3食中「1食だけ」炭水化物を抜くべし!正しい糖質制限のやり方
しかし、そもそもなぜ糖質を過剰に摂取すると太るのでしょうか?
糖質は、人間の体内に入るとブドウ糖に変化します。その後、小腸で吸収されて血管に移り、血糖値が上昇。
すると血糖値を下げるインスリンというホルモンが分泌されるのだそうです。インスリンはブドウ糖を細胞内に送ってエネルギーとして使用させる一方、充分なブドウ糖を中性脂肪に変え、必要以上の中性脂肪を脂肪細胞に変える働きもあるのだとか。
そのため、糖質を過剰に摂取してしまうと脂肪が増え、太りやすくなるということ。
つまり食事で中性脂肪を増やさないためには、白米やパンなどの糖質、スイーツなどの糖分が多く含まれるものを食べ過ぎないことが重要だというのです。
■3食中「1食」炭水化物を抜こう
だとすれば気になるのは、どのように糖質を制限すればいいのかということ。
糖質の摂りすぎが脂肪の増える要因になるとはいえ、炭水化物を一切食べないなど、糖質の減らしすぎは体に悪く危険だといいます。
つまり正しい糖質制限とは、過剰摂取している糖質量を是正すること。
では、1日にどのくらいの糖質を摂取するとよいのでしょうか?
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2015年版」