ビューティ情報『じつは“薬”が原因なのかも……その認知症“治るかもしれない”』

2019年8月2日 15:50

じつは“薬”が原因なのかも……その認知症“治るかもしれない”

だが、日本神経学会のガイドラインによると、認知症の症状が出る病気は、じつに60種類以上もある。

【アルツハイマー型認知症】

記憶をつかさどる海馬を中心に脳が萎縮する。直近の出来事を忘れる、日付がわからなくなる、判断力が低下する等の認知機能障害が起こる。

【血管性認知症】

脳梗塞や脳出血などで起こる。損傷血管の部位によって症状はさまざまで認知機能障害以外に歩行障害、排尿障害などが現れることがある。

【レビー小体型認知症】

脳にレビー小体という異常構造物が出現する。認知機能障害以外に幻視(70%)、パーキンソン症状(77%)など多彩な症状がみられる。

【前頭側頭型認知症】

人格をつかさどる前頭葉や言語をつかさどる側頭葉が萎縮する。
異常行動が目立つ(行動異常型)前頭側頭型認知症や意味性認知症がある。

「そのなかには、治る可能性があるものも含まれます。しかし、きちんと病気を探さず、もの忘れが起きたら何でも、『アルツハイマー型』と診断を下してしまう医師も多く、すぐに抗認知症薬が処方されたためにかえって体調を崩してしまうケースもあるのです。特に多くの薬を投与されている65歳以上の高齢者は注意が必要です。

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