「秋うつ」注意。眠い、だるい気滞体質さんは“秋の憂うつ”に気をつけて
慢性的なストレスを感じているという方は、元となるストレスを減らす工夫や環境づくりを心がけていきましょう。
親子やペットとのふれあいやマッサージ、入浴など、自分に合った癒やしのアプローチもセロトニンの生成にとても効果的です。
――なるほど! 日常生活に少しずつ取り入れていけそうで安心しました。
いきなり生活リズムの全てを変えるといった無理をしすぎても、長く続かないと思います。
「気づかないうちに無理をしていないか?」と客観的に自分を見つめ直す時間をゆっくりと取ったり、趣味に時間を使ったり、生活の中に気持ちの余裕を持つことが大切ですね。
がんばりすぎてしまいがちな方は「気」を消耗しやすい傾向にあり、気滞の状態が続くとエネルギーが不足した「気虚」の状態も招いてしまいます。
私たちの身体のはたらきは、お互いに影響し合って成り立っています。
どこかひとつが崩れた状態を放置してしまうと、症状が慢性化したり、より多くの不調を抱えたりしてしまいます。
回復させるどころか健康からどんどん遠ざかってしまいますよね。
いま身体で起こっている不調を改善するのはもちろん大切ですが、不調が悪化・慢性化しないようにすることも同じくらい大切です。