方出身のヒロインがある職業を目指す“職業路線”が定着していきましたが、時代的に朝ドラらしい良妻賢母として家庭を守る女性像と、自己実現を目指す職業路線とで折り合いをつけるのがなかなか難しかった。その結果、その職を目指して頑張っていたのに、あっさり結婚して諦めてしまうというパターンも少なくなかったんです。こうした朝ドラが抱えていた根本的な矛盾がひとつの要因となり、停滞期もありましたが、8時スタートに変わった『ゲゲゲの女房』から、その矛盾がやわらいだ印象が。本作のヒロイン・布美枝も見合いから5日であっさり結婚して主婦になりますが、夫の仕事場でもある家の実権はしっかり握っていた。『ごちそうさん』(’13)のめ以子(杏)も、料理の達人でいくらでも店を持つ機会があっただろうに、周りの人を料理で喜ばせることに徹します。放送時間の繰り上げで、働く女性たちも視聴しやすくなりましたが、ヒロインは外で働く/働かないという単純な二択から、自由になったのが逆に新鮮だったのではないでしょうか」(岡室さん)『ゲゲゲの女房』が放送されたあたりの変化として、もう一つ大きいのがSNSでの盛り上がり。「放送された2010年頃に、ちょうどTwitterが普及し始め、漫画が題材だったこともあって、オリジナルの絵を上げる人がいたり、SNSと連動して盛り上がる機運を作った作品といえます。毎朝決まった時間に放送される朝ドラは、感想をリアルタイムに更新できるSNSとの相性が非常に良かったので、SNSでの評判が朝ドラを見る習慣がない人を引き込む要因にも。TwitterがXになるなど、SNSの世界が動くなかで、ドラマとの関係性も変わっていくはず。そこで、より自由で、多様性のあるヒロインが出てくることを楽しみに期待したいです」(てれびのスキマさん)岡室美奈子さん早稲田大学文化構想学部教授。専門はテレビドラマ研究、現代演劇研究など。ギャラクシー賞や民放連賞などの審査員、放送番組センター理事、フジテレビ番組審議委員、橋田文化財団評議員なども務める。てれびのスキマさんライター。根っからのテレビ好きで、ドラマからバラエティまでさまざまな番組レビューを執筆。著書に『芸能界誕生』(新潮新書)、『史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記1980‐1989』(双葉社)など。※『anan』2023年10月4日号より。イラスト・GreenK.取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年09月30日新作の制作が発表されるたびに、主演が誰なのか、大きな話題を集める朝ドラ。10月2日スタートの『ブギウギ』で、ヒロインを演じるのは趣里さん。「決まった時の反応は、『まさか、そんなはずはない』と、一回携帯を置きました(笑)。だんだんと実感が湧いてくると、嬉しさと同時に身が引き締まる思いでした。『朝ドラのヒロインは大変』と聞いてましたけど、実際その通りです(笑)。でも、各部署のスタッフのみなさんも大変なのに、『やってやろう!』という心意気がすごく伝わってきて。これは、朝ドラの現場が代々受け継いできた伝統だと思うんです。そうしたみんなの熱い想いで作られてきたからこそ、長く愛されてきたのかなって」ヒロイン・花田鈴子のモデルは、日本芸能史に燦然と輝く大スター・笠置(かさぎ)シヅ子さん。スタンドマイクの前に立ち、体を動かさずにバラードを歌うことが当たり前だった時代に、笠置さんは躍動的に踊りながら歌うスタイルで一世を風靡した。その人を演じるということは、芝居に加え、歌や踊りも避けられない。本格的にバレエを習っていた趣里さんに、ダンスの素地はあるけれど、歌は…?「素晴らしい歌手を演じさせていただくので『頑張らないと』というのは、最初から思っていました。ボイトレの先生とは二人三脚で、普段の呼吸法からレッスンしていただき、だんだんと歌うことが楽しくなってきたところです」“ブギの女王”と称され、ステージで太陽のように光り輝いていた笠置さん。しかし、革新的な衣装やメイク、パフォーマンスは、ついこの前まで敵国だったアメリカ的だと批判を浴びてしまう。「ちょうど、その頃のシーンを今撮影しているんですけど、『舞台メイクが派手だ』『外国人みたいだ』って、ものすごく言われるんです。そこで、だいたいの人は負けそうになっちゃいますよね。でも笠置さんは、自分のスタイルを貫き、歌うんです。懸命に届けた歌でお客さんに喜んでもらうことが、ご自身の喜びになっていたのだと思います。私のお芝居も、誰かのためになっていたらいいなって」鈴子はプライベートも、波瀾万丈な人生を送ることに。「本当に大変なことがたくさん起こるんです。それでも、乗り越えて乗り越えて、前を向き、明るく生きていく。そんな笠置さんを描く『ブギウギ』には、朝ドラヒロインらしさが詰まっています」笠置さんが世間からのバッシングや試練を乗り越えられた理由について、趣里さんは鈴子を演じながら感じることがあるそう。「きっと音楽という確かな軸があったから頑張れたんだと、撮影をしながら感じます。笠置さんにとってすべての原点が音楽。音楽を愛し、愛された人なんです」歴代の朝ドラで、趣里さんが惹かれたのは『おしん』だそう。「前のマネージャーさんがすごくハマっていて、私も再放送を見たら、おしんも本当につらいことの連続で…。『つらいねぇ』と言い合いながら見ていたんですが(笑)、おしんを演じた田中裕子さんの声はとても儚いのに、貧しいながらも生きるエネルギーみたいなものが感じられて、引き込まれました」60年以上も続く朝ドラ。新たに始まる『ブギウギ』でヒロインを演じる趣里さんが、愛してやまないタイムレスカルチャーとは?「ビートルズです。私は15歳でイギリスにバレエ留学をしたんですが、その少し前にイギリス人の先生が弾き語りしてくれた『Let It Be』にすごく感動して!イギリスには、iPodにビートルズの曲だけを入れて持っていき、癒されていました。今聴くと、あの頃の情景がぶわっと思い出されます。バンドをやっていた伯父もビートルズ好きで、いろいろ教えてもらったり、日本のアーティストでもバンドに興味を持つきっかけになったり、ビートルズは、私にとって音楽の原点です」朝ドラ昭和、平成、令和と時を超えて愛される日本の朝の定番。「連続テレビ小説(通称:朝ドラ)」の放送がNHKで始まったのは1961年。古くからそのほとんどが女性の一代記を描き、懸命に生きる姿は人々を元気づけ、昭和、平成、令和と時代を超え、“朝の定番”として、日本中から愛されてきた。旬のキャストや話題の脚本家などを積極的に起用し、放送開始から60年以上が経った今も多くの注目を集めている。近年は再放送や「NHKプラス」での見逃し配信など、“朝の時間”以外にも視聴する方法が増えたことで、若い世代を中心に、新たな視聴者層を獲得している。しゅり1990年9月21日生まれ、東京都出身。NHK連続テレビ小説は2016年の『とと姉ちゃん』に出演。’19年、映画『生きてるだけで、愛。』で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。主演ドラマ『東京貧困女子。―貧困なんて他人事だと思ってた―』(WOWOWプライムほか)が11月17日スタート。シャツ¥69,300(3.1 フィリップ リム/3.1 フィリップ リム ジャパンcustomercare@31philliplimjapan.com)イヤリング¥2,468,400(ヴァン クリーフ&アーペル/ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク TEL:0120・10・1906)その他はスタイリスト私物連続テレビ小説『ブギウギ』歌や踊りが大好きだった鈴子(趣里)が、やがて戦後日本を明るく照らすスターとなる。趣里さんが主題歌「ハッピーブギ」を歌うことも話題に。10月2日より毎週月~土曜8:00からNHK総合にて、BSプレミアムとBS4Kは毎週月~金曜7:30から放送。その他、再放送あり。©NHK※『anan』2023年10月4日号より。写真・川原崎宣喜スタイリスト・中井綾子ヘア&メイク・伴まどか取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年09月30日俳優のムロツヨシが、28日に放送された連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の第129回に出演した。朝ドラへの出演は、『ごちそうさん』(2013年度後期)以来2回目。ムロは、過去に万太郎と植物採集の会で知り合った理科教師・小畠役として出演。小畠は、ワカメや藻に詳しく、万太郎の図鑑作りを手伝うため上京した。ムロは「普段は『らんまん』の隣のスタジオで撮ってる役者でございまして、昔から友達である神木くんと、さりげなく出られたら、大河のほうも朝ドラのほうも盛り上がるかなと、作品に迷惑にならないような出方があるといいねと、話していたのが今日叶いました」とコメント。「大河ドラマ『どうする家康』の緊張感とはまた違うバランスの作品で、撮影中は万太郎役の神木くんがすごく優しい顔で包み込んでくれて、僕も仲間に加われたような、うらやましい気持ちになりました。さりげなく出させていただければと思っていましたが、真正面から撮っていただくカットもあり本当にうれしかったです。最後に、きょうも良き朝ごはんを! ありがとうございました」と感謝している。連続テレビ小説(朝ドラ)第108作となる本作は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎さんをモデルとしたオリジナルストーリー。幕末から明治、大正、昭和と激動の時代に、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木隆之介)とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描く。(C)NHK
2023年09月28日NHK、NHKプロモーション主催、『NHKバレエの饗宴2024』が2024年1月27日(土)にNHKホール(東京都渋谷区神南2丁目2-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて10月7日(土)10:00より発売開始です。カンフェティにて10月7日(土)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 注目のバレエ団、ダンサーたちが集結する夢の饗宴!!日本を代表するバレエ団やバレエダンサーがカンパニーの枠を超えて一堂に会する「NHKバレエの饗宴」。クラシックからコンテンポラリーまで、舞踊芸術の魅力が詰まった豪華なステージは、見る者を美と感動の世界へと誘います一夜限りの“夢の饗宴”をお楽しみください。<演目・出演>(五十音順)○金子扶生&ワディム・ムンタギロフ:『くるみ割り人形』からグラン・パ・ド・ドゥ振付:ピーター・ライト(イワノフ版に基づく)音楽:チャイコフスキー出演:金子扶生(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル)、ワディム・ムンタギロフ(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル)○新国立劇場バレエ団:『ドン・キホーテ』第3幕振付:マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴルスキー改訂振付:アレクセイ・ファジェーチェフ音楽:ミンクス出演:米沢唯、速水渉悟ほか○東京シティ・バレエ団:『L’heure bleue』(ルール・ブルー)振付:イリ・ブベニチェク音楽:バッハ、モーツァルト、ボッケリーニ出演:岡博美、平田沙織、植田穂乃香、折原由奈、石塚あずさ、吉留諒、沖田貴士、福田建太、岡田晃明、林高弘○中村祥子&小㞍健太:『幻灯』(改訂版)振付:小㞍健太音楽:リヒター※この作品は録音音源を使用いたします。出演:中村祥子(Kバレエカンパニー名誉プリンシパル)、小㞍健太ほか1演目を上演予定<指揮>井田勝大<管弦楽>東京フィルハーモニー交響楽団公演概要『NHKバレエの饗宴2024』公演日時:2024年1月27日(土)午後4時45分開場/午後5時30分開演(終演時刻未定)会場:NHKホール(東京都渋谷区神南2丁目2-1)【アクセス】・山手線原宿駅から徒歩10分・渋谷駅から徒歩15分・駐車場はありません。渋谷区役所前公共地下駐車場をご利用ください。■チケット料金S席:13,800円A席:10,800円B席:6,800円C席:3,800円U-25席:1,800円(全席指定・消費税込)※就学前のお子様の同伴、入場はご遠慮ください。※車いす席は1人あたり13,800円(税込)です。付き添いの方も有料となりますので、ご入場される人数分の車いす席のチケットをご購入ください。車いす席はカンフェティのみの取り扱いとなります。※出演者の病気や怪我、そのほかやむを得ない事情により演目、出演者が変更になる場合がございます。公演中止の場合を除き、チケットの払い戻しは行いませんので、あらかじめご了承のうえチケットをご購入ください。■主催NHK、NHKプロモーション■協力チャコット■放送予定「クラシック音楽館」日曜午後9時~ (放送日未定)<Eテレ>「8KNHKバレエの饗宴2024(仮)」 (放送日未定)<BS8K>※放送日時は決まり次第、ホームページなどでお知らせします。■問合せ03-5790-6438(午前11時~午後5時/月~金※祝日除く)※NHKプロモーション内「NHKバレエの饗宴」公式ホームページ NHKホームページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月25日NHKは8月9日、’24年度後期の連続テレビ小説『おむすび』の制作決定を発表。同時に、橋本環奈(24)が主人公を演じることが明らかになった。橋本がNHKドラマに出演するのは、今回が初めて。本作は福岡・神戸・大阪を舞台としたオリジナル作品。橋本扮する“平成ギャル”が、人々の健康を支える栄養士の道を歩みながら様々な縁を紡いでいく人生を描く。橋本は同日、NHK大阪局で行われた記者会見に出席。各メディアによれば、「ギャルなので明るく元気に、楽しく1日のスタートが切れるように明るい朝をお届けしたいなと思っています」と挨拶。いっぽうで、「朝ドラの出演のオファーをいただくっていうのは本当にビックリしました」と明かしたという。本作の制作統括・宇佐川隆史氏は、NHKの公式ホームページ上で橋本についてこうコメントしている。《ヒロインを演じる橋本環奈さんは、圧倒的な“人間力”に満ちあふれた方。半年間毎日見守り、応援していく中で、自然と私たちの心も明るくなっていく…そんな今回のヒロインにぴったりだと思いました》制作統括からも太鼓判を押され、満を持して朝ドラデビューを果たす橋本。同局での出演をめぐっては、昨年の大晦日に放送された『第73回NHK紅白歌合戦』で初の司会を務めたことも話題を呼んだ。実は『紅白』の司会こそが、橋本の朝ドラ出演を実現させるための“異例の布石”だったというのだ。「紅白の司会に抜擢される俳優は、朝ドラや大河ドラマの主要キャストであることが慣例となっていました。NHKは基本的に看板番組の大役に抜擢する場合、それまでの同局への貢献度を重視する傾向が強いです。例えば『紅白』の場合は『うたコン』や『SONGS』などへの出演経験があるアーティストが、朝ドラの場合は他のドラマに出ている俳優が選ばれるこいとが多い。同局のドラマ出演歴がほぼない橋本さんを抜擢したのは“超特別扱い”とも言える待遇でした」(NHK関係者)実際、橋本も今年2月に出演した『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、『紅白』の司会に抜擢されたことを「すごい謎だった」と回想。「朝ドラとか大河ドラマとかにも出てないし、NHKのドラマとかも無かったから本当にびっくりで……」と、本人も驚きだったようだ。NHKが橋本にラブコールを送るには、理由があったようだ。「実はNHK独自のアンケート調査で、橋本さんが“朝ドラのヒロインをやってほしい女優1位”に輝いたことがあったそうです。ただ、橋本さんは民放のドラマや映画、多数のCMに引っ張りだこ。NHKが朝ドラのヒロインにオファーしたくても、スケジュール調整が難しかったようです。まして朝ドラとなれば、撮影期間は約1年に及びます。そこで朝ドラオファーへの“布石”として、『紅白』の司会に橋本さんを抜擢することでNHK側との“関係性強化”を狙ったようです。なおNHKのホームページでは、『おむすび』のクランクイン予定は『2024年春頃』と公表されています。橋本さんは来年4月~7月にかけて舞台『千と千尋の神隠し』への出演が予定されていますが、スケジュールの確保ができたということなのでしょう」(仕事関係者)朝ドラファンの期待も高まる橋本のヒロイン就任。元気な笑顔を届けてくれることだろう。
2023年08月10日直木賞作家・浅田次郎氏の時代小説を、現代向けに大胆にチューンアップし、思いがけず大名家の家督を継いだ若き藩主と仲間たちの奮闘を描く映画『大名倒産』が公開。鮭役人の息子として育ってきたのに、突如、徳川家康の血を引く丹生山藩主の跡継ぎとして、城に入ることになった松平小四郎を、現在、NHKの連続テレビ小説『らんまん』も好評な神木隆之介が軽妙に演じている。映画独自のキャラクターであり、小四郎の幼馴染で、藩主として25万両(約100億円)もの借金を背負った小四郎とともに、ピンチを乗り越えようと立ち上がるヒロインのさよは、朝ドラ界においては先輩(『おちょやん』)にあたる杉咲花が演じて、バツグンの相性の良さを発揮。そんな神木と杉咲ふたりに取材すると、「神さま、花さま」と呼び合う、互いをリスペクトしながらの、コメディの本作によく合う笑い声の響く時間が流れた。○■「花ちゃんは怪物」「神さまの小四郎は愛おしい」――息ぴったりの小四郎とさよでした。本作での共演で、改めてすごいと感じた部分、魅力的だと感じたところを教えてください。神木:杉咲さんとは、ちゃんとお芝居をしたのは初めてなんです。ドラマ『学校のカイダン』(15年)にはじまり、CMでもご一緒したり、『メアリと魔女の花』(17年)で声でご一緒することもありましたが、こうしてちゃんとお芝居をすることは、ほぼなくて。でも僕は『学校のカイダン』のときからすでに、プロデューサーに「杉咲花ちゃんってさ、怪物だよね」と言い続けてたんです。「あの人恐ろしい芝居っ子です。やばくないですか」って。なんだろうな。僕が目指していた芝居の仕方をされる方なんですよ。だから「怪物ですよ」と。杉咲:恐縮です…。神木:でもがっつり面と向かってのお芝居はできてなかったので、今回、目の前で花さまのお芝居を見られて嬉しかったですし、恐ろしい方だというのは100も承知だったので、頑張って倒れないようにお芝居させていただきました。さよにもすごくあっていると思いました。さよは癒し系の優しい雰囲気を持ちつつ、芯がブレない人。これだけは絶対に外せない、守りたいという強さがある。そこがさよと花さまの共通点だと思って見ていました。――最初に「怪物だ!」と思ってから時間が経ちましたが、やはり改めて怪物でしたか?神木:もっと怪物でした。杉咲:いやいやいや!(笑)。私も、神さまとこれだけ長い期間ご一緒させていただけるのは初めてで、すごく楽しみでした。現場の方々のことを、本当によく見ていらっしゃって、思いやりのある方だと改めて感じました。神さまがいることで、私含め、周りにいる方々も奮い立たされながら、日々を乗り越えることができていたと思います。前田哲監督の現場は、アドリブが多いと最初から伺っていて、確かになかなかカットのかからないシーンが多かったんです。そこでも神さまが果敢に挑み続ける姿を見て「すごいな」と思っていました。ライブ感を大切にしながら、内容によっては話し合いを重ねて綿密に作り上げていく。時間をすごく大切に共有してくださるのが、すごく嬉しかったですし、シーンが深まっていく瞬間に、自分自身が何度も立ち会わせていただくことができて、すごく勉強になりました。神さまのおかげです。――神木さんの小四郎はいかがでしたか?杉咲:大ピンチが降りかかっているのに、どこかちょっとおかしくて笑ってしまうような滑稽さや、ユーモラスな愛らしさがありました。それは神さまが演じてらっしゃるからだと感じて。脚本を読んだ時の印象以上に小四郎ちゃんが愛おしかったです。○■撮影で一番印象に残っているのは、ふたりともに橋の上でのシーン――特に印象に残っている撮影シーンをひとつ教えてください。神木:街中で悪者に追いかけられて、ふたりが橋の上で囲まれる場面です。そこで前田監督が、悪者役の方たちに、「ナイフを出して舐めてください」って指示したんです。それってめっちゃベタじゃないですか(笑)。そんなの舐める人いないでしょ!と思って。本能で突っ込みたくなって、「舐めてる!」ってリハーサルのときから言ってしまいました。そのときに花さまもノッてくれたので、さすがだなと思いました。――神木さんの長いキャリアにおいて、ナイフを舐めるシーンを見たのは。神木:初めてですよ! 映画『ザ・マジックアワー』が大好きなんですが、そこで佐藤浩市さんが役者を演じていて、ナイフを舐めるという表現をしてましたけど、それくらい。しかも作品の中で見たくらいですよね(苦笑)。杉咲:私は神さまがカメラの前でフラットに対応されている姿、目の前で起きた出来事をちゃんと受け止めている姿がすごいなと思って、自分もこんな風になりたいと思いました。私自身は現場のスピード感についていくことでいっぱいいっぱいだったのですが、神さまが優しく全て受け止めてくださる深さがあったので、そこに救われてばかりでした。――橋のシーンでは、おふたりそろって川へダイブもされてました。神木:花さま決死のダイブでしたね。杉咲:怖かったですもん。神木:メイキングを見たんですけど、花さまは、一世一代、清水の舞台から飛び降りるような顔をしていました。杉咲:神さまは、あまりにもラフに飛び降りるんですよ。神木:俺、飛ぶのに慣れてて。麻痺しちゃってるから、何も思わないんだもん。杉咲:信じられない(笑) すごく高かったのに。でも私も、ここが一番印象深いシーンです。嵐山の橋の上から飛び降りるなんて、人生で一度きりだろうなと思って。ワイヤーで吊られながら、街を見下ろしている瞬間も、奥には観光客の方々が見えているので、不思議でしょうがなかったです。○■NHK朝ドラ主演俳優としては、神木が後輩で杉咲が先輩――神さま、花さまと呼び合っているおふたりですが、現在、神木さんはNHKの連続テレビ小説『らんまん』が放送中。朝ドラにおいては、杉咲さんが先輩、神木さんが後輩の仲です。神木:ですね! 先輩、至らない点も多いかと思いますが、アドバイスお願いします。杉咲:大先輩の神さまにアドバイスだなんて恐れ多いのですが…。休めていますか? 撮影は大変ですよね。神木:楽しいですよ。僕、テストとか真面目にやってないので。本番しかちゃんとやってないんです。本番もちゃんとやってるとき少ないかな(笑)。それを許してくれるチームとキャスト陣で。花ちゃんは分かると思いますが、朝ドラって、すごい長期戦なんですけど、主演がすごく周りに影響を与える現場なんです。僕によって雰囲気がガラッと変わる。普通のドラマじゃありえないくらい。そこで、どれだけ楽しくできるためにはどうしたらいいか考えた結果、ふざけるという方向に、僕は行きつきました。もちろん締めるときは締めますけど、全体としては軽いタッチでいかないと持たないので。自分のためにもあえてそうしています。現場が楽しい作品って、作品からも伝わってきますし。杉咲:座長がそんな風に立っていてくれる現場は、とても素敵な環境なんだろうなと思います。神木:ぜひお越しください!――朝ドラの主演もそうですが、本作の小四郎もリーダーです。そもそもおふたりはリーダーとして周囲を引っ張っていけるタイプですか?神木:力を抜いて俯瞰して、冷静に判断できる自信はあります。優先順位を、頭の中で瞬間的にパパっと決めることができるんです。何かが起きたとき、今自分は何をすべきか、いま何をすればピンチを乗り越えられる確率が一番高いか、ババっと上がってくる。その上から順に試していきます。杉咲:私は、自分自身でも何かアイデアを出したいのですが、ひとりではちょっと心もとないので、誰かと一緒にやりたいタイプです。ひとりでポンと上に立つよりは、誰かと何がベストなのか相談しながら探していきたいタイプですね。○■改めてお互いに聞いてみたいことは、ファンが知りたそうなこと?――せっかくの場なので、おふたりそれぞれお互いに聞いてみたいことを質問し合ってください。神木:そうですね! 花さまのファンが聞きたいことを聞こうかな。「こういう男性にドキッとする、キュンとする」とか。女性ファンも多いと思いますけど、せっかくだから男性ファンが喜びそうなことを。杉咲:えー。髪の毛を耳にかけた瞬間とか? 普段隠れているものが、ちらりと見えたときにドキッとしますかね。神木:髪の短い男性用にもいただいていいですか? それだけだと限られてきちゃうので。杉咲:絞り出したのに(苦笑)。人のことをよく見ていて、些細な変化に気づけるような方ですかね。神木:なるほど。男性ファンは花さまのことをよく見てると思いますよ。じゃあ、僕への逆質問をどうぞ。杉咲:最近のストレス発散法は……。神木:ひとりカラオケですね。ずっとですね。杉咲:えー。じゃあ、今遊ぶとしたら誰を誘いますか?神木:今遊ぶなら山崎賢人(※崎はたつさき)くんかな。久しぶりに会いたいですね。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(17年)の撮影で一緒にスペインに行ったときも、めちゃくちゃ楽しくて。賢人はマジでいいやつなんですよ。久しぶりに会いたいなー。杉咲:お、いい質問ができた気がします!(笑)。――ありがとうございます。最後に、作品の方へ戻っていただいて。本作でお気に入りのキャラクター、登場人物を教えてください。杉咲:私は梶原善さんの演じた天野大膳、中膳、小膳です。ひとりで演じられるとは思ってなかったので。神木:途中、めんどくさいって言ってたもんね(笑)杉咲:撮影スケジュールに役名とご本人の名前が書いてあったんですけど、梶原さんだけ役名が3つ書いてあって、「なんだろう」と思ってたのですが、演じ分けがさすがでした(笑)。神木:僕は桜田通の演じた小四郎の兄の喜三郎です。彼は役者人生をかけて和歌を読み上げています(笑)。松山ケンイチさんもそうですが、おふたりとの信頼関係がもともとあったからすぐに兄弟になれました。特に桜田通と僕とは、みなさんふざけた関係しか見たことがないと思います。実はちゃんとお芝居をするのは初めてなんですけど、すごく素敵な共演シーンになったと思います。■神木隆之介1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。2歳でCMデビューを飾る。『妖怪大戦争』(05年)で主演を務め、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。12年の第4回TAMA映画賞では『桐島、部活やめるってよ』『劇場版 SPEC~天~』で最優秀新進男優賞を受賞。近年の主な映画出演作に『3月のライオン』(17年)、『フォルトゥナの瞳』(19年)、『るろうに剣心』シリーズ(14・21年)、『ホリック xxxHOLiC』『ゴーストブック おばけずかん』(22年)など。23年4月より放送のNHK連続テレビ小説『らんまん』で主演を務め、ドラマの舞台である高知県で全ページ撮り下ろした書籍『かみきこうち』(NHK出版)とカレンダーが発売中。スタイリスト:TAKAFUMI KAWASAKI、ヘアメイク:MIZUHO(VITAMINS)■杉咲花1997年10月2日生まれ、東京都出身。『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)で、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞をはじめ、数多くの映画賞を受賞した。NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(16年)でヒロインの妹を演じ、『おちょやん』(20-21年)でヒロインを務めた。ドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(21年)で第30回橋田賞新人賞を受賞。近年の主な出演作に『十二人の死にたい子どもたち』(19年)、『青くて痛くて脆い』(20年)、『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(21年)、『プリズム』(22年)、『杉咲花の撮休』(23年)など。公開待機作に『法廷遊戯』(11月10日公開)、『片思い世界』(2024年公開)がある。スタイリスト:Tatsuya Yoshida、ヘアメイク;Mai Ozawa(mod’s hair)望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2023年06月26日2023年4月26日、NHKはウェブサイトを更新し、報道資料を公開。同月25日に番組の撮影を行っていたNHK大阪放送局が、滋賀県にある重要文化財を破損してしまったことを明かしました。NHK、ドラマ『ブギウギ』撮影中に重要文化財を破損資料によると、破損したのは滋賀県東近江市にある、百済寺(ひゃくさいじ)。同局が同年秋に放送予定の連続テレビ小説『ブギウギ』の撮影中での出来事だったといいます。この日、百済寺の許可を得た上で、出演者10人がダンスの練習をするシーンのリハーサルを、本堂の濡れ縁で行っていたところ、床板を支える木材が折れ、縁の板が一部外れる事態が発生。撮影関係者は、破損に気付いた時点で速やかにロケを中止し、百済寺に謝罪すると、関係機関に報告を行ったといいます。また、スタッフや出演者にケガはなかったとのことです。同局は、今回の件を受けこのようにコメントを発表しました。貴重な文化財を破損したことを深くお詫びいたします。関係機関の指導に従い、修復等に適切に対応してまいります。改めて文化財の保護を徹底します。百済寺は西暦606年に聖徳太子が創建したとされ、重要文化財に登録されています。歴史ある建築物ということもあり、およそ10人が濡れ縁に集まったことで、木材に負担がかかってしまったのかもしれません。滋賀県の観光地として、長年親しまれ続けている百済寺。1日も早く、元の姿に修復されるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月27日「まだ私の中には舞がいるので、最終回というのは不思議な気持ちがしています」3月31日、朝ドラ『舞いあがれ!』(NHK)が最終回を迎えた。ヒロインを演じた福原遥(24)はNHKを通じて冒頭のようにコメント。「ご覧になってくださる方々と一緒に歩んだ半年間だったと思います。本当にありがとうございました」とも語った。最終回では、舞(福原)の航空学校時代の同期である目黒蓮(26)演じる柏木らが集結するなど、大団円に。しかしこの前日には、朝ドラファンもびっくりの展開があって……。「物語終盤で描かれていたのはコロナ禍の20年4月ごろ。短歌を詠めずに苦しむ夫・貴司(赤楚衛二・29)を見かねて舞は貴司をパリに送り出しました。しかし、その直後にコロナの感染が拡大し、パリもロックダウンに。30日の放送ではロックダウンが明けて貴司が帰国し、舞との再開を果たしました。その後舞は空飛ぶクルマの開発に向けて奔走しますが、貴司の声で『それから6年』というナレーションが入ったのです」(テレビ誌ライター)20年4月から唐突に26年へと時代が進んだ『舞いあがれ!』。舞は空飛ぶクルマのテストパイロットとして飛行試験を繰り返し、日本の空を飛べる状況になったと明かされた。舞の念願だった空飛ぶクルマが実現したものの、急なタイムワープにSNS上では《急に6年後!?》《舞いあがれいきなり6年後に飛んで声出た》と驚きの声が。しかし実は、前作『ちむどんどん』でも同じような演出があった。「『ちむどん』の最終回では、85年、ヒロイン・暢子(黒島結菜・26)が沖縄料理のお店を立ち上げたシーンが描かれました。しかしその後、『202X年』へとひとっ飛び。暢子はじめ、登場人物は老けメイクが施されていましたが、突然大幅に時代が進み、視聴者からは困惑の声が上がっていました」(前出・テレビ誌ライター)2作連続、終盤で唐突なタイムワープ。もはや朝ドラのトレンドなのかも!?
2023年03月31日まもなく始まるNHKの朝ドラで主演を務める神木隆之介さんが、その舞台・高知県をガイドする『かみきこうち』を出版。高知の空気を感じられる本書の写真とともに、神木さんが高知で対話した地元の人々から学んだ「持続可能な社会のためのヒント」を教えてもらいました。1、高知を訪れたワケ牧野博士のことを知るため、現地の高知を取材!4月3日より放送のNHK連続テレビ小説『らんまん』に主演する神木隆之介さん。高知県出身の「日本植物分類学の父」といわれる天才植物学者・牧野富太郎をモデルにしたオリジナルドラマで、これに先駆け高知を訪問。このたび『かみきこうち』を出版した。「高知県には、10年前に映画『桐島、部活やめるってよ』の撮影でお世話になりました。でも、そのときはホテルとロケ先の学校の往復で終わってしまい(笑)。高知のことをもっと知りたい、みなさんにも、僕と一緒に知っていただけたらという思いで、この本を作ることになりました」本書のなかではデザイナーや海洋生物学者、土佐伝統食研究会の会長、文筆家など、高知に暮らす人々と対談。名産品や一味違うおすすめスポットを気持ちのいい写真とともにたっぷり紹介している。「高知県立牧野植物園をはじめ、博士にご縁のあるところに行かせていただきました。本や資料でわかることはやっぱり限られていて、実際に現地に行って、地元の方々の博士への思いも聞けましたし、高知の方の話し方や気質も肌で感じることができました。演じる上で、すごく参考になりましたね」神木さんは、ゆずの収穫やカツオの藁焼き、皿鉢(さわち)料理作り、紙漉き体験も披露している。「豪快で楽しいことが大好きな方ばかりでした。僕も楽しいことが好きな人間なのですごく共感しました。みなさんにも高知を訪れてほしいです。とても広くて、気持ちのいい牧野植物園にはぜひ!行くたびに違う花が楽しめます」2、高知のサステナブルな暮らし自然と人。共生のヒントがたくさんつまった土地。高知の人々との交流のなかで、神木さんは、SDGsに通じる活動や暮らし方に触れてきた。たとえば『おすそわけ食堂 まど』。規格外で商品にはならない野菜を無料または安価で入手し、それを使って日替わり定食を提供。食品ロスや子供の貧困の問題解決の一助を担っている。店主の陶山智美(すやま・ちみ)さんと対談し、神木さんは改めてフードロスについて考えたという。「形が悪かったり、ちょっと傷がついていたり、サイズが規定よりも大きすぎたりする野菜は、商品にならないからと捨てられてしまうのだそうです。めちゃくちゃもったいないですよね?そういう傷ものを“ワケあり”商品として売っているところもあるけれど、食べても問題ないのならば僕はワケなんかないと思うんです。食品を無駄にしないよう意識が変わっていったらいいですよね」『サステイナブルに暮らしたい―地球とつながる自由な生き方―』の著者の服部雄一郎さん・麻子さん夫妻には、無理なくゴミを減らす暮らし方について聞き、高知には「おすそわけ文化」があることを知った。「服部さんは横浜から移住されたそうです。高知では、たまたますれ違った人から『釣れたから持っていって』と魚をいただいたり、果物が多く採れたからと農家さんに分けてもらったり。モノをたくさん買わなくても暮らしていけるのだとおっしゃっていました」極め付きは、デザイナーの梅原真さんに教えてもらった豪快なエピソードである。「四国4県の特性を表すたとえ話があって、『江戸時代に100両、天から降ってきたら?』という問いに、全部貯金する、半分貯金・半分投資する、全部投資して儲けようとする県があるなかで、高知の人は、自分の蔵からさらに100両をプラスしてみんなで宴会するのだとか(笑)。『高知にはお金がない』とみなさん口々におっしゃっていましたが、お金以上の豊かな時間や人との関わりに重きをおいておられるのでしょうね」神木さんは、いま『ひろがれ!いろとりどり』(NHK Eテレ)で、水の妖精アオの声を担当している。多様な人々との共生を育むことをめざした子供向けSDGs番組だ。高知の人々の、自分だけの利益を求めるのではなく、互いに分け与え合う精神は、平等や共生のヒントになるのかもしれない。「大切なのは相手を尊重することなんじゃないかなと思います。価値観が違っていたとしても、尊重し合うことはできますよね。高知の人はみなさん、外の人に対しても温かくて、明るく楽しそうにしている。僕もそういう人間になりたいなと思いました!」海や山に囲まれ自然の豊富な高知県。海洋生物学者の神田優さんからは、気候変動により、海藻が失われている実情を聞いた。「東京にいると、海がどう変わっているのか、気候変動の危機を肌で感じるのは難しいですよね。SDGsの17の目標を見ても、話の規模が大きすぎて、自分に何ができるだろう、どこから手をつけたらいいのだろうと思ってしまうことがあります」効果が見えにくいから、ついそう思ってしまうのだろうと神木さんは推測する。「でも、筋トレやダイエットと一緒で、すぐに結果は出なくても、地道に続けていけば少しずつでも変化を感じられるのだと思います。ペットボトルをリサイクルするとか、食べものを無駄にしないようにするとか、小さなことしかできないけれど、続けていくことがきっと大切なのでしょうね」『かみきこうち』(神木隆之介/NHK出版)より。魚梁瀬森林鉄道の実機を運転する場面も。手漉き和紙作家のロギール・アウテンボーガルトさんと、世界に一つしかない紙を作りました!土佐伝統食研究会会長の松﨑淳子さんと皿鉢料理に挑戦。ゆずで有名な馬路村では、収穫を体験しました。『かみきこうち』神木さんの高知紀行とガイドを兼ねた一冊。一般のガイドブックには載っていないスポットやアイテム、トークが満載、牧野植物園もたっぷり紹介しています。高知マニアにもおすすめ。初回生産分限定デジタルフォトフレームダウンロード特典付き。¥2,090(NHK出版)かみき・りゅうのすけ1993年生まれ、埼玉県出身。主な出演作に映画『3月のライオン』『フォルトゥナの瞳』、ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)、『コントが始まる』(日本テレビ)など。映画『大名倒産』が6月23日に公開。※『anan』2023年4月5日号より。写真・まくらあさみスタイリスト・TAKAFUMI KAWASAKIヘア&メイク・SHUTARO(VITAMINS)取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年03月29日2023年2月22日、2024年前期のNHK連続テレビ小説(以下、朝ドラ)のヒロインを俳優の伊藤沙莉さんが務めることが分かりました。伊藤さんは、ヒロインに決定したことを自身のTwitterで報告するとともに、意気込みも語っています。発表されました…!!!!!この度、私伊藤沙莉2024年度前期連続テレビ小説主演を務めさせていただくことになりました!緊張しております!どうか、温かくお見守りください♀️宜しくお願い致します!!!— 伊藤沙莉 (@SaiRi_iTo) February 22, 2023 また、同日NHKがウェブサイトを通じて、ドラマの詳細を発表しています。伊藤沙莉主演、NHK朝ドラは『虎に翼』2024年前期の朝ドラのタイトルは『虎に翼』。日本初の女性弁護士で後に裁判官となった、三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんを描きます。なお、伊藤さんがNHKの朝ドラに出演するのは、2017年に放送された『ひよっこ』(NHK)以来2回目。今回は初の主演であり、毎回話題になる朝ドラヒロインでの出演とあり、伊藤さんの俳優仲間からも多くの声援が寄せられています。伊藤さんがどのような朝ドラヒロイン像を作り上げるのか、今から期待がかかります。[文・構成/grape編集部]
2023年02月22日《この度、私伊藤沙莉2024年度前期連続テレビ小説主演を務めさせていただくことになりました!》2月22日、自身のツイッターにこう綴ったのは伊藤沙莉(28)。NHKの24年前期連続テレビ小説のヒロインを務めることが発表された。朝ドラへの出演は『ひよっこ』(17年)以来2度目となる伊藤。ツイッターには《緊張しております!どうか、温かくお見守りください宜しくお願い致します!!!》とも綴ったが、実はかつて伊藤はインタビューで次のように語っている。《今だから言えますが、私、『ひよっこ』のオーディションに合格して米子(よねこ)役で出演するまで、ずっとNHKが苦手でした。番組が嫌いだとか、そういうことじゃないですよ。9歳からこのお仕事をやらせていただいて、オーディションもたくさん受けましたけど、NHKだけは一度も受かったことがなかったんです。お調子者とかいじめっ子を演じることが多かったからNHKには合わないのかなって、自分で勝手に決めつけていました》(「朝日新聞デジタル」18年10月15日)NHKに対する苦手意識を持っていたという。「ラジオ番組でも、“あまりにオーディションに受からないから、NHKの建物さえ嫌いだった”と話していました。朝ドラのオーディションも何度も受けたそうですが、落選続き。その理由を”その作品で求められているキャラクターと自分が合わないから“と冷静に分析しつつも、『だんだん人格否定されている感覚に陥る』と苦悩を明かしていました」(スポーツ紙記者)約20年におよぶNHK“冬の時代”を乗り越え、ついに悲願の朝ドラヒロインに。雪解けを経て、一気に芽吹くヒロインの演技から目が離せない。
2023年02月22日金髪のイケメンは憔悴し、雨がたたきつける地面に倒れ込むーー。関ジャニ∞・横山裕(41)の朝ドラらしからぬ凄絶な演技が大反響を呼んでいる。NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で横山が演じるヒロインの兄・悠人。インサイダー取引の疑惑が持ち上がり一時は自暴自棄に陥ったものの、家族に支えられ立ち直ることができた。「これまでインパクトの強いシーンはあまりなかった『舞いあがれ!』だけに、第19週は終盤に向けたいいアクセントになりました。バラエティの印象が強い横山さんですが、俳優としても著名な監督や脚本家の作品に数多く出演しています。事務所の先輩の二宮和也さんから学んだこともあります。横山さんだから悠人はここまで深みのある人物になったと、局内でも好評です」(NHK関係者)横山本人も手ごたえを感じたようで、2月9日の会員制ブログでは共演者への感謝とともに、個人的な感傷を綴ったという。「父の仏壇の前に座ったシーンでは、実母と重ねて涙が止まらなかったそうです。“オカンが見守ってくれた”といった思いが明かされていました」(スポーツ紙記者)朝ドラでは悠人の父が心筋梗塞で亡くなったが、横山の実母も’10年に虚血性心疾患で急逝している。実人生での思いが、熱演に生かされたようだ。「横山さんは3歳のときに両親が離婚しました。その2年後に母親と再婚した相手の姓が“横山”でした」(芸能関係者)義父と母の間には弟が2人生まれたが、新生活は怒号や泣き声が絶えないものだったという。横山は中学卒業後に建設会社に就職。肉体労働に従事した。前出の芸能関係者が語る。「ジャニーズ事務所には母親が履歴書を送り、中学3年生から所属しています。横山さんはデビュー時からハングリー精神が強く、関ジャニ∞として売れてからも、周囲に“もっと仕事が欲しい!”と訴えるほどでした」しかし、母は横山の全国ツアー中に50歳の若さで亡くなってしまう。さらに、母の死でショックを受けた弟が、記憶喪失になってしまった。「横山さんの母親と義理の父はすでに離婚していたため、弟2人の面倒を横山さんがみることになりました。異父兄弟ですが、強い絆で結ばれているようですね。その後、上の弟さんは徐々に記憶も戻り結婚、下の弟さんは勉強して税理士になられたそうです」韓流ドラマも顔負けの壮絶半生。それでも横山は“家族の絆”を信じ続けたという。’19年に放送されたNHKスペシャルではこのように語った。「やっぱり家族ってきれいごとだけじゃ絶対ないし。本当に大変なことたくさんあったし。でもなんか、それを超える幸せがあるんでしょうね」横山と朝ドラの悠人、それぞれが“新しい幸せ”と出合うことを願ってやまない。
2023年02月16日物語も終盤に突入したNHK朝ドラ『舞いあがれ!』。ヒロインの舞(福原遥)は、実家のねじ製造会社IWAKURAに入社し、新プロジェクトの受注を目指し奮闘している。そんななか、1月31日の放送回で幼なじみの久留美(山下美月)が婚約した八神(中川大輔)の家族と顔合わせをしたのだが、そこに現れた八神の母・圭子(羽野晶紀)の嫌味な演技が際立っていた。「ご自身もかつて、強烈な姑との関係がたびたび話題となった羽野さんだけにハマり役でしたね。細目で品定めするように久留美の父・佳晴(松尾諭)を見まわすあたり、本当に恐かった!」(ドラマウォッチャー)着物姿の圭子はたった一人で店に現れると、「婚約はなかったことにしていただきます」と宣言。佳晴は土下座し、タックルするように脚にしがみついて懇願したものの、圭子は悲鳴をあげながらその場を後にした。羽野は放送後、自身のツイッターで出演は1回限りと報告しているが、このまま久留美は八神と別れてしまうのだろうか。「朝ドラのキャラクターには“定番”がさまざまありますが、結婚に立ちはだかる“姑”は3作連続で登場しています。前作『ちむどんどん』で和彦(宮沢氷魚)の母・重子を演じた鈴木保奈美さん、『カムカムエヴリバディ』で稔(松村北斗)の母・美都里を演じたYOUさんです。鬼姑はそれだけストーリー構成上の“需要”が高いということなのでしょう。3人の中では出番の少なかった羽野さんですが、嫌味な演技ではナンバーワンですね」(前出・ドラマウォッチャー)話題を集めただけに羽野の再登場も期待したいが……。
2023年02月01日福原遥がヒロインを務める現在放送中のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の新たな出演者が発表。鶴見辰吾や駿河太郎らほか、八木莉可子が朝ドラ初出演を果たし、福原さん演じる舞が東大阪で出会う人々を演じる。本作は、1990年代から現在を舞台にヒロイン・岩倉舞が東大阪と長崎・五島列島で様々な人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマ。今回、父・浩太(高橋克典)の急死により決断の時を迎えている舞が新たに東大阪で出会う人々が明らかになった。鶴見辰吾/荒金正人 (あらがね・まさと)重工業の国内トップクラスである「菱崎重工」の重役。新人の頃、舞の父親の浩太と長崎の職場で一緒に働いていた。<コメント>福原遥さんは、まっすぐに吸い込まれるような瞳で岩倉舞を演じます。それに引き込まれて、周りの多くの人たちが彼女を応援してしまう。私の役もそのひとりです。舞の父、浩太の元同僚の荒金を演じます。浩太を演じる高橋克典さんは、幾度となく共演してきた同い年の信頼できる俳優仲間です。おかげで、本当に克典さんのお嬢さんに接しているような感覚で演じられます。それは、この年齢まで俳優を続けてきたからこそ味わえるおもしろさだと感じています。八木莉可子/秋月史子 (あきづき・ふみこ) ※連続テレビ小説初出演梅津貴司(赤楚衛二)の短歌に出会い心を打たれ、古本屋・デラシネを探し出して貴司に会いに来る。苦労人で、自らも外見からは想像できない短歌を詠む。<コメント>朝ドラに出させていただくのは初めてで、本当に緊張していたのですが、福原遥さんをはじめ、「舞いあがれ!」チームの皆さんが本当に優しく、あったかく迎えてくださり、胸がいっぱいの気持ちでクランクイン させていただきました。自分自身、普段短歌を詠んだりするので、滋賀県出身な事も含め、史子とは共通点 が多くうれしかったです。芯の強さとピュアさを兼ね備えた史子を、どうかみなさまにも愛していただけたらすごくうれしいな、と感じています。川島潤哉/リュー北條 (ほうじょう)中堅出版社のうさんくさい短歌担当編集者。梅津貴司の才能を出版の売り上げに生かそうと、貴司に難題を注文して不安にさせる。<コメント>朝ドラに関わらせていただくたびに、一日わずか15分というお話が少しずつ紡がれながら一つの大きな作品になり、またそうした作品が何十年にもわたって連綿と作られ続けているというすごみをひしひしと感じます。このビジュアルと、「リュー北條」なる役名を冠した私が何を言ってももはや、とは思いますが、そん な怪しげな彼が物語の後半にどんな影響を与えるのかを楽しみながら、演じられればと考えております。駿河太郎/安川龍平 (やすかわ・りゅうへい)東大阪市の町おこしを担当する職員。舞が大学時代に在籍した人力飛行機サークル「なにわバードマン」の OB。<コメント>大阪放送局の朝ドラは「カーネーション」以来だったので、懐かしのメンバーにもお会いでき楽しく撮影させてもらいました。安川は舞の所属していた「なにわバードマン」伝説の先輩であり、人力飛行機を設計したことを誇りに思っている人物。どんなカッコいい人がやるのかと思っていたら、まさかの僕でした。いい意味で皆さんの期待を裏切れればと思います。東大阪をよくしていこうという情熱が画面を通して伝わればうれしいです。久保田磨希/我妻花江 (わがつま・はなえ)東大阪で板金加工を専門とする工場の女性社長。エネルギッシュでなんでもはっきり言う性格。ものづくりへの情熱にあふれている。<コメント>「この人とやったら、なんかおもろいことができそう」。我妻が舞ちゃんに感じた第一印象です。私もそん な人間になりたいなと、今回の台本を読んで心からそう思いました。大阪で芝居を始めた私はいろんなことを大阪で学びました。その時にご一緒していたスタッフの方たちとも再びまた一緒に物語を作れる「朝ドラ」への出演は本当にうれしくて、真摯に芝居に向き合っているごほうびだと思っています。どっぷり東大阪の人間になります。連続テレビ小説「舞いあがれ!」は月曜~土曜8時よりNHK総合ほかにて放送中(※土曜は1週間の振り返り)。(text:cinemacafe.net)
2023年01月11日NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演中の山下美月さん。目下、撮影地・大阪と東京を行き来する多忙な毎日。夢だったという朝ドラ出演を果たしたいま、山下さんの視界にはどんな景色が広がっているのだろう。――『舞いあがれ!』ご出演、おめでとうございます。ありがとうございます!NHKのドラマ、それも朝ドラの出演は俳優として念願だったので、すごくうれしいです。一方で朝ドラは時系列と関係なく一つの場所はまとめて撮影したり独特な手法で撮ると聞いていたので対応できるか不安だったんですが、現場に入ってみたら不安が吹き飛ぶほど楽しくて!平日はほぼ毎日稼働しているのも朝ドラ現場の特徴なんですが、だからこそ家族のような温かいムードが漂っていて、のびのびと過ごせています。――出演が決まったのはいつ頃だったのですか?そのときのお気持ちも聞かせてください。オンエアの1年前くらいに聞いたんですが、ドッキリだと思いました!(笑)朝ドラのヒロインオーディションはこれまでも勉強も兼ねて受けていたんですけど、今回初めて面接に進むことができて、実際にお芝居を見ていただけたことだけで十分うれしかったので。まずはNHKのドラマ制作班の方々に、山下美月という存在を知ってもらいたい。演技の世界では私はまだ「乃木坂46の子」という認識だと思うので…。――グループの名前が大きいがゆえの壁もあるんですね。そうなんですよ。だから名前を覚えていただける機会は貴重なんです。でもそこからまさか役をいただけるとは…!――ヒロインの幼なじみ・望月久留美役。これまではあざとい系女子など個性の強い役も多かったですが、今回は等身大の役。力の見せどころですね。うわっ、プレッシャー(笑)。確かにこれまではキャラが強いキャッチーな役をいただくことが多かったなかで、今回はヒロインの幼なじみという朝ドラ伝統の重要なポジションなので、気負うところがないといったら嘘になります。さらに東大阪出身の女の子の役なのでオール大阪弁。だから撮影に入る前から、正しい大阪弁を話すと評判の見取り図さんの動画を見て一緒に発音したり、現地の方が聞いても違和感のない大阪弁を話せるように努力したつもりです。久留美は東大阪らしい明るくてちゃきちゃきした気質で…そこもまた私にはない要素。でも今回は撮影現場も大阪ならスタッフさんも大阪の方々で現場がすごく明るいんです。そのせいか、私も現場では誰にでもぐいぐい自分から話しかけられたりして(笑)。――大阪ならではの明るい空気が現場にも漂ってるんですね。そうなんです。それと「日本の朝を明るくしたい」という思いが現場の全員にあるんですよね。「半年かけて日本中の朝を作る」、それが朝ドラを作るということなんです。思えばオーディションのとき、緊張してもとにかく笑顔で明るく演じたい!と思って臨めたから、今回の役に出合えたと思っています。だから実際の現場に入っても明るさは一番大事。暗い場面でも暗いだけじゃなく、見終わったとき「一日がんばろう」と思えるお芝居を心がけています。――グループ活動との両立には体力面での大変さもあると思いますが、その明るさを保つためにしていることはありますか?大阪の撮影現場が近づいてくると自然とテンションが上がるんですよ!東京から一緒に行くスタッフさんも「こんな山下見たことない!」ってびっくりしてます(笑)。それに私は個人のお仕事が充実しているほうが、グループ活動も一層がんばれるんです。なにしろ一人っ子のO型。超マイペースな一匹狼で、集団でいても自分の世界に入っちゃうタイプ。グループアイドルなのに、グループ系女子ではないんです(笑)。――連れ立ってお手洗いに行ったりする女子ではないと(笑)。ないですね。絶対一人で行きたいです!映画館もラーメン屋も一人で行くのが好き。そういう性格だから、ソロ活動がリフレッシュになってるんでしょうね。――これまでのananでも“一人焼き肉”などのソロ活を語っていただいてました。最近、オフではどんなことを楽しんでますか?最近は…お仕事が充実しているからかテンション高いです!その勢いでこないだ衣替えをして思いきり断捨離もして…めちゃくちゃ部屋がすっきりしました!でもリサイクルショップに売れるような高価な服は持っていないので処分しちゃったんですけど(笑)。というのも私、モノにあんまりお金かけないんですよね…。なんでだろう?山下さんが出演中の朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』。空への憧れをパイロットになる夢へと膨らませるヒロイン・舞。その夢への道のりと、彼女の育つ「ものづくりの町」東大阪と祖母の住む長崎県・五島列島。2つの故郷と絆の物語。山下さんは看護師を志す、舞の幼なじみ・久留美を熱演中。NHK総合 月曜~金曜8時~8時15分。再放送12時45分~13時。やました・みづき1999年7月26日生まれ、東京都出身。乃木坂46の3期生。2021年発表のシングル「僕は僕を好きになる」で初センター。俳優としてはドラマ『着飾る恋には理由があって』(ネット配信のスピンオフではヒロイン役)などに出演。『あざとくて何が悪いの?』では番組内ドラマであざとかわいい系女子を演じ、話題に。愛称みづき。トップス¥26,400イヤリング¥19,800(共にフミエタナカ/ドール TEL:03・4361・8240)ラップスカート¥50,600(ヴォンテ)ニーハイソックス¥495(カルツェドニア) 共にエイチスリーオーファッションビュロー TEL:03・6712・6180ブーツ¥80,300(カチム TEL:03・6303・4622)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年11月2日号より。写真・魵澤和之(まきうらオフィス)スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・AYA(TRIVAL)インタビュー、文・大澤千穂(by anan編集部)
2022年10月29日「NHKから橋本さんの所属事務所に司会オファーがあったのは、発表2週間前だったそうです。その際にNHK側から“情報解禁の1時間前までは誰にも漏らさないように”と念入りに口止めされたと聞いています」(仕事関係者)10月10日に『第73回NHK紅白歌合戦』の司会者が発表された。3年連続となる大泉洋(49)、嵐として5度目、個人でも3度目となる櫻井翔(40)、桑子真帆アナ(35)も4度目となる。そんな“ベテラン”勢のなか初の司会として大抜擢されたのが橋本環奈(23)だ。本人も、《この報せを聞いたときは現実感がなくただただ驚きに包まれました。今はこの重責を担うと思うと身が引き締まる思い》とコメントを出すほど、誰もが耳を疑う“サプライズ”起用だった。NHK関係者はこう語る。「従来の『紅白』では朝ドラや大河ドラマの主要キャストが司会を務めることが定番でした。『鎌倉殿の13人』の大泉洋さんはいうまでもなく、女性司会者も近年は広瀬すずさん、綾瀬はるかさん、二階堂ふみさん、川口春奈さんなどが起用されています。しかし、橋本さんは朝ドラ、大河ドラマとも出演経験がなく、NHKは単発ドラマに出た程度です。局への貢献度を重視するNHKとして、看板番組の『紅白』に“貢献度の低い”司会を起用するのは前代未聞といえるでしょう」スポーツ紙記者は言う。「昨年の『紅白』の視聴率は34.3%(関東地区)と過去最低でした。若い世代へ視聴者層を広げるべく今年の『紅白』はテーマに“みんなでシェア!”と銘打っているように、SNSへの浸透を大きな目標として掲げています。もともと橋本さんは福岡でのアイドル時代に“奇跡の一枚”と呼ばれる写真がSNSで話題となり大ブレークした経緯があります。そこで、ツイッターのフォロワー数400万人以上を誇る橋本さんに白羽の矢が立ったようです」■NHKが独自で「朝ドラヒロイン候補」の内部調査をだが、NHKの“思惑”はそれだけではなかった――。「実はNHKが独自に“朝ドラのヒロインをやってほしい女優”のアンケート調査をしたそうです。その結果、橋本さんが断トツの1位になったことが、今回の『紅白』司会オファーにつながったと聞いています」(前出・仕事関係者)昨年6月、ドラマ好き500人の他社のネットアンケート「次に朝ドラヒロインをやってほしい女優は?」調査で確かに橋本は3位に選ばれている。そのとき1位の浜辺美波(22)は今年5月、来春の朝ドラ『らんまん』のヒロインを務めることが発表された。NHKは“街の声”にも耳を傾けているようだ。「視聴者からの強い要望を受け、NHKは橋本さんに朝ドラのヒロインを打診しているようですが、現実的な問題として橋本さんのスケジュール確保が難しいんです。すでに来春の連ドラ主役が決まっていますし、2年先まで映画やドラマのオファーでいっぱいと聞いています。また、朝ドラは放送こそ半年間ですが、拘束期間は約1年にも及びます。ほかの仕事との兼ね合いもありますし、すぐ受けられる状態ではないのです。今回、紅白の司会に橋本さんを抜擢したのも“関係性強化”を狙ったNHK側の布石なのでしょう」(前出・仕事関係者)NHKとしては2年後を見据え、“土下座交渉”も辞さない構えだというのだ。だが、橋本の事務所が即断できないのは、スケジュール以外にも大きな理由があるという。「橋本さんは“CM女王”としても知られています。昨年は全タレントで首位となる20社のテレビCMに起用されました。相場が1本2千万~3千万円ですからCM収入だけで数億円となります。朝ドラヒロインに選ばれるのは名誉なことなのですが、“CM女王”のスケジュールが1年も埋まるのは事務所側としては困ると思います」(広告代理店関係者)■酒CM出演は「25歳以上のタレント」が不文律にまた、橋本の『紅白』司会抜擢により、すでに「新CM大争奪戦」が始まっているという。「橋本さんといえば大のお酒好きで有名。ビールサーバーのある自宅にはワインセラーもあり、20本のワインを常備する“酒豪”の彼女ですが、まだお酒のCMには出演していません。というのも、飲酒の低年齢化を防ぐため近年は酒類メーカー各社で《CM起用タレントは25歳以上》の“不文律”があるのです。橋本さんが25歳になるのは再来年の2月ですが、早くも大手酒類メーカー各社は橋本さんサイドにラブコールを送っています。『紅白』の司会を務め、朝ドラヒロインも決まれば、出演料が1本5千万円以上に跳ね上がることもありえるでしょう」(前出・広告代理店関係者)『紅白』司会決定で、橋本にある“厳命”も下ったという。「『紅白』の司会が決まった後、橋本さんは事務所の上層部から“飲みに出かけるときは気をつけて”と言われたそうです。トラブルに巻き込まれないようにと警戒しているのでしょう。橋本さん本人は今回の初司会に前向きで、仲よしの長澤まさみさんにLINEでアドバイスを求めたそうです。彼女も今年3月の『日本アカデミー賞授賞式』で司会を務めたばかりですからね。長澤さんからは“かんちゃんは私よりしっかりしてるから全然大丈夫だよー”といったエールを送られたといいます」(芸能関係者)橋本は今夏、女優業の醍醐味についてこう語っている。《お芝居って、すごく“ゾクゾクする瞬間”があるんです。(略)「うわ、ハマった!」みたいなときがあるんですよね。そういう瞬間に快感を得るというか、他では経験できないような高揚感、多幸感がお芝居には絶対にあるんです》(「Real Sound」8月20日付)朝ドラヒロインとして“ゾクゾクする”現場終わりのお酒は格別のはずだが、果たして――。
2022年10月18日《前川清さんと哀川翔さんが歌う宴!豪華すぎる!》《宴会で前川清の歌。贅沢~~。》10月13日のNHK朝ドラ『舞いあがれ!』の放送後、SNS上にはこんな声があふれた。前川清(74)演じる五島列島の医師・谷久也が、船大工・木戸豪(哀川翔・61)とともに宴会で地元の民謡を披露したのだ。「同日、前川さんはゲスト出演した『あさイチ』で、当初自身は歌わないと思っていたと明かしました。現場でスタッフに促され、哀川さんとの“デュエット”が実現したのです」(NHK関係者)6日の初登場で出演がサプライズ発表となった前川。自身も「突然のオファーでビックリ!」と話しているが、実は今回の出演オファーには裏事情があったという。「もともと、前川さんの役はドラマの舞台である長崎・五島列島出身の榊英雄さん(52)が演じる予定だったのです。しかし今年3月、榊さんによる複数の女性への性加害が報じられ、『舞いあがれ!』はクランクイン直前に降板に。代役探しに頭を抱えた制作陣が白羽の矢を立てたのが、佐世保市出身の前川さん。起死回生策として断られる覚悟で、“長崎を代表する前川さんにご出演いただけないか”とオファーしたといいます」(前出・NHK関係者)しかし前川は、出演を決める前は“映画やドラマにはもう出ない”と考えていたようだ。「“演技に自信がない”と前川さんは以前から公言しています。今年2月の舞台で共演した藤山直美さん(63)は『前川さんはセリフを2行以上しゃべれない』と冗談めかして言っていました(笑)。九州なまりも気にしていましたが、今回は長崎人の役ということが出演の後押しになったそうです」(スポーツ紙記者)オファーを受けたのにはもう一つ理由があるようで……。「前川さんの役はダジャレ好きで、熱を出したヒロインの岩倉舞が体温計を差し出して『39度です』と言うと、『サンキュー』とダジャレを返すおちゃめなキャラクターです。昔からバラエティでも活躍してきた前川さんにとって、ボケキャラは演じやすい役柄だったのかもしれません」(前出・NHK関係者)前川が榊の代役として出演したことについて、NHKに問い合わせると「制作過程についてはお答えしていません」との回答だった。「ダメ元のオファーを受けてくださった前川さんに、制作陣は足を向けて寝られませんね」(前出・NHK関係者)代役として以上に活躍した長崎のスター。『舞いあがれ!』の好調なテークオフに一役買ったようだ。
2022年10月17日朝ドラ『舞いあがれ!』で、主人公の舞を演じている福原遥さん。これまでの芸能生活を振り返りながら、子供の頃から熱望していたという、ヒロイン役への想いを語ります。10月より放送がスタートした、NHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』。オーディションで、2545人の中から抜擢され、ヒロイン・岩倉舞を演じているのは福原遥さん。同局で’09年~’13年まで放送されていた、子供向け料理番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』(以下、まいん)で、主人公の柊まいん役を務め、「まいんちゃん」の愛称でも親しまれてきた福原さんが、新たなステージに踏み出しました。――幼少期の舞を務めているのは、子役の浅田芭路(はろ)さんですが、第1週の完成作をご覧になって、どんなお気持ちでしたか?毎日撮影をしながら、早く見たい!という気持ちがどんどん増していたので、オープニングを見ただけで嬉しくて、感動しました。第1週は子供時代の物語から始まるので、私はほとんど登場しないのですが、見てくださる方々を優しく包み込み、そっと背中を押すような物語が想像できて、ホッとしました。――舞は、環境を変えるために東大阪から、長崎県の五島列島へ行き、空に憧れるようになっていきますね。福原さんから見て、どんな女の子ですか?幼少期から病弱で、走ったりするだけですぐに熱が出て、学校を休まなければいけなくて。人の気持ちを考えすぎて、周りにいる家族や誰かを優先してしまい、言いたいことや本音を強く言えない女の子でした。いつも葛藤に苦しんでいるのですが、そんな姿は、私と重なる部分も多いです。実は私も昔から、強い主張や意見を伝えることができなかったし、いつも自信を持てずにいました。でも、幼い舞はだんだん、強い人になりたいと思うようになっていきます。そして成長するにつれ、その思いが今度は、自分自身が努力をすれば、絶対にできる、夢は叶うんだという、前向きで強いマインドに変わっていって。とにかく挑戦してみたい、もっともっと強くなって、みんなを笑顔にするようなことがやりたいと思うようになります。そんな舞に、根本の部分で共感できるからこそ、変わっていく様子が頼もしくてカッコよく映って。演じながら、一緒に成長できている感覚がすごく楽しいです。だから何より私が、舞から勇気や自信をもらい、助けられている気がしています。――福原さんの、そんな想いを知ったうえで見ることで、より舞を応援したくなりました。ありがとうございます!――以前から、いつか朝ドラのヒロインを務めたい、という強い想いを持っていたそうですね。その辺も舞と重なりますが、熱望していたのはなぜでしょうか。芸能界に入るきっかけまで遡るのですが…。子供の頃からダンスが好きで、ダンスレッスンができるスクールみたいなところを探していたんです。そんな時、友達が教えてくれたのが、子役事務所でした。当時は、ダンスができればよかったし、そもそも私は人見知りで、人と目が合わせられないぐらいの子供だったので、それを直せるならやってみようって。それで、小学1年生の時に、子役事務所に入りました。3~4年経った頃、まいんのオーディションを受けることになったのですが、もともとNHKの教育番組を見ていたし、料理番組も好きだったので、受かったらいいなぁと思っていました。――そうしたら、見事に合格したわけですね。はい。約4年間、まいんちゃんを務めさせていただいたのですが、当時はまだ自分がテレビに出ているという自覚はあまり持てなかったし、お仕事だという感覚はありませんでした。だから、ただ不思議な感じで。ようやく自覚し始めたのは、番組が終わる頃だったかもしれません(笑)。まいんをきっかけに、ファッション雑誌のモデルをやらせていただいたり、『キラキラプリキュアアラモード』で声優(キュアカスタード/有栖川ひまり役)や歌にもチャレンジさせてもらったことで、芸能のお仕事って楽しいな、という思いがどんどん強くなっていきました。――お話を聞いていると、順風満帆のようですが…。それが、中学生の頃、学校とお仕事の両立などで、仕事を続けるかどうか悩んでいた時期があって。その時に見ていたのが、朝ドラの『おひさま』でした。井上真央さん演じるヒロインの陽子が、いつも太陽のような笑顔で、明るく前向きに歩んでいく姿を見て、勇気をたくさんもらったし、私も何があっても前向きに頑張りたい、と思えるようになったのです。陽子の家族の温かさにも感動したし、自分の捉え方ひとつで、こんなにも人生は変えられるんだ、って知って。その後放送された『あまちゃん』や『ひよっこ』も大好きだったのですが、そのうち、見ているだけではなく、私もいつか朝ドラでヒロインを演じてみたい!と思うようになったのです。福原さんがヒロイン・岩倉舞を演じる連続テレビ小説『舞いあがれ!』は、空とパイロットに憧れる舞の成長物語。月~金曜8:00~8:15にNHKで放送中。出演:福原遥、浅田芭路〈幼少期の舞〉、横山裕(関ジャニ∞)、高橋克典、永作博美/高畑淳子ほか。作:桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太主題歌:backnumber「アイラブユー」語り:さだまさしふくはら・はるか1998年8月28日生まれ、埼玉県出身。2005年にドラマで子役デビュー。『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』で、主人公のまいんを演じて注目を集める。その後、『キラキラプリキュアアラモード』で声優を務めたり、CDをリリースするなど、幅広く活躍。放送中の連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK)に出演。ジャケット¥75,900パンツ¥40,700(共にPINKO/サン・フレール TEL:03・3265・0251)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年10月19日号より。写真・岡田 潤(BE NATURAL)スタイリスト・津野真吾(impiger)ヘア&メイク・井手真紗子インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2022年10月13日元NHKアナウンサーの久保純子さんは、大みそかの『NHK紅白歌合戦』の司会を務めるなど、大活躍していました。プライベートでは、2000年に大学の同級生だった会社員男性と結婚。そして2002年に長女、2008年には次女を出産しています。現在はアメリカ・ニューヨークに在住。そんな久保さんのプライベートに迫ります!次女の卒業式に出席 この投稿をInstagramで見る 久保純子(@kubojunkony)がシェアした投稿 アメリカでは、今が卒業シーズン。久保さんは、「いつまでも小さいと思っていた娘も、9月からは高校生。感慨深いです。新しい世界をいっぱい冒険してね」、「#アメリカは13歳14歳で中学卒業」と次女の卒業式に出席したことを報告しました。投稿された1枚目の画像は、黒のノースリーブに黒のパンツスタイルで花束を持った姿。2枚目は、娘さんとのツーショット。娘さんの顔はハートマークで隠されていますが、輪郭や口元が母娘でよく似ていることがわかります。そして、久保さんのNHK時代と変わらぬスタイルや50歳とは思えないかわいらしい笑顔に見とれてしまいます。この投稿に、元フジテレビアナウンサー・中村江里子さんは「お嬢さん、輪郭や口元、ママにそっくり」とビックリ。ほかにも「ご卒業おめでとうございます‼素敵なハイスクールライフになりますように」「相変わらずお綺麗ですね!」「口元も輪郭も分け目もそっくりですね!素敵な笑顔の母娘写真に癒されました」「美のDNAはしっかりと受け継がれていきますね」などの声が届いています。現在、幼稚園の先生としても働いてる久保さん。いくつになっても挑戦しつづける姿に、とても刺激を受けます。
2022年06月27日11日からスタートしたNHK朝ドラ『ちむどんどん』。西洋料理のシェフを目指して沖縄から上京したヒロインが、東京で沖縄料理店を開くために奮闘する物語だ。ヒロイン・比嘉暢子を演じるのが沖縄出身の黒島結菜(25)。「昨年9月中旬から東京のスタジオで収録が始まり、11月から12月は沖縄でロケが行われていました」(テレビ局関係者)これまで、『マッサン』と『スカーレット』の2作で朝ドラ経験がある黒島。今回は制作陣からの直々のオファーでヒロインの座をつかんでいた。大きな期待を一身に受けて抜擢されただけに、背負うものも大きいようだ。黒島はドラマの公式サイトでこう語っている。《ヒロインの大変さを近くで見てきたからこそ、最初はプレッシャーが大きかったです》重圧と闘いながらヒロインを演じる黒島だが、本誌はそんな彼女のつかの間の“息抜き”を目撃している。クランクイン直前の昨年9月下旬、人気の少ない都内の路上で朝早くから散歩する黒島。その横には2匹の犬が。黒島を引っ張るように元気に歩く愛犬たちをほほ笑ましく見つめながら、黒島はゆったりと散歩を楽しんでいた。さらに、黒島には暢子の母親役で同郷の仲間由紀恵(42)といった共演者以外にも心強い味方が。女優の杏(35)だ。「’16年公開の映画『オケ老人!』で初共演した際、まだ女優経験が浅く緊張していた黒島さんを気遣い、いろいろ話しかけたことをきっかけに打ち解けたそうです。以来、2人はプライベートでも遊ぶようになり、杏さんの子供たちも黒島さんになついているといいます。杏さんは黒島さんをとてもかわいがっており、インタビューで『妹でもあり、娘でもある』と語るほどです」(芸能関係者)『ごちそうさん』で主演を務めた朝ドラの先輩でもある杏は、“ヒロインの矜持”を黒島に伝えているという。「ヒロインに決まって、黒島さんは真っ先に杏さんに相談したといいます。そこで杏さんは親身になって、長期間の撮影を乗り越える方法や座長として現場をまとめるコツを黒島さんに伝授したそうです」(NHK関係者)実は、黒島が大切にする2匹の愛犬にも杏との絆がーー。「黒島さんは杏さんが東出昌大さん(34)と結婚していたころから2人の自宅をよく訪れていました。あるとき、遊びにいった際に東出さんから保護犬を飼うことを勧められ、翌日すぐに保護犬の施設へ行き、譲り受けたのが1匹目の愛犬・コハダちゃんです。2匹目のシャディちゃんも保護犬で、昨年3月ごろから飼い始めたそうです」(前出・芸能関係者)杏と東出はその後、離婚したが、飼っていた保護犬は杏の元へ。黒島と杏は犬を介して絆を強めているようだ。「コロナ禍になってからはなかなか会えていないようですが、今もメールや電話でお互いの愛犬の話題などについてよくやり取りしていると聞きました。そうした時間も黒島さんにとって貴重な息抜きになっているそうです」(前出・NHK関係者)保護犬がつないだ先輩ヒロインとの絆を糧に、黒島は羽ばたく!
2022年04月15日三浦大知の新曲「燦燦」が、4月11日から放送予定のNHK連続テレビ小説 第106作『ちむどんどん』の主題歌に決定した。三浦が連続テレビ小説の主題歌を務めるのは今回が初。「燦燦」は同ドラマの主題歌として書き下ろされた楽曲で、作詞は三浦、作曲はUTAと三浦が担当した。ドラマの舞台である沖縄県出身の三浦は主題歌について「とてもあたたかな光を感じられる"手紙"のような1曲、「燦燦」が完成しました。みなさんの心のそばにそっと置いてもらえるような、そして聴いてくださったみなさんが大切な人へ贈りたくなるようなそんな曲になれば嬉しいなと思います。」とコメントを寄せている。『ちむどんどん』は、2022年に本土復帰50年を迎える沖縄を舞台に、沖縄に生まれ育ったヒロインと兄妹たち家族の50年の歩みを見つめる、笑って泣ける朗らかな美しい家族とふるさとの物語。四兄妹の次女で沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子を黒島結菜が演じ、主人公を支え・見守る兄妹役は竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、そして両親役は仲間由紀恵、大森南朋が演じる。■三浦大知 コメント全文この度はNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の主題歌を歌わせていただけることになり、とても嬉しく思っています。光栄な機会をいただきどのような曲を制作するかとても悩んでいましたが、「ドラマが持つメッセージや世界観はもちろんありますが、それにとらわれすぎずに三浦大知さん自身の言葉で、思いで、ぜひ表現してください」とドラマ制作スタッフの皆さんに言っていただき、視界が一気に広がり迷いが消えました。とてもあたたかな光を感じられる"手紙"のような1曲、「燦燦」が完成しました。みなさんの心のそばにそっと置いてもらえるような、そして聴いてくださったみなさんが大切な人へ贈りたくなるようなそんな曲になれば嬉しいなと思います。家族の愛や繋がり、ひたむきに未来に向かう登場人物達の真っ直ぐな姿。「ちむどんどん」がどのような物語を紡いでいくのか、僕も心から楽しみにしています。<番組情報>連続テレビ小説『ちむどんどん』【放送予定】4月11日(月) 放送開始(NHKプラスでも配信します)総合:月~土 8:00~8:15 ※土曜日は1週間を振り返ります。BSプレミアム・BS4K:月~金 7:30~7:45 / 土 9:45~11:00 ※月~金の一挙放送【出演】黒島結菜 / 仲間由紀恵 / 大森南朋 / 竜星涼 / 川口春奈 / 上白石萌歌 ほか番組公式HP:<ライブ情報>『DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2022 COLORLESS』『DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2022 COLORLESS』告知画像3月31日(木) 埼玉・戸田市文化会館4月9日(土) 新潟・新潟県民会館4月10日(日) 新潟・新潟県民会館4月20日(水) 愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール4月21日(木) 愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール4月29日(金・祝) 熊本・熊本城ホール メインホール4月30日(土) 鹿児島・川商ホール 第1ホール5月6日(金) 石川・本多の森ホール5月7日(土) 石川・本多の森ホール5月13日(金) 岡山・倉敷市民会館5月14日(土) 鳥取・米子コンベンションセンター BiGSHiP5月18日(水) 東京・J:COMホール八王子5月19日(木) 東京・J:COMホール八王子5月24日(火) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール5月25日(水) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール6月1日(水) 広島・上野学園ホール6月2日(木) 広島・上野学園ホール6月7日(火) 宮城・仙台サンプラザホール6月8日(水) 岩手・岩手県民会館 大ホール6月13日(月) 大阪・フェスティバルホール(大阪)6月14日(火) 大阪・フェスティバルホール(大阪)6月20日(月) 京都・ロームシアター京都 メインホール6月21日(火) 京都・ロームシアター京都 メインホール6月29日(水) 東京・東京国際フォーラム ホールA6月30日(木) 東京・東京国際フォーラム ホールA7月6日(水) 青森・リンクステーションホール青森7月7日(木) 秋田・能代市文化会館7月14日(木) 香川・レグザムホール 大ホール7月15日(金) 愛媛・松山市民会館7月20日(水) 静岡・アクトシティ浜松 大ホール7月21日(木) 静岡・アクトシティ浜松 大ホール7月25日(月) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru7月26日(火) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru※全22会場・33公演【チケット料金】全席指定:7,700円(税込)ファミリー席:7,700円 ※ファンクラブ先行受付のみ※3歳未満入場不可 / 3歳以上のお子様はチケットが必要となります。詳細はこちら:関連リンク三浦大知 オフィシャルサイト:三浦大知 オフィシャルファンクラブ「大知識」:三浦大知 YouTube:三浦大知 Twitter:三浦大知 Instagram:
2022年03月14日最終話まであと約1カ月となった朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(NHK)。最終章のヒロインである川栄李奈(27)演じるひなたが登場し、佳境を迎えている本作だが、舞台裏では2代目ヒロインのるいを演じた深津絵里(49)が“異例の決断”を下していたという。「ここ数年、朝ドラの歴代ヒロインは、生放送の情報番組『あさイチ』と『土曜スタジオパーク』(ともにNHK)に出演して番宣を行うのが慣例です。第1章のヒロインを演じた上白石萌音さん(24)は昨年ともに出演し、川栄さんも今後、出る予定だそうです。ただ、深津さんはるい編放送中にどちらも出演することはなく、このあとも出る予定はないと聞いています」(NHK関係者)深津の“番宣控え”はほかの場面でも徹底していた。「ドラマの公式HPでは上白石さんと川栄さんがそれぞれのパートについて語るインタビュー動画が公開されています。しかし、深津さんの動画はなく、ナレーションを務める城田優さん(36)が代わりにるい編の見どころについて語っていました」(前出・NHK関係者)朝ドラヒロインの“お約束”を踏襲しない深津だが、その背景には深津の女優業への“ポリシー”があると、古くから付き合いのあるテレビ局関係者は言う。「かねて深津さんには“自分の仕事は現場で演技をすること”という矜持があるといいます。近年、上白石さんは歌手、二階堂ふみさん(27)は紅白の司会を務めるなど、マルチに活躍する朝ドラヒロインが多い。そんななか、これまで“女優一筋”だった深津さんは、今回の朝ドラでも信念を曲げることなく、るいを演じることに専念しているのだと思います」生放送ということも影響していると、テレビ局関係者は続ける。「過去に番宣として『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に出演するなど深津さんもまったく番宣をしないということではありません。ただ、生放送の情報番組だと、プライベートの話も聞かれてしまうので、“るい”を楽しみにしている視聴者に余計な先入観を与えたくないのでしょう」深津はかつて女優業についてのこだわりをこう語っている。《“こういう人”みたいなものを自分で作ってしまうのはつまらないと思っています。(中略)“何もない”“何者でもない”ことが、自分の中ですごく心地良いのかもしれないですね》(『SWITCH』 ’08年6月号)るいが多くの人の心を打った背景には深津の変わらぬ“透明感”があった。
2022年03月03日2022年度のNHK、後期連続テレビ小説『舞い上がれ!』に、アイドルグループ『関ジャニ∞』の横山裕さんの出演が決定し話題を呼んでいます。NHK朝ドラ『舞い上がれ!』主演は福原遥長崎県の五島列島を舞台に、ヒロイン・岩倉舞が、飛行機作りに情熱を燃やす仲間たちとともに、電動小型飛行機を飛ばす夢に向かっていく姿を描いた『舞い上がれ!』。ヒロインの舞を、女優の福原遥さんが演じます。今回、横山さんが演じるのは、舞の3歳年上の兄でプライドが高い野心家という役どころ。NHKの朝ドラ初出演となる横山さんは、「まさか自分がと思いました」と今回の抜擢に驚いたといい、また、意気込みも語っています。僕の周りに連続テレビ小説を見ている人が多く、その話をすることが多かったので、まさか自分がと思いました。本当に嬉(うれ)しいですし、大変光栄です。悠人という人物は自分をしっかり持っていて合理的で、どう演じようか僕自身もワクワクしています。ドラマを通して、悠人と一緒に成長できればと思います。ぜひ皆さん見ていただけると幸いです。NHKドラマーより引用ほかに、舞の父親役に高橋克典さん、母親役には永作博美さん、祖母役に高畑淳子さんと、舞の家族のキャストがそろって発表に。横山さんは、2022年で41歳という年齢ながら、一回り以上も年齢が離れた福原さんと劇中で兄妹役ということもあり、ネット上で話題を呼んでいます。・兄妹役でも違和感がない!・初めてのNHK朝ドラ出演に、期待しかありません。・とても3歳差には見えない。奇跡の40代。アイドルとしてはもちろん、これまでにも俳優として数々のテレビドラマに出演してきた横山さん。NHKの朝ドラという大舞台で、どのような演技を見せてくれるのか、期待がかかります。[文・構成/grape編集部]
2022年02月07日上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める、現在放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。この度、朝ドラ初出演となる佐々木希と、風間俊介が出演することが分かった。本作は、ラジオ英語講座と共に歩んだ3人のヒロイン、安子(上白石さん)、安子の娘・るい(深津さん)、るいの娘・ひなた(川栄さん)が紡ぐ、100年のファミリーストーリー。12月23日からは、2代目ヒロインである深津さん演じるるいの大阪編がスタートしたばかり。岡山を出て、大阪で暮らし始めたるいは、個性豊かな温かい人々と出会いながら、成長していく。今回出演が発表された2名が演じるのは、そんな大阪編にて、展開に大きな影響を与える人物。佐々木さんが演じるのは、芸能事務所の社長令嬢・笹川奈々。コンテストでトミーとジョーのトランペットに興味をもつ役どころ。「勘違いされやすく鼻につくタイプに見えるかもしれませんが、その心の奥には優しさが隠れており、すてきな女性だなと思いました」と役柄について語った佐々木さんは、「大阪編は、とても人間味のある物語になっているので、ぜひご覧いただきたいです」とメッセージを寄せている。また、風間さんが演じるのは、るいが働いているクリーニング店に時々来るお客さんで、弁護士の卵・片桐春彦。ある出来事をきっかけに、るいとの距離が縮まる。朝ドラについて「自分を育ててくれた恩師」と語る風間さんは、「再び出演させて頂くのは、母校に帰るような思いです。 作品は変われど、温かな現場の空気感はそのままで、優しさに包まれながら幸せに撮影することが出来ました」とふり返っている。なお、年末の放送は28日(火)まで。29日(水)には、安子編の物語をまとめた総集編を放送。そして年始は、1月3日(月)から放送が始まる。連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は毎週月~土曜日8時~総合ほかにて放送。※土曜日は1週間をふり返り(cinemacafe.net)
2021年12月24日miletが、NHKウィンタースポーツテーマソングとして新曲「Fly High」を書き下ろした。「Fly High」は2022年1月19日にリリースされる2ndアルバム『visions』に収録される楽曲で、11月12日14時5分からNHK総合テレビで放送予定の『NHK杯フィギュア中継』の中で音源が初解禁される。併せて、『visions』のジャケット写真が公開された。■milet コメントどんな風向きの中でも前を見て、上を目指し歩み続ける選手のみなさんの姿に感銘を受けました。そんなみなさんに向かってこの歌でエールを送りたいと想いを込めて「Fly High」という曲を書かせていただきました。高く飛び、速く滑り、しなやかに舞い、強く挑む凛々しさ。その背中を少しでも押せますように。心からの応援を送らせていただきます。<リリース情報>milet 2nd full Album『visions』2022年1月19日(水) リリース●初回生産限定盤A【CD+Blu-ray】4,950円(税込)milet『visions』初回生産限定盤Aジャケット●初回生産限定盤B【CD+DVD】3,850円(税込)milet『visions』初回生産限定盤Bジャケット●通常盤【CD Only】3,190円(税込)milet『visions』通常盤ジャケット【CD収録曲】※順不同「Who I Am」(テレビ朝日系木曜ドラマ『七人の秘書』主題歌)「The Hardest」(テレビ朝日系木曜ドラマ『七人の秘書』主題歌)「checkmate」(『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』主題歌)「Ordinary days」(日本テレビ系水曜ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子』主題歌)「Wake Me Up」(テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』テーマ曲)「On the Edge」(『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』CMソング)「Shed a light」(ECCジュニア「届け想い篇」 CMソング)「Fly High」(NHKウィンタースポーツテーマソング)ほか全15曲を収録予定【Blu-ray・DVD収録内容】・『milet 2nd anniversary live“You & I”』※初回生産限定盤Aのみ・Music Video集 ※初回生産限定盤A・B共通『visions』予約リンク:<ツアー情報>『milet live tour “visions” 2022』2022年1月22日(土) 神奈川・相模女子大学グリーンホール開場 16:00 / 開演 17:00キョードー東京:0570-550-799(平日 11:00~18:00 / 土日祝 10:00~18:00)キョードー横浜:045-671-9911(平日 ※土日祝除く 11:00~16:00)2022年1月29日(土) 北海道・カナモトホール開場 16:00 / 開演 17:00WESS:年2月1日(火) 埼玉・川口総合文化センター・リリア開場 18:00 / 開演 19:00キョードー東京:0570-550-799(平日 11:00~18:00 / 土日祝 10:00~18:00)2022年2月5日(土) 福岡・福岡サンパレスホテル&ホール開場 16:00 / 開演 17:00キョードー西日本:0570-09-2424(月曜~土曜 ※日祝除く 11:00~17:00)2022年2月12日(土) 大阪・フェスティバルホール開場 16:00 / 開演 17:002022年2月13日(日) 大阪・フェスティバルホール開場 15:00 / 開演 16:00キョードーインフォメーション:0570-200-888(月曜~土曜 ※日祝除く 11:00~16:00)2022年2月20日(日) 新潟・新潟テルサ開場 16:00 / 開演 17:00キョードー北陸チケットセンター:025-245-5100(火曜~金曜 12:00~16:00 / 土曜 10:00~15:00)2022年2月23日(水・祝) 広島・上野学園ホール開場 15:00 / 開演 16:00夢番地:082-249-3571(月曜・木曜 13:00~16:00)/ 086-231-3531(火曜・金曜 13:00~16:00)2022年2月27日(日) 宮城・ 仙台サンプラザホール開場 15:00 / 開演 16:00キョードー東北:022-217-7788(水曜・木曜・金曜 13:00~16:00 / 土曜 10:00~12:00)2022年3月6日(日) 愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール開場 15:00 / 開演 16:00サンデーフォークプロモーション:052-320-9100(全日 12:00~16:00)2022年3月12日(土) 東京・東京国際フォーラム・ホールA開場 16:00 / 開演 17:00キョードー東京:0570-550-799(平日 11:00~18:00 / 土日祝 10:00~18:00)クリエイティブマン:03-3499-6669(平日 ※土日祝除く 12:00~18:00)【チケット料金】全席指定:6,800円(税込)※4歳以上チケット必要。3歳以下でもお席が必要な場合は有料。※枚数制限:お一人様4枚まで購入可能チケット一般発売日:2022年1月8日(土) 10:00~■オフィシャルファンクラブ2次先行販売期間:11月5日(金) 20:00~11月15日(月) 23:59関連リンクmilet 公式サイト: Twitter: Instagram: Official YouTube Channel:
2021年11月04日