ランニング前後のストレッチはこれ!インストラクターが徹底解説
それでは、ランニング後に特に行っておきたいストレッチを3つご紹介しましょう。
《 静的ストレッチのポイント 》
静的ストレッチは、心地良いストレッチ感が得られる強度で、20〜30秒間伸ばしていくのがポイントです。
太もも前部(腸腰筋と大腿四頭筋)のストレッチ
ストレッチする側の脚を後ろに引き、膝を曲げて足首を持ち、かかとをお尻につけます。こうすることで、太もも前部に位置する腸腰筋(ちょうようきん)と、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)がストレッチされます。
余裕があれば、足首を持っていた手を、つま先に持ちかえてみましょう。
太もも後部(ハムストリングス)のストレッチ
ストレッチする側の脚を一歩前に出します。膝を伸ばしたまま、お尻を後ろに引きつつ胸を前に突き出すことで、太もも裏側にあるハムストリングスがストレッチされます。このとき、つま先と膝は正面に向けるようにしましょう。
ふくらはぎのストレッチ
脚を前後に大きく開き、後ろ足のかかとが地面から離れないようにしながら、前脚の膝に両手を添え、重心を前脚に預けます。こうすることで、後脚のふくらはぎがストレッチされます。
ふくらはぎは特に障害が多く発症しやすい箇所です。