2018年8月15日 11:00
早起きは予防にならない!? 医師語る「夏バテ」撃退Q&A
こうした“糖質バテ”が毎日繰り返されることで疲労が蓄積してしまい、本格的な夏バテにつながるのです」(麻生先生)
そこで、「睡眠」や「食事」にまつわる“半信半疑”の知識を総点検!あなたの夏バテ対策、間違っていない?
【Q1】日の出の時間が早い夏。いつもよりも早起きが◎
「正解は×。早起き自体は悪いことではありませんが、そのために睡眠時間を削ってしまっては本末転倒。人はだいたい布団に入っている時間のマイナス1時間ぐらいしか寝ていないといわれていますので、早起きするなら睡眠時間+1時間強を逆算し、床につきましょう」(斎藤先生)
【Q2】眠気を吹き飛ばすには、起き抜けのシャワーが効果的!?
「正解は◯。起き抜けのシャワーは体を目覚めさせてくれます。ただし、熱すぎると血管が開いてしまうため、シャワー後も汗だくになることが。冷たすぎても血圧が急上昇する危険性がありますので、ぬるめの温度がいいでしょう。細菌性の湿疹の予防にもつながります」(斎藤先生)
【Q3】食欲の出ない朝は、甘〜い菓子パンで元気をチャージ
「正解は×。
就寝中も呼吸をし、内臓も動いていますので、起床直後はエネルギーが不足した状態です。