海外ドラマの注目作品を5つリストアップ!すきま時間にちょこちょこ見る派も、休日に何時間も没頭して見る派も、ライフスタイルや好みに合わせて海外ドラマをもっと楽しもう。金曜のベッド×手に汗握る『ホームカミング』退役軍人のための施設で働いていた元ケースワーカーが国防省の役人の訪問や元恋人との再会を機に当時の記憶を失っていることに気づき、やがて施設で行われていた薬物投与と治験者の元軍人の存在が明るみに出始める。その名もホームカミング(帰郷)という施設が実はワケありで、国防省の役人の調査が進む現在と元ケースワーカーが徐々に思い出す過去が交錯しながら物語が進行する。施設で何が起きたのか?その目的は?ヒロインのハイディが記憶を取り戻すにつれ視聴者が抱く疑問への答えが次々と明らかになる仕掛け。クリエイターのひとりは『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』を大ヒットさせたサム・エスメイルで、陰謀論はお得意。国防省と契約した民間企業が戦争ビジネスに参入するアメリカだから、本ドラマで描かれるような陰謀も実は進行しているかもと思わせる。後を引く物語なので、夜更かしをしてもOKな金曜の夜にじっくりと見入って。【作品紹介】退役軍人の社会復帰を援助する施設の元ケースワーカーが勤務時の記憶を失ったと気づいたことから、国防省をも巻き込む危険な陰謀が明らかに!? 監督/サム・エスメイル脚本/デイヴィッド・ウィーナーほか出演/ジュリア・ロバーツ、ボビー・カナヴェイル、シェー・ウィガムほかAmazon Prime Videoでシーズン1を独占配信中連休おこもり×没頭『マニアック』AIと接続された治験者の仮想体験は、トラウマを浮かび上がらせ、心の奥に閉じ込めた原因を解放し、向き合うということ(らしい)。アニーとオーウェンが共有する仮想体験はハチャメチャで笑えるし、セットや衣装もドラマとは思えない豪華さ。エピソードごとにテイストが異なるのも魅力。しかし単なる娯楽で終わらせないのがキャリー・フクナガ監督流で、潜在意識や精神世界にまで話が及ぶ。見終わった時には人間が抱える孤独や悲しみ、絶望をより深く理解するはず!ちなみに本ドラマが気に入ったら、主演のエマとジョナが初共演した映画『スーパーバッド 童貞ウォーズ』もチェックして!隠れた傑作だよ。【作品紹介】あらゆる心のトラブルを解決する新薬の治験に参加したアニーとオーウェン。悩み多き二人が、心の奥に隠していた自分と向き合うまでを描くダーク・コメディ。製作総指揮/パトリック・サマーヴィル監督/キャリー・フクナガ脚本/パトリック・サマーヴィルほか出演/エマ・ストーン、ジョナ・ヒルほかNetflixオリジナル作品現在全10話配信中Netflixオリジナルシリーズ『マニアック』独占配信中ジム×モチベUP『GONE/ゴーン』「全米では1時間に75人が行方不明となっている」というFBIの報告に背筋が凍るけれど、決して他人事ではない犯罪ドラマ。ヒロインのキックは誘拐事件のトラウマや怒りを乗り越えるために救ってくれたFBI捜査官フランクの勧めで身を守るためのあらゆる方法を学び、護身術センターを運営している設定。キックを演じるレヴェン・ランビンが見事なアクションを披露するので、ジムでワークアウト中に見るとモチベーションUPは確実。誘拐ネットワークを暴くという大きなテーマもあるけれど、基本的に1話完結。なので、事件解決の痛快感を味わいながらワークアウトのラストスパートを頑張れるはず。【作品紹介】幼い頃に誘拐され、犯人に育てられたキック。誘拐犯と被害者の心理を知り尽くした彼女がFBI特殊チームに加わり、アメリカ各地で発生する誘拐事件や失踪事件を解決に導いていく!製作総指揮/マット・ロペス監督/ジョン・タレンスキーほか脚本/マット・ロペスほか出演/レヴェン・ランビン、クリス・ノースほかHuluで現在独占配信中©2018 Open 4 Business Productions L.L.C. All rights reserved.ボディケア×女子気分『#REALITYHIGH/リアリティ・ハイ』地味めな女子高生ダニが学校一のイケメンと恋に落ちる!ひと昔前の少女漫画のような展開だけど、ヒロインのライバルがインスタグラムで900万人のフォロワーを誇るインフルエンサーJKのアレクサという点が今どき。策士の彼女は「敵は身近に置いておけ」とばかりにダニを人気者グループに引き入れ、華やかなパーティシーンへ連れ回す。真面目で優しかったダニがすぐに「いいね!」の数ばかりを気にする薄っぺらな女の子となり、本来の自分を見失うのが痛々しい。またSNSにおける自身の影響力を最大限に利用してダニを陥れるアレクサをティーンが真似したら大変だ~と不安も芽生える。SNSって本当に怖いし、警鐘を鳴らす意味もあるのだろう。とはいえネスタ・クーパーやアリシア・サンスら若手女優陣が着こなす南カリフォルニア・ファッションがまぶしく、インスタ映えするように日々のボディケアに励まねばという気分になること請け合い。【作品紹介】獣医を目指してる地味めな高校生ダニは、意を決して大変身。学校の人気者キャメロンと急接近するが、彼の元恋人の怒りを買い……。JK映画の金字塔『ミーン・ガールズ』にSNSを絡ませたテイストの青春ラブコメ。監督/フェルナンド・レブリハ脚本/ブランドン・ブロサードほか出演/ネスタ・クーパー、キース・パワーズほかNetflixオリジナル作品で現在配信中。Netflixオリジナル映画『#REALITYHIGH/リアリティ・ハイ』独占配信中おうちのソファ×ハラハラ『ボディガード ‐守るべきもの‐』イギリスのBBC放送が過去10年間に放映したドラマのなかで最高視聴率を記録した政治サスペンス。アフガニスタンでの従軍経験からPTSDに悩み、家族との関係が崩れかけている警官バッドが要人警護の任務に抜擢されたことで政界の陰謀に巻き込まれていく姿を追う。子供たちと一緒に電車に乗ったバッドが、自爆ベルトを巻いた女性テロリストと対峙する冒頭からスリリングで、見る側は緊張感を強いられっぱなし。片手間での視聴などとんでもなく、ここはソファにどっかりと腰を据えて見るべし!最初はソリが合わなかった女性大臣とバッドが肉体関係を結んだり、意外な裏切り者の存在が明らかになったりと毎回驚くべき展開で、先が読めないのも魅力。そしてバッド役はなんと、『ゲーム・オブ・スローンズ』でロブ王を演じたリチャード・マッデン!私生活で苦悩しながらも生真面目に任務をこなす姿に「守られたい」と思う女子続出のはず。【作品紹介】列車で乗り合わせた女性テロリストの自爆を阻止した警官バッドは、内務大臣モンタギューの警護担当に抜擢される。PTSDに悩む元兵士のバッドは、政界が絡んだ危険な事件に直面!?製作総指揮・脚本/ジェド・マキューリオ監督/トーマス・ヴィンセントほか出演/リチャード・マッデン、キーリー・ホーズ、ジーナ・マッキーほかNetflixオリジナル作品現在シーズン1を独占配信Netflixオリジナルシリーズ『ボディガード ‐守るべきもの‐』独占配信中山縣みどり映画ライター。弊誌などで映画レビューやインタビューなどを中心に幅広く執筆。『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』のシーズン3が早く見たい!※『anan』2019年3月20日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2019年03月15日Netflixで、シャネル(CHANEL)の2018年春夏 オートクチュール コレクションの舞台裏に迫ったドキュメンタリー『7DAYS OUT』が配信されている。© CHANEL本作を手がけたのは、映画『メット ガラ ドレスをまとった美術館』の監督として名を馳せたアンドリュー・ロッシ(Andrew Rossi)。2018年1月、シャネル2018年春夏 オートクチュール コレクションショーの開催にあたって、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)から舞台裏に入ることを許可されたアンドリューは、カールとチームにより夢のようなオートクチュールが生み出される現場を捉えた。『7DAYS OUT』は、ファッション、スポーツ、宇宙、グルメ、エンターテーメントなど、様々なフィールドにおける一大イベントの行われる7日前から舞台裏を捉える番組で、現在シーズン1エピソード6まで配信中。
2018年12月26日「Netflix」は、シンガポールで開催されたコンテンツラインアップを紹介するアジア初のイベント「See What’s Next: Asia」にて、新作アニメ5作の発表を行った。今回のイベントでは、世界中の人々にアジア発のエンターテインメントを提供することにより一層注力していくことを発表。「Netflix」創業者兼CEOのリード・ヘイスティングスとコンテンツ最高責任者のテッド・サランドスをはじめ、Netflixオリジナル作品に携わる出演者やクリエイターが登壇し、アジアはもちろん世界へ向けて実写・アニメを含めた「Netflix」のコンテンツをアピールした。そして今後、「Netflix」に登場する新作アニメとして、大ヒット映画のアニメ化「パシフィック・リム」、Netflixオリジナルの近未来SFアクションドラマ「オルタード・カーボン」、橋本花鳥原作による人気コミック「虫籠のカガステル」、群雄割拠の戦国時代を描く「YASUKE」(原題)、そしてフィリピン発の「TRESE」(原題)の5作品を発表した。発表された5作品は以下の通り。<ハリウッド超大作がNetflixオリジナルアニメに!>「パシフィック・リム」シリーズギレルモ・デル・トロ監督による『パシフィック・リム』。4月には待望の続編となる『パシフィック・リム:アップライジング』が公開され話題に。今回は、実写映画1・2作目をベースにアニメ化。失踪した両親を探すべく、敵陣で錆びれたイェーガーを操縦することを余儀なくされた10代の少年と妹を中心に描いていく。「オルタード・カーボン」Netflixオリジナルの実写SFシリーズ(スカイダンス・テレビジョンがシーズン2制作中)と同一の世界観で展開していく本作。物語の中で語られる神話の新しい側面を発見していく。脚本は、「カウボーイビバップ」「サムライチャンプルー」の佐藤大らが手掛ける。<日本発コンテンツが世界へ――>「虫籠のカガステル」シリーズ橋本花鳥による「虫籠のカガステル」(徳間書店リュウコミックス)が原作の本作。21世紀末、人が巨大な虫になる奇病「カガステル」が発症する。“虫(カガステル)”は理性を失い、人を襲う。世界的に“虫”の駆除が認められたのは、世界人口の3分の2が喰い殺された後。カガステル発生から30年後、人殺しと言われる無情な<駆除屋>の青年キドウは、“虫”の巣窟である“虫籠”に近い黄砂の地で絶命寸前の男を発見し、彼の娘・イリを託された。父の死の悲しみに打ちひしがれ動こうとしないイリの頬を叩くキドウ。この出会いが2人を、世界を変える――。「YASUKE」(原題)シリーズメカと魔法の入り混じる群雄割拠の戦国時代。一度は隠居の身となった浪人が、邪悪な力によって命を狙われる不思議な子どもを運ぶため、再び刀を取る――。なお、主人公・弥助の声はキース・スタンフィールドが務める。<フィリピン発のグラフィック・ノベルが世界へ>「TRESE」シリーズバジェッテ・タン、カジョ・バルディッシモ作のフィリピン発の同名グラフィック小説をベースに制作する本作。フィリピンに伝わる伝説の生物が人間の間に身を潜め暮らすマニラで、アレクサンドラ・トレースは邪悪な生き物がうごめく裏社会と対峙する――というストーリーだ。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年11月08日園子温が監督を務める新たなNetflixオリジナルシリーズ「愛なき森で叫べ」が、来年「Netflix」にて配信されることが決定。椎名桔平を主演に迎え、新たな問題を全世界へ投げかける。市井の平凡な人々が、どのように犯罪に巻き込まれ被害者となり、時に犯罪に加担して加害者となってしまったのか?彼らはどのような経緯で「善人」であることを放棄してしまったのか?現在も常識を超越した事件は世界中で起きている――。Netflixと園監督がタッグを組み制作する本作では、ある猟奇的殺人事件にインスパイアを受け、人間社会へ深く切り込み、その本質と人間の深淵を描きだしていく。■監督・脚本の園子温も「非常に楽しみ」今回、監督・脚本を手掛ける園監督。監督の代表作、『冷たい熱帯魚』『恋の罪』も実際の猟奇殺人事件にインスパイアされた作品で、善悪の狭間でうごめき合う深い人間描写が、日本のみならず世界中に衝撃を与え熱狂の渦に巻き込んだ。海外にファンも多い園監督は、「世界中の人々、これまで私の作品を支持して下さった方はもとより、新たな観客に向けて、残酷でありながらもロマンティックな、全く新しい愛の物語をお届けします。普段からNetflixをよく視聴しており、この作品がどのように受け止められるのか、非常に楽しみです」とコメントしている。■椎名桔平が犯罪者役…「これまでに無いほど手強い役」本作の主演を務めるのは、『新宿スワンII』に続き2度目の園子温組参加となる椎名桔平。冷酷な先天的犯罪者・村田丈を演じる。村田は表面上は明るく快活だが、実際は他人を精神的に支配し、金を搾り取り、残虐な犯行を行わせる人物だ。園監督の脚本を読み、椎名さんは「あまりにも可笑しく、あまりにも凄惨で、あまりにも愛おしい物語だと。撮影に入るまで、どこまでこの脚本通りに撮影するのかと、期待と不安が入り混じっての日々でした」と受けた衝撃を語る。演じる役柄については、「村田丈は、詐欺師的な側面があってか、膨大なセリフ量が伴います。しかも村田は、その時々で別人格の様な人間になるので、本来の村田をしっかりと意識しながら多様な村田を演じなければならない。これまでに無いほど手強い役だと実感しています」と演じたことのない役柄だと言い、「現在の日本の文化や、日本人そのものをダイレクトに感じてもらえる機会になればと願ってます」と期待を寄せている。■満島真之介&でんでんも参加そして、『東京ヴァンパイアホテル』『ピアニストを撃つな!』に続き3度目のタッグとなる満島真之介が、「何かでかいことをしたい」と上京し、自主映画サークルの仲間たちと猟奇的な事件に巻き込まれる若者・シン役。『冷たい熱帯魚』以来、園作品の常連ともいえるでんでんが、村田に籠絡される娘を通じて事件に絡め捕られていく父役で参加。満島さんは「Netflixが日本に来る前から園監督と、動画配信で世界はどうなるんだろう、という映画の未来の話をしていたので、絶対に参加したかったんです。『ちゃんと伝える』(2009年)では助監督として現場にいたこともあり、作る側としても深い関わりのある園監督から、『一緒に世界でやろう』と言われて、覚悟を決めました」とコメント。でんでんさんは、「『冷たい熱帯魚』では、加害者初代・村田の鬼畜を演じ、今回は真逆の被害者。台本を読む前からこれは難しいぞと感じた。難しい程にやりがいも大きい。どのような被害者になるか自分自身に興味がある」と話し、「園子温監督筆頭にスタッフキャスト一団となって世界を震撼させるぞ!」と意気込みを語っている。Netflixオリジナルシリーズ「愛なき森で叫べ」は2019年、Netflixにて全世界配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年09月29日理不尽な上司など曲者たちに囲まれた職場で、ストレスを抱えながらも日々をやり過ごすOLの奮闘記『アグレッシブ烈子』。Netflixで独占配信中のこのアニメ、実はハローキティでおなじみのサンリオによるオリジナル作品。しかも今年のサンリオキャラクター大賞では、イギリスとブラジルで1位を獲るなど、日本以上に海外で大人気とか!世界が注目。サンリオの異端児が働く女子の心を掴む!「烈子は、デスボイスでグチをシャウトすることでストレスを発散するのですが、とくにデスメタルが根付いている欧米では、その姿がかっこいいと捉えられるようです。それに、理不尽なことで上司に怒られるようなオフィスでの悩みは世界共通らしく、烈子の境遇に『共感する』という声もたくさん届いています」(「サンリオ」アニメ担当・渡辺周作さん)そう、『アグレッシブ烈子』には、仕事はもちろん恋や人間(動物!?)関係の悩みなど、働く女子が共感するポイントがてんこ盛り。気軽なアニメかと思いきや、深すぎる物語にどハマりする人が続出とのウワサ。「キャラクターデザイナーのYetiが人間観察に長けていて、彼女の頭に詰まっている“あるあるネタ”を、アニメの監督のラレコさんがうまく引き出してくれました。その積み重ねで、『うちの会社にもいるな』というリアルなキャラクターたちが誕生したんです」(「サンリオ」マーケティング担当・青木睦さん)でも、あのサンリオのキャラクターが、お酒を飲んだりと、だいぶ大人向けで現実的だけど大丈夫!?「子供の頃に親しんだキャラクターもいいのですが、大人心を直接つかむキャラクターが、今の時代あってもいいのでは、と。通勤電車の中で観て『私もがんばろう』と思ってもらえたら嬉しいですね」(青木さん)くすりと笑えて、時に胸が痛くて。新タイプのサンリオアニメは必見!Netflix オリジナルアニメ『アグレッシブ烈子』2018年4月より、Netflixで全世界独占配信中。1話15分で全10 話。来年にはシーズン2も配信決定。アニメの始まりは、2016 年~今年3月『王様のブランチ』(TBS)内で放送されていた1話1分の完結モノ。©2015, 2018 SANRIO サンリオ/TBS・ファンワークス※『anan』2018年9月5日号より。文・保手濱奈美(by anan編集部)
2018年08月29日ジミー大西さんの半生を描いたドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』とは?多くの芸人から愛され続けるジミー大西の半生を描いた作品。小2まで喋れず、監督のサインが理解できずに野球を諦め、常にいじめられて育ったという大西少年。高校卒業後に吉本興業に入り、明石家さんまにその才能を見出されると、ジミー大西という名でお笑い芸人となった。35歳の時に絵の才能が開花し、画家の道へ進むことを決意してNYやスペインに留学。帰国後も絵を描き続けていたが、ある時、画家としての収入を計算したら時給約300円だったと気づいて、断筆…。本能のままに生き、師匠から兄さん、後輩など多くの芸人から愛されてきたジミー大西さんの半生を描いたドラマがこの『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』。実は、ジミーさんの借金を返すために、さんまさんが企画したものだ。ジミー役は「ジミーよりジミーだった」と本人が絶賛する、中尾明慶さん。明石家さんま役は玉山鉄二さんが務める。脚本は、すべて実話が元。なんば花月の階段で、ジミーが首…ではなく男性の大事な部分を吊っていたところにさんまが現れるという出会いのシーンから、まさに“事実は小説より奇なり”の連続である。「若い子は、ジミーちゃんのこと知らんてよ。だからこのドラマ失敗と思うんや」と冗談を飛ばすさんまさん。だが、天才芸人を数々生み出した、古き良き昭和の吉本を舞台に、ジミーが巻き起こす珍事件や、ほろりと泣けるエピソードの数々は、世代を超えてきっと胸に刺さるはず。“何をやってもダメなアホ”と言われ続けた大西秀明が、明石家さんまと出会い、売れっ子芸人になっていく…実話を元にその半生を描いたNetflixオリジナル作品。全9話が配信中。出演/中尾明慶、玉山鉄二ほか※『anan』2018年8月1日号より。文・若山あや(by anan編集部)
2018年07月27日いまや多くの人の日常生活に浸透している動画配信サービス。映画顔負けのクオリティで各社がオリジナル作品を発表し、しのぎを削っていますが、昨年アメリカで社会現象にもなったドラマといえば、Netflixの『13の理由』。待望のシーズン2がついに5月18日よりスタートしますが、配信直前でテンションが高まるなか、あの主要キャストに直撃してきました。それは……。写真・大嶋千尋(ディラン・ミネット、アリーシャ・ボー)ディラン・ミネット&アリーシャ・ボー!【映画、ときどき私】 vol. 163本作は、女子高生ハンナが自らの命を絶ってしまうという衝撃の幕開けから始まる話題のドラマ。2017年には世界でもっともツイートされた作品になるほど、大きな物議を醸しています。現代の若者が抱える人間関係における苦悩やSNSの恐怖などが赤裸々に描かれており、「一度見だしたら止まらない」とイッキ見する中毒者が続出中!そんななか今回お話を聞いたのは、ハンナに想いを寄せ、死の真相を追い求めようとする主人公のクレイを演じたディラン(写真・左)とハンナのかつての親友でジェシカ役のアリーシャ(写真・右)。物語には欠かすことのできない重要な役割をそれぞれが担っています。そこで、さらなる話題となること間違いなしのシーズン2を目前に控え、気になる舞台裏や本シリーズの見どころについて語ってもらいました。世界中で記録的な大ヒットとなり、いろいろな反響を感じたと思いますが、本作に出演したことで変わったことは?アリーシャ個人的には仕事のうえでも大きく私を変えてくれたシリーズだし、インスピレーションを与えてくれるような人ともたくさん会うこともできたわ。だから、そういう意味でも、人間として成熟していく助けにもなった作品といえるわね。特にこの2年は、ジェシカという役を通して、女性の権利についてもたくさんのことを学んだわ。ディラン僕もこんな素晴らしい作品に関わることができて、本当にうれしく思っているんだ。多くのことを学ぶこともできたし、この作品に込められている社会的なテーマに対して、自分の意見がより研ぎ澄まされてきたようにも感じているよ。あと、役者というのは、世界をよりよくしたりとか、誰かの命を救ったりとか、そういう仕事ではないというのがそれまでの認識だったんだ。でも、この作品を通して、少しでも世界をよくできたり、人の命さえも救えるようなプロジェクトもあるんだということを初めて知ったよ。本当にまれな経験ではあると思うけど、エンターテインメントの持つ力というものを再認識することができたんだ。作品を観ていると、誰もがクレイと同じ気持ちで心を揺さぶられ、いつの間にか隣にいるかのような感覚にさえ陥ってしまうはず。そんなふうにこの世界観にどんどんと引き込まれていってしまうのは、ディランの高い演技力があってこそ。クレイとして繊細な表現が求められるなか、役作りで意識していたことは?ディランまずは、観客にリアルなひとりの人物であると感じてもらえるように演じること。そして、大切にしていた人を失ったという痛みが伝わるように心がけたよ。特にシーズン1では、視聴者がクレイを通してストーリーを経験していくところがあるから、みなさんが自分自身を投影でき、さらに共感できるようなキャラクターであることを大事にしていたんだ。いっぽうのジェシカは、ある出来事をきっかけに大きく変わってしまうキャラクター。エピソードが進んでいくにつれて、内面も外見も徐々に変化していく様子をアリーシャが見事に体現しているのも見どころ。同じ女性としては、かなりつらい役どころだったと思いますが、演じるうえで難しかったことは?アリーシャ多くの女性、特に若い女性たちがジェシカの物語に自分を反映して見るところがあると思うから、私もとにかくリアルであることは一番気をつけたわ。そこは難しかったというよりは、一番の挑戦だったという方が近いかな。だから、毎日ナーバスになってしまって、重要だからこそ失敗したくないとずっと言い続けていたの。それから、ジェシカは自分が受けたトラウマといろいろな形で向き合って、葛藤するんだけど、そのあたりを演じるのはやっぱりすごくつらかった。でも、彼女とともにその道のりを進まないといけなかったのは、気持ちのうえではまるでジェットコースターに乗っているみたいだったわ。今回、この作品でもっとも重要なアイテムといえば、やはりカセットテープ。ハンナが死を選んだ理由がそれぞれのカセットに吹き込まれており、それを基にストーリーが進んでいくのが、本作の大きな特徴となっています。これだけデジタル化が進むなか、アナログなカセットテープを使うことで、生々しく感じられるのはハンナが残した最後の息遣い。そして、目に見えない録音データに比べてみても、受け取ったときの重みはハンナが抱えていていた苦悩の重みとかぶって見えるところでもあります。劇中でのカセットの使い方はどのように感じましたか?ディランまず、カセットテープという “物” であるという部分がデジタルな音源とは違うと思うし、それを人から人へ渡すというのは、物だからこそより難しくなるんじゃないかな。そこには、ハンナの「そんなに簡単にはさせないわよ」という思いもあったのかもしれないよね。あと、製作のブライアンが言っていたのは、タイムレスな資質をこの作品にもたらしたいということ。つまり、現代の物語なんだけど、80年代の懐かしいような感じも入れたかったということなんだ。そうすることで、いろいろな年齢層の方に見てもらえるようにもなっているから、そういう意味でのカセットでもあったと思っているよ。とはいえ、おふたりの世代だとカセットテープにはなじみはないですよね?ディランそんなことないよ、僕はカセットを聴いて育ったよ!アリーシャ私もよ!ディランというのも、お母さんの車でカセットテープをよく聴いていたからね。でも、さすがにクレイみたいにウォークマンを使ったことはないけど(笑)。本作ではそのカセットをめぐって、キャラクターたちの心がざわめき、新たな騒動へと発展していくため、キャスト間にもつねに緊張感が走っていたはず。とはいえ、インスタなどを見ると、とにかく仲の良さそうなキャストたち。信頼関係はどのようにして築いていきましたか?アリーシャどういうふうに仲良くなっていったかというと、キャスティングが決まったとき、信頼関係を築くために出演者全員が部屋のなかで円になって、倒れるのをお互いに受け止め合うみたいなことを……やってません(笑)!というのは冗談で、最初にキャスト全員でディナーに行ったりしたし、撮影が始まってからは昼も夜も一緒にご飯を食べるようにしていたわ。題材がタフだからこそ、お互いに自分のもろさをさらけ出さなければいけなかったし、そのおかげで信頼関係を作っていけたんだと思う。それにみんなオープンで正直で誠実なメンバーばっかりだから、自然に絆が出来て仲良くなったのよ。でも、世間の人たちは「本当に仲がいいの?」って信じてくれなかったりもしたんだけどね(笑)。本当にすばらしい仲間なのよ!そのなかでも、役柄とイメージが一番違うと思う人がいれば教えてください。ディラン・アリーシャそれはもちろん、ブライス役のジャスティン!ディラン演じているときは、ものすごく悪役として信じられるんだけど、カットの声がかかると「これほど優しくてステキな人はいない!」ってくらいの人物なんだよ。では、最後にこの作品を観るべき理由を13個でなくてもいいので、教えてください!アリーシャ実は前に一度、観るべき理由を13個挙げるように頼まれてすごく大変だったことがあったわ(笑)。ディランじゃあ今回は僕が挙げるとして、まず主人公たちはヤングアダルトと呼ばれている年齢層だけど、彼ら世代の物語だけではないので、年齢に限らずに観てもらえるシリーズだということ。決して上から目線ではなくて、同じ目線に立って共感できるそういうシリーズであること。あと、扱われているトピックにはすごく重要なものがあるのでそこを見て欲しいということ。そして、同時にエンタメ性もちゃんとあり、ミステリーやスリラーとしてのバランスも素晴らしいので、そういった理由も含めて、ぜひ観てもらいたいと思っているよ!インタビューを終えてみて……。役柄としてはお互いに難しい立場にあるディランとアリーシャですが、実際のおふたりはとってもチャーミングで仲良し!つらいテーマを描いている題材だけに、戦友のようなところもあるのかもしれませんが、そんな彼らが体当たりで演じている姿には思わず釘づけになってしまいます。シーズン2は、さらなるカギを握るキャラクターとなっているようなので必見です!他人事では済まされない衝撃に打ちのめされる!10代の若者だけでなく、大人の社会においても同じような問題を抱えている人は多いもの。ミステリーとして見事な展開を見せつつも、いじめや自殺、性的暴行、LGBTなどさまざまな社会の闇にまっすぐと向き合っている本作。いまの時代に観るべき理由、そして多くの支持を得ている理由に、誰もがたどり着けるはずです。そして、まもなくスタートするシーズン2は、さらなる波乱の予感!まだシーズン1を観ていないという人は、いまのうちにチェックを忘れずに。ストーリー女子高生のハンナが自ら命を絶った2週間後、同級生だったクレイのもとにある謎の箱が届く。なかに入っていたのは、ハンナの肉声が録音されたカセットテープが7本。そこには、ハンナが自殺するに至った “13の理由” が吹き込まれていたのだった。カセットを聞き始めたクレイは、ハンナが経験した衝撃の事実を知ることになる。いったい、なぜハンナは死を選ばなければならなかったのか。知られざる真実が次々と明らかにされることに……。息をのむシーズン1の予告編はこちら!シーズン2を待ちきれない人はこちら!作品情報Netflixオリジナルシリーズ『13の理由』シーズン1:独占配信中シーズン2:5月18日より全世界配信開始
2018年05月17日Netflixが今年のカンヌ国際映画祭に参加しないことを決めた。「Variety」誌との対談で、チーフ・コンテント・オフィサーのテッド・サランドス氏が明らかにした。その理由は、映画祭側が今年から「フランスで劇場公開しない作品は、コンペティション部門への参加が認められない」という新しいルールを発表したことによる。ルールに則り、たとえNetflixがオリジナル作品を劇場公開するにせよ、フランスには劇場公開された作品は公開から3年経たなければストリーミング配信できないという独自のルールがあるため、今度はNetflix上でそれらの作品を3年間も配信できなくなってしまう。新しいオリジナル作品を“今”観られるのが売りであるNetflixには大きな制約だ。サランドス氏は「私たちの作品をほかのフィルムメーカーと同じように公平に扱ってほしい」と主張し、「コンペティション部門に出品できないのなら、(他部門で)カンヌ国際映画祭に参加する意味はない」と“撤退”を表明した。Netflixのこの決断に、悲しみの声を上げた人がいる。故オーソン・ウェルズの娘ベアトリスだ。映画祭には父の未完の遺作で今後Netflixで配信予定の『The Other Side of the Wind』(原題)が出品される予定であった。オーソンはカンヌでパルム・ドールと男優賞の受賞経験があり、「父はカンヌ国際映画祭と良好な関係を築いていた」、「お願いだから(撤退を)考え直して!父の作品をNetflixとカンヌの架け橋にしてほしい」とNetflixにEメールを送った。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年04月13日千葉に位置する柏の葉T-SITEで、紅茶イベント「Tea-Party」が2018年3月3日(土)・4日(日)に開催される。会場には、世界の紅茶が大集合。紅茶、緑茶、中国茶はもちろん、フルーツティーやアレンジティーまで、様々なお茶が堪能できる。世界の紅茶が大集結日本茶×紅茶のハイブリットティーなど「ジャスティ(Jastea)」が提供するのは、日本茶の良さを残して紅茶に仕上げた、青みのある紅茶。オーストラリアで人気ナンバーワンのチャイティー専門会社「プラナチャイ(PRANA CHAI)」は、セイロンティーとはちみつ、世界各国からスパイスを融合したマサラブレンドを提供する。また「フリータウン・ジャパン」からは、アルミホイルに包みこんだ新しいタイプの紅茶が登場する。このほか、アメリカ紅茶のスティーブンスミスティーメーカー(Steven Smith Teamaker)、英国紅茶ブランド「アーマッドティー(AHMAD TEA)」、オーガニックのネパール紅茶「リンクティ(LinkTea)」などが参加する。紅茶と相性抜群のお菓子&フードも会場では、お茶にピッタリな焼き菓子やフードも多数展開。「ビナーシェ(Binasce)」は、イタリアの伝統菓子ビスコッティを振る舞う。カリッとした歯ごたえが特徴のビスケットは紅茶と相性抜群だ。また「ケイトカフェ(KATEcafe)」からはフレンチトーストサンドやラスク、紅茶ごはんのおむすびが展開される。お気に入りの1杯をみつけ、美味しいお菓子やフードと一緒に楽しんでみては。【詳細】Tea-Party!開催日:2018年3月3日(土)、4日(日)時間:10:00〜16:00場所:柏の葉T-SITE 第二駐車場他住所:千葉県柏市若柴227-1TEL:柏の葉T-SITE 04-7197-1400(代表)
2018年02月26日2016年にTVアニメ化&実写映画化され、今回が3度目の映像化となるNetflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」。このたび、Netflixでの配信日が12月15日(金)に決定、併せて主演の古川雄輝をメインにしたキーアートがお披露目された。主人公・藤沼悟は、時が巻き戻る【リバイバル】(=「悪いこと」の原因が取り除かれるまで、そのきっかけとなった場面まで過去に戻る現象)により、母親を殺害した犯人を突き止めるために18年前までさかのぼる。自身が小学5年のときに起きた連続児童殺人事件に母親が殺された原因があると確信した悟は、事件の謎を追っていく、というサスペンスストーリー。累計部数429万部を突破し、TVアニメ化や実写映画化も話題を呼んだ大人気コミック「僕だけがいない街」が、原作完結後、初めてドラマ化される本作。原作は続きが気になる極上のサスペンスとして評価されたが、今回は新たな解釈の試みが注目を集めている。主演を務めるのは、イケメンで帰国子女というルックス&経歴ともに“ハイスペック”な俳優として、日本のみならずアジアで絶大な人気を誇る古川さん。ドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」シリーズでブレイクし、映画『脳内ポイズンベリー』や『ライチ☆光クラブ』など話題作に続けて出演、2016年度下半期のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で演じたインテリ好青年役で一気に知名度を上げた。さらに、主演作にして日韓合作の映画『風の色』、福士蒼汰主演の話題作『曇天に笑う』が待機中で、2018年も飛躍が期待されている。そのほか、優希美青、白洲迅、内川蓮生、柿原りんか、矢野聖人、江口のりこ、眞島秀和、戸次重幸、黒谷友香といった実力派のキャストが勢揃いする。このたび到着したキーアートは、古川さん演じる藤沼悟が、両手で頭を押さえる姿が印象的なビジュアル。中央には、小学生時代の悟(内川蓮生)と18年前の連続児童誘拐殺人事件の被害者となった悟の同級生・雛月加代(柿原りんか)がフラッシュバックのように浮かび上がっている。加代が被害者になるのを食い止めるべく奔走する悟が、彼女を心配そうに見つめる表情も目を引く。さらに、背景には苫小牧の工場風景が広がり、真っ白な雪原の中央には赤のランドセルがぽつんと残され…。ポスター全体にはプリズム反射による光線がかかり、まさに、いまにも【リバイバル】に巻き込まれそうな、過去と現在が交わる様が鮮烈なビジュアルとなっている。Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」は12月15日(金)より世界190か国以上で配信。(text:cinemacafe.net)
2017年10月30日いまやさまざまな海外ドラマを観れるのは当たり前の時代ですが、“海外ドラマブームの先駆け” ともいわれる大人気ファミリードラマ『フルハウス』とともに育ったというアラサー女子も多いはず。現在は、2016年からスタートした続編『フラーハウス』として20年ぶりに復活をはたし、人気を博しているところですが、まもなく始まる新シーズンを前にこの作品には欠かせないあの方々にお話を聞いてきました! それは……。キャンディス・キャメロン・ブレ&アンドリア・バーバー&ジョディ・スウィーティン!【映画、ときどき私】 vol. 116今回直撃したのは、タナー家の長女D.J.を演じるキャンディス(写真・左)と次女のステファニー役であるジョディ(写真・右)、そしてD.J.の親友キミー役のアンドリア(写真・中央)という主要キャストの御三方です。1987年9月22日に『フルハウス』の第一話が放送されてからちょうど30周年にあたる2017年9月22日からシーズン3がスタートしますが、この記念すべきシーズンのPart2ではなんと日本が舞台になるとのこと!そこで、撮影のために来日した彼女たちに見どころや日本への思いを語ってもらいました。日本には『フルハウス』からの根強いファンが大勢いますが、日本に対する印象はありますか?ジョディ去年来日したときにも、ファンのみなさんには温かく迎え入れてもらってうれしかったわ。そのときは残念ながら本当に短い滞在であまりエンジョイできなかったんだけど、今回は2週間ほどの滞在だからそれもすごく楽しみにしていることなのよ。キャンディス日本のファンはすごくうれしそうにしてくれるし、興奮しても敬意を持って接してくれるの。アメリカのファンというのは、うれしいのはいいんだけどちょっと攻撃的なところもあるからね(笑)。でも、日本のファンにはそういうところがなくて本当に優しいし、愛されているなというのが感じられるから、そこが一番の違いかなと思うわ。では、日本での撮影で楽しみにしていることは?ジョディ日本のいろいろなおもしろいスポットに行くことになっているのよ。だから、ファンのみなさんもきっと気に入ってくれると思っているわ!キャンディスそうね!詳しくはまだ言えないけど、東京の押さえておくべきスポットはできるだけこのエピソードに入れようと思っているので、乞うご期待!オフのときに日本で行ってみたいところはありますか?ジョディいま、ディスニーシーに行こうかって話をしているのよ。キャンディスあとは、温泉にも行ってみたいわね。アンドリア私も温泉には行ってみたい!ちなみに、昨日は朝一番で築地に行って、市場のなかでおいしいお寿司を食べたのよ。お店では威勢のいい掛け声をかけてくれるし、こっちが注文しなくてもどんどん出してくれて、食べ終わったら「はい、行きなさい」みたいな感じでチャキチャキしてておもしろかったわね(笑)。キャンディス、ジョディ私たちも行ってみたいわ!みなさん日本食がお好きなんですね!全員とっても好きよ!!キャンディスだって、私はロスでもよく日本料理を食べているくらいなのよ。今回、キミーが日本をイメージした鉄板焼きのシーンを披露しているのも見どころですが、苦労した点は?アンドリアもともとはハンドダブルを使うつもりだったんだけど、鉄板焼きをする女性のスタントマンっていないのよね(笑)。ギリギリまでスタントマンを探したんだけどやっぱり見つからなくて、撮影の30分前から練習を始めたというくらい全然時間がなかったの。だから、とにかく手を動かし続けてカチャカチャとうるさい音を立てるということだけ心がけたわ。まともに料理をしていないから、あれを食べたらきっと食中毒になっちゃうと思うけどね(笑)。『フルハウス』では、幼い3人の娘を抱えたシングルファーザーが義理の弟と親友に助けられながら子育てに奮闘する姿が描かれていましたが、『フラーハウス』ではシングルマザーとなったD.J.が妹のステファニーと親友のキミーとともにひとつ屋根の下で暮らすというストーリー。逆の立場になってみて、子役たちにアドバイスしていることはありますか?アンドリア子役のみんなはプロ意識がとても高くてしっかりやってくれているわ。ただ、「現場で間食しちゃダメよ」とか、「携帯は現場ではしまいなさい」とかそういう基本的なことを言うときはあるから、半分は親として、半分は俳優としてアドバイスしている部分はあるわね。ジョディ私はまだ自分が子ども気分から抜け切れていないから、アドバイスをあげられているかわからないわ。だって、2人からも相変わらずコラコラって注意されているくらいなのよ(笑)。みなさんが繰り広げる絶妙なやりとりはこの作品の魅力ですが、アドリブもありますか?キャンディス現場でアドリブをすることは意外となくて、実はけっこうガチガチに固めてやっているのよ。というのも、そもそもシットコムの世界というのはそういう感じで、一言一句セリフ通りに言わなければならないから、1週間かけてリハーサルをして、セリフもカメラの位置もちゃんと決め込んでやるものなの。ただ、ちょっとウケが悪いセリフがあったときには、プロデューサーや私たちから提案したり、脚本家が書き直したりすることもたまにあるけど、それでも許可を取らないといけないくらい。だから、カメラが回っている最中に即興で何かをやるということは実はないのよ。本物の家族のような絆は画面からも伝わりますが、キャスト同士でいい関係を築けている秘訣は?ジョディ30年前にたまたま気の合うメンバーが集まって、奇跡が起きたんだと思うわ。みんな仲良くというのはこの業界では珍しいことなんだけど、心底お互いのことを大事に思っているのよ。私たちは子役のときから大人のみなさんに大切にされてきたので、役柄としてだけでなく、本当に彼らの子どものような関係なの。アンドリア私は芸能界に関係のない友だちもたくさんいるんだけど、そういう人たちと子ども時代の話をしても通じない部分ってどうしてもあるわよね。そんなふうに子役にしかわからない過去をこの3人は共通して持っているので、そこがひとつの絆になっている部分はあると思うわ。このシリーズは、世界中で30年にもわたって愛され続けているという他に類を見ないドラマですが、どんなときでも元気をくれるのが人気の理由。最後に、辛いときでもハッピーになれるためのアドバイスをananweb読者にお願いします!アンドリアやっぱり女の友情って決して過小評価してはいけないし、軽んじてはならないと思うわ。友だち同士でも姉妹関係のような固い絆があるとすごく救われる部分はあるわよね。だから、そういう女性同士の連帯感は大事にするべきよ。ジョディ本当にその通りで、私たち3人もそれぞれ人生の浮き沈みはあったけれど、お互いにずっとサポートし合ってきたの。そうやってともに笑い、ともに泣ける仲間を作ることはとても重要なことなのよ。だから、いろんなことが共有できて、何があってもちゃんと受け入れてくれる友だちがいることはみなさんにとってもすごく大事なことだと思うわ。キャンディス私も2人と同じ意見で、やっぱり友情かしら。だから、人生のなかで親しい友達を見つけたら、しっかりと捕まえて大切にすることよ。そういう存在の人がひとりでもいれば、それはすごくラッキーなことだから、とにかく親友は大事にして欲しいわね。インタビューを終えてみて……。さすが30年来の付き合いというだけあって、息の合ったやりとりはまるでテレビのなかから出てきたかのようで楽しませてもらいました。12月から配信される日本を舞台にしたエピソードでもいったい何が起こるのか、いまから待ち切れないところです!笑顔と元気をくれる家族愛で心を活性化!回を重ねるごとにパワーアップするドタバタはもちろん、家族と友だちの愛情が見せる感動も満載の『フラーハウス』。仕事や人間関係に悩んでいるときこそ、フラー家と一緒に笑って過ごせば、疲れも一気に吹き飛んでしまうはず。日本のファンにはたまらない最新シリーズも、まずはPart1からさっそくチェックしてみて!笑いが止まらない予告編はこちら!ストーリー幼い息子3人のシングルマザーとなって戻ってきたタナー家の長女D.J.は、妹のステファニーと親友のキミーと同居生活をすることになり、にぎやかな日常を送っていた。タナー家からフラー家へと子育てのバトンが引き継がれ、新たな家族の物語が繰り広げられていたが、そんな彼らを待ち受ける “最高の夏休み” とは……?作品情報Netflixオリジナルドラマ『フラーハウス 最高の夏休み』9月22日(金) 全世界同時ストリーミング(Part1)第10話~:12月配信(Part2)写真・大嶋千尋(キャンディス・キャメロン・ブレ、ジョディ・スウィーティン、アンドリア・バーバー)
2017年09月21日レディー・ガガの1年間に密着した、Netflixオリジナルドキュメンタリー「レディー・ガガ:Five Foot Two」が、9月22日(金)より「Netflix」にて世界190か国で世界同時配信されることが決定。あわせて、まるで作品の内容を反映したかのような、彼女らしいアーティステックで衝撃的なキービジュアルも公開された。奇抜な衣装や派手なパフォーマンスでファンを魅了している稀代のアーティスト・ガガの、女性としての実像を浮き彫りにしていく本作。今回は1年間にわたり、オフステージやスタジオ、あるいは自宅にいる「素」のレディー・ガガを追い、彼女の想いや感情の高まり、心の浮き沈みを如実に映し出した。また、人間関係の苦悩や健康問題に直面する中、周りの人々に支えられ、自身の不安と向き合う彼女の姿を通して、彼女のスーパースターとしての顔と、1人の女性としての顔の両面を知ることができ、まだ誰も見たことがないガガの本当の姿を見ることができるという。本作の監督を務めたのは、エミー賞ノミネートの経歴を持つ『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』のクリス・モーカーベル。すでに本作は、2017年度のトロント国際映画祭でのプレミア上映が決定している。モーカーベル監督は、「とても広い心を持った1人のアーティストの真の姿をカメラに収める貴重な機会に恵まれました。レディー・ガガが私を信じ、私のビジョンを信頼してくれたことは、非常に幸運なことだと思っています」とコメント。ガガのマネージャーのボビー・キャンベルは、「私が日々一緒に仕事をしている彼女の本当の姿を、多くの人々に知ってもらえるのはとても嬉しいよ。彼女は誰にも負けな いくらい働き者で誠実で、最高に面白い人なんだ」と今回の配信を喜んでいる。さらに、製作を手掛けたライブ・ネーション・プロダクションズの担当プレジデントのヘザー・パリーは、「かなりプライベートな生活にまで踏み込むことをレディー・ガガが許可してくれたおかげで、彼女の大胆な部分や、脆さ、自らの作品に対する真の情熱を、余すところなくお伝えすることができるでしょう」と自信を見せている。Netflixオリジナルドキュメンタリー「レディー・ガガ:Five Foot Two」は9月22日(金)より全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)
2017年08月25日ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソン共演で贈る映画『ヒットマンズ・ボディガード』。全米公開と同日の8月18日(金)に「Netflix」にてストリーミング配信が決定していた本作が、この度、契約上の都合により配信日を改め、8月25日(金)より配信開始されることが決定した。東ヨーロッパの独裁者が被告となる裁判に、証人として世界最悪の殺し屋・ダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)を連れて行く護衛を引き受けることになったのは、世界最高のボディガード、マイケル(ライアン・レイノルズ)。長年の宿敵として銃を向け合ってきた2人が、なぜか共に旅を行うことになり、独裁者に命を狙われながら、イギリスからオランダのハーグまでの道中で型破りな逃走劇が巻き起こる…。“最強ボディガード”マイケルをライアン、“殺し屋”ダリウスをサミュエルが演じている本作は、ヤバさ全開の痛快アクションサマームービー。日本では劇場公開はされず、「Netflix」だけで楽しむことができる。配信間近とあって今回の発表は非常に残念だが、配信までもう少し待っていて。『ヒットマンズ・ボディガード』は8月25日(金)よりNetflixにて配信開始。(cinemacafe.net)
2017年08月17日「デアデビル」からはじまり、「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」、そして「アイアン・フィスト」と登場してきたマーベルとNetflixの共同製作によるオリジナルドラマ。このほど、彼ら4人のヒーローがNYを守るために結集する「Marvel ザ・ディフェンダーズ」のキーアートビジュアルが解禁となった。本作は、研ぎ澄まされた究極の感覚を武器に戦う盲目の弁護士“デアデビル”ことマット・マードック、驚異の身体能力を持つ美しき毒舌私立探偵“ジェシカ・ジョーンズ”、人体改造により銃弾をも弾く鋼の肉体を手にした“ルーク・ケイジ”、そして壮絶な修行で獲得した最強の拳を有する“アイアン・フィスト”ダニー・ランドの4人のヒーローが、“ディフェンダーズ”として結集。孤独に戦ってきたヒーローたちが、それぞれの過去や苦悩を抱えながらも力を合わせ、NYにはびこる強大な悪に立ち向かうマーベルの最新ヒーローチームを描く。出演は、“デアデビル”/マット・マードックに『博士と彼女のセオリー』でも知られるチャーリー・コックス、“ジェシカ・ジョーンズ”に「ブレイキング・バッド」「23号室の小悪魔」のクリステン・リッター、“ルーク・ケイジ”に『ミリオンダラー・ベイビー』「グッド・ワイフ」のマイク・コルター、そして“アイアン・フィスト”/ダニー・ランドには「ゲーム・オブ・スローンズ」のフィン・ジョーンズというお馴染み、実力派の4人。先に公開された予告では、これまでバラバラに活動をしていた4人の出会いと、“ディフェンダーズ”としてチームを組んでいく過程が初めて映し出されると共に、それぞれのパワーが活かされたダイナミックかつクールなアクションシーンが大きな話題となった。また、ファンの注目を集めたのは、ディフェンダーズたちの行く手に立ちふさがる最強のヴィラン“アレクサンドラ”の存在。未だ多くの謎に包まれているアレクサンドラを演じているのは、『エイリアン』シリーズのリプリー役でも知られるベテラン女優シガニー・ウィーバー。映画史上最悪の敵ともいえるエイリアンをねじ伏せてきたシガニーが演じるヴィラン“アレクサンドラ”とは、いったいどれほどまでに恐ろしい相手なのか?映像でも、「仲を深めるほど あなたたちは簡単に破滅する」と、4人のディフェンダーズたちを挑発する様子も伺える。ほかにも「デアデビル」シーズン2に登場した美女刺客エレクトラ(エロディ・ユン)、「ルーク・ケイジ」から刑事ミスティ・ナイト(シモーヌ・ミシック)、「アイアン・フィスト」から武術の達人で女性ファイターのコリーン・ウィング(ジェシカ・ヘンウィック)、そして全作に出演している看護師クレア・テンプル(ロザリオ・ドーソン)ら、各作品の人気キャラクターがクロスオーバーして登場、4人と共に新たなマーベルユニバースのドラマを紡いでいく。NYの街を守る新たなマーベルヒーローチームの活躍を、楽しみにしていて。「Marvel ザ・ディフェンダーズ」は8月18日(金)よりNetflixにて全世界同時配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年06月23日Netflixオリジナル映画『オクジャ/okja』のポン・ジュノ監督が来日を果たし、6月22日に都内で記者会見を開催。カンヌ国際映画祭では“Netflix論争”を巻き起こした本作。ジュノ監督が「100%、創作の自由が与えられる」とNetflixで映画を撮る魅力を熱弁した。本作は、ミジャという少女が巨大な多国籍企業に追われる親友の“オクジャ”という巨大な動物を守るために、冒険を繰り広げる壮大な物語。この日は、主演女優のアン・ソヒョンも出席した。本作は第70回カンヌ国際映画祭の長編コンペティション部門にノミネートされたものの、Netflixでのストリーミング配信優先で劇場公開されない作品がコンペ参加にふさわしいのかなど、“Netflix論争”に発展。「映画の定義とは?」との物議を醸した。ジュノ監督は「映画の製作者として、一般論として映画を定義することは難しさも感じる」と口火を切り、「たくさんの人が大きなスクリーンの前に集まって、一緒に笑ったり、泣いたりしながら観るのは、依然として映画を観る最も美しい形だという考えに変わりはありません」と告白。しかし「現在はテクノロジーの驚くべき発展において、家でも素晴らしい環境で映画を鑑賞することもできる。デジタルストリーミングで家で映画を観るのもひとつの形ではないかと考えている」と時代の流れとともに、鑑賞方法も変化していくものだと話す。さらに「1960年代にもテレビが登場したことによって、映画はもう終わったと恐怖感を表す人々もいた。でも実際はそうはならず、テレビと映画は共存している。同じように、デジタルストリーミング方式も、平和的に映画と共存していくと考えている」とコメント。そのためには「カンヌでもそうでしたが、規定や規則について、映画産業に携わっている方々がこれから整備していくべき」と課題を口にした。近年、マーティン・スコセッシ監督をはじめ、世界的クリエイターがNetflixでの映画製作に乗り出しているが、Netflixで映画を撮ること魅力については「大きな予算の作品であっても100パーセント創作の自由が与えらえて、コントロールできる環境がある。それは既存のスタジオではなかなか叶えられないこと」とジュノ監督。「スコセッシ監督のような巨匠も創作の自由への渇望があるからこそ、Netflixが提供する条件に魅力を感じるのだと思う」と作り手にとって最高の環境を与えてくれると話し、本作についても「ストリーミング用なのか、劇場でどれくらい公開されるのかを念頭において作業したわけでない。いままでやってきたやり方で映画を撮った」と胸を張っていた。Netflixオリジナル映画『オクジャ/okja』は6月29日(木)よりNetflixにて全世界同時配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年06月22日開催中の第70回カンヌ国際映画祭。今年、カンヌを席巻しているのが、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」の作品だ。コンペティション部門に、ポン・ジュノ監督の『オクジャ』と、ノア・バームバック監督の『The Meyerowitz Stories(New and Selected)』(原題)の2本が入っている。いずれも作品の評価は高いものの、オンラインでしか観られないものを映画と認めるべきか、否か、という大論争が巻き起こっているのだ。特にスーパーピッグをめぐる『オクジャ』は星取り表でも上位3本に入るほど好評で、主演のティルダ・スウィントンの女優賞の声も聞かれる一方、ブーイングも出るなど、まさに問題の矢面に立たされている格好。『The Meyerowitz Stories』(原題)も、気難しい父親(ダスティン・ホフマン)にふり回される息子たち(アダム・サンドラー、ベン・スティラー)の反目と和解を笑いの中に描いた、愛すべき映画となっている。「Netflix」問題は映画祭開幕前から白熱しており、カンヌ側は今年は特例としてコンペ入りを認めたものの、来年以降はコンペ入りの条件にフランス国内での劇場公開を義務づけると発表した。というのも、フランスでは映画のストリーミング配信はフランス国内公開から3年後という規正があるからだ。同時に、劇場の興行収益から映画支援団体CNC(国立映画センター)に一定額を支払う規定があるが、劇場公開をしない「Netflix」はこの支払いを回避してもいる。映画祭初日17日の審査員団会見では、審査委員長ペドロ・アルモドバルが「劇場で観られない映画に、賞をあげたくない」と爆弾発言をした。これに対し、同じく審査員のウィル・スミスは「Netflix」を擁護。アルモドバルはその後、この発言は撤回して、公正な審査を行うと宣言、ポン・ジュノ監督に会った際には謝罪もしたという。果たして審査員団は、この2本に対してどのような結果を下すのか。審査結果は28日(現地時間)夜、発表される。(photo / text:Ayako Ishizu)(text:Ayako Ishizu)
2017年05月26日アフロマンスが代表を務めるAfro&Co.が、またもやビッグイベントをプロデュース!今回は、低音を感じる未体験のピンポンイベント「低音卓球PARTY」が、音楽機器メーカーとコラボレーションして2017年5月15日(月) に渋谷卓球倶楽部にて初開催されます。「低音卓球PARTY」は、誰も体験したことがない新感覚のピンポンイベントです。円筒状のオリジナルの卓球台で、筒で増幅される音と、三次元に飛び交う卓球を楽しみましょう。当日は卓球以外にも、パーティークリエイター「アフロマンス」をはじめ、m-flo☆Taku Takahashiが主催したCDJ BATTLE大会で初代グランドチャンピオンに輝いた「KICK OFF」や、俳優 川原一馬のDJ名義「KAZUMA KAWAHARA」など、国内で活躍するDJ陣が出演。最新のダンスミュージックで盛り上がりましょう。また、イベント以降も5月21日(日)までの期間、卓球台は渋谷卓球倶楽部に設置され、来場者は自由に体験できます。アフロマンスってどんな人?「一生に一度は体験したい」をキーワードに、泡にまみれて踊る音楽イベント「泡パ®」や、街中を巨大ウォータースライダーに変える「Slide the City」、スカイランタンを飛ばす絶景フェス 「ランタンフェスト」など 、話題の体験型コンテンツを仕掛けるパーティークリエイターです。アフロヘアーのビジュアルも印象的です。■イベント概要イベント名:低音卓球PARTY開催日時:2017年5月15日(月) OPEN 20:00 START 20:30 CLOSE 22:30※アルコール提供を行うため、年齢がわかる「写真付き身分証」をご提示いただきます。会場:渋谷卓球倶楽部 東京都渋谷区渋谷1丁目1414 渋谷ESTビル9階チケット:1500円WEBサイトにて前売チケット発売中※前売が規定数に達し次第、販売終了。出演者:KICK OFF、KAZUMA KAWAHARA、アフロマンス、MC WOWキツネザルプロデュース :Afro&Co. by アフロマンス公式サイト:
2017年05月03日「Netflix」にて配信される映画『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』。この度、本作の配信時期に合わせて、5月下旬に主演兼プロデューサーであるブラッド・ピットと、デヴィッド・ミショッド監督が来日することが分かった。「Netflix」とブラッドが代表を務める制作会社プランBの共同製作である『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』。これまでプランBは、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『ワールド・ウォーZ』、さらに本年度アカデミー賞作品を受賞した『ムーンライト』などを手掛けた、ハリウッドで最も勢いのある制作会社。「Netflix」でもドラマ「The OA」をはじめ、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に「Netflix」史上初めて正式出品されることが決定したポン・ジュノ監督の『オクジャ』も制作しており、挑戦的でハイクオリティな作品を次々と作り続けている。本作は、ジャーナリストの故マイケル・ヘイスティングスによる実在の人物を描いたベストセラーの原作から発想を得たオリジナル映画で、ひとりの将軍の栄光と衰退を描きながら、戦争の不条理さと人間の滑稽さを映し出した、新しいスタイルの戦争アクション・エンターテインメントだ。戦争の不条理に翻弄される主人公をブラッドが熱演するほか、ティルダ・スウィントン、ベン・キングスレーなどのオスカー俳優陣が顔を揃えている。そして今回、ブラッドとミショッド監督の来日が実現。ブラッドの来日は、2014年公開のデヴィッド・エアー監督作『フューリー』以来2年6か月ぶりで、今回でなんと11度目となる。日本で2人は、プレミアイベントと記者会見を行う予定だ。『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』は5月26日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)
2017年04月21日「Netflix」では、「Marvel」と「Netflix」の共同制作によるオリジナルドラマ「Marvel アイアン・フィスト」が、3月17日(金)より全世界同時配信スタートされる。この度、この配信に先駆け、本作の予告編とスチール画像が到着した。これまで「Netflix」では、マーベルとの共同実写テレビシリーズとして「デアデビル」「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」が配信されてきたが、本作で描かれるのは、NYの大富豪に生まれたダニー・ランドが飛行機事故で行方不明となり、炎を操る神秘の技“アイアン・フィスト(鋼鉄の拳)”を手に入れるまでのミステリアスな過去と、故郷NYで巻き起こる犯罪組織との壮絶なバトル。デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、そしてルーク・ケイジに次ぐ共同製作のオリジナルドラマシリーズヒーローの4人目で、後に一同が集結して結成される「Marvel ディフェンダーズ」の一員でもあるという。また、「アイアン・フィスト」は数あるMarvel原作コミックの中でも非常に人気が高く、日本でも以前からアメコミファンの間でその映像化が期待されていた。そんな待望の映像化で、主人公ダニー・ランドを演じるのは、「ゲーム・オブ・スローンズ」のイケメン騎士として一躍人気となったフィン・ジョーンズ。アメコミファンだけではなく、多くの女性ドラマファンからも熱い視線が送られている俳優だ。そして、ヒロイン・コリーン役に、同じく「ゲーム・オブ・スローンズ」や『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などでその美しさとアクションが注目されたジェシカ・ヘンウィックが演じている。今回配信に先駆け、亡き父の大企業“ランド・エンタープライズ”を牛耳る宿敵ハロルド(デヴィッド・ウェンハム)や、剣術に長けたファイターとしてダニーの力強い味方となるヒロインのコリーンの姿も確認できる予告編も到着。さらに併せて公開されたスチールでは、ダニー・ランドが厳しい修行の上、マーシャルアーツとアイアン・フィストを習得していく様子が伝わってくるかのよう。フィンはほかのシリーズとの違いについて、「アクションや格闘シーンの多さが魅力だね。どのエピソードにもとても大規模な戦闘シーンが用意されているからね」と明かしている様に、マンハッタンの高級住宅街アッパー・イースト・サイドを舞台に展開される、犯罪組織とのスタイリッシュでエキサイティングなアクションは必見だ。「Marvel アイアン・フィスト」は3月17日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)
2017年02月08日動画配信サービス・Netflixのコンテンツラインナップ発表会が14日、都内で行われ、2017年に配信予定の作品が発表された。また、Netflix日本法人代表取締役のグレッグ・ピーターズ氏が、今後の方針などについて語った。○リアリティショー強化! スタローン製作のスポーツバラエティ番組配信ハリウッド発の注目コンテンツは、シルベスター・スタローンがプロデュースするスポーツバラエティ番組『アルティメット・ビーストマスター』(2月24日配信開始)。アメリカ、ブラジル、韓国、メキシコ、ドイツ、日本の6カ国から世界トップレベルのアスリートが18人ずつ計108人集まり、障害物コースを舞台にチーム対抗で競い合うというもの。各国のMCが解説を行い、日本からはタレントの秋元才加とスポーツキャスターの近藤祐司が参加する。Netflixは脚本ベースのコンテンツが中心となっているが、来年以降はこのような脚本なしのバラエティショー、リアリティショーにより力を入れていく方針。すでに20作品ほど予定しているという。現在、日本のリアリティー番組『テラスハウス』シリーズが配信されているが、今後も日本製作のさまざまなコンテンツを予定しているとのことだ。○『スタトレ』新シリーズ、マーベル新作、ハリウッド版『デスノート』など注目作続々5月には『スタートレック』シリーズ最新作となるオリジナルドラマ『STAR TREK:DISCOVERY』が配信開始。新キャラクターを乗せて旅に出る新たなデザインの宇宙船に注目が集まる。マーベルの新ドラマとしては、3月17日に『アイアン・フィスト』が配信されるが、さらに、4人のヒーローが集結する『ディフェンダーズ』も2017年に配信予定だ。そのほか、ドリュー・バリモアが主演を務めるドラマシリーズ『Santa Clarita Diet』(2月3日配信開始)や、デヴィッド・フィンチャーが手掛ける『Mindhunter』(2017年配信開始)、映画作品としては、日本の人気漫画『デスノート』を実写化する『Death Note』、アンジェリーナ・ジョリープロデュースの『First They Killed My Father』、ウィル・スミス主演の『Bright』などが予定されている。さらに、アニメーションシリーズとして、「サイボーグ009」の新作『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』が2017年春から配信開始となる。○日本発のコンテンツも! さんまプロデュースドラマ、実写版『野武士のグルメ』日本発のコンテンツとしては、明石家さんま初プロデュースのドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』が2017年夏に配信予定。同作は、さんまとジミー大西を中心とする強烈なキャラクターたちによる、ウソのようで本当に起こったエピソードを描くもので、さんま役を小出恵介、ジミー役を中尾明慶が演じる。また、3月17日からは竹中直人主演のドラマ『野武士のグルメ』が配信予定。久住昌之原作の同名漫画の実写版で、竹中が主人公の香住武を演じ、香住の理想の分身としてその心の中に登場する荒々しい野武士を玉山鉄二が演じる。○オリジナルコンテンツ拡充へ「将来的には50%を占める見込み」Netflix日本法人代表取締役のグレッグ・ピーターズ氏は「Netflixは現在、世界最大の映像配信ネットワークになり、世界の会員数も8,600万人を超えました。そしてコンテンツ配信だけでなくコンテンツ製作においてもリーダー的な存在になりつつあります」と手ごたえ。「2016年は160時間以上のオリジナルコンテンツをつくりましたが、2017年には1,000時間以上を目指しています。将来的には、オリジナルコンテンツが50%を占めるようになると見込んでいます」と語った。そして、「既存のユーザーを満足させ、新たなユーザーを引き付けるべく、コンテンツを急速に拡充しなければいけないと考えています」と話し、ハリウッドをはじめ世界各国のコンテンツクリエーターと組み、企画・製作を進めていると説明。「日本のコンテンツクリエーターとも積極的に組んでいます。日本発のオリジナルコンテンツは現在10本ほど制作中、企画中のものは22本ほどあります」と明かした。
2016年12月15日Netflixとカナダのテレビ局CBCが、『赤毛のアン』をテレビドラマ化すると発表した。タイトルは『Anne』。脚本は、『ブレイキング・バッド』でエミー賞を受賞したモイラ・ウォーリー=ベケットが執筆する。その他の情報全部で8話からなるミニシリーズで、初回は2時間。初回は『クジラの島の少女』のニキ・カーロが監督する。カナダではCBCが放映し、それ以外の全世界ではNetflixがストリーミングする。放映およびストリーミング開始は来年。撮影は来月、カナダのオンタリオ州でスタートする。原作が出版されたのは1908年。以後、カナダやイギリスなどで、何度もテレビドラマ化や映画化がされてきた。今年11月には、アメリカのPBSチャンネルが、カナダのテレビが製作した別のテレビ用映画『赤毛のアン』を放映する予定だ。文:猿渡由紀
2016年08月23日アナ スイ(ANNA SUI)は、5月4日から8日まで、伊勢丹新宿店で“パーティー”をテーマにしたイベント「アナ スイ パーティー(ANNA SUI PARTY)」を同店本館1階ザ・ステージで開催している。同イベントは、アナ スイの日本上陸20周年を記念し、パーティーにふさわしいスタイリングやアクセサリーを紹介。会場では、ベルベットのリボンに星やバタフライをモチーフにした、会場限定で発売されるアナ スイ スペシャルドレス(7万9,000円)や、レディスドレスと同じ柄のキッズ用のアナ スイミニドレス(2万7,800円)も紹介。また、猫足ヒールに動物の耳やしっぽをあしらったウサギ・ネコパンプス(2万7,000円)も発売される。このほか、夏季に向けて、ローズ、バタフライ、レースなどアナ スイの代表的なモチーフが大胆に施された浴衣(3万円)や帯(9,800円)も展開される。雑貨・アクセサリーでは、ゴージャスな装飾が印象的なバッグとサブバッグ、バタフライモチーフの袱紗がセットになった会場限定のパーティーバッグセット(3万7,000円)が登場するほか、同ブランドで人気のローズストライプ柄が大胆に施されたA4トートバッグ(2万5,000円)、メタリックカラーにレースを重ねたスマートフォンショルダー(8,800円)などが発売される。また、アナ スイと各ブランドとのコラボレーションアイテムも見逃せない。コジェット(COURGETTE)とのコラボでは、アナ スイ本人の顔が刺繍されたクラッチバッグ(3万9,000円)が新宿伊勢丹限定で登場する。ハロー キティー(HELLO KITTY)とは、ネックレス(2万3,000円)が先行販売されるほか、サングラス姿のハロー キティーのスマホケース(5,800円)、コインケース(1万6,000円)も発売。尚、会期初日にはハロー キティーのデザイナーを務める山口裕子が来場中のアナ スイ本人に“PARTY”会場で花束を渡す一幕もあり、会場を沸かせた。このほか、アナ スイのアーカイブ生地を使用したボビーダズラー(BOBBY DAZZLER)の人形(1万6,000円)、アナ スイのランウェイルックを纏ったコケッツ(cockets.)の人形(4,500円)、5月7日に一人1点限りで発売されるというブライス(BLYTHE)とコラボした人形も展示されている。尚、会期中、ザ・ステージ、アナ スイ各ショップ、オンラインショップで税込10,800円以上の購入者、先着1,000名にアナスイオリジナルトラベル巾着がプレゼントされる。
2016年05月04日Netflix(ネットフリックス)、みなさんはもうご存知ですか? オンラインDVDレンタルと、映像ストリーミング配信事業を行っているアメリカの会社です。日本でも2015年9月からストリーミングがはじまり、大人気のこのNetflix、じつは意外な使われかたをしているのです。■「一緒にNetflixを観よう」=●●のお誘い!?Netflix and chillというフレーズがそれです。このchillは「のんびりする、リラックスする」という意味で使われる口語。したがってLet’s Netflix and chill.は「映画でも観てのんびりしようよ」というお誘いかと思いきや…。じつはこれ、エッチのお誘いなんです。この表現、昨年あたりから一般的になりましたが、もとをただせばティーンエイジャーの使うスラングでした。したがって、このフレーズが一般市民権を得た=親に意味がバレる、ということで、当のティーンたちのあいだではあまり流行らなくなってきたそうです。とはいえ大人たちはふつうに使っている模様。あなたも今夜、バーなどで出会った外国人の男性に、こんなふうに誘われるかもしれません。映画を観るつもりで部屋に行ったのに、全然ちがう結果になっちゃった! なんてことにならないよう、真意をよく見極めたほうが良さそうです。■「洗濯中」が相手に誤解させてしまう!?ほかのおもしろいティーン用語に、doing laundry「洗濯しているところです」なんていうのもあります。これにも「今、エッチの最中です」なんて意味があるんです。しかし、laundryはよくエッチの隠語として大人にも用いられるようですし、ほかにdirty laundry「(恥ずかしい)秘密、隠し事」なんて表現も。また、making cookies「クッキーを作っているところです」も同じ意味で使われるようです。それにしても、本当に洗濯していたり、クッキーを作っていることもありますから、変な意味にとられたら困りますよね。若者の使うおもしろい表現は、ほかにもいろいろありますが、こうして一般に知れ渡ってきたということは、ティーンにとっての秘密の合言葉的な魅力は薄れてきているかもしれません。またこんなおもしろいスラングが出てきたら、ご紹介しますね!
2016年03月25日クリエイティブ・ラボPARTYは、オーディオウェアラブルデバイス「Song Wig」を発表した。同製品では、ウィッグがすべてがイヤホンでつくられており、スマートフォンや音楽プレイヤーからワイヤレスで音楽を再生することができる。ツインテールとLEDアクセサリーでポップミュージックを鳴らすのに最適な「POP STAR」、太くて縮れたコードでドレッド風でレゲエに適した「REGGAE GURU」、白いカールコードでクラシカルで厳かなムードに最適な「CLASSICAL MAESTRO」など、3種類のヘアスタイルをラインナップしている。第一弾となるPOP STARは、熱収縮チューブを使って200本のイヤホンを基盤に設置、200本のイヤホンはすべて音楽を楽しむことが可能となっている。また、Bluetoothを内蔵しており、スマートフォンや音楽プレイヤーとも接続が行える。なお、同製品は完全受注生産のため、価格やスケジュールについては同社まで要問い合わせとのこと。ちなみに、同製品は米国・オースティンで開催されているクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル「SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)」にて出展されている。
2016年03月17日2月26日(金)からNetflixで放送されたばかりの「フラーハウス」が、早くもシーズン2の製作を決定!Netflixがツイッターで発表した。「フルハウス」の終了から20年経ち、子どもだったタナー家のD.J.が大人になり、妹や親友と子どもを育てる奮闘記を描いた「フラーハウス」。始まる前から「いまかいまか」と待ちわびていたファンも、実際に見て「フルハウス」と変わらない世界観やキャストに感動したようだ。特に人気の高い「ジェシーおいたん」ことジェシーおじさん役のジョン・ステイモスの相変わらずのイケメンぶりに、ツイッターで熱いコメントが見られる。また、D.J.の息子の1人、マックスのキュートさにも人気が集まっている様子。シーズン2の放送時期やどんな物語になるのかなど、詳細はまだ発表されていないが、シーズン1が放送される前にプロデューサーも務めているジョン・ステイモスが「もしシーズン2をやるんだったら、ジャクソン、マックス、ラモーナのキャラクターの幅を広げたい。もうちょっと感情的な要素を取り入れてね。」と「People」誌に語っていた。D.J.と親友キミーの子どもたちに、より個性的な「味」が出てくるかもしれない。そしてキャストもファンも願ってやまないのがミシェル役を演じたメアリー=ケイト&アシュレイ・オルセン姉妹の出演だ。シーズン2でこそ、どちらかの姿をタナー家で見ることができるだろうか。(Hiromi Kaku)
2016年03月04日Netflixは6日(米国時間)、米ラスベガスで開催中の展示会「CES 2016」において、中国などを除く190カ国以上の国で、動画配信サービス「Netflix」を提供すると発表した。Netflixは、2007年に米国でサービスを開始して以来、グローバル展開をすすめており、昨年には日本も含めた60カ国まで拡大していた。この度、米国政府の制裁措置により、米国企業の事業活動が禁止されているクリミア、シリア、北朝鮮に加え中国を除く190カ国以上で提供を開始した。なお、中国については、サービス提供を目指し活動を続けているという。提供国の拡大に伴い、対応中の17言語に加え新たにアラビア語、韓国語、中国語(繁体字/簡体字)にも対応する。
2016年01月07日Netflixは1月6日(米国時間)、米ラスベガスにて開催中の「2016 International CES」(CES 2016)の基調講演にて、190以上の国でサービス提供を開始したと発表した。これまでの17言語に加えて、アラビア語と韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語にも新たに対応した。Netflixは定額制の映像配信サービスをアメリカで開始し、これまでヨーロッパやオーストラリア、日本など60カ国まで拡大していた。今回、中国など一部地域を除いた130以上の国で新たに展開。サービス提供国は合計で190以上となった。新たにサービス提供を開始した国では、ほとんどの作品が英語に対応。今後は対応言語やコンテンツ、視聴方法など順次拡大していく。
2016年01月07日米Netflixは、DIY靴下キット「Netflix Socks」を発表した。眠ってしまったらそれを検出してTVにシグナルを送り、自動的に再生を停止してくれる靴下で、材料を揃えてDIYで工作できる。眠りの検出はアクティグラフ手法をベースとし、アクセロメーターが一定時間動きがないことを検知する。誤検出を防ぐため、TVに停止シグナルを送る前に靴下の折り返し部分のLEDライトが赤く光り、停止信号を送ることを知らせる。もし起きている場合は、体を動かせばよい。アクセロメーターは小さな動きにも敏感なので、起きているが体を動かさずにいるだけなのか、実際に寝てしまったのかをかなり正しく検出できるという。Netflix Socksのデザインは「Bloodline」「Unbreakable Kimmy Schmidt」「House of Cards」「BoJack Horseman」「Daredevil」など約17種類があり、図面や編み方の指示書をダウンロードできる。上記の毛糸の靴下のほか、マイコンとして「Arduino Pro Trinket」、IR LED、LEDインジケーターライト(「Flora Neopixel」)、バッテリー(500mAh)、アクセロメーター、12インチ平方のフェルトなどが必要。作り方の詳細は同社Webサイトからアクセス可能だ。
2015年12月25日Netflixは、同社運営の動画配信サービス「Netflix」において、無料体験の終了を告知するメールが配信できていなかったとして、対象者に謝罪した。意図せず課金が始まったユーザーには返金に応じるという。「Netflix」では、会員登録後の1カ月間は無料でサービスを利用できる無料体験期間を設けている。無料体験期間の終了3日前にはメールで個別に案内し、そのまま課金をしてサービスを続けるか、キャンセルするかユーザーが任意で選択できる。しかし、無料体験の終了を告知するメールが送信できておらず、ユーザーが気づかないうちに自動的に課金される事態となった。こうした不具合について、同社は対象者にメールで謝罪。システムトラブルによりメールを配信できなかったと説明している。また、希望者には返金にも応じるとし、ヘルプセンターへの連絡、問い合わせをするよう呼びかけている。
2015年10月08日映像配信の“黒船”として、ついに日本に上陸を果たした「Netflix」。シネマカフェは国内サービスが正式スタートした9月2日(水)、来日したリード・ヘイスティングス氏 (ファウンダーおよびCEO最高経営責任者)へのインタビューを敢行した。Netflixは50か国以上で6,500万人を超える会員を抱える、世界最大級のオンラインストリーミング。ハイクオリティな画質や低料金の月額定額制、視聴者に新たなタイトルとの出会いを提供する革新的なレコメンド機能など、さまざまな特徴があるが、競合他社との差別化として注力するのがオリジナルコンテンツの製作・配信だ。ネット配信作品として初めてエミー賞に輝いた「ハウス・オブ・カード 野望の階段」は同社の代表作である。「我々がオリジナルコンテンツに求める条件は、クオリティと多様性です。その上で誰もが楽しめる平均的なものではなく、例えば10人中2~3人が情熱的に応援してくれるコアな作品を望んでいます。そうした作品がバラエティ豊かに揃っていれば、結果的には多くの視聴者を満足させることができる。優れたクリエイターに、自由に才能を発揮してもらうことも非常に重要だと思います。それがNetflixの理念なんです」(ヘイスティングス氏)。「ハウス・オブ・カード 野望の階段」に加えて、マーベル原作の「デアデビル」、『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟が手がけるドラマチック・スリラー「センス8」、全米で社会現象を巻き起こした「オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック」といったオリジナルTVシリーズは1話の尺やエピソードの数に制約がなく、基本的には全話が一斉配信されるため、その気になれば第1話から最終回まで「いきなり一気見」できるのが大きな魅力だ。すでに発表されている通り、“テラハ”の新シリーズである「TERRACE HOUSE BOYS&GIRLS IN THE CITY」、桐谷美玲主演の「アンダーウェア」、そして第153回芥川賞を受賞した又吉直樹の「火花」初映像化など、日本でのオリジナルコンテンツ製作にも強い意欲を見せる。ヘイスティングス氏は「日本進出を前に、かなりの時間をかけてリサーチを重ねました。非常に規模が大きく、そして特殊なマーケットだからです」とふり返る。「例えば、『アナと雪の女王』が大成功する一方で、同じようにアメリカでヒットした映画のすべてが受け入れられるわけではない。韓流ドラマの人気も特徴的です。国内サービスが始動したいま、私たちは視聴履歴などから、日本についてより多くを学ぶことになるはず。それを踏まえて、世界中のNetflixユーザーが日本製作のオリジナルコンテンツを楽しんでくれるのが私の理想です。来年、全米配信する『テラスハウス』の反応が楽しみです」。映画ファンにとっては、同社が長編映画の製作にも積極的である点は見逃せない。ブラッド・ピットが主演する『ウォー・マシーン』(原題:War Machine)や、アンジェリーナ・ジョリーの監督最新作などが2016年に独占配信・劇場公開される予定だ。「たとえ日本の映画館で上映されない作品でも、Netflixなら本国と同タイミングで視聴できます。劇場とは敵対関係ではありませんし、映画はどんどん製作したいですね」(ヘイスティングス氏)。(photo / text:Ryo Uchida)
2015年09月09日