2020年8月24日 23:00
顔にできるシミは主に4種類!できた時期や出現場所でシミのタイプを確認
顔にできて目立つシミは主に4タイプ!
シミが顔にできて、目立つものは主に4つあります。前の章で①~④の選んだ数字が多かったものが該当する数字のシミの可能性があります。それぞれのシミの特徴や治療について説明するので、確認してみてください。
①が多かった場合→老人性色素斑(日光性黒子)
②が多かった場合→肝斑
③が多かった場合→炎症性色素沈着
④が多かった場合→そばかす
老人性色素斑は太陽を浴びることでできるシミ
老人性色素斑は太陽を浴びることでできるシミのため、別名日光性黒子(にっこうせいこくし)と呼ばれます。数mm~数cmと大きさがさまざまな褐色から黒色の色素斑が、太陽を浴びることが多い顔や腕、手などに出現します。年齢を経るにつれできる頻度が増え、60歳以降では、ほぼ必ずといっていいほど出現します。なかには20代ごろから見られる人もいます。
治療には、トラネキサム酸を内服したり、ハイドロキノン配合の軟膏を塗布、レーザーでシミの部分を除去するなどの方法があります。
肝斑は顔にできる左右対称の淡褐色のシミ
両頬や額、下あご、上口唇(鼻の下)辺りにできる、左右対称の淡褐色のシミです。