外出したくない、顔を洗うのも面倒……その異変「夏うつ」かも!?
特に夏場はさっぱりしたものばかり食べているとタンパク質が不足しがちです。タンパク質はセロトニンという、精神の安定を促す神経伝達物質の材料となる栄養素です。肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などタンパク質をしっかりととるように心がけることで、改善が見込めます」
また、糖分をとりすぎると、感情の不安定さが強くなるので注意が必要だそう。
「暑いからと冷たいジュースやアイスクリームなどをたくさん食べていると、食べた直後は気持ちが落ち着きますが、最終的には血糖値の変動の幅が大きくなり、気分を不安定にさせることにつながります」
【4】就寝前のスマホはやめる
「スマホ画面から出るブルーライトが網膜を通じて脳に刺激を与えて興奮状態にし、睡眠を妨げてしまいます。寝る前1~2時間はスマホやパソコンから離れるようにしましょう」
【5】我慢をしすぎない
「一般的にうつになる人は真面目で我慢をしてしまう傾向のある人が多いです。女性は責任感から仕事に加えて家事もきちんとこなそうとする人が多くいると思いますが、疲れやしんどさを感じたら、きちんと休息をとって体調を整えることを優先しましょう」
■ホルモンバランスが乱れる更年期世代は注意
季節の変化による体への影響を完全に防ぐことは難しいが、さらに更年期世代になると、ホルモンバランスの乱れもあり、身体の不調に関連してメンタルの不調を招くといったリスクも増える。