1961年の放送開始から、58年間、女性の生きざまや社会が抱える問題を描いてきた朝ドラ。すべてのドラマに、「あっ!」と驚くようなトリビアが隠されている――。「NHK朝ドラは多くの作品で、“女性の生きざま”を描いてきました。民放のドラマと違うのは、視聴者が主人公と自分を重ねて見るのではなく、“おとなりさん”“ご近所さん”感覚で見守っていることです。お茶の間で見ていても疲れない、ほどよい距離感が、100作も続いてきた要因のひとつでしょう」そう語るのは40年にわたりNHK連続テレビ小説(以下=朝ドラ)を見続けているドラマウオッチャーの田幸和歌子さん。4月1日スタートの『なつぞら』は通算100作目。58年の歴史で生まれた数々の“特ネタ”を、田幸さんとともに振り返ってみよう。【1】なぜ「連続テレビ小説」?1作目『娘と私』(’61年)は、その3年前に放送されたラジオドラマの反響を受け、映像化したものだった。「当時は朝からテレビを見る習慣がありませんでした。そこでNHKは、主婦に朝の番組を見てもらうために、当時ラジオで放送していた『朝の小説』や、新聞の連載小説のような連続したお話をテレビ番組でも展開しようと立案。“連続テレビ小説”といわれるのは、これが理由です」(田幸さん・以下同)第1作は朝8時40分から20分間の放送。8時15分から15分間、月から土曜日にかけての放送が定着したのは、2作目『あしたの風』(’62年)から。【2】大阪NHK制作のきっかけは?現在は、NHKの東京放送局と大阪放送局が、半年ごとに交互に制作している。放送中の『まんぷく』は大阪放送局によるものだ。初めて大阪が手がけたのは『うず潮』(’64年)。東京五輪により、東京放送局がドラマ制作に手が回らなくなったことが理由だった。「俳優陣が長期間、大阪に宿泊するため、チームとして一体感が生まれやすくなるのが大阪制作の特徴。また、『芋たこなんきん』(’06年)で使用された茶だんすが『ちりとてちん』(’07年)や『ごちそうさん』(’13年)にも登場したといわれています。大阪制作の朝ドラはマニアの心をくすぐる“遊び心”も随所にちりばめられているんです」【3】川端康成がエキストラ出演5作目『たまゆら』(’65年)は、のちにノーベル文学賞作家となる川端康成による書下ろし。宮崎県でのロケを勧めるなど、川端は積極的に制作に参加。さらに通行人役として出演も果たしている。“意外な有名人の出演”も多い朝ドラ。『ふたりっ子』(’96年)には、当時現役のプロ野球選手だった古田敦也(53)が登場。宇宙飛行士を目指すヒロインを描いた『まんてん』(’02年)では、宇宙飛行士の毛利衛氏(71)が、本人役として出演した。【4】脚本作品が多いのは橋田壽賀子橋田壽賀子(93)は8作目『あしたこそ』(’68年)の脚本を執筆してから『おしん』(’83年)『おんなは度胸』(’92年)、そして『春よ、来い』(’94年)と4作品の脚本を手がけている。ちなみに、46作目『君の名は』(’91年)は、放送開始以来の平均視聴率20%台と、低迷にあえぎ、脚本家が5人も交代することに。【5】聖地巡礼は『おはなはん』から「主婦は家事そっちのけで『おはなはん』(’66年)にくぎ付けになるほど人気で、“放送の時間帯は水の出がよくなる”と言われたほどです。ロケ地として愛媛県大洲市が注目。ヒロインのはながドラマの中で登った木を求めて、観光客が大洲市に殺到。でも、その木は愛媛県ではなく、スタジオにあったものなのですが……。『ゲゲゲの女房』(’10年)の鳥取県境港市、『あまちゃん』(’13年)の岩手県三陸地方など、今ではゆかりの地が観光地化していますが、『おはなはん』が“聖地巡礼”のきっかけを作ったのです」ちなみに、『おはなはん』のヒロインは当初、樫山文枝(77)ではなく森光子さん(享年92)が演じる予定だった。
2019年03月30日窪田正孝が2020年春に放送スタートするNHK連続テレビ小説「エール」にて主演を務めることが決定。2014年の「花子とアン」以来の“朝ドラ”で、いまも歌い継がれる数々の応援歌や流行歌を生み出した作曲家を演じる。連続テレビ小説第102作目となる「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家とその妻の物語。銀行に勤める福島の青年と豊橋に住む女学生が文通で愛をはぐくみ、電撃結婚。音楽によって強く結ばれたふたりは、戦前・戦中・戦後を生き抜き、多くの名曲を生み出していく。少し気弱な夫とたくましい妻が織りなす珍騒動に、愉快な仲間たちが次々と加わり、苦難を乗り越え、笑いと涙の中で生まれる珠玉のメロディ。 それは激動の時代を生きる人々への“エール”となって、いま日本中に響き渡る――。■窪田正孝、文通で恋に落ちる!音楽の道を歩む主人公に主人公の古山裕一(こやまゆういち)を演じるのは、「花子とアン」でヒロイン(吉高由里子)に想いを寄せる青年・木場朝市を演じ、お茶の間の注目を集めた窪田正孝。大河ドラマ「平清盛」や「Nのために」「デスノート」、映画『東京喰種 トーキョーグール』など話題作に出演し、独特の存在感と際立った演技力で知られる人気実力派が朝ドラに帰ってくる。福島で代々続く老舗呉服店の長男。気弱でいじめられがちな少年が、音楽に出会ってその秘めた才能を発揮し、独学で作曲を始める。そんな中、歌手を目指しているという女学生とひょんなことから知り合い、文通を始める。恋に落ちた裕一はついには、彼女とともに音楽の道を歩むことを決める、という役どころ。なお、そんな裕一の生涯のパートナーとなるヒロインはオーディションで選考予定という。■「栄冠は君に輝く」「六甲おろし」…昭和の代表曲を生み出した夫婦の物語物語のモデルとなるのは、「栄冠は君に輝く」(全国高等学校野球大会の歌)、「六甲おろし」(阪神タイガースの歌)、「闘魂こめて」(巨人軍の歌)などスポーツシーンを彩る応援歌の数々や、戦後、人々を夢中にさせたラジオドラマ「君の名は」「鐘の鳴る丘」「長崎の鐘」「イヨマンテの夜」などヒット歌謡曲の数々で昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせきゆうじ)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)。2人の人生をモデルに、音楽で人々を励まし、心を照らした夫婦の波乱万丈の物語として大胆に再構成していく。■脚本は「ハゲタカ」「コード・ブルー」林宏司脚本を担当するのは、「ハゲタカ」「離婚弁護士」「医龍」「コード・ブルー ~ドクターヘリ緊急救命~」、直近では「ドロ刑~警視庁捜査三課~」など、医療や経済をテーマにした社会派ドラマや、推理サスペンス、ラブストーリー、ホームコメディなど、様々なジャンルのドラマや映画の脚本を手掛ける林宏司。「自分のことよりも、人を元気づけたい、頑張ってる人、恵まれない人に声援を送りたい…そんな思いで、この人は戦前、戦中、戦後、数多あまたの曲を作り続けたのではないだろうか」と古関氏に思いを馳せる林さん。「暗い時代も明るい時代も、人々の心を揺さぶり、励まし続けた “古関メロディ”のように、このドラマが、どうか、朝のひととき、誰かの“エール”になれますように」と期待を込めて語る。さらに、制作統括・土屋勝裕氏は「このドラマが視聴者の皆さんへのエール・応援歌になれば幸いです」とコメント。主演の窪田さんの起用について、「繊細さと大胆さ、強さと弱さを併せ持った深い魅力のある俳優です。青年時代から30年にわたる人生を演じ切るためには、そうとうの演技力が必要だと思います。人気・実力ともに今もっとも期待されている窪田正孝さんこそ今回のドラマにふさわしいと思いオファーしました」と明かしている。■物語日本が生糸輸出量世界一となった明治42年、急速に近代化がすすむ福島の老舗呉服店に、待望の男の子が誕生する。のちに多くの名曲を生み出すことになる天才作曲家・古山裕一だった。老舗の跡取りとして育てられた裕一だが、少々ぼんやりしていて、周りには取り柄がない子どもだと思われていた。しかし音楽に出会うと、その喜びに目覚め、独学で作曲の才能を開花させてゆく。青年になった裕一は家族に内緒で海外の作曲コンクールに応募。このことが裕一の運命を変えてしまう。なんと応募した曲が上位入賞したのだ。そしてそれをきっかけに、裕一は歌手を目指しているという女学生と知り合う。福島と豊橋、遠く離れた地に住みながらも、音楽に導かれるように出会ったふたりは、結婚。上京すると、ふたりには個性豊かな人々との出会いが待っていた。そして不遇の時代を乗り越え、二人三脚で数々のヒット曲を生み出していく。しかし時代は戦争へと突入し、裕一は軍の要請で戦時歌謡を作曲することに。自分が作った歌を歌って戦死していく若者の姿に心を痛める裕一…。戦後、混乱の中でも復興に向かう日本。古山夫妻は、傷ついた人々の心を音楽の力で勇気づけようと、新しい時代の音楽を奏でていく――。NHK連続テレビ小説「エール」は2020年春、放送スタート。(text:Reiko Uehara)
2019年02月28日NHKの朝の連続ドラマ小説「半分、青い。」で、ヒロインの祖父・仙吉が焼き上げるおいしそうな五平餅。作品の舞台にもなった、岐阜県・恵那市にある岩村町本通りで食べられることをご存知ですか。地元で人気の五平餅のお店「みはら」は、仙吉を演じる中村雅俊さんが五平餅の焼き方を習った場所。ドラマと同じ、わらじ型のふっくらとおいしい五平餅を味わってみませんか。朝ドラの舞台に佇む五平餅のお店「みはら」岐阜・恵那市にある五平餅が人気の「みはら」。NHKで放送されている朝の連続ドラマ小説「半分、青い。」の舞台のひとつ、ヒロインの故郷・ふくろう商店街のモデルとなった岩村町本通りに佇むお店です。藍染ののれんをくぐると、五平餅の香ばしいおこげの香りと、人懐っこい笑顔のおかみさんが出迎えてくれます。祖父・仙吉が五平餅の焼き方を習ったお店「半分、青い。」は、2018年4月~9月まで放送されているNHKの連続ドラマ小説で、岐阜と東京を舞台にヒロイン・楡野鈴愛の出生から、病気を乗り越え一大発明を成し遂げるまでの物語を描いた作品。鈴愛の生家・つくし食堂は、五平餅を看板メニューとするお店。五平餅づくりの名人である祖父・仙吉を演じる中村雅俊さんに、おいしい五平餅の焼き方をレクチャーしたのが「みはら」なんです。「みはら」の看板メニュー「五平餅」ツヤっとするまで練ったお米を、手作業で一つひとつ型に入れていきます。味の決めてとなるタレは、ごまやピーナッツが入ったお店特製の味噌ダレ。たっぷりつけて、こんがり焼き色がつくまで丁寧に焼き上げます。「みはら」の五平餅は、ドラマで登場するものと同じくふっくらとしたわらじ型。食べごたえもばっちりです。ごまダレとネギ味噌の2種類の味付けがあります。プラス料金で定食にもできる五平餅だけでは物足りないという方は、プラス150円で定食にできますよ。野菜炒めや和えもの、お吸いものなど五平餅との相性抜群のセットで、箸がすすむこと間違いなし。ちょっとしたデザートも付いています。五平餅単品でも、イートインの場合は和えものをおまけしてくれるそう。おかみさんのちょっとした心遣いに、うれしい気持ちになれますね。リーズナブルな価格も魅力!朝ドラの影響で話題沸騰中のお店「みはら」。五平餅1本200円というリーズナブルな価格も魅力的です。 定食にグレードアップしてもワンコイン以下と、とてもお得に絶品五平餅を堪能できます。「みはら」は、明知鉄道「岩村駅」から徒歩で8分ほど。朝ドラ散歩のシメにぜひ立ち寄ってみてはいかがですか。スポット情報スポット名:みはら住所:岐阜県恵那市岩村町799-1電話番号:0573-43-2731
2018年09月27日今年の夏も、各所で活躍を見せる朝ドラヒロインたち。シャーロット・ケイト・フォックス(32)にも、“朝ドラ特需”は続いている。14年下半期の『マッサン』で視聴者にインパクトを残したことで、舞台となった北海道を中心にイベント出演オファーが絶えないという。「先日は北海ソーラン祭りのパレードにゲスト出演し、盛大な歓声を集めていました。エリー役を熱演した彼女の人気は、北海道では絶大。特にお年寄りたちが大喜びするため、イベントのキャスティング会議では頻繁に名前が挙がっています」(地元関係者)朝ドラ後は日本での活動に心配の声も上がっていたが、19年の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺』出演も決定しているシャーロット。その好調の陰には、チーム・マッサンの絆があった。「当時のスタッフたちが『こんなオーディションがあるよ』と情報を教えてくれるそうです。彼らは横のつながりも多いため、各方面で彼女を推しているとも聞きました。またシャーロット自身、仕事へのモチベーションは高い。16年に離婚して昨年にはカナダ人ユーチューバーのクリスチャン・モンセン氏(37)と熱愛が報じられましたが、『今は恋より仕事』と意気込んでいます」(別の芸能関係者)仲間たちの協力を胸に、異国の地で活躍を続ける――。
2018年08月13日いよいよ佳境を迎えるNHK朝ドラ「半分、青い。」。永野芽郁(18)の好演もあり、連日20%超えの高視聴率を記録している。その裏側には、ヒロインの涙ぐましい努力があるという。「視聴率が20%取れないと、誰も褒めてくれない」8月3日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)でそう語ったのは夏菜(29)。12年に「純と愛」でヒロインを演じた際、高視聴率で当然というプレッシャーに苦しんでいたというのだ。「夏菜さんだけじゃなく、過去にも多くのヒロインが重圧に苦しんできました。たとえば95年の『春よ、来い』では安田成美さん(51)が突然の降板を発表し、波紋を呼びました。現在、民放ドラマで視聴率20%を取れば大絶賛されます。しかし朝ドラでは、そこが最低合格ラインのようになっている。座長の精神的負担は相当なものでしょう」(テレビ局関係者)だがヒロインに待ち受けるのは、精神的な重圧だけではない。体力的にも、かなりの負担がかかってくるようだ。「朝ドラの撮影は拘束時間が長いことで知られています。撮影期間は半年に及び、台本も長編大作。覚えるのが大変です。リハーサルは1日がかりで行われますし、撮影も朝から晩まであります。15年に『あさが来た』でヒロインを演じた波瑠さん(27)は睡眠時間3時間の生活が続き、体調が悪化。声が出なくなってしまったこともあったそうです」(前出・テレビ局関係者)一筋縄ではいかない、朝ドラの現場。ヒロインたちはその洗礼を乗り越え、お茶の間に感動を届けている――。
2018年08月07日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の奈緒さんです。朝ドラでも抜群の存在感!眩い透明感を放つ新進の女優。4月からNHK朝ドラに出演中の奈緒さん。ヒロインの親友役に大抜擢!「オーディション合格の連絡をいただいたときは胸がいっぱいになりました。そのとき食べていた大好物のカレーを残してしまうくらい(笑)」。偶然にも役名も同じ“なお(菜生)”とは運命的。「菜生という役は自分の妹のような存在。まっすぐで素直になれない性格に共感します」。新潟の日本酒の広告に出演しているほど、実は大のお酒好き。「お酒には強いけど、酔うと泣き上戸に。幸せそうなカップルを見るだけで泣いちゃいます」水彩画を描いていると癒されるんです。朝出かける前や移動などの合間に。観た映画のイラストを描いてます。インスタントカメラにハマっています。撮るのは人がメイン。休日に女子会をしたとき、友達を撮ったりします♪毎日カレーを食べても飽きないくらい大好き。家でも外食でもカレー。2週間食べなかったときは体調を崩しました(笑)。なお1995年生まれ。地元・福岡でスカウトされてデビュー。上京し、女優活動を本格始動。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』に出演中。※『anan』2018年5月2・9日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2018年04月28日Suchmos(サチモス)が、「2018 NHKサッカーテーマ」を担当。新曲「ボルテージ(VOLT-AGE)」がテーマ曲として起用される。これまで、NHKサッカー中継テーマ音楽は、2010年にSuperfly「タマシイレボリューション」、11~12年にRADWIMPS「君と羊と青」、13年にサカナクション「Aoi」、14~16年に椎名林檎「NIPPON」、17年にONE OK ROCK「We are」が起用されてきた。 「ボルテージ」は、6月に開幕する2018 FIFAワールドカップ ロシア大会をはじめ、Jリーグや天皇杯などの国内大会、日本代表の試合やヨーロッパを中心とした海外サッカーなど、サッカー中継や関連番組のテーマ音楽として使用されるという。この決定を受けて、ボーカルのYONCE(ヨンス)は、「世界中の視線を集めるピッチはどんな景色だろう。11人とサポーターで燃え上がるボルテージといかしたアイデアがあれば、感動的なシーンがきっと生まれる。心揺らすチャンスメイクを期待しています。」とコメントしている。2018 NHKサッカーテーマ起用を受けて、6月19日(火)にNHKホールで行われる「NHK フットボールフェスティバル」への出演が決定。Suchmosや前園真聖、徳田耕太郎などが参加するイベントでは、パブリックビューイングも行われる予定だ。イベント内で、Suchmosはパフォーマンスを披露。日本対コロンビア戦の中継番組内で放送される予定で、Suchmosにとって初めての地上波での歌唱となる。なお、Suchmosは2018年2月にホンダのCMでもおなじみの「808」をリリース。2018年5月11日(金)以降、自主企画ライブツアー「Suchmos The Blow Your Mind TOUR」も控えている。
2018年04月21日俳優の長谷川博己が、2020年放送のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に主演し、明智光秀を演じることがわかった。NHKが4月19日(木)、東京・渋谷の同局放送センターで行った制作会見では発表した。会見には長谷川さん、脚本を手がける池端俊策氏が出席した。■長谷川さん「感動しています」挨拶全文!「いまの気持ちですか?はい、感動しています。まだ実感が湧かなかったんですが、こうやってたくさんの方に写真を撮っていただいて(笑)。すごいことを引き受けたんだなと、いま実感しています」。「このお話をいただいたのは、朝ドラ(平成30年度後期『まんぷく』)の発表の後でした。それで(放送が)2020年ということで、いわゆる連投という形になるので、朝ドラの後に、そのまま大河の撮影に入るということなので、『これは難しいかな』と一瞬立ち止まったんですけど、『夏目漱石の妻』で池端先生とご一緒させていただき、本当にすごく楽しかったですし、役者としていい経験ができました」。「また、池端先生の作品に出たいと思っていたので、こんなに早くご一緒できること。加えて池端先生が描く明智光秀像が鮮烈に伝わってきまして、『これはやらなければならないな』と思いました」。「これから、本当に長旅になりますけど、これを乗り越えた後、誰も見られない景色が見られるんじゃないかと思いまして、しっかりやりたいと思っております。役者にとっては大河で主演を務めるのは、確実に大きな目標。とにかくきちんと大河の主演らしく、やり遂げたいなと思っています」。「まだ、朝ドラも始まっていませんが(笑)。明智光秀は三日天下ですけど、僕は大河をやり遂げた後、1年くらいは天下が欲しいなと(笑)思っております。よろしくお願いします!」。■「麒麟がくる」とは?大河ドラマとしては初めて智将・明智光秀を主役とし、そのミステリアスな半生に光があてるNHK大河ドラマ第59作。戦国初期の1540年代、群雄割拠の戦乱のなか、若き明智光秀、織田信長、斎藤道三、今川義元、そして、秀吉や家康ら各地の英傑たちが、天下を狙って戦う姿を、戦国時代を描く大河としては初めて4Kでフル撮影する。「本当の光秀はもっと魅力的で、神秘的な人物だったのではないか。その人物像を探っていきたいという思いが私の中で生まれてきました。これを長谷川さんと一緒にできるのは、幸せだと思っています」(池端氏)2020年大河ドラマ(第59作)「麒麟きりんが来る」は、2020年1月~より放送予定。2019年6月クランクイン予定。(text:cinemacafe.net)
2018年04月19日3月いっぱいで『あさイチ』を降板した有働由美子アナ(49)。その後、27年間勤めたNHKを退職していたことも明らかになり、日本中が驚いた。有働アナに近いNHK関係者は本誌にこう断言する。 「彼女は親しい人たちに『私は番組を辞めたくなかった……』とはっきり言っています。彼女にとっては、不本意な降板だったんです」 誰もが認めるNHKの“エース”は、なぜ“失意の降板”に追い込まれたのか――。 「局内には部署に関係なく“目立ってはいけない”という掟があります」(NHK関係者) 有働アナもこの数年、そんな局内の“嫉妬”の視線に悩まされていたという。 「彼女を異動させたがっている人たちがいるという噂は前からありました。それが具体的になったのは去年の秋だと聞いています」(別のNHK関係者) きっかけは昨年夏、NHKから独立してフリーで活躍する先輩アナと彼女が飲みに行ったことだった。 「酒飲み話で、有働さんがその先輩の近況を聞こうと『フリーになるのってどうですか?』と聞いたんです。すると、その先輩アナが“彼女も独立を考えているんだ”と受け取ってしまって……。先輩アナは悪気なく『こないだ相談されてさ』と別の誰かに言ったんでしょう。その言葉に尾ひれがつき、NHK上層部の耳に入って『有働はいい気になってけしからん』という話になったようです」(前出・NHK関係者) そうして始まった“有働おろし”。だが、彼女は人気芸能人から“ご指名”でインタビュアーを頼まれる人気アナウンサー。さすがに地方に飛ばすわけにはいかない。 「結局、彼女を番組から降ろすことで“見せしめ”になると考えた人がいるということでしょう」(前出・NHK関係者) 有働アナに残されていたのは、「フリー転身」の道しかなかった――。 NHKからの退職を決断したこのとき彼女の頭をよぎったのは、彼女が「公私ともに充実していた」と振り返る10年前のニューヨーク特派員時代の思い出だったかもしれない。 「有働さんはNHKで初めて、アナウンサー職のまま特派員としてニューヨークへ渡米しました。そのとき米国のジャーナリストとも仕事をして、彼らが自分で調べて報道してすべての責任を自分で引き受けることを思い知ったそうです。このときの経験が、彼女の“生涯現場主義”のもとになっています。NHKで現場にいることができないのなら、いっそ退社してもう一度、ニューヨーク時代のように自由に取材してみたい――それが退社の決断の決め手になったのでしょう」(前出・NHK関係者) 彼女は自分自身の手で、今後の人生を切り拓くことにしたのだ。 「すでに民放各局で争奪戦が起きていますが、有働さん本人は『バラエティ番組には絶対に出ない』と言っています」(スポーツ紙記者) 49歳の彼女にとっては、覚悟の船出になる。だが、その行く手にはきっと新たな大地が広がっているはずだ。
2018年04月10日2018年10月1日(月)よりスタートするNHK連続テレビ小説「まんぷく」の記者会見がNHK大阪放送局で行われ、主人公・福子役を安藤サクラが務めることが発表された。「まんぷく」は、チキンラーメン、カップヌードルを開発した実業家・安藤百福とその妻・仁子の半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で生きる夫婦の苦労と成功を描いていく。タイトルは物語のヒロイン“福子”と、彼女の夫で実業家の“萬平”の名前を合わせたもの。物語は事業のためには生活を顧みない夫の背中を押し、家族を引っ張っていく福子の奮闘と成長を軸に描かれる。番組制作統括の真鍋斎チーフ・プロデューサーからの紹介で会見場に現れた安藤さん。一言挨拶を求められると「いま、ちょっと感極まりそうになりました」と少し緊張した面持ちで率直な感想を吐露。続けて「このお話をいただいてからすごくすごくたくさんのことを考えて…たくさんの時間を…」と言葉を詰まらせながら話す彼女の目からは一筋の涙が。「かなり覚悟を決めてきたんですが、笑顔の絶えない撮影現場にしていきたいと心に決めています」と意気込みを告白した。2017年6月に第一子を出産した安藤さん。今回はオーディションではなく制作側からのオファーでヒロインに抜擢されたとのこと。ヒロイン役のオファーから役を引き受けるまでの経緯について安藤さんは「昨年の10月初めくらいにお話をいただいて。その瞬間はまずものすごく悔しかったんです。まさか自分にできるはずもないという気持ちでお話を聞いたので、ビックリしたのはもちろん、できないというのがものすごく悔しくて。でもどこかで嬉しさはあって、オファーの話だけでも夫には伝えようと思いました」と当時の葛藤を口にした。そして「夫に話したら、1日も経たないうちに彼が“やったら?”と言ってくれて。私自身は出産をしたら、お仕事はほとんどしないつもりでいたんです。でも夫からはやってほしいという言葉をもらって。私の両親と夫の両親にも相談しましたが、みんな本当に背中を押してくれました」と、出演を決意した裏にあった家族の支えについて語った。さらに義母で女優の角替和枝からは“この役を引き受けないなら俳優を辞めな”と檄を飛ばされ、父で俳優・映画監督の奥田瑛二からは“これは挑戦ではなく冒険だぞ。冒険に出てこい!”と励まされたことも明かすと「みんな“これから大変だ”とか“難しい”という空気を1ミリも出さずに、むしろ“なんでやらないの?”っていう空気で私の背中を押してくれたんです。それを考えたら私がここに立っているのはなんてありがたいことなんだろうと思いました」と会見冒頭で見せた涙のワケを言葉にした。また本作のヒロイン・福子役を務めることについては「福子ちゃんとしても私自身としても、まっすぐ正直でありたいと思っています。この作品に関わっている間は、私自身もいつも笑っていたいですね」と笑顔で語った。平成30年度後期・NHK連続テレビ小説「まんぷく」は、2018年10月1日(月)より放送予定。(text:cinemacafe.net)
2018年01月31日12月19日、NHKは今年のNHK紅白歌合戦に安室奈美恵(40)が出場すると発表した。 今年9月、残り1年で引退することを発表していた安室。NHKサイドは「引き続き出演を交渉する」としてきたが、出場の可能性については絶望視する声が多数だった。 そのため今回の出場決定報道を受け、ネットでは歓喜の声が続出。Twitterでも「安室奈美恵」がトレンド入りしている。また絶望的状況を覆したNHKをほめたたえる声もあった。 《安室奈美恵 紅白出場キタ…》《安室奈美恵、紅白出るってよ》《グッジョブ!NHK》《受信料払ってて良かった~》 安室の出場は“特別出場歌手”となっており、紅組としての出場ではないとみられているという。 詳細は今のところ不明だが、《一つ大きな時代の節目が始まった気がしますね》と“最後の紅白”に感慨深い思いを抱いているファンも多いようだ。 歌姫は、年の瀬にいったいどんな感動的なステージを見せてくれるのだろうか。
2017年12月19日「10年にNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』、12年にはNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』に出演しています。そのときの熱演ぶりが評価されて、今回も重要な役どころで抜擢されることになりました」(NHK関係者) 1月17日から始まるNHK大河ドラマ『西郷どん』で、大久保正助の妻・満寿役を演じているのが、ミムラ(33)だ。 今年6月からNHK BSプレミアム『ソースさんの恋』で主演を務めていたミムラ。千葉雄大(28)演じる美大生と“10歳差”の恋に落ちるという、難しい役どころを熱演。その現場では、周囲も驚くほどの“綿密な役作り”をしていたという。 「ドラマでは互いに惹かれ合う役どころですが、ミムラさんは千葉さんと事前に打ち合わせする時間があまりとれなかったそうです。そのためよそよそしい感じがでてしまうのではないかと心配した彼女は、『本能に訴えかけよう!』と考えて現場に香水やハンドクリームなどの匂いを現場に持参。千葉さんに好きなものを選んでもらって、それを毎日つけて撮影に臨んだそうです。『そこまで役を作りこむとは……』と、スタッフも絶賛していました」(前出・NHK関係者) だがミムラが躍進を遂げるまでには、挫折もあった。03年にドラマ『ビギナー』でいきなり主演に大抜擢され女優デビューを果たしたミムラだが、当時は自ら置かれた立場の重さに苦悩。そのため06年に一度リセットすべく、2年間の“休業生活”に入っていたのだ。 「休業中は読書をしたり旅行に出かけたりして、映画や芝居も女優ではなくイチ観客の立場で観ていたそうです。そのうちに女優という仕事のすばらしさを再認識し、『私は何を悩んでいたんだろう』と復帰を決意しました。そこから新人になったつもりで演技を勉強しなおし、今では誰よりも芝居が好きと言えるほどになったといいます」(芸能関係者) 回り道をしたからこそ、女優としての引き出しを多く持てるようになったミムラ。新大河でも視聴者を惹きつけてくれることだろう。
2017年12月02日NHKは11月20日、2019年前期の朝の連続テレビ小説のヒロイン役に広瀬すず(19)を起用することを発表した。作品名は「夏空」で、記念すべき100作目の朝ドラとなる。 舞台は、日本アニメ創成期。戦争で両親を亡くし、養父に連れられ北海道・十勝で育ち、東京でアニメーターとして挑戦するヒロイン「奥原なつ」の人生模様を描く。 「新しい風を吹かせたい」と意気込みを語る広瀬。節目の作品ということもあり、広瀬の起用もオーディション方式ではなくキャスティングという形を採っている。また放送開始の約1年5カ月前での発表で、同局の制作統括・磯智明氏(51)は「撮影が来年夏から始まることになり、いつもより早い発表になった」「NHKの働き方改革も関係している」と明かしている。 異例なのは、同局が14日に発表した2018年度後期の朝ドラ「まんぷく」のヒロインがまだ発表されていないということだ。その99作目の“未定のヒロイン”は誰なのか、ネットでは様々な憶測が飛び交っている。 「まんぷく」は日清食品・創業者の夫妻の激動の人生を描いた作品。そのためいちばん声があがっているのが「チキンラーメン」のCMに出演している新垣結衣(29)だ。《もしそうだったら面白い笑》《「まんぷく」はどちらかというと旦那さんが主役だから、定評と実績のあるアラサー女優さんであるガッキーかなー》とファンは期待しているが、《(NHKサイドが)企業広告臭は嫌うだろうな》《いまが一番忙しいんじゃない?》など冷静な意見も。 また、松岡茉優(22)を有力視する声も多い。「まんぷく」の制作サイドはヒロインについて「20歳を超えていて30歳ぐらいまでの、“たのしいお芝居”の上手な方」という条件を出しているが、松岡の明るさには定評がある。《朝ドラにピッタリ!》《無名じゃないなら茉優ちゃんがいい》《そろそろ代表作がほしいよね》との声もあがっている。有村架純(24)が「あまちゃん」でブレイクしたように、さらに勢いをつけるのではとの見方もある。ただ《"ひねり"がないかもなぁ》との意見もあり、まさに喧々諤々(けんけんがくがく)。 真偽のほどは置くとして、様々な憶測が飛び交うのはそれだけ注目されているということ。99作目となる“朝ドラ女優”の座を射止めるのは、果たして――。
2017年11月22日広瀬すずが、記念すべき100作目となる2019年前期のNHKの朝ドラのヒロインを務めることが発表された。11月20日(月)に同局で会見が行われ、作品名は「夏空(なつぞら)」で、戦後のアニメーション草創期を支えた女性アニメーターを演じることが発表された。■アニメーションの世界に飛びむ女性アニメーターが主人公!異例の早期ヒロイン発表のワケとは物語は、戦争で両親を失ったヒロイン・奥原なつが北海道の大地で癒され、たくましく育ち、やがて上京し、当時はまだ“漫画映画”と呼ばれていたアニメーションの世界に飛び込み、アニメ草創期を支えた女性アニメーターとして活躍していくさまを描く。脚本は、石原さとみ主演の「てるてる家族」を執筆し、NHKの「精霊の守り人」シリーズや、大河ドラマ「風林火山」、民放でも「フランケンシュタインの恋」などを手がけてきた大森寿美男が担当する。つい先日、2018年後期の朝ドラが、インスタントラーメンを発明した安藤百福氏とその妻・仁子(まさこ)さんをモデルとした「まんぷく」となることが発表されたばかり。同作の主演、ヒロインなどは未発表の中、さらにその次の2019年前期の作品とヒロインが前倒しで発表されるという異例の事態となった。これは「夏空」のヒロインが北海道十勝地方の出身という設定で、北海道での撮影が多く、気候条件を考慮し、通常よりも3~4か月早い、来夏には撮影が開始されるのが大きな理由だという。■広瀬すず、朝ドラについては「憧れの存在」オーディションではなく、同局の指名でヒロインに決まった広瀬さんだが、彼女自身、今回の決定を知らされたのは昨日のことで「違うことで呼ばれて行ったら知らされて、目の前で『こういう作品にしたい』というお話をされたんですが、正直『え…?』という気持ちの方が大きくて、話が左から右へと流れていきました(笑)。いまだに実感はないですし、大変だろうって想像はあります。『楽しみ』と思えるほどまだ時間も経ってなくて、自分はどんな感じになっていくんだろう…? とまだ想像がついてないです」と胸の内を明かす。朝ドラについては「憧れの存在」であったと明かし「同世代の女優さんの話も聞いてました」と語る。特にこれまで見ていた作品や印象的な作品を問われると「昨日、脚本の大森さんにお会いして『好きな朝ドラは?』と質問されて、知らずに(大森さん執筆の)『てるてる家族』が好きですと言ったんです。保育園の頃に、(『てるてる家族』を)見てから行くのが日常で、石原さんが演じる冬ちゃんという女の子をお母さんに『やってよ!』と言うと物まねしてくれました」と明かし、運命的な巡りあわせに広瀬さん本人も驚いていた。■記念すべき100作目!「新しい風を吹かせられたら」現在放送中の朝ドラ「わろてんか」には姉の広瀬アリスが出演中。「昨日、お母さんに『すごいことになったんだけど、いま聞くか、明日の夕方の記事を見るかどっちがいい?』と聞いたら「いま聞く」とメールがあり、今日の朝、会って直接伝えたら喜んでくれました。お姉ちゃんにも(昨日の時点では)言えなかったんですけど(笑)」と家族の反応を明かした。アニメーター役ということで、絵の腕前、自信についても質問が飛んだが「難しいですよね」と苦笑。「土屋太鳳ちゃんに“愛され画伯”と言われました(笑)。でも絵や美術は好きなので、繊細なものを表現する魅力をこれからもっと知っていけたら」と語った。記念すべき100作目のヒロインだが「いろんな人に『プレッシャーかけるわけじゃないけど、100作品目だからね』と言われ、ちゃんとプレッシャーを感じてます」と笑いつつ「新しい風を吹かせられたらと思います。頑張ります」と意気込みを口にした。連続テレビ小説「夏空」は2019年前期放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月20日現在、葵わかながヒロインを務め放送中の連続テレビ小説「わろてんか」。次回作は永野芽郁がヒロインを務め、北川悦吏子が脚本を担当する「半分、青い。」が撮影スタートし、放送を控えているが、このほど、続く99作目となる平成30年度後期の連続テレビ小説が「まんぷく」に決定したことが分かった。■あらすじ舞台は戦前の大阪。3人姉妹の末っ子で、貧しいながらも愛情をいっぱい受けておおらかに育ったヒロイン・福子。ある日、“父親代わり”となって母子家庭を支えた長姉が、病気で亡くなってしまう。次姉も結婚で家を出ていたため、「わたしがしっかりしなければ!」と、人生で初めての岐路に立たされ、健気にがんばろうと決意する福子。そんなときに出会った運命の人は──バイタリティーあふれる青年実業家・萬平だった。やがて2人は恋に落ち、結婚することになる。しかし、萬平はメリヤス、航空機エンジン、製塩、食品加工、金融など、次から次へと事業を手がけ、大成功したかと思えば大失敗、敗者復活戦の繰り返し。まさかこんな浮き沈みの激しい生活が待っていようとは…!「日本一の商売人」を目指して前に進み続け、穏やかな生活など考えもしない夫。武家の末えいで、“商売” に理解が乏しく、娘の結婚生活に口を挟まずにはいられない母。その間に立たされて、子どもを育てる福子に必要なのは、究極のマネジメント能力。初めは夫に振り回され、耐えるだけだった福子は、やがて夫を支え、背中を押し、引っ張っていく強い女になっていく。そして、全てを失ったどん底からの最後の敗者復活戦、ついに夫婦は「インスタントラーメン」を創り出す。それは世界の食文化に革命を起こす大発明だった――!連続テレビ小説第99作目となる本作は、いまや世界中で年間1,000億食近くも人々の口に入るインスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福氏とその妻・仁子氏の半生をモデルにした物語。■脚本は福田靖「身が引き締まる思い」脚本を担当するのは、テレビドラマ「HERO」や「海猿」「ガリレオ」シリーズ、NHK大河ドラマ「龍馬伝」など人気作を手掛ける福田靖。福田氏は、「誰もが元気になれる楽しい “朝ドラ” にしなければ意味がありません。『毎朝15分の美味しいエンターテインメント!』をお届けします!」とコメント。さらに、11月14日に行われた制作発表会見では、「脚本家になって22年ですが、とうとう“朝ドラ”の脚本を書く日が来てしまいました。いままで、大概のことは経験してきたつもりで、正直言って仕事に飽きちゃったなぁ、なんて思うこともあったんですが、“朝ドラ”を書くとなったら話は別です。身が引き締まる思いになっています」と心境を吐露。プロデューサーの真鍋斎氏から最初に「“朝ドラ”はマラソンじゃありませんよ。151本の100メートルダッシュです」という言われたそうで、「これは大変だと。体力、気力をあらん限り振り絞って書かなければならないと覚悟しました。とはいえ、毎朝、全国の皆さんに幸せな時間を届けるのが“朝ドラ”だと思っていますので、僕自身が楽しんで、遊び心を忘れずにおもしろいエンターテインメントを届けたいと思っています」と決意を語った。なお、タイトルの“まんぷく”は、物語のヒロイン・「福子」と、実業家の夫・「萬平」の夫婦の名前を合わせたもの。食と幸せのシンボル「満腹」という意味と、日本の朝に「福=幸せ」がたくさんあふれますように、という願いも込められているという。平成30年度後期連続テレビ小説「まんぷく」は平成30年10月1日(月)~平成31年3月30日(土)NHKにて放送予定(全151回)。(cinemacafe.net)
2017年11月14日近年、次世代ブレイク俳優の“登竜門”として名高いのが戦隊や仮面ライダーなどの特撮作品、もしくは、朝ドラことNHK連続テレビ小説への出演だ。これらの作品を機に、子どもからお年寄りまで老若男女に愛される人気俳優たちが、現在の日本映画界を牽引しているといっても過言ではない。日経トレンディが選ぶ「2017年のヒット人」の竹内涼真もその1人。「仮面ライダードライブ」で主演を務め、有村架純主演の「ひよっこ」を機にブレイクを果たした。さらに竹内さんとともに受賞した女優の高梨臨も、やはり松坂桃李主演「侍戦隊シンケンジャー」に出演。その松坂さんも「侍戦隊シンケンジャー」から朝ドラ「梅ちゃん先生」に出演して大躍進、現在も「わろてんか」に出演中だ。そして、中条あやみ主演で大きな注目を集める映画『覆面系ノイズ』にも、こうしたブレイク男子たちが続々。志尊淳は「烈車戦隊トッキュウジャー」で主演を務め磯村勇斗、も「仮面ライダーゴースト」を経て「ひよっこ」で話題を呼んだばかり。一方、本作に出演している小関裕太は、ブレイクの登竜門の“元祖”ともいうべき番組の出身。その番組とは、NHKの「天才てれびくん」シリーズだ。岡田結実や大沢あかねらを輩出したこの番組は、毎回、てれび戦士と呼ばれる子役タレントたちが様々なことにチャレンジしていく内容で1993年から改題しながらも長きにわたって放送されている。そのてれび戦士の1人として活躍したのが小関さん。小関さんの出演時期には、映画『HiGH&LOW THE MOVIE』や数々のドラマに出演する俳優の前田公輝や、現在はYoutuberとして活動する橋本甜歌も名前を連ね、過去には、『先生!、、、好きになってもいいですか?』が公開中の生田斗真、さらにバラエティ番組にひっぱりだこのウエンツ瑛士、女優・前田亜季なども出演。番組企画内ではバンドを結成し、生田さんがギター、ウエンツさんがベース、前田さんがキーボードという現在では考えられない超豪華な布陣でCDデビューまで遂げている。くしくも本作はバンド活動を通し、言葉では伝えられない気持ちを歌や音楽に乗せて届けようとする、切なくもキュンとする片恋ラブストーリー。個性豊かなキャラクターの中で小関さんはヒロイン・ニノ(中条あやみ)が想いを寄せる幼なじみで初恋の相手・モモをクールに演じている。2018年には、須賀健太、山本涼介とともに、ゆくえ高那原作の実写映画『ちょっとまて野球部!』(1月27日公開)に出演し、福士蒼汰主演『曇天に笑う』(3月18日公開)といった話題作への出演が続いており、今後、本格ブレイクが期待される若手俳優として熱い視線を送られている。『覆面系ノイズ』は11月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月12日端正なお顔立ちと抜群のスタイル。麗しいそのお姿のなかに、秘められたバイタリティ。流暢に英語を話す知性、様々な経験を通じて磨かれたグローバルな感覚、そしてタフな心…。挙げたらきりがないディーン・フジオカさんの魅力の数々。とにかくそのすべてが私たちを魅了してやまないのです!すっと伸びた背筋と長い脚。歩く姿が美しい人――ディーン・フジオカさんが現れた時、まず感じたのはそれだ。均整のとれた体でシンプルなスーツを見事に着こなし、歩いてくる彼からは、大人の男の魅力が全身から放たれているようだ。さっそく撮影がはじまると、静かに淡々と切られるシャッターとはうらはらに、レンズに向ける眼差しは強くて熱い。「自分が大人の男になったと感じたのは、子供が生まれた時。目の前にある“新たな命”への責任を感じて、はっきりと意識が変わりました。もちろん親としてのプレッシャーはあるけれど、同時に喜びも大きくて、これまでに味わったことのないような感覚でしたね。自分の中に隠れギアがもう一段あったって感じかな」アメリカでの学生生活を終えると、アジアの国々を旅してまわったというディーンさん。「大人の男の条件とは?」という問いに対する答えにも、いろんな世界を見てきたからこその視点がある。「自分の目に見える範囲だけじゃなくて、対極にあるものや未来まで、広い視点で捉えられること。それが大人の男の条件という気がします。今この世界で起こっていることに対してきちんと自分の意見を持っていて、すべての出来事が自分と関係しているのだと考えることができるかどうか。そしてそれらに対して責任を持とうとする人たちを見ると、男としてかっこいいな、と思います。大人になるほど責任を持つべきことが増えますから、それだけ器も大きくなっていかなくちゃいけない。そのたびに、人は自分のなかに新しい自分を発見していくんでしょうね。この先、自分にもそういう発見があると思うと、楽しみです」俳優として多くの人を魅了するディーンさんだが、モデルや映画監督の経験を持っているだけでなく、ミュージシャンとして音楽活動も行っている。バイタリティに溢れ、様々な道にチャレンジする姿はいつ見ても刺激的だが、新しいチャレンジをするにあたり、失敗を恐れたり不安に思うことはないのだろうか。「もちろんありますよ。というか最悪のことを真っ先に考えてしまうくらいです(笑)。僕の場合、まずは直感でやりたいと感じることがあって、それをやると決断したら、次に危険や最悪の状態を考えます。そのうえでリスクヘッジしておけば、限りある人生と時間のなかでも、具体的なアプローチが見つかると思っているから。これは経験から学んだことでもあります。俳優になる前にバックパッカーとして旅を続けていた時は、物を盗まれるとかいろんなことがしょっちゅう起こったし、そうじゃなくても生きていれば日常生活でいろいろありますよね。災害や事故やテロなんかまで考えると、数秒後にどうなっているかわからない時代。だから最悪の場合を想定するんですが、それで決断がコントロールされたことはないですね。生きるうえで必要なものとして、食事、睡眠、運動などがあって、そこに理由はないじゃないですか。それと同じで、何かをしたいという感情が起こってしまったら、やったほうがいいと思うんです」転機になった作品として彼が挙げたのは、ご本人が監督・主演をつとめ、2013年に公開された映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』。英国人女性殺人、死体遺棄事件を起こした犯人の逃亡生活を描いた作品だ。「台湾で俳優デビューしたあと日本に来て、最初の仕事でした。その当時僕は、事件のことも知らなかったし日本のこともよくわかっていなかったので、作品を作りながら事件の内容を知っていきました。まだ裁判中だったから映画の宣伝はできないかもしれない、と言われたし、もしかしたら日本では最初で最後の仕事になるかもしれない、なんて助言もあったけど、この時も直感を信じて突き進みました。ただそこでも、ネガティブな結果を意識させてくれる声って大事だなと思ったんです。だって行き詰まってはじめて生まれ新しいアイデアがあったりするから。それに、それまでは『自分はこの役をこう演じたい』とか『こんな俳優になりたい』というこだわりが強かったんだけど、この映画のあとは大きく考え方が変わりました。まず作品は監督やプロデューサーの作りたい世界観からスタートしていて、俳優はそれをお手伝いする一つの駒だということがはっきりわかったんです。自分一人がこだわるのではなく、求められていることに全力で応えて、そこに沿った形でさらに何かを返せれば素敵だな、って」現在出演中のドラマ『今からあなたを脅迫します』でも、主題歌を書き下ろすという新たなチャレンジをした。「『Let it snow!』というタイトルで、雪をイメージした曲なんですが、実は夏ごろに、映画の撮影をしていたインド洋で海に浸かって『暑い〜』って言いながら作りました(笑)。ドラマの内容を考慮して、ちょっと懐かしさを感じるような、時空がねじれた感覚の曲にしたかったので、’80年代のサックスの音を入れたり、子供のころに好きだった〝歌謡曲〞の世界観を取り入れてみました。また、毎回エンディングで同じ曲が流れるわけですが、見ている人にとって聴くたびに違う思いが積み上がっていったらいいな、という思いを込めて、設計してあります。ドラマの内容が大きく前半後半に分かれるのですが、ストーリーが進むごとに、フィナーレの印象も違ってくるといいなと。ちなみに、僕が演じる脅迫屋の千川は、〝悪で人を救う〞というだいぶ振り切った役です。そもそも不完全な人間が作っているわけだから、ルールだって不完全なわけで、そういうちょっとした隙間で不具合が起こって苦しんでいる人たちもいる。そんな時にルールを破りながらも人を助けるという〝脅迫屋〞を職業としています。仕事はプロとしてやり遂げるけど、抜けている部分もあったりして、そのギャップが魅力的だし、楽しんでもらえるかな、と思います」自分よりも若い演者と共演することが増えてきたと思うが、現場ではどのようにコミュニケーションをとっているのだろう。「日本は、雑誌やテレビでも名前と一緒に年齢が書いてあったりするけど、そういう年齢を重視する文化にはあまり慣れなくていいかな、と思っていて。だって、みんなプロとして現場に集まっているから。だから僕は10歳の子役の子にだって、基本は敬語で話します。もちろん、フレンドシップな意味で崩すことはあっても」ルールを踏まえながらも、独自のスタイルを貫くところこそ、ディーンさんの魅力であり、まさに大人の男。今後のさらなる成熟を見つめていきたい。「ネクストレベルを目指して前に進んで、もっと新しいことにチャレンジしていきたい。この世にはまだ知らないこと、経験してないことのほうが多いから、隠れギアをたくさん見つけて、大人の階段を上り続けたいです。もし、ストロークが欲しければ、時にはバックギアを使ってためて伸び代を確保してから突破したり(笑)。臨機応変にギアを入れ替えられる、大人の男になりたいですね」1980年8月19日生まれ。台湾で活躍後、日本で活動開始。連続テレビ小説『あさが来た』で五代友厚を演じ“五代様ブーム”を巻き起こす。現在、『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)に出演中。スーツスタイル/ジャケット¥49,000パンツ¥20,000ネクタイ¥10,000(以上Calvin Klein Platinum/オンワード樫山 お客様相談室 TEL:03・5476・5811)シャツ 参考商品シューズはスタイリスト私物シャツスタイル/シャツ¥46,000パンツ¥59,000(共にエトロ/エトロ ジャパン TEL:03・3406・2655)ベルトはスタイリスト私物※『anan』2017年11月15日号より。写真・みなもと忠之スタイリスト・カワダ イソン(impannatore)ヘア&メイク・しぶやまさこ(vitamins)インタビュー、文・若山あや*みなもとは本来の字はさんずいに首(by anan編集部)
2017年11月08日NHK連続テレビ小説、通称「朝ドラ」は、その名の通り月曜から土曜の朝8時からスタートします。現在は、有村架純さんがヒロインをつとめる『ひよっこ』が放送中です。この時間はママにとってもっとも忙しいタイミングであり、働くママはすでに出勤しているかもしれません。それでも意外とチェックしているママは多く、共通の話題としてたびたび登場することも…。みんなは一体、いつ朝ドラを見ているのでしょうか?■リアルタイムで見ている人、実は少数?20パーセント以上の高視聴率を誇る『ひよっこ』。取材したところ、これを毎朝かかさず見ているママは実は少ないという結果でした。どのようなタイプが、リアルタイムで放送をチェックしているのでしょうか?●「職場が近いので、朝ドラを見てから出勤します。子どもたちを送り出してほっと一息つける瞬間です」(32歳・小学5年生のママ)●「昼からの遅番勤務が多いので、朝ドラの放送は見られます。職場の人も見ているから、見逃すと話題に入れないことも…」(29歳・2歳児のママ)●「通勤中にワンセグでチェック! 『あまちゃん』から朝ドラにハマっています!」(38歳・小学1年生のママ)●「朝は見られないけど、昼の再放送を職場のテレビで見ている。休憩室では12時40分くらいになると誰かしら必ずNHKにチャンネルをかえる習慣になっている」(36歳・小学2年生のママ)通勤に時間がかからなかったり、遅い時間の勤務であれば、ゆっくり視聴できますね。なかには、通勤中にチェックする朝ドラファンもいました。 ■朝・昼がダメなら夜! 忙しい朝ドラファンにはBSが強い味方!実は朝ドラ、朝と昼以外にも放送しているのをご存知ですか? 本放送よりちょっと早い時間帯や、夜の放送など、BSでチェックしているママが多かったです。●「BSで朝7時30分から放送している回を身支度しながら見ている。忙しくて見逃したときには、夜23時30分からの放送をチェック」(42歳・小学5年生のママ)●「BSなら土曜の朝から一週間分をまとめて放送しているので、そこでチェックしています。以前は録画して毎日見ていましたが、まとめ放送は1.5時間でおわるし、一気に見たほうが内容が頭に入りやすくていいです」(32歳・4歳児のママ)夜や週末に放送してくれれば、ゆっくり見られていいですね。また、『ひよっこ』はダイジェスト番組もあり、『ひよっこ一週間』(日曜午前11時~/20分番組)、『5分でひよっこ』(土曜午後14時50分~、日曜朝5時45分~、日曜午後17時55分~/5分番組)が放送されています。これらの放送時間も覚えておくと便利です。■録画するママは、意外に少ない?今回の取材では、「朝ドラを見ている」というママが半数以上。録画してまで見ている人は、熱心な朝ドラの大ファン&出演者にファンがいる少数派でした。●「病院勤務で年配の人と接することが多く、朝ドラは共通の話題になるのでちょうどいい」(28歳・4歳児のママ)●「子どもが幼稚園に通っていたときは、ママ友との当たり障りのない共通の話題として重宝していました」(32歳・小学4年生のママ)●「姑世代の朝ドラ視聴率はハンパない! 帰省したときに話を合わせるためにチェックするようになりましたが、毎回ストーリーがおもしろいし、主題歌もミスチルや宇多田ヒカル、桑田佳祐さんなど豪華アーティストが手掛けていて、毎朝いやされています」(40歳・小学3年生のママ)私の母も朝ドラが好きで、旅先でも必ず見ていました。姑世代と話を合わせるにはぴったりのネタかもしれませんね。 専業主婦が多かった時代は、家事の合間に朝ドラを見て一息ついたことでしょう。しかし、働くママが増えた現代でも、朝ドラ人気は不動です。多くのママが、変わらず朝ドラを見続けているのは、ストーリーにひかれるのはもちろん、世代を問わない「共通の話題」として役立つからかもしれません。姑との会話に悩んでいる人はチェックしてみては? ▼連続テレビ小説『ひよっこ』公式ホームページ
2017年08月10日NHK連続テレビ小説『ひよっこ』もいよいよ後半戦。有村架純さん演じる谷田部みね子もすっかり東京の暮らしになれたようですね。さまざまな困難にも見舞われつつも、たくさんの出会いによって生き生きと過ごす姿が印象的です。その仲間のなかには、隠れたイケメンたちも多数登場! これも朝のお楽しみのひとつです。■朝ドラにイケメン戦隊ヒーローが集結!今回の朝ドラには、かつて戦隊ヒーローとして活躍していたイケメンたちも多数登場しています。「どこかで見たことがある」と感じたママもいるかもしれませんね。▼磯村勇斗(前田秀俊役)…『仮面ライダーゴースト』みね子が働く「すずふり亭」の見習いコック。帽子をかぶっているのでわかりにくいかもしれませんが、端正な顔立ちできりっとした目つきが印象的なイケメンです。彼はかつて、『仮面ライダーゴースト』のアラン(仮面ライダーネクロム)として活躍していました。やさしそうな前田と対照的な、金メッシュのビジュアルは同一人物とは思えないほど! でも、かっこいいことには変わりありません。▼竹内涼真(島谷純一郎役)…『仮面ライダードライブ』みね子が暮らす「あかね荘」の住人で、製薬会社の御曹司。その役柄通りの好青年ぶりに好感が持てますが、彼も仮面ライダー出身俳優なのです。『仮面ライダードライブ』では、主演の泊進ノ介を務めました。身長が185cmとすらっとした体型で、モデルとしても活躍。メナード「薬用ビューネ」のCMでは、女性を応援する“ビューネくん”として登場しています。▼竜星涼(綿引正義)…『獣雷戦隊キョウリュウジャー』東京編の初期、失踪したみね子の父・実を探す警官役として登場。みね子といい感じの雰囲気になったものの、家庭の事情で茨城へ帰郷。もう見られないかと思われましたが、実の近況を伝えるために再度登場しました。今後もまた登場するかもしれませんね。彼は『獣雷戦隊キョウリュウジャー』の主演、桐生ダイゴ(キョウリュウレッド)を演じていました。■元ジャニーズや二世俳優も登場している!登場回数は少なくても、脇で光るイケメンにもご注目!▼浅香航大(坪内祐二役)…元・ジャニーズ漫画家志望のあかね荘の住人。メガネをかけた知性派イケメンは、じつは元ジャニーズなのです。退所後はドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』や映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』などの話題作に出演しています。朝ドラファンには、『マッサン』で堤真一さんの息子を演じたといったほうがわかりやすいでしょうか。鴨井英一郎という、父との確執を抱えた役を見事に演じていました。▼古館佑太郎(柏木ヤスハル役)…二世俳優あかね坂商店街の和菓子屋の息子。きりっとしたまなざしが印象的ですが、彼は名字からもわかる通り、古舘伊知郎さんの息子なのです。俳優だけでなく、ミュージシャンとしても活躍中。お父さんとは別の道を歩んでいますが、ドラマでもそんなシーンが登場するのでしょうか?今回は若手俳優を紹介しましたが、ベテラン勢も要チェック! すずふり亭の料理長、牧野省吾役の佐々木蔵之介さん、みね子の父、実役の沢村一樹さんなど、大人の魅力あふれるイケメンも見逃せません。記憶をなくしてしまった父、実はこれからどうなるのでしょう?! ドラマもいよいよ佳境に。たくさんのイケメンが登場する朝ドラから目が離せませんね。
2017年08月01日流行語大賞となった「じぇじぇじぇ」を生んだ『あまちゃん』、杏さんと東出昌大がのちに結婚した『ごちそうさん』、ディーン・フジオカさんの五代ロスが話題となった『あさが来た』、宇多田ヒカルの「花束を君に」が主題歌だった『とと姉ちゃん』など、ヒット作の多いNHKの朝ドラ。実際、パパ・ママ世代はどれくらいの人が見ているのか聞いてみました?Q.NHKの朝ドラ、見てる?1.毎日見ている 25.4%2.たまに見ている 9.0%3.見ていない 65.6%何かと話題になることの多いNHKの朝ドラですが、パパ・ママ世代は見ていないがもっとも多く65.6%という結果になりました。「朝は戦い」というくらい慌ただしい時間のなかでは、なかなかテレビを見る時間はないのかもしれません。■朝はバタバタで見る時間なし!朝食づくりに洗濯や送迎、自分の支度など分刻みでやることがある朝に、テレビを見ている時間はないというのがほとんどの意見でした。「朝は忙しいこともあり、ゆっくりテレビを見ることがなくなりました。送迎などでバタバタです」(千葉県 30代女性)「一番忙しい時間。見る余裕はない」(東京都 30代女性)「朝は毎日戦争状態です。家族をそれぞれ送り出し、時計をチラチラ見ながら家事を一気に片づけ、立ち止まるひますらない状態で仕事に出かけます。もはや朝ドラが何時からやっているのかも知りません」(神奈川県 40代女性)■録画やオンデマンド配信を利用してチェック一方で、毎日の日課として見ている人もいました。そういう人もリアルタイムではなく、録画やオンデマンド配信を利用して見ているそうです。もはや趣味という声もありました。「ごちそうさんから見ています。仕事なので録画ですが、毎日の日課です」(三重県 40代女性)「オンデマンド配信をスマホで通勤中に見るのが楽しみです」(神奈川県 40代男性)「ゲゲゲの女房以降は大体見てます! ひよっこに期待!」(三重県 40代男性)「録画して、見れるときに見ていますよ。趣味といえば趣味ですね。朝はバタバタしているのでリアルタイムで見ることはありません」(北海道 40代男性)■職場の人とお昼に見る派朝の放送ではなく、お昼の放送を職場のお昼休憩に見ている人もいました。NHKの朝ドラは誰と見ても安心なストーリーが魅力! 職場の人と一緒に見るとリフレッシュもできるし、共通の話題もできて一石二鳥ですね。「お昼の放送を職場の休憩時間に見ています。朝ドラはさわやかな内容が多いですよね。職場の老若男女と一緒に見て、さわやかに午後から仕事に取り組みます」(広島県 30代女性)Q.NHKの朝ドラ、見てる?アンケート回答数:8103件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年05月29日「NHK『朝ドラ』で、お笑い芸人がキャラクターの強さを発揮したのは、『澪つくし』の明石家さんまさんが初めて。これは、朝ドラの歴史のターニングポイントになりました」 こう語るのは、『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』(太田出版)の著者で、ドラマウオッチャーの田幸和歌子さん。バラエティ番組やドラマ、情報番組のコメンテーターまで、いまテレビで見ない日はないほど出ずっぱりのお笑い芸人たち。その出演の幅は朝ドラまでに広がっている。 「さんまさん出演以前にも、コメディアンや喜劇俳優は昔から出ていました。『てんぷくトリオ』の伊東四朗さんは、三波伸介さんが亡くなった翌’83年『おしん』の父親役に抜擢され一躍人気を博しました」(田幸さん・以下同) そして’85年、『オレたちひょうきん族』で一世を風靡していた明石家さんまが、『澪つくし』に初登場し話題に。 「脚本家のジェームス三木さんがキャラクターを生かしあて書きをした、関西出身のお調子者・ラッパの弥太郎役で登場し、大人気になります。でも実はメインの物語には絡んでいません。1人、笑いのパートを担い、ドラマのなかの『息の抜きどころ』になっていました。ただ彼が、NHKの拘束時間の長さから『早く殺してくれ』と訴えて、後半は出番が減ったんです」 そして、片岡鶴太郎、山田邦子といった人気芸人たちが続けざまに朝ドラに登場し、いくつかの「定番キャラ」を作り上げていった。田幸さんが、芸人俳優の主な“役割”のタイプを解説。 【1】ヒロインを見守り続ける“サポーター”役 「『チョッちゃん』(’87年)の片岡鶴太郎さんや、『純ちゃんの応援歌』(’88年)に出た笑福亭鶴瓶さんは恋の相手にはならないキャラに加えておどけた役を担い、この作品で全国区の人気になりました。この流れは、『カーネーション』(’11年)で、尾野真千子と丁々発止でやりあったほっしゃん。(現・星田英利)へ、さらには『あさが来た』(’15年)の、友近さんへ引き継がれていきます」 【2】ヒロインに厳しい“よき理解者”役 「口うるさく、型破りなヒロインをすぐに怒る厳しい女性を演じたのは、『あぐり』(’97年)での山田邦子さん。その後、温かな理解者へ変わります。彼女は『ノンちゃんの夢』(’88年)にも出演していましたが、『あぐり』でのキャラクターは革新的。これは、『花子とアン』(’14年)の先輩役の近藤春菜さんが受け継いでいます」 【3】大阪・沖縄……舞台の「象徴」役 「大阪が舞台となっている作品は、ヒロインはじめ大阪弁に苦労する人も多いですが、関西の芸人にとっては、言葉の壁がありません。『ふたりっ子』(’96年)の宮川大助・花子、さらには沖縄が舞台の『ちゅらさん』(’01年)のガレッジセールなど、出ているだけで、瞬間的にその土地の空気感を表現してくれるんです」 【4】芸人キャラのまま!“ピンポイント”出演 「『つばさ』(’09年)の麒麟の川島さんが声を生かしDJに。ますだおかだの増田英彦さんは、『だんだん』(’08年)に本人役で司会者として登場。千原せいじさんは、『おひさま』(’11年)で“キモキャラ”の男性役と、芸人のキャラありき!特に多くの芸人が出演した『あまちゃん』(’13年)と『まれ』(’15年)は、ピンポイントでの出演が多かった」 【5】役者顔負けの“演技派” 「片岡鶴太郎さん、原田泰造さんは、役者としてすでに力のある人。意外だったのは、いかりや長介さん。大河『独眼竜政宗』(’87年)、朝ドラ『おんなは度胸』(’92年)から、どんどん演技派俳優になっていきました」 近年は、原点のさんまのように、芸人のキャラを生かしての、あて書きに近いキャラが増えていると田幸さん。 「『まれ』では、その個性そのままの頼りない先輩パティシエ役にドランクドラゴンの鈴木拓さんと、キャラとのギャップを生かし真面目な公務員を演じた板尾創路さんの両極のあて書きを楽しめました」 いよいよ4月3日から放送開始の『ひよっこ』には、メインキャストとしてエレキコミックのやついいちろうが出演。芸人俳優にも注目だ。
2017年04月01日「僕はコントや舞台を長年やってきましたが、ドラマの経験はほぼないので、まさか、自分が朝ドラに出られるとは思っていませんでした。本当に出演が決まったのかという疑いも深くて、衣装合わせをするまでは人に言うまいと親にも言いませんでした(笑)」 そう話すのは、4月3日にスタートするNHK連続テレビ小説『ひよっこ』に、コックの井川元治役で朝ドラに初出演する、やついいちろうさん(42)。’97年にお笑いコンビ「エレキコミック」を結成。強烈なキャラクターでボケまくるコントが特徴だ。今回彼が演じる元治は“サボり癖”のあるコック。出演のきっかけは、本作のドラマスタッフが、やついさんの舞台を見に行ったことだ。 「僕がやっていたものを見て、朝ドラに呼んでいただいたんです。現場に入ってからは一つ一つ学んでいる感じです。いちばん緊張したのは、衣装合わせのとき。ぽつんと1人でいる僕が、監督やスタッフさん20〜30人に囲まれて、品定めされている感じがして怖かった(笑)」 やついさんが主に出演するシーンは、有村架純が演じる谷田部みね子が通う、赤坂「すずふり亭」という洋食店のシーン。唯一の不安は、ふだんぜんぜんすることのない「料理」の場面だと苦笑い。 「演技は、間を外さず言えばなんとか進みますが、料理はごまかしききませんからね。なんとか撮影方法でフォローできないか考えてもらっています」 元治は、後輩コックの秀俊にやたら厳しく、仕込みなど面倒なことをすぐに押しつけようとする。元治について、やついさんはこう語る。 「元治は自分に甘く、実力とのズレもお構いなく、自分を過大評価する。努力したくないけど尊敬されたいと、悪い意味でもいちばん人間くさいんです。見ていて『あいつ嫌だ』と思うかもしれませんが、『元治みたいなやついるよな〜』という面白さを出せればと思います」 主演の有村とは、舞台裏でこんなやりとりが−−。 「有村さん、かわいいですね。茨城弁も完璧なんです。撮影が始まったばかりで話す機会も少ないですが、『おすしが好き』だとおっしゃっていたので、休憩中はおすしの“ネタ”をふっています(笑)」 現場には、洋食店店主を演じる宮本信子、その息子で料理長役を務める佐々木蔵之介と、ベテラン実力派が顔を並べている。 「それでも萎縮することなく、リハーサルでも『これはこう思うんです』と、言いやすい空気感があり、僕の意見もちゃんと聞いてもらえて、『じゃあそれでいってみようか』とノってもらえる。撮影では台本を超えて、みんなアドリブで演技しあったりしています。宮本さんも、蔵之介も、みんなが、作品をよくしようという気持ちが自然に出ているんです」
2017年04月01日大人も社会科見学!アニメの舞台裏へ♪渋谷にあるので気軽に遊びに行くことができる「NHKスタジオパーク」。スタジオパーク内の数あるコンテンツの中から、“大人でも楽しめるアニメーション体験”をテーマのおすすめコンテンツをご紹介します。自分の記憶力に挑戦! 「NHKクエスト」「NHKクエスト」は、タッチパネルで答えるクイズです。NHKで放送されていたアニメに関するクイズも。出題するアニメを選択できるので、子どものころによく観ていた、懐かしいアニメのクイズに挑戦してみて。声優気分でアフレコ体験! 「アニメファクトリー」アフレコスタジオや、アニメが出来るまでの制作過程の解説映像、なつかしの作品のポスターが展示される「アニメファクトリー」。アフレコ体験では、声優になりきって映像に出てくるキャラクターにセリフを吹き込んでいきます。録音が終わるとシーンが再生され採点結果が表示。録音された自分の声を聞くことができ、貴重な体験を楽しめます。アニメ作りを体験! 「クリエイティブラボ」映像素材のカード、音楽素材のカードを自由に組み合わせて、オリジナルの映像ストーリーを作ることができます。作品が完成した時の達成感を味わえるのも嬉しいポイント。懐かしのアニメにふれると、不思議と思い出も蘇ってきます。放送の世界の裏側に密着し、貴重な体験を楽しみましょう。取材・文/中野さゆみスポット情報スポット名:NHKスタジオパーク住所:東京都渋谷区神南2-2-1 NHKスタジオパーク電話番号:03-3485-8034
2017年03月28日有村架純を主演に迎え4月から放送される連続テレビ小説「ひよっこ」。この度、本作の主題歌を桑田佳祐が担当することに決定。NHKドラマに楽曲提供をするのは今回が初めてだという桑田さんの新曲「若い広場」が物語を彩る。連続テレビ小説「ひよっこ」は、東京オリンピックが開催された1964年から始まる、高度成長期の真っただ中で、地方から集団就職で上京した“金の卵”ヒロイン・谷田部みね子(有村さん)が、懸命に働き自らの殻を破って成長していく波乱万丈青春記。ヒロインの有村さんをはじめ、沢村一樹、木村佳乃、佐々木蔵之介など豪華な俳優陣の出演にも注目が集まっている。そんな本作の主題歌が、桑田さんの2017年活動一発目となる新曲「若い広場」に決定。待望のNHKとの初タッグとなる。現段階では、タイトル以外楽曲の詳細は発表されていないだけに、一体どんな曲が、日本の朝を彩ることになるのか、大いに期待が高まる。桑田さんは今回の主題歌起用について「身に余る光栄でございます」と話し、「『ひよっこ』は1964年を舞台に始まる物語ということで、自然と自分自身の人生をいま一度辿っていくような感覚とともに、夢と希望に溢れた日本の未来に思いを馳せながら、歌詞を綴りました。古き良き日本の情感のようなものも、合わせて感じていただけますと幸いです」と楽曲への思いを明かした。またヒロインを演じる有村さんは、本楽曲の感想について「ゆったりとした曲調が、1960年代から始まるこの物語をフワーッと想像させてくれて、暖色系の明かりが自分を包み込んでくれているような、そんな感覚になりました。どこかしら懐かしく感じるメロディーと桑田さんの歌声は、温かくてとても心地よく、聴き入ってしまいます。放送を楽しみにしていて下さい」と、期待高まるコメントを寄せた。平成29年度前期連続テレビ小説「ひよっこ」は4月3日(月)~9月30日(土)まで8時15分~ほかにて、全156回で放送予定。(text:cinemacafe.net)
2017年03月03日綾瀬はるか主演の大河ファンタジー「精霊の守り人」(NHK)。1月21日(土)より第2シーズン「精霊の守り人 悲しき破壊神」の放送が開始となる。本作に、近年の朝ドラで活躍し、お茶の間の人気者になった男優たちが続々と参戦しており、大きな話題を呼んでいる。原作は2015年に「鹿の王」で本屋大賞を受賞した上橋菜穂子による大人気シリーズ。幼くして故郷を追われ、旅を続ける女用心棒・バルサを主人公に、異なる文化や宗教、言語を用いる複数の国々の戦いや陰謀が壮大なスケールで描き出される。朝ドラ俳優といえば、本作に第1シーズンから出演しているのが、バルサの幼なじみで彼女に好意を抱く薬草師の青年・タンダを演じる東出昌大。2013年の「あまちゃん」、そして「ごちそうさん」と2作連続で出演し、特に「ごちそうさん」では杏演じるヒロインの夫を好演した(その後、2人が結婚したのはみなさんご存知の通り)。今回の第2シーズンでは、バルサが身を潜めているロタ王国で、彼女に4年ぶりに再会する。ちなみに、少し気が早いが、11月に放送予定の最終章にもタンダは出演することが発表されており、今後、2人の仲がどうなっていくのかも気になるところ。同じく第1シーズンからの出演組では、現在放送中の朝ドラ「べっぴんさん」に、ドラマー志望の青年役でこの1月から登場している林遣都がいる。「精霊の守り人」では新ヨゴ国の若き星読博士のひとりでチャグムを支えるシュガを演じており、本作でも新ヨゴ国内の王位継承をめぐる政争に大きく関与することに…。そして、第2シーズンから新たに登場する面々にも朝ドラのイケメンたちが!バルサが身を隠しているロタ王国の王弟・イーハンを演じるのが、2015年の「あさが来た」の“五代さま”で大ブレイクを果たしたディーン・フジオカ。本作では理想と現実のはざまで苦しむ第一王位継承権者を演じている。今シリーズの鍵を握る異能の少女・アスラの母で処刑されたトリーシアとかつて恋仲にあり、さらにアスラを狙う密偵にして呪術師・シハナに好意を寄せられているが、トリーシアを演じるのは壇蜜、そしてシハナを演じるのは真木よう子。シリアスな役ながら、美女2人から想いを寄せられる(※時期は違います!)のはさすが。ちなみに、ディーンへのオファーは、朝ドラでのブレイクの前だったとのこと。NHK局内の「あさが来た」第1週の試写を見たプロデューサーが「絶対に人気者になる」と確信し、すぐにオファーを出したそうで、こちらもさすがの慧眼。周囲の国々を征服し、領土を拡大するタルシュ帝国の第二王子・ラウル役で第2シーズンから登場するのが高良健吾である。高良は「おひさま」で井上真央演じるヒロインの夫を好演し、その後、大河ドラマ「花燃ゆ」を挟んで、現在放送中の朝ドラ「べっぴんさん」にもメインキャストとして出演中。ちなみに大河ドラマ「花燃ゆ」では高杉晋作を演じたが、東出も同作に高杉の親友・久坂玄瑞役で出演しており、同作では井上が演じた主人公の最初の夫を演じている。朝ドラとは打って変わって、頭脳明晰で野心を隠さないラウルのどSっぷり(?)に早くも期待が!またラウルが重用する部下の密偵で、チャグムを追うヒュウゴを演じるのが鈴木亮平。タルシュ帝国に征服されたヨゴ国の出身ながら、出自を問わずに優秀な人材を配下に置くラウルに認められた男であり、それだけデキる密偵だということ。こちらも「花子とアン」で見せた心優しい夫をはじめ、近年の作品で見せてきた“いいひと”とは違う表情を見せてくれそう。高良と鈴木がどのような主従関係を築くのかも楽しみなところだ。さて、ご紹介の通り第2シーズンまででも、多くの朝ドラ俳優が出演してるが、さらに11月からは最終章が放送。先日、最終章から新たに参加する新キャストとして鹿賀丈史(※昨年、亡くなった平幹二朗が演じる聖導師を引き継ぐ)、武田鉄矢、米良美一、渡辺いっけいらが発表された。この中で、“元祖・朝ドラブレイク俳優”と言えるのが、渡辺いっけい。90年代から朝ドラを見ている、やや年上の視聴者は覚えているかと思うが、1992年から93年にかけて放送された「ひらり」(主題歌はドリカムの「晴れたらいいね」)で石田ひかり演じるヒロインとその姉に想いを寄せられ、三角関係となる医師を演じ、お茶の間の人気を博した。同作をきっかけに知名度を上げ、文字通り、ブレイクした。壮大なファンタジーの世界に身を投じた新旧朝ドラ俳優たちのコラボレーション、いつもと違う表情にも注目して楽しんで見るのもいいかも。(text:cinemacafe.net)
2017年01月21日『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)の制作統括を務める矢島良チーフプロデューサー(CP)が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われたリハーサルで取材に応じ、年内で解散するSMAPが出演しない今年の紅白について、「素晴らしい紅白になると感じています」と自信を見せた。矢島CPは「スタッフの部分も含めておおむね順調に進んでいる」と話し、「素晴らしい紅白になるのではないかと自信を持っています」と手ごたえ。SMAP不出場という状況での自信も尋ねられると「もちろん」と即答し、「46組の歌手のみなさま一人ひとりすばらしいアーティストさん。本当によい紅白になると信じています」と語った。また、SMAPに対し「未練はない?」と聞かれると苦笑し、「ないです」と答えた。さらに、SMAPについて「以前、経緯をご説明した通り、お手紙をいただきまして、そのお気持ちを尊重させていただいた」と説明。「そこはそこで、われわれとしては、今年の46組の歌手のみなさまやゲストのみなさま、本当にすばらしい方々がお集まりいただいていると思いますので、その番組をしっかりとお届けするという、今はもうその気持ちです」と語った。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」。紅組司会を有村架純、白組司会を嵐の相葉雅紀、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。出場歌手は紅組23組、白組23組の合計46組。昨年は紅組が4年ぶりに勝利し、通算成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月29日女優の芳根京子が16日、オフィシャルブログを更新し、ヒロインを務めるNHK朝ドラ『べっぴんさん』(毎週月~土曜8:00~8:15)の主題歌を歌うMr.Children、姉役の蓮佛美沙子との集合写真を公開した。「Mr.Childrenさん。」と題したブログでは、15日に兵庫・神戸国際会館こくさいホールで開催されたMr.Childrenのコンサートを、蓮佛と一緒に見に行ったことを報告。生で聞いた主題歌「ヒカリノアトリエ」は「気持ちがぐわぁああ!っと上がって上がって 涙が止まりませんでした。ライブが終わってしばらくも、思い出すだけで涙」と感激したそうだ。そして、蓮佛とともに、楽屋へあいさつした際に撮影した写真を公開し、「なんだか、もう、気がおかしくなりそうでした。いや、おかしくなってたね」と混乱の様子。これに対してファンからは「Mr.Childrenのメンバーとご一緒してるところを見ることになるとは、予想だにしませんでした!!(ノ゚ο゚)ノ」「今はもうあのオープニングがないと1日が始まらないからね(笑)」「羨ましいです…。」「ヒカリノアトリエ僕も好きです!」といったコメントが寄せられている。芳根は、「ヒカリノアトリエ」が自身の応援歌だと語っており、「残すところ撮影期間もあと4ヶ月弱。10ヶ月の撮影で考えるともうあと4ヶ月。ただただ期間を考えるとまだ4ヶ月。残す時間で自分に何が残せるだろう、何に挑戦できるだろう、と改めて前を向いて考えようと思います」とし、「少し悩んで立ち止まっていた今、Mr.Childrenさんのライブに行けたご縁。嬉しかったです。感謝です。頑張ります!よし、頑張ろう!」と、決意を新たにしている。
2016年11月17日NHK連続テレビ小説、通称"朝ドラ"。1961年に放送を開始してから、現在放映中の『べっぴんさん』で95作目となる。月曜から土曜まで15分間の放送を毎朝チェックする"朝ドラファン"は多く、高い視聴率を記録するだけでなく、出演するヒロインや相手役がドラマ終了後に大きく羽ばたいていくことでも話題だ。今回は、近年の朝ドラの中でも放送時間が8時~8時15分に変更となった、2010年度前期『ゲゲゲの女房』以降の作品を対象に、マイナビニュース会員2,037名に好きな作品を聞いた。Q.2010年以降のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)で、好きな作品を教えてください1位 あまちゃん 557名2位 ゲゲゲの女房 343名3位 あさが来た 226名4位 マッサン 219名5位 とと姉ちゃん 159名○脚本とヒロインのハーモニーが話題の『あまちゃん』■あまちゃん(2013年度上半期)・「クドカン(宮藤官九郎)の脚本で毎日明るく、楽しく過ごすことができたから」(49歳女性/教育/専門サービス関連)・「主演の、のんちゃんが光る」(35歳男性/設計/メカトロ関連技術職)・「東北を元気にしてくれたドラマだったから!」(44歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「今までにないスタイルのストーリーで面白かった」(35歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「朝ドラにはまったきっかけになりました。続きが楽しみで早起きして見たのは、『あまちゃん』だけですね」(40歳男性/専門店/販売・サービス関連)・「登場人物がかわいく、かっこよかったし、クドカンの脚本も良かった。いい話なだけでなくおもしろかった」(25歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「クドカンワールド全開で、朝から楽しくて泣けて毎日楽しみだったから」(21歳女性/その他/その他・専業主婦等)■ゲゲゲの女房(2010年度上半期)・「有名な漫画家を支える奥様の様子が良かったから」(32歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「これで朝ドラにハマり、その後のシリーズも録画してまで見るようになったので。松下奈緒が控えめで芯の強い女性を好演! 朝ドラらしいヒロイン像もよかった」(42歳女性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)・「生活ドラマと幻想的な空想のシーンがよく合わさっている」(21歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「地元の調布が舞台であったため、親近感が湧いた。人間味があったし、幼い頃から見ていたゲゲゲの鬼太郎の誕生の過程を知れて、とてもワクワクした」(20歳女性/その他/その他・専業主婦等)■あさが来た(2015年度下半期)・「キャスト陣のメンツが好きだったから」(23歳女性/広告・出版・印刷/営業関連)・「あの時代に実在した女性の先駆者の生き方に感動したので」(42歳男性/広告・出版・印刷/その他・専業主婦等)・「同時の状況からすると中々女性が社会に出て仕事することが周知されてない中、あさの性格・才覚が見事発揮されていく様子に感動です」(40歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「江戸末期からドラマが始まる朝ドラは珍しかった。主人公とその姉、それぞれ対称的な女性の生き方が丁寧に描かれていて面白かった」(55歳男性/生命保険・損害保険/営業関連)■マッサン(2014年度下半期)・「ウイスキーへのマッサンの情熱に共感できる。胸が熱くなる」(43歳男性/専門店/販売・サービス関連)・「日常モノや歴史的人物では無く、実業界の人間をメインに置いていた点」(23歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「エリー役の外国人女優の演技がうまかったから。」(27歳男性/農林・水産/その他技術職)■とと姉ちゃん(2016年度上半期)・「昭和の戦前戦後の時代背景が良く分かる楽しい作品だったから」(45歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)・「ヒロインの演技がうまかった」(40歳男性/サービス/営業関連)・「新しいことにチャレンジする姉妹の生き方が好き」(56歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)■その他・カーネーション「作品全体としてのクオリティも良かったし、話がすごく楽しめたから」(30歳女性/その他/その他・専業主婦等)・カーネーション「キャラクターがみんな元気で、テンポのいい関西弁の掛け合いが見ていて気持ち良い」(35歳女性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)・ごちそうさん「食べ物の描写、ヒーローとヒロインの関係性が好きだから」(24歳女性/その他/その他・専業主婦等)・ごちそうさん「妊娠中毎朝見てました。見逃すと昼の再放送が待ち遠しくて。懐かしい」(36歳女性/その他/その他・専業主婦等)・純と愛「風間くんの演技が良かった。夏菜さんも良かった」(42歳女性/その他/その他・専業主婦等)・花子とアン「時代がわりと好きなあたりの時代で、キャストも好きな人たちだったから」(30歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)■総評アンケート参加者の4分の1から票を集め、1位になったのは2013年度上半期のあまちゃん。宮城と東京を舞台に、ヒロイン・アキ(のん)が海女を目指しながらアイドルとなる展開に視聴者が夢中となり、最高視聴率は27%を記録。アキの口グセ「じぇじぇじぇ」も流行するなど、国民的人気となった。記憶が新しいためか、最近の作品の方が票を集めるなか、2位となったのが2010年度上半期の『ゲゲゲの女房』だ。漫画家・水木しげるの妻を演じた松下奈緒がヒロインとなり、水木役の向井理とともにブレイクを果たした。初回視聴率は過去最低ながら徐々に上昇、最終回で番組最高視聴率を記録するなど、作品内容が評価されていただけに、マイナビニュース読者の記憶にも残っていたようだ。その後に続く『あさが来た』『マッサン』『とと姉ちゃん』の3作は、どれも会社経営者を題材にした作品。特に男性からの支持が厚く、特に『あさが来た』では、ヒロインのあさ(波瑠)を通して「女性の働き方」について考えを巡らせた男性が多かったようだ。多くの傑作を生み出す朝ドラ。放送中の『べっぴんさん』も登場人物の心の動きをていねいな演出で描き、反響を呼んでいる。今後も様々な内容で視聴者の朝を彩ってくれることだろう。調査時期: 2016年10月6日~2016年10月11日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 2,037名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年11月17日NHKは24日、今月3~9日の主な番組のタイムシフト視聴率を発表。朝ドラ『べっぴんさん』は3~8日の平均で6.3%、9日の大河ドラマ『真田丸』は6.7%に達した。視聴率調査を行うビデオリサーチでは3日分から、従来のリアルタイム視聴率と、録画した番組を再生したタイムシフト視聴率、この2つを合算して重複分を差し引いた総合視聴率を発表。それによると、同週の『べっぴんさん』(3~8日8:00~)は、リアルタイム20.0%、タイムシフト6.3%で、総合視聴率は25.2%。『真田丸』(9日20:00~)は、リアルタイム15.0%、タイムシフト6.7%で、総合20.9%だった。このほか、主な番組の数値は、『ドラマ10・運命に、似た恋』(7日22:00~)は、リアルタイム5.2%・タイムシフト4.0%・総合9.0%。『土曜ドラマ・夏目漱石の妻』(8日21:00~)は、リアルタイム8.5%・タイムシフト2.9%・総合11.2%。『NHKスペシャル・血糖値スパイクが危ない』(8日19:30~)は、リアルタイム10.4%・タイムシフト2.1%・総合12.2%。『ガッテン!』(5日19:30~)は、リアルタイム11.8%・タイムシフト1.1%・総合12.9%となっている。同日会見を行った、NHKの木田幸紀放送総局長は「比較的若い人の方が年配の方よりもタイムシフトで見ているようだが、もっと細かい分析が必要だ」と述べた上で、「データが増えれば傾向も分析も、より確かなものになってくると思うので、効果的な編成などについて研究を重ね、よりよい番組をよりたくさんの人に見ていただけるようにしたい」との考えを示している。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年10月25日女優の吉高由里子が、来年1月スタートの日本テレビ系ドラマ『東京タラレバ娘』(毎週水曜22:00~23:00)で主演を務めることが7日、分かった。NHK朝ドラ『花子とアン』以来、3年ぶりのドラマ主演となる。このドラマは、東村アキコの同名マンガが原作。吉高演じる鎌田倫子は、女子会を繰り返す売れない独身脚本家で、「キレイになっ"たら"もっといい男が現れる!」「好きになれ"れば"ケッコンできる!」という話ばかりしていると、年下金髪イケメン男子に「このタラレバ女!」と言い放たれ、厳しい現実にぶち当たりながら、恋に仕事に奮闘する姿を描く。原作は累計180万部を発行した話題作で、吉高は「思わずケラケラ笑っちゃいました。リアルで心にグサッと来る痛い部分もたくさんあって、本当に共感できるすてきな作品です」と絶賛。自身は28歳になり、同級生も結婚・母親になって「あ、そんな歳になったんだなぁ」と思うこともあるそうで、「倫子と似ている部分もあるのかも」と共感しているようだ。加藤正俊プロデューサーと、脚本の松田裕子氏は、同局系『花咲舞が黙ってない』『ごくせん』シリーズを手がけたコンビ。加藤プロデューサーは、原作を読んで「その圧倒的なパワーに男の僕でも心揺さぶられ、絶対に自分の手でドラマにしたいと思いました」といい、「この原作パワーに負けない女優はこの人しかいないと直感して、吉高さんに主人公のオファーをしました」と経緯を語っている。原作の東村氏は「と、東京タラレバ娘が…私の大大大好きな吉高さん主演でド、ドドドドドドラマ化だとお~っ!? 全国のタラレバ娘のみなさん、水曜夜10時の女子会は禁止だァァ!!!」と、興奮のコメントを寄せている。
2016年09月08日