クリーム、パンも好き…「お腹パンパンでおならがクサイ人」の特徴と対策
それは、おならや膨満感です。小麦を使ったもの、砂糖を使ったもの、油が多いものなどをたくさん食べ、食物繊維が少ない場合には、腸内環境が乱れ、お腹の張りや臭いおならを発生させてしまいます。また、口の中の舌を見ると、舌苔が増えたり、口臭が強くなったり、舌先が赤くなったり、舌自体がむくんでいることもあるかもしれません。
漢方医学には、舌の状態をみて体調や生活習慣を予測する『舌診』というものがあります。何気なく過ごしていると、習慣化ゆえに偏食に気が付かないこともあるかもしれませんが、おならや便、舌の状態に違和感があるときは、偏食がないか見直しの合図と思い行動を改めてみてはいかがでしょうか。ということで、今週は偏食によって生じる『湿熱・痰湿』を取り除く食薬を取り入れてみましょう。
食べるとよい食薬は、【タコとワカメの梅肉和え】です。逆にNGな習慣は、『痰湿・湿熱』を生じさせ、膨満感と秋太りにつながる【濃厚クリーム系パスタ&グラタン】などの食べ過ぎです。
食薬ごはん【タコとワカメの梅肉和え】
タウリン、鉄、タンパク質、食物繊維をたくさん含む組み合わせ。胃と腸の働きを助け『脾胃』を整え『痰湿・湿熱』を取り除く梅干し、ワカメ、ゴマがおすすめ。