30分泳いでも消費カロリーは250kcal!ダイエットの真実
という情報を得ると、水泳に変えるというようなことです。
でもクロールで30分泳ぎ続けたところで、消費できるのは約250キロカロリー。ほとんど変わらないのです。
にもかかわらず、水泳をすると、ランニングとは比較にならないほどおなかがすくもの。これは、運動強度が上がり、カロリー消費が増えたぶん、食への欲求が増してしまうからなのだそうです。
その結果、食べれば食べるほど、食べたいという欲求はさらに大きくなることに。運動が、痩せるために抑えている食への欲求を、つらい方向に導いてしまうという悪循環です。
■有酸素運動は「時間効率が悪すぎる」
ところで脂肪燃焼のための運動といえば、酸素を利用して体内のエネルギーを消費する「有酸素運動」が有名です。
この運動は、長い時間をかけて行うことのできる強度の低い運動であればあるほど、酸素を使う効率(有酸素性)が高まるのだそうです。
たとえばウォーキングとランニングでは、ウォーキングのほうが運動強度が低く長い時間行えるので、有酸素性の高い運動となるわけです。
しかし、だからといって、ランニングよりウォーキングのほうがダイエットに適しているというわけでもなさそうです。