良い姿勢を保つためには、ほどよく筋肉が使われるのです。
運動をする時間がなくても、正しい姿勢をキープするように心掛けるだけで、筋肉は刺激されます。最初は辛いかもしれませんが、慣れるまでがんばりましょう。
姿勢を良くするためにできること
肩甲骨のストレッチ
猫背が気になる人は、肩甲骨のストレッチを取り入れてみて。簡単なものをご紹介します。
(1)立っても座ってもOK。両手を後ろで組み、肩甲骨を近づけます。そのまま上げられる高さまで上げ、ゆっくり下げるのを繰り返します。
(2)両手を体の横に下ろした状態から、手のひらを上に向けて、真横に肩の高さまで上げます。そのまま肘を直角に曲げ、肩甲骨を近づけるようにできるだけ後ろに回します。そのまま体の正面で腕をくっつけるようにゆっくり進むのを繰り返します。
壁に背中をつけて立つ
正しい立ち姿勢を知るには、壁立ちが役立ちます。
壁に背中を向けて立ち、後頭部・肩甲骨・ヒップ・ふくらはぎ・かかとの5点をつけます。一般的に正しいといわれる姿勢になれるのですが、やってみると意外ときついと思います。筆者も、普段前傾気味なのか、少し後ろに寄り掛かるイメージになります。