2019年1月7日 06:00
高血圧でも入れる!39度で15分が要介護リスク減の入浴法
これらに注意しつつ、入浴の健康効果をより高めるにはどうすればいいのか。温泉療法専門医でもある早坂先生にポイントを解説してもらった。
【お湯の温度は38~40度】
少しぬるく感じるくらいが適温。熱いお湯はのぼせたり、肌の乾燥につながるだけでなく、ヒートショックの原因にも。
【新湯につかるのは避ける】
“一番風呂”は肌に刺激が強いとされている。入浴剤を入れるとお湯が柔らかくなる。温熱効果も上がり、好みの香りで癒し効果も得られる。
【体は湯船に入る前に優しく洗う】
皮脂や角質層は体を守ってくれる大切なベール。
石けんをつけたボディタオルでゴシゴシ洗うとこれらを落としてしまうことに。
【入浴時間の目安は15分】
長湯は体の水分を奪うのでNG。また、何度も入ると肌の潤いを奪う原因になるので、1日1、2回を目安に。10~15分、毎日湯船につかることが大切。
【肩までしっかりつかる】
心臓に疾患を持っていない限り、肩までつかる全身浴がベター。温め効果も高く、首、肩、腰などの痛みやコリを和らげることができる。
「熱すぎるお湯はのぼせを招くので、先述のとおり、お湯の温度は38~40度のぬるめにしましょう。