2022年6月6日 15:50
尿もれ&頻尿を予防する 1日20回「目つぶりスクワット」
1日30~50回行おう。
〈2〉お尻の穴締めウオーキング
背すじを伸ばして、大股で速歩きを意識する。肛門をギュッと締めて、お尻に緊張感をもたせながら、1日20~30分間を目安に歩こう。
〈3〉目つぶりスクワット
イスやテーブルをつかみ、目をつぶり、深い呼吸を意識してゆっくり腰を下ろす。ひざは120度以上曲げず、1日20~30回行おう。
「ポイントは、肛門、膣、尿道の3つの穴を同時に締めること。座る場合は、イスに深く腰掛け足を肩幅に開き、背すじを伸ばした状態でキュッと締めましょう。電車に乗ったときなどに立って行ってもOK。
このとき腹筋に力が入ってしまうと骨盤底筋を圧迫する原因になってしまうため、おなかに力は入れずに行ってください」
高齢者でも尿トラブルがない人は、日ごろからよく歩いたり、テニスやヨガなどの運動をしているそうだ。「とくに下半身を動かすことで全身の血流がよくなり、膀胱がしなやかに若返ります。スクワットは目を閉じて行うことで自律神経が整い、血液の循環をアップさせる効果があるのです」
膀胱を若く保つためには、トレーニングを習慣化することが不可欠だという。
「膀胱や骨盤底筋は、何歳からでも鍛えることができます。