しゅんしゅんクリニックP&宮本里歩夫妻「お互いの体のことに興味を持つべき」 “フェムケア”との向き合い方
って言ったりしているんですが(笑)。でも前に、生理の時にナプキンを替える回数を男性は1日に1~2回だと思っているというのを何かで見たという話をしたら、しゅんさんもそう思っていて。そんなわけないやろ、って。そうやって日々教えています(笑)。
しゅんP:でもこの10年とかで自分の気持ちも世の中も全然変わった気がしていて。前よりも自然に話しやすくなったと思います。
里歩:本当は義務教育の時点で、男性の体や女性の体について別々に教えるのではなく、一緒に話し合えたらいいですよね。
――出産は和痛分娩でされたとか。
里歩:痛みに恐怖を抱いていたので、最初から無痛分娩じゃないと出産したくないって決めていて。でも実際は陣痛の感覚をすべてなくしてしまうと出産に時間がかかり、赤ちゃんにも負担になると聞いて和痛分娩になりました。
しゅんP:僕も痛みは少ないほうがいいと思っていたので賛成で。
里歩:でも、その前に妊娠中のつわりがひどくて、3~4か月寝たきりにもなったんです。こんなにしんどいのに、病気じゃないから寝ることしかできないなんて…と精神的にもやられました。だからとにかく甘やかしてほしくて、ある時しゅんさんに「シャインマスカット食べたい」