加齢とともに出現する「老人性イボ」はなぜできる?できやすい体質はある?予防法は?【医師解説】
イボの色はさまざまで、皮膚と同じような色のものから黒っぽい茶色のものまであります。大きさや盛り上がりの程度もまばらで、表面はざらついています。
「イボの色が違うのは色素沈着の量です。人の肌の色と一緒で、個々で色は違って黒っぽくなる人もいれば白っぽくなる人もいます。
基本的には良性の腫瘍なので、イボの色によって状態が良い悪いということはありません」(窪田先生)
老人性イボの原因は?
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加齢以外にも要因はある
老人性イボができる原因は
・加齢
・紫外線
・遺伝
の3つといわれています。
「老人性イボは顔や頭にできることが多いです。新陳代謝の問題などもありますが、顔や頭は日光が当たる場所なので、紫外線が大きく影響しています。腕も紫外線を浴びる場所なので、老人性イボができたりします。
もちろん、遺伝的にイボができやすいという人もいます。ただ、こういう体質の人はイボができやすい! というのはなく、誰しもが老人性イボができる可能性があります。
簡単に言えばシミなどと同じ感じです。加齢とともに出てくるし、紫外線などの影響もあるということです。
30〜40歳くらいになると出現し始めますが、80歳以上になるとほぼ全員にイボができます。