「ぽっこりお腹解消」のために鍛えるべき筋肉とは?
ぽっこり出たお腹を引き締めるには腹筋を鍛える必要がありますが、その中でも特に「腹直筋下部」と「腹横筋」を鍛えるべきと言えます。
なぜならこれらの筋肉を強化し引き締めることで、ぽっこりお腹の原因にもなる「骨盤の開き」の改善にもつながるからです。
「腹直筋」とは腹部を縦に走行している筋肉で、その下の部分が腹直筋下部です。一方、腹横筋は腹筋の中でも最も深層部にある筋肉で、その名の通り腹部を横断している筋肉です。
これらは「恥骨」という骨盤下部についている筋肉なので、筋力が低下すると恥骨が開きっぱなしになってしまいます。すると内臓が下垂してしまい、ぽっこりお腹につながると考えられます。
そのため腹直筋下部と腹横筋を強化することで骨盤の開きを改善し、ぽっこりお腹解消効果が期待できると言えます。
「腹筋」について詳しくは【今さら聞けない!「腹筋エクササイズ」の基本】でお伝えしておりますので、こちらもご参照ください。

出典:byBirth
また、これらの筋肉を強化することで得られる効果は、ぽっこりお腹解消だけではありません。腰痛予防にも有効です!
腹直筋下部は骨盤後傾動作にも関与しているので、この筋肉を強化することで強く前傾した骨盤をニュートラルな状態にすることができます。