2022年5月1日 10:00
栄養士が解説!脂肪を燃やす“ケトジェニックダイエット”とは?
また、ケトン体は独特の酸っぱい臭いをもつため、個人差はありますが、全身から臭いがする可能性もあります。
“ケトジェニックダイエット”の具体的なやり方
1日の必要エネルギー量・PFC比を設定する
出典:byBirth
1日の必要エネルギー量は、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、例えば身体活動レベルが「ふつう」の場合、30~49歳女性は2050kcalとなっています。
この数値を目安に、たんぱく質30%、脂質60%、炭水化物10%の割合で摂取するのが、ケトジェニックダイエットを始める第一歩となるのだそう。
脂質の割合が高く、糖質が少ないことがよく分かりますね。
脂質を十分に摂取する
出典:byBirth
先の項目でも述べたように、ケトジェニックダイエットでは脂質量を十分に確保することが大切です。ただし、脂質といっても良質なものを摂取するのがおすすめ。
例えば「MCTオイル」。MCTオイルは中鎖脂肪酸が多く含まれていて、すぐに消化吸収がおこなわれ、肝臓で分解されてケトン体となります。
ココナッツオイルが約6割を占めるココナッツオイルや、中鎖脂肪酸100%のオイルも売られているため、利用しましょう。