愛する人と共有する大好きな香り、L’INTERDIT
という女性像を思い浮かべながら、それに近しい香りやカラダが違和感を覚えずに、幸せな気分になる香りを選びます。
目をつぶって深呼吸しながら、全身の感覚を研ぎ澄ませ、慎重に選ぶのです。
そのくらい思い入れを抱きながら選ぶものなので、友達にも香水の類はプレゼントをしたことはない。
恐らく事前に男性から「オススメの香水を買ってきてあげる」と言われたら、即「いや香水はいいや」とお断りしていたかも知れません。
だからこそ夫からの香水のプレゼントは驚いたのです。
香りを嗅ぐ前に「めちゃめちゃ苦手な香りだったらどうしよう……」とドキドキしていたのはここだけの秘密。
でもね、香りを嗅いだらその心配は吹き飛んで。
シュッと吹きかけた瞬間に「わあ!この香り大好き!すごくすごく良い香り!」と歓喜に溢れる香りだったのです。
ただ甘ったるい香りのする香水が多いなか、ランテルディはどこか神秘的でオリエンタルな香りが漂い、心地よい甘さのなかにスパイスがあって、奥深さを感じました。
私これまでに世界のいろんな香水を嗅いでは集めてきたし、小学生の頃から母と香水選びをしてきたくらいなんだけど、「歴代で一番好きかもな……」