自然妊娠を望むもできない理由とは……。排卵ができない状態から、自然妊娠をするまでを描く漫画家おかゆ(@o_____0o0ky)さん。今回は、そんなおかゆさんの漫画『PCOSだった私が自然妊娠に至るまで』よりワンシーンをお届けします。※こちらのお話はあくまでもおかゆさん個人の体験談です。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。ピルの服用を止めるも……結婚前、妊娠を望んでいたおかゆさんは、処方されていたピルの服用を止めます。すると、生理が3ヶ月も来なくなります。病院に行くと、医師から「排卵してない」と言われ……。医師から説明され……根本的な治療法がない……?医師からの提案は……PCOSと判明した漫画に読者は『こんな病気があるの知らなかったので驚きました。私の周りにも不妊治療している人たちがいるので、妊娠することが本当に奇跡のように感じます。赤ちゃんを授かることは本当にありがたいことです。』『子どもが欲しいと思った時に発覚した病気で、根本的治療がないと言われたらショックと不安で辛いと思います。妊娠希望であれば気持ちも急ぐし、私もそうだったので、時間が惜しく感じると思います。』『根本的な治療は確立されていないというのは、患者さんにとってどうすればいいのかわからない不安な状況だと思います。期待していいのか良くないのかそれすらもわからない手探りの状況は、費用の面でも精神的な面でも重くのしかかるでしょう。』など、おかゆさんの不安に共感するような声が多く集まりました。ホルモン剤で症状の改善を……おかゆさんが医師に妊娠を希望していることを伝えると、ホルモン剤を飲むよう提案されました。ホルモン剤を飲むことで、おかゆさんの症状が少しでも良くなるといいですよね。もしあなたが妊娠を望んでいるにもかかわらず、妊娠が難しいことが発覚したらどうしますか……?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年09月26日Instagramやブログで過去の実体験や育児の様子を漫画に描いているおきこさん。1年経っても子どもを授かれず、婦人科を受診すると『多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん):別名PCOS』と診断されてしまいました。その後、排卵誘発剤を服用しつつ、タイミング法に挑戦することに。まずは5日ほど誘発剤を飲んだのですが、医師からは「まだ排卵する気配はないですね」と言われてしまって……。※おきこさんからのお願い※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。 フライング検査の結果は?排卵誘発剤の量を増やし、3日後に再び検査を受けたおきこさん。すると、医師から「あと2〜3日のうちに排卵しそうです」とのうれしいニュースが! 帰宅したおきこさんは夫に相談し、3日間のうちにできるだけタイミングをとることに。その後、「妊娠できたかな?」と気になって仕方がないおきこさんは、買っておいた市販の妊娠検査薬につい手が伸びてしまい……。 妊娠できたかどうかが気になりすぎて、自宅にある妊娠検査薬を手に取ってしまったおきこさん。生理開始予定日から1週間経たないうちに検査をすることを「フライング検査」といい、フライング検査では検査結果の精度が落ちてしまうのですが、おきこさんはそれを理解した上でどうしても我慢できず、検査をしてしまいます。その結果は「陰性」。そして、翌日には予定通り生理が。 ーーまた病院に行って排卵誘発剤をもらって、これからもめげずにタイミング法を続けていこう。 ガッカリしたものの、気持ちを切り替えようとするおきこさん。しかし、前向きに頑張り続けるのはとても大変で、医師から「焦らずゆっくりいきましょうね」とやさしい言葉をかけてもらっても、「これを何回繰り返せばいいんだろう……」と、しばらくは気持ちが落ち込んでしまったそうです。 おきこさんの気持ちを思うと、先のことなんてわからないからこそ、「いつになったら妊娠できるんだろう」と焦ってしまいますよね。妊娠したい女性にとってストレスは大敵とも言われていますが、不妊治療とストレスは切っても切り離せないもの。何かストレスの解消につながるものを見つけておきたいところです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おきこ
2023年09月05日Instagramやブログで過去の実体験や育児の様子を漫画に描いているおきこさん。1年経っても子どもを授かれず、婦人科を受診すると『多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん):別名PCOS』と診断されてしまいました。それを夫に報告すると……。※おきこさんからのお願い※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。 卵胞は育っているのだろうか… PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)のため妊娠しづらくなっていると、医師から宣告された内容をありのまま夫に告げたおきこさん。子どもを授かれるかどうか不安で仕方がないおきこさんに、楽天家の夫は「前にも一度授かったんだからきっと大丈夫だよ」と声をかけてくれました。その後、おきこさんは妊娠というゴールに向け、中用量ピルや排卵誘発剤の服用を始め……。 ※妊娠後も内診台に乗るケースは多々あります。※妊娠後の検査は、正しくは「検診」でなく「健診」となります。 医師の指示通り、まずは中用量ピルを服用して強制的に生理をこさせ、生理5日目から排卵誘発剤を飲み始めたおきこさん。5日分の誘発剤を飲み終わったら、一度病院を受診し、卵胞の大きさをチェックしてもらいます。受診日までの間、おきこさんは葉酸サプリを飲んだり体をできるだけ温めたりと、少しでも卵胞が大きく育つよう、私生活でも努力していたそう。 そして迎えた受診日。内診台に乗って経腟エコーで卵巣の様子を確認してもらいますが、医師によるとまだ排卵する気配はないそう。薬の量を増やして、また3日後くらいに卵胞の大きさを確認することになりました。 帰り際、おきこさんはおなかが大きく膨らんだ妊婦さんとそれを大事そうに気づかう夫の姿を見て、思わず「いいなあ……」と感じてしまったそう。「うまくいけばすぐに妊娠できるかも」と少し期待していただけに、思うように結果が出ないと焦ってしまいますよね。でも、まだ本格的な妊活は始まったばかり。どうしても気分が暗くなってしまったときは夫に相談するなどして、焦らず気長に妊活を進めてほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ 著者:マンガ家・イラストレーター おきこ
2023年08月29日皆さんは、パートナーに浮気をされた経験はありますか? 今回は 「浮気された経験」2選を紹介します!(1)『遠距離だった彼と結婚すると…』5年も遠距離で付き合っていた夫。私の妊娠を機に結婚と言うことになり、籍を入れて一緒に住みはじめました。すると遠距離恋愛していたときはわからなかったのですが、夫は肌身離さず携帯を持ち歩いていました。私はというと、赤ちゃんを流産し落ち込む日々を過ごしていました。するといきなり夫から「赤ちゃん5か月だね。安定期に入ったし、嫁とは離婚するよ」と誤爆LINEが…。遠距離中に浮気していたようで、そのまま続いていたらしく…。慰謝料を貰って離婚しました…。(会社員)※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(2)『夫と義母から詰められた嫁からの反撃』主人公は専業主婦。家事と育児をしっかりとこなしていましたが、夫からはモラハラ、義母からは嫁イビリを受けていました。夫は主人公に対していつも上から目線の態度を取り、ひどい暴言を吐く始末。少しでも主人公が反論すると「逆らったら離婚だからなw」と言うほどでした。そんな日々に耐えかねた主人公は、ついに夫との離婚を決意します。離婚後、夫から連絡が…出典:Youtube「Lineドラマ」出典:Youtube「Lineドラマ」離婚してしばらく経ったあと、夫から突然「元気にしてるか?」と連絡が入りました。不信に感じた主人公は「元気です。じゃ、失礼します」と返しましたが、夫は「おい、冷たいじゃないか。俺たち夫婦だろ」と、これまでの言動からは考えられないようなことを言い出します。主人公が「は?元夫婦でしょ?」と返すと、夫は主人公のSNSについて話しはじめました。どうやら、離婚後に主人公がブログ収入で稼いでいることを知り、お金に困った夫は主人公に助けを乞うため連絡してきたようです。主人公はもちろん夫を助けることはせず、夫はそのまま悲惨な末路を辿ることとなるのでした…。(lamire編集部)(イラスト/Lineドラマ)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらのお話はフィクションです。
2023年08月28日Instagramやブログで過去の実体験や育児の様子を漫画に描いているおきこさん。数年前、妊活に励んでいたおきこさんは、基礎体温がガタガタなことや、学生時代から続く慢性的な生理不順に悩んでいました。1年経ってもなかなか子どもを授かれず、婦人科で相談したところ……。<前回のあらすじ>婦人科を受診したおきこさん。すると、経腟超音波検査で『多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん):別名PCOS』との診断が! 医師から「また2週間後に経過を見ましょう」と言われたおきこさんですが、初めて聞く病名に不安と恐怖しかなく、帰宅してからはネットでの情報収集に励む日々が続いて……。 ※おきこさんからのお願い※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。 2週間後、再び婦人科へ! おきこさんが調べた通り、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は不妊の原因になり得るほか、月経不順(月経異常)をはじめ、男性ホルモンが増える影響でニキビや多毛、肥満、血糖値上昇などの症状が現れるそうです。今回も、経腟超音波検査で卵巣の状態を見てもらったおきこさんですが、前回と特に変わりはなく、うまく排卵がされておらず、多くの卵胞が卵巣に残っているようでした。医師の判断で、今後は排卵誘発剤を用いた治療をおこないながら、妊活を進めることに。 PCOSでは生理不順になっているケースが多いため、妊娠を希望している患者であれば、まずは正常な排卵を起こすために、排卵誘発剤での治療をおこなうのが一般的なのだそう。ただし、医師が説明しているように、排卵誘発剤を多く用いると双胎などの多胎妊娠が起こる可能性が高まるため、排卵誘発剤の服用量に気をつける必要があるのだとか。 とはいえ、「双子になるかも」と言われたおきこさんは今後の展開に不安を抱きながらも、心のどこかで「双子かぁ……!」とドキドキしていたそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おきこ
2023年08月25日妊娠中は特に、体調の変化や夫との関係などに悩む方も多いのではないでしょうか……?妊娠後、想像していた妊娠生活に悩んだ体験談を描く漫画家もちみかん(@mochi_mikan_0123)さん。今回は、そんなもちみかんさんの体験談を描いた漫画『不安だらけの妊娠記録』のワンシーンをお届けします。※こちらのお話はあくまでももちみかんさん個人の体験談です。初めての妊娠に不安もあり……主人公のもちみかんさんは、妊娠検査薬で陽性が判明。夫は妊娠を喜んでくれましたが、母は心配の方が大きいようです。そんな中、もちみかんさんはトイレで出血してしまい……。困惑しつつも……病院に電話し……仕事もこなし……この漫画に読者は『妊娠についてまだ知らないことが多いですが、安定するまで気が抜けないのだなと改めて実感しました。』『初めての妊娠だとパニックになってしまうと思うし、不安で仕事が手につかなくなりますよね。』『奥さんからしたら不安でたまらないと思いました。一刻も早く出血の原因が知りたい気持ちがよく分かります。』など、初めての妊娠で不安なもちみかんさんに寄り添う声が多く集まりました。初めてで不安だらけ……初めての妊娠を迎えるもちみかんさん。突然の出血で、気持ちが動揺してしまうのも無理はありません。この後、妊娠で神経質になったもちみかんさんはどこか他人事な夫へのモヤモヤを募らせていくことに……。妊娠中、夫との関係に悩んだら……あなたならどうしますか?監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」※実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mochi_mikan_0123)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月20日Instagramやブログで過去の実体験や育児の様子を漫画に描いているおきこさん。今回はおきこさんが多嚢胞性卵巣症候群と診断されてから妊活に奮闘したお話をご紹介します。※おきこさんからのお願い※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。 基礎体温を毎日計測してみると… 妊娠と流産を経験してからおよそ1年が経過したある日。なかなか子どもを授かれないおきこさんは、病院へ行く前にまずは自分でできることをしようと決意。妊娠しやすいといわれている排卵日を把握するため、基礎体温を計測してグラフで管理することにしました。すると、おきこさんの体温は毎日上がったり下がったりを繰り返していて、理想的な基礎体温の変化とはほど遠いものだったのです。 このとき、おきこさんは「こんなに体温がガタガタなのに妊娠できるのだろうか……これじゃあ排卵期どころか高温期や低温期すらわからないよ」と絶望してしまったそう。 ちなみに基礎体温はその日の気温や体調、計測方法によって多少の変動が起こる(=細かいガタガタが出る)ことがあるため、見本のように高温期・低温期ときれいな二相に別れていなくても、あまり気にしなくてもいいようです。ただ、場合によってはホルモンバランスに異常が起きているために、基礎体温が平坦になっていたり、全体的にガタガタしていたりするケースもあります。不安がある場合には婦人科を受診して、専門家にグラフを見てもらうのがいいでしょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おきこ
2023年08月17日Instagramで育児漫画を投稿されている、なつまるさん。彼女は26歳のときに妊活を始めたのですが、婦人科で検診を受けたところ「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」であることが判明。妊娠を希望するなつまるさん夫妻はその後、医師と相談してタイミング療法に励むのですが……。 再決意してすぐ…タイミング療法を始めてから数カ月が経ったころ、なつまるさんの義祖父(夫の祖父)が亡くなりました。義祖父のお葬式に参列しているとき、なつまるさんは婦人科で言われた内容をふと思い出します。それは、タイミング療法から体外受精や人工授精へステップアップすること。少し考えた末、なつまるさんは経済状況などを考慮し、20代のうちはタイミング療法を続けることに。そして、義祖父のお葬式から1カ月後……。 義祖父のお葬式から1カ月が経ったある日、なつまるさんが妊娠検査薬を試すと、陽性反応が。「妊娠してる!」とうれしさでいっぱいのなつまるさんは、すぐに夫に報告したそうです。タイミング療法を続けていこうと再決意してから1カ月後、なつまるさんは自然妊娠することができました。 お葬式が終わってからすぐの妊娠だったため、なつまるさんは「義祖父の生まれ変わりかもしれないと不思議な気持ちになった」と語ります。そして迎えた出産当日! 出産には17時間もかかりましたが、なつまるさんは無事に3,304gの女の子を出産することができました。 PCOSが原因で妊娠が難しいかもしれないと診断されていたなつまるさん。しかし、タイミング療法を頑張って続けた結果、自然妊娠することができました。義祖父が亡くなってすぐの妊娠だったため、なつまるさんが言っていたように、何か義祖父との縁があったようにも感じてしまいますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 なつまるさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター なつまる
2023年08月10日Instagramで育児漫画を投稿されている、なつまるさん。彼女は26歳のときに妊活を始めたのですが、婦人科で検診を受けたところ「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」であることが判明。なつまるさん夫妻はタイミング療法をおこなっているものの、妊娠しないまま数カ月が経ちました……。 妊娠したいなら…なつまるさん夫妻が婦人科で検査を受け、妊娠が難しいかもしれないという事実が判明してから数カ月が経ち、年末になりました。義母からの電話で、義祖父が倒れたという知らせを聞き、なつまるさんの夫の実家へ帰省する準備をしていたところ……。 ※人工受精→人工授精 なつまるさんの夫の実家へ帰省するため、準備をしていたなつまるさん夫妻。準備が終わり家を出ようとしたとき、義母から電話が。義祖父が亡くなったと伝えられました。 その後、義祖父のお葬式が開かれ親戚一同が集まることに。お葬式では、義母から「おじいちゃんはあなたたちの結婚式、本当に喜んでいたのよ」と伝えられ、なつまるさんは義祖父へ感謝の思いを馳せました。 義祖父のお葬式のとき、なつまるさんは帰省前に婦人科で医師から言われたことを思い出したと言います。「妊娠したいなら、これを読んで話し合って決めてね」と医師から渡されたのは、体外受精や人工授精についてのパンフレットでした。 なつまるさんは、そのときの医師の言葉が冷たく感じたことや、体外受精や人工授精は費用がかかることなどを考えて、20代のうちはタイミング療法を続けることにしました。 一般的にタイミング療法を1年程度続けても妊娠しない場合は、人工授精にステップアップするケースが多いと言われています。しかし、それぞれの状況に合った治療選択が重要ですので、なつまるさんのように考えて自身に合った治療を選択するのも良いかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※参考一般社団法人 日本生殖医学会.「不妊症」 監修/助産師 松田玲子 なつまるさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター なつまる
2023年08月09日Instagramで育児漫画を投稿されている、なつまるさん。彼女は26歳のときに妊活を始めたのですが、婦人科で検診を受けたところ「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」であることが判明。不妊の原因は自分だけのせいだと思っていたところ、夫にも異常が見つかってしまいーー。 電話の内容は…妊娠を希望するなつまるさん夫妻は、タイミング療法(排卵日を予測し最も妊娠しやすいタイミングに性交渉をおこなう方法)をすることに。しかし、夫に精液検査を受けてもらったところ「精子の数が少なく、全然動いていない」と医師から言われてしまいます。かなりショックを受けていた夫となつまるさんは、その後……。 妊娠を希望し、タイミング療法をおこなっていたなつまるさん夫妻。しかし、夫が精液検査を受けた結果、「精子の数が少なく、全然動いていない」と医師から伝えられ、不妊の原因がお互いにあることがわかりました。 それから数カ月後、なつまるさん夫妻は子どものことについて話さなくなったと言います。今のまま夫婦2人で笑って過ごせていたらそれで良いよね、と妊娠を望む気持ちが次第に薄れていきました。 しかし、なつまるさん夫妻が楽しくお酒を飲んでいたある日、夫の実家から連絡が。電話越しに義妹の子どもたちのにぎやかな声が聞こえ、なつまるさんは「いいなぁ、やっぱり子どもほしいな」と思ったそうです。 子どもたちとの会話も終わり、義母と電話をするなつまるさんの夫。すると、楽しかった空気も一変、祖父が倒れたことを伝えられました。おじいちゃんっ子だったというなつまるさんの夫。驚きとショックで言葉を失いました……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 なつまるさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター なつまる
2023年08月08日【PCOSの私が自然妊娠するまで 第4話】Instagramで育児漫画を投稿されている、なつまるさん。彼女は26歳のときに妊活を始めたのですが、婦人科で検診を受けたところ「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」であることが判明。妊娠を希望するなつまるさんは、夫の協力のもとタイミング療法をすることになったのですが……。 検査の結果は…妊娠を希望するなつまるさんは、医師と相談してタイミング療法(排卵日を予測し最も妊娠しやすいタイミングに性交渉をおこなう方法)をすることに。妊娠する可能性を高めるためにも、夫に精液検査を受けてもらったのですがーー。 タイミング療法に挑戦する上で、なつまるさんは夫に精液検査を受けてもらうことにしました。精子の状態が正常かどうかを正確に調べるため、検査当日は採取した精子の能力が低下しないよう、すぐに病院へ向かわなければいけません。なつまるさんは、なかなか精神的な負担を夫にかけてしまったなと思ったそうです。 病院に着き、検査の結果を聞くことになったなつまるさん夫妻。医師から伝えられたのは「精子の数が少ないし、全然動いていないですね」という驚きの結果でした。妊活に前向きだったなつまるさんの夫ですが、さすがにこの結果にはショックを受けていたそう。 「100%無理なわけじゃないし」と夫を励ましたなつまるさんですが、心の中で「不妊の原因が私だけじゃなくてよかった」と思う自分もいたと言います。 一般的に、成人男性の精巣では生涯を通じて精子がつくられるそうですが、加齢とともに少しずつ精子の機能も低下すると言われています。しかし、女性でいう閉経のような変化がないことや健康状態によっても違いがあることから、男性では年齢で不妊症に区切りをつけることはなかなかできないそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※参考一般社団法人 日本生殖医学会.「男性の不妊症」 監修/助産師 松田玲子 なつまるさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター なつまる
2023年08月06日Instagramで育児漫画を投稿されている、なつまるさん。彼女は26歳のときに妊活を始めたのですが、婦人科で検診を受けたところ「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」であることが判明。医師から「妊娠は難しいかもしれない」と言われ、そのことを夫に伝えると……。 俺は…病院から帰宅したなつまるさんは、医師からPCOSと診断され妊娠が難しいかもしれないと告げられたことや、今後の妊活では男性側の検査も必要になる可能性があると夫に伝えます。すると、夫の反応は……? なつまるさんは夫に、PCOSが原因で妊娠が難しいかもしれないことや、タイミング療法がうまくいかない場合、次のステップに進むために、夫の検査が必要になるかもしれないことを伝えました。「うん……」と答えた夫の表情は少し曇っている様子。夫の反応を見たなつまるさんは、「検査を受けるの嫌そうだな……」と思ったそう。 しかし、すぐに夫の表情は変わり、「俺は全然大丈夫だよ。2人のことだし俺ができることは何でも協力する!」と明るく答えてくれたのです。この夫の言葉に、なつまるさんは「ありがとう」と感謝の気持ちでいっぱいになり、不安だった心が少し軽くなったようでした。 夫に伝え終わったちょうどそのとき、なつまるさんの母から連絡が。なつまるさんは、婦人科で検診を受けた結果を母にも伝えました。すると、なつまるさんの母は「私のせいで……ごめんね」と自分のことを責め始めてしまったのです。そんな母になつまるさんは「大丈夫だから」と安心をさせて、電話を切りました。 PCOSは、体質や環境などさまざまな原因があるとされていますが、はっきりした原因はわかっていないそう。遺伝的な要因も指摘されているそうですが、一般的な遺伝性の病気ではないとされています。PCOSは、月経不順や肥満の方などに見られやすい疾患と言われるため、気になる方は婦人科で検診を受けてみると良いかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※参考一般社団法人 日本内分泌学会.「多嚢胞性卵巣症候群」 監修/助産師 松田玲子 なつまるさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター なつまる
2023年08月05日Instagramで育児漫画を投稿されている、なつまるさん。彼女は26歳のときに妊活を始めたのですが、もともと生理不順だったこともあり、婦人科で検診を受けてみることに。すると、医師から「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」と宣告されてしまって……。 もし今年妊娠できなかったら…PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断されてしまったなつまるさん。妊娠を希望しているなつまるさんは、他にもいくつか検査を受けたあと、医師と相談してタイミング療法を試してみることになったのですが……。 タイミング療法をすることになったなつまるさん。このときのなつまるさんは「もし今年妊娠できなかったら仕事どうしよう……」と考えていたそうで、なつまるさんは当時のことを振り返り、あのころの自分はとにかく何かに焦っている日々だったと言います。 このときのなつまるさんは26歳で、夫は8つ上の34歳。タイミング療法でうまくいかなかった場合には、夫の検査も必要になってくるだろうと、なつまるさんは考えていました。病院から帰宅したなつまるさんは、夫に婦人科でPCOSと診断されたことを報告することに。PCOSが原因で妊娠が難しいかもしれないことや、タイミング療法がうまくいかなかった場合、次のステップに進むためにも夫の検査が必要になるかもしれないことを伝えたのでした。 カップルの約10組に1組が不妊であると言われている現代。不妊の原因は女性側に多いと思われがちですが、不妊の理由が男性側にある割合と女性側にある割合は、ほぼ半々と言われています。一定期間、妊娠ができず(一般的に目安は1年)不妊かもしれないと感じた場合は、夫婦そろって検診を受けてみると良いかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※参考公益社団法人 日本産科婦人科学会.「不妊症」 監修/助産師 松田玲子 なつまるさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター なつまる
2023年08月04日Instagramで育児漫画を投稿されている、なつまるさん。彼女は26歳のときに妊活を始めたのですが、もともと生理不順だったこともあり、婦人科で検診を受けてみることに。すると、医師から驚きの診断を下されてしまいーー。 医師から言われたのは… ※卵胞は卵子が入っている袋で、卵胞の中にある卵子が卵巣の外に出ることを排卵と言います。多嚢胞性(たのうほうせい)卵巣症候群は、卵胞の発育に時間がかかり排卵しにくくなる疾患。排卵できなかった卵胞が、いくつも卵巣にとどまっている状態のこと。 婦人科で検診を受けたなつまるさんは、医師から「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」だと宣告されます。PCOSとは、排卵障害の1つで、卵巣内の男性ホルモン濃度が上がり卵胞の発育に時間がかかることで排卵しにくくなると言われている疾患です。排卵をしなかった卵胞は卵巣に残ってしまい、超音波検査で卵巣を見ると多くの卵胞が見えるため、多嚢胞性卵巣症候群と呼ばれています。 聞いたことのなかった病名に戸惑うなつまるさん。さらに、医師から「卵胞が育たないと妊娠は難しいですね」と伝えられます。なつまるさんは、「不規則なときもあったけど毎月生理はきてたのに……。私の体は赤ちゃんができないの?」と強いショックを受けてしまいました。 PCOSは、卵胞がうまく育たず排卵しにくくなるため、不妊の原因になることも。女性の約5~10%にみられる疾患と言われているため、早期に発見できるよう、定期的に婦人科を受診することが大切ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※参考公益社団法人 日本産婦人科医会.「多のう胞性卵巣」 監修/助産師 松田玲子 なつまるさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター なつまる
2023年08月03日■前回のあらすじ無事挙式の日を迎え、晴れて夫婦となった私たち。その後、2人の子どもに恵まれ、実家にお世話になりながら仕事と子育ての日々。そんな中、一度だけ物心ついた長女から父について素朴な疑問を投げかけられることに。■自力で歩けなくなった父■自分で答えが出せない…考えることが怖くて、自分の意見に責任を持つことが怖くて、母に丸投げしてしまった私。そして母が下した決断とは…!?次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月23日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。妊娠の経過が順調なこともあり、あゆみさんは子どもたちを連れて、久しぶりに日本へ帰国し、実家で過ごしました。緊張の中、受けた羊水検査は陰性。あとは出産を待つのみ……のはずが、感情が不安定な息子の相手に振り回されていて、落ち着かない日々を過ごしているのでした。週末の朝、子どもたちが大好きな手作りピザを作るため、前日の夜からトマトソースを煮込んでいたあゆみさん。その様子を覗きにきた息子から、どんなピザを作るのか聞かれたので答えました。すると、自分が食べたい具が入っていないことがわかった息子は「食べない」と言って、いつものように機嫌が悪くなって泣き出す始末。その様子を見て、あゆみさんは過去の自分の姿を重ねていて……。 あ、お母さん… ※誤)申し訳ありましたでした→正)申し訳ありませんでした パン生地を発酵させ、トマトソースを手作りして、子どもたちのために手作りピザの準備をすすめていたあゆみさん。しかし、お肉が入っていないピザを作る予定だとわかると、息子は食べないと言い始め、あゆみさんはその言葉に傷ついてしまいます。いつも子どものことを考えて、大きなおなかで本当によく頑張っている……自分で自分を慰めながら、自分も昔は同じようにお母さんを傷つけてきたことに気づきました。そして心の中でお母さんへごめんなさいと謝っていたあゆみさんでした。 子どもの栄養も考えて一生懸命作った料理をひと目見ただけで「いらない」と言われたら、いくら子どもの素直な発言とはいえショックですよね。あゆみさんは子どもの喜ぶ顔が見たくて作ったのに……という気持ちになったそうです。多くのママが経験したことがあるのではないでしょうか。しかし、大人だって食べたいものが日によって違うように、子どもだってムラはあるもの。食べたくないということがあるのも理解できます。とはいえ、心に余裕がないとついイライラしてしまうのでイヤイヤ期や反抗期などは市販品を上手に利用するなど、頼れるものにはどんどん頼ると良いですね。大切なのは手作りの食事を与えるよりもママが笑顔で子どもに向き合えること。難しいことですが、肩の力を抜いて育児を楽しみたいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年06月29日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。妊娠の経過が順調なこともあり、あゆみさんは子どもたちを連れて、久しぶりに日本へ帰国し、実家で過ごしました。羊水検査を受け、結果が陰性だとわかり、心穏やかに過ごせると思っていましたが、なかなか息子の感情が安定せず、振り回されてばかり。夫と息子、それぞれの感情が爆発しているときの接し方が少しずつわかってきたあゆみさん。このまま順調に残りのマタニティライフを過ごせると思っていましたが、ある朝、息子が不機嫌になりながら無理な要求をしてきて……!? 頭の中は息子でいっぱいなのに… 妊娠8カ月に入り、おなかも目立ってきて動くのも大変になってきたあゆみさん。そんなある日、朝から不機嫌モード全開の息子が妹よりも先に学校に送ってほしいと言いました。しかし、あゆみさんは幼稚園のバスが到着するため断ります。すると、それが引き金になってしまったのか、息子は「もう学校に行かない! ママのせいだ!」と大号泣。自分の要求を通すことしか考えられない様子に、あゆみさんはうんざりしてしまいます。 毎回都合の悪いことはママのせいだと言われ、どんな事情があっても優先してほしい……。あゆみさんは息子からの激しい思いに振り回されてばかりいるような気持ちに。 嫌い、愛せないという感情を抱くこともありますが、結局いつも頭の中は息子でいっぱいだとあゆみさんは気づきました。そして自分で自分に寄りそうために、思っていることを口にしてみることに。そうしているうちにだんだん感情が荒々しくなっていきます。そして紙にも抑えていた感情を書き殴ったのでした。 ただでさえ、妊娠中は心が不安定な時期。あゆみさんは息子さんのちょっとした言動を受け止める余裕がなくなってしまったようですね。子育ての大変さは人それぞれ。誰にもいえないモヤモヤした気持ちを抱いてしまうこともあると思います。あゆみさんのように、思っていることを口にしたり紙に書いたりすることで、自分の気持ちを発散させるのも一案かもしれませんね。みなさんは子育てでイライラしたとき、どんな風に感情をコントロールしていますか? 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年06月28日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。妊娠の経過が順調なこともあり、あゆみさんは子どもたちを連れて、久しぶりに日本へ帰国し、実家で過ごしました。帰国後に受けたクアトロテストで心配な結果が出てしまい、羊水検査に進みますが、結果は陰性。ホッしていたところに、息子が大ケガをして入院する事態に。しかし夫は、息子がしっかり注意していればケガをしなかったとイライラモードへ突入してしまいました。気になっていた羊水検査の結果が陰性とわかり、夫婦でホッと胸をなでおろしたあゆみさん。あとは出産に向かって集中するのみ……と思いきや、息子が誤って割れたコップを踏んでしまい、大出血。しかし、夫は息子が注意していれば防げた事態だとイライラ……。感情のコントロールができません。そんな夫の様子を見て、あゆみさんは内緒で息子を病院に連れていくことに。結局、入院して縫合手術をするくらい酷いケガでした。夫は退院に合わせて迎えには来てくれたのですが……!? 夫のイライラ対処法 よく失敗していた自分の昔の姿を重ねてしまい、息子の失敗を見ると怒りが爆発してしまうという夫。ケガをした息子をあゆみさんが病院に連れて行くと、結局は縫合手術を受けるほどの大ケガになっていました。あゆみさんが夫に状況を報告すると、退院に合わせて迎えには来てくれたのですが、明らかにイライラしています。こういうときは、身の回りのお世話だけしておいて、放っておくのが一番だと、あゆみさんはあえて夫に何か言ったりすることはありませんでした。それが功を奏したのか、夫の態度が少しずつ変わっていき、次の日のお昼には感情的になってしまったことを謝ってくれました。 さらに、ケガをしたことで2週間学校を休むことになった息子。あゆみさんはどのようにお世話をしたらいいのか、心理学の先生に相談しました。すると、「素直に甘えられる状況だから甘えを受け止めるといい」と先生。息子は安静期間が終わると無事に学校へ行けるように。甘えを受け止められたかわからなかったあゆみさんでしたが、ひとまずホッとするのでした。 2週間学校を休むことになった息子さん。あゆみさんは3度の食事とおやつの用意に加え、ケガの対応もあるのではかなり大変だったのではないでしょうか。そんなあゆみさんにとって「甘えを受け止めてあげたらいい」「甘やかしているのとは違う」などのアドバイスは目からウロコだったようです。学校が休みな分、あれもこれもやらせなくてはと思っていたところ、気持ちがラクになったのかもしれませんね。とはいえ、常に甘えを受け止めることもストレスになりかねません。あゆみさんがストレスにならない程度に少しずつ受け止めてあげることができたらいいですね。 ※本記事に登場する心理セラピストさんのお話はこの方独自のものです。すべての方にあてはまるものではありませんので、状況に応じて専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年06月27日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。妊娠の経過が順調なこともあり、あゆみさんは子どもたちを連れて、久しぶりに日本へ帰国し、実家で過ごしました。しかし健診で受けたクアトロテストの結果が思わしくなく、大きな病院で羊水検査を受けることに。緊張しながら迎えた羊水検査は、特に問題もなく2分ほどで終了しました。担当医や看護師さんはテキパキと動いていましたが、あゆみさんにとってはとてもとても長い2分で、恐怖で思わず神頼みをしたほどでした。あとは結果を待つのみ……といったときに、穏やかに過ごせない事態に陥ります……。 大変だけど意味があった入院生活 検査結果が出るのを待つ間、心配になってしまったときは、以前受講した心理学の講座の録画を見ていたあゆみさん。そのおかげで、あとは胎児に委ねるという気持ちをしっかりと持つことができて、検索魔になることはありませんでした。このまま穏やかに過ごせると思いきや、娘が体調を崩してしまいます。家での看病には限界がきてしまい、親子で入院生活に突入しました。妊婦といっても、ママでもあるので、あちこちに目を向けていると休む暇はありません。 しかし、普段と勝手が違う入院生活。体調の悪い子供と四六時中一緒にいる付き添いのママも、ストレスがたまってしまいます。同じ部屋で過ごしているママが限界に達して感情的になる姿を見て、共感できる部分もあると感じたあゆみさん。感情のコントロールがきかないというそのママに、自分なりのアドバイスもしてみました。そうして過ごすうちに娘の体も回復して、無事に退院の日を迎えます。大変だったけれど、子どもへの接し方について考え直す時間を持つことができて、あゆみさんにとっては意味のある入院生活でした。 妊娠しているうえに、上の子の入院が重なって、本当にあゆみさんはゆっくりしている時間はなかったと思います。ただ、いくらどっしり構えていても、羊水検査の結果が出るまでは、そわそわしてしまうこともありそうです。考え込む暇がないくらい忙しかったのは、逆によかったのかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年06月23日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。妊娠の経過が順調なこともあり、あゆみさんは子どもたちを連れて、久しぶりに日本へ帰国し、実家で過ごしました。すると、反抗的な息子の態度を見た両親に息子は病気なのではないかと言われ傷つきます。そして過去に受けた心理講座の動画を見返して、自分の子育てを見つめ直しました。韓国に帰国してから受けたクアトロテストの結果を見て、担当医から大きな病院での精密検査をすすめられたあゆみさん。リスクはあると思っていたつもりでしたが、動揺してしまいます。すぐに結果について夫に知らせ、よく相談したうえで羊水検査を受けることにしました。そして、いよいよ検査の日がやってきて……。 たった2分の検査がとても長く感じた… 「もし障害があったら育てられる?」「胎動を感じて愛しく思ういのちを、おろすことができる?」。検査を受けるまでの間、いろいろな考えが巡ります。それでも時間は待ってくれません。ついに、あゆみさんにその時が訪れます。名前を呼ばれ、看護師さんの指示に従ってベッドに横になると、緊張してきました。医師はモニターを見ながら慣れた様子で淡々と進めますが、あゆみさんにとってはとても怖い時間に。ドキドキしすぎて、心の中で思わず神様に「助けてー」と叫んでいました。たった2分の検査が、とてもとても長い時間に感じていたあゆみさんでした。 助産師さん曰く、羊水検査は、おなかに針を刺して羊水を採取し、胎児の染色体に異常がないか調べる検査です。診断の精度が高く、確定検査とされているそう。ただ、妊娠中のおなかに針を刺して羊水を採取するため、破水や流産、感染などのリスクはゼロではないのだとか。いろいろと悩み抜いた中で、夫婦で話し合い、その検査を受ける決断をしたあゆみさん。結果が出るまでの時間は、また少し不安な日々になるのかもしれませんが、少しでも心穏やかに過ごせるといいですね。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年06月19日私は昔、付き合っていた彼と自然消滅になりかけたことがあります。当時はとてもショックで落ち込みましたが、そこには驚きの事実が隠されていたのです。 ラブラブで仲良しカップルの私たち彼とは大学時代からの付き合いで、社会人になりお互い忙しくなっても交際は続いていました。私はアパレル会社に入社してショッピングモールの接客業、彼は大手企業の営業職です。彼には厳しいノルマがあるようで、よく仕事の愚痴を言うようになりました。それでも新人の中でも優秀といわれている彼なら、きっと乗り越えていけるだろうと信じていました。 学生時代に比べてデートの回数も減り、彼が疲れていることが多く、毎日連絡することも控えるようになりました。3年半もの長い付き合いだったこともあり、お互い信用しあっていたので、ちょっとのことでは別れない自信がありました。 突然の音信不通デートの回数は減っていましたが、お互いの休日を連絡しあって予定を決めるようにしていた私たち。ある日、私が翌月の休日を書いてメッセージを送ったところ、既読になったものの返事が来ません。 彼はどんなに忙しくても、その日中に返信をくれる人です。しかし次の日もその次の日も、彼からの連絡はありませんでした。何度も電話をかけても留守電。そして音信普通の状態が1週間続きました。 さすがにこんなことは初めてで、私も少し焦ります。彼になにかあったのか、それともこれが俗にいう「自然消滅」というものなのかとモヤモヤが止まりません。 そのとき、前回のデートの最中に彼が愚痴ってばかりだったので、つい「デートのときは楽しみたい」と言ってしまったことを思い出します。もしかしてあれで気を悪くしたのだろうかと、どんどん不安になりますが、連絡がつかないことにはどうしようもありません。私はただ彼を信じて待つしかありませんでした。 音信不通から1カ月が経ち…彼との連絡が途絶えて1カ月が経ちました。一体なにがあったのか、なぜ連絡してこないのか、真相を知りたいのに、どうすることもできずつらい日々が続きます。長い付き合いのなかで、彼が自然消滅をするような人にはどうしても思えません。それでも、こちらから何度もメッセージを送るのは気が引けます。 彼にも事情があるはずだと思って、どうにか気持ちを整理していると……突然彼からのメッセージが! 心臓が止まりそうになりながらメッセージを開くと、「連絡できず本当にごめんね。夜に電話するね」と書かれてありました。 その夜、約束通り彼から電話が。彼は「仕事の成績が落ちていて、このままでは自分はダメになると思った。自分を境地に立たせて追い込むことに決めて、距離を置くようにしたんだ。勝手に消えてごめん。自分勝手だったけど、君がいたら甘えてしまいそうだし会いたくなると思ったから。無事にノルマを達成できたら、連絡しようと思ってずっと頑張ってたんだ」と言います。私はひと言連絡してほしかった、と伝えましたが、当時の彼にはその余裕すらなかったそうです。 電話の最後に彼が「君がとても必要だよ。一緒になりたい」と言ってくれて、私は思わず泣いてしまいました。彼を信じて待っていて良かったです。 彼からの連絡が突然途絶え、もしかしてほかの女性に心が移ったり、気持ちが冷めてしまったりして「自然消滅」という形を取られたのかとショックでした。しかし、彼のように仕事に追い込まれて連絡できなくなる人もいるのだと初めて知りました。不安との戦いでしたが、大好きな彼を信じて待ち本当によかったです。彼との絆も一段と強くなった気がしています。 著者/丸尾ちえ作画/ちえ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年06月18日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。妊娠を産院で確認し、経過が順調だったことから久しぶりに日本へ帰国することに。しかし、実家に着くと、動画視聴やゲーム三昧で反抗的な息子を見て「あの態度はない」「すぐキレる病気なんじゃないか」などと言われてつらくなってしまいます。ある日、「ママの隣がいい」と連発する息子。あゆみさんはこれまで妹のために甘えるのを我慢していたのかもしれないと思うように。親との関係や息子の不安定な様子に悩み、以前受講した心理学の講座の録画を見直すことにしたあゆみさん。そこで、息子の行動に隠された思いや、自分の子どもに対する配慮の足りない振舞いに気づきました。これまで抱えてきた悩みを解決するヒントを見つけることができたところで、韓国へ帰国する日を迎えます。そして、久々に産婦人科へ向かったのですが……。 覚悟はしていたけれど… 韓国へ戻る飛行機の中で、息子が「楽しかったからまたサファリパークへ行きたい」と言いました。プチトラブルはあったけれど、いい思い出ができてよかったと喜ぶあゆみさん。これからも信頼関係を作れるよう、息子と向き合っていこうと決めました。 韓国へ戻ってきてからは、ゆっくりする暇もなく久しぶりの健診へ。クアトロテストを受けて、結果を待っていたある日の朝。いつものように掃除をしながら過ごしていると、産婦人科から電話が。なんとなく嫌な予感がして出てみると、クアトロテストの結果があまりよくないため、夫婦で話を聞きにきてほしいということでした。高齢で出産することにリスクはあると覚悟をしていたはずなのに、いざ結果を告げられると動揺してしまいます。急いで夫に連絡をして、2人揃って産婦人科へ向かいました。そこで改めて検査結果を聞き、大きな病院でさらに検査を受けることに。 検査結果を聞いてから、家事も育児も手につかず、ネット検索魔と化していたあゆみさん。あゆみさんは経産婦さんですが、毎回同じ経過をたどるわけではないので、初めての経験はやはり不安になりますよね。不安な気持ちをひとりで抱え込まないように、旦那さんともコミュニケーションをとって、気持ちを共有できるといいですね。 ※妊娠中の旅行は、これまで妊娠の経過に問題がなくても、かかりつけの医師に確認を取ったうえで、慎重に検討し、無理のない計画を立てることが大切です。飛行機に乗る場合は、航空会社によって搭乗可能な妊娠週数は異なりますので、事前に確認しておきましょう。搭乗条件に、医師の診断書の提出が必要なことがあります。また、妊娠中は安定していてもトラブルが起こることがあるので、保険証、母子健康手帳など、もしものためにしっかり準備をしておきましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年06月16日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。妊娠を産院で確認し、経過が順調だったことから久しぶりに日本へ帰国することに。しかし、実家に着くと、動画視聴やゲーム三昧の息子を見て、「こんな子になっちゃって」と両親に言われてあゆみさんは傷ついてしまいます。その後も反発する様子を見て「あの態度はない」「すぐキレる病気なんじゃないか」とまで……。あゆみさんの両親は孫たちに動物を見せてあげたいと、サファリパーク旅行を計画してくれました。しかし、タブレットをめぐってあゆみさんと息子は衝突。息子は「行かない」と言い、機嫌を損ねる始末……。 そんな様子を心配したあゆみさんの両親は、何かとアドバイスをしてくるのですが――!? 小2でこれじゃあ… 日本での滞在も残りわずかとなっていたころ、両親から息子を一度病院に連れて行ったらどうかと提案されます。しかし、日本に来る前はここまでひどくなかったことや、学校での評価もよく、今のところお友だちとのトラブルもないことから、あまり気がすすまないあゆみさん。親にとっても大切な孫。心配してくれているのはわかっているけれど、両親はずっと一緒に暮らしていたわけではありません。限られた期間に見た息子の様子で決められるのは納得がいかなかったのです。 今の状況がつらくなってしまったあゆみさんは、何かヒントがあるのではないかと思い、以前に受講した心理学の講座の録画を見直しました。 そこで気づいたのは、息子の「言葉にならない思い」と、子どもにさみしい思いをさせてきたのに「子どもに謝れていなかった」こと。これまで振り回されてきた息子の行動も、少し理解できたような気がしました。 慣れない育児に奮闘しながら家事をこなして……毎日忙しいママ。子どもをないがしろにしたりバカにしたりするつもりはなくても「あとでって言ってるでしょ」「忙しいんだから邪魔しないで」などとつい怒ったり声を荒げてしまうことも多いのではないでしょうか? ママだって1人の人間です。忙しくて辛い時に感情を出してしまうのは仕方ないこと思います。それなのに、子どもの立場になって振り返れるあゆみさん、とても素敵ですよね。 ※妊娠中の旅行は、これまで妊娠の経過に問題がなくても、かかりつけの医師に確認を取ったうえで、慎重に検討し、無理のない計画を立てることが大切です。飛行機に乗る場合は、航空会社によって搭乗可能な妊娠週数は異なりますので、事前に確認しておきましょう。搭乗条件に、医師の診断書の提出が必要なことがあります。また、妊娠中は安定していてもトラブルが起こることがあるので、保険証、母子健康手帳など、もしものためにしっかり準備をしておきましょう。 ※本記事に登場する心理セラピストさんのお話はこの方独自のものです。すべての方にあてはまるものではありませんので、状況に応じて専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年06月15日第二子不妊治療を始めてから約3年の時を経て、2人目を妊娠した私。妊娠が判明したとき、長女は4歳で不妊治療にも付き添ってくれていたため、赤ちゃんがおなかにきてくれたことを一緒に喜んでくれました。ところが、妊娠判明から1カ月経ったころに長女の様子が変わり始め……。やっと赤ちゃんがきてくれた!長女が1歳2カ月のころからスタートした第二子不妊治療。第一子不妊治療のときに、「顕微受精でないと妊娠は難しいでしょう」 と先生に言われていた私。けれど、奇跡的に3回目の人工授精で長女を授かったため、2人目も治療をすれば1年くらいで授かるだろうと安易に考えていました。 ところがなかなか赤ちゃんを授からず、やっときてくれたのが治療を始めて3年が経ったころ。治療のための通院に何度も付き添ってくれた長女に赤ちゃんができたことを伝えると、「赤ちゃんきてくれてよかったね!」と一緒になって喜んでくれました。 なんだか落ち着かない妊娠が判明してから1カ月が経ったある日、昼寝から起きた長女をお風呂に入れようとしたところ泣き叫び始め……。たいていお風呂に入り始めれば泣き止むのに、この日はどんどん激しさを増して浴室で暴れるのを必死で抑えるほどに。 30分以上泣き叫んだあとに少しだけ落ち着いたので話を聞いてみると、「なんだか落ち着かない!」と泣き続けるのです。私が「赤ちゃんができてうれしいけれど、ママをとられちゃうみたいで寂しい?」と聞いてみると「うん」と教えてくれました。ぎゅっとして娘のことを大好きだと伝えると、落ち着きを取り戻しましたが、長女もいろいろと感じていたようです。 夜中に突然泣き叫ぶ娘長女がお風呂で暴れてから数日。落ち着いたと思ったら夜中に突然「ねぇママ、一緒に死のうよ! まだ一緒にいたい! 私が死んだらおなかの赤ちゃんに私の名前をつけて育ててあげて!」と泣き叫んだのです。あまりにも衝撃的な言葉で私もパニックになり、そのときは抱きしめて「ずっと一緒だよ、おなかの赤ちゃんは赤ちゃんだし、あなたはあなただよ」と伝えるのに精一杯でした。 翌日娘と話してみると、赤ちゃんができてから一緒に走り回ったり、自転車に乗ったりということができなくなり、「ママは自分よりも赤ちゃんのほうが大事なんだ」と思って寂しかったようでした。 長女の不安を知ってからは、何度も繰り返し「長女も赤ちゃんもどちらも大切」ということを伝えて、抱きしめるようにしました。現在おなかの赤ちゃんは6カ月。今では娘も赤ちゃんの誕生を心待ちにしてくれています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子 著者:ライター 吉川麻和
2023年06月04日次男の妊娠が判明したとき、当時1歳10カ月だった長男は非常に活発で落ち着きがなく、言葉の発達も遅かったため、私は非常に手を焼いていました。このままでは、次男が生まれてきたらキャパオーバーになってしまう……。そんな不安を抱えていた私は、里帰りする実家近くの保育園に長男を預けることにしました。その結果……。妊娠した私の不安次男の妊娠が判明したとき、喜びの次に私の頭に浮かんできたのは長男のことでした。当時1歳10カ月で、非常に活発で落ち着きがなかった長男。外でも中でも常に走り回っており、捕まえようとする私の手を振りほどいて、どこまでも全力でダッシュするような子どもでした。また、言葉の発達が遅く、当時は単語を発することはありませんでした。 もちろん望んでいた第2子の妊娠でしたが、このように意思疎通が難しい長男と、生まれてくる赤ちゃんの子育てをうまく両立できるのだろうかと、私は不安を感じていたのです。 里帰り先の保育園の一時保育へ私は当時地元から遠く離れた県に住んでいました。そして、長男の出産のとき同様、里帰り出産をすることに。私の両親は働いているため、次男の妊娠が判明した数週間後、実家から歩いてすぐの保育園に長男の一時保育を申し込みました。 その保育園は私たちが里帰りしている間、平日はほぼ毎日長男を預かってくれるとのことで、ほっとひと安心。長男は預け始めて数日間は泣いていたもののすぐに慣れ、保育園生活を楽しんでいました。 長男に起きた変化保育園に通い始めて1カ月が経ったころ、私は長男のある変化に驚かされました。それは少しずつ単語が出始め、なんと2語文まで話すようになっていたことです。言葉の爆発とはこのことか、と私は思いました。私と両親は長男とようやくまともにコミュニケーションがとれるようになり、とても喜びました。 うれしい成長は他にもあります。あれだけ落ち着きがなく常に走り回っていた長男が、人と手をつないで歩けるようになったのです! ほかの親子が当たり前のようにしているこの行動を、私は長男が2歳半のときに初めて実現することができました。これは保育園の集団生活の賜物だと、私は感じていました。 ママ友の反応私たちが約3カ月の里帰りを終えるころには、長男はたどたどしくではあるけれど、3語文を話せるようになっていました。そして里帰りから帰ると、長男のことをよく知っているママ友たちに「◯◯(長男)ちゃんがしゃべってる!」「座ってる!」「手をつないで歩いてる!」とびっくりされました。 私はママ友たちのその言葉を聞いて、「長男を一時保育に通わせていなかったら、今ごろ次男を抱っこしたまま、走り回る長男を追いかけ回して大変だったかもしれない……」と思わずにはいられませんでした。 私は長男を一時保育に預けて、集団生活の力を改めて感じました。集団生活には良い点もあれば悪い点もあるのかもしれません。しかし、私は長男を成長させてくれた先生方やお友だちにとても感謝しています。長男の言葉や社会性の発達に悩んでいた私ですが、今は集団生活を経験させて本当によかったと思っています。今後も集団の中で、たくさんのことを吸収していくことを願っています。 監修/助産師 松田玲子著者:今岡めい6歳と4歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
2023年05月25日私には3人の子どもがいます。年の近い子どもたちを育てる日々の中で、家事や育児から疲れが溜まり、体力も落ちてきました。そして私たち夫婦は、3人目を妊娠してからおよそ2年間近く夫婦生活がありません。夫の「もう1人欲しい」の声も、私には届かず……。第3子出産後、性欲減退…私たち夫婦は、結婚当初から2歳差で3人の子どもを授かることを望んでいました。長男が誕生し、1年半後に2人目、さらに1年半後に3人目を授かり、家族計画は夫婦の希望通りに。 3人目を妊娠するまでは、子どもを授かりたいという気持ちがあり、性欲もあったのですが、もともと妊娠中に性欲が減退してしまう私は、3人目を授かった後は一度もそういった行為に至ることはなく……。そして3人目を出産後も、家事と育児の両立で心身ともに疲弊し、夫からの誘いをやんわりと断る日が続きました。 寝る場所にも原因があるように思います。私たち夫婦は、夫の十分な睡眠のために別の部屋で寝ています。そのため、3人目の出産後から1年が経っても、私たちは合計2年間のセックスレスの期間が続きました。 セックスレスではありますが、夫婦仲は非常に良く、夫も私もお互いを愛している気持ちは伝わっているように思います。しかし夜になると、育児を終えて寝かしつけをするうちに子どもと寝落ちしてしまい、気づいたら朝になっていることも多い私。セックスに対して、気持ちが乗らないのが現状です。 時々「今日はどう?」と誘われますが、夫は子どもと一緒に寝落ちしてしまう私を見て「疲れているから仕方ないよね」と許してくれます。セックスレスについて夫婦で話し合ったことはありませんが、夫に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 幸い、セックスレスで夫婦の仲が悪くなることはなく過ごしています。今は子育てに追われ心身ともに休養を求めているのだと、自分自身を責めすぎずにゆっくり過ごしていけたらいいのかなと思うようにしています。 イラスト/ななぎ著者:中田優子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年05月23日妊娠中の妻は忙しいことが多いですよね。妊娠中だからこそ、夫婦で寄り添って歩んでいきたいところですが…。今回は、妊娠中に浮気された話をご紹介します。浮気した夫私は家事、子どもの世話、仕事ですごく忙しく、しかも2人目を妊娠していました。私が妊娠8カ月のとき、夫は家に帰るのが遅くなり子どもと遊ばなくなっていました。そのときに浮気していることが分かったのです。夫の言い訳が「お前は妊娠しているのに仕事が忙しそうだし、子どもとも遊ばないだろう。暇だったからつい浮気しただけ」という内容。悪びれた様子はなく、まるで子どもの言い訳のようでした。私が仕事をしているから生活していけるのに、何を言っているのかと腹立たしく思いました。その日から夫とは話さなくなり、食事も作らないようにしました。しかし、口をきいてもらえないのは嫌だったようで、反省した様子で家のことをやるようになったのです。怒りは態度で示すのが効果的?子どもじみた言い訳をしていた夫も、さすがに無視されるのには耐えられなかったようですね。浮気した彼を懲らしめたいときは、露骨に態度に表すのもいいかもしれませんね。※こちらは実際に募集したエピソードを元に記事化しています。
2023年05月22日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。2人の子どもを育てながら、40代で妊活をスタートしたあゆみさん。妊娠が産院で確認できました。不安はあったものの無事に心拍が確認できて、その後の妊娠経過は順調でした。そこで久しぶりに日本へ帰国することに。実家でゆっくりしたかったあゆみさんですが、動画視聴やゲーム三昧の息子を見て、両親は「こんな子になっちゃって」と苦言……。あゆみさんは両親に自分の子育てをジャッジされているように感じて傷ついてしまいます。そして翌朝も実母が作った朝ごはんを食べない息子について、また実母からダメ出し……。 夜、息子が起きてきて「足が痛い」と訴えました。病院には行きたがらず、結局そのまま寝ることになりましたが、明け方の出来事であゆみさんは眠くてヘトヘト。なんとか実父のおかげで息子が寝てくれそうになったので、あゆみさんは再び横になりました。しかし、またもあゆみさんの睡眠を妨げてきたのは息子でした――。 もう1ミリも私にストレスを与えないで! 息子は足を痛がっていたものの、おじいちゃんに湿布を貼ってもらい、これなら寝られそうだと機嫌も直りました。ホッとしたあゆみさんは、少しでも睡眠をとっておこうとまた横になります。しかし、またもや起こしてきたのは息子でした。机の上にあるはずの宿題がないと言い張る息子……。眠い目をこすりながら一緒に確認すると、机の上にありました。夜中に続いて睡眠の邪魔をされたと感じたあゆみさんは、ついイライラして息子に大きな声を出してしまいます。その声を聞いて心配そうに様子を見に来た実母。息子は起きたら誰もいなくてさみしかったのではないかと言います。自分だけひとりにされてさみしかったから、その反動で甘えているのではないかと……。そう言われてみれば、そうかもしれないーー。 あゆみさんは、冷静に状況を振り返って納得しました。息子はまだ小学2年生。お母さんのおなかに赤ちゃんがいるんだから気をつかってほしいと言っても、ピンとくる年齢ではありません。よく考えればわかることなのに、それに気づけなかったのは、自分もちょっと疲れているのかもしれない……。あゆみさんは、周りに頼りながら少し休憩することにしました。 小学生になると、子どもがぐっと成長したように感じますが、実際にはまだまだお母さんに甘えたい年ごろですよね。しかも、日本という慣れない場所で生活しているのだから、感情が安定しないのも仕方がないのかもしれません。あゆみさんの息子さんが、お父さんに心を開いてよかったですね。あゆみさんもホッとしたことで、息子さんの気持ちを理解する余裕ができたのかもしれませんね。 ※妊娠中の旅行は、これまで妊娠の経過に問題がなくても、かかりつけの医師に確認を取ったうえで、慎重に検討し、無理のない計画を立てることが大切です。飛行機に乗る場合は、航空会社によって搭乗可能な妊娠週数は異なりますので、事前に確認しておきましょう。搭乗条件に、医師の診断書の提出が必要なことがあります。また、妊娠中は安定していてもトラブルが起こることがあるので、保険証、母子健康手帳など、もしものためにしっかり準備をしておきましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年05月20日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。2人の子どもを育てながら、40代で妊活をスタートしたあゆみさん。産院で妊娠が確認できましたが、医師や役所の担当者たちは流産を心配するばかり。あゆみさん自身も不安が募っていき、心理セラピストの先生に相談してみました。するとなんだか不安が減り心が軽くなります。やがて赤ちゃんの心拍を確認する日を迎えました。ドキドキしながら診察台に上がると、無事に心拍が確認できたのです。あゆみさんは妊娠の経過が順調なこともあって、久々に日本へ帰ることに。3年ぶりに日本へ帰国したあゆみさん。両親のサポートを期待して、実家でのんびり過ごそうと思っていました。けれども、久しぶりに会った孫がゲームや動画に夢中になっている姿を見た両親から、苦言を呈されて感情的に言い返してしまいます。 あゆみさんはちょっとした言葉にも敏感になってしまい、早くも実家での生活に不安を抱えていました……。 想像と違った実家での生活 日本に着いてウキウキしていたのもつかの間。両親からの言葉に過剰な反応をしてしまい、涙が止まらなくなったあゆみさん。「365日、自分なりに毎日育児を頑張っているのに……」 久々に子どもに会っただけの両親がいろいろと判断して口を出してきたことが、自分の育児を否定されたようで、耐えられませんでした。 そして翌日、朝ごはんに出されたホットケーキを息子は「食べない」と言って拒否。そのことも母親から指摘されて、あゆみさんは朝からうんざりしてしまいます。こんな調子で夏休みを過ごすかと思うと、ちょっと心配になってきました。 想像とは違うスタートを切った実家での生活でしたが、なんとか床についたあゆみさんと子どもたち。しかし、暑さで目が覚めてしまいます。 「このままだと、寝ながら熱中症になってしまうかもしれない……!」 身の危険を感じたあゆみさんは、重くて動かせなかった息子には扇風機を近くに置いて、自分と娘は冷房の効いた部屋へ移動しました。しかし、しばらくすると、息子が「足が痛い」と泣きながら起きてきました。「ママがこっちで寝ているから足が痛くなった」という息子の主張に首をかしげながらも、あゆみさんは明るいところで状態を確認しようと言いました。しかし、息子はふて寝してしまいます。久しぶりの日本でのんびり過ごすはずが、出だしから予想外の事態に振り回されてしまうのでした。 食事や寝具も、いつもと変わってしまうと子どももストレスを感じるのかもしれませんね。まだまだ実家での生活はスタートしたばかり。少しずつ順応していって、子どももあゆみさんも穏やかに過ごせるのが一番ですね。 ※妊娠中の旅行は、これまで妊娠の経過に問題がなくても、かかりつけの医師に確認を取ったうえで、慎重に検討し、無理のない計画を立てることが大切です。飛行機に乗る場合は、航空会社によって搭乗可能な妊娠週数は異なりますので、事前に確認しておきましょう。搭乗条件に、医師の診断書の提出が必要なことがあります。また、妊娠中は安定していてもトラブルが起こることがあるので、保険証、母子健康手帳など、もしものためにしっかり準備をしておきましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年05月18日韓国人の夫と国際結婚をしたあゆみさん。3回の流産後、44歳で自然妊娠した体験をマンガで紹介します。2人の子どもを育てながら、40代で妊活をスタートし、自然妊娠をしたときのお話です。あゆみさんは産院で無事に妊娠していることがわかりましたが、医師や役所の担当者たちは流産を心配するばかりで、あゆみさん自身も流産するのではないかと不安が募っていきました。けれどもある日、心理セラピストの先生に相談すると、心配が減り心が軽くなったのがわかりました。やがて赤ちゃんの心拍を確認することができたあゆみさん。その後の妊娠の経過も順調なことから、3年ぶりに日本へ帰国して、実家でゆっくり過ごすことにしました。 しかし、両親は孫であるあゆみさんの子どもをみて、「こんな子になっちゃって……」と言ったのです――。 ちょっと言われた言葉にも敏感に… 両親の顔を見て、日本に帰ってきた実感がわいたあゆみさん。日本にいるという事実だけでウキウキします。でも、まずはやるべきことがありました。実は、経過がどうなるかわからなかったこともあって、妊娠したことをまだ両親に報告できていなかったのです。移動の疲れで子どもたちが寝たタイミングで、思い切って両親へ報告します。 「言ってなかったことがあるんだけど、ここにもう1人いるんだ……」 おなかに触れながら言ったあゆみさん。どんな反応が返ってくるのかドキドキしていましたが、「何だって!?」とビックリされたものの「こんなにかわいい子が増えるのはうれしいこと」 と、祝福されてホッとしました。両親への報告が無事に終わり、実家でのんびり過ごしていたあゆみんさん。その横では、子どもがいつものようにタブレットで動画を見ています。両親から指摘されますが、あゆみさん自身もずっと悩んでいること。子どもは注意してもなかなかやめてくれません。「こんな子になっちゃって……」 ボソっと両親がつぶやいた言葉に、あゆみさんは「こんな子って言わないで!」 と、つい感情的になってしまいます。 「ほぼひとりで育児しているのに!」「妊婦でも日本まで頑張って連れてきたのに!」 いろいろな思いが交錯して、あゆみさんは敏感に反応してしまいました。 あゆみさんは妊娠中、普段よりナーバスになっていて、いつもならスルーできることでも敏感に反応してしまったのだとか。妊娠中、あゆみさんのようにちょっとしたことで傷ついてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。というのも、助産師さん曰く、妊娠期はホルモンバランスが大きく変化するので心身が不安定になりやすいのだそう。妊婦さんは、今の状態を受け入れて、堂々と「そういうものだ」と気楽に構えるとよいそうですよ。あゆみさんが、少しでも心穏やかに過ごせるといいですね。 ※妊娠中に寿司や刺身を食べることは可能です。しかし、魚にはおなかの赤ちゃんに悪影響を与える水銀が含まれていること、妊娠中は感染症などに対する抵抗力が下がっていて感染のリスクが普段より高いことから、摂取量を調整する、体調の良いときに新鮮なものを食べるなど、食べるときには注意しましょう。 ※妊娠中の旅行は、これまで妊娠の経過に問題がなくても、かかりつけの医師に確認を取ったうえで、慎重に検討し、無理のない計画を立てることが大切です。飛行機に乗る場合は、航空会社によって搭乗可能な妊娠週数は異なりますので、事前に確認しておきましょう。搭乗条件に、医師の診断書の提出が必要なことがあります。また、妊娠中は安定していてもトラブルが起こることがあるので、保険証、母子健康手帳など、もしものためにしっかり準備をしておきましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あゆみん
2023年05月16日