2022年6月3日 20:10
ベタつきや赤み、肌トラブル多発! 梅雨、夏の「肌荒れがよくなる」簡単な方法 #163
高温多湿の環境は、汗をかいても汗が蒸発しづらくなるため、体に熱がこもりやすくなることがあります。また、4月からのストレス、5月のGWからの食べ癖などが重なり、好きなものを好きなだけ好きなタイミングで食べてしまうことはないでしょうか。
食事の偏り、常に何かを食べていたり、空腹を感じることがないような生活は、体の中に老廃物をため込みやすくなったり、炎症を起こす原因になってしまったりします。また、甘いものや脂質の多い食べものばかり食べていると、胃腸の負担になるだけではなく、皮脂分泌が増えたり、雑菌の繁殖が起こりやすくなってしまうことで、湿疹や赤ら顔、体臭などの原因となってしまうこともあります。
この原因物質を漢方では、『湿熱』と呼びます。体に熱がこもりやすい今のシーズンは余計に『湿熱』を生じやすくなります。また、偏食によりお肌の新陳代謝を低下させてしまうことを『血虚』といいます。そこで、今週は肌トラブルの対策として『湿熱』を除去しながら、湿熱の原因となる甘いものや油物を控え、肌の新陳代謝を上げるように『血』を補う食薬習慣を紹介していきます。
食べるとよい食材・メニューは、【タコとキャベツのガーリック炒め】です。