避妊の方法にはどんなものがある? 知っておきたい“生理・妊娠・避妊”について
受精卵はそこから細胞分裂を繰り返しながら子宮に移動し、ふわふわの内膜に着床すると、自然妊娠が成立したことに。
「卵管など子宮以外に着床してしまうのが“子宮外妊娠”。これは危険なので、妊娠したら必ず受診し、子宮外妊娠でないことを確認しましょう。排卵のタイミングはおおよそ28日ごとといわれていますが、突然生理が早く来た、あるいは何日か遅れて来た、といった経験は、ほとんどの人にあると思います。女性の体は敏感なので、ちょっとしたことで排卵日はズレる。排卵日をぴったり予測できるとは限りません」(稲葉先生)
【排卵から受精、そして着床のしくみ。】
卵巣から飛び出た卵子は卵管に取り込まれる。1回の射精で放出される1億以上の精子の中からたった1つの精子だけに受精の権利が。
避妊
「避妊は男がすべきもの」ではありません。妊娠を望んでいないなら、自分の体のために主体的な避妊を!
生理がある=妊娠できる体である、そして妊娠しうる行為なので、セックスをすれば、子どもができる可能性があります。
「いま妊娠を望んでいなければ、自分の体の自己決定権を持つために、妊娠しないように避妊の手段をきちんととることがおすすめです。