小顔、花粉症の人も要注意!更年期以降増加する「いびき」の防ぎ方
慣れるまで時間がかかる人もいますが、非常に効果的なので、頑張りましょう」
下顎の位置を調整して、就寝中も気道を確保するマウスピースも有効。自分の顎の形に合ったものを、専門の病院で1万円前後で作製できる。さらに踏み込んだ治療法は、外科的な手術となる。
「手軽さから選択する人も多い扁桃腺やのどちんこを切除するレーザー手術は、保険診療なら、2万円前後で施術可能です。しかし、一時的にいびきを抑えられても再発したり、そもそも症状が改善しない人もいます。また、神経を傷つけたり、声に影響が出る場合もあるので、実施には慎重になったほうがいいでしょう」
軽症の場合は自宅でできる対処法で改善することも。次にまとめているので参考にしてほしい。
■睡眠時無呼吸症候群を防ぐセルフケア
(1)シムスの体位で眠る
舌が落ち込むのを防ぎ、気道がふさがるのを予防してくれる横向き寝。
睡眠時の無意識下 でも横向きの体勢をキープするためには、シムスの体位(体の左側を下にする。うつぶせにはならないように。上側の足の膝を曲げる。下側の足は安定感を持たせるため、まっすぐに)で眠るクセをつけるのがおすすめ。抱き枕やクッションを膝の下に置いたり、足の間にはさむとやりやすい。