朝食はパン、むくみやすい…「自律神経の乱れでイライラしやすい人」の特徴と対策
ということで、今週は、夏のイライラ対策となる食薬習慣を紹介します。
今週は、夏のイライラ対策となる食薬習慣
最近、イライラしやすいと感じることはないでしょうか。ちょっとした他人の言葉が記憶に残り、何度も思い出してはイライラして、ああ言い返せばよかったなどと頭の中をモクモクと怒りの感情が巡ることはないでしょうか。お天気では最近停滞前線が多いですが、それに伴い頭の中にも怒りの感情が停滞してしまうことがあるようです。
低気圧の状況下では、自律神経が乱れやすいのですが、漢方では水分代謝の悪い『脾腎』の働きが弱い人、甘いものやパンなどを食べ過ぎ『痰湿』がたまっている人、栄養バランスが乱れている『気血両虚』の人は、特にイライラ、頭痛、めまい、むくみ、寝つきが悪い、胃もたれしやすい、PMSなどの不調を強く感じることがあります。
イライラしているなと思い当たる人は、食事の内容、運動習慣、睡眠のパターンなどの見直しをしてみましょうね。と、言葉では簡単に改善策を話すことができますが、実際に行動することは至難の業かもしれません。暑苦しいなか、運動や睡眠の質を高めることは難しいと思うので、簡単にできる朝食に食べるとよい食薬を紹介したいと思います。