医師が解説、健康な足のままでいるための4つのセルフケア
人の体重を支える「足」の骨には、縦方向と横方向に弧を描くように3つのアーチがあり、それらが体重を分散するようにして体を支えている。
かかとと小指の付け根を結ぶ「外側の縦アーチ」、かかとと親指の付け根を結ぶ「内側の縦アーチ」、5本の指の付け根を結ぶ「横アーチ」の3つで、このうち加齢とともに崩れてきやすいのが「内側の縦アーチ」で、「扁平足」の原因になりやすいという。
そして、習慣化させたいのが次の「4つのセルフケア」だ。
【後脛骨筋トレ】アーチを引き上げる筋肉を鍛える
(1)足裏を床にぺったりつけてイスに座る。
(2)小指とかかとを床につけたまま、親指側を浮かせる。
(3)床をこするように足首を内側に動かす。左右10回を目安に。
【内在筋トレ】動かせる足指にしておく
(1)足がひざより前にくるよう浅めにイスに座る。
(2)足裏を床につけたまま、すべての指を反らす。
(3)かかとが浮かないようにしながら親指だけを下ろす。
(4)アーチを意識しながらほかの指を一度下ろし、次に、床をつかむようにしてつま先を持ち上げる。左右各5回を目安に。
【足底腱膜マッサージ】扁平足を防ぎ足の健康を保つ
足裏をゆっくりと反らし、つかむようにして手のひらでよくもみほぐす。