ビューティ情報『人に好かれ、自分のことも大好きになれる香り「CHANCE Eeau tendre」』

人に好かれ、自分のことも大好きになれる香り「CHANCE Eeau tendre」

おばあちゃんからもらったおこづかいを使って、ジバンシィの「ジャルダン ダンテルディ」を迷わず買った。

家に帰ってから自分に香水を振りかけてみたら、突然自分が大人になった気がして興奮して部屋にある布製品すべてにジバンシィの香水をかけた。香水はこのとき半分以上消費され、パーテーションで区切っただけの小学生の弟の部屋にも香りが流れていき、その夜弟は馬の足が生えた怪鳥に追われる悪夢を見たという。

■香りに対して、初めて自我が芽生えた

そんな彼女と、18歳のときに一緒に上京した。

同じような田舎で育ったにも関わらず、彼女は一瞬で東京に馴染み、大学最初の夏休みに銀座を案内してくれた。そのとき一緒に買った香水はクロエ。
クロエの香りの女性は街にたくさんいたので知っている香りだったけど、改めて自分にふりかけてみると激しくセクシーで「東京に生きている自分最高!」という気持ちになれた。

私は自分という存在を大変尊いと思っていて、大好きで愛してやまない。
なので、性格とか見た目を誰かに寄せたいと思うことはほぼなかった。それでも香りだけは自信がなくて、彼女と同じ香水を10年くらい買い続けた。

その子と最後に同じ香水を買ったのは社会人1年目のとき。

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