酷暑でカラダが弱ってる! 今冬を乗り切る“5大対策”を医師が伝授
「過去126年で最も暑かった」と気象庁が総評するほどの酷暑だった今年。11月でも夏日があったり、巷ではインフルエンザが例年にない早さで流行し始めたり…と異例ずくめの状況が続く今、私たちのカラダでは何が起きているのだろう。
未曽有の酷暑から冬へ。カラダは今、大慌て!?
「人間が健やかでいるためには、平熱を保つ、恒常性を維持することが必須。厳しい暑さにさらされることはもちろん、室内外の温度差もカラダにとって負担ですし、今年のような非常に高温多湿の環境は食事、睡眠、運動、ストレスといった免疫力に関わる様々な要素に影響を及ぼしただろうと思います。ただ、免疫力は個人差が大きい。インフルエンザの早期流行については、過去3年間の新型コロナウイルス感染症の対策で、インフルエンザに対する抵抗力が私たちになかったこと、感染症対策そのものが緩んだことも要因だと考えられます」(足助病院院長・小林真哉さん)
例年にない暑さによる疲弊、ウイルスに対する抵抗力のなさに加えて、今年は長引いた暑さの影響で秋が短いというのも気がかり。
「穏やかな秋が短く、そのまま冬に向かうと、その変化にカラダがついていけない恐れが。