「秋うつ」注意。眠い、だるい気滞体質さんは“秋の憂うつ”に気をつけて
このコントロールが上手くいかなくなると、アンバランスが生じて攻撃的になったり、不安や気分の落ち込みなど、うつの症状が出やすくなったりするといわれているんです。
――せっかく夏が終わって過ごしやすくなったのに、体調が良くないのは嫌ですね……。
そうですよね。
季節の要因としては日照時間の減少以外にも、夏の高温多湿による身体へのダメージが残っていることや急な冷え込みに身体が対応できないことも挙げられます。
身体が回復しづらい状態では、心もなかなか安定しないのではないでしょうか。
他にも、女性ホルモンが低下するとともにセロトニンも減少するため、特に更年期の女性は注意が必要です。
秋うつの症状と気滞体質
――秋うつになると、どのような症状が出るのでしょうか?
気分の落ち込みや不安感のような精神的な不安定さが目立つようになります。
寝すぎてしまったり、だるさを感じるようになる方も多く見られますね。
自律神経が弱っている方はこの時期に起こりやすい寒暖差や台風・雨による気圧と湿度の変化にも弱いので、頭痛やめまいのような症状が出るケースもあります。
――元気も気力もなくなってしまえば、たくさんの不調が出てしまいますよね。