ビューティ情報『御年96歳、漫才師・内海桂子「死ぬことなんて考えたことない」』

2019年5月1日 11:00

御年96歳、漫才師・内海桂子「死ぬことなんて考えたことない」

働きっぱなし、遊んだことないからね。私の強さは、当時の、貧しさからきているのかも」

昭和13年、夫婦漫才の“代役”として16歳で漫才師デビュー。給料は、毎月35円だった。

「当時、たしか大学の新卒が月給20円ぐらいだったから、かなりもらっていましたよ。親は最初“娘は絶対に芸人にしない!”と言っていたけど、ギャラが35円と知って、“まあいいか”って(笑)」

昔の夫婦漫才は、男が漫談をして、女の人は三味線を弾きながら合いの手を打つのがお決まり。しかし、桂子師匠は相づちではなく、ツッコミをアドリブでやってみせ、周囲を驚かせたという。

「“そうそう”、“はいはい”だけじゃ、バカみたいだと思ってたからね。ツッコミを入れる女性なんて珍しかったから、“あのコは若いのにスゴイよ”とよく言われましたよ。
舞台に上がるたびにネタもどんどん増えてきて、いつの間にかそれが本職になっちゃった(笑)」

そんなデビュー当時のパワフルさは、いまも衰えることはなく、気がつけば今年で芸歴80年。「たまに浅草に、ウナギや天ぷら、すしを食べに行くんだけど、好きな食べ物とかは別にないね。食べられれば何でもいいんですよ。“あれじゃなきゃ嫌だ”とか“これがいい”とか言わないの」

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