カフェオレ好き、眠りが浅い…「自律神経の乱れから睡眠の質が低下しやすい人」の特徴と対策
カフェインは、高ぶった神経を鎮静するアデノシンという物質に構造が似ているため、体内のアデノシンがアデノシン受容体へ結合するのを阻害し、神経を興奮させてしまいます。中枢神経が過剰に刺激されることで、睡眠障害や不安感、胃腸障害などを起こすことがあります。
個人差はありますが、寝つきが悪い、自律神経が乱れていると感じるときには、なるべく16時以降のカフェインの摂取は控えるのがベターです。
日中のだるさをとるために、カフェインをたっぷり摂って寝つきが悪くなり、翌日疲れが残り、また日中カフェインをたっぷり摂り…と、毎日繰り返していては元気になるタイミングを損ねてしまうかもしれません。なんとかしたいという人は、睡眠の質を上げる行動を選択していきましょう。そのほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
※食薬とは…
『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。
経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。