【体質診断・体質チェック】あなたは何タイプ? 漢方の基本“体質”を知ろう!
漢方理論の基本、“体質”とは?
漢方医学には、身体の状態をつくる「気(き)」血(けつ)」「水(すい)」という考え方があります。
「気」は身体のエネルギーで、生命活動を支えるパワーのようなものです。
「血」は身体の血液や臓器を潤し、栄養を行き渡らせます。
「水」は血液以外の水分で、代謝や免疫力に影響を与えます。
この三要素が、体内をバランスよく正常に巡っている状態が健康。
反対に、どれかひとつでも欠けた状態は身体の力が弱まって不調が出やすい状態です。
どれが足りていないのか・循環していないのかは、人によって違います。
この違いをさまざまな目線から判断した身体の傾向のことを、漢方医学では「体質」と呼んでいます。
体質は主に、5つのタイプに分けられます。
1)気が不足した“気虚(ききょ)”タイプ
2)気が停滞した“気滞(きたい)”タイプ
3)血が不足した“血虚(けっきょ)”タイプ
4)血が停滞した“瘀血(おけつ)”タイプ
5)水が停滞した“水滞(すいたい)”タイプ
それぞれに出やすい症状や特徴があります。
1. 気虚(ききょ)タイプ
生命活動の支えとなる「気」が不足した状態です。