2023年1月25日 15:50
この季節の寝不足、頭痛…「寝る前のアイス習慣」が原因かも
特に50代以上の女性にとって、おやすみ前のアイスは注意すべき習慣だと石原先生は続ける。
「女性は男性に比べて低体温、冷え性の人が多く、そういう人が体を冷やすものを食べると頭痛の要因になります。もともと冷え性の女性は、更年期を過ぎるとさらに低体温になりがち。冷えた体に冷たいアイスは、代謝や消化機能の働きを低下させるため、自律神経の乱れを引き起こすことも」
不調の引き金とあらば気をつけたいとは思うけれど、おやすみ前のアイスをいっさい禁止、というのはつらすぎる……、という人はどうすればよいのだろう。できるだけ体に負担をかけずに、アイスを楽しむルールを石原先生にアドバイスしてもらった。ポイントは大きく2つ。
【1】アイスを食べるのは就寝3時間前までに
「アイスには乳成分が多く含まれているものが多いので、消化されるまでに時間がかかります。アイスを食べる場合は、就寝3時間前までにしましょう」
デザートを食べたらすぐ寝る、という習慣のある人は改善しよう。
【2】温かい飲み物と一緒にアイスを食べる
「冷たいアイスだけを食べると、胃腸が冷やされて下痢を起こす可能性があります。そのため、アイスは温かい飲み物と一緒に食べることをおすすめします。