生理痛は寝相で緩和できる!? 生理中も快眠を得る方法&お助けアイテム4選
ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、生理中も快眠するためのTIPSです。生理中は腹痛やモレの不安などが重なり、睡眠の質が下がってしまう人も多いのでは?寝室の環境を整え、痛みや経血対策も万全にして、ぐっすり快眠する方法を伺いました。
温かくして長めに寝て体を十分にいたわろう。
生理前から生理中にかけて、眠気はあるのによく眠れないという人も多いはず。これは生理周期によって変動する、女性ホルモンの影響によるもの。
「排卵後から生理直前の黄体期は、眠気を強くするプロゲステロンの分泌が盛んになり、体温が高めの状態が続きます。私たちの体は深部体温を下げながら眠りにつきますが、黄体期は体温が下がりにくいため、寝つきが悪くなったり途中で目が覚めたり、睡眠の質が低下しやすいのです」(快眠セラピスト・三橋美穂さん)
多少の個人差はあるが、三橋さんによると20~30代の女性に必要な睡眠時間は7~8時間ほど。
さらに生理中は30分~1時間ほど長く寝るといいそう。
「普段睡眠不足の人も、なるべくいつもより長めに寝るように心がけ、睡眠の質の低下を時間で補うようにしましょう」
熟睡するためには、生理痛やモレ対策も必須。