30分泳いでも消費カロリーは250kcal!ダイエットの真実
なぜなら、運動の強度が低ければ、そのぶん運動量は減ってしまうから。効果を出すためには、運動時間を長く取る日強があるということです。
また、体脂肪が燃えやすいといわれる有酸素運動でさえ、消費するカロリーの約半分は糖質なのだとか。
ランニング30分で200キロカロリーを消費するうち、脂肪は100キロカロリーしか消費されないわけです。いわば有酸素運動は、ダイエッターにとってかなり時間効率が悪いということ。
■痩せたいなら食事コントロールが大切
ちなみに運動した直後に体重を計ったら2キロ痩せていたりして、うれしくなることがあります。
が、それは水分量の変化であり、体脂肪が2キログラム燃焼されたわけではないのだといいます。
だからこそ、そんな現実を踏まえたうえで著者は、体の痩せるメカニズムを考えると、食事のコントロール以上に効率的なダイエット方法はないと主張しているのです。
「食事のコントロールに、必要なぶんの運動を足す」という考え方こそが適切だということ。
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フィットネストレーナー、ピラティス指導者、整体師、美容矯正師として活躍する著者は、ファッションモデルや女優などの著名人に対してもボディメイクやダイエットを指導していることで有名。